JP2002239486A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2002239486A
JP2002239486A JP2001042881A JP2001042881A JP2002239486A JP 2002239486 A JP2002239486 A JP 2002239486A JP 2001042881 A JP2001042881 A JP 2001042881A JP 2001042881 A JP2001042881 A JP 2001042881A JP 2002239486 A JP2002239486 A JP 2002239486A
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cart
shaft
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Fumio Udono
文雄 鵜殿
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UDONO IKI KK
UDONO Ltd
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UDONO IKI KK
UDONO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄水噴射のムラをなくして洗浄力を向上さ
せる。 【解決手段】 チャンバ11の内壁に所定間隔で配置さ
れ多数の噴射ノズル131aを有する洗浄パイプ131
が配置されている。チャンバ11に搬入搬出可能なカー
ト2に、被洗浄物(マットレス4)を保持する所要数の
被洗浄物保持空間Sが所定間隔で設けられ、この被洗浄
物保持空間Sに所要数のブラシ24が配置されている。
ブラシ24の回転軸241は中空であると共に所要数の
給水口241bが設けられ、回転軸241の中空部が洗
浄水供給手段と接続可能となっている。ブラシ24はモ
ータ251によって回転しながら、往復動アクチュエー
タ254,255によって、被洗浄物保持空間Sに沿っ
て往復移動するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の医療施設
で使用される使用される手術台、診察台、ベッドのマッ
トレス等を洗浄するための洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等の医療施設において、患者
が使用したベッドを洗浄滅菌する装置としては、例えば
実用新案登録第3041945号に開示された医療用洗
浄消毒乾燥装置がある。
【0003】この装置は、例えば患者が使用したベッド
のマットレスを洗浄する場合、まずマットレスを専用の
カートに載せ、洗浄室内にカートごと搬入し、洗浄室の
扉を密閉する。洗浄室の室壁と、カートに立設した仕切
パイプには、洗浄水を噴射する多数の噴射口が設けられ
ている。洗浄室内では、その室壁を加熱すると共に、前
記噴射口から高温・高圧の洗浄水をマットレスへ噴射す
ることによって洗浄し、次に、洗浄室内を真空引きした
後で前記噴射口から高温の蒸気を噴射させる工程を複数
回繰り返すことによるマットレスの滅菌を行う。その後
は洗浄室内に温風を噴射することによって、マットレス
を乾燥させた後、カートと共に洗浄室外へ搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置によれ
ば、噴射口と対向している部分の表面はある程度の洗浄
力が得られるが、噴射口と対向していない部分の表面で
は、噴射による洗浄力が弱いため、洗い残しや洗浄のム
ラが発生しやすいという問題がある。
【0005】本発明は、上述のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その技術的課題とするところは、洗浄水噴
射のムラをなくして洗浄力を向上させ、確実な洗浄を行
うことの可能な洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
請求項1の発明に係る洗浄装置は、扉によって開閉可能
な搬出入口を有するチャンバと、このチャンバの内壁に
所定間隔で配置され洗浄水供給手段に接続された所要数
の噴射口と、前記チャンバに搬入搬出可能なカートとを
備え、前記カートに、被洗浄物を保持する所要数の被洗
浄物保持部が所定間隔で設けられると共に、この被洗浄
物保持部の間に、駆動手段によって駆動されて前記被洗
浄物をブラッシングする所要数のブラシが配置されたも
のである。したがって、カートに載せた前記被洗浄物
に、噴射口から洗浄水を噴射しながらブラシによるブラ
ッシングを行うことができる。
【0007】請求項2の発明に係る洗浄装置は、請求項
1の構成において、ブラシが軸及びこの軸の周りに設け
られたブラシ本体からなり、前記軸が中空であると共に
所要数の給水孔が設けられ、前記軸の中空部がカートに
設けられた給水路を介して洗浄水供給手段と接続可能な
構成としたものである。したがって、ブラシはその軸か
ら洗浄水を噴出しながら被洗浄物のブラッシングを行う
ことができる。
【0008】請求項3の発明に係る洗浄装置は、請求項
1又は2の構成において、ブラシが軸及びこの軸の周り
に設けられたブラシ本体からなり、駆動手段が前記軸を
回転させる回転駆動装置を備えるものである。したがっ
て、ブラシは軸の周りに回転しながら被洗浄物のブラッ
シングを行うものである。
【0009】請求項4の発明に係る洗浄装置は、請求項
1乃至3のいずれかの構成において、駆動手段が、ブラ
シを被洗浄物保持部の間に沿って往復移動させる往復動
アクチュエータを備えるものである。したがって、ブラ
シは被洗浄物保持部の間に沿って往復移動しながら被洗
浄物のブラッシングを行うことができる。
【0010】請求項5の発明に係る洗浄装置は、扉によ
って開閉可能な搬出入口を有するチャンバと、このチャ
ンバの内壁に所定間隔で配置され洗浄水供給手段に接続
された所要数の噴射口と、前記チャンバに搬入搬出可能
なカートとを備え、前記カートに被洗浄物を保持する所
要数の被洗浄物保持部が所定間隔で設けられ、前記チャ
ンバに、各被洗浄物保持部の間を移動可能であって洗浄
水供給手段に接続されたノズル部材及びこのノズル部材
を前記各被洗浄物保持部の間に沿って移動させる駆動手
段が設けられたものである。したがって、ノズル部材の
移動により、洗浄水を被洗浄物の表面全域にまんべんな
く噴射することができる。
【0011】請求項6の発明に係る洗浄装置は、請求項
5の構成において、カートにノズル部材の移動を被洗浄
物保持部の間に沿って略鉛直方向を案内するガイド部材
が設けられ、駆動手段がノズル部材を昇降させるウイン
チからなるものである。したがってノズル部材をカート
に干渉することなく円滑に移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗浄装置の好
ましい第一の実施の形態を、図1乃至図4を参照しなが
ら説明する。図1はこの実施の形態における装置本体の
概略構成を示すフローシート、図2はこの実施の形態に
おけるカートの概略構成を示す平面図、図3は同じくカ
ートの概略構成を示す側面図、図4はこの実施の形態に
よる洗浄状況を示す説明図である。
【0013】図1に示される装置本体1は、滅菌洗浄室
1aを形成するチャンバ11と、このチャンバ11の外
周に設けられたジャケット12と、滅菌洗浄室1a内に
洗浄水又はリンス液を噴射する洗浄水供給装置13と、
滅菌洗浄室1a又はジャケット12に加熱水蒸気を供給
する給蒸装置14と、滅菌洗浄室1a内を乾燥した加熱
空気によって乾燥させる乾燥装置15と、滅菌洗浄室1
a内を真空引きする排気装置16と、エアコンプレッサ
17を備える。また、3は市水等の給水源である。
【0014】チャンバ11は、図4にも示されるように
ステンレス鋼等からなる角型の圧力容器であって、その
底壁には排水口11aが開設されており、水平方向(図
4における奥行き方向)の両端の搬入・搬出口が、水平
スライドドア111,112(図1参照)で開閉される
ようになっている。また、ジャケット12もステンレス
鋼等からなるものであって、チャンバ11における両端
(搬入・搬出口)の近傍を除く外周全体を包囲するよう
に設けられている。
【0015】洗浄水供給装置13は、チャンバ11の上
部及び側部の内壁に沿って略水平に配置された複数の洗
浄パイプ131と、洗浄水タンク132及びリンスタン
ク133と、洗浄水タンク132に洗剤を供給する洗剤
タンク134と、洗浄水タンク132内の洗浄水又はリ
ンスタンク133内のリンス液を洗浄パイプ131に供
給する洗浄ポンプ135と、チャンバ11の排水口11
aから排出される洗浄水又はリンス液を洗浄水タンク1
32又はリンスタンク133へ還流させるリターンポン
プ136とを備える。各洗浄パイプ131には、滅菌洗
浄室1a内を向いた多数の噴射ノズル131aが、長手
方向所定間隔で配設されている。
【0016】洗浄水タンク132及びリンスタンク13
3から洗浄ポンプ135へ延びる給水管P1,P2には
それぞれ弁装置V1,V2が設けられ、リターンポンプ
136による洗浄水タンク132及びリンスタンク13
3への還流配管P3,P4にはそれぞれ弁装置V3,V
4が設けられ、給水源3から洗浄水タンク132及びリ
ンスタンク133へ延びる給水管P5,P6にはそれぞ
れ弁装置V5,V6が設けられ、エアコンプレッサ17
から洗浄パイプ131側への給気管P7には弁装置V7
が設けられ、洗剤タンク134から洗浄水タンク132
への洗剤供給管P8には弁装置V8が設けられている。
また、これらの配管には、図示されていないチェックバ
ルブ等が適切に配置され、洗浄水タンク132及びリン
スタンク133には、図示されていないレベルセンサが
設けられている。
【0017】すなわち、この洗浄水供給装置13によれ
ば、洗浄水タンク132又はリンスタンク133から洗
浄ポンプ135によって洗浄パイプ131に送られた洗
浄水又はリンス液は、エアコンプレッサ17から給気管
P7及び弁装置V7を介して供給される圧縮空気によっ
て、噴射ノズル131aから滅菌洗浄室1a内へシャワ
ー状に噴射されるようになっている。また、洗浄パイプ
131は、エアシリンダ137,138によって、長手
方向と直交する方向への往復移動と軸心を中心とする所
定角度範囲での回動が可能であり、噴射ノズル131a
は、これに対応した往復移動及び首振り動作を行うよう
になっている。
【0018】また、チャンバ11内に配置された複数の
洗浄パイプ131のうち一部には、管継手131bが設
けられている。この管継手131bは、後述するカート
2のブラシ24へ洗浄水又はリンス液を供給するための
ものである。
【0019】給蒸装置14としては、例えば既設又は専
用のボイラが使用される。この給蒸装置14に接続され
る給蒸管P9の下流側の端部はチャンバ11内の滅菌洗
浄室1aに開口し、給蒸管P9から分岐した給蒸管P1
0がジャケット12内に開口している。これらの給蒸管
P9,P10には、それぞれ弁装置V9,V10が設け
られている。また、ジャケット12からは、熱交換によ
って降温した蒸気を排出する排蒸管P11が延び、この
排蒸管P11には弁装置V11及び蒸気トラップ(図示
省略)が設けられている。
【0020】洗浄水タンク132及びリンスタンク13
3の内部には、それぞれ蛇管132a,133aが設け
られており、この蛇管132a,133aの上流側の端
部は、給蒸管P9から分岐して延びる給蒸管P12,P
13に接続される一方、下流側の端部はチェックバルブ
CH1,CH2を介して排蒸管P14に合流・接続され
ている。給蒸管P12,P13にはそれぞれ弁装置V1
2,V13が設けられている。すなわち、洗浄水タンク
132内の洗浄水及びリンスタンク133内のリンス液
は、給蒸装置14から給蒸管P9,P12,P13を介
して蛇管132a,133aへ供給される高温蒸気との
熱交換によって、所要の温度に加熱されるようになって
いる。
【0021】乾燥装置15は、チャンバ11の天井面又
は側壁の一端近傍に開口された吸気口から延びる吸気管
P15と、チャンバ11の天井面又は側壁の他端近傍に
開口された吐気口から延びる吐気管P16との間に、弁
装置V14、コンデンサ151、ブロワ152及び加熱
器153を直列に接続したものである。
【0022】コンデンサ151の内部には、蛇管151
aが設けられており、この蛇管151aの上流側の端部
は、給水管P17及び弁装置V15を介して給水源3に
接続される一方、下流側の端部はチェックバルブCH3
を備える排水管P18に接続されている。すなわち、こ
のコンデンサ151は、吸気管P15を通じてブロワ1
52によりチャンバ11内の滅菌洗浄室1aから吸引し
た湿潤空気を、蛇管151a内を通る冷水との熱交換に
より冷却して水蒸気を凝結させ、分離除去するものであ
る。
【0023】加熱器153の内部には、蛇管153aが
設けられており、この蛇管153aの上流側の端部は、
給蒸管P9から分岐し弁装置V16を備える給蒸管P1
9に接続される一方、下流側の端部はチェックバルブC
H4を備える排蒸管P20に接続されている。すなわ
ち、この加熱器153は、コンデンサ151における除
湿過程で冷却されてブロワ152により送り込まれる乾
燥空気を、給蒸装置14から給蒸管P19を介して供給
されて蛇管153a内を通る加熱蒸気との熱交換によっ
て加熱し、乾燥した温風として吐気管P16からチャン
バ11内の滅菌洗浄室1aへ送り出すものである。
【0024】排気装置16は真空ポンプ161を備え
る。この真空ポンプ161は、チャンバ11の排水口1
1aから延びる排水管P21から分岐し弁装置V17等
を備える排気管P22に接続されている。一方、排水管
P21には弁装置V18が設けられている。
【0025】チャンバ11の搬入・搬出口を開閉するス
ライドドア111,112は、閉塞状態において、それ
ぞれチャンバ11の搬入・搬出口の縁に沿って配置され
たパッキン113,114と密接されるようになってい
る。また、このパッキン113,114は、エアコンプ
レッサ17から延びる給気管P7から分岐した給気管P
23から弁装置V19及びレギュレータ(図示省略)を介
して供給される圧縮空気で押し出されることによって、
スライドドア111,112の内側面外周部に強制的に
密接されるようになっており、確実なシールが図られて
いる。
【0026】図2乃至図4に示されるカート2は、下面
に自在キャスタ22を備える基台21上に、搬入・搬出
方向へ延びる複数の仕切柵23が幅方向所定間隔で立設
され、この仕切柵23によって、被洗浄物であるベッド
用マットレス4等を保持する複数の被洗浄物保持空間S
が画成された構成を有する。自在キャスタ22は、図示
されていないストッパによって、回転を規制することが
できる。
【0027】各仕切柵23には、駆動装置25によって
駆動される複数のブラシ24がそれぞれ配置されてい
る。各ブラシ24は、略鉛直な回転軸241及びこの回
転軸241の周りに設けられた合成繊維束等によるブラ
シ本体242からなり、それぞれ回転軸241の上下両
端を軸支する軸受241aが、各仕切柵23と対応して
配置されたスライダ243に取り付けられている。ま
た、各スライダ243は仕切柵23の延長方向へ水平移
動可能となっている。
【0028】各ブラシ24の回転軸241の一端又は両
端部には、それぞれ従動スプロケット244が設けられ
ている。各仕切柵23の延長方向に並んだ従動スプロケ
ット244,244間には、エンドレスチェーン245
が巻き掛けられている。一方、駆動装置25は、一つの
スライダ243に取り付けられたモータ251を備え、
このモータ251によって回転駆動される駆動軸252
が、エンドレスチェーン245と直交するように配置さ
れ、スライダ243上の軸受252a,252bによっ
て略水平に軸支されている。各エンドレスチェーン24
5は、これと対応して駆動軸252に設けられた複数の
駆動スプロケット253に、それぞれ噛合している。
【0029】また、駆動装置25は、カート2の基台2
1上に取り付けられた例えば空圧シリンダからなる一対
の往復動アクチュエータ254,255を備える。詳し
くは、往復動アクチュエータ254,255は前記基台
21における互いに幅方向反対側に位置しており、かつ
駆動ロッド254a,255aの突出方向も、互いに逆
向きとなっている。
【0030】一方の往復動アクチュエータ254におけ
る駆動ロッド254aの先端から延びる複数のワイヤ2
56が、複数のガイドローラ256aに案内されて、各
スライダ243の一端に繋着されており、他方の往復動
アクチュエータ255における駆動ロッド255aの先
端から延びる複数のワイヤ257が、複数のガイドロー
ラ257aに案内されて、各スライダ243の他端に繋
着されている。また、往復動アクチュエータ254,2
55の動作は、印加される駆動圧力の方向を切換える方
向切換弁(図示省略)によって、例えば一方の往復動ア
クチュエータ254がロッド254aを進出させると他
方の往復動アクチュエータ255がロッド255aを後
退させるというように、互いに逆方向となっている。
【0031】各ブラシ24の回転軸241及びスライダ
243は中空であって、回転軸241には多数の給水口
241bが適当な間隔で開設されている。回転軸241
の端部は、図示されていないロータリジョイント等を介
してスライダ243の中空部と連通しており、更に各ス
ライダ243の中空部は、カート2に設けられた給水管
247にフレキシブルチューブ246を介して接続さ
れ、更にこの給水管247の端部に設けられた管継手2
47aは、フレキシブルチューブ26を介して装置本体
1のチャンバ11内の管継手131bに接続可能となっ
ている。
【0032】なお、各ポンプ135,136,161や
ブロワ152、エアコンプレッサ17、各弁装置等の動
作は、図示されていない制御装置によって、シーケンス
制御されている。
【0033】以上の構成を備える洗浄装置によって、病
室等で患者が使用したベッド用マットレス4を洗浄する
場合は、まずマットレス4をカート2に載せる。カート
2には、仕切柵23によって複数の被洗浄物保持空間S
が画成されているので、マットレスの幅方向が上下方向
となるように立てて複数のベッド用マットレス4を載せ
ることができる。
【0034】次に、装置本体1におけるスライドドア1
11又は112を開き、ベッド用マットレス4を載せた
カート2をチャンバ11内(滅菌洗浄室1a)へ搬入
し、このカート2における管継手247aを、フレキシ
ブルチューブ26を介してチャンバ11内の管継手13
1bに接続すると共に、カート2の駆動装置25を、チ
ャンバ11内の電源接続部に水密状態で接続し、スライ
ドドア111又は112を密閉して、操作パネルの電源
スイッチをONにする。
【0035】なお、スライドドア111,112の開閉
は、図示されていないセンサによって検出され、スライ
ドドア111,112が完全に閉鎖されていないと、電
源スイッチをONにしても、装置は起動しないようにな
っている。また、装置が起動されると同時にドア開閉ス
イッチが遮断され、装置の運転中は、スライドドア11
1,112を開けることができないようになっている。
【0036】洗浄工程においては、まず弁装置V10,
V11が開かれることによって、給蒸装置14から10
0℃以上の高温の加熱蒸気がジャケット12内へ供給さ
れ、これによってチャンバ11の内壁が加熱される。次
に、弁装置V1,V3,V5が開かれると共に、洗浄水
供給装置13における洗浄ポンプ135及びリターンポ
ンプ136が駆動される。
【0037】このため、洗浄水タンク132から、洗剤
入りの洗浄水が給水管P1を介してチャンバ11内の洗
浄パイプ131に供給され、その噴射ノズル131aか
ら、カート2に載せたマットレス4へ向けてスプレー状
に噴射される。このとき、洗浄パイプ131は、エアシ
リンダ137,138によって、長手方向と直交する方
向へ往復移動されると共に、軸心を中心とする所定角度
範囲で回動されるため、噴射ノズル131aは、これに
対応した往復移動及び首振り動作を行い、マットレス4
へ向けて洗浄水をまんべんなく噴射する。
【0038】また、洗浄パイプ131に供給された洗浄
水の一部は、フレキシブルチューブ26を介して、カー
ト2に配設されたブラシ24の回転軸241の給水口2
41bから噴出するので、各マットレス4の対向面にも
洗浄水が噴射される。
【0039】一方、駆動装置25におけるモータ251
によって駆動軸252が回転すると、その回転は、駆動
スプロケット253からエンドレスチェーン245及び
従動スプロケット244を介してブラシ24の回転軸2
41に伝達される。このため、各ブラシ24は、回転軸
241の給水口241bから洗浄水を噴射しながら回転
し、ブラシ本体242がマットレス4の両面をブラッシ
ングする。
【0040】また、駆動装置25における往復動アクチ
ュエータ254,255は、一方の往復動アクチュエー
タ254がロッド254aを進出させると共に、他方の
往復動アクチュエータ255がロッド175aを後退さ
せる動作と、逆に、一方の往復動アクチュエータ254
がロッド254aを後退させると共に、他方の往復動ア
クチュエータ255がロッド255aを進出させる動作
とを、交互に繰り返すことによって、ブラシ24を支持
している各スライダ243が、ワイヤ256,257を
介して往復移動される。
【0041】すなわち、各ブラシ24は回転しながら仕
切柵23の延長方向へ往復移動することによって、洗浄
水を噴射しながらマットレス4の両面全体をブラッシン
グすることになる。このため、効率の良い洗浄が行わ
れ、重度の汚れも有効に洗い落とすことができる。
【0042】マットレス4の表面等から流れ落ちた洗浄
水は、チャンバ11の底壁に開口した排水口11aから
リターンポンプ136によって洗浄水タンク132に還
流され、再び洗浄パイプ131の噴射ノズル131a及
び各ブラシ24の回転軸241へ送られ、マットレス4
へ噴射されるというように、循環使用される。また、洗
浄水タンク132内の洗浄水は、給蒸装置14から蛇管
132aへ供給される高温蒸気によって加熱されてお
り、しかもチャンバ11内もジャケット12によって加
熱されているため、汚れと共に洗い落とされる病原性微
生物等を死滅させることができる。
【0043】なお、マットレス4が耐熱性に優れたもの
である場合は、洗浄水の温度を例えば105℃程度と
し、マットレス4が耐熱性の低いものである場合は、洗
浄水の温度を例えば75℃程度とする。
【0044】次に、予め設定された所定の洗浄時間が経
過したら、洗い落とされた汚れの成分を含む洗浄水を、
弁装置V18を開くことによって排出し、すすぎ工程に
移行する。すすぎ工程においては、弁装置V2,V4,
V6が開かれると共に、洗浄ポンプ135及びリターン
ポンプ136が駆動される。このため、給水源3からい
ったんリンスタンク133に貯留されたすすぎ水が、給
水管P1を介してチャンバ11内の洗浄パイプ131及
びブラシ24の回転軸241に供給され、各マットレス
4に向けて噴射されると共に、ブラシ24が上述したの
と同様のブラッシング動作を行う。
【0045】チャンバ11内を落下した洗浄水及び汚れ
の成分を含むすすぎ水は、排水口11aからリターンポ
ンプ136によってリンスタンク133に還流される
が、給水源3からリンスタンク133への給水が継続し
て行われているので、循環過程において、リンスタンク
133に設けられた図示されていないオーバーフロー管
からオーバーフローする。このため、循環するすすぎ水
に含まれる洗浄水等の成分が次第に減少していく。そし
て、所定のすすぎ時間が経過したら、すすぎ水を、弁装
置V18を開くことによって排出する。
【0046】また、マットレス4の蒸気滅菌を行う場合
は、まず予め弁装置V10,V11を開いて、給蒸装置
14から100℃以上の高温の加熱蒸気をジャケット1
2内へ供給し、これによってチャンバ11の内壁を加熱
する。そして、真空ポンプ161で滅菌洗浄室1a内の
空気を強制排気してから、弁装置V9を開いて、前記給
蒸装置14からの100℃以上の高温蒸気を滅菌洗浄室
1a内へ噴射するといった工程を数回繰り返す。このよ
うにすることにより、高温蒸気がマットレス4の内部ま
で浸透するので、信頼性の高い滅菌を行うことができ
る。
【0047】乾燥工程では、乾燥装置15が運転され
る。すなわち、弁装置V14の開放及びブロワ152の
駆動によって、チャンバ11の滅菌洗浄室1a内の湿潤
空気が吸気管P15を通じて吸引され、その過程でコン
デンサ151によって除湿され、この除湿によって低温
乾燥状態となった空気は、ブロワ152から吐出されて
から、加熱器153で加熱され、乾燥した温風として吐
気管P16から滅菌洗浄室1aへ送り出される。これに
よってマットレス4の乾燥が行われる。
【0048】また、乾燥装置15による温風乾燥方式の
ほか、真空乾燥方式も採用することができる。この場合
は、真空ポンプ161で滅菌洗浄室1a内の空気を強制
排気して、飽和水蒸気圧を低下させることによって、マ
ットレス4からの水の蒸発を促すものである。
【0049】マットレス4が完全に乾燥するのに必要な
時間が経過して、乾燥工程が終了したら、スライドドア
111又は112を開いて、マットレス4を乗せたカー
ト2をチャンバ11から搬出する。
【0050】次に、本発明に係る洗浄装置の好ましい第
二の実施の形態を、図5乃至図7を参照しながら説明す
る。図5はこの実施の形態による洗浄状況を示す正面
図、図6はこの実施の形態による洗浄状況を示す平面
図、図7は要部斜視図である。
【0051】この第二の実施の形態においては、カート
2は、下面に自在キャスタ22を備える基台21上に、
搬入・搬出方向へ延びる複数の仕切柵23が幅方向所定
間隔で立設され、この仕切柵23によって、被洗浄物で
あるベッド用マットレス4等を保持する複数の被洗浄物
保持空間S1が画成された構成を備えている。また、仕
切柵23内には、被洗浄物保持空間S1に立てて保持さ
れる各マットレス4,4間に所要のノズル昇降空間S2
が形成されている。
【0052】一方、装置本体1は、基本的には図1と同
様の構成を備えるものである。そして、そのチャンバ1
1内には、ノズルユニット18が配置されており、ウイ
ンチ19によって昇降可能に吊支されている。
【0053】ノズルユニット18は、カート2の各ノズ
ル昇降空間S2に対応する間隔で水平かつ互いに平行に
配置された複数の洗浄パイプ181と、これらの洗浄パ
イプ181をスノコ状に連結する中空の連結パイプ18
2とを備える。各洗浄パイプ181には、水平方向を向
いた多数の噴射ノズル181aが設けられている。ま
た、一方の連結パイプ182には管継手183が設けら
れ、この管継手183はフレキシブルチューブ184を
介して装置本体1のチャンバ11内の管継手131bに
接続可能となっている。
【0054】ウインチ19は、チャンバ11の天板部に
軸受192を介して水平に軸支された回転軸191と、
この回転軸191にノズルユニット18における各連結
パイプ182と対応する間隔で設けられた一対のドラム
193と、回転軸191を正逆回転させるモータ194
とを備え、ノズルユニット18は、各連結パイプ182
の長手方向中間部が、それぞれ前記ドラム193に巻回
されたワイヤ195を介して吊支されている。そして、
モータ194の正逆回転によって、ドラム193がワイ
ヤ195を巻き上げ又は巻き下げ、ノズルユニット18
が昇降するようになっている。
【0055】カート2には、鉛直方向に延びる一対の案
内棒からなるレール27が設けられる一方、ノズルユニ
ット18の各連結パイプ182には、案内棒間に進入可
能な被案内突起185が設けられている。また、レール
27の上端27aは、チャンバ11内でのカート2の停
車位置の誤差に拘らず、ドラム193の巻き下げ回転に
よりノズルユニット18が降下する過程で被案内突起1
85が確実にレール27の案内棒間に導かれるように、
開いた形状となっている。
【0056】以上の構成を備える第二の実施の形態の洗
浄装置によって、病室等のベッド用マットレス4を洗浄
する場合は、第一の実施の形態による場合と同様に、ま
ずマットレス4をカート2に載せる。カート2には、仕
切柵23によって複数の被洗浄物保持空間S1が画成さ
れているので、マットレスの幅方向が上下方向となるよ
うに立てて複数のベッド用マットレス4を載せることが
できる。
【0057】次に、図1に示される装置本体1のスライ
ドドア111又は112を開き、ベッド用マットレス4
を載せたカート2をチャンバ11内(滅菌洗浄室1a)
の所定位置へ搬入する。このとき、チャンバ11内のノ
ズルユニット18は、カート2及びこれに載せたマット
レス4と干渉しない高さに吊支されている。カート2の
搬入が終わったら、スライドドア111又は112を密
閉して、操作パネルの電源スイッチをONにする。
【0058】洗浄工程においては、先に説明したよう
に、まず給蒸装置14から100℃以上の高温蒸気がジ
ャケット12内へ供給され、これによってチャンバ11
の内壁が加熱される。次に、洗浄水タンク132から、
洗剤入りの洗浄水がチャンバ11内の洗浄パイプ131
に供給され、その噴射ノズル131aから、カート2に
載せたマットレス4へ向けてスプレー状に噴射される。
噴射ノズル131aは軸方向往復移動及び首振り動作を
行うので、マットレス4へ向けて洗浄水をまんべんなく
噴射する。また、洗浄パイプ131に供給された洗浄水
の一部は、フレキシブルチューブ184を介して、ノズ
ルユニット18における連結パイプ182から各洗浄パ
イプ181に供給され、その噴射ノズル181aからも
噴出する。
【0059】ノズルユニット18は、ウインチ19のモ
ータ194が駆動してドラム193が巻き下げ回転する
ことによりゆっくりと降下する。そしてその過程で、ノ
ズルユニット18の被案内突起185がカート2に設け
られたレール27の一対の案内棒間へ進入することによ
って、ノズルユニット18の各洗浄パイプ181が、カ
ート2の各仕切柵23内のノズル昇降空間S2へ進入す
る。
【0060】このため、ノズルユニット18は、モータ
194の正逆回転によって、各洗浄パイプ181がノズ
ル昇降空間S2をゆっくり昇降しながら、噴射ノズル1
81aから洗浄水を噴射する。したがって、各マットレ
ス4の対向面にも洗浄水がまんべんなく噴射される。こ
のため、効率の良い洗浄が行われ、重度の汚れも有効に
洗い落とし、また、加熱した洗浄水を用いることによっ
て、病原性微生物等を死滅させることができる。
【0061】すすぎ工程の場合も同様であり、すなわち
すすぎ工程においては、リンスタンク133のすすぎ水
が、各マットレス4へ向けて噴射されると共に、ノズル
ユニット18の各洗浄パイプ181がノズル昇降空間S
2をゆっくり昇降しながら、噴射ノズル181aからす
すぎ水を噴射することによって、すすぎが行われる。
【0062】なお、洗浄工程及びすすぎ工程において
は、洗浄水あるいはすすぎ水は、第一の実施の形態で説
明したように循環使用される。また、マットレス4の蒸
気滅菌や乾燥工程も、第一の実施の形態と同様に行われ
る。
【0063】マットレス4が完全に乾燥するのに必要な
時間が経過して、乾燥工程が終了したら、スライドドア
111又は112を開いて、マットレス4を乗せたカー
ト2をチャンバ11から搬出する。なお、このとき、チ
ャンバ11内のノズルユニット18は、カート2及びこ
れに載せたマットレス4と干渉しない高さまで上昇して
いる。
【0064】なお、図5及び図7においては、ノズルユ
ニット18は、連結パイプ182の中間部分で吊支され
ているが、例えばノズルユニット18の四隅を吊支する
など、他の吊支形態を採用することもできる。
【0065】また、ウインチ19を例えば空圧等による
往復動アクチュエータによって水平移動可能とすること
によって、ノズルユニット18を、昇降移動及び水平移
動可能とすれば、マットレス4表面への一層均一な洗浄
水及びすすぎ水の供給が可能となる。
【0066】上述した各実施の形態においては、搬入・
搬出口をチャンバ11の両端に設けたが、チャンバ11
の一端にのみ設けたものであっても良い。また、これを
開閉する扉も、水平スライドドアに限らず、例えばスイ
ングドアなどを採用することもできる。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明に係る洗浄装置によれ
ば、カートの被洗浄物保持部に載せた被洗浄物に、チャ
ンバに設けた噴射口から洗浄水を噴射しながら、カート
に設けたブラシによってブラッシングを行うため、洗浄
水の噴射だけでは落ちにくい重度の汚れも、有効に洗い
落とすことができる。
【0068】請求項2の発明に係る洗浄装置によれば、
カートに設けたブラシが、その軸から洗浄水を噴出しな
がら被洗浄物のブラッシングを行うものであるため、カ
ート上の各被洗浄物の対向面にも洗浄水が確実に供給さ
れて、効率の良い洗浄を行うことができる。
【0069】請求項3の発明に係る洗浄装置によれば、
ブラシは軸の周りに回転しながら被洗浄物のブラッシン
グを行うものであるため、効率の良いブラッシングを行
うことができる。
【0070】請求項4の発明に係る洗浄装置によれば、
ブラシは被洗浄物保持部に沿って往復移動しながら被洗
浄物のブラッシングを行うものであるため、被洗浄物の
両面全域をまんべんなくブラッシングすることができ
る。
【0071】請求項5の発明に係る洗浄装置によれば、
チャンバ内に、カートの被洗浄物保持部に載せた各被洗
浄物保持部の間に沿って移動するノズル部材を備えるた
め、被洗浄物に、チャンバに設けた噴射口から洗浄水を
噴射すると共に、ノズル部材の移動により、洗浄水を被
洗浄物の互いの対向面にもまんべんなく噴射して、効率
の良い洗浄を行うことができる。
【0072】請求項6の発明に係る洗浄装置によれば、
ノズル部材の移動をガイドすることによって、カートと
干渉することなく円滑に移動させることができるので、
各被洗浄物を損傷させたりすることなく、確実な洗浄を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の第一の実施の形態にお
ける装置本体の概略構成を示すフローシートである。
【図2】上記第一の実施の形態におけるカートの概略構
成を示す平面図である。
【図3】上記第一の実施の形態におけるカートの概略構
成を示す側面図である。
【図4】上記第一の実施の形態による洗浄状況を示す説
明図である。
【図5】本発明に係る洗浄装置の第二の実施の形態によ
る洗浄状況を示す正面図である。
【図6】上記第二の実施の形態による洗浄状況を示す平
面図である。
【図7】上記第二の実施の形態の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 11 チャンバ 111,112 水平スライドドア(扉) 12 ジャケット 13 洗浄水供給装置 131,181 洗浄パイプ 131a,181a 噴射ノズル(噴射口) 18 ノズルユニット(ノズル部材) 19 ウインチ 2 カート 23 仕切柵 24 ブラシ 241 回転軸(軸) 241b 給水口 242 ブラシ本体 25 駆動装置(駆動手段) 251 モータ(回転駆動装置) 254,255 往復動アクチュエータ 27 レール(ガイド部材) 3 洗浄水供給源 4 マットレス(被洗浄物) S,S1 被洗浄物保持空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA46 AB03 AB42 BA02 BA13 BB22 BB43 BB44 BB82 CC01 CC03 CD22 3B201 AA46 AB03 AB42 BA02 BA13 BB22 BB43 BB44 BB82 BB92 BB94 CB25 CC01 CC12 CD22 CD33 4C058 AA12 AA14 AA15 BB03 CC04 CC06 JJ24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉によって開閉可能な搬出入口を有する
    チャンバと、 このチャンバの内壁に所定間隔で配置され洗浄水供給手
    段に接続された所要数の噴射口と、 前記チャンバに搬入搬出可能なカートとを備え、 前記カートに、被洗浄物を保持する所要数の被洗浄物保
    持部が所定間隔で設けられると共に、この被洗浄物保持
    部の間に、駆動手段によって駆動されて前記被洗浄物を
    ブラッシングする所要数のブラシが配置されたことを特
    徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 ブラシが軸及びこの軸の周りに設けられ
    たブラシ本体からなり、 前記軸が中空であると共に所要数の給水孔が設けられ、 前記軸の中空部がカートに設けられた給水路を介して洗
    浄水供給手段と接続可能であることを特徴とする請求項
    1に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 ブラシが軸及びこの軸の周りに設けられ
    たブラシ本体からなり、 駆動手段が前記軸を回転させる回転駆動装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 駆動手段が、ブラシを被洗浄物保持部の
    間に沿って往復移動させる往復動アクチュエータを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 扉によって開閉可能な搬出入口を有する
    チャンバと、 このチャンバの内壁に所定間隔で配置され洗浄水供給手
    段に接続された所要数の噴射口と、 前記チャンバに搬入搬出可能なカートとを備え、 前記カートに被洗浄物を保持する所要数の被洗浄物保持
    部が所定間隔で設けられ、 前記チャンバに、 各被洗浄物保持部間を移動可能であって洗浄水供給手段
    に接続されたノズル部材及びこのノズル部材を前記各被
    洗浄物保持部の間に沿って移動させる駆動手段が設けら
    れたことを特徴とする洗浄装置。
  6. 【請求項6】 カートにノズル部材の移動を被洗浄物保
    持部の間に沿って略鉛直方向を案内するガイド部材が設
    けられ、 駆動手段がノズル部材を昇降させるウインチからなるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
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