JP2002238923A - 歯科サンドブラスト用ハンドピース - Google Patents
歯科サンドブラスト用ハンドピースInfo
- Publication number
- JP2002238923A JP2002238923A JP2001036459A JP2001036459A JP2002238923A JP 2002238923 A JP2002238923 A JP 2002238923A JP 2001036459 A JP2001036459 A JP 2001036459A JP 2001036459 A JP2001036459 A JP 2001036459A JP 2002238923 A JP2002238923 A JP 2002238923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe member
- cleaning liquid
- injection
- hole
- injection hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 title abstract 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 65
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 62
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 67
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 67
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 claims description 7
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 9
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 6
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M Sodium bicarbonate Chemical compound [Na+].OC([O-])=O UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 230000003631 expected effect Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 229910000030 sodium bicarbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000017557 sodium bicarbonate Nutrition 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C3/00—Dental tools or instruments
- A61C3/02—Tooth drilling or cutting instruments; Instruments acting like a sandblast machine
- A61C3/025—Instruments acting like a sandblast machine, e.g. for cleaning, polishing or cutting teeth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、ポータブルタイプとして構成
することが容易で、詰まりによる故障の生じにくい歯科
サンドブラスト用ハンドピースを提供すること。 【解決手段】 湾曲させた細管による噴射ノズルを廃し
たこと。同軸に配置した少なくとも2本のパイプ部材の
先端部を密閉し、先端部近傍の側壁に噴射孔を同軸に穿
孔し、内側の第1のパイプ部材に穿孔した第1の噴射孔
から研磨材を含む圧縮空気を、外側の第2のパイプ部材
に穿孔した第2の噴射孔より洗浄液を噴射させるように
なったハンドピースにおいて、第1の噴射孔の直径を
0.2mm以上、1.0mm以下とし、第2の噴射孔の
直径を第1の噴射孔の1.2倍以上、2.0倍以下と
し、第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部材の内側
との間隔を0.2mm以上、0.5mm以下とした。汚
物や研磨材などを含んだ洗浄液を外気と共に吸引するた
めの第3のパイプ部材を、第2のパイプ部材のさらに外
側に、同軸に配設し、先端部を密閉し、第1及び第2の
噴射孔の近傍に吸引孔を穿孔すればさらに好ましい。
することが容易で、詰まりによる故障の生じにくい歯科
サンドブラスト用ハンドピースを提供すること。 【解決手段】 湾曲させた細管による噴射ノズルを廃し
たこと。同軸に配置した少なくとも2本のパイプ部材の
先端部を密閉し、先端部近傍の側壁に噴射孔を同軸に穿
孔し、内側の第1のパイプ部材に穿孔した第1の噴射孔
から研磨材を含む圧縮空気を、外側の第2のパイプ部材
に穿孔した第2の噴射孔より洗浄液を噴射させるように
なったハンドピースにおいて、第1の噴射孔の直径を
0.2mm以上、1.0mm以下とし、第2の噴射孔の
直径を第1の噴射孔の1.2倍以上、2.0倍以下と
し、第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部材の内側
との間隔を0.2mm以上、0.5mm以下とした。汚
物や研磨材などを含んだ洗浄液を外気と共に吸引するた
めの第3のパイプ部材を、第2のパイプ部材のさらに外
側に、同軸に配設し、先端部を密閉し、第1及び第2の
噴射孔の近傍に吸引孔を穿孔すればさらに好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重曹粉末や植物種
子粉末のような研磨性粉体を洗浄液と共に歯牙や義歯に
吹き付けることにより歯牙や義歯を研磨又は洗浄するよ
うになった歯科サンドブラスト用ハンドピースに関す
る。本発明は、特に、構造が簡単であって、安価に製造
できると共に、取り扱いが容易で、故障を生じにくいハ
ンドピースに関する。
子粉末のような研磨性粉体を洗浄液と共に歯牙や義歯に
吹き付けることにより歯牙や義歯を研磨又は洗浄するよ
うになった歯科サンドブラスト用ハンドピースに関す
る。本発明は、特に、構造が簡単であって、安価に製造
できると共に、取り扱いが容易で、故障を生じにくいハ
ンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】流体を吹き付けて歯牙等を洗浄する方法
は、ブラシの先端がとどきにくいといったブラッシング
による洗浄方法の欠点を改善するものであり、操作が容
易であって、特に、障害等の原因により細かな操作が困
難な人や、寝たきり等の原因により歯科医院などに行く
ことが困難であった人の口腔衛生の向上に資するものと
期待されている。
は、ブラシの先端がとどきにくいといったブラッシング
による洗浄方法の欠点を改善するものであり、操作が容
易であって、特に、障害等の原因により細かな操作が困
難な人や、寝たきり等の原因により歯科医院などに行く
ことが困難であった人の口腔衛生の向上に資するものと
期待されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗浄
液のみを噴射させる装置は、比較的簡単な構造のハンド
ピースとすることができる利点があるが、洗浄力が十分
とはいえず、タバコのヤニや茶渋などの頑固な汚れを短
時間に除去することが困難であった。
液のみを噴射させる装置は、比較的簡単な構造のハンド
ピースとすることができる利点があるが、洗浄力が十分
とはいえず、タバコのヤニや茶渋などの頑固な汚れを短
時間に除去することが困難であった。
【0004】そこで、圧縮空気で加速させた研磨材を洗
浄液と共に噴射させる装置が市販されているが、装置が
複雑かつ高価であると共に、噴射ノズルに洗浄液により
スラリー状となった研磨材が詰まって噴射を継続するこ
とができない故障を生ずることがあって、その解消のた
めの操作が効率的な歯牙等の洗浄を妨げていた。
浄液と共に噴射させる装置が市販されているが、装置が
複雑かつ高価であると共に、噴射ノズルに洗浄液により
スラリー状となった研磨材が詰まって噴射を継続するこ
とができない故障を生ずることがあって、その解消のた
めの操作が効率的な歯牙等の洗浄を妨げていた。
【0005】本発明はかかる課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、小型・安価に構成するこ
とが容易であって、詰まりなどの故障を生ずることの少
ない、操作性のよい歯科サンドブラスト用ハンドピース
を提供することにある。
れたものであり、その目的は、小型・安価に構成するこ
とが容易であって、詰まりなどの故障を生ずることの少
ない、操作性のよい歯科サンドブラスト用ハンドピース
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のハンドピースは、同軸に配置した少なくとも2本のパ
イプ部材の先端部を密閉し、先端部近傍の側壁に噴射孔
を同軸に穿孔し、内側の第1のパイプ部材に穿孔した第
1の噴射孔から研磨材を含む圧縮空気を、外側の第2の
パイプ部材に穿孔した第2の噴射孔より洗浄液を噴射さ
せるようになったハンドピースであって、第1の噴射孔
の直径を0.2mm以上、1.0mm以下とし、第2の
噴射孔の直径を第1の噴射孔の1.2倍以上、2.0倍
以下とし、第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部材
の内側との間隔を0.2mm以上、0.5mm以下とし
たことを特徴とする。
のハンドピースは、同軸に配置した少なくとも2本のパ
イプ部材の先端部を密閉し、先端部近傍の側壁に噴射孔
を同軸に穿孔し、内側の第1のパイプ部材に穿孔した第
1の噴射孔から研磨材を含む圧縮空気を、外側の第2の
パイプ部材に穿孔した第2の噴射孔より洗浄液を噴射さ
せるようになったハンドピースであって、第1の噴射孔
の直径を0.2mm以上、1.0mm以下とし、第2の
噴射孔の直径を第1の噴射孔の1.2倍以上、2.0倍
以下とし、第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部材
の内側との間隔を0.2mm以上、0.5mm以下とし
たことを特徴とする。
【0007】このように構成したハンドピースを歯牙等
に向けて保持し、第1のパイプ部材に所定量の研磨材を
含む圧縮空気を供給すれば、第1の噴射孔は1.0mm
以下の細孔としたから、容量の小さなポータブルタイプ
のコンプレッサーを圧縮空気供給源としても十分な噴射
力を得ることができ、また目的の汚れ等に集中的に研磨
材を作用させることができるから複雑な形状である歯牙
等であっても効率的に洗浄することができる。ここにお
いて、噴射孔の直径を研磨材の直径の5倍以上とすれば
研磨材が直接詰まることは少ないが、通常供給される
0.4MPa程度の圧縮空気で十分な噴射力を生じさせ
るためには、噴射孔の直径は0.2mm以上としなくて
はならない。
に向けて保持し、第1のパイプ部材に所定量の研磨材を
含む圧縮空気を供給すれば、第1の噴射孔は1.0mm
以下の細孔としたから、容量の小さなポータブルタイプ
のコンプレッサーを圧縮空気供給源としても十分な噴射
力を得ることができ、また目的の汚れ等に集中的に研磨
材を作用させることができるから複雑な形状である歯牙
等であっても効率的に洗浄することができる。ここにお
いて、噴射孔の直径を研磨材の直径の5倍以上とすれば
研磨材が直接詰まることは少ないが、通常供給される
0.4MPa程度の圧縮空気で十分な噴射力を生じさせ
るためには、噴射孔の直径は0.2mm以上としなくて
はならない。
【0008】同時に、第1のパイプ部材の外側と第2の
パイプ部材の内側で構成される通路に洗浄液を供給すれ
ば、第2の噴射孔を第1の噴射孔と同軸に配置し、第2
の噴射孔の直径を第1の噴射孔の2.0倍以下としたか
ら、洗浄液が第1の噴射孔の近傍に供給され、圧縮空気
の噴射に巻き込まれて同時に噴射される。ここにおい
て、第2のパイプ部材の側壁が圧縮空気の噴射を妨げる
とすれば機能しないから、第2の噴射孔の直径は第1の
噴射孔の1.2倍以上でなくてはならない。
パイプ部材の内側で構成される通路に洗浄液を供給すれ
ば、第2の噴射孔を第1の噴射孔と同軸に配置し、第2
の噴射孔の直径を第1の噴射孔の2.0倍以下としたか
ら、洗浄液が第1の噴射孔の近傍に供給され、圧縮空気
の噴射に巻き込まれて同時に噴射される。ここにおい
て、第2のパイプ部材の側壁が圧縮空気の噴射を妨げる
とすれば機能しないから、第2の噴射孔の直径は第1の
噴射孔の1.2倍以上でなくてはならない。
【0009】第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部
材の内側との間隔は洗浄液の通路を形成するが、この通
路の間隔が大きければ多量の洗浄液が噴射される。洗浄
液は歯牙等に付着した研磨材や浮き上がった汚れなどを
洗い流してその再付着を防止すると共に、研磨材が大気
中に舞い上がって作業環境を汚染することを防止する機
能を発揮する。洗浄液がこのような機能を発揮するのに
必要な噴射量は微量であって、多量の洗浄液は無駄であ
ると共に、研磨材の洗浄力を低下させ、口腔内に溜まっ
て被洗浄者に不快感を与えるから、この通路の間隔は
0.5mm以下としなくてはならない。
材の内側との間隔は洗浄液の通路を形成するが、この通
路の間隔が大きければ多量の洗浄液が噴射される。洗浄
液は歯牙等に付着した研磨材や浮き上がった汚れなどを
洗い流してその再付着を防止すると共に、研磨材が大気
中に舞い上がって作業環境を汚染することを防止する機
能を発揮する。洗浄液がこのような機能を発揮するのに
必要な噴射量は微量であって、多量の洗浄液は無駄であ
ると共に、研磨材の洗浄力を低下させ、口腔内に溜まっ
て被洗浄者に不快感を与えるから、この通路の間隔は
0.5mm以下としなくてはならない。
【0010】また、洗浄液は通路壁面の付着性(ぬれ
性)により保持されるから、この通路の間隔を0.5m
m以下とすれば、噴射停止後に重力の影響により洗浄液
が漏れ出ることがなく、作業環境の汚染を防止できると
共に、漏れ出した洗浄液が第1の噴射孔から進入してス
ラリー状の研磨材を生じさせ、それが乾燥して詰まりを
生ずることも防ぐことができる。ここにおいて、通路の
間隔が狭すぎれば期待する効果を生じさせるために必要
な量の洗浄液を噴射させることが困難となり、洗浄液を
供給するために高圧な圧力源を必要とするとすれば介護
の現場などにおける使用に支障があるから、この通路の
間隔は0.2mm以上としなくてはならない。
性)により保持されるから、この通路の間隔を0.5m
m以下とすれば、噴射停止後に重力の影響により洗浄液
が漏れ出ることがなく、作業環境の汚染を防止できると
共に、漏れ出した洗浄液が第1の噴射孔から進入してス
ラリー状の研磨材を生じさせ、それが乾燥して詰まりを
生ずることも防ぐことができる。ここにおいて、通路の
間隔が狭すぎれば期待する効果を生じさせるために必要
な量の洗浄液を噴射させることが困難となり、洗浄液を
供給するために高圧な圧力源を必要とするとすれば介護
の現場などにおける使用に支障があるから、この通路の
間隔は0.2mm以上としなくてはならない。
【0011】また、第1のパイプ部材に研磨材を含まな
い圧縮空気を供給すれば、第1の噴射孔から圧縮空気の
みが噴射され、第2の噴射孔から供給される洗浄液がこ
れに巻き込まれて噴射され、歯牙等に付着した研磨材な
どを洗い流すことができる。
い圧縮空気を供給すれば、第1の噴射孔から圧縮空気の
みが噴射され、第2の噴射孔から供給される洗浄液がこ
れに巻き込まれて噴射され、歯牙等に付着した研磨材な
どを洗い流すことができる。
【0012】所定の洗浄を終了すれば、ハンドピースへ
の圧縮空気及び洗浄液の供給を停止すれば、圧縮空気及
び洗浄液の噴射は停止する。噴射停止後のハンドピース
先端は口腔内から跳ね返った洗浄液等により濡れている
場合が多い。従来のハンドピースにあっては、内径を
0.5mmから1mm程度とした数十mmの長さの細管
を湾曲させて噴射ノズルを形成したから、噴射孔付近の
液体が毛細管現象により噴射ノズル内に深く進入し、中
に残った研磨材をスラリー状にして、これが乾燥すると
圧縮空気の噴射力によっては除去できないほどに強固な
詰まりを生じることが多かった。このような場合には付
属の針金状部材を噴射ノズル内に通して詰まりを除去す
ることとなるが、この作業には時間がかかると共に、詰
まりを解消することができないために噴射ノズルを交換
しなくてはならない場合も多かった。
の圧縮空気及び洗浄液の供給を停止すれば、圧縮空気及
び洗浄液の噴射は停止する。噴射停止後のハンドピース
先端は口腔内から跳ね返った洗浄液等により濡れている
場合が多い。従来のハンドピースにあっては、内径を
0.5mmから1mm程度とした数十mmの長さの細管
を湾曲させて噴射ノズルを形成したから、噴射孔付近の
液体が毛細管現象により噴射ノズル内に深く進入し、中
に残った研磨材をスラリー状にして、これが乾燥すると
圧縮空気の噴射力によっては除去できないほどに強固な
詰まりを生じることが多かった。このような場合には付
属の針金状部材を噴射ノズル内に通して詰まりを除去す
ることとなるが、この作業には時間がかかると共に、詰
まりを解消することができないために噴射ノズルを交換
しなくてはならない場合も多かった。
【0013】本発明のハンドピースにあっては、十分な
噴射力を生じさせるために第1の噴射孔部分のみで通路
を絞って構成したから、絞った部分の距離はせいぜい第
1のパイプ部材の板厚である0.4mm程度であって、
構造的に詰まりを生じにくいと共に、仮に詰まりを生じ
たとしても、圧縮空気の噴射を開始すれば容易に解消さ
れて、噴射の継続や再開を妨げることがない。
噴射力を生じさせるために第1の噴射孔部分のみで通路
を絞って構成したから、絞った部分の距離はせいぜい第
1のパイプ部材の板厚である0.4mm程度であって、
構造的に詰まりを生じにくいと共に、仮に詰まりを生じ
たとしても、圧縮空気の噴射を開始すれば容易に解消さ
れて、噴射の継続や再開を妨げることがない。
【0014】さらに、ポータブルタイプの歯科サンドブ
ラスト装置として構成する場合には、汚物や研磨材など
を含んだ洗浄液を外気と共に吸引するようになった第3
のパイプ部材を、第2のパイプ部材のさらに外側に配設
し、第1及び第2の噴射孔の近傍に吸引孔を穿孔すれば
好適である。
ラスト装置として構成する場合には、汚物や研磨材など
を含んだ洗浄液を外気と共に吸引するようになった第3
のパイプ部材を、第2のパイプ部材のさらに外側に配設
し、第1及び第2の噴射孔の近傍に吸引孔を穿孔すれば
好適である。
【0015】噴射された研磨材や洗浄液の少なくない部
分は歯面等に衝突した後、噴射孔の方向に跳ね返ること
が実験により確認されている。噴射孔の近傍に吸引孔を
設けることにより、この跳ね返った洗浄液を効果的に回
収することができる。また、バキュームのホースをハン
ドピースとは別に操作する必要がないから、1人で歯牙
等の洗浄を行うことが容易となる。
分は歯面等に衝突した後、噴射孔の方向に跳ね返ること
が実験により確認されている。噴射孔の近傍に吸引孔を
設けることにより、この跳ね返った洗浄液を効果的に回
収することができる。また、バキュームのホースをハン
ドピースとは別に操作する必要がないから、1人で歯牙
等の洗浄を行うことが容易となる。
【0016】吸引孔の大きさは、設計的事項であるが、
5mmから20mm程度とすれば、ハンドピースを小型
にできると共に、十分に洗浄液を回収することができ
る。また、吸引孔に洗浄液を誘導するためのロート状の
部材を設けるとすれば、さらに回収効率を高められて好
適である。口腔内に溜まった洗浄液を除去することは重
要であるが、口腔内に洗浄液が溜まりにくくすること
は、洗浄を受ける人の苦痛を和らげる上でさらに重要で
ある。
5mmから20mm程度とすれば、ハンドピースを小型
にできると共に、十分に洗浄液を回収することができ
る。また、吸引孔に洗浄液を誘導するためのロート状の
部材を設けるとすれば、さらに回収効率を高められて好
適である。口腔内に溜まった洗浄液を除去することは重
要であるが、口腔内に洗浄液が溜まりにくくすること
は、洗浄を受ける人の苦痛を和らげる上でさらに重要で
ある。
【0017】また、先に説明したように、従来のハンド
ピースにあっては詰まりによる弊害を防止するために極
力噴射ノズルをぬらさないようにする必要があったか
ら、噴射孔部分に洗浄液等を集めることは極力避けなけ
ればならなかったが、本発明のハンドピースは構造的に
弊害を生ずるような詰まりを生じにくいから、噴射孔近
傍の最も効率の良い位置に吸引孔を配置することができ
るのである。またこの特徴により、噴射停止後に吸引を
継続し、吸引孔を口腔内に溜まった洗浄液等の内部に位
置させて残余の洗浄液等を吸引除去することも可能で、
別の補助的なバキュームを用意する必要がないから、ポ
ータブルタイプに構成することが容易である。
ピースにあっては詰まりによる弊害を防止するために極
力噴射ノズルをぬらさないようにする必要があったか
ら、噴射孔部分に洗浄液等を集めることは極力避けなけ
ればならなかったが、本発明のハンドピースは構造的に
弊害を生ずるような詰まりを生じにくいから、噴射孔近
傍の最も効率の良い位置に吸引孔を配置することができ
るのである。またこの特徴により、噴射停止後に吸引を
継続し、吸引孔を口腔内に溜まった洗浄液等の内部に位
置させて残余の洗浄液等を吸引除去することも可能で、
別の補助的なバキュームを用意する必要がないから、ポ
ータブルタイプに構成することが容易である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1に、本発明のハンドピースの一例を示
す。ハンドピース本体1には、第1のパイプ部材2と、
第2のパイプ部材3と、第3のパイプ部材4を同軸に配
置し、先端部の開放部は円板5をロー付けして密閉す
る。板厚は全て0.4mm、材質は全てステンレス材で
あり、各パイプ部材の外径は第1のパイプ部材2が4m
m、第2のパイプ部材3が5.4mm、第3のパイプ部
材4が12mmである。
す。ハンドピース本体1には、第1のパイプ部材2と、
第2のパイプ部材3と、第3のパイプ部材4を同軸に配
置し、先端部の開放部は円板5をロー付けして密閉す
る。板厚は全て0.4mm、材質は全てステンレス材で
あり、各パイプ部材の外径は第1のパイプ部材2が4m
m、第2のパイプ部材3が5.4mm、第3のパイプ部
材4が12mmである。
【0020】また、第1のパイプ部材2には先端から8
mmの位置に直径0.6mmの第1の噴射孔6を、第2
のパイプ部材3には第1の噴射孔の中心を垂直に貫く直
線との交点を中心として直径0.9mmの第2の噴射孔
7を、第3のパイプ部材4には第1の噴射孔の中心を垂
直に貫く直線との交点を中心として直径8mmの吸引孔
8をそれぞれ穿孔する。中心が多少ずれることはかまわ
ないが、第1の噴射孔の機能が他のパイプ部材の壁面で
妨げられるようではハンドピースとして機能しない。ま
た、歯面等に衝突して跳ね返った洗浄液等は噴射孔の中
心付近に多く集まるから、吸引孔の中心も第1の噴射孔
の中心と一致させるのが好ましい。本実施例のハンドピ
ースでは各孔の中心位置を0.1mmの精度でけがい
た。
mmの位置に直径0.6mmの第1の噴射孔6を、第2
のパイプ部材3には第1の噴射孔の中心を垂直に貫く直
線との交点を中心として直径0.9mmの第2の噴射孔
7を、第3のパイプ部材4には第1の噴射孔の中心を垂
直に貫く直線との交点を中心として直径8mmの吸引孔
8をそれぞれ穿孔する。中心が多少ずれることはかまわ
ないが、第1の噴射孔の機能が他のパイプ部材の壁面で
妨げられるようではハンドピースとして機能しない。ま
た、歯面等に衝突して跳ね返った洗浄液等は噴射孔の中
心付近に多く集まるから、吸引孔の中心も第1の噴射孔
の中心と一致させるのが好ましい。本実施例のハンドピ
ースでは各孔の中心位置を0.1mmの精度でけがい
た。
【0021】また、先端部には取り外し可能に吸引補助
キャップ9を装着する。吸引補助キャップ9は軟質シリ
コン樹脂を一体整形して作成したもので、先端部が歯牙
などに当って不快感を生じさせることを防ぐと共に、吸
引孔8に臨む部分からロート状に広がった通路を形成し
て、回収すべき洗浄液等を吸引孔に導く働きをする。
キャップ9を装着する。吸引補助キャップ9は軟質シリ
コン樹脂を一体整形して作成したもので、先端部が歯牙
などに当って不快感を生じさせることを防ぐと共に、吸
引孔8に臨む部分からロート状に広がった通路を形成し
て、回収すべき洗浄液等を吸引孔に導く働きをする。
【0022】各パイプ部材は末端部に連結部10を形成
し、この連結部10により、使用する際には、第1のパ
イプ部材2は圧縮空気供給チューブ11、第2のパイプ
部材3は洗浄液供給チューブ12、第3のパイプ部材4
は吸引チューブ13に連結する。また、第3のパイプ部
材4の外側には樹脂で成したグリップ14を装着して滑
りを防ぎ、操作をする人のストレスを軽減する。
し、この連結部10により、使用する際には、第1のパ
イプ部材2は圧縮空気供給チューブ11、第2のパイプ
部材3は洗浄液供給チューブ12、第3のパイプ部材4
は吸引チューブ13に連結する。また、第3のパイプ部
材4の外側には樹脂で成したグリップ14を装着して滑
りを防ぎ、操作をする人のストレスを軽減する。
【0023】以上のように構成したハンドピースの連結
部10に、本体装置から延設した圧縮空気供給チューブ
11、洗浄液供給チューブ12、吸引チューブ13をそ
れぞれつなぎ、グリップ14を握ってハンドピース本体
を歯牙等の被洗浄部に向けて保持し、本体装置を作動さ
せれば、圧縮空気により加速された研磨材が第1の噴射
孔6から噴射され、この噴射に巻き込まれて洗浄液供給
パイプ12から供給される洗浄液が同時に噴射される。
また、吸引チューブ13によりもたらされる吸引力によ
り、吸引孔8近傍には外部から第3のパイプ部材4を介
して本体装置の汚物タンクにいたる空気の流れを生る。
この空気の流れにより、補助吸引キャップ9のロート状
の通路内に跳ね返った洗浄液等は効率的に汚物タンクに
集められる。
部10に、本体装置から延設した圧縮空気供給チューブ
11、洗浄液供給チューブ12、吸引チューブ13をそ
れぞれつなぎ、グリップ14を握ってハンドピース本体
を歯牙等の被洗浄部に向けて保持し、本体装置を作動さ
せれば、圧縮空気により加速された研磨材が第1の噴射
孔6から噴射され、この噴射に巻き込まれて洗浄液供給
パイプ12から供給される洗浄液が同時に噴射される。
また、吸引チューブ13によりもたらされる吸引力によ
り、吸引孔8近傍には外部から第3のパイプ部材4を介
して本体装置の汚物タンクにいたる空気の流れを生る。
この空気の流れにより、補助吸引キャップ9のロート状
の通路内に跳ね返った洗浄液等は効率的に汚物タンクに
集められる。
【0024】所定の洗浄を終了すれば、本体装置を操作
して研磨材の供給を停止すれば、圧縮空気の噴射力によ
り洗浄液のみが噴射され、歯牙等に付着した研磨材等の
残余を洗い流すこともできる。全ての洗浄を終了したな
らば圧縮空気及び洗浄液の供給を停止すれば、洗浄液の
噴射が停止する。口腔内に洗浄液等が溜まっていれば、
その中に吸引孔8を差し入れて、溜まった洗浄液等を除
去することもできる。噴射孔の直径を十分に小さく形成
したことにより、回収する洗浄液等が第1のパイプ2及
び第2のパイプ3の内部に進入することはなく、圧縮空
気の噴射を停止した場合にあっても、洗浄液等は効率よ
く汚物タンクに回収される。全ての作業を終了すれば、
本体装置を操作して、バキュームを停止する。
して研磨材の供給を停止すれば、圧縮空気の噴射力によ
り洗浄液のみが噴射され、歯牙等に付着した研磨材等の
残余を洗い流すこともできる。全ての洗浄を終了したな
らば圧縮空気及び洗浄液の供給を停止すれば、洗浄液の
噴射が停止する。口腔内に洗浄液等が溜まっていれば、
その中に吸引孔8を差し入れて、溜まった洗浄液等を除
去することもできる。噴射孔の直径を十分に小さく形成
したことにより、回収する洗浄液等が第1のパイプ2及
び第2のパイプ3の内部に進入することはなく、圧縮空
気の噴射を停止した場合にあっても、洗浄液等は効率よ
く汚物タンクに回収される。全ての作業を終了すれば、
本体装置を操作して、バキュームを停止する。
【0025】図2に、本発明のハンドピースを良好に使
用するための本体装置の一例を示す。本体装置には0.
5MPaの圧縮空気を発生させるコンプレッサー20と
−560mHgの負圧を発生させる真空ポンプ21を備
え、図では省略した汎用的な電気回路により駆動する。
コンプレッサー20で発生させた圧縮空気は、メインバ
ルブ22を介して分岐させ、一方は洗浄液搬送圧力調節
用減圧弁23により0.2MPa程度の所定圧力に減圧
され、洗浄液タンク24内に放出され、洗浄液タンク2
4内の洗浄液を加圧する。加圧された洗浄液は、洗浄液
供給チューブ接続部25に連結した洗浄液供給チューブ
によりハンドピースに供給させる。他方は噴射圧力調節
用減圧弁26により0.4MPa程度の所定圧力に減圧
されて機能選択バルブ27にいたる。機能選択バルブ2
7により「研磨材」を選択した場合、圧縮空気はフィル
ター28を経て研磨材タンク29内に放出され、巻き上
げられた研磨材を含む圧縮空気は圧縮空気供給チューブ
接続部30に連結した圧縮空気供給チューブによりハン
ドピースに供給される。機能選択バルブ27により「洗
浄液」を選択した場合、圧縮空気はフィルター31を経
て研磨材タンク29を迂回して圧縮空気供給チューブ接
続部30に連結した圧縮空気供給チューブによりハンド
ピースに供給される。真空ポンプ21は汚物タンク32
を介して吸引チューブ接続部33より延設した吸引チュ
ーブによりハンドピースに連結し、吸引孔から真空ポン
プ21に至る空気の流れを生じさせ、洗浄液等を汚物タ
ンク32により分離して回収する。
用するための本体装置の一例を示す。本体装置には0.
5MPaの圧縮空気を発生させるコンプレッサー20と
−560mHgの負圧を発生させる真空ポンプ21を備
え、図では省略した汎用的な電気回路により駆動する。
コンプレッサー20で発生させた圧縮空気は、メインバ
ルブ22を介して分岐させ、一方は洗浄液搬送圧力調節
用減圧弁23により0.2MPa程度の所定圧力に減圧
され、洗浄液タンク24内に放出され、洗浄液タンク2
4内の洗浄液を加圧する。加圧された洗浄液は、洗浄液
供給チューブ接続部25に連結した洗浄液供給チューブ
によりハンドピースに供給させる。他方は噴射圧力調節
用減圧弁26により0.4MPa程度の所定圧力に減圧
されて機能選択バルブ27にいたる。機能選択バルブ2
7により「研磨材」を選択した場合、圧縮空気はフィル
ター28を経て研磨材タンク29内に放出され、巻き上
げられた研磨材を含む圧縮空気は圧縮空気供給チューブ
接続部30に連結した圧縮空気供給チューブによりハン
ドピースに供給される。機能選択バルブ27により「洗
浄液」を選択した場合、圧縮空気はフィルター31を経
て研磨材タンク29を迂回して圧縮空気供給チューブ接
続部30に連結した圧縮空気供給チューブによりハンド
ピースに供給される。真空ポンプ21は汚物タンク32
を介して吸引チューブ接続部33より延設した吸引チュ
ーブによりハンドピースに連結し、吸引孔から真空ポン
プ21に至る空気の流れを生じさせ、洗浄液等を汚物タ
ンク32により分離して回収する。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】湾曲させた細管による噴射ノズルを廃した
ので、詰まりを生じることが少なく、例え生じたとして
も圧縮空気の噴射により容易に解消されるから、詰まり
を解消するための作業を省くことができると共に、交換
用の噴射ノズルを複数備えておく必要もない。
ので、詰まりを生じることが少なく、例え生じたとして
も圧縮空気の噴射により容易に解消されるから、詰まり
を解消するための作業を省くことができると共に、交換
用の噴射ノズルを複数備えておく必要もない。
【0028】また、構造が簡単で、安価に作成すること
ができる。さらに、洗浄液を圧縮空気に巻き込ませて噴
射させるから、洗浄液を加圧するためのポンプを省くこ
とができ、本体装置をポータブルタイプに構成すること
が容易である。
ができる。さらに、洗浄液を圧縮空気に巻き込ませて噴
射させるから、洗浄液を加圧するためのポンプを省くこ
とができ、本体装置をポータブルタイプに構成すること
が容易である。
【0029】さらに、バキュームを一体化させれば1人
で歯牙等を洗浄するとしても操作が容易であって、口腔
内に溜まる洗浄液等の量を少なくして洗浄を受ける人の
苦痛を低減することができる。
で歯牙等を洗浄するとしても操作が容易であって、口腔
内に溜まる洗浄液等の量を少なくして洗浄を受ける人の
苦痛を低減することができる。
【図1】本発明の歯科サンドブラスト用ハンドピースの
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図2】本発明の歯科サンドブラスト用ハンドピースの
効果を最大限に発揮するように開発された本体装置の一
例を示す回路図である。
効果を最大限に発揮するように開発された本体装置の一
例を示す回路図である。
1 ハンドピース本体 2 第1のパイプ部材 3 第2のパイプ部材 4 第3のパイプ部材 5 円板 6 第1の噴射孔 7 第2の噴射孔 8 吸引孔 9 吸引補助キャップ 10 連結部 20 コンプレッサー 21 真空ポンプ 22 メインバルブ 23 洗浄液搬送圧力調節用減圧弁 24 洗浄液タンク 26 噴射圧力調節用減圧弁 27 機能選択バルブ 29 研磨材タンク 32 汚物タンク
Claims (2)
- 【請求項1】 同軸に配置した少なくとも2本のパイプ
部材の先端部を密閉し、先端部近傍の側壁に噴射孔を同
軸に穿孔し、内側の第1のパイプ部材に穿孔した第1の
噴射孔から研磨材を含む圧縮空気を、外側の第2のパイ
プ部材に穿孔した第2の噴射孔より洗浄液を噴射させる
ようになったハンドピースであって、第1の噴射孔の直
径を0.2mm以上、1.0mm以下とし、第2の噴射
孔の直径を第1の噴射孔の1.2倍以上、2.0倍以下
とし、第1のパイプ部材の外側と第2のパイプ部材の内
側との間隔を0.2mm以上、0.5mm以下としたこ
とを特徴とする歯科サンドブラスト用ハンドピース - 【請求項2】 汚物や研磨材などを含んだ洗浄液を外気
と共に吸引するようになった第3のパイプ部材を、第2
のパイプ部材のさらに外側に、同軸に配設し、先端部を
密閉し、第1及び第2の噴射孔の近傍に吸引孔を穿孔し
たことを特徴とする請求項1記載の歯科サンドブラスト
用ハンドピース
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001036459A JP2002238923A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 歯科サンドブラスト用ハンドピース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001036459A JP2002238923A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 歯科サンドブラスト用ハンドピース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238923A true JP2002238923A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=18899727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001036459A Pending JP2002238923A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 歯科サンドブラスト用ハンドピース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238923A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533333A (ja) * | 2003-07-11 | 2007-11-22 | フェルトン ホールディング ソシエテ アノニム | 歯科用粉末射出装置のノズル部品 |
US8672678B2 (en) | 2008-06-06 | 2014-03-18 | 3M Innovative Properties Company | Powder jet device for applying dental material |
EP3705076A1 (en) * | 2019-03-07 | 2020-09-09 | Ferton Holding S.A. | Nozzle element and dental treatment device having such a nozzle element |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001036459A patent/JP2002238923A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533333A (ja) * | 2003-07-11 | 2007-11-22 | フェルトン ホールディング ソシエテ アノニム | 歯科用粉末射出装置のノズル部品 |
JP4847863B2 (ja) * | 2003-07-11 | 2011-12-28 | フェルトン ホールディング ソシエテ アノニム | 歯科用粉末射出装置のノズル部品 |
US8672678B2 (en) | 2008-06-06 | 2014-03-18 | 3M Innovative Properties Company | Powder jet device for applying dental material |
EP3705076A1 (en) * | 2019-03-07 | 2020-09-09 | Ferton Holding S.A. | Nozzle element and dental treatment device having such a nozzle element |
WO2020178338A1 (en) * | 2019-03-07 | 2020-09-10 | Ferton Holding S.A. | Nozzle element and dental treatment device having such a nozzle element |
CN113613585A (zh) * | 2019-03-07 | 2021-11-05 | 福尔顿控股公司 | 喷嘴元件以及具有这种喷嘴元件的牙科治疗装置 |
CN113613585B (zh) * | 2019-03-07 | 2023-11-03 | 福尔顿控股公司 | 喷嘴元件以及具有这种喷嘴元件的牙科治疗装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5356292A (en) | Dental sandblasting confiner | |
EP1904150B1 (en) | A high velocity liquid-gas mist tissue abrasion device | |
CN105934217A (zh) | 口腔清洗装置 | |
JP2004536661A (ja) | 歯科用サンドブラスト具 | |
JP2002209911A (ja) | 歯科サンドブラスト用ハンドピース及びその使用方法 | |
CN114391982B (zh) | 一种喷砂洁牙系统及方法 | |
CN214908519U (zh) | 一种电动牙刷 | |
JP2002238923A (ja) | 歯科サンドブラスト用ハンドピース | |
US5951285A (en) | Dental sandblasting confiner | |
JP5728198B2 (ja) | 吸引機器の先端構造、および当該先端構造を具備する吸引用アダプター並びに吸引式洗浄ガン | |
JPH09238961A (ja) | 口腔洗浄器 | |
JP3556562B2 (ja) | 口腔用洗浄装置 | |
CN109620698B (zh) | 一种可增加舒适度的洗鼻器 | |
CN217938444U (zh) | 洁牙装置 | |
JP2004243209A (ja) | 粉塵類の回収機能を備えた手持ち式清掃機 | |
CN209611378U (zh) | 复合间隙刷的冲牙器喷头及冲牙器 | |
CN219579519U (zh) | 一种用于口腔护理的多功能吸痰器 | |
JP2004129889A (ja) | 舌苔除去用チップ及びこれを用いた舌苔除去用ハンドピース | |
JPH10113231A (ja) | 口腔洗浄用ブラシ | |
JP4361473B2 (ja) | 歯ブラシ | |
CN217886263U (zh) | 冲牙器及其喷嘴 | |
JP3986916B2 (ja) | 頭皮洗浄器 | |
CN212490209U (zh) | 一种口腔科清洁上药器 | |
CN202753018U (zh) | 一种喷砂除锈装置 | |
JPH0759800A (ja) | 口腔洗浄器 |