JP2002237906A - インターネット電話装置及びシステム - Google Patents

インターネット電話装置及びシステム

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JP2002237906A
JP2002237906A JP2001033998A JP2001033998A JP2002237906A JP 2002237906 A JP2002237906 A JP 2002237906A JP 2001033998 A JP2001033998 A JP 2001033998A JP 2001033998 A JP2001033998 A JP 2001033998A JP 2002237906 A JP2002237906 A JP 2002237906A
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call
internet telephone
telephone device
internet
reception
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Mitsuhisa Shimamori
光央 島森
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク全体の通信量(トラフィック)
が増えるなどの事情下においても、再度、呼接続要求を
行うことがないようにする。 【解決手段】 インターネット20を通じて要求手段3
により相手方に呼設定要求を行い、呼設定要求に応じて
相手方から返信される呼出受付を呼出受付受信手段6に
よって受信することで、相手方との間でコネクションを
確立するインターネット電話装置10において、呼設定
要求を行う際に現在相手方からの呼出受付の受信待ちで
ある旨を報知する手段14等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット電
話装置及びシステムに関し、特に、不要な呼設定要求を
防止するインターネット電話装置及びシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電話サービスとして、通話品質よ
りも通信料金の経済性を重視したインターネット電話が
ある。インターネット電話は、連続した音声信号をデジ
タル符号化した後で、一定の時間間隔で細切れにしてデ
ータをブロック化し、個々のブロック化したデータをI
Pデータグラム(パケット)で運ぶ。
【0003】インターネット電話の実現方法は2種類あ
る。1つはパーソナルコンピュータなどのユーザ端末の
中で音声パケット処理をする方法であり、もう1つはイ
ンターネット電話サービス・ノードで音声パケット処理
をする方法である。電気通信事業者が提供しているイン
ターネット電話サービスは後者の方法であり、国際通信
のような長距離通信でも料金を非常に安くできる。
【0004】図7は、従来のインターネット電話装置の
内部構成図である。図7には、インターネット20を通
じて相手方の電話機などに呼設定要求を行う要求手段3
と、要求手段3の呼設定要求に応じて相手方から返信さ
れる呼出受付を受信する呼出受付受信手段6と、相手方
で電話機の受話器を上げた際に送信される応答通知を受
信する受信手段9とを示している。
【0005】また、図7には、要求手段3の呼設定要求
からの時間を計時する呼出受付用タイマ1と、呼出受付
用タイマ1を起動する呼出受付用タイマ起動手段2と、
呼出受付受信手段6での呼出受付の受信をトリガとして
呼出受付用タイマ1の起動を停止する呼出受付用タイマ
停止手段5と、呼出受付用タイマ1のタイムアウトを検
知する検知手段4と、検知手段4によってタイムアウト
が検知されたときに呼設定を中止する中止手段7と、呼
出受付用タイマ停止手段5からの信号によってリングバ
ックトーン接続を開始し応答通知受信手段9からの信号
によってリングバックトーン接続を停止するリングバッ
クトーン制御手段8とを示している。
【0006】図8は、図7の動作を示すフローチャート
である。まず、インターネット電話装置10は、要求手
段3によりインターネット20を通じて相手方の電話機
などに対して呼設定要求を行う(ステップA1)。ま
た、要求手段3から呼出受付用タイマ起動手段2に対し
て、呼出受付用タイマ1を起動するためのトリガ信号が
出力される。
【0007】呼出受付用タイマ起動手段2は、要求手段
3から出力されたトリガ信号に応じて、呼出受付用タイ
マ1を起動する(ステップA2)。そして、「呼出受
付」受信待ちループ(ステップA3,A7)になる。
【0008】ここで、所定時間、呼出受付受信手段6で
呼出受付を受信しないことで、呼出受付用タイマ1がタ
イムアウトし(ステップA7)、それを検知手段4で検
知すると、検知手段4から中止手段7に対して呼設定の
中止命令が出力される。中止手段7は、この中止命令に
従って呼設定を中止する(ステップA8)。また、ステ
ップA7で呼出用タイマ1がタイムアウトしていなけれ
ば、ステップA3へ戻る。
【0009】一方、呼出受付用タイマ1がタイムアウト
する前に、呼出受付受信手段6で呼出受付を受信すれ
ば、呼出受付受信手段6から呼出受付用タイマ停止手段
5に対して呼出受付用タイマ1を停止するためのトリガ
信号が出力され、リングバックトーン制御手段8へリン
グバックトーンに接続するためのトリガ信号が出力され
る。
【0010】呼出受付用タイマ停止手段5は、呼出受付
受信手段6から出力されたトリガ信号に応じて、呼出受
付用タイマ1を停止する(ステップA4)。また、リン
グバックトーン制御手段8は、呼出受付受信手段6から
出力されたトリガ信号に応じて、リングバックトーンに
接続する(ステップA5)。こうして、「応答通知」待
ち状態になる(ステップA6)。
【0011】その後、相手方で電話機の受話器が上げら
れると、応答通知がインターネット20を通じてインタ
ーネット電話装置10に対して送られてくる。応答通知
は、応答通知受信手段9によって受信され、リングバッ
クトーン制御手段8へリングバックトーンを停止するた
めのトリガ信号が出力される。リングバックトーン制御
手段8は、応答通知受信手段9から出力されたトリガ信
号に応じてリングバックトーンを停止する。すると、イ
ンターネット電話装置10と相手方の電話機などとの間
で通話が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術
は、ネットワーク全体の通信量(トラフィック)が増え
ると通話品質が悪くなって会話が困難になったり、新た
にインターネットを通じて電話をかけようとする際に、
相手方に呼接続要求しても、なかなか、その要求に対す
る応答が返信されないなどの問題がある。
【0013】そのため、要求手段によって呼設定要求を
行ってから、呼出受付受信手段によって呼出受付を受信
するまでに、相当の時間を有することがあった。このよ
うな場合にも、発呼者側では、なぜ応答が返信されない
のかを特定できないので、場合によっては、再度、呼接
続要求を行うことも想定される。再度、呼接続要求を行
うと、インターネットの輻輳を増長させることになりか
ねない。
【0014】そこで、本発明は、ネットワーク全体の通
信量(トラフィック)が増えるなどの事情下において
も、再度、呼接続要求を行うことがないようにすること
を課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、インターネットを通じて相手方に呼設定
要求を行い、前記呼設定要求に応じて相手方から返信さ
れる呼出受付を受信することで、前記相手方との間でコ
ネクションを確立するインターネット電話装置におい
て、前記呼設定要求を行う際に現在相手方からの呼出受
付の受信待ちである旨を報知する手段を備えることを特
徴とする。
【0016】また、本発明は、インターネットを通じて
相手方に呼設定要求を行い、前記呼設定要求に応じて相
手方から返信される呼出受付を受信することで、前記相
手方との間でコネクションを確立するインターネット電
話システムにおいて、前記呼設定要求を行う際に現在相
手方からの呼出受付の受信待ちである旨を報知する手段
を備えることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明のインターネット電話シス
テムは、上記インターネット電話装置と、前記インター
ネット電話装置と他のインターネット電話装置とを接続
するための接続手段とを備えることを特徴とする。
【0018】さらにまた、本発明のインターネット電話
システムは、上記インターネット電話装置と、前記イン
ターネット電話装置と電話機とを接続するための接続手
段とを備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】(実施形態1) [構成の説明]図1は、本発明の実施形態1のインター
ネット電話システムの模式的な構成を示すブロック図で
ある。図1には、インターネット電話装置10,30
と、インターネット20と、インターネット電話におけ
る交換機の役割を担う接続手段であるゲートキーパ(Ga
te Keeper)40とを示している。
【0021】図2は、図1のインターネット電話装置1
0の模式的な内部構成を示すブロック図である。図2に
は、インターネット20を通じてインターネット電話装
置30などに呼設定要求を行う要求手段3と、要求手段
3の呼設定要求に応じてコネクションを確立するために
インターネット電話装置30から返信される呼出受付を
受信する呼出受付受信手段6と、インターネット電話装
置30で電話機の受話器を上げた際に送信される応答通
知を受信する受信手段9とを示している。
【0022】また、図2には、要求手段3の呼設定要求
からの時間を計時する呼出受付用タイマ1と、呼出受付
用タイマ1を起動する呼出受付用タイマ起動手段2と、
呼出受付受信手段6での呼出受付の受信をトリガとして
呼出受付用タイマ1の起動を停止する呼出受付用タイマ
停止手段5と、呼出受付用タイマ1のタイムアウトを検
知する検知手段4と、検知手段4によってタイムアウト
が検知されたときに呼設定を中止する中止手段7と、呼
出受付用タイマ停止手段5からの信号によってリングバ
ックトーン接続を開始し応答通知受信手段9からの信号
によってリングバックトーン接続を停止するリングバッ
クトーン制御手段8とを示している。
【0023】さらに、図2には、呼出受付受信待ちの旨
の報知を開始するための音源用タイマ12と、呼出受付
用タイマ起動手段2からの出力に応じて音源用タイマ1
2を起動する音源用タイマ起動手段13と、呼出受付用
タイマ停止手段5の出力に応じて音源用タイマ12を停
止する音源用タイマ停止手段11と、音源用タイマ12
のタイムアウトを検知する検知手段15と、呼出受付受
信待ちの旨を報知する報知手段14とを示している。
【0024】なお、本実施形態では、インターネット電
話装置10に音源用タイマ12,報知手段14等を備え
た場合を例に説明したが、音源用タイマ12等は、ゲー
トキーパ40内に備えるようにしてもよく、また、本実
施形態により図2に新たに備えた部分の一部をインター
ネット電話装置10に備え、他をゲートキーパ40内に
備えるようにしてもよい。
【0025】[動作の説明]図3は、図1の動作を示す
シーケンス図である。なお、図3では、たとえば何らか
の障害で、呼設定要求に応じてインターネット電話装置
30から返信された呼出受付がインターネット電話装置
10で受信されていない場合に、インターネット電話装
置10からインターネット電話装置30宛に再度、呼設
定要求がされた場合の例を示している。
【0026】まず、インターネット電話装置10から発
呼して、インターネット電話装置30へ着呼する場合に
は、通常、インターネット電話装置10から呼設定要求
がゲートキーパ40を通じて、インターネット電話装置
30に対して呼設定要求が送信される(ステップB1,
B2)。また、インターネット電話装置10は、たとえ
ば呼設定要求や音源用タイマ12のタイムアウトをトリ
ガとして現在インターネット電話装置30からの呼出受
付の受信待ちである旨のアナウンスや「ピッピッピッ」
などのディジタル音をたとえば受話器から出力したり、
文字メッセージを表示部に表示することでユーザに報知
する(ステップB11)。
【0027】インターネット電話装置30では、インタ
ーネット電話装置10側から呼設定要求があると、着信
可能な状態であれば、呼出受付をゲートキーパ40を通
じてインターネット電話装置10へ返信する(ステップ
B3,B4)。
【0028】ここで、上記のように、たとえば何らかの
障害が生じれば、インターネット電話装置30から返信
された呼出受付がインターネット電話装置10で受信さ
れない。そのため、所定時間が経過すると、インターネ
ット電話装置10では、呼出受付の返信待ちを終了す
る。
【0029】それから、インターネット電話装置10の
ユーザが再度、インターネット電話装置30宛に、呼設
定要求を行うと共に(ステップB5,B6)、現在イン
ターネット電話装置30からの呼出受付の受信待ちであ
る旨の音声メッセージをたとえば受話器から出力するこ
とでユーザに報知すると(ステップB12)、上記のよ
うに、インターネット電話装置30からインターネット
電話装置10宛に呼出受付が返信される(ステップB
7,B8)。
【0030】今度は、インターネット電話装置10で呼
出受付が受信され、インターネット電話装置10とイン
ターネット電話装置30との間でコネクションが確立さ
れる。そして、後述するように、受話器から出力してい
る呼出受付の受信待ちである旨の音声メッセージをリン
グバックトーンに切り替えたり、文字メッセージの表示
を停止すると共に受話器からリングバックトーンを出力
する(ステップB13)。
【0031】それから、インターネット電話装置30の
ユーザが、電話機の受話器をあげると、インターネット
電話装置30からゲートキーパ40を通じてインターネ
ット電話装置10へ応答通知が送信される(ステップS
9,B10)。
【0032】インターネット電話装置10が応答通知を
受信すると、リングバックトーンの出力を停止し、イン
ターネット電話装置10とインターネット電話装置30
との間で通話が可能になる。
【0033】なお、ここではゲートキーパ40を通じて
インターネット電話装置10とインターネット電話装置
30とを接続する場合を例に説明したが、たとえばイン
ターネット電話装置10,40がLAN(Local Area N
etwork)等で接続されているときにはゲートキーパ40
を介することなく直接接続するようにしてもよい。
【0034】このように、本実施形態では、インターネ
ット電話装置10で、呼設定要求時から呼出受付を受信
するまでの間、呼出受付の受信待ちである旨の音声メッ
セージの出力等をしている。
【0035】図4は、図2の動作を示すフローチャート
である。図4を用いて図2の動作について説明する。ま
ず、インターネット電話装置10は、要求手段3により
インターネット20を通じて相手方の電話機などに対し
て呼設定要求を行う(ステップC1)。また、要求手段
3から呼出受付用タイマ起動手段2に対して、呼出受付
用タイマ1を起動するためのトリガ信号が出力される。
【0036】呼出受付用タイマ起動手段2は、要求手段
3から出力されたトリガ信号に応じて、呼出受付用タイ
マ1を起動する(ステップC2)。また、要求手段3
は、音源用タイマ起動手段13へ音源用タイマ12を起
動するためのトリガ信号を出力する。
【0037】音源用タイマ起動手段13は、呼出受付用
タイマ起動手段2から出力されたトリガ信号に応じて、
音源用タイマ12を起動する(ステップC3)。そし
て、「呼出受付」受信待ちループ(ステップC4,C1
1,C14,C15)になる。
【0038】なお、ここでは音源用タイマ12がタイム
アウトするまでの時間の方が、呼出受付用タイマ1がタ
イムアウトするまでの時間より短くなるように設定して
具体的には、たとえば10秒としている。
【0039】ここで、所定時間、呼出受付受信手段6で
呼出受付を受信しないことで、呼出受付用タイマ1がタ
イムアウトし(ステップC11)、それを検知手段4で
検知すると、検知手段4から中止手段7に対して呼設定
の中止命令が出力される。中止手段7は、この中止命令
に従って呼設定を中止する(ステップC13)。また、
ステップC11で呼出用タイマ1がタイムアウトしてい
なければ、ステップC14へ移行する。
【0040】つぎに、音源用タイマ12がタイムアウト
し(ステップC14)、それを検知手段15で検知する
と、検知手段15は報知手段14に対して現在インター
ネット電話装置30からの呼出受付の受信待ちの音声メ
ッセージの出力等をするように指示する。すると、報知
手段14は、この指示に従って、たとえば音声メッセー
ジを出力する(ステップC15)。それから、ステップ
C4へ戻る。また、音源用タイマ12がタイムアウトし
ていない場合にも、ステップC4へ戻る。
【0041】一方、呼出受付受信手段6で呼出受付を受
信すれば(ステップC4)、呼出受付受信手段6から呼
出受付用タイマ停止手段5に対して呼出受付用タイマ1
を停止するためのトリガ信号が出力されトリガ信号が出
力され、リングバックトーン制御手段8へリングバック
トーンに接続するためのトリガ信号が出力される。
【0042】呼出受付用タイマ停止手段5は、呼出受付
受信手段6から出力されたトリガ信号に応じて、呼出受
付用タイマ1を停止する(ステップC5)。つづいて、
呼出受付の受信待ちの音声メッセージの出力等がされて
いるかどうかが判別され(ステップC6)、音声メッセ
ージの出力等がされている場合には、ステップC7へ移
行し、そうでなければ、ステップC10へ移行する。
【0043】ステップC10では、音源用タイマ停止手
段11によって音源用タイマ12が停止され、ステップ
C8へ移行する。具体的には、ステップC5で呼出受付
用タイマ停止手段5により呼出受付用タイマ1が停止さ
れた後に、呼出受付用タイマ停止手段5から出力される
トリガ信号に応じて、音源用タイマ停止手段11が音源
用タイマ12を停止する。
【0044】一方、ステップC7へ移行した場合には、
呼出受付受信手段6から出力される停止命令によって、
音声メッセージの出力等が停止される。また、呼出受付
受信手段6からリングバックトーン制御手段8へリング
バックトーンに接続するためのトリガ信号が出力され
る。リングバックトーン制御手段8は、呼出受付受信手
段6から出力されたトリガ信号に応じて、リングバック
トーンに接続する(ステップC8)。こうして、「応答
通知」待ち状態になる(ステップC9)。
【0045】その後、相手方で電話機の受話器が上げら
れると、応答通知がインターネット20を通じてインタ
ーネット電話装置10に対して送られてくる。応答通知
は、応答通知受信手段9によって受信され、リングバッ
クトーン制御手段8へリングバックトーンを停止するた
めのトリガ信号が出力される。
【0046】リングバックトーン制御手段8は、応答通
知受信手段9から出力されたトリガ信号に応じてリング
バックトーンを停止する。すると、インターネット電話
装置10と相手方の電話機などとの間で通話が可能とな
る。
【0047】なお、図2の動作は、図4に示す場合に限
定されず、ステップC5〜C8の順番を変更してもよ
い。
【0048】(実施形態2) [構成の説明]図5は、本発明の実施形態2のインター
ネット電話システムの模式的な構成を示すブロック図で
ある。図5には、図1に示した構成に加えて、ISDN
などの公衆網60と、通話時に音声データを通信するメ
ディアゲートウェイ(Media Gateway)50と、通話時
の呼の管理を行ったり公衆網60とインターネット20
との接続を行う接続手段であるコールエージェント80
と、公衆網60に接続された電話機70とを示してい
る。
【0049】なお、インターネット電話装置10は、図
2に示すように構成されていてもよく、また音源用タイ
マ12等は、ゲートキーパ40,コールエージェント8
0又はメディアゲートウェイ50内に備えるようにして
もよく、また、本実施形態により図2に新たに備えた部
分の一部をインターネット電話装置10に備え、他をゲ
ートキーパ40等に備えるようにしてもよい。
【0050】[動作の説明]図6は、図5の動作を示す
シーケンス図である。図5のインターネット電話システ
ムでインターネット電話装置10と電話機70との間で
通話を行う場合には、コールエージェント80によって
インターネット20側と公衆網60側とを接続するよう
にしている。
【0051】すなわち、図6に示すように、インターネ
ット電話装置10から電話機70宛に送信された呼設定
要求は、ゲートキーパ40を介してコールエージェント
80へ送られる(ステップD1,D2)。コールエージ
ェント80に送られた呼設定要求は、公衆網60を通じ
て電話機70へ転送される(ステップD3)。
【0052】また、インターネット電話装置10は、呼
設定要求を送信する際に、実施形態1と同様に、受話器
などから現在電話機70からの呼出受付の受信待ちの音
声メッセージの出力等がされる(ステップD10)。
【0053】電話機70は呼設定要求を受信すると、呼
出受付をインターネット電話装置10宛に返送する。電
話機70からインターネット電話装置10宛に送信され
た呼出受付は、コールエージェント80を介してゲート
キーパ40へ送られる(ステップD4,D5)。ゲート
キーパ40に送られた呼設定要求は、インターネット2
0を通じてインターネット電話装置10へ転送される
(ステップD6)。
【0054】インターネット電話装置10で、呼出受付
を受信すると、インターネット電話装置10と電話機7
0との間でコネクションが確立される。そして、インタ
ーネット電話装置10は、音声メッセージの出力等を停
止して、リングバックトーンを出力する(ステップD1
1)。
【0055】その後、電話機70から応答通知が送信さ
れると、コールエージェント80,ゲートキーパ40を
介してインターネット電話装置10へ転送される(ステ
ップD7〜D9)。この際、コールエージェント80
は、電話機70とインターネット電話装置10とで音声
データの通信ができるように、メディアゲートウェイ5
0側の管理を開始する。
【0056】一方、インターネット電話装置10で応答
通知を受信すると、リングバックトーンの出力を停止し
て、インターネット電話装置10と電話機70との間
で、メディアゲートウェイ50を通じて通話が可能な状
態になる。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、呼設
定要求を行う際に呼出受付の受信待ちの旨を報知する手
段を備えているので、ネットワーク全体の通信量(トラ
フィック)が増えるなどの事情下においても、再度、呼
接続要求を行うことがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のインターネット電話シス
テムの模式的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1のインターネット電話の模式的な内部構成
を示すブロック図である。
【図3】図1の動作を示すシーケンス図である。
【図4】図2の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態2のインターネット電話シス
テムの模式的な構成を示すブロック図である。
【図6】図5の動作を示すシーケンス図である。
【図7】従来のインターネット電話装置の内部構成図で
ある。
【図8】図7の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 呼出受付用タイマ 2 呼出受付用タイマ起動手段 3 要求手段 4 検知手段 5 呼出受付用タイマ停止手段 6 呼出受付受信手段 7 中止手段 8 リングバックトーン制御手段 9 応答通知受信手段 10,30 インターネット電話 11 音源用タイマ停止手段 12 音源用タイマ 13 音源用タイマ起動手段 14 報知手段 15 検知手段 20 インターネット 40 ゲートキーパ 50 メディアゲートウェイ 60 公衆網 70 電話機 80 コールエージェント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを通じて相手方に呼設定
    要求を行い、前記呼設定要求に応じて相手方から返信さ
    れる呼出受付を受信することで、前記相手方との間でコ
    ネクションを確立するインターネット電話装置におい
    て、 前記呼設定要求を行う際に現在相手方からの呼出受付の
    受信待ちである旨を報知する手段を備えることを特徴と
    するインターネット電話装置。
  2. 【請求項2】 前記受信待ちの旨の報知を前記呼出受付
    を受信したとき又は所定時間内に前記呼出受付を受信で
    きないときに終了する手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載のインターネット電話装置。
  3. 【請求項3】 前記所定時間を計時するタイマを備える
    ことを特徴とする請求項2記載のインターネット電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受信待ちの旨の報知を終了した後
    に、リングバックトーンを出力する手段を備えることを
    特徴とする請求項2又は3記載のインターネット電話装
    置。
  5. 【請求項5】 インターネットを通じて相手方に呼設定
    要求を行い、前記呼設定要求に応じて相手方から返信さ
    れる呼出受付を受信することで、前記相手方との間でコ
    ネクションを確立するインターネット電話システムにお
    いて、 前記呼設定要求を行う際に現在相手方からの呼出受付の
    受信待ちである旨を報知する手段を備えることを特徴と
    するインターネット電話システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれか1項記載のイ
    ンターネット電話装置と、 前記インターネット電話装置と他のインターネット電話
    装置とを接続するための接続手段とを備えることを特徴
    とするインターネット電話システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から4のいずれか1項記載のイ
    ンターネット電話装置と、 前記インターネット電話装置と電話機とを接続するため
    の接続手段とを備えることを特徴とするインターネット
    電話システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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