JP2002237903A - Catv装置およびcatv網内線電話システム - Google Patents

Catv装置およびcatv網内線電話システム

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JP2002237903A
JP2002237903A JP2001031676A JP2001031676A JP2002237903A JP 2002237903 A JP2002237903 A JP 2002237903A JP 2001031676 A JP2001031676 A JP 2001031676A JP 2001031676 A JP2001031676 A JP 2001031676A JP 2002237903 A JP2002237903 A JP 2002237903A
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catv
telephone
subscriber
extension telephone
telephone number
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Toshihiko Otsuka
利彦 大塚
Masao Yamada
昌夫 山田
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MY TV KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CATV網を介して内線電話システムのサー
ビスを加入者に提供する際、CATV装置間の通信料を
低コストに抑えることである。 【解決手段】 CATV網41を介して加入者装置31
にCATV放送を行うCATV装置21−1において、
他のCATV装置21−2の電話番号を格納する内線電
話サーバ23と、加入者装置31から送られてくる相手
先の内線電話番号に基づいて、該内線電話番号の電話を
有する加入者装置と接続したCATV装置21−2の電
話番号を内線電話サーバ23より検索する検索手段28
と、上記加入者の音声信号をインターネット電話用の音
声信号に変換するVOIP変換部24とを備え、上記変
換された音声信号を、インターネットを介して上記検索
されたCATV装置21−2の電話番号に伝送し、CA
TV装置21−2から上記内線電話番号の電話に伝送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATV(CAb
le TeleVision:ケーブルテレビジョン)
回線、PHS(Personal Handyphon
e System)、およびVOIP(Voice O
ver Internet Protocol)電話を
用いて、バーチャルVOIP電話サービスを提供するC
ATV装置およびCATV網内線電話システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、企業や学校や施設などその建物内
だけで使用することができる内線電話のシステムはよく
知られている。このような内線電話システムは、建物内
に内線電話用のケーブル(専用線)をひくことで建物内
に複数の電話をいろいろな場所に設置することができ、
内線電話だけの利用には通話料がかからない。一般に、
内線電話は、ケーブルなどの有線を用いて複数の電話を
接続するが、最近では、PHSを内線電話として利用し
ている。このようなPHSを内線電話として使うことの
利点として、内線電話の増設が容易であったり、配線工
事が不要であったり、離席の多い人でもすぐに取り次ぎ
をすることができるなどが挙げられる。
【0003】また、専用回線を用いて本社と支社などと
いうような同一の建物内以外の2点間を結ぶような内線
電話もよく知られている。この専用回線による内線電話
は、公衆回線とは異なり交換機を介さずに、2点間を直
接結ぶようにしている。また、このような専用回線によ
る内線電話システムの利点としては、回線の品質がよ
く、信頼性が高いなどが挙げられる。また、更に、比較
的一定の相手との電話の通信料が多い場合は、公衆回線
を利用した時の通信料よりも割安となることもある。そ
して、この専用回線を利用する場合、一般には電話会社
が提供する専用回線サービスなどから一部の回線を借り
受け、その回線を専有することで上記のような専用回線
による建物外内線電話システムが実現する。
【0004】また、内線電話を利用したい場合、他にも
CATV会社が所有するCATV網を利用するものがあ
る。図5は、従来のCATV会社によるCATV網内線
電話システム(以下、単に内線電話システムとする)6
1の構成を表す図である。
【0005】図5において、内線電話システム61は、
通常、CATV会社の局内に設置されたCATV装置6
2−1と、加入者(CATV装置62−1が提供するサ
ービスを受けることを申し込んだ企業など)宅に設置さ
れた加入者装置63と、特定の地域内に設置されたCA
TV網64と、公衆網65とを備え、CATV装置62
−1と加入者装置63とが、CATV網64を介して双
方向にデータを送受信し、CATV装置62−1と複数
の他のCATV装置62ー 2とが、公衆網65を介して
それぞれ接続されている。なお、不図示であるが、他の
CATV装置62−2は、CATV装置62−1と同様
にCATV網を介して加入者装置と接続する。
【0006】上記CATV装置62−1は、加入者から
の電話をCATV網64を介して送受信する混合部62
1と、加入者装置63から送られてくる内線電話番号に
基づく所定のCATV装置の電話番号を保持する電話番
号テーブル622−1および課金情報を蓄積する課金情
報テーブル622−2とを有する電話番号サーバ622
と、公衆網65に送信するための交換機623と、CA
TV網64の伝送線を用いてCATV装置62ー1と加
入者装置63との間で双方向にデータ信号を伝送させる
ためのセンターモデム624と、電話番号テーブル62
2−1、課金情報テーブル622−2の各テーブルに格
納されている情報を検索する検索手段625とを備え
る。なお、上記混合部621は、本来なら上記CATV
局で製作した番組や他のテレビ局から提供された番組を
CATV網64を介して加入者装置63に放送したり、
また、ホームページ閲覧などのインターネットサービス
を行ったり、加入者が希望するサービスに応じて提供す
るサービスごとに周波数の切り替えを行うところである
がここでは説明を省略する。
【0007】一方、上記加入者装置63は、複数の電話
631と、無線の内線電話として使用することができる
複数のPHS632と、PHS632からの音声信号を
受信したりPHS632に音声信号を送信したりする構
内アンテナ633と、音声信号をCATV網64に送信
したりまたはCATV網64より音声信号を受信したり
する分配器634とを備えている。なお、この分配器6
34は、CATV網64を介してデータを送受信するケ
ーブルモデムの機能を有し、通常ではCATV装置62
−1から送られてくる各種データを分配するところであ
り、例えば、周波数によって、テレビ信号はテレビ受像
機へ、インターネットデータはPC(Personal
Computer:パーソナルコンピュータ)635
へ、電話音声は電話機631または構内アンテナ633
を介してPHS632へ、それぞれ分配する。
【0008】ここで、電話631またはPHS632か
らの音声信号は、分配器634よりCATV網64の空
いている帯域を利用してCATV装置62の混合部62
1に送られる。混合部621では、受信した信号が音声
信号であることを確認すると、次に、内線電話サーバ6
22の電話番号テーブル622−1を参照し、加入者装
置63から送られてくる内線電話番号に基づいたCAT
V装置の電話番号を検索する。たとえば、加入者が電話
をかけたい相手先の内線電話がCATV装置62−2の
提供するサービスに加入している場合、CATV装置6
2−1は、電話番号テーブル622−1からそのCAT
V装置62−2の電話番号を検索し、CATV装置62
−2に電話をかける。CATV装置62−2は、発信信
号と共に送られてくる内線電話番号に基づいてその内線
電話に接続する。このように、CATV会社が所有する
CATV網を利用することで、簡単に内線電話システム
を実現させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CATV網内線電話システムは、音声信号をCATV装
置から他のCATV装置に送る場合に公衆網を利用して
いるので、CATV局は、その通信料を従量的に負担し
なくてはならない。そして、接続相手先が市外局番など
の長距離である場合、その通信料の負担額は更に大きく
なってしまう。
【0010】すなわち、CATV網を利用することで内
線電話システムのサービスを一般家庭などの広域で提供
することができるのにもかかわらず、CATV装置間な
どで公衆網を利用するために、通信コストが増大し、そ
のため内線電話システムサービスの料金も高くなってし
まう。
【0011】本発明は上記の課題に鑑み、CATV装置
間の音声信号の通信料をCATV装置間の距離にかかわ
らず低コストに抑えて内線電話システムサービスを行う
ことが可能なCATV網を利用する内線電話システムを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下記のような構成を採用した。すなわち、
本発明の一態様によれば、本発明のCATV装置は、C
ATV網を介して加入者装置にCATV放送を行うCA
TV装置であって、他のCATV装置の電話番号を格納
する内線電話サーバと、上記加入者装置から送られてく
る相手先の内線電話番号に基づいて、該内線電話番号の
電話を有する加入者装置と接続したCATV装置の電話
番号を前記内線電話サーバより検索する検索手段と、上
記加入者の音声信号をインターネット電話用の音声信号
に変換する音声信号変換手段とを備え、該変換された音
声信号を、インターネットを介して上記検索されたCA
TV装置の電話番号に伝送し、該電話番号のCATV装
置から前記内線電話番号の電話に伝送することを特徴と
する。
【0013】また、本発明の一態様によれば、本発明の
CATV網内線電話システムは、CATV放送を行う複
数のCATV装置と前記CATV放送を受信する少なく
とも1つの加入者装置とからなるCATV網内線電話シ
ステムであって、上記加入者装置は、CATV網を介し
て送られてくる信号が音声信号であるとき、電話機に接
続する分配手段を備え、上記CATV装置は、他のCA
TV装置の電話番号を格納する内線電話サーバと、上記
加入者装置から送られてくる相手先の内線電話番号に基
づいて、該内線電話番号の電話を有する加入者装置と接
続したCATV装置の電話番号を前記内線電話サーバよ
り検索する検索手段と、上記加入者の音声信号をインタ
ーネット電話用の音声信号に変換する音声信号変換手段
とを備え、該変換された音声信号を、インターネットを
介して前記検索されたCATV装置の電話番号に伝送
し、前記電話番号のCATV装置から前記内線電話番号
の電話に伝送することを特徴とする。また、好適には、
本発明のCATV装置またはCATV網内線電話システ
ムにおいて、上記内線電話サーバは、上記加入者が接続
したい内線電話に近いCATV装置の電話番号を格納す
る電話番号テーブルを備えていることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明のCATV網内線電
話システム(以下、単に内線電話システムとする)11
の全体構成図である。
【0015】図1において、内線電話システム11は、
CATV会社の局内に設置されたCATV装置21−1
と、加入者(CATV装置21−1が提供するサービス
を受けることを申し込んだ企業または個人など)宅に設
置された加入者装置31と、特定の地域内に設置された
CATV網41と、インターネット51とを備え、CA
TV装置21−1と加入者装置31とが、CATV網4
1を介して双方向にデータを送受信している。なお、図
1に示すように、CATV装置21−1と他のCATV
装置21−2とは、インターネット51を介して接続さ
れており、CATV装置21−2は、CATV装置21
−1と同様にCATV網を介して加入者装置と接続され
ている。また、CATV装置21−2が位置する場所
は、CATV装置21−1の位置する市内であっても市
外であっても構わない。
【0016】上記CATV装置21−1は、テレビデー
タ、インターネットデータ、電話音声データなどの各種
データをCATV網41に出力する混合部22と、加入
者が希望する相手先の電話番号を蓄積する電話番号テー
ブル23−1と課金情報を蓄積する課金情報テーブル2
3−2とを有する内線電話サーバ23と、音声信号をイ
ンターネット電話用の信号に変換する(A/D変換、D
/A変換、ディジタル圧縮、IPパケット化)VOIP
変換部24と、外部からの不正アクセス等を防止するた
めのファイアーウォール部25と、インターネット51
と接続するためのルータ26と、CATV網41の伝送
線を用いてCATV装置21−1と加入者装置31との
間で双方向にデータ信号を伝送させるためのセンターモ
デム27と、電話番号テーブル23−1および課金情報
テーブル23−2の各テーブルに格納されている情報を
検索する検索手段28とを備える。なお、上記混合部2
2は、本来なら上記CATV局で製作した番組や他のテ
レビ局から提供された番組をCATV網41を介して加
入者装置31に放送したり、また、ホームページ閲覧な
どのインターネットサービスを行ったりして、加入者が
希望するサービスに応じて提供するサービスごとに周波
数の切り替えを行うところであるがここではそれらの装
置に関しての図示や説明を省略する。
【0017】一方、上記加入者装置31は、複数の電話
32と、無線の内線電話としても使用することができる
複数のPHS33と、PHS33からの音声信号を受信
したりPHS32に音声信号を送信したりする構内アン
テナ34と、音声信号をCATV網41に送信したりま
たはCATV網41より音声信号を受信する分配器35
とを備えている。なお、この分配器35は、CATV網
41を介してデータを送受信するケーブルモデムの機能
を有し、通常ではCATV装置21−1から送られてく
る各種データを分配するところであり、例えば、周波数
によって、テレビ信号はテレビ受像機へ、インターネッ
トデータはPC(パーソナルコンピュータ)36へ、電
話音声は電話機32または構内アンテナ34を介してP
HS33へ、それぞれ分配する。
【0018】ここで、内線電話サーバ23は、加入者装
置31からの信号を受け取ると、課金情報テーブル23
−2を参照し、加入者であるかを先ず確認する。そし
て、加入者であることを確認すると、その加入者に対応
する電話番号テーブル23−1を次に参照する(図
2)。この電話番号テーブル23−1には、加入者装置
31から送られてくる内線番号に対応して、加入者が接
続したい内線電話に最も近いCATV装置の電話番号が
格納されている。たとえば、接続したい内線電話番号1
1に対応するCATV装置が、CATV装置21−2で
ある場合、CATV装置21−2の電話番号は、○○−
○○○○−○○○○となる。
【0019】すなわち、CATV装置21−1は、加入
者が接続したい相手先の内線電話の内線番号を加入者装
置31から受信すると、その受信した内線電話番号に基
づいて相手先の内線電話に近いCATV装置21−2を
検索し、ファイアーウォール部25およびルータ26を
介してインターネット51に接続し、インターネット電
話を利用してCATV装置21−2に接続する。相手先
の内線電話に近いCATV装置21−2に接続する際、
音声信号は、VOIP変換部24においてインターネッ
ト電話用の音声信号に変換される。そして、CATV装
置21−2は加入者装置31から受信した内線電話番号
の内線電話に接続する。
【0020】また、PHS33の音声信号は、加入者装
置31に複数で設置される構内アンテナ34で受信し、
分配器35を介してCATV網41に送出する。また、
電話32およびPHS33の音声信号を構内アンテナ3
4または分配器35でインターネット電話用の音声信号
に変換し、CATV装置21−1にそのインターネット
電話用の音声信号を送信するようにしてもよい。
【0021】このように、加入者装置31からの音声信
号を、CATV網41を介してCATV装置21−1に
送り、CATV装置21−1でインターネット電話用の
音声信号に変換し、加入者がかけたい内線電話の近くの
CATV装置に接続し、そのCATV装置が所有するC
ATV網を介して、加入者が接続したい内線電話に接続
することで、CATV会社は、従来から行っているイン
ターネット閲覧サービスなどで常時接続しているインタ
ーネットを利用して電話の音声信号を一定の通信料で送
受信することができる。すなわち、CATV装置間の電
話料金をインターネット電話を利用することにより安く
することができ、低コストで内線電話サービスを加入者
に提供することができる。
【0022】次に、CATV装置21−1の動作を詳し
く説明する。図3は、本発明を適応した内線電話システ
ム11のCATV装置21−1における動作を説明する
フローチャートである。先ず、加入者装置31から発呼
信号を受信すると、ステップS1において内線電話サー
バ23の課金情報テーブル23−2より加入者であるか
を確認し、発信音を加入者装置31へ送信する。
【0023】ステップS2において、加入者装置31か
ら内線電話番号を受信し、電話番号テーブル23−1よ
り加入者が接続したい内線電話に近いCATV装置の電
話番号を検索する。ステップS3において、ステップS
2で電話番号が検索されると、その検索されたCATV
装置にインターネット51を介して接続を開始する。接
続が完了されたことを確認して、受信した発呼信号に含
まれる内線電話番号に対応する内線電話を呼び出す。
【0024】ステップS4において、ステップS3で内
線電話がつながると、電話利用を計数するために計時を
開始する。ステップS5において、内線電話通話の終了
と共に、計数した電話利用料を課金情報として生成し、
課金情報テーブル23−2に格納する。
【0025】なお、CATV装置間におけるインターネ
ット電話の接続の際、どのCATV装置においても常時
インターネット51と接続しておく必要がある。また、
加入者への利用料金体系は、上記のように計時による従
量制としても、利用量によらない定額制としてもよく特
に限定されない。
【0026】次に、加入者装置31の動作を詳しく説明
する。図4は、本発明を適応した内線電話システム11
の加入者装置31の動作を説明するフローチャートであ
る。先ず、加入者が電話32の受話器を上げるかまたは
PHS33の通話ボタンを押すと、ステップST1にお
いて、加入者装置31から発呼信号をCATV装置21
−1に送信する。
【0027】ステップST2において、加入者は内線電
話をかけたい相手先の内線番号をダイヤルし、相手先に
呼び出し中であることを示す呼び出し音を確認する。ス
テップST3において、相手が応答したことを確認する
と通話をする。ステップST4において、通話が終わる
と電話32の受話器を置くかPHS32の終了ボタンを
押して回線を切断し終了する。
【0028】このように、加入者は、社内で利用する内
線電話と同じように簡単な内線番号をダイヤルするだけ
で遠く離れた場所へ電話をかけることが可能な内線電話
システム11を利用することができる。また、加入者
は、内線電話システム11が提供するサービス利用料の
みを支払うだけでよく、通信料のコストを低くすること
ができる。当然ながらこの内線電話サービスの利用料
は、一般のインターネット接続事業者への接続料および
電話会社への通話料より安い料金体系となっている。
【0029】また、上述のように、本発明の実施の形態
を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用
されるCATV装置2、加入者装置3は、その機能が実
行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されるこ
となく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシ
ステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等
のネットワークを介して処理が行われるシステムであっ
てもよいことは言うまでもない。
【0030】また、バスに接続されたCPU、ROMや
RAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、
媒体駆動装置、可搬記録媒体、ネットワーク接続装置で
構成されるシステムでも実現できる。即ち、前述してき
た実施の形態のシステムを実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部
記録装置、可搬記録媒体を、CATV装置に供給し、そ
のCATV装置のコンピュータがプログラムコードを読
み出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0031】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体
等は本発明を構成することになる。プログラムコードを
供給するための可搬記録媒体としては、例えば、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD
ーROM、DVDーRAM、磁気テープ、不揮発性のメ
モリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通
信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回
路)を介して記録した種々の記録媒体などを用いること
ができる。
【0032】また、コンピュータがメモリ上に読み出し
たプログラムコードを実行することによって、前述した
実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よっても前述した実施に形態に機能が実現される。
【0033】さらに、可搬記録媒体から読み出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコード
の指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニッ
トに備わるCPUなどが実際の処理に一部または全部を
行い、その処理によっても前述した実施の形態に機能が
実現され得る。
【0034】即ち、本発明は、以上に述べた実施に形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、加入者装置からCATV網を介して送られてくる電
話音声をCATV装置でインターネット電話用の音声信
号に変換して他のCATV装置に送っている。また、そ
のCATV装置には、加入者が接続したい内線番号から
適当なCATV装置の電話番号を選出することができる
検索手段を備えている。これより、CATV装置は、他
のCATV装置の接続先の距離に関係なく一定の通信料
で内線電話システムのサービスを加入者に提供すること
ができ、加入者は、CATV会社が提供するCATV網
のサービス料金のみで内線電話システムを利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATV網内線電話システム11の全
体構成図である。
【図2】本発明の電話番号テーブル23−1を示す図で
ある。
【図3】本発明を適用したCATV装置21−1の動作
を説明するフローチャートである。
【図4】本発明を適用した加入者装置31の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】従来のCATV網内線電話システム61を説明
するための図である。
【符号の説明】 11、61 CATV網内線電話システム 21−1、21−2、61−1、61−2 CATV装
置 22、621 混合部 23、622 内線電話サーバ 23−1、622−1 電話番号テーブル 22−2、622−2 課金情報テーブル 24 VOIP変換部 25 ファイアーウォール部 26 ルータ 27、625 センターモデム 28、624 検索手段 31、63 加入者装置 32、631 電話 33、632 PHS 34、633 構内アンテナ 35、634 分配器 36、635 PC 41、64 CATV網 51 インターネット 65 公衆網 623 交換機
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB10 BC18 BD02 BD07 5K030 GA20 HB01 HC01 HD03 HD05 JT01 JT09 KA01 KA05 LD07 5K101 LL02 LL06 RR05 SS08 UU19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATV網を介して加入者装置にCAT
    V放送を行うCATV装置において、 他のCATV装置の電話番号を格納する内線電話サーバ
    と、 前記加入者装置から送られてくる相手先の内線電話番号
    に基づいて、該内線電話番号の電話を有する加入者装置
    と接続したCATV装置の電話番号を前記内線電話サー
    バより検索する検索手段と、 前記加入者の音声信号をインターネット電話用の音声信
    号に変換する音声信号変換手段とを備え、 前記変換された音声信号を、インターネットを介して前
    記検索されたCATV装置の電話番号に伝送し、前記電
    話番号のCATV装置から前記内線電話番号の電話に伝
    送することを特徴とするCATV装置。
  2. 【請求項2】 前記内線電話サーバは、前記加入者が接
    続したい内線電話に近いCATV装置の電話番号を格納
    する電話番号テーブルを備えていることを特徴とする請
    求項1記載のCATV装置。
  3. 【請求項3】 CATV放送を行う複数のCATV装置
    と前記CATV放送を受信する少なくとも1つの加入者
    装置とからなるCATV網内線電話システムにおいて、 前記加入者装置は、CATV網を介して送られてくる信
    号が音声信号であるとき、電話機に接続する分配手段を
    備え、 前記CATV装置は、他のCATV装置の電話番号を格
    納する内線電話サーバと、前記加入者装置から送られて
    くる相手先の内線電話番号に基づいて、該内線電話番号
    の電話を有する加入者装置と接続したCATV装置の電
    話番号を前記内線電話サーバより検索する検索手段と、
    前記加入者の音声信号をインターネット電話用の音声信
    号に変換する音声信号変換手段とを備え、前記変換され
    た音声信号を、インターネットを介して前記検索された
    CATV装置の電話番号に伝送し、前記電話番号のCA
    TV装置から前記内線電話番号の電話に伝送することを
    特徴とするCATV網内線電話システム。
  4. 【請求項4】 前記内線電話サーバは、前記加入者が接
    続したい内線電話に近いCATV装置の電話番号を格納
    する電話番号テーブルを備えていることを特徴とする請
    求項3記載のCATV網内線電話システム。
JP2001031676A 2001-02-08 2001-02-08 Catv装置およびcatv網内線電話システム Withdrawn JP2002237903A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015156719A (ja) * 2009-01-30 2015-08-27 トムソン ライセンシングThomson Licensing セットトップボックスにおいてホームネットワーク通信とブロードキャスト受信とを一体化するシステム及び方法

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