JP2002237226A - 複合型ケーブルおよびコネクタ - Google Patents
複合型ケーブルおよびコネクタInfo
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Landscapes
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Abstract
工事を簡単かつ低コストにする。 【解決手段】 通信用の光ファイバーケーブル11と、
その光ファイバーケーブル11の外側に配列される複数
本の電源用ケーブル12と、その電源用ケーブル12の
外側に設けられる外部被覆13とを備えている複合ケー
ブル10。電源用ケーブル12は光ファイバーケーブル
11を中心として並列的に配置し、隙間には充填剤が充
填され、小判形の断面形状を有する。
Description
ルと電源線との複合型ケーブルおよびそれに用いるコネ
クタに関する。
回線とを接続する場合、図8に示すように、AC100
Vの電源線101はアダプタ102でDC24Vに変換
した上で、DC電源線103によってパソコンなどのコ
ンピュータ104に接続している。そして電話回線ある
いは10/100ベースTといったLANケーブルなど
の通信線105は、電源線103とは別個にコンピュー
タ104のモジュラージャックやカードスロットなどに
接続するようにしている。また光ファイバーケーブルを
用いる場合は、光ケーブルからターミナルアダプタない
し光電変換素子によって電気信号に変換し、その上で同
軸ケーブル銅線で接続している。
電源線103と通信線105とが別個であるので、デス
クまわりが煩わしく、また、配線工事も面倒である。ま
た、大容量双方向通信時代を迎えて、光ファイバーケー
ブルを直接デスクまで配線したり、さらにカード型のタ
ーミナルアダプタなどを用いることにより、コンピュー
タに直接光ファイバーケーブルを接続することも検討さ
れているが、光ファイバーケーブルは屈曲などに対して
強度が充分でない。また、被覆などの保護層を厚く設け
る場合は、ケーブルが太くなり、扱いにくい。
同一ケーブルで電源と通信の両方の役割を持たせ、それ
により配線状態をシンプルにし、配線工事を簡単かつ低
コストにしうる複合型ケーブルおよびそれに用いるコネ
クタを提供することを技術課題としている。さらに本発
明は、光ファイバーケーブルを直接デスクやコンピュー
タまで安全に配線することができる複合型ケーブルを提
供することを技術課題としている。
は、通信用の光ファイバーケーブルと、その光ファイバ
ーケーブルの外側に配列される複数本の電源用ケーブル
と、前記電源用ケーブルの外側に設けられる被覆とを備
えていることを特徴としている。このような複合型ケー
ブルでは、前記電源用ケーブルが、光ファイバーケーブ
ルを中心として螺旋状に撚り合わされているものであっ
てもよく、また光ファイバーケーブルと並列的に配置さ
れているものであってもよい。
ブルに接続して用いる雄コネクタであって、略棒状の形
態を備え、中心部にファイバーケーブルを通す貫通孔を
有し、外周に複数の電源用端子を有し、各電源用端子か
ら後端まで接続路が設けられると共に、接続路の後端
が、複合型ケーブルの電源線に配列に対応する形態で配
列されており、かつ、他の部分が強度を有する絶縁材で
充填されていることを特徴としている。このような雄コ
ネクタは、外周面に沿って、電源用端子を覆う閉鎖位置
と、電源用端子を開放する開放位置との間で軸方向移動
自在に設けられる筒状の保護カバーを備えているものが
好ましい。
コネクタと接続される雌コネクタであって、雄コネクタ
と嵌合する空所を備えた有底筒状の形態を備え、底部の
中心部に光ファイバーケーブルが貫通する貫通孔を有
し、内周面に前記雄コネクタの複数の電源用端子と圧接
される電源用端子を有し、各電源用端子から外周面まで
接続路が設けられていることを特徴としている。
た前述の雄コネクタと、前記空所が円柱状の形態を備え
ている前述の雌コネクタとからなり、雄コネクタの複数
の電源用端子および雌コネクタの電源用端子が、互いに
対応するように軸方向に配列されており、かつ、少なく
とも一方の電源用端子が環状の形態を備えていることを
特徴としている。
ファイバーケーブルと電源用ケーブルとが一体に結合さ
れているので、単一のケーブルで通信用と電源用の両方
の配線を行うことができる。そのため、デスクまわりな
どがシンプルになり、配線工事が簡単で低コストにな
る。なお、通信線が光ファーバーケーブルであるので、
通信容量が大きく、しかも電源線が発生する電磁場によ
り、ノイズなどの障害が生じない。さらに光ファイバー
ケーブルは外側の電源用ケーブルと被覆により充分に保
護されるので、屈曲しにくく、外からの衝撃などから保
護される。
を中心として螺旋状に撚り合わされているものでは、光
ファイバーケーブルの全周が保護され、また湾曲させる
場合に方向性がないため、取り扱いが容易である。また
電源用ケーブルが光ファイバーケーブルと並列的に配置
されているものでは、平坦であるので、細い隙間に通し
やすい。また、湾曲させる方向が定まるが、その方向で
は楽に湾曲させることができる。
ブルを通す貫通孔のまわりに絶縁材が充填されているの
で、光ファイバーケーブルを安全に保護することができ
る。また、電源線を周囲に配置し、光ファイバーケーブ
ルを通す貫通孔を中央部に設けたので、前記複合ケーブ
ルの光ファイバーケーブルとの心合わせ、さらに雌コネ
クタとの心合わせが容易である。
を備えている雄コネクタは、雌コネクタに挿入していな
いときは電源用端子を保護することができ、雌コネクタ
に挿入するときは保護カバーが軸方向に移動して電源用
端子を露出して容易に接続しうる。また、雌コネクタに
接続していないときに使用者が電源端子に触れることが
防止できるので、電源側に使用しても安全である。
対して容易に接続することができ、光ファイバーケーブ
ルの心あわせが容易である。
の形態を備え、雌コネクタが雄コネクタと嵌合する円柱
状の空所を備え、それぞれ軸方向に配列される電源用端
子のうち、少なくとも一方が環状であるので、雄コネク
タを軸まわりのどの向きで雌コネクタに挿入しても、他
方の電源用端子と接続される。そのため、接続が容易
で、複合ケーブルを捻らなくても接続できる。さらに複
数の電源用端子が軸方向に配列されているので、直流電
源を流す2個の端子でも、誤って逆に接続することがな
い。
の複合ケーブルの実施の形態を説明する。図1は本発明
の複合ケーブルの一実施形態を示す一部切り欠き斜視
図、図2aは図1の複合ケーブルの断面図、図2bは本
発明の複合ケーブルの他の実施形態を示す断面図、図3
は本発明の複合ケーブルの他の実施形態を示す斜視図、
図4aは図3の複合ケーブルの断面図、図4bは本発明
の複合ケーブルのさらに他の実施形態を示す断面図、図
5は本発明のコネクタの一実施形態を示す縦断面図、図
6は図5のコネクタの一部切り欠き斜視図、図7は本発
明の複合ケーブルの使用状態を示す概略配線図である。
光ファイバーケーブル11と、その光ファイバーケーブ
ル11の両側に平行に配列される2本の電源用ケーブル
12と、その電源用ケーブル12の外側から、光ファイ
バーケーブル11と電源用ケーブル12の全体を覆う外
部被覆13とを備えている。光ファイバーケーブル11
は、ガラス製のものでもよいが、PMMAや、PMMA
とスチレンなどとのコポリマーなどの合成樹脂製のもの
が好ましい。合成樹脂製の場合は太くすることができる
ので、接続部の心合わせ、すなわち心ズレや相互の傾き
がないように接続するのが容易である。光ファイバーケ
ーブル11の外周には、ポリエチレン、ポリプロピレン
などの合成樹脂からなる保護用の被覆15が設けられて
いる。
線の心線16と、その心線16を覆う絶縁被覆17とか
らなる公知のものである。絶縁被覆17はたとえばポリ
塩化ビニルなどの合成樹脂あるいは網上げた植物繊維製
の糸などからなる。電源ケーブル12は、たとえばDC
24V用のものが用いられるが、DC12V用など、他
の種類のケーブルであってもよい。通常は電源用ケーブ
ル12の1本はDC24Vで、他の1本はアース線であ
る。
ル11と電源用ケーブル12の間の隙間には合成樹脂、
糸、粉体などの充填材18が充填され、全体として小判
状の断面形状としている。外部被覆13はそれらの全体
を包むように被覆している。外部被覆13は、電気ケー
ブルを保護する絶縁性、遮水性に加え、合成樹脂製の光
ファイバーケーブルを保護する適度な柔軟性、耐変形性
を有する材料、たとえばポリ塩化ビニル、ポリエチレン
などの合成樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどから構成さ
れ、たとえば押出し成型などで設けることができる。
坦であるので、上下方向に湾曲させやすい。ただし左右
には湾曲させにくい。また、光ファイバーケーブル11
と電源用ケーブル12が1本の複合ケーブル10になる
ので、配線工事が簡単でコストが低い。さらに中心部の
光ファイバーケーブル11が周囲の電源用ケーブル12
に保護される利点がある。また通信用光ファイバケーブ
ル11は電源用ケーブル12から電磁誘導に基づくノイ
ズが生じない。
している。この複合ケーブル20では通信用の光ファイ
バーケーブル11の周囲に3本の電源用ケーブル12を
120度ずつの等間隔で配置している。そのため全体と
しておむすび状の断面形状を呈している。3本の電源用
ケーブル12は、たとえば1本をDC24Vとし、他の
1本をDC12Vとし、残りの1本をアース線とするこ
とができる。光ファイバーケーブル11や各電源ケーブ
ル12は、図1の実施形態と同じである。この複合ケー
ブル20では、2種類の電圧に対応することができ、し
かも光ファイバーケーブル11が3本の電源用ケーブル
12で保護されるので、一層安全である。なお電源用ケ
ーブル12は4本以上設けることもできる。
ケーブル11の周囲に2本の電源用ケーブル12を螺旋
状に巻いて配置して構成したものである。この複合ケー
ブル22は、図4aに示すように断面形状が円形である
ので、湾曲させるときの方向性がなく、いずれの方向に
も湾曲させることができる。2本の電源用ケーブル12
の隙間には、図1の場合と同様の充填材15を設けるこ
ともできる。しかし空洞にしておくと、湾曲させやすい
利点がある。
ファイバーケーブル11の周囲に螺旋状に設けた複合ケ
ーブル24である。このものも図3の複合ケーブル20
あるいは図2bの複合ケーブル24とほぼ同様な作用効
果を奏する。
接続するときに用いるコネクタ30を示している。コネ
クタ30は複合ケーブル10の端部に固着される雄コネ
クタ31と、その雄コネクタと連結される雌コネクタ3
2とからなる。雄コネクタ31は棒状で、図6に示すよ
うに円柱状である。雄コネクタ31の中心部には複合ケ
ーブル10の光ファイバーケーブル11を通す貫通孔3
4が形成されている。そして軸方向に間隔を開けて配列
されるリング状の電源用端子35、36が配置されてい
る。先端側(図5の左側)の第1端子35は後端側の第
2端子36よりも内径が小さい。各電源用端子35、3
6の外周面は雄コネクタ31の表面に露出している。
に向けて、円筒状の第1接続路37が延びている。第2
端子36の内周部分から後端側に、第1接続路37より
径が大きい円筒状の第2接続路38が延びている。各接
続路37、38の後端側の端部は雄コネクタ31の後端
面39から突出している。そして中心側の第1接続路3
7の下部は切り欠かれ、複合ケーブル10の下側の電源
用ケーブル12aの心線16との間に隙間40があいて
いる。逆に上側では電源用ケーブル12bの心線16と
当接して導通している。また外周側の第2接続路38の
上部は切り欠かれ、上側の電源用ケーブル12bの心線
16との間に隙間41があき、下側では電源用ケーブル
12aの心線16と当接して導通している。
雄コネクタ用のロック機構42が設けられている。この
ロック機構42はリング状を呈し、後述する雌コネクタ
用のロック機構58と弾力的に嵌合するものである。
37、第2接続路38およびロック機構42以外の部分
は絶縁材43が充填されている。絶縁材43はたとえば
合成樹脂やゴム、セラミックなどで構成しうる。雄コネ
クタ31の先端の周囲には、雌コネクタ32に嵌合させ
やすくするためのテーパ44が形成されている。さらに
後端の周囲には、複合ケーブル10の外部被覆13の端
部を固着するための段部45が形成されている。
は、たとえば以下の手順で行うことができる。まず第1
端子35と第1接続路37とが一体になったものを導電
材料、たとえば銅で形成し、その内側に、先端から中心
にかけての絶縁材43aをインサート成型する。ついで
第2端子36と第2接続路38とが一体になったものを
導電材料で形成し、その内側に、第1端子35および第
1接続路37との間に設けられる絶縁材43bをインサ
ート成型する。さらにリング状のロック機構40に後部
外周部を構成する絶縁材43cをインサート成型する。
そして上記の3個の部品を一体に固着する。このような
手順によれば、雄コネクタ31を容易に量産することが
できる。
結するには、まず、複合ケーブル10の端部の電源用ケ
ーブル12a、12bをおよび外部被覆13を所定の寸
法で切り取り、光ファイバーケーブル11を雄コネクタ
31の貫通孔34に通す。そして外部被覆13を雄コネ
クタ31の段部に溶着することにより、結合する。雄コ
ネクタ31の後端面と複合ケーブル10の端面との間の
隙間46はこのままでもよいが、絶縁材を充填する方が
好ましい。
31を嵌合させる円柱状の空所48を有し、全体として
カップ状を呈する。そして空所48の内周面には、雄コ
ネクタ31の先端が底部49と当接した状態で第1端子
35および第2端子36と当接するリング状の第1内部
端子51および第2内部端子52がそれぞれ配置されて
いる。すなわち奥側に第1内部端子51が配置され、開
口側に第2内部端子52が配列されている。第2内部端
子52の外径は第1内部端子51の外径より大きい。各
内部端子51、52の内周周面は空所48の内周面に露
出している。
側に向けて、円筒状の第1接続路53が延びている。第
2内部端子52の外周部分から底部側に、第1接続路よ
り径が大きい円筒状の第2接続路54が延びている。さ
らに各接続路53、54の底部側には、それぞれ第1外
部端子55および第2外部端子56が外向きに設けら
れ、それらの外側の端部は雌コネクタ32の外周面から
突出している。さらに第2内部端子52から開口部側の
内周面には、前記雄コネクタ用のロック機構40に係合
する雌コネクタ用のロック機構58が設けられている。
このロック機構58はリング状を呈し、雄コネクタ用の
ロック機構42と弾力的に嵌合する。すなわち雄コネク
タ31を雌コネクタ32に嵌合するとき、各ロック機構
42、58は相手のコネクタと当接して嵌合を許容し、
完全に嵌合したときに、ロック機構42、58同士が噛
み合うように嵌合する。それによりわずかな力ではコネ
クタ同士が外れない。そして意識的に強い引き力を加え
たとき、ロック機構42、58同士が解除され、抜くこ
とができる構成となっている。
0の光ファイバーケーブル61が嵌合する貫通孔62が
形成されている。第1内部端子51、第2内部端子5
2、第1接続路53、第2接続路54およびロック機構
58以外の部分は絶縁材64が充填されている。絶縁材
64は雄コネクタ31の場合と同様の合成樹脂やゴム、
セラミックなどで構成しうる。
は、たとえば以下の手順で行うことができる。まず第1
内部端子51と第1接続路53とが一体になったものを
導電材料、たとえば銅で形成し、その内側に、リング状
の絶縁材64aをインサート成型する。ついで第2内部
端子52と第2接続路54とが一体になったものを導電
材料で形成し、その内側にカップ状の絶縁材64bをイ
ンサート成型する。そしてそれらを課外に嵌合させて組
み立てた上で、リング状のロック機構58および第1お
よび第2外部端子55、56を配置し、底部59から外
周部および開口部まわりにかけて絶縁材料64cをイン
サート成型する。このような手順によれば、雌コネクタ
32を容易に量産することができる。
雄コネクタ31の先端面に光ファイバーケーブル11の
端面が露出しており、雌コネクタ32の底部49から光
電変換素子60の光ファイバーケーブル61の端面が露
出している。そのため雄コネクタ31を雌コネクタ32
に嵌合させると、光ファイバーケーブル11、61の端
面同士が当接し、光導波路が連続する。他方、雄コネク
タ31の電源用ケーブル12b、12aの心線16、1
6はそれぞれ第1接続路37および第2接続路38を介
して第1端子35および第2端子36に接続されてい
る。そして雌コネクタ32側でも、第1内部端子51お
よび第2内部端子52はそれぞれ第1接続路53および
第2接続路54を介して第1外部端子55および第2外
部端子56に接続されている。また、雄コネクタ31を
雌コネクタ32に嵌合させることにより、第1端子35
の外周面と第1内部端子53の内周面が接触し、第2端
子36の外周面と第2内部端子54の内部端子54の内
周面が接触する。したがって結局は第1複合ケーブルの
2本の電源用ケーブル12a、12bの心線16は雌コ
ネクタ32の外部端子55、56と電気的に接続される
ことになる。このように図5のコネクタ30を用いる
と、複合ケーブル10の光ファイバーケーブル11と電
源用ケーブル12a、12bを一度に接続することがで
きる。
接続路37、38および雌コネクタ32の接続路53、
54は円筒状を呈しているが、棒状あるいは細い板状な
ど、他の形態をとることもできる。また、雄コネクタ3
1の第1端子35、第2端子36も、雌コネクタ32の
第1内部端子51、第2内部端子52もリング状にして
いるが、たとえば雄コネクタ31の端子35、36をリ
ング状としたときは、雌コネクタ32の内部端子51、
52はリング状にする必要はなく、部分的に設けるだけ
でもよい。逆に雌コネクタ342側の内部端子51、5
2をリング状にすれば、雄コネクタ31側の端子35、
36は部分的に設けることができる。このようにして
も、雄コネクタ31を自軸まわりに回転させたどの位置
でも接続することができる。そのため、複合ケーブル1
0にねじれを生じさせないで接続しうる。
用ケーブルを有する複合ケーブル20、24に用いるコ
ネクタでは、前記第1端子、第2端子のほかに軸方向に
ずらせた第3端子、第4端子などを設ければよい。雌コ
ネクタ32も同様である。前記実施形態では雄コネクタ
31をどの向きでも接続し得るように、雄コネクタ31
を円柱状にし、雌コネクタ32の空所も円柱状にしてい
る。しかし必要に応じて、雄コネクタ31を角柱状にし
たり、あるいは円柱の一個所に突条あるいは横溝を設け
るなど、雄コネクタ31が自軸まわりの特定の角度での
み雌コネクタと接続できるようにすることもできる。こ
の場合は雄コネクタ31の第1端子35や第2端子36
を軸方向にずらさずに、たとえば放射状に配置すること
もできる。雌コネクタ32では、その雄コネクタ31の
端子35、36の配列に応じた位置に内部端子を設け
る。
に電源用第1端子35および第2端子36が露出してい
る。そのため、雄コネクタ31を電源を供給する機器に
接続し、雌コネクタ32に電源を接続しなければ使用者
に危険である。しかし図6の想像線66で示すように、
雄コネクタ31の第1端子35および第2端子を覆う位
置と、露出させる位置との間で軸方向に移動自在の絶縁
性を有する保護カバーを設けると、雄コネクタ31を電
源側に接続しても安全である。このような保護カバー6
6は、バネによって常時先端側に付勢させるようにして
もよい。その場合、雌コネクタ32に接続する場合は、
雌コネクタ32の開口側の前面と係合して保護カバー6
6が自然に開く。
びコネクタを用いる場合は、たとえば図7に示すよう
に、コンピュータ70に1本の複合ケーブル10だけを
連結するだけで、信号線と電源線を一度に接続すること
ができる。すなわちこのシステムでは、光ファイバーネ
ットの基幹光ファイバーケーブル71の途中に、電源線
72から得られるAC100Vの交流電源をDC24V
の直流電源に変換する機能と、基幹光ファイバーケーブ
ル71から分岐光ファイバーケーブルを分岐するハブ機
能を備えたハイブリッドハブ73を取り付ける。そして
そのハイブリッドハブ73とコンピュータ70とを1本
の複合ケーブル10で接続する。この場合、複合ケーブ
ル10側に図5の雌コネクタ32を接続し、コンピュー
タ70側に雄コネクタ31を取り付けるのが好ましい。
このようなシステムでは、1本の複合ケーブル10だけ
でネットへの接続と電源線の接続を行うことができるの
で、デスクまわりがシンプルになり、配線工事も簡単に
なる。
ブルが1本で示されているが、2〜3本、あるいはそれ
以上の複数本とすることもできる。
部切り欠き斜視図である。
bは本発明の複合ケーブルの他の実施形態を示す断面図
である。
斜視図である。
bは本発明の複合ケーブルのさらに他の実施形態を示す
断面図である。
図である。
る。
配線図である。
す概略配線図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 通信用の光ファイバーケーブルと、その
光ファイバーケーブルの外側に配列される複数本の電源
用ケーブルと、前記電源用ケーブルの外側に設けられる
被覆とを備えている複合型ケーブル。 - 【請求項2】 前記電源用ケーブルが、光ファイバーケ
ーブルを中心として螺旋状に撚り合わされている請求項
1記載の複合型ケーブル。 - 【請求項3】 前記電源用ケーブルが、光ファイバーケ
ーブルと並列的に配置されている請求項1記載の複合型
ケーブル。 - 【請求項4】 請求項1の複合型ケーブルに接続して用
いる雄コネクタであって、略棒状の形態を備え、中心部
にファイバーケーブルを通す貫通孔を有し、外周に複数
の電源用端子を有し、各電源用端子から後端まで接続路
が設けられると共に、接続路の後端が、複合型ケーブル
の電源線に配列に対応する形態で配列されており、か
つ、他の部分が強度を有する絶縁材で充填されている雄
コネクタ。 - 【請求項5】 外周面に沿って、電源用端子を覆う閉鎖
位置と、電源用端子を開放する開放位置との間で軸方向
移動自在に設けられる筒状の保護カバーを備えている請
求項4記載の雄コネクタ。 - 【請求項6】 請求項4または5記載の雄コネクタと接
続される雌コネクタであって、雄コネクタと嵌合する空
所を備えた有底筒状の形態を備え、底部の中心部に光フ
ァイバーケーブルが貫通する貫通孔を有し、内周面に前
記雄コネクタの複数の電源用端子と圧接される電源用端
子を有し、各電源用端子から外周面まで接続路が設けら
れている雌コネクタ。 - 【請求項7】 円柱状の形態を備えた請求項4記載の雄
コネクタと、前記空所が円柱状の形態を備えている請求
項6記載の雌コネクタとからなり、雄コネクタの複数の
電源用端子および雌コネクタの電源用端子が、互いに対
応するように軸方向に配列されており、かつ、少なくと
も一方の電源用端子が環状の形態を備えているコネク
タ。
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---|---|---|---|
JP2001031466A JP2002237226A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 複合型ケーブルおよびコネクタ |
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JP2001031466A JP2002237226A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 複合型ケーブルおよびコネクタ |
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