JP2002237057A - 情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002237057A JP2001030860A JP2001030860A JP2002237057A JP 2002237057 A JP2002237057 A JP 2002237057A JP 2001030860 A JP2001030860 A JP 2001030860A JP 2001030860 A JP2001030860 A JP 2001030860A JP 2002237057 A JP2002237057 A JP 2002237057A
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインサーチを的確に行う。 【解決手段】 ファインサーチが行われ、対物レンズ
が、トラッキングパルス制御部47から、ステップS6
において出力される加速パルス、または、ステップS7
において出力される減速パルスに従って移送されている
とき、ステップS8,S9において、速度判定部46
は、入力されたトラバース信号のエッジをカウントし、
そのカウント値と、反転と判定するためのエッジ数を比
較する。比較の結果、カウント値の方が、反転と判定す
るためのエッジ数以上であった場合、対物レンズは、目
標としている移送方向とは異なる方向に反転されたと判
定され、ステップS11において、正しい、移送方向に
移送させる為の処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録再生装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、
光ディスク上の所望のトラックに対物レンズを移送させ
るのに用いて好適な情報記録再生装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disk)やDVD(Digita
l Versatile Disk)の普及に伴い、それらの光ディスク
を再生する光ディスク装置も普及している。光ディスク
装置では、光ディスク上の所望のトラックをサーチする
ファインサーチという動作が行われる。
【0003】ファインサーチは、トラバース信号のエッ
ジの間隔で対物レンズの速さが測定され、出力すべきパ
ルス信号が決定されることにより行われる。しかしなが
ら、外乱などの影響により、対物レンズが本来進むべき
方向とは反対の方向に向かって移送されてしまうことが
ある。従って、対物レンズの移送方向が反転したことを
検出し、正しい方向に直す処理を行う必要がある。
【0004】図1は、光ディスク装置に設けられている
対物レンズの移送方向の反転を検出するための部分の構
成を示す図である。ファインサーチ時には、トラバース
信号が、トラバース信号のエッジを割り込み要因とする
エッジ割り込み検出部1と、ハードウェアカウンタ2の
双方に入力される。さらに、比較判定部3で、エッジ割
り込み検出部1とハードウェアカウンタ2で、それぞれ
カウントされたエッジ数の比較が行われる。
【0005】比較判定部3による比較結果が、所定の値
以上の差があったと判定される場合、対物レンズの移送
方向が反転していると判定される。この方法は、ハード
ウェアカウンタ2が、入力されたトラバース信号の全て
のエッジをカウントするものであるのに対し、エッジ割
り込み検出部1は、エッジ割り込みが発生した直後の一
定期間内は割り込みを禁止にするというマスク時間が設
けられており、エッジが入力される間隔が一定時間以下
であると割り込を発生しないことを利用し、エッジ割り
込み検出部1とハードウェアカウンタ2で、それぞれカ
ウントされた値の差を計測することにより反転を検出す
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1に示したような方
法で、対物レンズの移送方向の反転を検出するようにし
た場合、エッジ割り込み検出部1とハードウェアカウン
タ2がカウントしたエッジ数の差が、エッジ割り込み検
出部1のマスク時間に大きく依存し、エッジ割り込み検
出部1のマスク時間の設定の仕方によっては、反転を検
出することができないといった課題があった。
【0007】その結果、対物レンズが目標としているト
ラックの方向とは反対の方向に大きく移送され、所定の
トラバース信号のエッジをカウントするまでサーチを終
了することができずに、サーチが不安定になる(正しい
サーチが行えない)といった課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ファインサーチを行っているときに、トラ
バース信号のエッジをカウントし、そのカウント値が所
定の数値以上である場合、対物レンズの移送方向が反転
されたと判定するようにすることにより、適切なファイ
ンサーチが行えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録再生装
置は、トラッキングエラー信号を2値化することにより
トラバース信号を取得する取得手段と、取得手段により
取得されたトラバース信号のエッジをカウントするカウ
ント手段と、カウント手段によるカウント値により、対
物レンズの移送速度を判定する判定手段と、判定手段の
判定結果に応じて、対物レンズの移送速度を制御するた
めのパルス信号を出力する出力手段と、所定の時間内に
カウント手段によりカウントされたカウント値が、所定
の値以上であるか否かを判断する判断手段と、判断手段
により、所定の時間内にカウント手段によりカウントさ
れたカウント値が、所定の値以上であると判断された場
合、エラー処理を実行する実行手段とを含むことを特徴
とする。
【0010】前記所定の時間は、出力手段により出力さ
れるパルス信号の1パルスが出力される時間であるよう
にすることができる。
【0011】本発明の情報記録再生方法は、トラッキン
グエラー信号を2値化することによりトラバース信号を
取得する取得ステップと、取得ステップの処理で取得さ
れたトラバース信号のエッジをカウントするカウントス
テップと、カウントステップの処理によるカウント値に
より、対物レンズの移送速度を判定する判定ステップ
と、判定ステップの処理による判定結果に応じて、対物
レンズの移送速度を制御するためのパルス信号の出力を
制御する出力制御ステップと、所定の時間内にカウント
ステップの処理によりカウントされたカウント値が、所
定の値以上であるか否かを判断する判断ステップと、判
断ステップの処理により、所定の時間内にカウントステ
ップの処理によりカウントされたカウント値が、所定の
値以上であると判断された場合、エラー処理を実行する
実行ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】本発明の記録媒体のプログラムは、トラッ
キングエラー信号を2値化することによりトラバース信
号を取得する取得ステップと、取得ステップの処理で取
得されたトラバース信号のエッジをカウントするカウン
トステップと、カウントステップの処理によるカウント
値により、対物レンズの移送速度を判定する判定ステッ
プと、判定ステップの処理による判定結果に応じて、対
物レンズの移送速度を制御するためのパルス信号の出力
を制御する出力制御ステップと、所定の時間内にカウン
トステップの処理によりカウントされたカウント値が、
所定の値以上であるか否かを判断する判断ステップと、
判断ステップの処理により、所定の時間内にカウントス
テップの処理によりカウントされたカウント値が、所定
の値以上であると判断された場合、エラー処理を実行す
る実行ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明のプログラムは、トラッキングエラ
ー信号を2値化することによりトラバース信号を取得す
る取得ステップと、取得ステップの処理で取得されたト
ラバース信号のエッジをカウントするカウントステップ
と、カウントステップの処理によるカウント値により、
対物レンズの移送速度を判定する判定ステップと、判定
ステップの処理による判定結果に応じて、対物レンズの
移送速度を制御するためのパルス信号の出力を制御する
出力制御ステップと、所定の時間内にカウントステップ
の処理によりカウントされたカウント値が、所定の値以
上であるか否かを判断する判断ステップと、判断ステッ
プの処理により、所定の時間内にカウントステップの処
理によりカウントされたカウント値が、所定の値以上で
あると判断された場合、エラー処理を実行する実行ステ
ップとを実行させることを特徴とする。
【0014】本発明の情報記録再生装置および方法、並
びにプログラムにおいては、トラッキングエラー信号を
2値化することにより得られるトラバース信号のエッジ
がカウントされ、そのカウント値により、対物レンズの
移送速度が判定され、その判定結果に応じて、対物レン
ズの移送速度を制御するためのパルス信号が出力され、
所定の時間内にカウントされたカウント値が、所定の値
以上であると判断された場合、エラー処理が実行され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図2は、本発明を適用し
た情報記録再生装置の一実施の形態の構成を示す図であ
る。情報記録再生装置10は、光ディスク11を所定の
速度で回転駆動するスピンドルモータ12と、ピックア
ップ13を備えている。ピックアップ13は、内蔵する
レーザダイオードにより出射されたレーザ光を対物レン
ズ14を介して光ディスク11に照射し、情報を記録ま
たは再生する。
【0016】スレッドガイド棒15は、ピックアップ1
3を光ディスク11の半径方向に移動可能に支持し、ス
クリューガイド16とスレッドモータ17は、ピックア
ップ13をスレッドガイド棒15に沿って移動させる。
【0017】サーボアップ18は、ピックアップ13か
らのRF信号からフォーカスエラー信号、トラッキング
エラー信号およびトラバース信号を生成し、サーボプロ
セッサ19は、サーボアンプ18からのフォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号およびトラバース信号
からフォーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信
号およびスレッドドライブ信号を生成する。情報記録再
生装置10は、さらにサーボプロセッサ19からのフォ
ーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信号および
スレッドドライブ信号をそれぞれ増幅してフォーカスア
クチュエータ、トラッキングアクチュエータおよびスレ
ッドモータ17を駆動するフォーカスドライブ20、ト
ラッキングドライブ21およびスレッドドライブ22を
有している。
【0018】そして、情報記録再生装置10は、ピック
アップ13からのRF信号を復調する復調回路23、復
調回路23からの信号からセクタアドレスを検出するセ
クタアドレス検出回路24、セクタアドレス検出回路2
3からの信号に処理を施す信号処理回路25、信号処理
回路25からのデータに処理を施して出力するデータ出
力回路26、この情報記録再生装置10の各部を制御す
るシステムコントローラ27、および入力部28を有し
ている。
【0019】ピックアップ13が光ディスク11を再生
して出力するRF信号は、復調回路23に供給され、2
値化された後、エラー訂正処理が行われ、セクタアドレ
ス検出回路24に供給される。セクタアドレス検出回路
24は、供給されたデジタルデータから、そのデジタル
データが記録されているセクタのアドレス、すなわち、
ピックアップ13が現在データの読み出しを行っている
セクタのアドレスを抽出し、そのセクタアドレスを制御
手段であるシステムコントローラ27に出力するととも
に、復調回路23より供給されたデジタルデータを、信
号処理回路25に出力する。
【0020】信号処理回路25は、供給されたデジタル
データに対して所定の処理、例えば、圧縮されているデ
ータの伸長処理などを行い、処理後のデータをデータ出
力回路26に出力する。また、信号処理回路25は、光
ディスク11に多重化されたデータが記録されている場
合、所定の設定に応じて、多重化されたデータのうちの
いずれかのデータを選択し、選択したデータのアドレス
であるセクタアドレスをシステムコントローラ27に出
力する。
【0021】データ出力回路26は、システムコントロ
ーラ27により制御され、信号処理回路25より供給さ
れたデータを図示せぬ回路に出力する。システムコント
ローラ27は、セクタアドレス検出回路24より供給さ
れたセクタアドレスや、入力部28より供給されるユー
ザからの指示に対応して、サーボアンプ18を制御す
る。
【0022】入力部28から再生が指示されると、シス
テムコントローラ27は、サーボアンプ18を制御し、
スピンドルモータ12を介して、光ディスク11を所定
の速度で回転させるとともに、ピックアップ13の出力
する信号からフォーカスエラー信号とトラッキングエラ
ー信号を生成し、サーボプロセッサ19に出力する。サ
ーボプロセッサ19は、フォーカスエラー信号とトラッ
キングエラー信号を、それぞれフォーカスドライブ20
とトラッキングドライブ21を介して、ピックアップ1
3に供給する。
【0023】このような動作により、対物レンズ14を
フォーカス方向に駆動するフォーカスサーボと、微動手
段である対物レンズ14をトラッキング方向に駆動する
トラッキングアクチュエータを駆動するトラッキングサ
ーボが実行される。ピックアップ13が光ディスク11
を再生して出力する信号は、復調回路23に供給され、
2値化され、誤り訂正が施された後、セクタアドレス検
出回路24に入力され、セクタアドレスが検出される。
【0024】システムコントローラ27は、セクタアド
レス検出回路24で検出されたセクタから光ディスク1
1の読み出し位置を検出し、ピックアップ13から対物
レンズを介して出射されるレーザ光が読み出し位置に集
光されるように、サーボプロセッサ19を制御する。サ
ーボプロセッサ19は、この制御に対応して、スレッド
ドライブ22を介して、スレッドモータ17を制御し、
ピックアップ13を光ディスク11の所定のトラック位
置に移送させる。また、必要に応じて、トラッキングド
ライブキックパルスを発生させ、トラッキングドライブ
21を介して、ピックアップ13に出力する。これによ
り、ピックアップ13が所定のセクタアドレスに配置さ
れ、その位置から読み出しが開始される。
【0025】光ディスク11からの再生データは、復調
回路23で復調された後、セクタアドレス検出回路24
を介して信号処理回路25に供給される。信号処理回路
25は、入力された信号に対して、伸長処理などの処理
を施した後、データ出力回路26に出力する。データ出
力回路26は、信号処理回路25より入力された信号を
図示せぬ回路に出力する。
【0026】図3は、図2のサーボプロセッサ19のト
ラッキング部分の回路構成、およびトラッキングドライ
ブ21を示す図である。再生時には、トラッキングエラ
ー信号が、LBF(ローブーストフィルタ)41に入力
され、HBF(高域位相進みフィルタ)42とスイッチ
43を介し、さらにトラッキングドライバ44を介して
トラッキングアクチュエータ45に加えられることによ
り、対物レンズ14(図2)が駆動される。
【0027】ファインサーチ時には、図4(A)に示す
ようなトラッキングエラー信号が2値化されることによ
って、図4(B)に示すようなトラバース信号がサーボ
アンプ18により得られ、このトラバース信号がサーボ
プロセッサ19の速度判定部46に入力され、トラバー
ス信号のエッジから対物レンズ14の移送速度が判定さ
れ、判定結果がトラッキングパルス制御部47に出力さ
れる。
【0028】速度判定部46の判定結果に従って、トラ
ッキングパルス制御部47は、図4(C)に示すような
パルス信号を出力する。トラッキングパルス制御部47
から出力された減速パルス信号または加速パルス信号
が、スイッチ43とトラッキングドライバ44を介して
トラッキングアクチュエータ45に加えられことによ
り、対物レンズ14が駆動される。
【0029】ファインサーチが行われているとき、速度
判定部46は、入力されたトラバース信号のエッジの間
隔から、対物レンズ14の移送速度を判定し、その結果
に従って、トラッキングパルス制御部47は、図14
(B)に示すような加速パルス信号、または、減速パル
ス信号を一定期間出力する。トラバース信号の間隔が長
いときは、対物レンズ14の速度は遅いと判定され、加
速パルス信号が出力され、対物レンズ14の移送速度は
加速される。逆に、トラバース信号の間隔が短いとき
は、対物レンズ14の速度は早いと判定され、減速パル
ス信号が出力され、対物レンズ14の移送速度は減速さ
れる。
【0030】ところが、このトラバース信号のエッジの
間隔からは、対物レンズ14の速度を判定することはで
きても、対物レンズ14が、外周方向、または内周方向
のどちらの方向に移送されているかを判定することはで
きない。例えば、外周方向にサーチしている(移送され
ている)ときに、なんらかの原因で、対物レンズ14が
内周方向に大きな速度で移送されてしまった場合、速度
判定部46は、速度が大きくなったと判定し、トラッキ
ングパルス制御部47は、内周方向へ移送するように
(移送速度が減速されるように)パルス信号を出力す
る。
【0031】その結果、図5に示すように、移送速度は
減速されるようにパルスが出力されているのにも関わら
ず、対物レンズ14は内周方向により加速される、とい
う循環を繰り返してしまうことになる。
【0032】このような場合、トラッキングドライブ信
号としてパルス信号を出力する度に、トラバース信号の
エッジの間隔が短くなることが観測される。そこで、ト
ラッキングパルス信号を出力している期間などの一定時
間内(例えば、1パルス内)に、トラバース信号のエッ
ジ数をカウントし、そのカウント値が一定数以上なら
ば、対物レンズ14が反対の方向に移送されていると判
定することができる。
【0033】このようにして、移送方向の反転が検出さ
れた場合、ファインサーチの動作を中断するなどの例外
処理を行い、その後に改めてファインサーチをやり直す
ことで、移送方向の反転による影響を最小限に留めるこ
とができる。ファインサーチ、および反転検出につい
て、さらに、図6のフローチャートを参照して説明す
る。
【0034】ステップS1において、速度判定部46
は、サーボアンプ18(図2)からのトラバース信号の
エッジの検出を行う。ステップS2において、検出され
たエッジがカウントされる。そして、ステップS3にお
いて、カウントされたエッジ数が、サーチするトラック
数の2倍(1つのトラックで立ち上がりと立ち下がりの
2つのエッジが検出されるため)以上であるか否かが判
定される。速度判定部46が、カウントされたエッジ数
が、サーチするトラック数の2倍以上であると判定する
場合、対物レンズ14が目標とするトラックに到達した
ことを意味する。
【0035】従って、ステップS3において、カウント
されたエッジ数が、サーチするトラック数の2倍以上で
あると判定された場合、図6に示したファインサーチの
動作は終了される。一方、ステップS3において、カウ
ントされたエッジ数が、サーチするトラック数の2倍以
上ではないと判定された場合、換言すれば、対物レンズ
14は、目標とするトラックにまだ到達していないと判
定された場合、ステップS4に進む。
【0036】ステップS4において、速度判定部46
は、入力されたトラバース信号のエッジ間隔が、加減速
を判定するために設定されているエッジの間隔よりも大
きいか否かを判定する。上述したように、トラバース信
号のエッジの間隔が長いときは、対物レンズ14の移送
速度が遅いと判定でき、トラバース信号のエッジの間隔
が短いときは、対物レンズ14の移送速度が速いと判定
できる。そこで、加減速を判定するために用いられるエ
ッジの間隔(周期)が予め設定され、その設定されてい
る周期と実際の周期が比較されることにより、対物レン
ズ14の移送速度が判定される。
【0037】ステップS4において、トラバース信号の
エッジの間隔が、加減速を判定するために設定されてい
るエッジの間隔よりも大きくはない(小さい)と判定さ
れた場合、ステップS5に進み、ステップS4において
行われる判定とは逆の判定、すなわち、トラバース信号
のエッジの間隔が、加減速を判定するために設定されて
いるエッジの間隔よりも小さいか否かが判定される。
【0038】ステップS5において、トラバース信号の
エッジの間隔が、加減速を判定するためのエッジの間隔
よりも小さくはないと判定された場合は、トラバース信
号のエッジの間隔が、加減速を判定するためのエッジの
間隔と等しいと判定された場合であり、そのことは、対
物レンズ14の移送速度は適切であると判定できること
を示しているので、ステップS5以降の処理は行わず
に、ステップS1に戻り、それ以降の処理が行われる。
【0039】一方、ステップS4において、トラバース
信号のエッジの間隔が、加減速を判定するために設定さ
れているエッジの間隔よりも大きいと判定された場合、
すなわち、対物レンズ14の移送速度が遅いと判定され
た場合、ステップS6に進み、トラッキングパルス制御
部47(図3)から、加速パルスが出力される。同様
に、ステップS5において、トラバース信号のエッジの
間隔が、加減速を判定するために設定されているエッジ
の間隔よりも小さいと判定された場合、すなわち、対物
レンズ14の移送速度が速いと判定された場合、ステッ
プS7に進み、トラッキングパルス制御部47から、減
速パルスが出力される。
【0040】ファインサーチが行われているとき、スイ
ッチ43は、トラッキングパルス制御部47側に接続さ
れており、トラッキングパルス制御部47から出力され
た加速パルス、または、減速パルスは、トラッキングド
ライバ44を介してトラッキングアクチュエータ45に
供給される。トラッキングアクチュエータ45にパルス
が供給されることにより、対物レンズ14が移送され
る。
【0041】ステップS6において、加速パルスが出力
された場合、または、ステップS7において、減速パル
スが出力された場合、ステップS8に進み、速度判定部
46により入力されたトラバース信号のエッジがカウン
トされる。ステップS8の処理は、ステップS2の処理
と同様の処理であり、ファインサーチを行っている間
は、速度判定部46において、常に、入力されるトラバ
ース信号のエッジの数がカウントされている。
【0042】ステップS8乃至S11の処理は、何らか
の原因で、対物レンズ14が目標とする光ディスク11
上のトラックへ移送されているときに、その方向とは逆
の方向に移送されてしまうような状況を検出および防止
するために行われる。
【0043】ステップS8において、パルス出力中(例
えば、1パルスが出力されている時間内)にカウントさ
れたトラバース信号のエッジ数が、ステップS9におい
て、反転と判定されるエッジ数(例えば、5)と比較さ
れる。ステップS9において、カウントされたトラバー
ス信号のエッジ数は、反転と判定される為のエッジ数以
上ではないと判定された場合、すなわち、対物レンズ1
4が移送されている方向は正しく、その方向は反転され
ていないと判定された場合、ステップS10に進む。
【0044】ステップS10において、出力されている
加速パルスまたは減速パルスの出力時間は終了したか否
かが判定される。この判定は、ステップS6において加
速パルスが出力された時点で、または、ステップS7に
おいて減速パルスが出力された時点で、タイマーが起動
され、一定時間の計測が開始され、その計測時間と、予
め設定されたパルスの出力時間とが、一致するか否かが
判定されることにより行われる。
【0045】ステップS10において、加速パルスまた
は減速パルスの出力は終了したと判定された場合、ステ
ップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返され、終了し
てはいないと判定された場合、ステップS8に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返される。
【0046】一方、ステップS9において、カウントさ
れたトラバース信号のエッジ数は、反転と判定される為
のエッジ数以上であると判定された場合、すなわち、対
物レンズ14が移送されている方向は正しくなく、その
方向は反転されていると判定された場合、ステップS1
1に進む。ステップS11において、例外処理が実行さ
れる。例外処理としては、例えば、サーチを中断するな
どである。
【0047】上述したように、ファインサーチ時に、対
物レンズ14の移送方向が反転した場合でも、早急に反
転したことを検出し、例外処理を実行し、復旧すること
ができるため、外乱などによる影響を軽減させることが
可能となる。外乱の例としては、光ディスク11の再生
中に情報記録再生装置10に外部から衝撃が加わった場
合、信号記録面に傷の付いた光ディスクをかけた場合な
どが考えられる。このような場合、正しいトラバース信
号が生成されないために、対物レンズ14の移送方向が
反転される可能性があるが、反転を検出して例外処理に
入ることにより、正常な状態に早急に復帰することがで
きる。
【0048】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピ
ュータ、または、各種のプログラムをインストールする
ことで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎
用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイン
ストールされる。
【0049】図7は、汎用のパーソナルコンピュータの
内部構成例を示す図である。パーソナルコンピュータの
CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read
OnlyMemory)102に記憶されているプログラムに従っ
て各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memor
y)103には、CPU101が各種の処理を実行する上に
おいて必要なデータやプログラムなどが適宜記憶され
る。入出力インタフェース105は、キーボードやマウ
スから構成される入力部106が接続され、入力部10
6に入力された信号をCPU101に出力する。また、入
出力インタフェース105には、ディスプレイやスピー
カなどから構成される出力部107も接続されている。
【0050】さらに、入出力インタフェース105に
は、ハードディスクなどから構成される記憶部108、
および、インターネットなどのネットワークを介して他
の装置とデータの授受を行う通信部109も接続されて
いる。ドライブ110は、磁気ディスク121、光ディ
スク121、光磁気ディスク123、半導体メモリ12
4などの記録媒体からデータを読み出したり、データを
書き込んだりするときに用いられる。
【0051】記録媒体は、図7に示すように、パーソナ
ルコンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供す
るために配布される、プログラムが記録されている磁気
ディスク121(フロッピディスクを含む)、光ディス
ク122(CD-ROM(CompactDisk-Read Only Memory),
DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディ
スク123(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半導
体メモリ124などよりなるパッケージメディアにより
構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれ
た状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されて
いるROM102や記憶部108が含まれるハードディス
クなどで構成される。
【0052】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0053】
【発明の効果】以上の如く本発明の情報記録再生装置お
よび方法、並びにプログラムによれば、トラッキングエ
ラー信号を2値化することにより得られるトラバース信
号のエッジをカウントし、そのカウント値により、対物
レンズの移送速度を判定し、その判定結果に応じて、対
物レンズの移送速度を制御するためのパルス信号を出力
し、所定の時間内にカウントされたカウント値が、所定
の値以上であると判断された場合、エラー処理を実行す
るようにしたので、対物レンズを所望の位置に移送させ
る精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファインサーチを行う部分の一例の構成
を示す図である。
【図2】本発明を適用した情報記録再生装置の一実施の
形態の構成を示す図である。
【図3】サーボプロセッサ19の内部構成を示す図であ
る。
【図4】サーボプロセッサ19において処理される信号
について説明する図である。
【図5】反転の検出について説明する図である。
【図6】サーボプロセッサ19の動作について説明する
フローチャートである。
【図7】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
10 情報記録再生装置, 11 光ディスク, 14
対物レンズ, 18サーボアンプ, 19 サーボプ
ロセッサ, 41 LBF, 42 HBF, 43
スイッチ, 44 トラッキングドライバ, 45 ト
ラッキングアクチュエータ, 46 速度判定部, 4
7 トラッキングパルス制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを備える情報記録再生装置に
    おいて、 トラッキングエラー信号を2値化することによりトラバ
    ース信号を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記トラバース信号のエ
    ッジをカウントするカウント手段と、 前記カウント手段によるカウント値により、前記対物レ
    ンズの移送速度を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に応じて、前記対物レンズの移
    送速度を制御するためのパルス信号を出力する出力手段
    と、 所定の時間内に前記カウント手段によりカウントされた
    カウント値が、所定の値以上であるか否かを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により、所定の時間内に前記カウント手段
    によりカウントされたカウント値が、所定の値以上であ
    ると判断された場合、エラー処理を実行する実行手段と
    を含むことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間は、前記出力手段により
    出力される前記パルス信号の1パルスが出力される時間
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 対物レンズを備える情報記録再生装置の
    情報記録再生方法において、 トラッキングエラー信号を2値化することによりトラバ
    ース信号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記トラバース信
    号のエッジをカウントするカウントステップと、 前記カウントステップの処理によるカウント値により、
    前記対物レンズの移送速度を判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理による判定結果に応じて、前記
    対物レンズの移送速度を制御するためのパルス信号の出
    力を制御する出力制御ステップと、 所定の時間内に前記カウントステップの処理によりカウ
    ントされたカウント値が、所定の値以上であるか否かを
    判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、所定の時間内に前記カ
    ウントステップの処理によりカウントされたカウント値
    が、所定の値以上であると判断された場合、エラー処理
    を実行する実行ステップとを含むことを特徴とする情報
    記録再生方法。
  4. 【請求項4】 対物レンズを備える情報記録再生装置の
    プログラムであって、 トラッキングエラー信号を2値化することによりトラバ
    ース信号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記トラバース信
    号のエッジをカウントするカウントステップと、 前記カウントステップの処理によるカウント値により、
    前記対物レンズの移送速度を判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理による判定結果に応じて、前記
    対物レンズの移送速度を制御するためのパルス信号の出
    力を制御する出力制御ステップと、 所定の時間内に前記カウントステップの処理によりカウ
    ントされたカウント値が、所定の値以上であるか否かを
    判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、所定の時間内に前記カ
    ウントステップの処理によりカウントされたカウント値
    が、所定の値以上であると判断された場合、エラー処理
    を実行する実行ステップとを含むことを特徴とするコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
    記録媒体。
  5. 【請求項5】 対物レンズを備える情報記録再生装置を
    制御するコンピュータに、 トラッキングエラー信号を2値化することによりトラバ
    ース信号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記トラバース信
    号のエッジをカウントするカウントステップと、 前記カウントステップの処理によるカウント値により、
    前記対物レンズの移送速度を判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理による判定結果に応じて、前記
    対物レンズの移送速度を制御するためのパルス信号の出
    力を制御する出力制御ステップと、 所定の時間内に前記カウントステップの処理によりカウ
    ントされたカウント値が、所定の値以上であるか否かを
    判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、所定の時間内に前記カ
    ウントステップの処理によりカウントされたカウント値
    が、所定の値以上であると判断された場合、エラー処理
    を実行する実行ステップとを実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63149883A (ja) * 1986-12-15 1988-06-22 Nippon Columbia Co Ltd 光デイスク装置
JPH05114257A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Mitsubishi Electric Corp トラツクサーボ異常検出装置
JPH0676501A (ja) * 1992-08-27 1994-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動トラックカウント回路並びにヘッド速度制御回路及び高速アクセス制御回路

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