JP2002236684A - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

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JP2002236684A
JP2002236684A JP2001031233A JP2001031233A JP2002236684A JP 2002236684 A JP2002236684 A JP 2002236684A JP 2001031233 A JP2001031233 A JP 2001031233A JP 2001031233 A JP2001031233 A JP 2001031233A JP 2002236684 A JP2002236684 A JP 2002236684A
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processing method
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JP2001031233A
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Yasuo Matsumoto
安生 松本
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Webページに表示されている住所や電話番
号などの検出を行うことができ、さらにはこれら住所や
電話番号が示す特定地点の周辺地図や、前記特定地点ま
での経路情報をユーザーに提供することのできる情報処
理方法を提供すること。 【解決手段】 HTML(Hyper Text Markup Languag
e)などのマークアップ言語で記述されたソースの中か
ら、特定地点、又は特定地域を示す文字列を検出する文
字列検出ステップと、文字列検出ステップで検出された
文字列が示す特定地点、又は特定地域に関する情報を、
ユーザーに提供する情報提供ステップとを含める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理方法に関
し、より詳細には、Webページに表示されている住所
や電話番号などの検出を行い、さらにはこれら住所や電
話番号が示す特定地点の周辺地図や、前記特定地点まで
の経路情報をユーザーに提供することのできる情報処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、世界規模のネットワークであるイ
ンターネットを利用した、各種様々な情報通信が盛んに
行われている。インターネットの代表的なサービスとし
て、電子メール(e-mail)や、Webなどがある。We
bは、情報をハイパーテキスト形式で表した分散データ
ベース・システムであり、その情報をHTML(Hyper
Text Markup Language)で記述し、サーバーに対してポ
インタやリンクを指定しておくと、次々と新しいテキス
トやファイルにジャンプして、必要な情報を取得するこ
とができる。
【0003】Webページ(特に、Webサイトの窓口
のWebページをホームページという)を閲覧する場合
には、ブラウザが必要となる。ブラウザは、任意のサー
バーに対してURL(Uniform Resource Locator)を元
にアクセスを行い、Webページの転送要求を送信し、
サーバー側から送られてきたHTMLソース(HTML
で記述されたソース)を解析すると共に、クライアント
・マシンの画面上にサーバー側が提供する情報(の表示
部分)を表示する。
【0004】また、このHTMLソースに画像や音声な
どのリンク情報が存在していれば、クライアント・ユー
ザー(以降、単にユーザーとも記す)はこれら画像や音
声などをサーバーに対して転送要求することにより引き
出すことができる。なお、このような引き出し要求は、
Webページ上でリンクが貼られているテキストやイメ
ージ(画像)を、マウスなどのポインティング・デバイ
スを使ってクリックすることにより行われる。
【0005】このようにクライアント・ユーザーは、W
ebページを開いたり、ページ上でリンクが貼られてい
るテキストやイメージをクリックしてリンク先を指定す
ることにより、いろいろな情報を取得することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、クライアン
ト・ユーザーが取得することのできる情報は、通常、W
ebページの製作者が予め用意しておいた情報だけであ
り、換言すれば、ユーザーは、Webページの製作者が
用意していない情報については取得することができな
い。
【0007】例えば、ある商店のアドレスにアクセスを
行い、図14に示したようなHTMLソースを取得し、
ブラウザの解析により、図15に示したようなWebペ
ージが画面上に表示された場合、このページを参照した
り、リンク先にジャンプすることによって、前記商店
(ここでは、“○○商店”)で販売されている商品の内
容や、オーナーがどのような人物であるのかといったこ
とや、前記商店の住所や電話番号、郵便番号などを知る
ことができる。
【0008】しかしながら、前記商店の周辺地図は表示
されておらず、またリンク情報としても前記商店の周辺
地図情報が存在しない場合には、ユーザーはこのWeb
ページ(下階層のWebページも含む)からでは、前記
商店の周辺地図情報を取得したり、前記商店までの行き
方を知ることはできない。
【0009】従って、前記商店の周辺地図情報を取得し
たり、前記商店までの行き方を知るためには、下記のイ
〜ハに挙げた方法などを行う必要があり、ユーザーにと
って大変な手を要していた。 イ.ユーザー自身が、地図帳を使ってWebページに表
示されている住所から前記商店の場所を調べる。 ロ.ユーザー自身が、Webページに表示されている電
話番号に電話をかけて、前記商店のオーナーや従業員に
前記商店までの経路を教えてもらう。 ハ.ユーザーが、ナビゲーションシステムが装備された
車両に乗車中であるならば、そのナビゲーションシステ
ムの経路探索機能などを使って、Webページに表示さ
れている住所や電話番号などを入力することにより、前
記商店の周辺地図情報や前記商店までの経路情報を取得
する。
【0010】また近年では、地図データベース・ソフト
という、所望地点の周辺地図を検索して画面上に表示す
る機能を備えたソフトで、例えば、インターネットのW
ebページに表示される住所や電話番号を選択すると、
その住所や電話番号に該当する地点の周辺地図を検索
し、画面上への表示を行うソフトがある。
【0011】このソフトを使用すれば、上記したWeb
ページに、前記商店の周辺地図が表示されていなかった
り、リンク情報として存在していなかったとしても、ユ
ーザーは前記商店の周辺地図情報を取得することができ
るが、前記商店までの経路情報を取得することはできな
かった。
【0012】また、このソフトを使用するためには、当
該ソフトを購入し、ブラウザが稼働しているときには、
前記ソフトを常時稼働させておかなければならないとい
った問題や、前記商店の所在地を示す住所や電話番号を
ユーザー自身がページ上から探し出して、マウスなどの
ポインティング・デバイスを使って選択する必要があ
り、ユーザーにとって大変な手間を要していた。
【0013】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、前記地図データベース・ソフトを必要とせず、ま
たWebページに表示されている住所や電話番号などの
検出を行うことができ、さらにはこれら住所や電話番号
が示す特定地点の周辺地図や、前記特定地点までの経路
情報をユーザーに提供することのできる情報処理方法を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る情報処理方法(1)は、H
TMLなどのマークアップ言語で記述されたソースの中
から、特定地点、又は特定地域を示す文字列を検出する
文字列検出ステップを含んでいることを特徴としてい
る。
【0015】また本発明に係る情報処理方法(2)は、
上記情報処理方法(1)において、前記文字列検出ステ
ップで検出する文字列が、住所、電話番号、及び/又は
郵便番号を示す文字列であることを特徴としている。
【0016】上記した情報処理方法(1)又は(2)に
よれば、Webページの作成に使用される、HTMLな
どのマークアップ言語で記述されたソースの中から、特
定地点、又は特定地域を示す文字列(例えば、住所、電
話番号、郵便番号)を自動的に検出することができる。
例えば、図14に示したようなHTMLソースの中か
ら、“○○商店”の住所(兵庫県神戸市兵庫区御所通○
−○−○)、電話番号(078−671−XXXX)、
郵便番号(652−XXXX)を検出することができ
る。
【0017】従って、“○○商店”の住所(居所)や電
話番号、郵便番号など、その商店が存在する地点や地域
を特定することのできる文字列(すなわち、所在地情
報)を、ユーザー自身が探さなくても良くなるので、ユ
ーザーの手間を省くことができる。
【0018】また、前記商店が存在する地点や地域を特
定することのできる文字列を、コンピュータの処理上で
使用することが可能となるので、例えば、前記地点や前
記地域の周辺地図情報や、前記地点や前記地域までの経
路情報など、前記地点や前記地域に関する有益な情報を
ユーザーの手を煩わせることなく、ユーザーに提供する
ことができるようになる。
【0019】また本発明に係る情報処理方法(3)は、
上記情報処理方法(2)において、前記文字列検出ステ
ップでは、行政区画などの区画の名称、及び/又は戸番
を含んで構成される文字列を住所として検出することを
特徴としている。
【0020】また本発明に係る情報処理方法(4)は、
上記情報処理方法(3)において、前記文字列検出ステ
ップでは、行政区画などの区画の名称を含んで構成され
る文字列の検出に、住所データ記憶手段に記憶された住
所データを用いることを特徴としている。
【0021】上記した情報処理方法(3)又は(4)に
よれば、行政区画(例えば、都道府県、市区町村)など
の区画の名称(例えば、東京都、大阪府、兵庫県、大阪
市、神戸市、中央区、兵庫区)、及び/又は戸番(例え
ば、○丁目○番○号、○−○−○)を含んで構成される
文字列を住所として検出する。従って、Webページの
作成に使用される、HTMLなどのマークアップ言語で
記述されたソースの中から、住所を正確に検出すること
ができる。
【0022】さらに上記した情報処理方法(4)によれ
ば、行政区画などの区画の名称を含んで構成される文字
列(すなわち、住所)の検出に、前記住所データ記憶手
段(例えば、ナビゲーション機能に使用される地図情報
が記憶された記憶媒体)に記憶された住所データを用い
るので、Webページの作成に使用される、HTMLな
どのマークアップ言語で記述されたソースの中から、検
出洩れなく確実に住所を検出することができる。
【0023】また本発明に係る情報処理方法(5)は、
上記情報処理方法(2)〜(4)のいずれかにおいて、
前記文字列検出ステップでは、数字の0で始まり、10
文字の数字が並んで構成される文字列を電話番号として
検出することを特徴としている。
【0024】日本国内における電話番号については、数
字の0から始まり、10文字の数字が並んで構成されて
いるので(例えば、078−671−XXXX、(07
8)671−XXXX)、上記した情報処理方法(5)
によれば、Webページの作成に使用される、HTML
などのマークアップ言語で記述されたソースの中から、
電話番号を正確に検出することができる。
【0025】また本発明に係る情報処理方法(6)は、
上記情報処理方法(2)〜(5)のいずれかにおいて、
前記文字列検出ステップでは、7文字の数字が並んで構
成される文字列を郵便番号として検出することを特徴と
している。
【0026】日本国内における郵便番号については、7
文字の数字が並んで構成されているので(例えば、65
2−XXXX)、上記した情報処理方法(6)によれ
ば、Webページの作成に使用される、HTMLなどの
マークアップ言語で記述されたソースの中から、郵便番
号を正確に検出することができる。
【0027】また本発明に係る情報処理方法(7)は、
上記情報処理方法(2)〜(5)のいずれかにおいて、
前記文字列検出ステップでは、7文字の数字が並んで構
成され、さらに前半3文字と後半4文字との間に所定の
間隔がある文字列を郵便番号として検出することを特徴
としている。
【0028】日本国内における郵便番号については、7
文字の数字が並んで構成され、さらに前半3文字と後半
4文字との間に所定の間隔があるので(例えば、652
−XXXX)、上記した情報処理方法(7)によれば、
Webページの作成に使用される、HTMLなどのマー
クアップ言語で記述されたソースの中から、郵便番号を
より一層正確に検出することができる。
【0029】また本発明に係る情報処理方法(8)は、
上記情報処理方法(1)〜(7)のいずれかにおいて、
前記文字列検出ステップで検出された文字列が示す特定
地点、又は特定地域に関する情報を、ユーザーに提供す
る情報提供ステップを含んでいることを特徴としてい
る。
【0030】また本発明に係る情報処理方法(9)は、
上記情報処理方法(8)において、前記文字列が示す特
定地点、又は特定地域に関する情報が、前記特定地点、
又は前記特定地域の周辺地図であることを特徴としてい
る。
【0031】また本発明に係る情報処理方法(10)
は、上記情報処理方法(8)において、前記文字列が示
す特定地点、又は特定地域に関する情報が、前記特定地
点、又は前記特定地域までの誘導経路情報であることを
特徴としている。
【0032】上記した情報処理方法(8)〜(10)の
いずれかによれば、Webページの作成に使用される、
HTMLなどのマークアップ言語で記述されたソースの
中から、特定地点、又は特定地域を示す文字列(例え
ば、住所、電話番号、郵便番号)を検出することがで
き、さらに検出した文字列が示す特定地点、又は特定地
域に関する情報(例えば、前記特定地点、又は前記特定
地域の周辺地図や、前記特定地点、又は前記特定地域ま
での誘導経路情報)をユーザーに提供することができ
る。
【0033】また本発明に係る情報処理方法(11)
は、上記情報処理方法(8)〜(10)のいずれかにお
いて、前記情報提供ステップでは、前記文字列検出ステ
ップで検出された文字列が示す特定地点、又は特定地域
に関する情報を画面上に表示してユーザーに提供するよ
うになっており、前記文字列検出ステップで検出された
文字列が複数存在する場合には、画面分割を行って、こ
れら文字列のうちの少なくとも2個以上の文字列それぞ
れが示す特定地点、又は特定地域に関する情報をユーザ
ーに提供することを特徴としている。
【0034】上記した情報処理方法(11)によれば、
前記文字列検出ステップで検出された文字列が複数存在
する場合、後述する図10に示したように、画面分割を
行って、これら文字列のうちの少なくとも2個以上の文
字列それぞれが示す特定地点、又は特定地域に関する情
報を一度にユーザーに提供する。従って、前記文字列検
出ステップで複数の文字列が検出されたとしても、ユー
ザーはこれら文字列を1個に絞りこまくても良く、また
画面上に表示された情報の中から必要な情報を探し出す
ことができる。
【0035】また本発明に係る情報処理方法(12)
は、上記情報処理方法(8)〜(10)のいずれかにお
いて、前記情報提供ステップでは、前記文字列検出ステ
ップで検出された文字列が複数存在する場合、これら文
字列のうちの少なくとも2個の文字列をユーザーに紹介
し、紹介した文字列の中から、ユーザーにより1個又は
2個以上の文字列が選択されると、選択された文字列そ
れぞれが示す特定地点、又は特定地域に関する情報をユ
ーザーに提供することを特徴としている。
【0036】また本発明に係る情報処理方法(13)
は、上記情報処理方法(12)において、前記情報提供
ステップでは、前記文字列検出ステップで検出された文
字列が示す特定地点、又は特定地域に関する情報を画面
上に表示してユーザーに提供するようになっており、前
記紹介した文字列の中から、ユーザーにより2個以上の
文字列が選択された場合には、画面分割を行って、これ
ら2個以上の文字列それぞれが示す特定地点、又は特定
地域に関する情報をユーザーに提供することを特徴とし
ている。
【0037】上記した情報処理方法(12)又は(1
3)によれば、前記文字列検出ステップで検出された文
字列が複数存在する場合には、ユーザーにより選択され
た文字列が示す特定地点、又は特定地域に関する情報を
ユーザーに提供する。従って、ユーザーは自分の希望す
る情報を取得することができる。
【0038】さらに上記した情報処理方法(13)によ
れば、前記文字列検出ステップで検出された文字列が示
す特定地点、又は特定地域に関する情報が画面上に表示
されてユーザーに提供されるようになっているときに、
ユーザーにより2個以上の文字列が選択された場合に
は、後述する図10に示したように、画面分割を行っ
て、これら文字列のうちの少なくとも2個以上の文字列
が示す特定地点、又は特定地域に関する情報を一度にユ
ーザーに提供する。従って、前記文字列検出ステップで
複数の文字列が検出されたとしても、ユーザーはこれら
文字列を1個に絞りこまくても良く、また画面上に表示
された情報の中から必要な情報を探し出すことができ
る。
【0039】また本発明に係る情報処理方法(14)
は、上記情報処理方法(8)〜(13)のいずれかにお
いて、前記情報提供ステップでは、前記文字列検出ステ
ップで文字列が1個だけ検出されると、自動的に検出さ
れた文字列が示す特定地点、又は特定地域に関する情報
をユーザーに提供することを特徴としている。
【0040】前記文字列検出ステップで検出された文字
列が1個しか存在しない場合には、ユーザーが文字列を
選択する必要はないので、上記した情報処理方法(1
4)によれば、ユーザーの操作回数を減らすことができ
る。
【0041】また本発明に係る情報処理方法(15)
は、上記情報処理方法(1)〜(7)のいずれかにおい
て、前記文字列検出ステップで検出された電話番号へ、
電話をかける電話回線接続ステップを含んでいることを
特徴としている。
【0042】また本発明に係る情報処理方法(16)
は、上記情報処理方法(15)において、前記電話回線
接続ステップでは、前記文字列検出ステップで検出され
た電話番号が複数存在する場合、これら電話番号のうち
の少なくとも2個の電話番号をユーザーに紹介し、紹介
した電話番号の中から、ユーザーにより1個選択される
と、選択された電話番号へ電話をかけることを特徴とし
ている。
【0043】また本発明に係る情報処理方法(17)
は、上記情報処理方法(15)又は(16)において、
前記電話回線接続ステップでは、前記文字列検出ステッ
プで電話番号が1個だけ検出されると、自動的に検出さ
れた電話番号へ電話をかけることを特徴としている。
【0044】上記した情報処理方法(15)〜(17)
のいずれかによれば、Webページの作成に使用され
る、HTMLなどのマークアップ言語で記述されたソー
スの中から電話番号を検出するステップと、検出した電
話番号へ電話をかけるステップとを含んでいるので、番
号入力などのユーザーの手間を省くことができ、さらに
ユーザーによる誤入力を防ぐことができる。
【0045】上記した情報処理方法(16)によれば、
前記文字列検出ステップで検出された電話番号が複数存
在する場合には、ユーザーにより選択された電話番号へ
電話をかけるので、ユーザーの希望する電話番号へ電話
をかけることができる。
【0046】また、前記文字列検出ステップで検出され
た電話番号が1個しか存在しない場合には、ユーザーが
電話番号を選択する必要はないので、上記した情報処理
方法(17)によれば、ユーザーの操作回数を減らすこ
とができる。
【0047】また本発明に係る情報処理方法(18)
は、上記情報処理方法(1)〜(7)のいずれかにおい
て、前記文字列検出ステップで検出された文字列にリン
クを貼るように、前記ソースの書き換えを行うソース書
換ステップを含んでいることを特徴としている。
【0048】上記した情報処理方法(18)によれば、
前記文字列検出ステップで検出された文字列にリンクを
貼るように、前記ソースの書き換えを行う。例えば、図
14に示したようなHTMLソースの中にある、『<div
align="center">兵庫県神戸市兵庫区御所通○−○−○
</div>』を、『<a href="naviroute"><div align="cent
er">兵庫県神戸市兵庫区御所通○−○−○</div></a>』
(後述する図12参照)に書き換え、Webページに表
示される「兵庫県神戸市兵庫区御所通○−○−○」とい
った文字列にリンクを貼ることによって、ユーザーがこ
の文字列をクリックすることで、所定の処理を起動させ
ることができるようになる。従って、ユーザーにとっ
て、非常に有益なWebページを表示させることが可能
となる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理方法
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施
の形態(1)に係る情報処理方法を採用した通信機能付
きナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロ
ック図である。
【0050】図1に示した通信機能付きナビゲーション
システムにおいては、車速から演算して走行距離を取得
するための車速センサ2と、進行方向を取得するための
ジャイロセンサ3とがシステム制御手段1に接続されて
おり、システム制御手段1は、演算した走行距離、及び
進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになってい
る(自律航法)。
【0051】GPS受信機4は、アンテナ5を介して衛
星からのGPS信号を受信するものであり、システム制
御手段1に接続されており、システム制御手段1は、G
PS信号に基づいて自車位置を割り出すようになってい
る(GPS航法)。
【0052】また、地図データや住所データ等の情報が
記憶されたDVD−ROM7(CD−ROMなどの大容
量記憶装置も可能)から情報を取り込むことのできるD
VDドライブ6がシステム制御手段1に接続されてお
り、システム制御手段1は、割り出した自車位置と地図
データとを合わせる(いわゆる、マップマッチング処理
を行う)ことによって、自車位置が正確に示された地図
を表示パネル9bへ表示するようになっている。
【0053】リモコン8に設けられたジョイスティック
8aやボタンスイッチ8bから出力されたスイッチ信号
や、表示装置9に設けられたボタンスイッチ9aから出
力されたスイッチ信号がシステム制御手段1に入力さ
れ、これらスイッチ信号に応じた処理がシステム制御手
段1で行われるようになっている。例えば、システム制
御手段1は、これらスイッチから移動目的地の情報を取
り込むと、自車位置から目的地までの最適経路を探索
し、これを誘導経路として地図と共に表示パネル9b上
に表示するようになっている。
【0054】インターネットアクセス手段10は、シス
テム制御手段1の命令で、通信インターフェース11、
及び移動体通信手段12を介して任意のサーバーに対し
てURLを元にアクセスを行い、Webページの転送要
求を送信し、サーバー側から送られてきたHTMLソー
スを解析すると共に、表示パネル9b上にサーバー側が
提供する情報を表示するようになっている。
【0055】次に、実施の形態(1)に係る情報処理方
法を採用した通信機能付きナビゲーションシステムにお
けるシステム制御手段1の行う処理動作を図2〜図4
に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、こ
の図2〜図4に示した処理動作は、任意のサーバーに
対してURLを元にアクセスを行い、Webページの転
送要求を送信し、サーバー側から送られてきたHTML
ソース(図5、図14参照)を解析すると共に、表示パ
ネル9b上にサーバー側が提供する情報(図6、図15
参照)を表示した時に開始され、ステップS1に移るよ
うになっている。図5に、サーバー側から送られてくる
HTMLソースの一例を示し、図6に、そのHTMLソ
ースを解析することにより、画面上に表示されるWeb
ページを示す。
【0056】まず、ユーザーにより所定の操作(例え
ば、ジョイスティック8aの押下操作)が行われ、HT
MLソースの中から、特定地点、又は特定地域を示す文
字列(例えば、住所、電話番号、郵便番号)を検索する
指示が行われたか否かを判断する(ステップS1)。
【0057】検索指示が行われていないと判断すれば、
処理動作を終了する。一方、検索指示が行われたと判
断すれば、図7に示したような、ユーザーが検索を希望
する文字列の種類を選択するための『検索内容選択』画
面を表示パネル9bに表示するように表示装置9を制御
し(ステップS2)、次に、ユーザーによる文字列の種
類の選択が完了したか否かを判断する(ステップS
3)。なお、『検索内容選択』画面を通じての文字列の
種類の選択方法としては、ジョイスティック8aを操作
することによってポインタPを使って選択する方法など
が挙げられる。
【0058】ステップS3における判断処理で、文字列
の種類の選択が完了したと判断すれば、この選択に基づ
いて、HTMLソースの中から該当する文字列を検索し
(ステップS4)、次に、該当する文字列が存在したか
否かを判断する(ステップS5)。
【0059】該当する文字列が存在しないと判断すれ
ば、「該当なし」といったメッセージを表示パネル9b
に表示するように表示装置9を制御する(ステップS
6)。一方、該当する文字列が存在すると判断すれば、
該当数n1 をシステム制御手段1内のメモリ(図示せ
ず)に書き込み(ステップS7)、次に、該当数n1
1であるか否かを判断する(ステップS8)。
【0060】該当数n1 が1であると判断すれば、図9
(a)に示したような『検索結果』画面を表示パネル9
bに表示するように表示装置9を制御し(ステップS
9)、その後、ステップS10へ進む。一方、該当数n
1 が1でない(すなわち、2以上である)と判断すれ
ば、図8(a)、図8(b)、図9(b)に示したよう
な『検索結果』画面を表示パネル9bに表示するように
表示装置9を制御し(ステップS21)、その後、ステ
ップS22へ進む。
【0061】例えば、表示パネル9bに“○○○飲食
店”のホームページ(図6参照)を表示しているとき
に、検索文字列の種類として、住所が選択された場合に
は、図8(a)に示したような『検索結果』画面を表示
し、電話番号が選択された場合には、図8(b)に示し
たような『検索結果』画面を表示する。また、表示パネ
ル9bに“○○商店”のホームページ(図15参照)を
表示しているときに、住所が選択された場合には、図9
(a)に示したような『検索結果』画面を表示し、住
所、電話番号、及び郵便番号が選択された場合には、図
9(b)に示したような『検索結果』画面を表示するよ
うになっている。
【0062】なお、HTMLソースの中から、住所、電
話番号、郵便番号を示す文字列を検出する方法として
は、下記のイ〜トなどが挙げられる。 イ) 行政区画(例えば、都道府県、市区町村)などの
区画の名称(例えば、東京都、大阪府、兵庫県、大阪
市、神戸市、西宮市、兵庫区)、及び/又は戸番(例え
ば、○丁目○番○号、○−○−○)を含んで構成される
文字列(例えば、兵庫県西宮市南甲子園○−○−○)を
住所として検出する。また、行政区画などの区画の名称
を含んで構成される住所の検出には、DVD−ROM7
に記憶されている住所データを用いれば良い。 ロ) 「住所」、「居所」、「所在地」などの言葉に続
く文字列を住所として検出する。
【0063】ハ) 数字の0で始まり、10文字の数字
が並んで構成される文字列(例えば、0798−40−
XXXX)を電話番号として検出する。 ニ) 「電話」、「TEL」などの文字列や、電話機の
マークなどに続く文字列を電話番号として検出する。
【0064】ホ) 7文字の数字が並んで構成される文
字列(例えば、663−XXXX)を郵便番号として検
出する。 ヘ) 7文字の数字が並んで構成され、さらに前半3文
字と後半4文字との間に所定の間隔がある文字列を郵便
番号として検出する。 ト) 「郵便番号」などの文字列や、郵便番号を示すマ
ーク「〒」などに続く文字列を郵便番号として検出す
る。
【0065】ステップS10では、ユーザーにより所定
の操作が行われ、検出された文字列(例えば、図9
(a)で示した“兵庫県神戸市兵庫区御所通○−○−
○”)が示す特定地点(又は特定地域)の周辺地図の表
示指示が行われたか否かを判断し(ステップS10)、
周辺地図の表示指示が行われたと判断すれば、前記特定
地点(又は前記特定地域)の周辺地図をDVD−ROM
7に記憶されている地図データを用いて作成し(ステッ
プS11)、作成した周辺地図を表示パネル9bに表示
するように表示装置9を制御し(ステップS12)、そ
の後、ステップS41へ進む。
【0066】一方、ステップS10における判断処理
で、周辺地図の表示指示が行われていないと判断すれ
ば、ユーザーにより所定の操作が行われ、検出された文
字列(電話番号)が示す特定地点へ電話をかける指示が
行われたか否かを判断し(ステップS13)、電話をか
ける指示が行われたと判断すれば、ステップS4で検出
された文字列が電話番号であるか否かを判断する(ステ
ップS14)。
【0067】検出された文字列が電話番号であると判断
すれば、通信インターフェース11を制御することによ
って、当該電話番号へ電話をかける(ステップS1
5)。一方、検出された文字列が電話番号でないと判断
すれば、「電話番号なし」といったメッセージを表示パ
ネル9bに表示するように表示装置9を制御して(ステ
ップS16)、ステップS10へ戻る。他方、ステップ
S13における判断処理で、電話をかける指示が行われ
ていないと判断した場合も、ステップS10へ戻る。
【0068】ステップS22では、ユーザーにより所定
の操作が行われ、検出された文字列(例えば、図8
(a)で示した“兵庫県西宮市南甲子園○−○−○”、
“大阪府大阪市北区梅田○−○−○”、“愛知県名古屋
市中区千代田○−○−○”)が示す特定地点(又は特定
地域)の周辺地図の表示指示が行われたか否かを判断し
(ステップS22)、周辺地図の表示指示が行われたと
判断すれば、次に、図8(a)に示したような『検索結
果』画面を通じて、ユーザーによる文字列の選択が完了
したか否かを判断する(ステップS23)。
【0069】文字列の選択が完了したと判断すれば、選
択数n2 をシステム制御手段1内のメモリ(図示せず)
に書き込み(ステップS24)、次に、選択数n2 が1
であるか否かを判断する(ステップS25)。
【0070】選択数n2 が1であると判断すれば、ステ
ップS11へ移り、一方、選択数n 2 が1でない(すな
わち、2以上である)と判断すれば、選択された文字列
(例えば、図8(a)で示した“兵庫県西宮市南甲子園
○−○−○”、“大阪府大阪市北区梅田○−○−○”、
“愛知県名古屋市中区千代田○−○−○”)それぞれが
示す特定地点(又は特定地域)の周辺地図をDVD−R
OM7に記憶されている地図データを用いて作成し(ス
テップS26)、画面をn2 分割して、作成した周辺地
図を表示パネル9bに表示するように表示装置9を制御
し(ステップS27)、その後、ステップS47へ進
む。図10に、画面を2分割して異なる2地点の周辺地
図が表示された一例を示す。
【0071】一方、ステップS22における判断処理
で、周辺地図の表示指示が行われていないと判断すれ
ば、ユーザーにより所定の操作が行われ、検出された文
字列(電話番号)が示す特定地点へ電話をかける指示が
行われたか否かを判断し(ステップS28)、電話をか
ける指示が行われたと判断すれば、ステップS4で検出
された文字列に電話番号が含まれているか否かを判断す
る(ステップS29)。
【0072】検出された文字列に電話番号が含まれてい
ると判断すれば、次に、電話番号は一つであるか否かを
判断し(ステップS30)、電話番号が一つであると判
断すれば、通信インターフェース11を制御することに
よって、当該電話番号へ電話をかける(ステップS3
1)。一方、電話番号が一つではない(すなわち、二つ
以上である)と判断すれば、ユーザーによる電話番号の
選択が完了したか否かを判断し(ステップS32)、選
択が完了したと判断すれば、選択された電話番号へ電話
をかける(ステップS31)。
【0073】他方、ステップS29における判断処理
で、検出された文字列に電話番号が含まれていないと判
断すれば、「電話番号なし」といったメッセージを表示
パネル9bに表示するように表示装置9を制御して(ス
テップS33)、ステップS22へ戻る。また、ステッ
プS28における判断処理で、電話をかける指示が行わ
れていないと判断した場合も、ステップS22へ戻る。
【0074】ステップS41では、ユーザーにより所定
の操作が行われ、表示パネル9bに表示されている特定
地点(又は特定地域)までの経路探索の指示が行われた
か否かを判断し(ステップS41)、経路探索の指示が
行われたと判断すれば、GPS信号などから求められる
現在の位置情報を取得して(ステップS42)、DVD
−ROM7に記憶されている地図データを用いて、前記
特定地点(又は前記特定地域)までの経路を探索し(ス
テップS43)、探索した経路を表示パネル9bに表示
するように表示装置9を制御する(ステップS44)。
【0075】一方、ステップS41における判断処理
で、経路探索の指示が行われていないと判断すれば、ユ
ーザーによりその他の指示が行われたか否かを判断し
(ステップS45)、その他の指示が行われたと判断す
れば、その指示に従って処理を行い(ステップS4
6)、他方、その他の指示も行われていないと判断すれ
ば、ステップS41へ戻る。
【0076】また、ステップS47では、ユーザーによ
り所定の操作が行われ、表示パネル9bに表示されてい
る特定地点(又は特定地域)までの経路探索の指示が行
われたか否かを判断し(ステップS47)、経路探索の
指示が行われたと判断すれば、次に、ユーザーにより所
定の操作が行われ、経路探索を希望する特定地点(又は
特定地域)の選択が完了したか否かを判断する(ステッ
プS48)。
【0077】特定地点(又は特定地域)の選択が完了し
たと判断すれば、選択数n3 をシステム制御手段1内の
メモリ(図示せず)に書き込み(ステップS49)、次
に、選択数n3 が1であるか否かを判断する(ステップ
S50)。選択数n3 が1であると判断すれば、ステッ
プS42へ移り、一方、選択数n3 が1でない(すなわ
ち、2以上である)と判断すれば、GPS信号などから
求められる現在の位置情報を取得する(ステップS5
1)。
【0078】次に、選択された特定地点(又は特定地
域)までの経路をDVD−ROM7に記憶されている地
図データを用いて探索し(ステップS52)、画面をn
3 分割して、探索した経路を表示パネル9bに表示する
ように表示装置9を制御する(ステップS53)。
【0079】一方、ステップS47における判断処理
で、経路探索の指示が行われていないと判断すれば、ユ
ーザーによりその他の指示が行われたか否かを判断し
(ステップS54)、その他の指示が行われたと判断す
れば、その指示に従って処理を行い(ステップS5
5)、他方、その他の指示も行われていないと判断すれ
ば、ステップS47へ戻る。
【0080】上記実施の形態(1)に係る情報処理方法
を採用した通信機能付きナビゲーションシステムによれ
ば、Webページの作成に使用される、HTMLで記述
されたソースの中から、特定地点、又は特定地域を示す
文字列(例えば、住所、電話番号、郵便番号)を検出す
ることができる。従って、“○○商店”の住所(居所)
や電話番号、郵便番号など、その商店が存在する地点や
地域を特定することのできる文字列(すなわち、所在地
情報)を、ユーザー自身が探さなくても良くなるので、
ユーザーの手間を省くことができる。
【0081】また、前記商店が存在する地点や地域を特
定することのできる文字列を、コンピュータの処理上で
使用することによって、前記地点や前記地域の周辺地図
や、前記地点や前記地域までの経路情報など、前記地点
や前記地域に関する有益な情報をユーザーの手を煩わせ
ることなく、ユーザーに提供することができる。また、
前記商店の電話番号を検出した場合には、検出した電話
番号に電話をかけることができるので、番号入力などの
ユーザーの手間を省くことができ、さらにユーザーによ
る誤入力を防ぐことができる。
【0082】上記実施の形態(1)に係る情報処理方法
を採用した通信機能付きナビゲーションシステムでは、
ユーザーが周辺地図の表示指示や、経路探索の指示が行
われてから、特定地点又は特定地域の周辺地図を作成し
たり、経路探索を行ったりしているが、別の実施の形態
に係る情報処理方法では、文字列検索の結果、該当する
文字列が1個しか存在しない場合には、ユーザーによる
指示がなくても自動的に周辺地図の作成を行ったり、経
路探索を行って、その情報をユーザーに提供するように
しても良い。
【0083】次に、実施の形態(2)に係る情報処理方
法を採用した通信機能付きナビゲーションシステムにつ
いて説明する。但し、実施の形態(2)に係る情報処理
方法を採用した通信機能付きナビゲーションシステムの
構成については、システム制御手段1を除いて、図1に
示した通信機能付きナビゲーションシステムの構成と同
様であるため、システム制御手段には異なる符号を付し
て説明し、その他の構成部分の説明をここでは省略す
る。
【0084】実施の形態(2)に係る情報処理方法を採
用した通信機能付きナビゲーションシステムにおけるシ
ステム制御手段21の行う処理動作を図11に示した
フローチャートに基づいて説明する。なお、この図11
に示した処理動作は、任意のサーバーに対してURL
を元にアクセスを行い、Webページの転送要求を送信
し、サーバー側から送られてきたHTMLソース(図1
4参照)を解析すると共に、表示パネル9b上にサーバ
ー側が提供する情報(図15参照)を表示した時に開始
され、ステップS61に移るようになっている。
【0085】まず、ユーザーにより所定の操作(例え
ば、ジョイスティック8aの長押し操作)が行われ、画
面上に表示されているWebページのHTMLソースの
書き換え指示が行われたか否かを判断する(ステップS
61)。
【0086】書き換え指示が行われていないと判断すれ
ば、処理動作を終了する。一方、書き換え指示が行わ
れたと判断すれば、HTMLソースの中から、特定地点
又は特定地域を示す文字列(ここでは、住所、電話番
号、郵便番号)を検索し(ステップS62)、次に、該
当する文字列が存在したか否かを判断する(ステップS
63)。
【0087】該当する文字列が存在しないと判断すれ
ば、「該当なし」といったメッセージを表示パネル9b
に表示するように表示装置9を制御する(ステップS6
4)。一方、該当する文字列が存在すると判断すれば、
下記のイ、ロに示すような所定の規則に従って、HTM
Lソースの書き換えを行い(ステップS65)、その
後、ステップS66へ進む。
【0088】イ)住所、又は電話番号を示す文字列を検
出した場合には、検出した文字列を含む文を「<a href
="naviroute">」と「</a>」とで挟んで、新しい文に書
き換える。 ロ)郵便番号を示す文字列を検出した場合には、検出し
た文字列を含む文を「<a href="navimap">」と「</a>」
とで挟んで、新しい文に書き換える。図12に、図14
に示したHTMLソースを前記所定の規則に従って書き
換えたHTMLソースを示し、図13に、そのHTML
ソースを解析することにより、画面上に表示されるWe
bページを示す。
【0089】ステップS66では、書き換えたHTML
ソース(図12参照)を解析し(ステップS66)、書
き換えたHTMLソースから作成されるWebページ
(図13参照)を表示パネル9bに表示するように表示
装置9を制御する(ステップS67)。
【0090】上記実施の形態(2)に係る情報処理方法
を採用した通信機能付きナビゲーションシステムによれ
ば、Webページの作成に使用される、HTMLで記述
されたソースの中から、特定地点、又は特定地域を示す
文字列(例えば、住所、電話番号、郵便番号)を検出し
て、検出した文字列にリンクを貼るように、前記ソース
の書き換えを行う。
【0091】例えば、図14に示したようなHTMLソ
ースの中にある、『<div align="center">兵庫県神戸市
兵庫区御所通○−○−○</div>』を、『<a href="navir
oute"><div align="center">兵庫県神戸市兵庫区御所通
○−○−○</div></a>』(図12参照)に書き換え、W
ebページに表示される「兵庫県神戸市兵庫区御所通○
−○−○」といった文字列にリンクを貼ることによっ
て、ユーザーがこの文字列をクリックすることで、所定
の処理を起動させることができるようになる。従って、
ユーザーにとって、非常に有益なWebページを画面上
に表示させることができる。
【0092】前記所定の処理を起動させるための方法と
しては、上記したようなタグに囲まれた文に対して前記
所定の処理を起動させるブラウザを採用する方法が挙げ
られ、例えば、図13に示したWebページ上で、「兵
庫県神戸市兵庫区御所通○−○−○」又は「TEL:07
8-671-XXXX」がクリックされると、ナビゲーションの経
路探索機能を稼働させ、当該住所又は電話番号が示す特
定地点までの経路を探索させて、表示させたり、あるい
は単純に当該住所又は電話番号が示す特定地点や特定地
域を地図表示させ、「〒652-XXXX」がクリックされる
と、ナビゲーションの周辺地図作成機能を稼働させ、当
該郵便番号が示す特定地域の周辺地図を作成させて、表
示させたりすることのできるブラウザを採用する。
【0093】なお、上記実施の形態(1)又は(2)に
係る情報処理方法では、HTMLで記述されたソースの
中から、特定地点、又は特定地域を示す文字列などを検
出する場合についてのみ説明しているが、対象となるソ
ースは、HTMLで記述されたものに限定されず、その
他、ネットワーク上で情報を発信するための言語で記述
されたソースであっても良く、当該言語としては、例え
ば、XML(eXtensible Markup Language)や、HDML
(Handheld Device Markup Language)などのマークアッ
プ言語が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る情報処理方法
を採用した通信機能付きナビゲーションシステムの要部
を概略的に示したブロック図である。
【図2】〜
【図4】実施の形態(1)に係る情報処理方法を採用し
た通信機能付きナビゲーションシステムにおけるシステ
ム制御手段の行う処理動作を示したフローチャートであ
る。
【図5】サーバー側から送られてくるHTMLソースの
一例である。
【図6】図5に示したHTMLソースを解析することに
より、画面上に表示されるWebページを示した図であ
る。
【図7】実施の形態(1)に係る情報処理方法を採用し
た通信機能付きナビゲーションシステムの表示パネルに
表示される操作画面を示した図である。
【図8】、
【図9】(a)、(b)は、実施の形態(1)に係る情
報処理方法を採用した通信機能付きナビゲーションシス
テムの表示パネルに表示される操作画面を示した図であ
る。
【図10】実施の形態(1)に係る情報処理方法を採用
した通信機能付きナビゲーションシステムの表示パネル
に、画面を2分割して異なる2地点の周辺地図を表示し
た一例である。
【図11】実施の形態(2)に係る情報処理方法を採用
した通信機能付きナビゲーションシステムにおけるシス
テム制御手段の行う処理動作を示したフローチャートで
ある。
【図12】図14に示したHTMLソースを所定の規則
に従って書き換えたHTMLソースである。
【図13】図12に示したHTMLソースを解析するこ
とにより、画面上に表示されるWebページを示した図
である。
【図14】サーバー側から送られてくるHTMLソース
の一例である。
【図15】図14に示したHTMLソースを解析するこ
とにより、画面上に表示されるWebページを示した図
である。
【符号の説明】
1、21 システム制御手段 8 リモコン 9 表示装置 10 インターネットアクセス手段 11 通信インターフェース 12 移動体通信手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HTML(Hyper Text Markup Languag
    e)などのマークアップ言語で記述されたソースの中か
    ら、 特定地点、又は特定地域を示す文字列を検出する文字列
    検出ステップを含んでいることを特徴とする情報処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記文字列検出ステップで検出する文字
    列が、 住所、電話番号、及び/又は郵便番号であることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記文字列検出ステップでは、 行政区画などの区画の名称、及び/又は戸番を含んで構
    成される文字列を住所として検出することを特徴とする
    請求項2記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記文字列検出ステップでは、 行政区画などの区画の名称を含んで構成される文字列の
    検出に、 住所データ記憶手段に記憶された住所データを用いるこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記文字列検出ステップでは、 数字の0で始まり、10文字の数字が並んで構成される
    文字列を電話番号として検出することを特徴とする請求
    項2〜4のいずれかの項に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記文字列検出ステップでは、 7文字の数字が並んで構成される文字列を郵便番号とし
    て検出することを特徴とする請求項2〜5のいずれかの
    項に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 前記文字列検出ステップでは、 7文字の数字が並んで構成され、さらに前半3文字と後
    半4文字との間に所定の間隔がある文字列を郵便番号と
    して検出することを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    の項に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記文字列検出ステップで検出された文
    字列が示す特定地点、又は特定地域に関する情報を、ユ
    ーザーに提供する情報提供ステップを含んでいることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の情報処
    理方法。
  9. 【請求項9】 前記文字列が示す特定地点、又は特定地
    域に関する情報が、前記特定地点、又は前記特定地域の
    周辺地図であることを特徴とする請求項8記載の情報処
    理方法。
  10. 【請求項10】 前記文字列が示す特定地点、又は特定
    地域に関する情報が、前記特定地点、又は前記特定地域
    までの誘導経路情報であることを特徴とする請求項8記
    載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記情報提供ステップでは、 前記文字列検出ステップで検出された文字列が示す特定
    地点、又は特定地域に関する情報を画面上に表示してユ
    ーザーに提供するようになっており、 前記文字列検出ステップで検出された文字列が複数存在
    する場合には、画面分割を行って、これら文字列のうち
    の少なくとも2個以上の文字列それぞれが示す特定地
    点、又は特定地域に関する情報をユーザーに提供するこ
    とを特徴とする請求項8〜10のいずれかの項に記載の
    情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記情報提供ステップでは、 前記文字列検出ステップで検出された文字列が複数存在
    する場合、これら文字列のうちの少なくとも2個の文字
    列をユーザーに紹介し、 紹介した文字列の中から、ユーザーにより1個又は2個
    以上の文字列が選択されると、選択された文字列それぞ
    れが示す特定地点、又は特定地域に関する情報をユーザ
    ーに提供することを特徴とする請求項8〜10のいずれ
    かの項に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記情報提供ステップでは、 前記文字列検出ステップで検出された文字列が示す特定
    地点、又は特定地域に関する情報を画面上に表示してユ
    ーザーに提供するようになっており、 前記紹介した文字列の中から、ユーザーにより2個以上
    の文字列が選択された場合には、画面分割を行って、こ
    れら2個以上の文字列それぞれが示す特定地点、又は特
    定地域に関する情報をユーザーに提供することを特徴と
    する請求項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記情報提供ステップでは、 前記文字列検出ステップで文字列が1個だけ検出される
    と、自動的に検出された文字列が示す特定地点、又は特
    定地域に関する情報をユーザーに提供することを特徴と
    する請求項8〜13のいずれかの項に記載の情報処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記文字列検出ステップで検出された
    電話番号へ、電話をかける電話回線接続ステップを含ん
    でいることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に
    記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記電話回線接続ステップでは、 前記文字列検出ステップで検出された電話番号が複数存
    在する場合、これら電話番号のうちの少なくとも2個の
    電話番号をユーザーに紹介し、 紹介した電話番号の中から、ユーザーにより1個選択さ
    れると、選択された電話番号へ電話をかけることを特徴
    とする請求項15記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記電話回線接続ステップでは、 前記文字列検出ステップで電話番号が1個だけ検出され
    ると、自動的に検出された電話番号へ電話をかけること
    を特徴とする請求項15又は請求項16記載の情報処理
    方法。
  18. 【請求項18】 前記文字列検出ステップで検出された
    文字列にリンクを貼るように、前記ソースの書き換えを
    行うソース書換ステップを含んでいることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかの項に記載の情報処理方法。
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