JP2002236413A - 剤封入容器及びこれを用いた現像装置 - Google Patents

剤封入容器及びこれを用いた現像装置

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JP2002236413A JP2001032527A JP2001032527A JP2002236413A JP 2002236413 A JP2002236413 A JP 2002236413A JP 2001032527 A JP2001032527 A JP 2001032527A JP 2001032527 A JP2001032527 A JP 2001032527A JP 2002236413 A JP2002236413 A JP 2002236413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像スタート剤等の剤封入容器をシール部材
で封止する際の容器の変形を防止し、シール部材の接合
性、溶着性を向上させる。 【解決手段】 剤封入容器141のフランジ141gに
変形防止リブ141fを設けた。リブ141fを熱溶着
受け治具200の穴200aにリブ141fを嵌めて、
溶着個所141iに現像剤シール142を熱溶着する。
フランジ141gの変形が防止されシール142が溶着
個所141iから剥れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤を封入した
剤封入容器及びこれを用いた現像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、現像剤を充填してシール部材にて
封入した容器を現像装置に接合し、使用時にシール部材
を引き剥がして使用可能状態とすることで輸送時のトナ
ー漏れ等を防止することが一般的に行われている。
【0003】近年では、2成分系の現像装置に予め現像
スタート剤を封入した剤封入容器を内包する事により、
現像装置へのスタート剤補給作業や、現像剤を所定濃度
に到着させるための時間消費が不要な、利便性の高い現
像装置が提案されている。さらに、この現像装置を使用
するにあたり、剤封入容器のシール部材を引き剥がす作
業が一般的に行われている。
【0004】このような剤封入容器の開口部をシール部
材で封止する手段として、熱溶着、超音波溶着、接着等
が挙げられるが、コスト面から溶着が広く用いられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シール部材
と剤封入容器を接合させて、剤封入容器の開口部を封止
する際に、剤封入容器の変形を防止し、シール部材の接
合性、溶着性を向上させる剤封入容器及びこれを用いた
現像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項と対応
する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0007】本出願に係る第1の発明は、開口部及び前
記開口部周囲に形成されたフランジ部及び前記フランジ
部に接合され前記開口部を封止するシール部材を有する
剤封入容器において、前記シール部材を接合する際の前
記剤封入容器の容器変形防止手段を具備することを特徴
とする剤封入容器である。
【0008】本出願に係る第2の発明は、容器変形防止
手段は、フランジ部のシール接合面かつシール接合部の
外側に長手全域もしくは一部に突出するリブであって超
音波溶着に用いるホーン又は熱溶着受け治具によって拘
束されるリブを具備することを特徴とする第1の発明に
記載の剤封入容器である。
【0009】本出願に係る第3の発明は、容器変形防止
手段は、フランジ部のシール接合面と反対側の面に長手
全域もしくは一部に突出するリブであって熱溶着受け治
具によって拘束されるリブを具備することを特徴とする
第1の発明に記載の剤封入容器である。
【0010】本出願に係る第4の発明は、少なくとも現
像部と剤封入部を具備する現像装置において、前記剤封
入部は前記現像部に現像剤を供給する開口部及び前記開
口部周囲に形成されたフランジ部及び前記フランジ部に
接合され前記開口部を封止するシール部材を具備し、さ
らに前記シール部材を接合する際の前記剤封入容器の容
器変形防止手段を具備することを特徴とする現像装置で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。
【0012】以下の説明で長手方向とは記録媒体の搬送
方向に交又する方向で記録媒体に平行な方向をいう。ま
た左右とは記録媒体の搬送方向を上から見ての左右であ
る。また現像装置の上とは現像装置の装着状態における
上をいう。
【0013】図1は本発明の適用される画像形成装置を
表す図面である。この画像形成装置は、像担持体である
感光体ドラム上にトナー像を形成する画像形成部31
Y,31M,31C,31BKと、そのトナー像を一担
転写する中間転写ベルト4a及びそのベルト4a上のト
ナー像を記録媒体2に転写する転写手段である二次転写
ローラ40、記録媒体2を中間転写ベルト4aと二次転
写ローラ40間へ送り出す給紙手段及び転写手段へ記録
媒体2を搬送する給送手段、定着手段、排紙手段を具備
する。
【0014】以下画像形成について説明する。
【0015】図に示すように画像形成装置には複数枚の
記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)2を
積載収納する給紙カセット3aが着脱自在に装着されて
いる。ピックアップローラ3bにより給紙カセット3a
から給送された記録媒体2はリタードローラ対3cによ
り一枚ずつに分離され、搬送ローラ3d、3fによって
レジストローラ対3gに搬送される。
【0016】記録媒体2が搬送された時には、レジスト
ローラ対3gは回転を停止しており、これのニップに突
き当てられることより記録媒体2は斜行を矯正される。
【0017】像担持体を含むプロセスカートリッジB
Y,BM,BC,BBには、4ドラムフルカラー方式の
場合、図のごとくイエロー、マゼンダ、シアン、ブラッ
クの4つが並列配置されている。各々のプロセスカート
リッジBY,BM,BC,BBに対し、それぞれ光学走
査系1Y,1M,1C,1BKが設けられ、画像信号に
より各色ごとの感光体ドラム上にトナー像が形成された
後、転写ローラ4(4Y,4M,4C,4BK)により
図示矢印方向に走行する中間転写ベルト4a上に各色ト
ナーが重ねて転写される。
【0018】この後、記録媒体2は所定のタイミング
で、2次転写ローラ40に送り出され、中間転写ベルト
4a上のトナー像が記録媒体2上へ転写され、定着器5
で定着された後、排出ローラ対3h,3iにより排出さ
れ、装置本体14上のトレー6に積載される。
【0019】上記画像形成部31Y,31M,31C,
31BKは光学走査系1Y,1M,1C,1BKを除い
て夫々がプロセスカートリッジBY,BM,BC,BB
とトナー補給容器TY,TM,TC,TBを構成してい
る。プロセスカートリッジの構成は同様であるのでプロ
セスカートリッジBYについてのべる。
【0020】図2に示すようにプロセスカートリッジB
Yは感光体ドラム7の周囲に帯電手段、露光部、現像手
段、転写開口を配設したものである。この実施の形態で
は磁性キャリア粉を有する二成分現像剤を用いている。
そこで本発明の実施の形態に用いられる感光体ドラム7
としては、通常用いられたいる有機感光体等を用いるこ
とができるが、望ましくは、有機感光体上にその抵抗が
102〜1014Ω・cmの材質を有する表面層を持つもの
や、アモルファスシリコン感光体などを用いると、電荷
注入帯電を実現でき、オゾン発生の防止、ならびに消費
電力の低減に効果がある。また、帯電性についても向上
させることが可能となる。
【0021】そこで本実施の形態においてはアルミニウ
ム製のドラム基体上に負帯電の有機感光体を設けた感光
体ドラム7を用いた。
【0022】帯電手段は、磁性キャリアを用いた磁気ブ
ラシ帯電器8である。
【0023】この帯電器8は回転自在に支持された中空
円筒形の帯電ローラ8a内に固定のマグネット8bを配
してある。転写後、感光体ドラム7上に残留したトナー
は図示矢印方向に回転する帯電器8に取り込まれる。
【0024】現像手段は本実施の形態では2成分現像剤
を接触状態にして現像する方法(2成分非接触現像)を
採用した。
【0025】図2には本実施の形態において用いた2成
分磁気ブラシ現像用の現像手段10が示されている。現
像スリーブ10dは中空円筒形であって回転自在に支持
されている。
【0026】現像スリーブ10d内には固定のマグネッ
ト10cが配設されている。
【0027】現像スリーブ10dは感光体ドラム7と同
方向に回転し、現像スリーブ10dと感光体ドラム7の
対向部において、周面は感光体ドラム7の周面移動方向
に対して反対方向に移動する。感光体ドラム7と現像ス
リーブ10dは非接触で0.2〜1 .0mm程度の隙間が
あけられていて、現像剤が感光体ドラム7に対して接触
する状態で現像できるように設定されている。
【0028】キャリアを混合されてトナーは両端を除く
長手方向の隔壁10fで仕切られたケーシング内の撹拌
スクリュー10g、10hで供給される。図1のトナー
補給容器TYから供給されたトナーは撹拌スクリュー1
0gの一端側へ落下して長手方向の一方向へ送られ乍ら
撹拌され他端側の隔壁10fのない部分をとおり、撹拌
スクリュー10hで一端側に移動して、ついで、一端側
の隔壁10fのない部分をとおり撹拌スクリュー10h
で送られ乍ら撹拌され、循環する。
【0029】ここで感光体ドラム7に形成された静電潜
像を、現像装置4を用いて2成分磁気ブラシ法により顕
像化する現像工程と現像剤の循環系について以下説明す
る。まず、現像スリーブ10dの回転に伴いマグネット
10cの極で汲み上げられた現像剤は、搬送される過程
において、現像スリーブ10dに対して垂直に配置され
た規制ブレード10eによって規制され、現像スリーブ
10d上に薄層形成される。ここで薄層形成された現像
剤が、現像主極に搬送されてくると磁気力によって穂立
ちが形成される。この穂状に形成された現像剤によって
感光体ドラム7の静電潜像を現像し、その後反発磁界に
よって現像スリーブ10d上の現像剤は、現像容器10
a内に戻される。
【0030】現像スリーブ10dには図示しない電源か
ら直流電圧及び交流電圧が印加される。一般に二成分現
像法においては交流電圧を印加すると現像効率が増し、
画像は高品位になるが、逆にかぶりが発生しやすくなる
ということも生じる。このため、通常、現像スリーブ1
0dに印加する直流電圧と感光体ドラム7の表面電位間
に電位差を設けることによって、現像時に非画像領域に
トナーが付くのを防止する。
【0031】このトナー像は、ついで中間転写装置4に
より中間転写ベルト4aに転写される。
【0032】中間転写装置4は無端状のベルト4aを駆
動ローラ4b,従動ローラ4c、及び二次転写ローラ対
向ローラ4dに巻掛け、図1中矢印方向に回動される。
さらに転写ベルト4a内には転写帯電ローラ4Y,4
M,4C,4BKを備え、各転写帯電ローラはベルト4
aの内側から感光体ドラム7方向に加圧力を発生しつ
つ、高圧電源より給電されることで、ベルト4aの裏側
からトナーと逆極性の帯電を行うことにより感光体ドラ
ム7上のトナー像を順次中間転写ベルト4aの上面に転
写する。中間転写ベルト4aとしてはポリイミド樹脂か
らなるものを用いることができる。ベルト4aの材質と
してはポリイミド樹脂に限定されるものではなく、誘電
体例えばポリカーボネイト樹脂や、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリエチレ
ンナフタレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリウレタン樹脂な
どのプラスチックや、フッ素系、シリコン系のゴムを好
適に用いることができる。
【0033】トナー像転写後の感光体ドラム7面には転
写残トナーが残留している。この転写残トナーをそのま
ま帯電器を通過させると、残画像部分のみ帯電電位が低
下したり、次の画像上で前画像部分が薄くなったり濃く
現れたりする現像(以下ゴーストと称する)が発生して
しまう。感光体ドラム7と接触した帯電磁気ブラシ下を
転写残トナーが通過しても、ほとんどの場合前画像の形
状をとどめたままである。そこで、感光体ドラム7の回
転に伴い、帯電領域に到達した転写残トナーを磁気ブラ
シ帯電器8に取り込み前画像の履歴を消してしまうこと
が必要になる。このとき、交流電圧を磁気ブラシ帯電器
8に印加すると感光体ドラム一帯電器間の電界による振
動効果によって、帯電器へのトナーの取り組みが容易に
行われる。ここで、感光体ドラム7上の転写残トナーは
転写時の剥離放電等により、極性が正のものと負のもの
が混在していることが多いが、磁気ブラシ帯電器8への
取り組み昜さを考えると転写残トナーは正帯電されてい
ることが望ましい。
【0034】本実施の形態では、中間転写装置4と磁気
ブラシ帯電器8との間の感光体ドラム7に導電性ブラシ
11を当接させ、帯電バイアスと逆極性のバイアスを印
加する。正極性の転写残トナーは磁気ブラシ帯電器8を
通過し負極性の転写残トナーは一時的に導電性ブラシ1
1に捕獲され、除電された後に再び感光体ドラム7上に
送り出される。これにより転写残トナーは磁気ブラシ方
向へより取り込まれやすくなる。
【0035】(現像ユニットの詳細構成)現像ユニット
Dを図2から図5を用いて再度説明すると、現像容器1
0aに、内部にマグネット10cを配設した現像スリー
ブ10d、撹拌スクリュー10g,10h及びこれから
撹拌スクリューの間に形成された隔壁10fにより構成
されており、これから内包した状態で、天板29が現像
容器10aに固定されている。
【0036】図3に示すように天板29にはトナー補給
用の開口29cが長手一端に形成されており、この開口
部から、現像ユニットDに担持されたトナー濃度制御手
段140の信号に基づき、トナー補給機構(図示せず)
よりトナーを補給する。
【0037】図3、図4に示すように現像ユニットDに
はスタート剤(予め所定の濃度に混合された現像キャリ
ヤとトナー)を封入した封入容器141が現像ユニット
Dの中に開口141aが下向きなるように、装着部14
1eが現像容器10aの装着溝10mにセットされてい
る。この前記開口141aは現像剤容器141の長手方
向ほぼ全域に形成されており、この開口141aを封止
するように現像剤シール部材142が貼り付けられてい
る。現像剤シール部材142はフィルム状であり、材質
としてはポリエステルフィルム、ナイロンフィルム、ポ
リエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、あるい
はこれらのラミネート品、あるいはポリエステルフィル
ムとアルミ箱のラミネート品等が好適であるが、本実施
例ではポリエステルフィルム/ナイロン/ポリエチレン
のラミネート品を用いた。また貼り付け方法としては熱
溶着、接着等があるが本実施例では熱溶着を用いた。
【0038】図5に示すように現像剤容器141の長手
方向一端面には前記シール部材142を貼り付けた後に
スタート剤を充填するための充填口141bが形成され
ており、スタート剤を充填した後にキャップ143にて
封止する構成をとっている。また反対側の端面には、突
起141cが形成されており、現像容器10aに形成さ
れた溝部10iに前記突起141cが嵌合するようにな
っている。なお前述したシール部材142は開口部14
1aを封止した長手方向の1端142bが折り返され、
封止した部分に重ねられ、前記突起141cと溝10i
との間に挟持され、先端がユニット外に突出しており、
この先端部142aをユーザが把持し引き抜くことでス
タート剤が現像ユニット内Dに放散される。また前述し
た突起141cと現像容器10aの接合部からの現像剤
漏れを防止するため、突起141cの両サイドにリブ1
41dを複数形成し、このリブ141dと交互に配置さ
れた前記溝部10i両サイドのリブ10kとの係合によ
り、いわゆるラビリンス構造を形成している。また少な
くとも突起部141c下部と溝10iとの間に容器間シ
ール部材144を配置し、容器間シール部材144と溝
部10iの底との間で現像剤シール142を挟圧し、突
起下部からの現像剤漏れを防止すると同時に、現像剤シ
ール部材142に付着した現像剤の拭き取りも行ってい
る。
【0039】ところで現像ユニットDを装置本体14に
対し軸方向(長手方向)に着脱する構成においては、現
像装置は天面は平面であることが望ましい。即ちトナー
補給機構が現像ユニットDの上部に位置するため、現像
ユニットDの移動(着脱)を阻害するような凹凸は設け
られないからである。更に上記トナー補給機構も装置本
体に対し着脱可能な構成である場合、装着順序の限定を
与えないためには、上記平面形状はより重要となる。こ
の天面の平面形状を達成するためには、前記現像剤容器
141を現像ユニットDの天板29の上に載せる構成で
は達成することが困難であり、前述したように現像ユニ
ットDの中に納める構成とした。またトナー補給開口2
9cと現像剤容器141の配置関係であるが、両者を長
手方向で交差しない位置関係に配置し、かつ前述した突
起141cをトナー補給開口29cと長手反対方向に配
設する事によりトナー補給とスタート剤補給、及び現像
剤シールの引き抜きの成立をはかっている。
【0040】なお現像剤容器141は上述したように現
像ユニットD内に納める構成としたので、限られた空間
で最大の容積を得るため、略直方体形状としている。
【0041】因みに本発明では現像剤容器141を現像
容器10aにセットした後、天板29を固定する構成を
とったが、この天板29を着脱自在とすれば、現像剤容
器10aも着脱可能となり、現像装置を再生可能とする
事も容易である。
【0042】また本実施の形態は画像形成装置に対し着
脱自在なプロセスカートリッジに、本発明を実施した現
像装置を具備する構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、現像装置が単独で画像形成装置に着脱自在な構成に
おいても有効であることは明白である。
【0043】(剤封入容器の構成及びシール部材熱溶
着) (実施の形態1)図6に示すように、剤封入容器141
は開口部141a(図5参照)を有し、その周囲に形成
されたフランジ部141gに変形防止リブ141fを配
設する構成をとっている。変形防止リブ141fはシー
ル溶着面141h(図8参照)の反対側の面の、シール
溶着個所141iの真下からずらした位置に配設されて
いる。そこで、剤封入容器141の開口部141aを封
止するためにフランジ部141gにフィルム状のシール
部材142を熱溶着する。図8に示すように、熱溶着受
け治具200には、変形防止リブ141fを引っ掛ける
ための穴200aが設けられていて、前記穴200aに
リブ141fを引っ掛け、シール部材142を所定の位
置に設置し、熱溶着ホーンの圧接により剤封入容器14
1とシール部材を溶着する。その時、剤封入容器141
の中央部の内側への変形を防止することができる。
【0044】(実施の形態2)図7に示すように、剤封
入容器141は開口部141aを有し、その周囲に形成
されたフランジ部141gに変形防止リブ141fを配
設する構成をとっている。変形防止リブ141fは、シ
ール溶着面141hと同一面の、シール溶着個所141
iの外側に配設されている。熱溶着時は、超音波溶着器
のホーン側に変形防止リブ141fを引っ掛けるための
穴(不図示)が設けられていて、そこに、リブ141f
を引っ掛け、シール部材142を所定の位置に設置し、
熱溶着ホーンの圧接により剤封入容器141とシール部
材を溶着する。その時、剤封入容器141の中央の内側
への変形防止することができる。
【0045】実施の形態は剤封入容器にシール部材を接
合する際の容器変形防止手段として開口部を取り囲むフ
ランジにリブ141f,141gを設け、熱溶着治具に
このリブと嵌合する穴200aを設けたが、リブと穴2
00aに限らない。例えばフランジ141gに長手方向
の突条を設け、熱溶着受け治具又はホーン側にこの突条
の嵌まり込む条溝を設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、剤封入容器にリブを設けることにより、シール部材
の熱溶着時に、剤封入容器の変形防止し、溶着性が向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジ(現像ユニット部)の長
手方向縦断面図である。
【図4】プロセスカートリッジ(現像ユニット部)の平
面方向断面図である。
【図5】剤封入容器の斜視図(開口部から見た)であ
る。
【図6】剤封入容器(実施の形態1)の斜視図である。
【図7】剤封入容器(実施の形態2)の斜視図である。
【図8】剤封入容器及び熱溶着受け治具の斜視図であ
る。
【符号の説明】
B(BY,BM,BC,BB)…プロセスカートリッジ C…帯電ユニット D…現像ユニット SC…揺動中心 1Y,1M,1C,1BK…走査光学系 2…記録媒体 3a…給紙カセット 3b…ピックアップローラ 3c
…リタードローラ対 3d,3f…搬送ローラ 3g…レジストローラ対 3
h,3i…排出ローラ対 4…中間転写装置 4a…中間転写ベルト 4b…駆動
ローラ 4c…従動ローラ 4d…二次転写対向ローラ
4Y,4M,4C,4BK…転写ローラ 5…定着器 6…トレー 7…感光体ドラム 8…磁気ブラシ帯電器 8a…帯電ローラ 10…現像手段 10a…現像容器 10c…マグネッ
ト 10d…現像スリーブ 10e…規制ブレード 1
0f…隔壁 10g,10h…撹拌スクリユー 10i…溝部 10k…リブ 10m…装着部 11…導電性ブラシ 14…装置本体 29…天板 29c…トナー補給開口 31…画像形成部 31Y,31M,31C,31BK
…画像形成部 140…トナー濃度制御手段 141…剤封入容器(現像剤充填容器) 141a…開
口 141b…充填口 141c…突起 141d…位置決めリブ 141e…
装着部 141f…変形防止リブ 141g…フランジ
部 141h…溶着面 141i…溶着個所 142…現像剤シール 142a…先端部 143…キャップ 144…容器間シール部材 200…熱溶着受け治具 200a…穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA02 AA06 AA14 AA35 AB02 AC02 AD06 AD13 AD36 BA09 CA12 DA10 DB01 EA03 EA16 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部及び前記開口部周囲に形成された
    フランジ部及び前記フランジ部に接合され前記開口部を
    封止するシール部材を有する剤封入容器において、前記
    シール部材を接合する際の前記剤封入容器の容器変形防
    止手段を具備することを特徴とする剤封入容器。
  2. 【請求項2】容器変形防止手段は、フランジ部のシール
    接合面かつシール接合部の外側に長手全域もしくは一部
    に突出するリブであって超音波溶着に用いるホーン又は
    熱溶着受け治具によって拘束されるリブを具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の剤封入容器。
  3. 【請求項3】 容器変形防止手段は、フランジ部のシー
    ル接合面と反対側の面に長手全域もしくは一部に突出す
    るリブであって熱溶着受け治具によって拘束されるリブ
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の剤封入容
    器。
  4. 【請求項4】 少なくとも現像部と剤封入部を具備する
    現像装置において、前記剤封入部は前記現像部に現像剤
    を供給する開口部及び前記開口部周囲に形成されたフラ
    ンジ部及び前記フランジ部に接合され前記開口部を封止
    するシール部材を具備し、さらに前記シール部材を接合
    する際の前記剤封入容器の容器変形防止手段を具備する
    ことを特徴とする現像装置。
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