JP2002235861A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JP2002235861A
JP2002235861A JP2001035534A JP2001035534A JP2002235861A JP 2002235861 A JP2002235861 A JP 2002235861A JP 2001035534 A JP2001035534 A JP 2001035534A JP 2001035534 A JP2001035534 A JP 2001035534A JP 2002235861 A JP2002235861 A JP 2002235861A
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valve
fitting
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JP2001035534A
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Nobuhiko Hayashi
延彦 林
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Onda Mfg Co Ltd
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Onda Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結部材に操作部を容易かつ確実に着脱する
ことができるとともに、部品点数が少なく、製造が容易
で、製造コストを節約することができるバルブを提供す
る。 【解決手段】 略円筒状をなすバルブ本体11内には、
球状をなす弁体27が回動可能に支持され、バルブ本体
11内の第1流路18を開閉するようになっている。弁
体27には、略円柱状をなす連結軸31が取付けられて
いる。連結軸31には、ハンドル46が着脱可能に取付
けられている。連結軸31の上部には、端部に向かうに
従い縮径するテーパ状の突出部42が突設されている。
また、ハンドル46の底部には、断面略円形状をなす嵌
合凹部49が形成されている。この嵌合凹部49の内径
は、突出部42の最大突出部43の外径よりもハンドル
46が連結軸31に着脱可能となるように若干小さく設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道配管等の管体
に取付けられ、水等の輸送流体の流路を開放又は閉鎖す
るために使用されるバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブは、輸送流体の流
路を内部に備えたバルブ本体と、流路を開閉するための
弁体と、流路の開閉を操作するための操作部としてのハ
ンドルと、ハンドルと弁体とを連結するための連結部材
としての連結軸とから主に構成されている。
【0003】バルブ本体には、ハンドルを掛止するため
のストップリングが嵌着されている。また、ハンドルに
は、連結軸に取付けられるための嵌合凹部が凹設される
とともに、バルブ本体のストップリングに掛合するため
の掛合溝が凹設されている。
【0004】バルブを屋内の壁面の近傍位置に設けられ
た水道配管等の管体に取付けるときには、取付作業が煩
雑なため、一般にハンドルを連結軸から取外した後に、
バルブ本体を管体に取付ける。そして、バルブ本体を管
体に取付けた後に、ハンドルを連結軸に取付ける。
【0005】ハンドルを連結軸に取付ける場合には、ま
ずバルブ本体のストップリングを縮径した後に、ハンド
ルの嵌合凹部を連結軸に嵌合する。次いで、ハンドルの
掛合溝をストップリングに掛合する。このとき、ストッ
プリングは拡径するために、ストップリングは掛合溝に
掛合する。よって、ハンドルは、連結軸に嵌合された状
態でバルブ本体に掛止される。このため、連結軸とハン
ドルとの嵌合は、確実に維持される。また、連結軸から
ハンドルを取外す場合には、ハンドルをバルブ本体から
強く引き抜くことにより、ストップリングと掛合溝との
掛合が解除されて、ハンドルは連結軸から取外される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
バルブにおいては、ハンドルを連結軸に取付ける場合に
は、ハンドルの嵌合凹部を連結軸に嵌合する前に、バル
ブ本体のストップリングを縮径する操作が必要であるた
めに、この操作が繁雑になるという問題があった。一
方、ハンドルを連結軸から取外す場合には、ハンドルを
バルブ本体から強く引き抜く必要があるために、この操
作が困難になるという問題があった。
【0007】また、ハンドルをバルブ本体に掛止するた
めに、バルブ本体にストップリングを嵌着させるととも
に、ハンドルに掛止溝を凹設する必要がある。このた
め、バルブの部品点数が多く、製造工程が繁雑になると
ともに、製造コストが嵩むという問題があった。
【0008】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、連結部材に操作部を容易かつ確実に着脱す
ることができるとともに、部品点数が少なく、製造が容
易で、製造コストを節約することができるバルブを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のバルブでは、輸送流体の
流路を内部に備えたバルブ本体と、バルブ本体内に回動
可能に支持され、前記流路を開閉する弁体と、弁体に取
付けられ、弁体と一体に回動する連結部材と、連結部材
に取付けられ、連結部材と一体に回動する操作部とを備
え、前記連結部材の外周面には、端部に向かうに従い縮
径するテーパ状の突出部が突設されるとともに、前記操
作部には、連結部材に嵌合される嵌合凹部が凹設され、
この嵌合凹部の内径は、突出部の最も突出量が大きい部
分の外径よりも操作部が連結部材に着脱可能となるよう
に若干小さく設定されているものである。
【0010】請求項2に記載の発明のバルブでは、請求
項1に記載の発明において、前記連結部材の操作部が嵌
合される側の端部には、連結部材の軸線方向に延びる切
込み溝が形成されているものである。
【0011】請求項3に記載の発明のバルブでは、請求
項1又は請求項2に記載の発明において、前記突出部
は、前記連結部材の操作部が嵌合される側の端部に突設
されているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の説明
における上下左右は、図1における上下左右を基準にす
る。
【0013】図1及び図2に示すように、バルブ本体1
1は、略円筒状をなす第1分体12の左端部の内周面に
形成された雌ねじ部13と、略円筒状をなす第2分体1
4の右端部の外周面に形成された第1雄ねじ部15との
螺合により、略円筒状に形成されている。
【0014】第1分体12の右端部の外周面には、第2
雄ねじ部16が形成されているとともに、第2分体14
の左端部の外周面には、第3雄ねじ部17が形成されて
いる。そして、第2雄ねじ部16及び第3雄ねじ部17
は、それぞれ水道配管等の管体と螺合可能になってい
る。
【0015】バルブ本体11内には、バルブ本体11の
軸線方向に延びる第1流路18が開口形成されている。
この第1流路18は、バルブ本体11を管体に螺合した
ときに、バルブ本体11内を流通する輸送流体が流れる
ようになっている。
【0016】バルブ本体11において、第1分体12の
雌ねじ部13の左端部と第2分体14の第1雄ねじ部1
5の左端部との間には、円環状をなす第1シールリング
19が嵌着されている。そして、第1分体12の雌ねじ
部13と第2分体14の第1雄ねじ部15との間から、
輸送流体が漏れ出さないようになっている。
【0017】第1分体12の中央部及び第2分体14の
右端部の内周面には、第1係合面20及び第2係合面2
1が、バルブ本体11の軸線と直交するように円環状に
それぞれ形成されている。そして、第1係合面20と第
2係合面21との間には、収容空間22が形成されてい
る。
【0018】第1係合面20及び第2係合面21には、
円環状をなす第2シールリング23及び第3シールリン
グ24がそれぞれ係合配設されている。第1分体12の
中央部には、円筒状をなす軸受け部25が外方に向かっ
て突設されている。軸受け部25の下端部には、第3係
合面26が軸受け部25の軸線と直交するように円環状
に形成されている。
【0019】弁体27は球状に形成され、第2シールリ
ング23の左端部の内周縁と第3シールリング24の右
端部の内周縁とによって、前記収容空間22内に回動可
能に支持されている。弁体27には、流路の開放時にお
いて、前記第1流路18と連通する第2流路28が開口
形成されている。
【0020】弁体27の上端部には、内周面の一部に軸
受け部25の軸線方向に平行に延びる一対の第1平面2
9が形成された平面略円形状の嵌合凹所30が凹設され
ている。
【0021】図4(a)に示すように、連結部材として
の連結軸31は、略円柱状に形成されている。図1及び
図2に示すように、この連結軸31の外径は、前記軸受
け部25の内径と同じ大きさになるように構成され、連
結軸31は、軸受け部25内に嵌挿されている。
【0022】図4(a)に示すように、連結軸31の下
端部には、前記嵌合凹所30の第1平面29に対応し
て、外周面の一部に連結軸31の軸線方向に平行に延び
る一対の第2平面32が形成された略円柱状の第1嵌合
凸部33が、下方に向かって突設されている。また、連
結軸31の下端部には、円環状をなす係止部34が連結
軸31の軸線に直交するように突出形成されている。そ
して、図1及び図2に示すように、連結軸31が軸受け
部25内に嵌挿されたときには、第1嵌合凸部33が弁
体27の嵌合凹所30に嵌合するとともに、係止部34
の上端面が第3係合面26に係合して連結軸31が上方
へ抜け出さないようになっている。
【0023】図1及び図4(a)に示すように、連結軸
31の外周面には、下端部から順に第1環状溝35及び
第2環状溝36が周方向に沿って凹設され、これら第1
環状溝35及び第2環状溝36には、円環状をなす第4
シールリング37及び第5シールリング38がそれぞれ
嵌着されている。そして、軸受け部25の内周面と連結
軸31の外周面との隙間をシールするようになってい
る。なお、シールリング19,23,24,37,38
は、ゴム等の弾性材料により形成されている。
【0024】図4(a)に示すように、連結軸31の中
央部には、外径が軸受け部25の内径よりも小さく形成
された支持部39が形成されている。支持部39の上部
の外周面には、端部に向かうに従い縮径する傾斜面40
が形成され、この傾斜面40の上部には、外径が傾斜面
40の上端部の外径と同じ大きさの中間部41が形成さ
れている。中間部41の上部の外周面には、端部に向か
うに従い縮径するテーパ状の突出部42が周方向に突出
形成されている。この突出部42は、最も突出量が大き
い下部の最大突出部43の外径が、支持部39の外径と
同じ大きさになるように設定されている。
【0025】これら支持部39、傾斜面40、中間部4
1及び突出部42によって第2嵌合凸部44が構成さ
れ、図1及び図2に示すように、連結軸31が軸受け部
25内に嵌挿されたときには、連結軸31の第2嵌合凸
部44が軸受け部25の上端面から突出するように設定
されている。図4(a)及び図4(b)に示すように、
第2嵌合凸部44の外周面の一部には、連結軸の軸線方
向に平行に延びる一対の第3平面45が形成されてい
る。
【0026】図1、図2及び図3に示すように、操作部
としてのハンドル46は、円柱状に形成された支軸47
と、その上部から左右両端に延びるように形成された把
持部48とから構成されている。このハンドル46は、
ポリアセタール等の合成樹脂により形成されている。
【0027】支軸47の底部には、断面略円形状の嵌合
凹部49が形成されている。この嵌合凹部49の深さ
は、連結軸31の第2嵌合凸部44の高さと同じ長さに
設定されている。嵌合凹部49の内周面の一部には、前
記第2嵌合凸部44の第3平面45に対応して、支軸4
7の軸線方向に平行に延びる一対の第4平面50が形成
されている。また、嵌合凹部49の内径は、支持部39
及び突出部42の最大突出部43の外径よりも、1〜1
0%小さく設定されている。
【0028】次に、上記のように構成されたバルブの作
用を説明する。さて、このバルブを屋内の壁面の近傍位
置に設けられた管体に取付けるときには、図1に示すよ
うに、ハンドル46が分離されたバルブ本体11を管体
に螺合して取付ける。その後に、ハンドル46をバルブ
本体11の連結軸31に取付ける。
【0029】ハンドル46を連結軸31に取付けるとき
には、図2及び図3に示すように、嵌合凹部49内の第
4平面50を第2嵌合凸部44の第3平面45に係合さ
せた後に、嵌合凹部49が第2嵌合凸部44に嵌合する
ようにハンドル46をバルブ本体11の連結軸31側へ
押圧する。
【0030】そして、嵌合凹部49の内周面が突出部4
2の最大突出部43に摺接すると、嵌合凹部49の内周
面において、最大突出部43に摺接する部分は、最大突
出部43に押圧されるために、最大突出部43と強く係
合するとともに外方へ若干弾性変形する。
【0031】さらにハンドル46をバルブ本体11の連
結軸31側へ押圧すると、嵌合凹部49の内周面が支持
部39に摺接する。このとき、嵌合凹部49の内周面に
おいて、支持部39に摺接する部分は、支持部39に押
圧されるために、支持部39と強く係合するとともに外
方へ若干弾性変形する。
【0032】その状態で、ハンドル46の下端面が第1
分体12の軸受け部25の上端面に当接するまで、ハン
ドル46をバルブ本体11の連結軸31側へ押圧する。
次いで、管体に取付けられたバルブを使用して、輸送流
体の流路を開放又は閉鎖するときには、ハンドル46の
把持部48を指で回動する。このとき、嵌合凹部49の
内周面の一部には、第2嵌合凸部44の第3平面45に
対応した第4平面50が形成されているために、ハンド
ル46を押圧してその嵌合凹部49を第2嵌合凸部44
に嵌合するだけで、ハンドル46と連結軸31とは、一
体で回動することができる。このため、連結軸31は、
ハンドル46の回動に伴って回動する。
【0033】また、連結軸31の第1嵌合凸部33の外
周面の一部には、弁体27の第1平面29に対応した第
2平面32が形成されているため、連結軸31と弁体2
7とは、一体で回動することができる。このため、弁体
27は、連結軸31の回動に伴って回動する。よって、
弁体27は、ハンドル46の把持部48の回動に伴って
回動することにより、輸送流体の流路の開放又は閉鎖を
行う。
【0034】以上詳述した本実施形態によれば、次のよ
うな効果が発揮される。 ・ 本実施形態のバルブにおいては、ハンドル46はポ
リアセタール等の合成樹脂により形成されているととも
に、嵌合凹部49の内径は、突出部42の最大突出部4
3の外径よりも1〜10%小さく設定されている。この
ため、ハンドル46を押圧してその嵌合凹部49を第2
嵌合凸部44に嵌合したときには、嵌合凹部49の内周
面において、突出部42の最大突出部43に摺接する部
分は、最大突出部43に押圧されるために最大突出部4
3と強く係合するとともに外方へ若干弾性変形する。よ
って、ハンドル46を連結軸31に確実に取付けること
ができる。また、突出部42の最も突出量が大きい最大
突出部43の外径と嵌合凹部49の内径との大きさの違
いはわずかで、かつ嵌合凹部49の内周面は外方へ若干
弾性変形するため、ハンドル46を連結軸31に容易に
着脱させることができる。
【0035】・ 本実施形態のバルブにおいては、ハン
ドル46を押圧してその嵌合凹部49を第2嵌合凸部4
4に嵌合させるだけで、ハンドル46は連結軸31に取
付けられている。このため、ハンドル46を連結軸31
に容易に着脱させることができる。
【0036】・ 本実施形態のバルブにおいては、突出
部42は端部に向かうに従い縮径するテーパ状に形成さ
れている。また、支持部39の上部には傾斜面40が形
成されている。このため、ハンドル46を押圧してその
嵌合凹部49を第2嵌合凸部44に嵌合するときには、
最初は嵌合凹部49と第2嵌合凸部44との係合は緩い
が、ハンドル46が押圧されるとともに徐々にきつくな
る。よって、嵌合凹部49を突出部42及び支持部39
に容易に嵌合することができるために、ハンドル46を
連結軸31に容易に取付けることができる。
【0037】・ 本実施形態のバルブにおいては、突出
部42は、連結軸31の上端部に形成されている。この
ため、ハンドル46を連結軸31に取付けるときには、
嵌合凹部49の下端面と突出部42との距離が長い。よ
って、ハンドル46の連結軸31からの抜け落ちを防止
し、ハンドル46の連結軸31への取付を確実に維持す
ることができる。
【0038】・ 本実施形態のバルブにおいては、支持
部39の外径が突出部42の最大突出部43の外径と同
じ大きさに設定されている。このため、ハンドル46を
押圧してその嵌合凹部49を第2嵌合凸部44に嵌合し
たときには、嵌合凹部49の内周面は、突出部42の最
大突出部43及び支持部39の外周面と強く係合してい
る。よって、嵌合凹部49は、第2嵌合凸部44と2箇
所で強く係合しているため、ハンドル46のがたつきを
防止し、ハンドル46の連結軸31への取付を確実に維
持することができる。
【0039】・ 本実施形態のバルブにおいては、弁体
27の嵌合凹所30の内周面の一部には、一対の第1平
面29が形成され、連結軸31の第1嵌合凸部33の外
周面の一部には、嵌合凹所30の第1平面29に対応し
て、一対の第2平面32が連結軸31の軸線方向に平行
に延びるように形成されている。また、第2嵌合凸部4
4の外周面の一部には、一対の第3平面45が連結軸3
1の軸線方向に平行に延びるように形成され、嵌合凹部
49の内周面には、第2嵌合凸部44の第3平面45に
対応して、一対の第4平面50が支軸47の軸線方向に
平行に延びるように形成されている。このため、弁体2
7の嵌合凹所30に連結軸31の第1嵌合凸部33を嵌
挿し、ハンドル46を押圧してその嵌合凹部49を第2
嵌合凸部44に嵌合するだけで、弁体27、連結軸31
及びハンドル46は、一体に回動することができる。
【0040】・ 本実施形態のバルブにおいては、軸受
け部25の下端部には、第3係合面26が形成され、連
結軸31の下端部には、係止部34が形成されている。
このため、連結軸31を軸受け部25内に嵌挿したとき
には、係止部34の上端面が第3係合面26に係合す
る。よって、連結軸31の軸受け部25内から抜け落ち
を防止することができる。
【0041】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 図5(a)及び図5(b)に示すように、前記第2
嵌合凸部44の第3平面45の中央部に、上方に向かっ
て開口する切込み溝51を形成してもよい。このように
構成した場合には、第2嵌合凸部44は、切込み溝51
を介して向かい合う一対の分割片52から構成される。
【0042】ハンドル46を押圧してその嵌合凹部49
を第2嵌合凸部44に嵌合したときには、嵌合凹部49
の内周面において、それぞれの分割片52に摺接する部
分は、分割片52に押圧されるために、分割片52と強
く係合するとともに外方へ若干弾性変形する。また、分
割片52の各先端部は、内方へ撓むように変形する。よ
って、嵌合凹部49を第2嵌合凸部44により容易に嵌
合することができるため、ハンドル46を連結軸31に
より容易に着脱することができる。
【0043】・ 前記突出部42の長手方向の長さを変
えてもよい。このように構成した場合には、突出部42
のテーパ角度が変わるため、ハンドル46を連結軸31
により容易に着脱することができる。
【0044】・ 前記第2嵌合凸部44を、突出部42
のみで構成してもよい。このように構成した場合も、ハ
ンドル46を押圧してその嵌合凹部49を第2嵌合凸部
44に容易に嵌合することができるため、ハンドル46
を連結軸31に容易に着脱することができる。
【0045】・ 前記支持部39の外径を、突出部42
の最大突出部43の外径よりも小さく設定してもよい。
又は、支持部39を省略してもよい。このように構成し
た場合も、ハンドル46を押圧してその嵌合凹部49を
第2嵌合凸部44に容易に嵌合することができるため、
ハンドル46を連結軸31に容易に着脱することができ
る。
【0046】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 (1)前記操作部は、合成樹脂材料により形成されてい
る請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバル
ブ。この構成によれば、操作部を押圧してその嵌合凹部
を連結部材に嵌合するときには、嵌合凹部の内周面は連
結部材と強く係合するとともに外方へ若干弾性変形する
ことができる。
【0047】(2)前記連結部材の外周面には、操作部
が連結部材に取付けられた状態において、嵌合凹部の端
部と係合する支持部が形成され、支持部の外径は、突出
部の最も突出量が大きい部分の外径と同じ大きさに設定
されている請求項3に記載のバルブ。この構成によれ
ば、嵌合凹部は、突出部の最も突出量が大きい部分と支
持部との2箇所で連結部材と係合するために、操作部の
連結部材への取付を確実にすることができる。
【0048】(3)前記連結部材の操作部が嵌合される
側の端部の外周面の一部には、連結部材の軸線方向に平
行に延びる一対の平面が形成されるとともに、嵌合凹部
の内周面の一部には、連結部材の平面に対応した一対の
平面が嵌合凹部の軸線方向に平行に延びるように形成さ
れている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
バルブ。この構成によれば、操作部を連結部材に嵌合す
るだけで、操作部と連結部材とが一体として回動するこ
とができる。
【0049】(4)前記切込み溝は、連結部材に形成さ
れた平面の中央部に形成されている上記(3)に記載の
バルブ。この構成によれば、切込み溝の加工を容易にす
ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
のバルブによれば、連結部材に操作部を容易かつ確実に
着脱することができるとともに、部品点数が少なく、製
造が容易で、製造コストを節約することができる。
【0051】請求項2に記載の発明のバルブによれば、
請求項1に記載の発明の効果に加え、操作部を連結部材
により容易に着脱することができる。請求項3に記載の
発明のバルブによれば、請求項1又は請求項2に記載の
発明の効果に加え、操作部の連結部材への取付を確実に
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるバルブのハンドルの嵌合
凹部を連結軸の第2嵌合凸部に嵌合する前の状態を示す
縦断面図。
【図2】 ハンドルの嵌合凹部を連結軸の第2嵌合凸部
に嵌合した状態を示す縦断面図。
【図3】 図2の3−3線における断面図
【図4】 (a)は連結軸を示す正面図。(b)は連結
軸を示す平面図。
【図5】 (a)は連結軸の別例を示す正面図。(b)
は連結軸の別例を示す平面図。
【符号の説明】
11…バルブ本体、18…流路としての第1流路、27
…弁体、31…連結部材としての連結軸、42…突出
部、43…最も突出量が大きい部分としての最大突出
部、46…操作部としてのハンドル、49…嵌合凹部、
51…切込み溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送流体の流路を内部に備えたバルブ本
    体と、 バルブ本体内に回動可能に支持され、前記流路を開閉す
    る弁体と、 弁体に取付けられ、弁体と一体に回動する連結部材と、 連結部材に取付けられ、連結部材と一体に回動する操作
    部とを備え、 前記連結部材の外周面には、端部に向かうに従い縮径す
    るテーパ状の突出部が突設されるとともに、前記操作部
    には、連結部材に嵌合される嵌合凹部が凹設され、この
    嵌合凹部の内径は、突出部の最も突出量が大きい部分の
    外径よりも操作部が連結部材に着脱可能となるように若
    干小さく設定されていることを特徴とするバルブ。
  2. 【請求項2】 前記連結部材の操作部が嵌合される側の
    端部には、連結部材の軸線方向に延びる切込み溝が形成
    されている請求項1に記載のバルブ。
  3. 【請求項3】 前記突出部は、前記連結部材の操作部が
    嵌合される側の端部に突設されている請求項1又は請求
    項2に記載のバルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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