JP2002235793A - 液体封入式防振装置 - Google Patents

液体封入式防振装置

Info

Publication number
JP2002235793A
JP2002235793A JP2001033594A JP2001033594A JP2002235793A JP 2002235793 A JP2002235793 A JP 2002235793A JP 2001033594 A JP2001033594 A JP 2001033594A JP 2001033594 A JP2001033594 A JP 2001033594A JP 2002235793 A JP2002235793 A JP 2002235793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
chamber
actuator
power generation
main chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001033594A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Yamada
憲弘 山田
Tatsuo Suzuki
達雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2001033594A priority Critical patent/JP2002235793A/ja
Publication of JP2002235793A publication Critical patent/JP2002235793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電部側とアクチュエータ側とを、単に電気
的に連結することによって主室内の液圧上昇を抑えるよ
うにする。 【解決手段】 振動体側に連結される第一の連結部材9
1と、車体側のメンバ等に連結される第二の連結部材9
5との間に、上記振動体からの振動を遮断するインシュ
レータ6、インシュレータ6の一部にてその室壁が形成
されるものであって液体の封入される主室5、ダイヤフ
ラム4にてその室壁の一部が形成されるものであって液
体の封入される副室7、これら主室5と副室7との間を
液密状に仕切るとともに所定の可撓性を有する部材(可
撓板)21、主室5と副室7との間において液体を流動
させるオリフィス55、を設ける。発電部側圧電素子1
5とアクチュエータ側圧電素子25との間を、途中にス
イッチング機構8を有する電気的結線99にて逆位相状
態に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、液体封入式防振
装置に関するものであり、特に、主室内に、振動体側か
らの入力振動に応じて所定の起電力を発生する発電部を
設けるとともに、当該発電部における起電力に基づいて
作動するものであって本主室内の液圧上昇を抑制するよ
うに作動するアクチュエータを設け、これによって、特
定周波数域で本液体封入式防振装置全体の動バネ定数の
低減化を図るようにした液体封入式防振装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】防振装置のうち、特に、自動車用のエン
ジンマウント等にあっては、動力源であるところのエン
ジンがアイドリング運転の状態から最大回転速度までの
間、種々の状況下で使用されるものであるため、広い範
囲の周波数に対応できるものでなければならない。従っ
て、このような複数の条件に対応させるために、内部に
液室を設けるとともに、当該液室内の液圧上昇を回避さ
せるように作動するものであって圧電板及び制御装置等
からなる加振装置を有する液体封入式防振装置が案出さ
れており、例えば、特開平8−135727号公報等に
より、すでに公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、主室と副室との間を仕切る仕切板の主室側のと
ころに、主室内の液圧上昇を検出する圧電板を設けると
ともに、その副室側のところには上記主室内の液圧上昇
を回避するように上記仕切板を作動させる圧電板が設け
られ、これら両圧電板の間を電気的に連結するととも
に、この間に所定の増幅作用あるいは制御作用等をする
制御手段(制御回路)が設けられるようになっているも
のである。従って、この従来のものにおいては、特別な
制御手段(制御回路)や駆動手段等が必要とされ、装置
としては複雑なものとなり、その製造コスト等が高くな
らざるを得ないと言う問題点を有する。このような問題
点を解決するために、上記のような特別な制御手段を設
ける必要のないようにした自己制御型の加振機構を有す
る液体封入式防振装置を提供しようとするのが、本発明
の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、振動体
側に連結される第一の連結部材と、車体側のメンバ等に
連結される第二の連結部材と、これら第一の連結部材と
第二の連結部材との間にあって上記振動体からの振動を
遮断するインシュレータと、当該インシュレータの一部
にてその室壁が形成されるものであって非圧縮性流体で
ある液体の封入される主室と、ダイヤフラムにてその室
壁の一部が形成されるものであって液体の封入される副
室と、これら主室と副室との間を仕切る仕切部材と、上
記主室と副室との間において液体を流動させるオリフィ
スと、からなる液体封入式防振装置に関して、上記主室
内の液圧上昇に応じて所定の起電力を発生させるもので
あって圧電素子または電磁コイルにて形成される発電部
と、当該発電部にて生成された起電力を受けて上記主室
内の液圧上昇を抑制するように作動するものであって圧
電素子または電磁コイルを基礎に形成されるアクチュエ
ータと、これら発電部とアクチュエータとの間を逆位相
状態に接続する電気的結線と、から成るようにした構成
を採ることとした。このような構成を採ることにより、
本発明のものにおいては、発電部とアクチュエータとの
間に、特別な制御手段を設けること無く、あるいは外部
電力の導入をすること無く、上記主室内の液圧変動に対
応させてアクチュエータを作動させることができるよう
になり、特定周波数にて本液体封入式防振装置全体の動
バネ定数の低減化を図ることができるようになる。そし
て、このような液体封入式防振装置を安価に得ることが
できるようになる。
【0005】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、上記
請求項1記載の液体封入式防振装置に関して、上記電気
的結線を、上記発電部側にて生成された起電力に基づく
電流は上記アクチュエータ側へと流れるが、アクチュエ
ータ側にて生成された起電力に基づく電流は上記発電部
側へは流れさせないようにした構成を採ることとした。
このような構成を採ることにより、本発明のものにおい
ては、電気的結線の途中に特別な制御手段を設けること
なく、上記主室側の液圧変動に同期させた状態でアクチ
ュエータ側を作動(加振)させ、これによって上記主室
内における液圧上昇を抑制することができるようにな
る。その結果、本液体封入式防振装置全体の動バネ定数
を簡単な装置にて低減化させることができるようにな
る。
【0006】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載の液体封入式防振装置に関して、上記発電部と
アクチュエータとの間を連結する電気的結線の途中に、
所定の条件下においてのみ遮断(OFF)されるスイッ
チング機構を設けるようにした構成を採ることとした。
このような構成を採ることにより、本発明のものにおい
ては、大振幅で低周波数の振動であるエンジンシェイク
振動の入力時には、上記主室内の液体を積極的にオリフ
ィスを介して副室側へと流動させることができるように
なり、高減衰特性を得ることができるようになる。
【0007】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項3記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項3記載の液体封入式防
振装置に関して、上記発電部側に、上記主室との間を液
密状に遮断する可撓性部材を設けるとともに、上記アク
チュエータ側にも上記副室との間を液密状に遮断する可
撓性部材を設け、これら両可撓性部材にて包囲された空
間内に液体を充満させることによって第三液室を形成さ
せ、当該第三液室を介して上記主室内の液圧変動を吸収
するようにした構成を採ることとした。このような構成
を採ることにより、本発明のものにおいては、上記主室
側の液圧変動に同期させた状態でアクチュエータ側を作
動(加振)させ、これによって上記第三液室内の液体を
上記主室内における液体の液圧上昇を抑制するように加
振させることができるようになる。すなわち、主室内の
液体の液体振動に対応させた状態で第三液室の内部形態
を変化させ、これによって本液体封入式防振装置全体の
動バネ定数を特定周波数の振動入力に対して低減化させ
ることができるようになる
【0008】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項4記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項4記載の液体封入式防
振装置に関して、上記アクチュエータ側の駆動手段を電
磁コイルまたは複数枚の圧電素子積層体からなるように
するとともに、上記主室内の液圧制御または上記第三液
室内の液圧制御を上記アクチュエータを形成する駆動手
段にて駆動される可動ピストンにて行なわせるようにし
た構成を採ることとした。このような構成を採ることに
より、本発明のものにおいても、上記請求項1ないし請
求項4記載のものと同様、特定周波数の振動に対して低
動バネ定数化を図ることができるようになるとともに、
このような液体封入式防振装置を安価に形成(製造)す
ることができるようになる。そして、特に、本発明のも
のにおいては、上記アクチュエータ側には圧電素子が複
数枚重ね合わされることによって形成される積層体が設
けられるようになっており、これによって主室内の液体
あるいは第三液室内の液体がより強力に加振されること
となる。すなわち、アクチュエータからの出力は倍加さ
れ、強力な発生波が形成されることとなる。その結果、
低動バネ定数化をより一層図ることができるようにな
る。
【0009】次に、請求項6記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項5記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項5記載の液体封入式防振装置に関して、上記可動ピス
トンの液圧受圧面積を、アクチュエータを形成する圧電
素子の面積よりも大きな値を有するようにした。このよ
うな構成を採ることにより、本発明のものにおいては、
アクチュエータの作動に基づく液体の体積変化量が増加
し、一ストローク当りの液圧変動量が増加することとな
る。その結果、動バネ定数の低減化を効率的に行なわせ
ることができるようになる。
【0010】次に、請求項7記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1ないし
請求項5記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項1ないし請求項5記載の液体封入式防
振装置に関して、上記発電部側を、圧電素子からなる積
層体にて形成させるようにした構成を採ることとした。
このような構成を採ることにより、発電部側における起
電力の値を大きく採ることができるようになり、結果的
に、アクチュエータ側からの出力も大きな値とすること
ができるようになる。
【0011】次に、請求項8記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項6または
請求項7記載のものと同じである。すなわち、本発明に
おいては、請求項6または請求項7記載の液体封入式防
振装置に関して、上記発電部側及びアクチュエータ側を
形成するそれぞれの圧電素子積層体を、その積層高さは
発電部側の方が高くなるように形成するとともに、その
面積はアクチュエータ側の方が大きな値を有するように
形成するようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいては、発電
部側は圧電素子の変位量を大きく採って起電力の値を大
きく取り出すことができるようになるとともに、アクチ
ュエータ側は出力値を大きな値とすることができるよう
になる。その結果、アクチュエータ側からの出力を大き
な値にすることができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図7を基に説明する。本発明の第一の実施形態
に関するものの、その構成は、図1に示す如く、振動体
側に連結される第一の連結部材91と、車体側のメンバ
等に連結される第二の連結部材95と、これら第一の連
結部材91と第二の連結部材95との間にあって上記振
動体からの振動を遮断するインシュレータ6と、当該イ
ンシュレータ6の一部にてその室壁が形成されるもので
あって非圧縮性流体である液体の封入される主室5と、
ダイヤフラム4にてその室壁の一部が形成されるもので
あって液体の封入される副室7と、これら主室5と副室
7との間を液密状に仕切るとともに所定の可撓性を有す
る可撓性部材21と、上記主室5と副室7との間におい
て液体を流動させるオリフィス55と、からなることを
基本とするものである。
【0013】このような基本構成からなる液体封入式防
振装置において、上記第一の連結部材91側には、振動
体からの入力振動にて形成される上記主室5内の液圧変
動に応じて、所定の起電力を発生する圧電素子15から
なる発電部1が設けられるようになっている。そして、
このような主室5の下方部には、当該主室5と副室7と
の間を液密状に仕切るものであって所定の可撓性を有す
る部材(可撓板)21が設けられるようになっている。
また、この可撓板21のところには圧電素子25が設け
られるようになっており、この可撓板21と圧電素子2
5とにてアクチュエータ2が形成されるようになってい
るものである。そして、これら発電部1を形成する圧電
素子15とアクチュエータ2を形成する圧電素子25と
の間には、間に所定のスイッチング機構8を有するとと
もに逆位相状態に接続される電気的結線99が設けられ
るようになっているものである。
【0014】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいては、第一の連結部材91のところ
に伝播されてきた振動は、インシュレータ6を経由して
主室5内の液体へと伝播されることとなる。そして、こ
の入力振動、例えばエンジンアイドリング振動等は、上
記圧電素子15からなる発電部1に入力される。この入
力振動に基づいて上記圧電素子15には所定の起電力が
発生するとともに、当該起電力に基づく電圧が、逆位相
状態で電気的結線99及び通常はON(閉)状態に維持
されるスイッチング機構8を介してアクチュエータ2側
の圧電素子25に伝達される。そうすると、この圧電素
子25が作動して、可撓板21等からなるアクチュエー
タ2を、上記発電部1側への入力振動に同期させた状態
で作動させることとなる。具体的には、発電部1側への
特定周波数の振動入力に基づいて生ずる起電力を逆位相
状態で上記アクチュエータ2側に導入させることによっ
て、アクチュエータ2を形成する圧電素子25及び可撓
板21を撓み変形させ、これによって、直接、上記主室
5内の液圧上昇を吸収させるようにする。その結果、上
記主室5内の液圧上昇が回避され、本液体封入式防振装
置全体の動バネ定数が低減化されることとなる。すなわ
ち、発電部1側で発生した起電力を直接アクチュエータ
2側に導入することによって、当該アクチュエータ2を
作動させ、これによって、直接本液体封入式防振装置全
体の動バネ定数を低減化させるようにしているものであ
る。このように、本実施の形態のものにおいては、外部
からの電力の供給を受けることなくアクチュエータ2を
働かせ、これによって動バネ定数の低減化を図るように
しているものである。なお、このような特定周波数の振
動入力時以外の場合、例えばエンジンシェイク振動等の
大振幅の振動入力時においては、上記スイッチング機構
8は所定の制御手段からの指令(信号)または発電部1
側からのパルス状起電力に基づくデューティ信号等に基
づきOFF(開)状態に保持されることとなる。従っ
て、上記アクチュエータ2等は作動しないようになる。
その結果、上記主室5内の液体はオリフィス55を経由
して副室7側へと流動し、所定の減衰力が得られること
となる。
【0015】次に、第二の実施形態について、図2を基
に説明する。このものも、その基本的な点は上記第一の
実施形態のものと同じである。その特徴とするところは
主室5と副室7との間に液体の密封された第三液室3を
設けるようにしたことである。すなわち、本実施の形態
のものにおいては、上記主室5内に、当該主室5内の液
圧変動に応じて所定の起電力を発生するものであって圧
電素子15からなる発電部1を設けるとともに、当該圧
電素子15のところに、上記主室5との間を液密状に保
持する可撓性部材(可撓板)11を設け、副室7側にも
アクチュエータ2を形成する圧電素子25を設けるとと
もに上記副室7との間を液密状に保持する可撓性部材
(可撓板)21を設けるようにする。そして、これら両
可撓性部材11、21にて包囲される空間内に液体を充
満させることによって第三液室3を形成させるようにす
る。更に、このような発電部1側の圧電素子15とアク
チュエータ2側の圧電素子25との間を、途中に所定の
スイッチング機構8を介在させた状態で、かつ、逆位相
状態で、電気的結線99にて連結する。
【0016】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいては、主室5内の液体に液圧変動が
生ずると、それに応じて発電部1側の圧電素子15には
所定の起電力が生ずる。そして、この起電力はアクチュ
エータ2側の圧電素子25へと伝達され、アクチュエー
タ2を形成する可撓性部材である可撓板21を変形作動
(振動)させる。その結果、第三液室3内の内部形態が
変化することとなり、これによって、上記主室5内の液
圧上昇が吸収されるようになる。このように本実施の形
態のものにおいては、上記主室5側の液圧変動に同期さ
せた状態でアクチュエータ2を作動(加振)させること
によって、上記第三液室3の内部形態を変化させ、これ
によって上記主室5内における液体の液圧上昇を抑制す
るようにしている。その結果、本液体封入式防振装置全
体の動バネ定数を特定周波数の振動入力に対して低減化
させることができるようになる。
【0017】次に、第三の実施形態について、図3を基
に説明する。このものも、その基本的な点は上記第二の
実施形態のものと同じである。その特徴とするところ
は、アクチュエータ2側を可動ピストンからなるように
したことである。すなわち、本実施の形態においては、
上記主室5内に、当該主室5内の液圧変動に応じて所定
の起電力を発生するものであって圧電素子15並びに主
室5と第三液室3との間を液密状に仕切る可撓性部材
(可撓板)11にて形成される発電部1を設けるととも
に、第三液室3側には、当該第三液室3の内部形態を変
化させるように作動する可動ピストン26からなるアク
チュエータ2を設けるようにしたことである。そして、
この可動ピストン26は、その周縁部のところがゴム状
弾性体からなるシール部材29にて囲まれた状態で副室
7との間がシールされるようになっているものである。
また、このような可動ピストン26は電磁コイル22の
誘導起電力にて駆動されるようになっているものであ
る。そして更に、当該電磁コイル22は、上記発電部1
を形成する圧電素子15に、途中に所定のスイッチング
機構8を介した状態で電気的結線99にて連結され、上
記発電部1側から一方通行的に起電力が供給されるよう
になっているものである。そして、この発電部1からの
起電力に基づいて所定の誘導起電力が発生するようにな
っているものである。なお、本実施の形態のものにおい
ては上記電気的結線99の途中に所定の増幅手段を設け
ることによって発電部1側にて生成された起電力を増幅
した状態でアクチュエータ2側へ供給し、アクチュエー
タ2からの出力を増大化させることもできる。
【0018】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいては、上記主室5内の液圧変動に応
じて上記発電部1が作動すると、当該発電部1側の圧電
素子15からの起電力がアクチュエータ2側の電磁コイ
ル22に供給されるとともに、この起電力に基づいてア
クチュエータ2側の電磁コイル22が励起されることと
なる。これによって、可動ピストン26が上記主室5内
の液圧変動に応じて作動し、第三液室3の内部形態を変
化させるように作動する。その結果、当該第三液室3の
内部形態が変化し、主室5内の液圧変動(液圧上昇)を
吸収するように作用する。その結果、本液体封入式防振
装置全体の動バネ定数が低減化されることとなる。な
お、これ以外の点については、上記第一の実施形態及び
第二の実施形態のところで述べたものと同じである。
【0019】次に、第四の実施形態について、図4を基
に説明する。本実施の形態に関するものも、その基本的
な点は上記第一の実施形態にかかるものと同じである。
その特徴とするところは、発電部1側及びアクチュエー
タ2側における圧電素子を積層状に設けるようにしたこ
とである。すなわち、本実施の形態のものにおいては、
振動体に連結される第一の連結部材91のところであっ
て主室5に面する側に、圧電素子15の積層体にて形成
される発電部1を設けるとともに、主室5の下方部側に
は、可動ピストン26、当該可動ピストン26駆動用と
して形成される圧電素子25の積層体からなるアクチュ
エータ2を設けるようにしたことである。そして、この
ような発電部1側の圧電素子15とアクチュエータ2側
の圧電素子25とを、上記第一の実施の形態のところで
述べたものと同様、所定のスイッチング機構8を有する
電気的結線99にて連結するようにする。なお、上記可
動ピストン26の周りには上記第三の実施形態のものと
同様、ゴム状弾性体からなるシール部材29が設けられ
るようになっている。また、このアクチュエータ2側に
は、上記積層状圧電素子25のところに、上記可動ピス
トン26の作動方向を変えるためのスプリングを設ける
ようにしても良い(図5,図6参照)。
【0020】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいても、上記第一の実施形態のものあ
るいは第三の実施形態のものと同様、発電部1側の積層
状圧電素子15のところに生じた主室5内の液圧変動に
基づく起電力が、アクチュエータ2側の積層状圧電素子
25のところに入力され、当該圧電素子25を作動させ
ることとなる。このアクチュエータ2側の圧電素子25
の作動によって可動ピストン26が作動し、上記主室5
内の液体を加振させることとなる。この加振作用によっ
て上記主室5内の液圧上昇が回避され、本液体封入式防
振装置全体の動バネ定数が低減化されることとなる。特
に、本実施の形態のものにおいては、発電部1側の圧電
素子15の積層枚数を増やすことによって圧電素子に大
きな変位量の変形を起こさせ、これによって大きな値の
起電力を発生させるようにするとともに、アクチュエー
タ2側の圧電素子25については、個々の表面積をでき
る限り大きく採るようにする。これによって、アクチュ
エータ2側の出力を大きな値に保持することができるよ
うになり、可動ピストン26にて形成される発生波の値
を大きく(強く)することができるようになる。
【0021】次に、第五の実施形態について、図5を基
に説明する。このものも、その基本的な点は、上記第四
の実施形態のものと同じである。その特徴とするところ
は、発電部1側に、主室5内の液圧変動に応じて所定の
起電力を発生する電磁コイル12を設けるようにしたこ
とである。すなわち、本実施の形態のものにおいては、
振動体に連結される第一の連結部材91側に設けられる
発電部1を、主室5内の液圧変動に応じて作動する可動
ピストン16と、当該可動ピストン16の作動に応じて
誘導起電力を発生する電磁コイル12とにて形成させる
ようにするとともに、上記主室5の下方部には、可動ピ
ストン26、圧電素子25にて形成される積層体、及び
スプリング27からなるアクチュエータ2を設けるよう
にする。そして、本実施の形態におけるアクチュエータ
2側の上記圧電素子25には、上記発電部1側の電磁コ
イル12にて形成された誘導起電力が電気的結線99を
介して供給されるようにする。なお、可動ピストン26
は上記主室5と副室7との間を仕切るようになってお
り、更に、本可動ピストン26周りのシール構成は、上
記第四の実施形態のところで述べたものと同じ構造とな
っている。また、本実施の形態のものの如く、発電部1
側も可動ピストンからなるものにおいては、発電部1側
における起電力の強化を図るために可動ピストン16を
形成するプランジャ部(電磁コイル12内に挿入される
部分)161は永久磁石からなるように設定することと
する。また、このような可動ピストン16の周りには主
室5との間を液密状に保持するシール部材29が設けら
れるようになっている。そして、この発電部1側のシー
ル部材29は、可動ピストン16の作動速度を高く採る
必要があるところから、変形のしやすい形状あるいは材
質等を適宜選択する必要がある。
【0022】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいても、上記第一の実施形態あるいは
第四の実施形態のものと同様、主室5内の液圧変動に応
じて所定の起電力を発生する発電部1側からの電気信号
(電圧変動)に基づいてアクチュエータ2側の可動ピス
トン26が駆動されることとなる。そして、この可動ピ
ストン26の作動により、上記主室5内の液圧上昇が回
避されるようになり、延いては、本液体封入式防振装置
全体の動バネ定数の低減化が図られることとなる。な
お、本実施の形態のものにおいても、その他の作動、特
にエンジンシェイクの振動入力時における本液体封入式
防振装置の作動等は、上記各実施の形態のところで述べ
て来たものと同じである。
【0023】次に、第六の実施形態について、図6を基
に説明する。このものも、その基本的な点は上記第五の
実施形態のものと同じである。その特徴とするところ
は、発電部1側に、当該発電部1側の起電力発生能力を
向上させるための機能増幅用オリフィス19を特別に設
けるようにしたことである。すなわち、本実施の形態の
ものにおいては、第一の連結部材91のところに、振動
体側からの入力振動にて形成される上記主室5内の液圧
変動に応じて所定の起電力を発生する圧電素子15を設
けるとともに、当該圧電素子15の周りに、小液室18
を設け、更に、当該小液室18と主室5との間を機能増
幅用オリフィス19を介して連結するように形成する。
そして、アクチュエータ2側は、上記第四の実施形態あ
るいは第五の実施形態のものと同じように、上記発電部
1側の圧電素子15からの起電力に基づいて作動する積
層状圧電素子25、当該積層状圧電素子25の作動に基
づいて作動する可動ピストン26、及び当該可動ピスト
ン26に所定のバネ反力を与えるスプリング27からな
るようにする。
【0024】このような構成を採ることにより、本実施
の形態のものにおいても、上記第五の実施の形態のもの
等と同様、発電部1側からの起電力に基づき上記アクチ
ュエータ2側の圧電素子25が作動し、これによって当
該圧電素子25に連結される可動ピストン26が駆動さ
れることとなる。従って、主室5内の液体が加振され
て、当該主室5内の液圧上昇が回避される。その結果、
本液体封入式防振装置全体の動バネ定数が低減化される
こととなる。このような一連の作動において、本実施の
形態のものにおいては、上記発電部1側には、機能増幅
用のオリフィス19が設けられていることによって、特
定の周波数域における共振作用により発電部1を形成す
る圧電素子15のところには、主室5内の液圧変動値が
増幅された状態で伝播されることとなる。従って、本圧
電素子15には大きな圧力(液圧)が入力されることと
なり、本圧電素子15から発せられる起電力も大きな値
となる。その結果、アクチュエータ2にて形成される発
生波の値も大きくなり、主室5内の液体は強力に加振さ
れることとなる。なお、上記機能増幅用オリフィス19
の共振周波数域としては、本実施の形態においては、エ
ンジンアイドリング振動領域である15〜40Hzの範
囲内の振動数を対象としている。また、その他の点につ
いては、上記各実施の形態のところで述べたものと同じ
である。
【0025】次に、第七の実施形態について、図7を基
に説明する。このものも、その基本的な点は上記第五の
実施形態のものと同じである。その特徴とするところ
は、発電部1側及びアクチュエータ2側の双方を、共に
電磁コイルを基礎に形成させるようにしたことである。
すなわち、本実施の形態においては、第一の連結部材9
1側に設けられる発電部1を、主室5内の液圧変動に応
じて作動するものであってプランジャ部161が永久磁
石にて形成される可動ピストン16と、当該可動ピスト
ン16の作動に応じて誘導起電力を発生する電磁コイル
12と、上記可動ピストン16周りを液密状にシールす
るシール部材29と、からなるようにするとともに、上
記主室5の下方部側には、主室5と副室7との間を仕切
る可動ピストン26、及び当該可動ピストン26を駆動
するものであって上記発電部1側からの起電力にて作動
する電磁コイル22からなるアクチュエータ2を設ける
ようにする。そして、このような構成からなる発電部1
側とアクチュエータ2側とを、間に所定のスイッチング
機構8を有する電気的結線99にて連結する。このよう
な構成を採ることにより、本実施の形態のものにおいて
は、上記第五の実施形態のものと同様、発電部1側から
の起電力に基づいて上記可動ピストン26が作動し、特
定周波数域において、本液体封入式防振装置全体の動バ
ネ定数の低減化が図られることとなる。特に、本実施の
形態のものにおいては、各電磁コイル12、22のう
ち、アクチュエータ2側の電磁コイル22の巻数、ある
いはコイル径等を発電部1側の電磁コイル12よりも、
多くあるいは大きく設定しておくことによって、アクチ
ュエータ2側の出力を、特別な増幅機構を用いることな
く増大化することができるようになる。すなわち、特別
なアンプ機構を用いることなく、増幅機能を発揮させる
ことができるようになる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、振動体側に連結される
第一の連結部材と、車体側のメンバ等に連結される第二
の連結部材と、これら第一の連結部材と第二の連結部材
との間にあって上記振動体からの振動を遮断するインシ
ュレータと、当該インシュレータの一部にてその室壁が
形成されるものであって非圧縮性流体である液体の封入
される主室と、ダイヤフラムにてその室壁の一部が形成
されるものであって液体の封入される副室と、これら主
室と副室との間を仕切る仕切部材と、上記主室と副室と
の間において液体を流動させるオリフィスと、からなる
液体封入式防振装置に関して、上記主室内の液圧上昇に
応じて所定の起電力を発生させるものであって圧電素子
または電磁コイルにて形成される発電部と、当該発電部
にて生成された起電力を受けて上記主室内の液圧上昇を
抑制するように作動するものであって圧電素子または電
磁コイルを基礎に形成されるアクチュエータと、これら
発電部とアクチュエータとの間を逆位相状態に接続する
電気的結線と、から成るようにした構成を採ることとし
たので、上記発電部とアクチュエータとの間において、
特別に外部電力を導入することなくアクチュエータ側を
特定周波数にて作動させることができるようになった。
その結果、特定周波数の振動入力に対して、動バネ定数
の低減化を図ることのできるようになり、このような液
体封入式防振装置を安価に形成(製造)することができ
るようになった。
【0027】また、発電部側に主室との間を液密状に遮
断する可撓性部材を設けるとともに、アクチュエータ側
にも副室との間を液密状に遮断する可撓性部材を設け、
これら両可撓性部材にて包囲された空間内に液体を充満
させることによって第三液室を形成させ、当該第三液室
の内部形態を変化させることによって上記主室内の液圧
変動を吸収するようにした構成を採ることとしたものに
おいては、上記主室側の液圧変動に同期させた状態でア
クチュエータ側を作動させることによって上記主室内に
おける液体の液圧上昇を抑制することができるようにな
った。その結果、本液体封入式防振装置全体の動バネ定
数を特定周波数の振動入力に対して低減化させることが
できるようになった。
【0028】また、アクチュエータ側の駆動手段を電磁
コイルまたは複数枚の圧電素子積層体からなるようにす
るとともに、主室内の液体加振または上記第三液室の内
部形態の変化を上記アクチュエータ側の駆動手段にて駆
動される可動ピストンにて行なわせるようにしたものに
おいては、特定周波数の振動入力に対して低動バネ定数
化を図ることができるようになるとともに、このような
液体封入式防振装置を安価に形成(製造)することがで
きるようになった。特に、本発明のものにおいては、上
記アクチュエータ側に形成される積層体の、その表面積
を発電部側よりも大きく(広く)採ることによって、大
きな出力を発生させることができるようになった。ま
た、アクチュエータ側の電磁コイルの巻数を発電部側の
電磁コイルの巻数よりも多くすることによって、アクチ
ュエータ側の出力を増幅させることができるようにな
り、特別なアンプを設けることなく増幅機能を発揮させ
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第二の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第三の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第四の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第五の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第六の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第七の実施形態にかかるものの、その
全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 発電部 11 可撓性部材(可撓板) 12 電磁コイル 15 圧電素子 16 可動ピストン 161 プランジャ部 18 小液室 19 機能増幅用オリフィス 2 アクチュエータ 21 可撓性部材(可撓板) 22 電磁コイル 25 圧電素子 26 可動ピストン 27 スプリング 29 シール部材 3 第三液室 4 ダイヤフラム 5 主室 55 オリフィス 6 インシュレータ 7 副室 8 スイッチング機構 91 第一の連結部材 95 第二の連結部材 99 電気的結線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体側に連結される第一の連結部材
    と、車体側のメンバ等に連結される第二の連結部材と、
    これら第一の連結部材と第二の連結部材との間にあって
    上記振動体からの振動を遮断するインシュレータと、当
    該インシュレータの一部にてその室壁が形成されるもの
    であって非圧縮性流体である液体の封入される主室と、
    ダイヤフラムにてその室壁の一部が形成されるものであ
    って液体の封入される副室と、これら主室と副室との間
    を仕切る仕切部材と、上記主室と副室との間において液
    体を流動させるオリフィスと、からなる液体封入式防振
    装置において、上記主室内の液圧上昇に応じて所定の起
    電力を発生させるものであって圧電素子または電磁コイ
    ルにて形成される発電部と、当該発電部にて生成された
    起電力を受けて上記主室内の液圧上昇を抑制するように
    作動するものであって圧電素子または電磁コイルを基礎
    に形成されるアクチュエータと、これら発電部とアクチ
    ュエータとの間を逆位相状態に接続する電気的結線と、
    から成るようにしたことを特徴とする液体封入式防振装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液体封入式防振装置にお
    いて、上記電気的結線を、上記発電部側にて生成された
    起電力に基づく電流は上記アクチュエータ側へと流れる
    が、アクチュエータ側にて生成された起電力に基づく電
    流は上記発電部側へは流れさせないようにしたことを特
    徴とする液体封入式防振装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の液体封入式防振装置にお
    いて、上記発電部とアクチュエータとの間を連結する電
    気的結線の途中に、所定の条件下においてのみ遮断(O
    FF)されるスイッチング機構を設けるようにしたこと
    を特徴とする液体封入式防振装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の液体封入
    式防振装置において、上記発電部側に、上記主室との間
    を液密状に遮断する可撓性部材を設けるとともに、上記
    アクチュエータ側にも上記副室との間を液密状に遮断す
    る可撓性部材を設け、これら両可撓性部材にて包囲され
    た空間内に液体を充満させることによって第三液室を形
    成させ、当該第三液室を介して上記主室内の液圧変動を
    吸収するようにしたことを特徴とする液体封入式防振装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の液体封入
    式防振装置において、上記アクチュエータ側の駆動手段
    を電磁コイルまたは複数枚の圧電素子積層体からなるよ
    うにするとともに、上記主室内の液圧制御または上記第
    三液室内の液圧制御を上記アクチュエータ側の駆動手段
    にて駆動される可動ピストンにて行なわせるようにした
    ことを特徴とする液体封入式防振装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の液体封入式防振装置にお
    いて、上記可動ピストンの液圧受圧面積を、アクチュエ
    ータを形成する圧電素子の面積よりも大きな値を有する
    ようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5記載の液体封入
    式防振装置において、上記発電部側を圧電素子からなる
    積層体にて形成させるようにしたことを特徴とする液体
    封入式防振装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の液体封入
    式防振装置において、上記発電部側及びアクチュエータ
    側を形成するそれぞれの圧電素子積層体を、その積層高
    さは発電部側の方が高くなるように形成するとともに、
    その面積はアクチュエータ側の方が大きな値を有するよ
    うに形成するようにしたことを特徴とする液体封入式防
    振装置。
JP2001033594A 2001-02-09 2001-02-09 液体封入式防振装置 Pending JP2002235793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001033594A JP2002235793A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 液体封入式防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001033594A JP2002235793A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 液体封入式防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002235793A true JP2002235793A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18897325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001033594A Pending JP2002235793A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 液体封入式防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002235793A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011011328A1 (de) * 2010-12-27 2012-07-12 Volkswagen Ag Aktives Hydrolager mit Piezo-Aktor
JP2015017643A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 日野自動車株式会社 エンジンの防振システム
JP2017511444A (ja) * 2014-03-12 2017-04-20 ユチンソンHutchinson 発電機が設けられた油圧振動抑制装置およびそのような振動抑制装置のための発電機
KR20180110372A (ko) * 2017-03-29 2018-10-10 현대자동차주식회사 스마트 액티브 마운트
CN112377552A (zh) * 2020-10-28 2021-02-19 武汉第二船舶设计研究所(中国船舶重工集团公司第七一九研究所) 自冷却气囊隔振装置
CN112377567A (zh) * 2020-10-28 2021-02-19 武汉第二船舶设计研究所(中国船舶重工集团公司第七一九研究所) 自供能组合式隔振装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011011328A1 (de) * 2010-12-27 2012-07-12 Volkswagen Ag Aktives Hydrolager mit Piezo-Aktor
DE102011011328B4 (de) * 2010-12-27 2020-09-03 Volkswagen Ag Aktives Hydrolager mit Piezo-Aktor
JP2015017643A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 日野自動車株式会社 エンジンの防振システム
JP2017511444A (ja) * 2014-03-12 2017-04-20 ユチンソンHutchinson 発電機が設けられた油圧振動抑制装置およびそのような振動抑制装置のための発電機
US10361606B2 (en) 2014-03-12 2019-07-23 Hutchinson Hydraulic anti-vibration device provided with an electricity generator device and electricity generator device for such an anti-vibration device
KR20180110372A (ko) * 2017-03-29 2018-10-10 현대자동차주식회사 스마트 액티브 마운트
KR102322368B1 (ko) * 2017-03-29 2021-11-04 현대자동차주식회사 스마트 액티브 마운트
CN112377552A (zh) * 2020-10-28 2021-02-19 武汉第二船舶设计研究所(中国船舶重工集团公司第七一九研究所) 自冷却气囊隔振装置
CN112377567A (zh) * 2020-10-28 2021-02-19 武汉第二船舶设计研究所(中国船舶重工集团公司第七一九研究所) 自供能组合式隔振装置
CN112377552B (zh) * 2020-10-28 2022-03-15 武汉第二船舶设计研究所(中国船舶重工集团公司第七一九研究所) 自冷却气囊隔振装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5568472B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP2510919B2 (ja) 流体封入式マウント装置
JP2001304329A (ja) 流体封入式能動型エンジンマウント
JP2006002792A (ja) 流体封入式能動型防振装置
JP2000065127A (ja) 液体封入式防振装置
JP2002235793A (ja) 液体封入式防振装置
JPH04203629A (ja) 防振装置
JP5154213B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP2002035696A (ja) 振動制御装置およびその駆動方法
JPH09317815A (ja) 防振装置
JP3384021B2 (ja) 流体封入式マウント装置の制御方法
JP5038198B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP2007321906A (ja) ソレノイド型アクチュエータおよび能動型防振支持装置
JP2010261490A (ja) 制振装置
JP5154212B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP4852030B2 (ja) 能動型流体封入式防振装置
JPH11287284A (ja) 防振装置
JP2009092235A (ja) 流体封入式防振装置
JP2010025219A (ja) 流体封入式防振装置
JP2009281508A (ja) 能動型液封入式防振装置
JP3620369B2 (ja) 流体封入式能動的マウント
JP2001295882A (ja) 液封式防振マウント
JPH10331908A (ja) 液体封入式防振装置
JP2005282821A (ja) 防振用電磁アクチュエータおよびそれを用いた流体封入式能動型防振装置
JP6448353B2 (ja) 能動型防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20040330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040330

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110