JP2002235708A - 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ - Google Patents

多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ

Info

Publication number
JP2002235708A
JP2002235708A JP2001032982A JP2001032982A JP2002235708A JP 2002235708 A JP2002235708 A JP 2002235708A JP 2001032982 A JP2001032982 A JP 2001032982A JP 2001032982 A JP2001032982 A JP 2001032982A JP 2002235708 A JP2002235708 A JP 2002235708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
stage cylinder
case
stage
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001032982A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaku Hasegawa
喜作 長谷川
Fuminori Hasegawa
文典 長谷川
Takao Nukada
孝男 額田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oil Drive Kogyo Ltd
Original Assignee
Oil Drive Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oil Drive Kogyo Ltd filed Critical Oil Drive Kogyo Ltd
Priority to JP2001032982A priority Critical patent/JP2002235708A/ja
Publication of JP2002235708A publication Critical patent/JP2002235708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式エレベータあるいは油圧式荷役昇降装
置等に使用する多段シリンダで、ストロークに対して籠
等の被駆動物の移動範囲が大きく取れる多段シリンダ、
多段シリンダの油圧装置及び多段シリンダを用いた油圧
式エレベータを提供する。 【解決手段】 圧油を受けて伸長あるいは縮小する多段
シリンダである。多段シリンダは、最終段のシリンダチ
ューブ底部に固着するカップ形状ケースと、このカップ
形状ケースに重ねて気密な受圧室を形成するスライドケ
ースとを設けている。多段シリンダは、スライドケース
がシリンダチューブの伸縮に併せて同時に同方向にカッ
プ形状ケースの外周上を摺動自在に作動するようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多段シリンダ、多段
シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧
式エレベータに係り、特に、油圧式エレベータあるいは
油圧式荷役昇降装置等で狭い場所で広い移動範囲が得ら
れる多段シリンダと、その油圧装置あるいは油圧式エレ
ベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式エレベータについて、図6
及び図7により説明する。図6に示すように建物に設け
られたエレベータ70は、昇降路72の内部に配設され
ており、人や荷物等を乗せる籠74がテレスコピック式
の多段シリンダ76により昇降されるように構成されて
いる。昇降路72には、昇降路天井面72aと最上階フ
ロア(3FL)の間にオーバヘッド部Ohが設けられ、
図6に示すように籠74が最上位置Utに来たときに、
オーバヘッド部Ohの距離H1以内に籠74と最縮小時
の多段シリンダ76とを納めるようにしてある。また、
昇降路72の最下階1FLの下にはピット部Piが設け
られ、図6に示すように籠74が最下位置Udに来たと
きに、ピット部Piのピット深さH2以内には、一対の
レール78および籠74の下部が納められるようにして
ある。
【0003】図7に示す従来の引上げ式の多段シリンダ
76を用いたエレベータ70について説明する。固定部
材80には第1ロッド82が取着されている。図7
(a)において、多段シリンダ76は、第1ロッド82
が第2ロッド84の内部に収納され、第1ロッド82の
内部を流れる図示しないポンプの圧油を受けて第2ロッ
ド84を最縮小の位置に上昇している。第2ロッド84
はシリンダチューブ86の内部に収納されており、第2
ロッド84の作動により生じた圧油を受けて、図7
(a)に示すようにシリンダチューブ86が上昇し、多
段シリンダ76が縮小して籠74が最上位置Utに上昇
している。また、反対に、図7(b)において、多段シ
リンダ76は、籠74の自重により生じる圧油をシリン
ダチューブ86が受けて下降する。シリンダチューブ8
6のロッド側室86aの作動油は第2ロッド84の第2
ボトム側室84b内に流入し、第2ロッド84を下降さ
せる。第2ロッド84の下降に伴い、第2ロッド84の
第2ロッド側室84aの作動油は第1ロッド82を経て
図示しないタンクに戻される。これにより、多段シリン
ダ76は、図7(b)に示すように伸長する。上記のご
とく、多段シリンダ76は、図示しないポンプあるいは
籠74の自重により生じる圧油を受けて第2ロッド84
およびシリンダチューブ86を伸縮することにより昇降
する。このシリンダチューブ86には、籠74が付設さ
れている。多段シリンダ75の最縮小長さは、固定部材
80の下端部からシリンダチューブ76の下端部76a
までの距離Haである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来の多段シリンダ76を用いて3階家から5階家
の建物にエレベータを設置する場合には、多段シリンダ
76の各ストロークを大きくする必要が生じ、図7
(a)に示すように最縮小長さHaが大きくなってしま
う。このため、オーバヘッド部の距離H1、即ち、籠7
4の天井面72aと固定部材80の下端面までの距離H
bが大きくなってしまい、家の高さが高くなるという問
題が生ずる。この距離Hbを少なくするために最縮小長
さHaを小さくすれば良いが、このためには、各ストロ
ークを小さくし多段シリンダの段数を増加すれば良い。
例えば、エレベータでは、図7に示す3段式の多段シリ
ンダ76により昇降ストロークを大きく取り、籠74と
天井面との距離Hbが大きくなってしまう場合には、各
階に併せたストロークにするために図示しない4段式以
上の多段シリンダが必要となる。上記のごとく、籠74
と天井面との距離Hbを少なくするためには、各ストロ
ークを短くするとともに、ロッドの段数を増せば良い
が、この場合には、外側のシリンダ直径が大きくなり、
その容積も大きくなる。この場合に、油圧式エレベータ
の速度を所定以上に保つためには、油圧ポンプの吐出容
量(cc/rev)を大きくする必要があるとともに、
その駆動モータの駆動力が大きくなり、広い設置場所が
必要になり、かつ、油圧ポンプと駆動モータのコストが
高くなるという問題が生ずる。
【0005】ところで、近年では一般家庭でも家屋にエ
レベータが設置されるとともに、2階家に限らず3階家
から5階家の建物を建てることが多くなっている。この
とき、建設費および建築基準を満足するように、建物に
付設するエレベータの上下方向の寸法を出来る限り小さ
くすることが強く望まれている。これに伴い、エレベー
タを設置する昇降路のピット部の深さを浅くすること、
および、オーバヘッド部の高さを低くする必要が生じて
いる。また、家屋に設置する油圧式エレベータは、設置
高さ、すなわち最縮小長さが小さく、かつ、ストローク
に対して籠等の被駆動物の移動範囲が最大になるものが
強く求められている。例えば、従来のエレベータに比べ
ると、4階の家屋でピット部の深さは55%浅くするこ
と、又、オーバヘッド部の高さは20%低くすることが
要望されている。したがって、これに対応する引上げ式
あるいは押上式油圧式エレベータの開発が望まれてい
る。
【0006】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、油圧式エレベータあるいは油圧式荷役昇降装置
等に使用する多段シリンダで、ストロークに対して籠等
の被駆動物の移動範囲が大きく取れる多段シリンダ、多
段シリンダの油圧装置及び多段シリンダを用いた油圧式
エレベータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、多段シリンダの第1発明は、圧油を受けて伸長ある
いは縮小する多段シリンダであって、最終段のシリンダ
チューブ底部に固着するカップ形状ケースと、このカッ
プ形状ケースに重ねて気密な受圧室を形成するスライド
ケースとを設け、スライドケースがシリンダチューブの
伸縮に併せて同時に同方向にカップ形状ケースの外周上
を摺動自在に作動する構成している。
【0008】また、第2発明は、シリンダチューブ内に
ピストンを有するロッドを収納し、圧油を受けて伸長あ
るいは縮小する多段シリンダであって、最終段のシリン
ダチューブの前記ピストン側底部に固着した前記チュー
ブ外径より大きい内径を有するカップ形状ケースと、当
該カップ形状ケースの外径に摺動自在に重ねて気密な受
圧室を形成するスライドケースと、シリンダチューブ内
と前記ピストン側底部とで設けられたボトム室と、当該
ボトム室と前記受圧室とを連通するシリンダチューブに
明けた孔とを有し、当該ボトム室と前記受圧室との間で
作動油を流しシリンダチューブとスライドケースとを同
方向に作動する構成としている。
【0009】この場合において、スライドケースのスト
ロークSt1をシリンダチューブのストロークSt2の
約1/2としている。また、多段シリンダの最縮小長h
は、ロッドを取着する固定部材とスライドケースの縮小
時の下端部との距離h1と、スライドケースの伸長時の
下端部とカップ形状ケースの下端部との距離h2との加
算値よりも大きく(h>h1+h2)設定すると良い。
【0010】本発明に係る多段シリンダの油圧装置の発
明では、油圧ポンプからの圧油の供給を受けて作動する
多段シリンダの油圧装置において、油圧ポンプと多段シ
リンダとを接続する管路に切換弁を設け、指令により前
記切換弁を切り換え、最終段のシリンダチューブの底部
に固着するカップ形状ケースに被せた気密な受圧室を形
成するスライドケースがシリンダチューブの伸縮に併せ
て同方向にカップ形状ケースの外周上を摺動自在に作動
する構成にしている。
【0011】本発明に係る多段シリンダを用いた油圧式
エレベータの発明では、籠を昇降させる多段シリンダを
用いた油圧式エレベータにおいて、多段シリンダのロッ
ドの一端部を固定部材に取着し、かつ、前記ロッドを収
納する最終段のシリンダチューブの底部にカップ形状ケ
ースを固着するとともに、前記カップ形状ケースに重ね
て気密な受圧室を形成するスライドケースに籠を取着
し、籠をシリンダチューブの伸縮に併せて同方向に作動
させる構成としている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、シリンダチューブはポンプ
あるいは前段のロッド側室に圧油を受けて伸縮する。シ
リンダチューブの伸縮に伴って生ずる圧油が、シリンダ
チューブに固設されたカップ形状ケースに被せされた受
圧室に供給されて、スライドケースがシリンダチューブ
と同じ方向に同時に移動する。即ち、多段シリンダのス
ライドケースは、多段シリンダの伸縮にともなって同じ
方向に伸縮し、スライドケースに付設された籠等の付設
部材が、縮小時にはロッド側の端部近傍に移動する。ま
た、反対に伸長時には、ボトム側の端部近傍に移動す
る。この多段シリンダは、スライドケースのストローク
が、ロッドあるいはシリンダケース(多段の場合でロッ
ドがストロークするときを含む)のストロークの1/2
に設定されているため、スライドケースの移動範囲がシ
リンダチューブの長さ内に抑えられる。このためスライ
ドケースの移動量が、多段シリンダのシリンダチューブ
の範囲内に収納できるとともに、従来に比べてスライド
ロッドあるいはシリンダチューブのストロークを大きく
しても、スライドケースが上下に移動するので広い移動
範囲が得られ、上下方向の空間部を小さくすることが出
来る。これにより、油圧式エレベータに使用するとき、
スライドロッドあるいはシリンダチューブのストローク
を各階層の高さより大きくしても、縮小時にはロッド側
の端部近傍に移動するため、天井部を含めたオーバヘッ
ド部の距離H1、即ち、籠74の天井面72aと固定部
材80の下端面までの距離Hb(図6に示す)を小さく
出来る、また、反対に、伸長時にはボトム側の端部近傍
に移動するため、地下に設けたピット部の深さH2(図
6に示す)を浅くすることができる。また、第1ボトム
側室の容積は、受圧室の容積とほぼ等しく設定されてい
るが、スライドケースのストロークSt1をシリンダチ
ューブのストロークSt2の約1/2としているため、
受圧室の断面積を第1ボトム室の断面積の2倍にして
も、シリンダチューブのストロークSt2が上下方向に
所定速度で移動したときに、第1ボトム側室の作動油が
受圧室に流れ、スライドケースは、シリンダチューブの
昇降に伴ってスライドケースのストロークSt1を同じ
速度で同じ方向に移動する。したがって、籠はシリンダ
チューブの昇降に伴って同じ速度で同じ方向に移動す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る多段シリン
ダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多端シリンダを用
いた油圧式エレベータの実施形態について、図面を参照
して詳述する。なお、従来例と同一構成要素には同一符
号を付して説明は省略する。図1は第1実施例に係る引
上げ式油圧式エレベータ1の構成図である。油圧式エレ
ベータ1は、人又は/あるいは荷物積載用の籠74と、
籠74を昇降自在に移動する多段シリンダ5と、多段シ
リンダ5を作動する油圧部7から構成されている。籠7
4は、多段シリンダ5に取着されており、多段シリンダ
5の伸縮に伴って昇降し、図6に示すように、1階部1
FL、2階部2FL、3階部…等の必要箇所で停止し、
人又は/及び荷物等の積み下ろしを行う。
【0014】図1に示すように、油圧式エレベータ1の
第1実施例の多段シリンダ5は2段式多段シリンダであ
り、多段シリンダ5の第1ロッド11は、その図示の上
方端部11aが固定部材80に固設されて取着されてい
る。この第1ロッド11は固定部材80に揺動自在に取
着しても良い。第1ロッド11は、図示の下端部に第1
ピストン11bを有しており、その第1ピストン11b
は、シリンダケース13の1段目用空間Vaに上下方向
に摺動自在に枢密に挿入されている。第1ピストン11
bは、シリンダケース13の1段目用空間Vaを上下方
向で区分し、第1ピストン11bの上側に第1ロッド側
室15を、その下側に第1ボトム側室17を形成してい
る。第1ロッド11は、その中心部に通路19が明けら
れており、通路19の一端側(図示の上側)には後述す
る油圧ポンプ39に接続する給排口21が、又、その他
端側(図示の下側)には、通路19と第1ロッド側室1
5とを接続する連通孔23が明けられている。
【0015】シリンダケース13は、最終段となるシリ
ンダチューブ27とカップ形状ケース29とが一体化さ
れて形成されている。シリンダケース13のシリンダチ
ューブ27は、その中心部に1段目用空間Vaを有し、
その内部に第1ロッド11の第1ピストン11bを枢密
に収納するとともに、上下方向に摺動自在に作動するの
を保持している。カップ形状ケース29は、そのカップ
形状ケース29の底部29aがシリンダチューブ27の
第1ピストン11b側の下端部27aに固設され、一体
化されてシリンダケース13を形成している。カップ形
状ケース29の内径部Qiは、シリンダチューブ27の
外径部Qoに対して所定の隙間Crを有するように形成
されている。カップ形状ケース29には、スライドケー
ス31が対向して重ねて配置されるとともに、そのスラ
イドケース31の内径部31bが、内径部31bの下端
部に取着された軸受とオイルシールとからなる支持・シ
ール部材32を介してカップ形状ケース29の外径部2
9bに枢密に挿入されている。また、スライドケース3
1の上端部の内径部31cには、シリンダチューブ27
の外径部Qoが枢密に挿入されている。
【0016】スライドケース31は、上端部でシリンダ
チューブ27に、又、下端部でカップ形状ケース29に
重ねて枢密に支持され、上下方向に摺動自在にされてい
る。また、カップ形状ケース29の内径部Qi、スライ
ドケース31の内径部31b、および、シリンダチュー
ブ27の外径部Qoとで、気密な受圧室33を形成して
いる。シリンダチューブ27の下端部27aの近傍に
は、第1ボトム側室17と受圧室33とを接続する第1
連通孔35が明けられている。また、スライドケース3
1は、上下方向にスライドケース31のストロークSt
1(以下では、スライド用ストロークSt1という)を
有しており、このスライド用ストロークSt1は、シリ
ンダチューブ27のストロークSt2(以下では、チュ
ーブ用ストロークSt2という)のほぼ半分(1/2)
になるように形成されている。このとき、第1ボトム側
室17の容積は、受圧室33の容積とほぼ等しく設定さ
れているが、スライド用ストロークSt1をチューブ用
ストロークSt2の約1/2としているため、受圧室3
3の断面積を第1ボトム室17の断面積の2倍にして
も、チューブ用ストロークSt2が上下方向に所定速度
で移動したときに、第1ボトム側室17の作動油が受圧
室33に流れ、スライドケース31は、シリンダチュー
ブ27の昇降に伴ってスライド用ストロークSt1を同
じ速度で同じ方向に移動する。スライドケース31に
は、籠74が固設されている。したがって、籠74はシ
リンダチューブ27の昇降に伴って同じ速度で同じ方向
に移動する。
【0017】油圧部7は、タンク37と、油圧ポンプ3
9と、動力源41と、管路43と、電磁切換弁45と、
および、可変絞り弁47とから構成されている。動力源
41により駆動される油圧ポンプ39は、タンク37よ
り作動油を吸引して管路43、給排口21、通路19、
および連通孔23を経て、多段シリンダ5の第1ロッド
側室15に圧油として供給している。このとき、油圧ポ
ンプ39からの圧油は、電磁切換弁45のA位置により
ブロックされており、全油量が第1ロッド側室15に圧
油として供給されている。また、電磁切換弁45は、籠
74を下降するときに外部からの指令ioによりB位置
に切り換り、多段シリンダ5の第1ロッド側室15の作
動油は可変絞り弁47を経てタンク37に戻されてい
る。このとき、籠74の下降速度は可変絞り弁47に調
整可能になっている。
【0018】上記構成において、先ず、図1に示すよう
に、多段シリンダ5が縮小する場合、即ち、籠74を上
昇させる場合の作動について説明する。油圧ポンプ39
の圧油は、管路43、給排口21、通路19、および連
通孔23を経て、多段シリンダ5の第1ロッド側室15
に圧油を供給している。第1ロッド側室15に入った圧
油は、シリンダケース13のシリンダチューブ27の上
端に作用し、一体化されたシリンダケース13のシリン
ダチューブ27とカップ形状ケース29とを図示の上方
方向(矢印Yu)に上昇させる。シリンダケース13の
上昇に伴って第1ボトム側室17の容積が縮小されて圧
油が生じ、この圧油は第1ボトム側室17からシリンダ
チューブ27の第1連通孔35を経て気密な受圧室33
に供給される。受圧室33に供給された圧油は、シリン
ダケース13のカップ形状ケース29とともに、スライ
ドケース31を図示の上方方向(矢印Yu)に上昇さ
せ、多段シリンダ5は縮小する。上記のように、シリン
ダケース13のシリンダチューブ27の上昇に併せて、
スライドケース31も同じ方向に同時に上昇する。この
ため、シリンダケース13とスライドケース31との相
対速度が低く出来て、磨耗あるいは油漏れ等の原因を少
なく出来る。
【0019】次に、図2に示すように、多段シリンダ5
が伸長する場合、即ち、籠74を下降させる場合の作動
について説明する。籠74を下降するときには、電磁切
換弁45を外部からの指令ioによりB位置に切り換
え、多段シリンダ5の第1ロッド側室15は、給排口2
1、管路43、および電磁切換弁45を介してタンク3
7に接続され、第1ロッド側室15の作動油は自重によ
ってタンク37に排出される。第1ロッド側室15の作
動油は可変絞り弁49を経てタンク37に戻されるが、
このとき、籠74の下降速度は可変絞り弁49により調
整可能になっている。第1ロッド側室15の作動油の排
出に伴って、一体化されたシリンダケース13のシリン
ダチューブ27とカップ形状ケース29とが図示の下方
方向(矢印Yd)に下降させる。シリンダケース13の
下降に伴って第1ボトム側室17の容積が拡大されて作
動油が低圧となる。第1ボトム側室17が低圧となる
と、第1ボトム側室17には、気密な受圧室33の作動
油がシリンダチューブ27の第1連通孔35を経て供給
される。受圧室33の作動油の減少に伴って、シリンダ
ケース13のカップ形状ケース29とともに、スライド
ケース31を図示の下方方向(矢印Yd)に下降させ、
多段シリンダ5は伸長する。上記のように、シリンダケ
ース13のシリンダチューブ27の下降に併せて、スラ
イドケース31も同じ方向に同時に下降する。このた
め、縮小時と同様に、シリンダケース13とスライドケ
ース31との相対速度が低く出来て、磨耗あるいは油漏
れ等の原因を少なく出来る。
【0020】上記構成の油圧式エレベータ1は、例え
ば、図3(a)あるいは(b)のように作動する。図3
(a)において、油圧式エレベータ1の多段シリンダ5
の第1ロッド11が、固定部材80に取着されて保持さ
れているとともに、籠74は多段シリンダ5のスライド
ケース31に固設されている。多段シリンダ5の縮小時
には、シリンダケース13の上昇に併せてスライドケー
ス31も上昇するので、スライドケース31の上昇量が
大きくなる。このため、スライドケース31に固設され
た籠74の上昇量も大きくなり、籠74は固定部材8
0、即ち、昇降路72の昇降路天井面72aに近接して
上昇することになり、オーバヘッド部Ohの距離H1を
小さくすることができる。また、多段シリンダ5の縮小
時には、スライドケース31の上昇量が大きいため、固
定部材80とスライドケース31の下端部との距離h1
を小さくすることが出来る。
【0021】また、図3(b)において、多段シリンダ
5の伸長時には、シリンダケース13の下降に併せてス
ライドケース31も下降するので籠74の下降量St3
(スライド用ストロークSt1+チューブ用ストローク
St2)が多段シリンダ5のストロークSTに対して大
きくなる。このため、スライドケース31に固設された
籠74の下降量St3も大きくなり、籠74は昇降路7
2の最下階1FLに近接して下降することになり、最下
階1FLに設けられたピット部Piのピット深さH2を
小さくすることができる。また、多段シリンダ5の伸長
時には、スライドケース31下端部とカップ形状ケース
29の下端部との距離h2を小さく設定することが出来
る。また、図3に示す多段シリンダ5の最縮小長さh、
即ち、縮小時の固定部材80からシリンダケース13の
底部13aとの距離hは、スライドケース31の縮小時
の固定部材80とカップ形状ケース29の下端部との距
離h1と、スライドケース31の伸長時の下端部とカッ
プ形状ケース29の下端部との距離h2との加算値より
も大きい(h>h1+h2)関係としている。
【0022】この多段シリンダ5は、スライド用ストロ
ークSt1が、後述するロッド51あるいはチューブ用
ストロークSt2の1/2に設定されているため、スラ
イドケース31の移動範囲がシリンダチューブ27の長
さ内に抑えられる。このためスライドケース31の移動
量が、多段シリンダ5のシリンダチューブ27内に収納
できるとともに、従来に比べてスライドロッドあるいは
シリンダチューブのケース用ストロークSt1を大きく
しても、スライドケース31が上下に移動するので移動
範囲が広がり、上下方向の空間部を小さくすることが出
来る。
【0023】以上を纏めると、図3に示すごとく、被駆
動物である籠74のストロークSt3は、多段シリンダ
5のストロークSTに対して、スライドケース31が上
下するために、図3の場合には約1.5倍に大きくな
る。これに対して、従来の多段シリンダ76では、図7
に示すごとく、被駆動物である籠74のストロークWs
tは多段シリンダ76のストロークWSTと同じになっ
ており、本発明の多段シリンダ5の方がストロークST
に対して籠74のストロークSt3が大きくなってい
る。したがって、本発明の多段シリンダ5のストローク
STが、例えば、次の図4に示すごとく3段式にして、
従来の多段シリンダ76のストロークWSTと同じとす
ると、被駆動物である籠74のストロークSt3は従来
を超えて大きくとることができる。例えば、油圧式エレ
ベータ1では、多段シリンダ5のスライドロッドあるい
はシリンダチューブの各ストロークSt2を建物の2階
分に大きくしても、スライドケース31が上下に移動す
るので移動範囲が広がり、3Flおよび1FLでの停止
時に、上下方向の空間部を小さくすることが出来る。
【0024】次に、第2実施例の第1多段シリンダ5A
について図4により説明する。尚、第1実施例の図1,図
2と同一部品については同一符号を付して説明は省略す
る。第1実施例の多段シリンダ5は、第1ロッド11
と、第1ロッド11を摺動自在に収納するシリンダケー
ス13と、および、シリンダケース13にスライド自在
に挿入されているスライドケース31とにより、2段式
に形成されている。これに対して、第2実施例の第1多
段シリンダ5Aは3段式であり、第1ロッド11とシリ
ンダケース13との間に第2ロッド51が挿入されてい
る。第2ロッド51は、シリンダケース13のシリンダ
チューブ27と同様に、中心部に2段目用空間Vbを有
するとともに、その下端側に第2ピストン51aが設け
られている。第2ピストン51aは、最終段となるシリ
ンダケース13の1段目用空間Vaを上下方向で区分
し、第2ピストン51aの上側に第1ロッド側室15
を、その下側に第1ボトム側室17を形成している。ま
た、第1ピストン11bは、第2ロッド51の2段目用
空間Vbを上下方向で区分し、第1ピストン11bの上
側に第2ロッド側室53を、その下側で第1ピストン1
1bと第2ピストン51aとの間に第2ボトム側室55
を形成している。また、第2ロッド51の第2ピストン
51aの近傍には、第2ボトム側室55と第1ロッド側
室15とを接続する第2連通孔57が明けられている。
【0025】次に、第2実施例の第1多段シリンダ5A
について、図4を用いて作動について説明するが、前記
第1実施例と異なるところは2本のロッドを用いた3段
式の多段シリンダである点だけであり、基本的な作動は
同じであり概略説明する。油圧ポンプ39から吐出され
る圧油は管路43を通って第1ロッド11の給排口21
から、通路19、および連通孔23を経て、第1多段シ
リンダ5Aの第2ロッド側室53に圧油を供給してい
る。これにより、第2ロッド51は上方に引き上げら
れ、第2ロッド51の第2ボトム側室55内の作動油
は、第2連通孔57から第1ロッド側室15に流入し、
シリンダケース13のシリンダチューブ27の上端に作
用し、一体化されたシリンダケース13の最終段となる
シリンダチューブ27とカップ形状ケース29とを図示
の上方方向(矢印Yu)に上昇させる。シリンダケース
13の上昇に伴って第1ボトム側室17の容積が縮小さ
れて圧油が生じ、この圧油は第1ボトム側室17からシ
リンダチューブ27の第1連通孔35を経て気密な受圧
室33に供給される。受圧室33に供給された圧油は、
シリンダケース13のカップ形状ケース29とともに、
スライドケース31を図示の上方方向(矢印Yu)に上
昇させ、多段シリンダ5は縮小する。このように、第1
多段シリンダ5Aが縮小し、スライドケース31に取着
している籠74は上昇する。
【0026】次に、第1多段シリンダ5Aの伸張動作
は、第1実施例と同様に電磁切換弁45は外部の指令信
号i0により連通位置Bに切り換わる。第1ロッド11と
第2ロッド51で形成される第1ロッド側室53からの
作動油が通路19を通って管路43から電磁切換弁45
の連通位置Bを通ってタンク37にドレーンされる。こ
のように、順次第1ロッド側室15の油は第2ボトム側
室55へ流入し、次いで受圧室33の作動油は第1ボト
ム側室17へ流入するので、第1多段シリンダ5Aが伸
張する。これにより、籠74は降下する。
【0027】次に、第3実施例の第2多段シリンダ5B
について図5により説明する。尚、第1実施例の図1,図
2と同一部品については同一符号を付して説明は省略す
る。第1実施例の多段シリンダ5は、カップ形状ケース
29に、スライドケース31が対向して重ねて配置され
るとともに、そのスライドケース31の内径部31b
が、内径部31bの下端部に取着された軸受とオイルシ
ールとからなる支持・シール部材32を介してカップ形
状ケース29の外径部29bに枢密に挿入されている。
また、スライドケース31の上端部の内径部31cに
は、シリンダチューブ27の外径部Qoが枢密に挿入さ
れている。これに対して、第3実施例の第2多段シリン
ダ5Bでは、カップ形状ケース29に、第1スライドケ
ース61が対向して重ねて配置されるとともに、その第
1スライドケース61の外径部61aが、外径部61a
の下端部に取着された軸受とオイルシールとからなる支
持・シール部材32を介してカップ形状ケース29の内
径部29dに枢密に挿入されている。また、第1スライ
ドケース61の上端部の外径部61bには、シリンダチ
ューブ27の外径部Qoが枢密に挿入されている。ま
た、第1スライドケース61には、その上端側に籠74
が固設されている。これにより、第3実施例の第2多段
シリンダ5Bは、第1実施例の多段シリンダ5と同様に
作動する。
【0028】上記実施例では、引上式2段の多段シリン
ダ5および3段の多段シリンダについて説明したが、例
えば、それ以上の多段シリンダでも、あるいは、押上式
にしても良い。また、上記実施例では、第1ロッド側室
25に油圧ポンプ39からの圧油を供給し、自重により
降下するようにしたが、第1ボトム側室17に圧油を、
あるいは、第1ボトム側室17および第1ロッド側室2
5に圧油を供給するようにしても良い。また、上記で
は、油圧式エレベータの実施例を示したが、これ以外に
も駐車場の昇降装置、あるいは、産業機械や建設機械お
よび運搬車両のリフト装置等に広く用いることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スライ
ドケースとカップ形状ケースを同じ作動油で同時に昇降
させるようにしたので、スライドケースは、縮小時には
ロッド側の端部近傍に移動し、また、反対に伸長時には
ボトム側の端部近傍に移動するので、多段シリンダを狭
い場所で広い範囲の作動に使用できる。例えば、多段シ
リンダを油圧式エレベータに用いた場合には、縮小時に
はロッド側の端部近傍に移動するため、天井部を含めた
オーバヘッド部の距離H1を小さく出来る、また、反対
に、伸長時にはボトム側の端部近傍に移動するため、地
下に設けたピット部の深さH2を浅くすることができ
る。また、多段シリンダは、スライド用ストロークが、
ロッドあるいはシリンダケースのケース用ストロークの
1/2に設定されているので、スライドケースの移動範
囲がシリンダチューブの長さ内に抑えられる。これによ
り、スライドケースが多段シリンダのシリンダチューブ
範囲内に収納でき、かつ、従来に比べてスライドロッド
あるいはシリンダケースのケース用ストロークを大きく
しても、スライドケースが上下に移動するので上下方向
の空間部を小さくすることが出来、家屋に設置する油圧
式エレベータでは、設置高さ、すなわち最縮小長さが小
さく、かつ、伸縮ストロークが最大になるものを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の多段シリンダを用い
た油圧式エレベータを説明する図である。
【図2】同、第1実施例の多段シリンダ最伸張時を説明
する図である。
【図3】同、第1実施例の多段シリンダを用いた油圧式
エレベータの縮小時、および、伸長時の作動を説明する
図である。
【図4】同、第2実施例の多段シリンダを用いた油圧式
エレベータを説明する図である。
【図5】同、第3実施例の多段シリンダを用いた油圧式
エレベータを説明する図である。
【図6】従来の引上げ式エレベータ装置を説明する図で
ある。
【図7】従来の多段シリンダの縮小時、および、伸長時
の作動を説明する図である。
【符号の説明】
1…引上げ式油圧式エレベータ、5、5A、5B…多段
シリンダ、7…油圧部、11…第1ロッド、11b…第
1ピストン、13…シリンダケース、15…第1ロッド
側室、17…第1ボトム側室、19…通路、21…給排
口、23…連通孔、27…シリンダチューブ、29…カ
ップ形状ケース、31…スライドケース、33…受圧
室、35…第1連通孔、37…タンク、39…油圧ポン
プ、41…動力源、45…電磁切換弁、47…可変絞り
弁、51…第2ロッド、53…第2ロッド側室、55…
第2ボトム側室、57…第2連通孔、61…第1スライ
ドケース、74…籠、80…固定部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F301 BA01 BB12 3H081 AA11 BB02 CC23 DD32 FF27 FF47 HH03 3H089 AA56 BB15 BB27 CC01 CC15 CC17 DA02 DA14 DB03 DB13 DB33 DB44 DB48 EE31 GG02 JJ07 JJ10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧油を受けて伸長あるいは縮小する多段シ
    リンダであって、最終段のシリンダチューブ底部に固着
    するカップ形状ケースと、このカップ形状ケースに重ね
    て気密な受圧室を形成するスライドケースとを設け、ス
    ライドケースがシリンダチューブの伸縮に併せて同時に
    同方向にカップ形状ケースの外周上を摺動自在に作動す
    ることを特徴とする多段シリンダ。
  2. 【請求項2】シリンダチューブ内にピストンを有するロ
    ッドを収納し、圧油を受けて伸長あるいは縮小する多段
    シリンダであって、最終段のシリンダチューブの前記ピ
    ストン側底部に固着した前記チューブ外径より大きい内
    径を有するカップ形状ケースと、当該カップ形状ケース
    の外径に摺動自在に重ねて気密な受圧室を形成するスラ
    イドケースと、シリンダチューブ内と前記ピストン側底
    部とで設けられたボトム室と、当該ボトム室と前記受圧
    室とを連通するシリンダチューブに明けた孔とを有し、
    当該ボトム室と前記受圧室との間で作動油を流しシリン
    ダチューブとスライドケースとを同方向に作動すること
    を特徴とする多段シリンダ。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは請求項2記載の多段シリ
    ンダにおいて、スライドケースのストロークSt1をシ
    リンダチューブのストロークSt2の約1/2としたこ
    とを特徴とする多段シリンダ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至又は3記載の多段シリンダに
    おいて、多段シリンダの最縮小長hは、ロッドを取着す
    る固定部材とスライドケースの縮小時の下端部との距離
    h1と、スライドケースの伸長時の下端部とカップ形状
    ケースの下端部との距離h2との加算値よりも大きく
    (h>h1+h2)設定したことを特徴とする多段シリ
    ンダ。
  5. 【請求項5】油圧ポンプからの圧油の供給を受けて作動
    する多段シリンダの油圧装置において、油圧ポンプと多
    段シリンダとを接続する管路に切換弁を設け、指令によ
    り前記切換弁を切り換え、最終段のシリンダチューブの
    底部に固着するカップ形状ケースに被せた気密な受圧室
    を形成するスライドケースがシリンダチューブの伸縮に
    併せて同方向にカップ形状ケースの外周上を摺動自在に
    作動することを特徴とする多段シリンダの油圧装置。
  6. 【請求項6】籠を昇降させる多段シリンダを用いた油圧
    式エレベータにおいて、多段シリンダのロッドの一端部
    を固定部材に取着し、かつ、前記ロッドを収納する最終
    段のシリンダチューブの底部にカップ形状ケースを固着
    するとともに、前記カップ形状ケースに重ねて気密な受
    圧室を形成するスライドケースに籠を取着し、籠をシリ
    ンダチューブの伸縮に併せて同方向に作動させることを
    特徴とする多段シリンダを用いた油圧式エレベータ。
JP2001032982A 2001-02-08 2001-02-08 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ Pending JP2002235708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032982A JP2002235708A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032982A JP2002235708A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002235708A true JP2002235708A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18896814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001032982A Pending JP2002235708A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002235708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502223A (ja) * 2008-09-08 2012-01-26 フロデザイン ウィンド タービン コーポレーション 強風の状況において風力タービンを保護するためのシステムおよび方法
CN103964281A (zh) * 2014-04-21 2014-08-06 赵军政 水压式升降电梯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502223A (ja) * 2008-09-08 2012-01-26 フロデザイン ウィンド タービン コーポレーション 強風の状況において風力タービンを保護するためのシステムおよび方法
CN103964281A (zh) * 2014-04-21 2014-08-06 赵军政 水压式升降电梯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0471832B2 (ja)
JP2008543696A (ja) 駆動システムまたは関連技術の改良
JP3957724B2 (ja) テレスコフレーム方式のエレベータ
JP2002235709A (ja) 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ
US4206684A (en) Hydraulic jack
JP2002235708A (ja) 多段シリンダ、多段シリンダの油圧装置、及び、多段シリンダを用いた油圧式エレベータ
JP3321102B2 (ja) 車両用リフト
US20070256898A1 (en) Drive Systems
JP5975965B2 (ja) エレベータ用緩衝器、エレベータ用緩衝器の設置方法、エレベータ用緩衝器の保守方法、及びエレベータ
JP3298840B2 (ja) エレベーターの昇降かごのレベル補正方法と装置
US3134231A (en) Hydraulic mechanism
JP3263358B2 (ja) ロープ式エレベータのケージの位置調整装置
JP2528934B2 (ja) 流体圧エレベ―タ
US10906781B2 (en) Pneumatic vertical transportation device
JP2001192185A (ja) 緩衝装置
US140082A (en) Improvement in elevators for buildings
CN106167234A (zh) 一种司钻房升降机构
CN1117691C (zh) 升降机
JP2002005115A (ja) 複筒式油圧シリンダの構造
KR100500905B1 (ko) 직결식 유압 엘리베이터
JP2525712Y2 (ja) ホームエレベーター
JPH08165076A (ja) 流体圧エレベータ
JP2023176889A (ja) エレベーターのかご室の持ち上げ機構
JP3338675B2 (ja) 油圧式エレベータ
JPH0339959B2 (ja)