JP2002235549A - バキュームポンプの駆動装置 - Google Patents

バキュームポンプの駆動装置

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JP2002235549A
JP2002235549A JP2001033950A JP2001033950A JP2002235549A JP 2002235549 A JP2002235549 A JP 2002235549A JP 2001033950 A JP2001033950 A JP 2001033950A JP 2001033950 A JP2001033950 A JP 2001033950A JP 2002235549 A JP2002235549 A JP 2002235549A
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vacuum pump
sprocket
shaft
drive shaft
intermediate shaft
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Motoyuki Shioiri
基之 塩入
Yoshinori Koyama
義典 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエンジンにおけるバキュームポンプ
は、カム軸にて駆動するように構成されていたが、カム
軸部分には、該カム軸により駆動される他の補機が多々
付設されているため、スペース的にあまり余裕がなく、
組立作業も複雑となって煩雑であり、コスト高の一因と
なっていた。 【解決手段】 クランク軸11とカム軸12との間に介
装され、クランク軸11からの駆動力をカム軸12へ伝
達する中間軸13により、バキュームポンプ5を駆動
し、該バキュームポンプ5の駆動軸5aと、該バキュー
ムポンプ5の駆動源である中間軸13のスプロケット1
3bとを、オルダム継手18により連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンにおける
バキュームポンプの駆動装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンにおいては、バキューム
ポンプを具備したものがあり、ブレーキシステムの制動
力を増加させるためのブレーキブースターの負圧源とし
て、該バキュームポンプが用いられていた。また、吸気
通路と排気通路とをEGR通路により連通して、排気ガ
スを吸気側へ再循環可能とし、該EGR通路の途中部に
設けられるEGRバルブをバキュームポンプにより開閉
制御するように構成したものがあった。さらに、バキュ
ームポンプは、ターボチャージャーへの排気供給量の調
節を行うための可変バルブの開閉制御を行うために用い
られる場合もあった。このように用いられるバキューム
ポンプは、一般的にカム軸により駆動されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如くのバキュー
ムポンプは、カム軸にて駆動するように構成されていた
が、カム軸部分には、該カム軸により駆動される他の補
機が多々付設されているため、スペース的にあまり余裕
がなく、組立作業も複雑となって煩雑であり、コスト高
の一因となっていた。また、カム軸はクランク軸に対し
て半分の回転数であったので、該カム軸により駆動され
るバキュームポンプの回転数も、クランク軸の回転数に
対して半分となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、負圧を
発生させるためのバキュームポンプを具備するエンジン
において、クランク軸とカム軸との間に介装され、クラ
ンク軸からの駆動力をカム軸へ伝達する中間軸により、
バキュームポンプを駆動した。
【0005】また、請求項2においては、負圧を発生さ
せるためのバキュームポンプを具備するエンジンにおい
て、バキュームポンプの駆動軸と、該バキュームポンプ
の駆動源とを、オルダム継手により連結した。
【0006】また、請求項3においては、負圧を発生さ
せるためのバキュームポンプを具備するエンジンにおい
て、バキュームポンプの駆動軸を、シリンダブロックに
より直接支持した。
【0007】また、請求項4においては、負圧を発生さ
せるためのバキュームポンプを具備するエンジンにおい
て、クランク軸からの駆動力をカム軸へ伝達するための
スプロケットを、シリンダブロックに固設される支持軸
により、軸受けを介して回転自在に支持し、該スプロケ
ットにより、バキュームポンプの駆動軸を一体的に回転
可能に支持し、スプロケットの軸受けを該スプロケット
に内装した。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の駆動装置により駆動されるバキュ
ームポンプを用いて制御されるEGR装置を示す概略構
成図、図2は中間軸とクランク軸及びカム軸との関係を
示す正面図、図3はバキュームポンプの駆動装置の第一
実施例を示す側面断面図、図4は同じく正面図、図5は
バキュームポンプの駆動装置の第二実施例を示す側面断
面図、図6はバキュームポンプの駆動装置の第三実施例
を示す側面断面図である。
【0009】まず、本発明の駆動装置により駆動される
バキュームポンプを用いて制御される、EGR(排気ガ
ス再循環)装置の概略構成について図1により説明す
る。エンジンの排気通路1と吸気通路2とは、EGR
(排気ガス再循環)通路3により連通され、該EGR通
路3と吸気通路2との接続部にはEGRバルブ6が設け
られている。
【0010】該EGRバルブ6はダイヤフラム式の負圧
動作弁に構成され、ブレーキシステムの制動力を増加さ
せるためのブレーキブースターの圧発生源であるバキュ
ームポンプ5と接続されており、該バキュームポンプ5
からの負圧をEGRバルブ6内へ導入可能としている。
該EGRバルブ6とバキュームポンプ5との接続路の途
中部には圧力制御弁8が介装され、該圧力制御弁8によ
りEGRバルブ6内へ導入される負圧を調整するように
している。
【0011】EGRバルブ6は、負圧室6bへバキュー
ムポンプ5からの負圧が導入されず、該負圧室6bの圧
力が大気圧である場合には、弁体6aがスプリング等の
付勢部材により付勢されて、EGR通路3と吸気通路2
との接続部を閉じる。逆に、負圧室6bへバキュームポ
ンプ5からの負圧が導入された場合には、弁体6aが該
負圧により吸引され、付勢部材の付勢力に抗して変位
し、EGR通路3と吸気通路2との接続部を開く。そし
て、EGR通路3と吸気通路2との接続部が開くと、排
気通路1からの排気が給気通路2へ流れることとなる。
【0012】弁体6aの変位量は、負圧室6bへ導入さ
れる負圧の大きさに比例するが、前記圧力制御弁8によ
り負圧室6bへ導入される負圧の大きさを制御するよう
にしている。そして、圧力制御弁8により弁体6aの変
位量を制御することで、排気通路1からの排気の給気通
路2への流入量を調節するようにしている。
【0013】また、バキュームポンプ5は、排気通路1
とターボチャージャー4との間に介装される開閉弁7と
接続されている。該開閉弁7は、EGRバルブ6と同様
の構成であり、バキュームポンプ5からの負圧の導入に
より弁体7aを開閉可能としている。そして、バキュー
ムポンプ5と開閉弁7との間に介装される圧力制御弁7
により、弁体7aの開閉度合いを制御して、ターボチャ
ージャー4へ供給される排気量の調節を行うようにして
いる。
【0014】次に、バキュームポンプ5の駆動装置の構
成について説明する。図2に示すように、本バキューム
ポンプ5が設けられるエンジンにおいては、クランク軸
11とカム軸12との間に中間軸13が配置されてい
る。該クランク軸11と中間軸13との間に第一タイミ
ングチェーン14aが巻回され、中間軸13とカム軸1
2との間に第二タイミングチェーン14bが巻回され
て、クランク軸11の駆動力を、中間軸13を介してカ
ム軸12へ伝達している。カム軸12の回転数はクラン
ク軸11の回転数の半分となり、中間軸13の回転数は
クランク軸11と同一となるように設定されている。
【0015】そして、バキュームポンプ5は、該中間軸
13により駆動されている。即ち、図3、図4に示すよ
うに、中間軸13は支持軸13aとスプロケット13b
とで構成されており、該支持軸13aにスプロケット1
3bが軸受け17を介して回転自在に嵌装されている。
該スプロケット13bに、前記第一タイミングチェーン
14a及び第二タイミングチェーン14bが巻回されて
いる。支持軸13aには潤滑油孔13cが形成され、軸
受け17の部分の潤滑を行っている。
【0016】スプロケット13bには、オルダム継手1
8が連結されている。スプロケット13bには係合溝1
3d・13dが形成され、オルダム継手18には係合突
起18b・18bが形成されており、該係合突起18b
と係合溝13dとが係合することで、オルダム継手18
とスプロケット13bとが一体的に回転可能とされてい
る。また、第一・第二タイミングチェーン14a・14
bを覆うチェーンケース15には前記バキュームポンプ
5が付設されており、該バキュームポンプ5の駆動軸6
aの先端部には突出部6bが形成されている。該突出部
6bは、オルダム継手18に突出部6bと形状を合わせ
て形成される嵌入孔18aと嵌合され、該駆動軸6aと
オルダム継手18とが一体的に回転可能とされている。
これにより、バキュームポンプ5と中間軸13のスプロ
ケット13bとが一体的に回転可能となり、バキューム
ポンプ5が中間軸13により駆動されることとなる。
【0017】この場合、オルダム継手18は、スプロケ
ット13bに対して係合突起18b・18b方向に若干
寸法摺動可能であり、駆動軸6aの突出部6bは、前記
係合突起18b・18bとは略垂直方向であるオルダム
継手18の嵌入孔18aの長手方向に若干寸法摺動可能
に構成されている。従って、互いに連結されるスプロケ
ット13bの軸心と、駆動軸6aの軸心との間にズレが
ある場合でも、このズレをオルダム継手18により吸収
することができ、バキュームポンプ5の駆動軸6aやス
プロケット13bの、加工精度や位置決め精度をさほど
高く設定する必要がなく、組付作業の容易化、低コスト
化を図ることが可能となっている。また、オルダム継手
18を介してバキュームポンプ5と中間軸13とを接続
することで、バキュームポンプ5と中間軸13とを直接
接続した場合のように、駆動軸6aや中間軸13にスプ
ライン加工を施す必要がなく、加工工数が減少し、低コ
スト化を図ることができる。
【0018】また、バキュームポンプ5を中間軸13に
より駆動するように構成することで、中間軸13をエン
ジンのシリンダブロック10に組み込む前に、予め該中
間軸13にバキュームポンプ5を組み付けることが可能
となり、組立作業の容易化、時間短縮、低コスト化を図
ることができる。さらに、バキュームポンプ5の駆動回
転数をクランク軸11の回転数と同一回転数とすること
ができるので、該バキュームポンプ5の駆動効率を向上
させることができる。
【0019】次に、バキュームポンプ5の駆動装置の第
二実施例の構成について図5により説明する。図5にお
ける中間軸23は、支持軸23aとスプロケット23b
とで構成されている。該支持軸23aの一端部は、ベア
リング27・27等の軸受け部材を介して、シリンダブ
ロック10に回転自在に支持されている。該ベアリング
27・27は、例えば2個並設されており、シリンダブ
ロック10に直接嵌装されている。
【0020】スプロケット23bは支持軸23aに一体
的回転可能に嵌装され、該スプロケット23bには、前
記第一タイミングチェーン14a及び第二タイミングチ
ェーン14bが巻回されている。該第一・第二タイミン
グチェーン14a・14bを覆うチェーンケース15
は、一側面側をボルト等の取付部材によりシリンダブロ
ック10に固着されており、該チェーンケース15の他
側面には、バキュームポンプ25が取り付けられてい
る。
【0021】前記支持軸23aの他端部にはスプライン
が形成され、該他端部をバキュームポンプ25に嵌装し
て、該バキュームポンプ25を駆動するように構成して
いる。即ち、中間軸23により、バキュームポンプ25
を直接駆動しており、該中間軸23がバキュームポンプ
25の駆動軸となっている。また、支持軸23aの途中
部にはつば部23dが形成され、該つば部23dにより
スプロケット23bの軸方向の位置決めを行っている。
【0022】中間軸23をシリンダブロック10に組み
込む際には、該中間軸23にベアリング27・27やス
プロケット23b等を予め仕組んだアッセンブリ状態
で、組み込むようにしている。このように、中間軸23
を、アッセンブリ状態の中間軸23として、エンジンの
組立ライン外で別途仕組むことができるので、該エンジ
ンの組立時間を短縮することができる。また、中間軸2
3のアッセンブリを外注等、他の業者に依頼すること
で、エンジンの組立に要するコストを全体的に低減する
ことができる。
【0023】さらに、中間軸23をバキュームポンプ2
5に直接挿入して、該バキュームポンプ25を駆動する
ので、バキュームポンプ25の駆動軸、及び駆動軸の軸
受けを別途設ける必要がなく、部品点数を削減して低コ
スト化を図ることができる。
【0024】次に、バキュームポンプ5の駆動装置の第
三実施例の構成について図6により説明する。図6にお
ける中間軸33は、支持軸33aとスプロケット33b
とで構成されている。支持軸33aの一端部はシリンダ
ブロック10に螺装され、これにより該支持軸33aが
シリンダブロック10に固設されている。支持軸33a
の他端部には、スプロケット33bがベアリング27・
27等の軸受け部材を介して回転自在に支持されてい
る。該スプロケット23bには、前記第一タイミングチ
ェーン14a及び第二タイミングチェーン14bが巻回
されている。該ベアリング27・27は、例えば2個並
設され、スプロケット23b内部に配設されている。
【0025】一方、バキュームポンプ35の駆動軸36
aは、その一端部をスプロケット23bに対して圧入さ
れ、一体的に回転可能に支持されている。該駆動軸36
aの他端部にはスプラインが形成され、該他端部をバキ
ュームポンプ35のローターに嵌入することで、該バキ
ュームポンプ35を駆動可能としている。
【0026】このように、バキュームポンプ35の駆動
軸36aを、ベアリング27・27を介してシリンダブ
ロック10に安定的に支持されるスプロケット23bに
対して、圧入して支持しているので、該駆動軸36a用
の軸受けを別途設けることなく、駆動軸36aを安定的
に支持することができ、部品点数を削減して低コスト化
を図ることができるとともに、バキュームポンプ35取
付部をコンパクトに構成することができる。
【0027】また、ベアリング27・27はスプロケッ
ト23bに内装されているので、中間軸33の支持部
を、軸方向にコンパクトに構成することができる。さら
に、スプロケット23bが収納されるチェーンケース1
5内へ供給される、第一・第二タイミングチェーン14
a・14b用の潤滑油により、ベアリング27・27の
潤滑をも行うことができるので、構造の簡易化及び低コ
スト化を図ることができる。また、駆動軸36aは、ス
プロケット23bと別体に形成しているので、該駆動軸
36aへのスプライン等の加工が容易となり、低コスト
化を図ることができる。さらに、駆動軸36aとスプロ
ケット23bとを別の材質により形成することが可能と
なるので、それぞれに適した材質を選択して駆動軸36
a及びスプロケット23bを構成することができ、耐久
性・信頼性の向上を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、クランク軸とカム軸との間に介装され、クランク軸
からの駆動力をカム軸へ伝達する中間軸により、バキュ
ームポンプを駆動したので、中間軸をエンジンのシリン
ダブロックに組み込む前に、予め該中間軸にバキューム
ポンプを組み付けたアッセンブリ状態とすることが可能
となり、組立作業の容易化、時間短縮、低コスト化を図
ることができる。さらに、バキュームポンプの駆動回転
数をクランク軸の回転数と同一回転数とすることができ
るので、該バキュームポンプの駆動効率を向上させるこ
とができる。
【0029】さらに、請求項2記載の如く、バキューム
ポンプの駆動軸と、該バキュームポンプとを、オルダム
継手により連結したので、バキュームポンプの駆動軸
と、該バキュームポンプの駆動源である中間軸とを直接
接続した場合のように、バキュームポンプの駆動軸や中
間軸にスプライン加工を施す必要がなく、加工工数を減
少して、低コスト化を図ることができる。また、互いに
連結される中間軸の軸心と、バキュームポンプの駆動軸
の軸心との間にズレがある場合でも、このズレをオルダ
ム継手により吸収することができ、バキュームポンプの
駆動軸や中間軸の、加工精度や位置決め精度をさほど高
く設定する必要がなく、組付作業の容易化、低コスト化
を図ることが可能となっている。
【0030】さらに、請求項3記載の如く、バキューム
ポンプの駆動軸を、シリンダブロックにより直接支持し
たので、バキュームポンプの駆動軸の軸受けを別途設け
る必要がなく、部品点数を削減して低コスト化を図るこ
とができる。また、中間軸を、バキュームポンプの駆動
軸とした場合、エンジンの組立ライン外でスプロケット
や軸受け等を別途仕組んでアッセンブリ状態の中間軸を
構成することができるので、該エンジンの組立時間を短
縮することができる。また、該中間軸のアッセンブリを
外注等、他の業者に依頼することで、エンジンの組立に
要するコストを全体的に低減することができる。
【0031】さらに、請求項4記載の如く、クランク軸
からの駆動力をカム軸へ伝達するためのスプロケット
を、シリンダブロックに固設される支持軸により、軸受
けを介して回転自在に支持し、該スプロケットにより、
バキュームポンプの駆動軸を一体的に回転可能に支持
し、スプロケットの軸受けを該スプロケットに内装した
ので、該駆動軸用の軸受けを別途設けることなく、駆動
軸を安定的に支持することができ、部品点数を削減して
低コスト化を図ることができるとともに、バキュームポ
ンプ取付部をコンパクトに構成することができる。ま
た、軸受けはスプロケットに内装されているので、支持
軸部分を軸方向にコンパクトに構成することができる。
さらに、スプロケットが収納されるチェーンケース内へ
供給される、タイミングチェーン用の潤滑油により、軸
受けの潤滑をも行うことができるので、構造の簡易化及
び低コスト化を図ることができる。また、駆動軸は、ス
プロケットと別体に形成しているので、該駆動軸へのス
プライン等の加工が容易となり、低コスト化を図ること
ができる。さらに、駆動軸とスプロケットとを別の材質
により形成することが可能となるので、それぞれに適し
た材質を選択して駆動軸及びスプロケットを構成するこ
とができ、耐久性・信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置により駆動されるバキューム
ポンプを用いて制御されるEGR装置を示す概略構成図
である。
【図2】中間軸とクランク軸及びカム軸との関係を示す
正面図である。
【図3】バキュームポンプの駆動装置の第一実施例を示
す側面断面図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】バキュームポンプの駆動装置の第二実施例を示
す側面断面図である。
【図6】バキュームポンプの駆動装置の第三実施例を示
す側面断面図である。
【符号の説明】
1 排気通路 5 バキュームポンプ 5a 駆動軸 10 シリンダブロック 11 クランク軸 12 カム軸 13 中間軸 13a 支持軸 13b スプロケット 18 オルダム継手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧を発生させるためのバキュームポン
    プを具備するエンジンにおいて、クランク軸とカム軸と
    の間に介装され、クランク軸からの駆動力をカム軸へ伝
    達する中間軸により、バキュームポンプを駆動したこと
    を特徴とするバキュームポンプの駆動装置。
  2. 【請求項2】 負圧を発生させるためのバキュームポン
    プを具備するエンジンにおいて、バキュームポンプの駆
    動軸と、該バキュームポンプの駆動源とを、オルダム継
    手により連結したことを特徴とするバキュームポンプの
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 負圧を発生させるためのバキュームポン
    プを具備するエンジンにおいて、バキュームポンプの駆
    動軸を、シリンダブロックにより直接支持したことを特
    徴とするバキュームポンプの駆動装置。
  4. 【請求項4】 負圧を発生させるためのバキュームポン
    プを具備するエンジンにおいて、クランク軸からの駆動
    力をカム軸へ伝達するためのスプロケットを、シリンダ
    ブロックに固設される支持軸により、軸受けを介して回
    転自在に支持し、該スプロケットにより、バキュームポ
    ンプの駆動軸を一体的に回転可能に支持し、スプロケッ
    トの軸受けを該スプロケットに内装したことを特徴とす
    るバキュームポンプの駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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