JP2002234667A - フィルムの剥離方法及び剥離装置 - Google Patents

フィルムの剥離方法及び剥離装置

Info

Publication number
JP2002234667A
JP2002234667A JP2001030439A JP2001030439A JP2002234667A JP 2002234667 A JP2002234667 A JP 2002234667A JP 2001030439 A JP2001030439 A JP 2001030439A JP 2001030439 A JP2001030439 A JP 2001030439A JP 2002234667 A JP2002234667 A JP 2002234667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
peeling
substrate
peeled
tensile force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001030439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3773796B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Watanabe
勝義 渡辺
Satoshi Tsukahara
▲聡▼ 塚原
Mitsuo Kido
光夫 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industries Co Ltd filed Critical Hitachi Industries Co Ltd
Priority to JP2001030439A priority Critical patent/JP3773796B2/ja
Publication of JP2002234667A publication Critical patent/JP2002234667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3773796B2 publication Critical patent/JP3773796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板に引張力を掛けつつ貼り付けたフィルムを
基板表面に痕跡を残すことなく剥離することができるフ
ィルムの剥離方法を提供することである。 【解決手段】引張力を掛けつつ基板に貼り付けたフィル
ムを剥離するに当たり、基板の貼り付けた面と平行で引
張力を掛けた方向と交差する方向にフィルムを剥離す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板に貼り付けたフ
ィルムの剥離方法と剥離装置に係わり、特に引張力を掛
けつつ基板に貼り付けたフィルムの剥離方法と剥離装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルのカラーフィルタ基板
は、ガラス基板に光の3要素である赤,緑,青のカラー
フィルタを格子状のブラックマトリックスの枡目に充填
した構造となっている。
【0003】その基板製造では、保管や運搬の都合など
からベースフィルム上にカラーフィルタとなるレジスト
フィルムを設け、更にその上にカバーフィルムを設けて
三層構造としてロール化しておいて、使用時にフィルム
ロールから巻き出してカバーフィルムを部分的又は全て
剥離して、レジストフィルムが基板側になるようにし
て、ベースフィルムと共に圧着ロールによりガラス基板
表面にレジストフィルムを貼り付け、必要部分だけに露
光し、その後にベースフィルムを剥離し、現像によって
不要部分のレジストを除去する工程を繰り返すことで、
赤、緑、青の各カラーフィルタを形成している。
【0004】液晶表示パネルの画像性能を支配する要因
の1つがレジスト表面の平坦性であり、フィルムを貼り
付け方向に強く引っ張って圧着ロールの圧力も高くして
貼り付けている。
【0005】なお、基板に貼り付けたフィルムを剥離す
る方法及び装置を示すものとして特許第2642317
号公報記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるフィ
ルムの剥離は、フィルム貼り付け時に掛ける引張力の方
向にフィルムを剥離するものであった。このような従来
技術で液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を製造する
べくフィルムのベースフィルムを剥離すると、剥離後の
レジスト表面にはベースフィルム剥離方向に直交する凹
凸状の痕跡が発生し、液晶表示パネルの画像性能を一定
値以上に高めることができない。
【0007】また、カバーフィルムの全てを剥離するこ
となく基板からはみ出したフィルムの両端部とその部分
に隣接した一定幅の部分のカバーフィルムを残したり、
それらの領域のカバーフィルムは除去しているものの別
のカバーフィルムを貼り付けて、それらカバーフィルム
で基板にレジストフィルムが貼り付かないようにしてい
るものにおいては、ベースフィルムを剥離すると、剥離
終了端側のカバーフィルムは基板から剥離できないとい
う問題が、時折起こった。
【0008】それゆえ、本発明の目的は基板に引張力を
掛けつつ貼り付けたフィルムを基板表面に痕跡を残すこ
となく剥離することができるフィルムの剥離方法と剥離
装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、基板に引張力を掛け
つつ貼り付けたフィルムを確実に基板から剥離すること
ができるフィルムの剥離方法と剥離装置を提供すること
にある。
【0010】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明剥離方法の特徴とするところは、基板の貼り付けた面
と平行で引張力を掛けた方向と交差する方向にフィルム
を剥離することにある。
【0011】また、上記目的を達成する本発明剥離装置
の特徴とするところは、貼り付けたフィルムの辺縁部を
保持し、基板の貼り付けた面と平行で引張力を掛けた方
向と交差する方向にフィルムを剥離する剥離手段を備え
ていることにある。
【0012】引張力を掛けて貼り付けておいて、フィル
ムを引張力を掛けた方向で剥離すると、フィルムは伸び
た状態で貼り付けられているために剥離開始とともにフ
ィルムに収縮しようとする力が部分的に働き、収縮速度
が剥離部材の移動速度よりも大きくなると、フィルムを
引っ張る力が作用しなくなるので剥離が停止するという
事態が起こり、部分的な収縮が終わり移動速度が収縮速
度に勝ると剥離させるということを繰り返すためにフィ
ルム剥離後に痕跡が残ると考えられる。
【0013】そこで、フィルム貼り付け時に掛けた引張
力で残留応力が働いていない引張力を掛けた方向と交差
する方向に剥離することにより、フィルムの収縮方向が
剥離の方向と一致しないので、収縮が剥離に与える影響
を消すことができて痕跡が残らないことを確認し、本発
明に至った。
【0014】引張力を掛けた方向と交差する方向に剥離
するとしても、フィルムの剥離速度を急激に変化させる
と痕跡が残る。痕跡を残さないためには、フィルムの剥
離速度を一定に維持するか、加速度あるいは減速度を一
定にすると良い。
【0015】また、基板やフィルムは絶縁性であること
が多く、製造過程における部材間の摩擦で、フィルムを
貼り付けた基板には静電気(電荷)が残っていることが
多い。
【0016】フィルムを剥離すると残留電荷が未剥離領
域に移動し、基板およびフィルムの電位を高め、フィル
ムの接着力よりも静電吸着力(クーロン力)が大きくな
ると、フィルムを基板から剥離できなくなる。カバーフ
ィルムを残しておいて、カバーフィルムがある貼り付け
た方向に剥離する場合には、ベースフィルムは剥離でき
てもカバーフィルムは静電吸着力で基板と剥離できず基
板に残ってしまうと考えられる。
【0017】フィルムの貼り付け方向と直交する方向に
ベースフィルムの剥離をすると、剥離開始時点からカバ
ーフィルムをベースフィルムとともに剥離できるから、
剥離最終段階でカバーフィルムに電荷が集中して残ると
いうことがなくなり、カバーフィルムを残すことなく剥
離処理を全うすることができる。
【0018】基板の生産ラインでは、作業の効率化と機
器設置面積の狭小化が要求される。そこで、フィルム剥
離はフィルムの移動と基板の移動を連動させることによ
り、フィルムの移動距離を短くし剥離の効率化と装置の
小型化ができる。
【0019】また、基板を起立して重力方向にフィルム
剥離を行うようにすることにより、フィルム剥離によっ
て発生するダストやフィルム剥離手段から発生するダス
トが基板上に落下することを防止できる。
【0020】更に、重力方向に剥離したフィルムは、そ
のまま下方に設けた容器に落下させ収納する。収納容
器、即ち回収箱に整理して収納するために、フィルム剥
離中にフィルム剥離手段から回収手段に持ちかえ、水平
に広げて重ね合わせて収納する。
【0021】基板搬送系の下方に剥離したフィルムの収
納容器を設け、重力を利用して回収をするので装置の設
置面積狭小化のみならず簡略化も達成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5で説明する。図1は、ガラス基板11を起立さ
せた状態を示している。このガラス基板11には、フィ
ルム12を貼り付けてある。フィルム12は、ベースフ
ィルム13にレジストフィルム15,16とカバーフィ
ルム14が積層してある3層構造になっている。
【0023】レジストフィルム15,16は本来一体
で、ベースフィルム上に順次レジストフィルム,カバー
フィルムをそれらの粘着性を利用して重ねたものから、
カット線17のところでカバーフィルム側からレジスト
フィルムまでをカットし、ガラス基板11に貼り付けた
い部分のカバーフィルムを剥離し、カバーフィルム14
が残っている両端部はガラス基板11の左右の端部から
横方向にはみ出している。
【0024】レジストフィルム15が貼り付いているガ
ラス基板11の領域は、図1に示すコーナ部21,2
2,23,24に囲まれた内側で、カバーフィルム14
がある領域は粘着性がなく、ここではガラス基板11と
貼り付いていない。
【0025】液晶表示パネルではレジストフィルム15
の平坦度を特に要求されるので、フィルム貼り付け時に
は、図示していない圧着ロールによるフィルム貼り付け
方向18に強い張力をフィルム12に付与している。
【0026】ベースフィルム13の上側に必要部分のみ
に光を通すフォトマスクを置き、上方からUV光を照射
する露光処理を施こしてある。
【0027】そのようなフィルム12は、ガラス基板1
1に貼り付けたレジストフィルム15はそのままとし
て、ベースフィルム13,カバーフィルム14及びベー
スフィルム13とカバーフィルム14に挟まれているレ
ジストフィルム16を剥離する。
【0028】このフィルムの剥離では、図1に矢印20
で示すようにフィルム剥離手段の一部である第一クラン
パ30で引張力が掛っている矢印18とは交差(直交)
する方向に剥離を行う。
【0029】この剥離処理を、図3に示す剥離装置で説
明する。剥離装置は、ガラス基板11を吸着、移動する
基板吸着ハンド35,ガラス基板11に貼り付けてある
フィルムを挟持し剥離する第一クランパ30,クランパ
30を支えるアーム31,アーム31を図3の左右に移
動させるシリンダ32,シリンダ32を図3の前後方向
(図1では矢印18の水平方向)に移動させる水平ガイ
ド33と上下方向(図1では矢印20の垂直方向)に移
動させる垂直ガイド34,剥離したフィルムを挟持する
第二クランパ36,第二クランパ36を支えるアーム3
7、剥離したフィルムを水平方向に押し広げるフィルム
プッシャ38,フィルムを重ね合わせて収納する回収箱
(収納容器)39から成る。
【0030】図3では、第一クランパ30は垂れ下がっ
た形で示しているが、フィルム12を挟持した状態でシ
リンダ32によりアーム31が図3において僅かに右方
向に移動すると、先端部が回転し水平な状態に変化す
る。また、第二クランパ36は立ち上がっているが、第
一クランパ30からフィルム12を受け取るときは、先
端部が回転し水平になる。そして、アーム37は、第二
クランパ36の位置を上下に移動させるように回転す
る。フィルムプッシャ38の先端部には水平に延びたバ
ーを設けてある。
【0031】ガラス基板11は起立させてもフィルム貼
り付け方向が水平方向であるように水平にした基板吸着
ハンド35に乗せる。そして吸着後に基板吸着ハンド3
5を起立させる。そして、第一クランパ30で図1に示
すようにガラス基板11からはみ出ているフィルム12
の位置を挟持する。この位置ではレジストフィルム16
がベースフィルム13とカバーフィルム14で覆われて
いるから、第一クランパ30は汚れないし、挟持を解い
ても直ちに離れる。第二クランパ36は第一クランパ3
0からフィルムを受け取る位置で待機する。
【0032】フィルム剥離の当初は、第一クランパ30
をシリンダ32でアーム31を図3の右方向に移動さ
せ、図1に示す矢印20のように最初は対角方向に動か
して21で示すコーナ部から剥離させ、その後はガラス
基板11の辺に沿うように下方に移動させていく。剥離
速度はほぼ一定に保ちながら順次重力方向に剥離する。
【0033】図4は、剥離中の基板上部19(図1参
照)と両クランパ30,36の高さ方向位置を示してい
る。剥離開始から時刻T1までは、基板吸着ハンド35
が図示していない駆動装置でガラス基板11を上昇させ
るので、基板上部19は一点鎖線50で示すように一定
速度で上昇し、第一クランパ30は垂直ガイド34で実
線51で示すように一定速度で下降する。
【0034】そして第一クランパ30が時刻T1で下降
を停止すると同時に基板上部19は増速して上昇する。
時刻T1から時刻T2の間、剥離したフィルムのコーナ部
21付近の両端を第二クランパ36が挟持して同じ位置
で保持し、第一クランパ30は実線51で示すようにフ
ィルム挟持を解除して時刻T2以降にフィルム剥離開始
位置へ移動する。
【0035】図5は、フィルム剥離中のガラス基板11
と第一クランパ30先端部との相対速度を示す。
【0036】時刻T1までは基板11が速度V1で上昇
し、第一クランパ30は速度(V2−V1)で下降する。
従って、フィルム12の実質剥離速度はV2である。時
刻T1からT3までは第二クランパ36は移動を停止して
おり、ガラス基板11が速度V2で上昇していく。これ
により、剥離中の相対速度をV2一定に保っている。
【0037】図4において、時刻T3でフィルム剥離が
終了するとフィルム下端がガラス基板11から離れて落
下するので、フィルム先端を挟持する第二クランパ36
をアーム37により点線52で示し図3に二点鎖線で示
すように下げ、落下するフィルムをフィルムプッシャ3
8で水平方向に押す。この結果、剥離フィルム13は真
下のフィルム回収箱39の上で広がり、第二クランパ3
6による挟持を解除するとフィルム回収箱39内に重ね
合わせた状態で収納回収される。
【0038】本発明の剥離方法によれば、剥離でフィル
ムを引張る方向とフィルムを基板に貼り付ける時に印加
しその後フィルムに残っている応力の方向が異なるた
め、残留応力は剥離に悪影響を齎さず、ベースフィルム
を剥離してもレジストフィルムに剥離の痕跡が残らな
い。また、図1に矢印20で示した第一クランパ30の
動きはカット線17でのレジストフィルム15,16の
切り離しが不充分であっても、カット線17でこれらを
引き裂く方向に力を加えているものであるので、特に剥
離開始の当りでフィルムを確実に剥離できる。
【0039】また、剥離終了の頃にはカバーフィルム1
4はベースフィルム13と一緒に剥離されてきているか
ら、たとえ摩擦による電荷があっても、電荷はカバーフ
ィルム14だけに移動するようなことがなく、ベースフ
ィルムともどもカバーフィルム14も剥離できる。
【0040】本発明の剥離装置によれば基板も反重力方
向に移動させるので、第一クランパ移動距離を短くで
き、装置を小型にできる。また、基板を起立してフィル
ムを剥離することにより剥離装置床面積を小さくできる
だけでなく、発生するダストがレジストフィルムへ落下
することを防止できる。また、フィルム剥離中に第二ク
ランパ36に持ちかえているので全体工程時間を短縮で
きる。
【0041】剥離装置の真下で剥離フィルムを重ね合わ
せて回収箱に収納できるので、装置全体の床面積(設置
面積)を小型にできる。
【0042】以上の実施形態ではフィルムをベースフィ
ルムとレジストフィルムからなる2層フィルムでベース
フィルムを剥離する例で説明したが、貼り付けられてい
るフィルムは何層でも良い。また、基板の辺縁からはみ
だしていなくても良く、フィルムを貼り付けた形態は問
題ではない。
【0043】また、図1ではコーナ部21からの剥離で
説明したが、コーナ部22側にも第一クランパ30を設
けて、矢印20と線対称の軌跡でフィルムの剥離をさせ
ても良い。ダストを嫌う基板では基板を起立させること
が望ましいが、ダストを厭わないものであれば、基板は
水平に維持してその上でクランパを水平に移動させ、剥
離を行っても良い。フィルムが下側であれば、ダストは
問題にならず回収箱39も基板搬走路の下に設置でき
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板に引張力を掛けつつ貼り付けたフィルムを基板表面
に痕跡を残すことなく剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明フィルムの剥離方法を説明する基板と貼
り付けたフィルムを示す正面図である。
【図2】基板と貼り付けたフィルムを図1のA方向から
見た側面図である。
【図3】本発明フィルムの剥離装置の概略側面図であ
る。
【図4】図3に示したフィルムの剥離装置におけるフィ
ルム剥離中での構成部品の位置変化を示す図である。
【図5】図3に示したフィルムの剥離装置におけるフィ
ルム剥離中での構成部品の速度変化を示す図である。
【符号の説明】
11…基板 12…フィルム 13…ベースフィルム 14…カバーフィルム 15、16…レジストフィルム 17…カット線 30…第一クランパ 36…第二クランパ 38…フィルムプッシャ 39…フィルム回収箱
フロントページの続き (72)発明者 木戸 光夫 山口県下松市東豊井794番地 日立テクノ エンジニアリング株式会社笠戸事業所内 Fターム(参考) 2H025 AB11 AB13 AB15 FA24 2H048 BA02 BA11 BA45 BA66 BB02 BB28 BB42 2H090 JB02 LA15 3F108 JA02 JA05 5G435 AA00 AA17 EE33 KK05 KK09 KK10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引張力を掛けつつ基板に貼り付けたフィル
    ムを剥離するものにおいて、基板の貼り付けた面と平行
    で引張力を掛けた方向と交差する方向にフィルムを剥離
    することを特徴とするフィルムの剥離方法。
  2. 【請求項2】上記請求項1において、フィルムの剥離速
    度又はその加速度或は減速度を一定に保って剥離するこ
    とを特徴とするフィルムの剥離方法。
  3. 【請求項3】引張力を掛けつつ基板に貼り付けたフィル
    ムを剥離するものにおいて、貼り付けたフィルムの辺縁
    部を保持し、基板の貼り付けた面と平行で引張力を掛け
    た方向と交差する方向にフィルムを剥離する剥離手段を
    備えていることを特徴とするフィルムの剥離装置。
  4. 【請求項4】上記請求項3において、更に、引張力を掛
    けた方向が水平方向でフイルムを貼り付けた面がほぼ垂
    直になるように基板を支持する手段と、該基板を支持す
    る手段の下方に剥離したフィルムを回収する収納容器
    と、基板から剥離しているフィルムを該剥離手段が保持
    しているフィルムの辺縁部を保持することで該剥離手段
    から受け取って水平に伸延せしめて保持を開放し該収納
    容器内に剥離したフィルムを落下積層せしめる回収手
    段、とを備えていることを特徴とするフィルムの剥離装
    置。
JP2001030439A 2001-02-07 2001-02-07 フィルムの剥離方法及び剥離装置 Expired - Fee Related JP3773796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001030439A JP3773796B2 (ja) 2001-02-07 2001-02-07 フィルムの剥離方法及び剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001030439A JP3773796B2 (ja) 2001-02-07 2001-02-07 フィルムの剥離方法及び剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002234667A true JP2002234667A (ja) 2002-08-23
JP3773796B2 JP3773796B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=18894656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001030439A Expired - Fee Related JP3773796B2 (ja) 2001-02-07 2001-02-07 フィルムの剥離方法及び剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3773796B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139090A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Fujifilm Corporation 外層体の剥離方法及び剥離装置
CN101219741B (zh) * 2007-01-09 2012-02-22 日本梅克特隆株式会社 薄膜剥离器
KR20150000303A (ko) * 2013-06-24 2015-01-02 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 다이오드 패널의 제조방법
CN105190734A (zh) * 2013-05-17 2015-12-23 住友化学株式会社 剥离装置以及光学显示器件的生产系统
JP2023001911A (ja) * 2021-06-21 2023-01-06 志聖工業股▲ふん▼有限公司 フィルム剥取機およびフィルム剥取方法
TWI840676B (zh) 2021-06-21 2024-05-01 志聖工業股份有限公司 剝膜機及剝膜方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139090A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Fujifilm Corporation 外層体の剥離方法及び剥離装置
JP2007320678A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Fujifilm Corp 外層体の剥離方法及び剥離装置
CN101460382B (zh) * 2006-05-30 2012-05-23 富士胶片株式会社 外层体的剥离方法及剥离装置
CN101219741B (zh) * 2007-01-09 2012-02-22 日本梅克特隆株式会社 薄膜剥离器
CN105190734A (zh) * 2013-05-17 2015-12-23 住友化学株式会社 剥离装置以及光学显示器件的生产系统
KR20150000303A (ko) * 2013-06-24 2015-01-02 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 다이오드 패널의 제조방법
KR102063986B1 (ko) * 2013-06-24 2020-01-08 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 다이오드 패널의 제조방법
JP2023001911A (ja) * 2021-06-21 2023-01-06 志聖工業股▲ふん▼有限公司 フィルム剥取機およびフィルム剥取方法
JP7369825B2 (ja) 2021-06-21 2023-10-26 志聖工業股▲ふん▼有限公司 フィルム剥取機およびフィルム剥取方法
TWI840676B (zh) 2021-06-21 2024-05-01 志聖工業股份有限公司 剝膜機及剝膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3773796B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4524241B2 (ja) 薄板状フィルムの貼付装置および貼付方法
CN1037397C (zh) 除去层压板上的覆盖层的方法和所用装置
KR100451479B1 (ko) 다이 픽업방법 및 픽업장치
JP2017032739A (ja) 光学フィルム貼付装置、及び、光学フィルム貼付システム
JPH058419B2 (ja)
JP2007310035A (ja) 基板に貼り付けられた保護フィルムの剥離装置及び剥離方法
JP2003197583A (ja) 保護テープの貼付・剥離方法
JP3053244B2 (ja) フィルム剥離方法およびその装置
JP2002234667A (ja) フィルムの剥離方法及び剥離装置
KR20040083579A (ko) 접착테이프를 이용한 보호필름 제거방법 및 장치
CN105392723B (zh) 薄膜的剥离装置以及薄膜的剥离方法
JPH05213520A (ja) キャリヤ材料上に層をなして設けられたフィルムを分離し、引き離すための装置
JP2004118012A (ja) 液晶パネルへの偏光板貼付け方法
JP2007025651A (ja) 保護シート除去装置及び保護シート除去方法
JPH05213521A (ja) キャリヤ材料上に層をなして設けられたフィルムを分離し、引き離すための装置
JP2008037572A (ja) 積層シートの剥離方法とそれに用いる剥離装置
KR102214904B1 (ko) 라미네이터
JPH0672624A (ja) フィルム剥離装置
JP4543491B2 (ja) 表示パネルの製造方法及び装置
JP4002444B2 (ja) 偏光板供給装置
JP2000233867A (ja) フィルム剥離装置
US6930387B2 (en) Dicing tape and die ejection method
TWI436936B (zh) 撕膜機構及其撕膜設備
JP2005178368A (ja) ラミネート装置およびラミネート方法
JP2002179259A (ja) 印刷版の合紙抜き方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060215

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees