JP2002234540A - 吸気機構を備えた容器 - Google Patents

吸気機構を備えた容器

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JP2002234540A JP2002109250A JP2002109250A JP2002234540A JP 2002234540 A JP2002234540 A JP 2002234540A JP 2002109250 A JP2002109250 A JP 2002109250A JP 2002109250 A JP2002109250 A JP 2002109250A JP 2002234540 A JP2002234540 A JP 2002234540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な型構造や成形機が必要なく従来法で成
形でき、しかも吸気機構はできるだけコンパクトである
整流吐出可能な1口容器を得る。 【解決手段】 容器口部11の下方にブロー圧によって
形状を出すブロー成形部13を設け、このブロー成形部
13の本体側を絞り込むことで吐出口21とエアー口2
2を設ける。ここでエアー口22を延ばしてエアー管状
81にすることで整流作用をより安定化させることがで
きる。さらには、絞り込み部14には吐出口21のみと
し、エアー口22はブロー成形部13の側壁から容器本
体上部空間に通じるエアー管81にして設けることでも
整流吐出可能な1口容器を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】液体を収容する容器であっ
て、内液吐出に際し、脈流を防ぎ、吐出量をコントロー
ルする機能を有する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の容器としては、図29に示
す2口容器や図30に示すエアー供給機構を有す容器等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図29の2口容器で
は、内液を整流吐出するのに2口のキャップとも開けな
ければならない面倒がある。また、2口タイプは容器製
造上、並びにキャップが2個必要等コストアップの要因
を有している。その点図30に示すタイプの容器は、1
口であるので使い勝手がよいが、エアー供給管として持
ち手を使用しなければならず容器デザイン上制約があ
る。
【0004】さらに、これらの容器に共通している特長
は、容器内に供給するエアーを、内液中を通過させるこ
となく直接容器内に入れていることである。このタイプ
の機構では、極めてスムーズな吐出は可能であるが吐出
スピードは内液の高さに比例して変化する。即ち内液量
の多い初期は吐出スピードが大であるが、内液量が少な
くなるにしたがって吐出スピードは減少する。このため
内液量に応じた容器角度の調整による吐出スピードコン
トロールが必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段として
は、容器口部11の下方にブロー圧によって形状を出す
ブロー成形部13を設け、この本体側を絞り込むこと
で、この絞込み部14に吐出口21とエアー口22を形
成する。
【0006】請求項2の手段として、請求項1の手段中
において形成したエアー口22を延長してエアー管状8
1にするものである。これにより吐出時におけるゲップ
現象(吐出を途中で止めるとき容器を正立状態に戻す
が、このとき容器口部から一部内液が飛び出す現象)を
防止することができる。
【0007】請求項3の手段は、容器口部11の下方に
ブロー圧によって形状を出すブロー成形部13を設け、
この本体側を絞り込むことで、この絞込み部14に吐出
口21を設ける。そして、この絞込み部14上方のブロ
ー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じるエアー
管81を形成するものである。
【0008】請求項4の手段は、ブロー成形部13側壁
から出たエアー管81を容器本体側壁空間に開口させる
ものである。吐出スピードは内液量に比例して変化する
ようになるが、吐出状態はより滑らかになる。
【0009】請求項5の手段は、吐出口21が容器口部
11とほぼ同軸上に形成され、かつ吐出口開口径が容器
口部最小開口径とほぼ同じか、それより小さくすること
により、容器に充填ノズルを差し込んで行う内液充填時
やポンプ使用時等に不都合が起こらないようにし、かつ
吐出口径を口部最小径と同じか小さくすることによっ
て、吐出液で容器口部を塞がないようにするものであ
る。
【0010】
【実施例】実施例1 図1は実施例1の正面図、側面図、平面図で、図2はそ
の口部の拡大断面図、図3は図2中のAA断面図、図4
は同じく図2中のBB断面図、図5は同じくCC断面図
である。図6は実施例1の容器での吐出状態を示す口部
拡大断面図である。この実施例は請求項1及び5の例で
ある。容器口部をこのような構成にすることにより、一
つの口部で吐出液体と吸入エアーの置換がスムーズに行
われる。
【0011】この例では、絞り込み部14に形成した吐
出口21を容器口部11と同軸上に設けたが、吐出口2
1とエアー口22をセットで図面上左側に移動させるこ
とでブロー成形部13の大きさをもっとコンパクトにす
ることも可能である。また、吐出口は円形であるが、必
ずしも円形である必要はなく扇型にすることでもコンパ
クト化は可である。ただしこの場合、容器口部に内液充
填ノズルやポンプ類を挿入しようとした際、不都合が起
きることが予想される。
【0012】この機構は、図30にあるような持ち手を
利用した大掛かりな吸気機構とは対照的にコンパクトな
吸気機構であるため、より多くの種類の容器への適用が
可能である。また、容器内に供給されるエアーは内液中
を通る構造であり、このタイプの機構では吐出スピード
は内液量によらずほぼ一定している。このため、従来容
器では内液量により吐出スピードが変化していたので、
容器角度を調整することによって吐出スピードをコント
ロールしていたが、本機構容器ではそのような調整は不
要である。
【0013】実施例2 図7は実施例2の正面図、側面図、平面図で、図8はそ
の口部拡大断面図、図9は図8中のEE断面図、同じく
図10は図8中のFF断面図、図11は図7中のDD断
面図である。この実施例は請求項2の例である。エアー
口22を延長してエアー管状81にしたことにより、吐
出時のゲップ現象(前述)を防ぎ、スムーズな吐出を可
能にしている。
【0014】さらにこの例では、吐出口21を扇形にし
てブロー成形部13のコンパクト化を目的としている。
このため容器口部内に絞り部14による出っ張りが存在
することとなり充填ノズルの挿入やポンプ使用時等に不
都合が生じる可能性がある。反面このコンパクト化のた
め図のような扁平角形容器ばかりでなく、丸型容器等で
の使用も可能となる。
【0015】実施例3 図12は実施例3の正面図、側面図及び平面図の一部
で、図13はその容器口部の拡大断面図、図14は図1
3中のGG断面図である。そして、図15は実施例3の
容器の吐出状態を示す口部拡大断面図である。この実施
例は請求項2および5の例である。
【0016】この例は、実施例2と同様に実施例1のエ
アー口22を延ばしてエアー管状81にしたものであ
る。こうすることで整流作用はよりスムーズになり、ま
た吐出口21とエアー口22の間隔を接近させコンパク
ト化を図ることも可能となる。さらに、本出願人の先の
特願2001―029345を適用してエアー管長さを
適当な長さにすることにより、吐出角度が変化してもほ
ぼ一定の吐出スピードを得ることができるようにするこ
ともできる。
【0017】実施例4 図16は実施例4の正面図、平面図及びHH断面図で、
図17はその口部拡大断面図、図18は図17中のII
断面図、同じく図19は図17中のJJ断面図である。
そして図20は実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡
大断面図である。この実施例は請求項3及び5の例であ
る。
【0018】実施例1から3までは、容器内に外部エア
ーを供給するエアー口22を、絞り込み部14に吐出口
21と一緒に設けたが、この例では絞り込み部14上方
のブロー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じる
エアー管81として設けた。
【0019】実施例5 図21は実施例5の正面図、側面図、平面図で、図22
はその口部拡大断面図、図23は図22中のKK断面
図、図24は同じく図22中のLL断面図である。この
実施例は実施例4のバリエーションの一つで請求項3及
び5の例である。
【0020】実施例4ではネジ部の下にブロー成形部1
3を設けていたが、この例ではネジ部もブロー成形で形
状を出すブロー成形部13としている。そしてエアー管
81はこのブロー成形部13から容器本体上部に設けた
持ち手基部の内部空間に連通している。
【0021】実施例6 図25は実施例6の正面図、側面図、平面図で、図26
はその口部拡大断面図、図27は図26中のMM断面
図、図28は同じく図26中のNN断面図である。この
実施例は請求項4及び5の例である。
【0022】実施例1から5までの例では、容器内に供
給されるエアーは内液中を通っていたが、この例ではエ
アー管81が容器本体側壁面に開口しているため、内液
中を通ることなく直接容器内空間に供給される。このた
め吐出スピードは内液量に比例して変化することになる
が、吐出状態はより滑らかになる。
【0023】
【発明の効果】(1)1口容器での整流吐出を可能にす
る。 (2)吐出スピードは内液量によらずほぼ一定を保つの
で、従来容器のように内液量に応じて容器角度を変え吐
出スピードをコントロールする必要はない。 (3)吸気機構がコンパクトであるので容器デザイン上
の自由度が大である。 (4)成形にあたって特別な機械や装置は必要なく、従
来の成形法で成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の正面図、側面図、平面図である。
【図2】 実施例1の口部拡大断面図である。
【図3】 図2中のAA断面図である。
【図4】 図2中のBB断面図である。
【図5】 図2中のCC断面図である。
【図6】 実施例1の容器での吐出状態を示す口部拡大
断面図である。
【図7】 実施例2の正面図、側面図、平面図である。
【図8】 実施例2の口部拡大断面図である。
【図9】 図8中のEE断面図である。
【図10】 図8中のFF断面図である。
【図11】 図7中のDD断面図である。
【図12】 実施例3の正面図、側面図及び平面図の一
部である。
【図13】 実施例3の口部拡大断面図である。
【図14】 図13中のGG断面図である。
【図15】 実施例3の容器での吐出状態を示す口部拡
大断面図である。
【図16】 実施例4の正面図、平面図及びHH断面図
である。
【図17】 実施例4の口部拡大断面図である。
【図18】 図17中のII断面図である。
【図19】 図17中のJJ断面図である。
【図20】 実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡大
断面図である。
【図21】 実施例5の正面図、側面図及び平面図であ
る。
【図22】 実施例5の口部拡大断面図である。
【図23】 図22中のKK断面図である。
【図24】 図22中のLL断面図である。
【図25】 実施例6の正面図、側面図及び平面図であ
る。
【図26】 実施例6の口部拡大断面図である。
【図27】 図26中のMM断面図である
【図28】 図26中のNN断面図である。
【図29】 従来の2口容器である。
【図30】 従来の吸気機構を備えた容器である。
【符号の説明】
11 容器口部 12 容器本体 13 ブロー成形部 14 絞込み部 21 吐出口 22 エアー口 81 エアー管
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月29日(2002.5.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 吸気機構を備えた容器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】液体を収容する容器であっ
て、内液吐出に際し、脈流を防ぎ、吐出量をコントロー
ルする機能を有する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の容器としては、図25に示
す2口容器や図26に示すエアー供給機構を有す容器等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図25の2口容器で
は、内液を整流吐出するのに2口のキャップとも開けな
ければならない面倒がある。また、2口タイプは容器製
造上、並びにキャップが2個必要等コストアップの要因
を有している。その点図26に示すタイプの容器は、1
口であるので使い勝手がよいが、エアー供給管として持
ち手を使用しなければならず容器デザイン上制約があ
る。
【0004】さらに、これらの容器に共通している特長
は、容器内に供給するエアーを、内液中を通過させるこ
となく直接容器内に入れていることである。このタイプ
の機構では、極めてスムーズな吐出は可能であるが吐出
スピードは内液の高さに比例して変化する。即ち内液量
の多い初期は吐出スピードが大であるが、内液量が少な
くなるにしたがって吐出スピードは減少する。このため
内液量に応じた容器角度の調整による吐出スピードコン
トロールが必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の手段として
は、容器口部11の下方に、上方口部より大開口でブロ
ー圧によって形状を出すブロー成形部13を設け、この
本体側を絞り込むことで、この絞込み部14に吐出口2
1とエアー口22を形成する。
【0006】請求項2の手段として、請求項1の手段中
において形成したエアー口22を延長してエアー管状8
1にするものである。これにより吐出時におけるゲップ
現象(吐出を途中で止めるとき容器を正立状態に戻す
が、このとき容器口部から一部内液が飛び出す現象)を
防止することができる。
【0007】請求項3の手段は、容器口部11の下方
、上方口部より大開口でブロー圧によって形状を出す
ブロー成形部13を設け、この本体側を絞り込むこと
で、この絞込み部14に吐出口21を設ける。そして、
この絞込み部14上方のブロー成形部13側壁から容器
本体上部空間に通じる長さが約5〜30mm程度の短い
アー管81を形成するものである。
【0008】請求項4の手段は、吐出口21を容器口部
11とほぼ同軸上に、ほぼ同じ大きさ及び形状で設ける
ものである。
【0009】
【実施例】実施例1 図1は実施例1の正面図、側面図、平面図で、図2はそ
の口部の拡大断面図、図3は図2中のAA断面図、図4
は同じく図2中のBB断面図、図5は同じくCC断面図
である。図6は実施例1の容器での吐出状態を示す口部
拡大断面図である。この実施例は請求項1及び4の例で
ある。容器口部をこのような構成にすることにより、一
つの口部で吐出液体と吸入エアーの置換がスムーズに行
われる。
【0010】この例では、絞り込み部14に形成した吐
出口21を容器口部11と同軸上に設けたが、吐出口2
1とエアー口22をセットで図面上左側に移動させるこ
とでブロー成形部13の大きさをもっとコンパクトにす
ることも可能である。また、吐出口は円形であるが、必
ずしも円形である必要はなく扇型にすることでもコンパ
クト化は可である。ただしこの場合、容器口部に内液充
填ノズルやポンプ類を挿入しようとした際、不都合が起
きることが予想される。
【0011】この機構は、図26にあるような持ち手を
利用した大掛かりな吸気機構とは対照的にコンパクトな
吸気機構であるため、より多くの種類の容器への適用が
可能である。また、容器内に供給されるエアーは内液中
を通る構造であり、このタイプの機構では吐出スピード
は内液量によらずほぼ一定している。このため、従来容
器では内液量により吐出スピードが変化していたので、
容器角度を調整することによって吐出スピードをコント
ロールしていたが、本機構容器ではそのような調整は不
要である。
【0012】実施例2 図7は実施例2の正面図、側面図、平面図で、図8はそ
の口部拡大断面図、図9は図8中のEE断面図、同じく
図10は図8中のFF断面図、図11は図7中のDD断
面図である。この実施例は請求項2の例である。エアー
口22を延長してエアー管状81にしたことにより、吐
出時のゲップ現象(前述)を防ぎ、スムーズな吐出を可
能にしている。
【0013】さらにこの例では、吐出口21を扇形にし
てブロー成形部13のコンパクト化を目的としている。
このため容器口部内に絞り部14による出っ張りが存在
することとなり充填ノズルの挿入やポンプ使用時等に不
都合が生じる可能性がある。反面このコンパクト化のた
め図のような扁平角形容器ばかりでなく、丸型容器等で
の使用も可能となる。
【0014】実施例3 図12は実施例3の正面図、側面図及び平面図の一部
で、図13はその容器口部の拡大断面図、図14は図1
3中のGG断面図である。そして、図15は実施例3の
容器の吐出状態を示す口部拡大断面図である。この実施
例は請求項2及び4の例である。
【0015】この例は、実施例2と同様に実施例1のエ
アー口22を延ばしてエアー管状81にしたものであ
る。こうすることで整流作用はよりスムーズになり、ま
た吐出口21とエアー口22の間隔を接近させコンパク
ト化を図ることも可能となる。さらに、本出願人の先の
特願2001―029345を適用してエアー管長さを
適当な長さにすることにより、吐出角度が変化してもほ
ぼ一定の吐出スピードを得ることができるようにするこ
ともできる。
【0016】実施例4 図16は実施例4の正面図、平面図及びHH断面図で、
図17はその口部拡大断面図、図18は図17中のII
断面図、同じく図19は図17中のJJ断面図である。
そして図20は実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡
大断面図である。この実施例は請求項3及び4の例であ
る。
【0017】実施例1から3までは、容器内に外部エア
ーを供給するエアー口22を、絞り込み部14に吐出口
21と一緒に設けたが、この例では絞り込み部14上方
のブロー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じる
エアー管81として設けた。ここでエアー管81の長さ
は、整流吐出に支障のない範囲でできるだけ短く(約5
〜30mm)するのが容器デザイン上、そして吐出スピー
ドのコントロール上望ましい。
【0018】実施例5 図21は実施例5の正面図、側面図、平面図で、図22
はその口部拡大断面図、図23は図22中のKK断面
図、図24は同じく図22中のLL断面図である。この
実施例は実施例4のバリエーションの一つで請求項3及
び4の例である。
【0019】実施例4ではネジ部の下にブロー成形部1
3を設けていたが、この例ではネジ部もブロー成形で形
状を出すブロー成形部13としている。そしてエアー管
81はこのブロー成形部13から容器本体上部に設けた
持ち手基部の内部空間に連通している。
【0020】
【発明の効果】(1)1口容器での整流吐出を可能にす
る。 (2)吐出スピードは内液量によらずほぼ一定を保つの
で、従来容器のように内液量に応じて容器角度を変え吐
出スピードをコントロールする必要はない。 (3)吸気機構がコンパクトであるので容器デザイン上
の自由度が大である。 (4)成形にあたって特別な機械や装置は必要なく、従
来の成形法で成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の正面図、側面図、平面図である。
【図2】 実施例1の口部拡大断面図である。
【図3】 図2中のAA断面図である。
【図4】 図2中のBB断面図である。
【図5】 図2中のCC断面図である。
【図6】 実施例1の容器での吐出状態を示す口部拡大
断面図である。
【図7】 実施例2の正面図、側面図、平面図である。
【図8】 実施例2の口部拡大断面図である。
【図9】 図8中のEE断面図である。
【図10】 図8中のFF断面図である。
【図11】 図7中のDD断面図である。
【図12】 実施例3の正面図、側面図及び平面図の一
部である。
【図13】 実施例3の口部拡大断面図である。
【図14】 図13中のGG断面図である。
【図15】 実施例3の容器での吐出状態を示す口部拡
大断面図である。
【図16】 実施例4の正面図、平面図及びHH断面図で
ある。
【図17】 実施例4の口部拡大断面図である。
【図18】 図17中のII断面図である。
【図19】 図17中のJJ断面図である。
【図20】 実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡大
断面図である。
【図21】 実施例5の正面図、側面図及び平面図であ
る。
【図22】 実施例5の口部拡大断面図である。
【図23】 図22中のKK断面図である。
【図24】 図22中のLL断面図である。
【図25】 従来の2口容器である。
【図26】 従来の吸気機構を備えた容器である。
【符号の説明】 11 容器口部 12 容器本体 13 ブロー成形部 14 絞込み部 21 吐出口 22 エアー口 81 エアー管
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図26
【補正方法】変更
【補正内容】
【図26】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】削除

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部11の下方にブロー圧によって
    形状を出すブロー成形部13を設け、この本体側を絞り
    込むことで、この絞込み部14に吐出口21とエアー口
    22を形成したことを特徴とする吸気機構を備えた容
    器。
  2. 【請求項2】 エアー口22を延ばしてエアー管状81
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の吸気機構を備
    えた容器。
  3. 【請求項3】 容器口部11の下方にブロー圧によって
    形状を出すブロー成形部13を設け、この本体側を絞り
    込むことで、この絞込み部14に吐出口21を設ける。
    そして、この絞込み部14上方のブロー成形部13側壁
    から容器本体上部空間に通じるエアー管81を形成した
    ことを特徴とする吸気機構を備えた容器。
  4. 【請求項4】 ブロー成形部13から出たエアー管81
    が容器本体側壁空間に開口していることを特徴とする請
    求項3に記載の吸気機構を備えた容器。
  5. 【請求項5】 吐出口21が容器口部11とほぼ同軸上
    に形成され、かつ吐出口開口径が容器口部最小開口径と
    ほぼ同じか、それより小さいことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
    吸気機構を備えた容器。
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