JP2002234540A - 吸気機構を備えた容器 - Google Patents
吸気機構を備えた容器Info
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- JP2002234540A JP2002234540A JP2002109250A JP2002109250A JP2002234540A JP 2002234540 A JP2002234540 A JP 2002234540A JP 2002109250 A JP2002109250 A JP 2002109250A JP 2002109250 A JP2002109250 A JP 2002109250A JP 2002234540 A JP2002234540 A JP 2002234540A
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Abstract
形でき、しかも吸気機構はできるだけコンパクトである
整流吐出可能な1口容器を得る。 【解決手段】 容器口部11の下方にブロー圧によって
形状を出すブロー成形部13を設け、このブロー成形部
13の本体側を絞り込むことで吐出口21とエアー口2
2を設ける。ここでエアー口22を延ばしてエアー管状
81にすることで整流作用をより安定化させることがで
きる。さらには、絞り込み部14には吐出口21のみと
し、エアー口22はブロー成形部13の側壁から容器本
体上部空間に通じるエアー管81にして設けることでも
整流吐出可能な1口容器を得ることができる。
Description
て、内液吐出に際し、脈流を防ぎ、吐出量をコントロー
ルする機能を有する容器に関する。
す2口容器や図30に示すエアー供給機構を有す容器等
がある。
は、内液を整流吐出するのに2口のキャップとも開けな
ければならない面倒がある。また、2口タイプは容器製
造上、並びにキャップが2個必要等コストアップの要因
を有している。その点図30に示すタイプの容器は、1
口であるので使い勝手がよいが、エアー供給管として持
ち手を使用しなければならず容器デザイン上制約があ
る。
は、容器内に供給するエアーを、内液中を通過させるこ
となく直接容器内に入れていることである。このタイプ
の機構では、極めてスムーズな吐出は可能であるが吐出
スピードは内液の高さに比例して変化する。即ち内液量
の多い初期は吐出スピードが大であるが、内液量が少な
くなるにしたがって吐出スピードは減少する。このため
内液量に応じた容器角度の調整による吐出スピードコン
トロールが必要となる。
は、容器口部11の下方にブロー圧によって形状を出す
ブロー成形部13を設け、この本体側を絞り込むこと
で、この絞込み部14に吐出口21とエアー口22を形
成する。
において形成したエアー口22を延長してエアー管状8
1にするものである。これにより吐出時におけるゲップ
現象(吐出を途中で止めるとき容器を正立状態に戻す
が、このとき容器口部から一部内液が飛び出す現象)を
防止することができる。
ブロー圧によって形状を出すブロー成形部13を設け、
この本体側を絞り込むことで、この絞込み部14に吐出
口21を設ける。そして、この絞込み部14上方のブロ
ー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じるエアー
管81を形成するものである。
から出たエアー管81を容器本体側壁空間に開口させる
ものである。吐出スピードは内液量に比例して変化する
ようになるが、吐出状態はより滑らかになる。
11とほぼ同軸上に形成され、かつ吐出口開口径が容器
口部最小開口径とほぼ同じか、それより小さくすること
により、容器に充填ノズルを差し込んで行う内液充填時
やポンプ使用時等に不都合が起こらないようにし、かつ
吐出口径を口部最小径と同じか小さくすることによっ
て、吐出液で容器口部を塞がないようにするものであ
る。
の口部の拡大断面図、図3は図2中のAA断面図、図4
は同じく図2中のBB断面図、図5は同じくCC断面図
である。図6は実施例1の容器での吐出状態を示す口部
拡大断面図である。この実施例は請求項1及び5の例で
ある。容器口部をこのような構成にすることにより、一
つの口部で吐出液体と吸入エアーの置換がスムーズに行
われる。
出口21を容器口部11と同軸上に設けたが、吐出口2
1とエアー口22をセットで図面上左側に移動させるこ
とでブロー成形部13の大きさをもっとコンパクトにす
ることも可能である。また、吐出口は円形であるが、必
ずしも円形である必要はなく扇型にすることでもコンパ
クト化は可である。ただしこの場合、容器口部に内液充
填ノズルやポンプ類を挿入しようとした際、不都合が起
きることが予想される。
利用した大掛かりな吸気機構とは対照的にコンパクトな
吸気機構であるため、より多くの種類の容器への適用が
可能である。また、容器内に供給されるエアーは内液中
を通る構造であり、このタイプの機構では吐出スピード
は内液量によらずほぼ一定している。このため、従来容
器では内液量により吐出スピードが変化していたので、
容器角度を調整することによって吐出スピードをコント
ロールしていたが、本機構容器ではそのような調整は不
要である。
の口部拡大断面図、図9は図8中のEE断面図、同じく
図10は図8中のFF断面図、図11は図7中のDD断
面図である。この実施例は請求項2の例である。エアー
口22を延長してエアー管状81にしたことにより、吐
出時のゲップ現象(前述)を防ぎ、スムーズな吐出を可
能にしている。
てブロー成形部13のコンパクト化を目的としている。
このため容器口部内に絞り部14による出っ張りが存在
することとなり充填ノズルの挿入やポンプ使用時等に不
都合が生じる可能性がある。反面このコンパクト化のた
め図のような扁平角形容器ばかりでなく、丸型容器等で
の使用も可能となる。
で、図13はその容器口部の拡大断面図、図14は図1
3中のGG断面図である。そして、図15は実施例3の
容器の吐出状態を示す口部拡大断面図である。この実施
例は請求項2および5の例である。
アー口22を延ばしてエアー管状81にしたものであ
る。こうすることで整流作用はよりスムーズになり、ま
た吐出口21とエアー口22の間隔を接近させコンパク
ト化を図ることも可能となる。さらに、本出願人の先の
特願2001―029345を適用してエアー管長さを
適当な長さにすることにより、吐出角度が変化してもほ
ぼ一定の吐出スピードを得ることができるようにするこ
ともできる。
図17はその口部拡大断面図、図18は図17中のII
断面図、同じく図19は図17中のJJ断面図である。
そして図20は実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡
大断面図である。この実施例は請求項3及び5の例であ
る。
ーを供給するエアー口22を、絞り込み部14に吐出口
21と一緒に設けたが、この例では絞り込み部14上方
のブロー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じる
エアー管81として設けた。
はその口部拡大断面図、図23は図22中のKK断面
図、図24は同じく図22中のLL断面図である。この
実施例は実施例4のバリエーションの一つで請求項3及
び5の例である。
3を設けていたが、この例ではネジ部もブロー成形で形
状を出すブロー成形部13としている。そしてエアー管
81はこのブロー成形部13から容器本体上部に設けた
持ち手基部の内部空間に連通している。
はその口部拡大断面図、図27は図26中のMM断面
図、図28は同じく図26中のNN断面図である。この
実施例は請求項4及び5の例である。
給されるエアーは内液中を通っていたが、この例ではエ
アー管81が容器本体側壁面に開口しているため、内液
中を通ることなく直接容器内空間に供給される。このた
め吐出スピードは内液量に比例して変化することになる
が、吐出状態はより滑らかになる。
る。 (2)吐出スピードは内液量によらずほぼ一定を保つの
で、従来容器のように内液量に応じて容器角度を変え吐
出スピードをコントロールする必要はない。 (3)吸気機構がコンパクトであるので容器デザイン上
の自由度が大である。 (4)成形にあたって特別な機械や装置は必要なく、従
来の成形法で成形できる。
断面図である。
部である。
大断面図である。
である。
断面図である。
る。
る。
9)
て、内液吐出に際し、脈流を防ぎ、吐出量をコントロー
ルする機能を有する容器に関する。
す2口容器や図26に示すエアー供給機構を有す容器等
がある。
は、内液を整流吐出するのに2口のキャップとも開けな
ければならない面倒がある。また、2口タイプは容器製
造上、並びにキャップが2個必要等コストアップの要因
を有している。その点図26に示すタイプの容器は、1
口であるので使い勝手がよいが、エアー供給管として持
ち手を使用しなければならず容器デザイン上制約があ
る。
は、容器内に供給するエアーを、内液中を通過させるこ
となく直接容器内に入れていることである。このタイプ
の機構では、極めてスムーズな吐出は可能であるが吐出
スピードは内液の高さに比例して変化する。即ち内液量
の多い初期は吐出スピードが大であるが、内液量が少な
くなるにしたがって吐出スピードは減少する。このため
内液量に応じた容器角度の調整による吐出スピードコン
トロールが必要となる。
は、容器口部11の下方に、上方口部より大開口でブロ
ー圧によって形状を出すブロー成形部13を設け、この
本体側を絞り込むことで、この絞込み部14に吐出口2
1とエアー口22を形成する。
において形成したエアー口22を延長してエアー管状8
1にするものである。これにより吐出時におけるゲップ
現象(吐出を途中で止めるとき容器を正立状態に戻す
が、このとき容器口部から一部内液が飛び出す現象)を
防止することができる。
に、上方口部より大開口でブロー圧によって形状を出す
ブロー成形部13を設け、この本体側を絞り込むこと
で、この絞込み部14に吐出口21を設ける。そして、
この絞込み部14上方のブロー成形部13側壁から容器
本体上部空間に通じる長さが約5〜30mm程度の短いエ
アー管81を形成するものである。
11とほぼ同軸上に、ほぼ同じ大きさ及び形状で設ける
ものである。
の口部の拡大断面図、図3は図2中のAA断面図、図4
は同じく図2中のBB断面図、図5は同じくCC断面図
である。図6は実施例1の容器での吐出状態を示す口部
拡大断面図である。この実施例は請求項1及び4の例で
ある。容器口部をこのような構成にすることにより、一
つの口部で吐出液体と吸入エアーの置換がスムーズに行
われる。
出口21を容器口部11と同軸上に設けたが、吐出口2
1とエアー口22をセットで図面上左側に移動させるこ
とでブロー成形部13の大きさをもっとコンパクトにす
ることも可能である。また、吐出口は円形であるが、必
ずしも円形である必要はなく扇型にすることでもコンパ
クト化は可である。ただしこの場合、容器口部に内液充
填ノズルやポンプ類を挿入しようとした際、不都合が起
きることが予想される。
利用した大掛かりな吸気機構とは対照的にコンパクトな
吸気機構であるため、より多くの種類の容器への適用が
可能である。また、容器内に供給されるエアーは内液中
を通る構造であり、このタイプの機構では吐出スピード
は内液量によらずほぼ一定している。このため、従来容
器では内液量により吐出スピードが変化していたので、
容器角度を調整することによって吐出スピードをコント
ロールしていたが、本機構容器ではそのような調整は不
要である。
の口部拡大断面図、図9は図8中のEE断面図、同じく
図10は図8中のFF断面図、図11は図7中のDD断
面図である。この実施例は請求項2の例である。エアー
口22を延長してエアー管状81にしたことにより、吐
出時のゲップ現象(前述)を防ぎ、スムーズな吐出を可
能にしている。
てブロー成形部13のコンパクト化を目的としている。
このため容器口部内に絞り部14による出っ張りが存在
することとなり充填ノズルの挿入やポンプ使用時等に不
都合が生じる可能性がある。反面このコンパクト化のた
め図のような扁平角形容器ばかりでなく、丸型容器等で
の使用も可能となる。
で、図13はその容器口部の拡大断面図、図14は図1
3中のGG断面図である。そして、図15は実施例3の
容器の吐出状態を示す口部拡大断面図である。この実施
例は請求項2及び4の例である。
アー口22を延ばしてエアー管状81にしたものであ
る。こうすることで整流作用はよりスムーズになり、ま
た吐出口21とエアー口22の間隔を接近させコンパク
ト化を図ることも可能となる。さらに、本出願人の先の
特願2001―029345を適用してエアー管長さを
適当な長さにすることにより、吐出角度が変化してもほ
ぼ一定の吐出スピードを得ることができるようにするこ
ともできる。
図17はその口部拡大断面図、図18は図17中のII
断面図、同じく図19は図17中のJJ断面図である。
そして図20は実施例4の容器の吐出状態を示す口部拡
大断面図である。この実施例は請求項3及び4の例であ
る。
ーを供給するエアー口22を、絞り込み部14に吐出口
21と一緒に設けたが、この例では絞り込み部14上方
のブロー成形部13側壁から容器本体上部空間に通じる
エアー管81として設けた。ここでエアー管81の長さ
は、整流吐出に支障のない範囲でできるだけ短く(約5
〜30mm)するのが容器デザイン上、そして吐出スピー
ドのコントロール上望ましい。
はその口部拡大断面図、図23は図22中のKK断面
図、図24は同じく図22中のLL断面図である。この
実施例は実施例4のバリエーションの一つで請求項3及
び4の例である。
3を設けていたが、この例ではネジ部もブロー成形で形
状を出すブロー成形部13としている。そしてエアー管
81はこのブロー成形部13から容器本体上部に設けた
持ち手基部の内部空間に連通している。
る。 (2)吐出スピードは内液量によらずほぼ一定を保つの
で、従来容器のように内液量に応じて容器角度を変え吐
出スピードをコントロールする必要はない。 (3)吸気機構がコンパクトであるので容器デザイン上
の自由度が大である。 (4)成形にあたって特別な機械や装置は必要なく、従
来の成形法で成形できる。
断面図である。
部である。
大断面図である。
ある。
断面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 容器口部11の下方にブロー圧によって
形状を出すブロー成形部13を設け、この本体側を絞り
込むことで、この絞込み部14に吐出口21とエアー口
22を形成したことを特徴とする吸気機構を備えた容
器。 - 【請求項2】 エアー口22を延ばしてエアー管状81
にしたことを特徴とする請求項1に記載の吸気機構を備
えた容器。 - 【請求項3】 容器口部11の下方にブロー圧によって
形状を出すブロー成形部13を設け、この本体側を絞り
込むことで、この絞込み部14に吐出口21を設ける。
そして、この絞込み部14上方のブロー成形部13側壁
から容器本体上部空間に通じるエアー管81を形成した
ことを特徴とする吸気機構を備えた容器。 - 【請求項4】 ブロー成形部13から出たエアー管81
が容器本体側壁空間に開口していることを特徴とする請
求項3に記載の吸気機構を備えた容器。 - 【請求項5】 吐出口21が容器口部11とほぼ同軸上
に形成され、かつ吐出口開口径が容器口部最小開口径と
ほぼ同じか、それより小さいことを特徴とする請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の
吸気機構を備えた容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002109250A JP3350668B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-04-11 | 吸気機構を備えた容器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002-58129 | 2002-03-05 | ||
JP2002058129 | 2002-03-05 | ||
JP2002109250A JP3350668B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-04-11 | 吸気機構を備えた容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002234540A true JP2002234540A (ja) | 2002-08-20 |
JP3350668B2 JP3350668B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=26625699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002109250A Expired - Lifetime JP3350668B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-04-11 | 吸気機構を備えた容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3350668B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149935A (ja) * | 2010-02-25 | 2010-07-08 | Tokan Kogyo Co Ltd | 液体容器 |
-
2002
- 2002-04-11 JP JP2002109250A patent/JP3350668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149935A (ja) * | 2010-02-25 | 2010-07-08 | Tokan Kogyo Co Ltd | 液体容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3350668B2 (ja) | 2002-11-25 |
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