JP2002234490A - 水中移動装置 - Google Patents

水中移動装置

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JP2002234490A JP2001032308A JP2001032308A JP2002234490A JP 2002234490 A JP2002234490 A JP 2002234490A JP 2001032308 A JP2001032308 A JP 2001032308A JP 2001032308 A JP2001032308 A JP 2001032308A JP 2002234490 A JP2002234490 A JP 2002234490A
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中運動性能が高く且つ狭隘な開口部分を通
過可能な水中移動装置を提供する。 【解決手段】 水中移動用のスラストファン8を有する
装置本体6と、装置本体6に拡縮可能に取り付けた浮体
61と、浮体61内部に連通する給排気管路62とを備
えている。給排気管路62から浮体61内へ空気を送給
することにより、装置の見掛けの比重を小さくして、水
中浮力の増大を図り、また、浮体61内の空気を給排気
管路62から外部へ排出することにより、浮体61を縮
小させて、装置の全体形状を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水中移動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】原子炉圧力容器の内部構造物、火力発電
所の取水路及び排水路の水路壁、船舶の推進器の表面な
どの水中に位置しているものを対象とした検査を、遠隔
操作によって行なう場合には、水中を自力移動し且つ検
査対象物の清掃や撮影をする装置が必要となる。
【0003】図3乃至図6は近年提案されている水中移
動装置の一例であり、この水中移動装置は、中空構造の
装置本体6、無端状のシールスカート7、スラストファ
ン8、ファン駆動機構9、走行輪10、従動輪11、走
行駆動機構12、並びに工具装着部13を備えている。
【0004】装置本体6は、枠体14と、該枠体14の
一側(腹側)にボルト締結され且つ中央部分に開口15
を有する腹側端板16と、枠体14の他側(背側)にボ
ルト締結され且つ前端近傍部分の左右に排出口17を有
する背側端板18とによって構成されている。
【0005】背側端板18の反枠体側の面には、ネット
19が取り付けられた極短円筒状のガードリング20
が、排出口17に対して同軸に取り付けられている。
【0006】枠体14は、ポリアセタタールなどの高分
子材料によって一体的に形成され、腹側端板16、背側
端板18、ネット19、ガードリング20は、ステンレ
ス鋼などの金属材料によって形成されている。
【0007】シールスカート7は、腹側端板寄りの端部
に径方向内側へ突出するフランジ部21を有し且つ開口
15が内方に位置するように腹側端板16の反装置本体
側面に配置された無端状のスカート22と、該スカート
22のフランジ部21に反腹側端板側から当接し且つ腹
側端板16に対してボルト締結された押えリング23
と、スカート22の反腹側端板寄りの端部に同軸に装着
され且つ作業対象面5を摺動する環状のシュー24とに
よって構成されている。
【0008】スカート22は、屈曲性を有する合成ゴム
などによって形成されている。
【0009】また、シュー24の反腹側端板寄りの部分
の周縁には、作業対象面に付着した酸化物をシュー24
が容易に乗り越えられるようにするための面取部25が
形成されている。
【0010】スラストファン8は、排出口17の内径に
応じた回転半径を有し且つそれぞれの排出口17の内部
に配置されている。
【0011】ファン駆動機構9は、装置本体6の内方背
側寄り部分の左右に配置したモータ26と、装置本体6
の内部の隔壁27を貫通し且つモータ26の回転をスラ
ストファン8へ伝える回転伝達系28とによって構成さ
れている。
【0012】走行輪10は、装置本体6の内方に設置し
た水密構造のケーシング29の外部左右に同軸に且つ作
業対象面5を転動し得るように枢支され、該ケーシング
29によって、装置本体6内部のモータ26が配置され
ている個所の水密が保たれるようになっている。
【0013】従動輪11は、装置本体6の後端部に装着
したブラケット30に、支持座31を介して旋回し得る
ように枢支されている。
【0014】走行駆動機構12は、ケーシング29の内
部左右に装置本体6の幅方向を向くように配置され且つ
駆動軸32がケーシング29の外部に突出したモータ3
3と、駆動軸32、走行輪10のそれぞれに同軸に取り
付けたプーリ34,35と、両プーリ34,35に巻き
掛けたベルト36とによって構成されている。
【0015】また、ケーシング29において、駆動軸3
2が貫通している部分には、水密を保持するためのシー
ル(図示せず)が設けられている。
【0016】工具装着部13は、装置本体6の前端外部
に固着され且つその幅方向へ延びるガイドレール37
と、該ガイドレール37にリニア軸受を介して装着した
幅方向移動ブラケット38と、該幅方向移動ブラケット
38に固着され且つ装置本体6の高さ方向へ延びるガイ
ドレール39と、該ガイドレール39にリニア軸受を介
して装着した高さ方向移動ブラケット40と、移動ブラ
ケット38,40の間に介在し且つ高さ方向移動ブラケ
ット40を装置本体6の腹側へ向かって付勢するばね4
1とで構成されており、高さ方向移動ブラケット40に
は、後述する水中作業用工具51が装着されている。
【0017】この工具装着部13は、工具移動機構42
によって装置本体6の幅方向へ移動するようになってい
る。
【0018】工具移動機構42は、装置本体6の前端左
右に枢支した従動プーリ43,44と、装置本体6の前
端中央に枢支した駆動プーリ45と、各プーリ43,4
4,45に巻き掛けられ且つ所定箇所に幅方向移動ブラ
ケット38を係止した無端状ベルト46と、該無端状ベ
ルト46に外接するように装置本体6の前端中央部近傍
に枢支した張力付与プーリ47,48と、装置本体6の
内方背側寄り部分の中央に配置したモータ49と、装置
本体6の前端部を貫通し且つモータ49の回転を駆動プ
ーリ45に伝える回転伝達系50とで構成され、モータ
49の回転方向に応じて、工具装着部13が装置本体6
の幅方向へ移動する。
【0019】水中作業用工具51は、工具装着部13の
高さ方向移動ブラケット40に締結した水密構造のケー
シング52と、該ケーシング52に装着され且つ作業対
象面5へ向かって突出する回転研掃部材53を保有する
研掃工具54と、レンズ部55が作業対象面5に対峙し
得るようにケーシング52に取り付けたカメラ56とで
構成されている。
【0020】更に、装置本体6の内部の腹側寄り部分に
は、該装置本体6の移動距離計測用の計測輪57を有す
るプラニメータ58が取り付けられている。
【0021】これに加えて、ファン駆動機構9、走行駆
動機構12、工具移動機構42のモータ26,33,4
9や研掃工具54、カメラ56に対する給電、並びにケ
ーシング29,52内部への空気圧の付与は、装置本体
6項端部に接続した多芯ケーブル59を介して行なわれ
るようになっている。
【0022】以下、図3乃至図6に示す水中移動装置の
作動について説明する。
【0023】水中に存在している作業対象面5の研掃、
及び目視検査を行なう際には、装置本体6の前端が下方
を向くように、多芯ケーブル59によって、水中移動装
置を水中に吊り下げる。
【0024】次いで、ファン駆動機構9により双方のス
ラストファン8を正回転させると、装置本体6の腹側か
ら背側へ噴出する水流が生じ、水中移動装置が装置本体
6の腹側を進行方向前端として移動する。
【0025】また、双方のスラストファン8を逆回転さ
せると、装置本体6の背側から腹側へ噴出する水流が生
じ、水中移動装置が装置本体6の背側を進行方向前端と
して移動する。
【0026】更に、一方のスラストファン8を正回転さ
せるとともに他方のスラストファン8を逆回転させる
と、各スラストファン8により生じる水流の方向の相違
に起因して、水中移動装置が多芯ケーブル59を中心に
旋回する。
【0027】双方のスラストファン8が正回転した状態
で、シールスカート7のシュー24が作業対象面5に当
接すると、スラストファン8の回転によりシールスカー
ト7の内方が減圧され、水中移動装置を作業対象面5に
吸着させようとする力が発生し、これにより、走行輪1
0、従動輪11が作業対象面5に押し付けられ、多芯ケ
ーブル59を繰り出しても、作業対象面5から水中移動
装置が脱落しない状態になる。
【0028】また、工具装着部13のばね41の反発力
によって、回転研掃部材53が作業対象面5に押圧さ
れ、この状態で研掃工具54を作動させると、作業対象
面5が研掃される。
【0029】上述したように作業対象面5の研掃作業を
行なうとき、あるいは、カメラ56によって作業対象面
5の目視検査を行なうときには、工具移動機構42のモ
ータ49を正逆回転させて、無端状ベルト46を介して
研掃工具54及びカメラ56を装置本体6の幅方向へ適
宜移動させる。
【0030】水中移動装置が作業対象面5に吸着した状
態で、走行駆動機構12により双方の走行輪10を正逆
転させると、水中移動装置が装置本体6の工具移動機構
42装着端を進行方向として作業対象面5を移動する。
【0031】また、双方の走行輪10を逆回転させる
と、水中移動装置が装置本体6の従動輪11支持端を進
行方向前端として作業対象面5を移動する。
【0032】更に、一方の走行輪10を正回転させ且つ
他方の走行輪10を逆回転させると、両走行輪10の回
転方向の相違に起因して、水中移動装置が双方の走行輪
10の中間点を中心として作業対象面5に吸着した状態
で旋回する。
【0033】このように、図3乃至図5に示す水中移動
装置においては、装置本体6の腹側縁部全周にわたって
無端状のシールスカート7を取り付けているので、スラ
ストファン8だけで、水中移動装置を直立した作業対象
面5に吸着させることが可能になり、研掃工具54によ
る作業対象面5の研掃、カメラ56による作業対象面5
の目視検査を行なえる。
【0034】また、ファン駆動機構9及び走行駆動機構
12を装置本体6に内装し、装置の小型化を図っている
ので、沸騰水型原子炉圧力容器内の燃料格子板や炉心支
持板の開口部分を水中移動装置が通過することが可能に
なり、原子炉圧力容器の内底部付近に位置しているシュ
ラウドサポートなどの構造物の研掃、目視検査を効率よ
く実施できる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3乃
至図6に示す水中移動装置は、装置本体6にファン駆動
機構9や走行駆動機構12が内装されているため、装置
の見掛けの比重が大きくなり、水中を迅速に移動するこ
とが困難であった。
【0036】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、水中運動性能が高く且つ狭隘な開口部分を通過可能
な水中移動装置を提供することを目的としている。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の水中移動装置では、水中
で回転可能なスラストファンを有し且つ作業工具を支持
する装置本体と、該装置本体に拡縮可能に取り付けた浮
体と、該浮体内部に連通する給排気管路とを備えてい
る。
【0038】本発明の請求項2に記載の水中移動装置で
は、装置本体外側面に近接離反し得る耐圧板と、一端が
装置本体外側面に固着され且つ他端が耐圧板にそれぞれ
固着された気室を形成する拡縮壁とで浮体を構成してい
る。
【0039】本発明の請求項3に記載の水中移動装置で
は、耐圧板の一縁を装置本体外側面に枢支している。
【0040】本発明の請求項4に記載の水中移動装置で
は、耐圧板が装置本体外側面に平行を保って近接離反し
得るように案内するガイド機構を設けている。
【0041】本発明の請求項1乃至請求項4に記載した
水中移動装置のいずれにおいても、給排気管路から浮体
内部へ気体を送給することにより浮体を拡大させて、装
置の見掛けの比重を小さくし、水中浮力の増大を図る。
【0042】また、浮体内部の気体を給排気管路から排
気することにより浮体を縮小させて、装置の全体形状を
小さくし、狭隘な開口部分の通過を可能にする。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0044】図1は本発明の水中移動装置の実施の形態
の一例であり、図中、図3乃至図6と同一の符号を付し
たものは同一物を表している。
【0045】この水中移動装置は、装置本体6の左右両
側に拡縮可能に設けた浮体61と、各浮体61の内部に
連通する給排気管路62とを備えている。
【0046】浮体61は、耐圧板63と拡縮壁64とで
構成されている。
【0047】耐圧板63は、その一端縁部が、装置本体
6の側面前端寄り部分に設けた装置本体6高さ方向へ延
びるヒンジ65に枢支されており、当該ヒンジ65を中
心として他端縁側が、装置本体6の側面に対して近接離
反し得るようになっている。
【0048】拡縮壁64は、断面が矩形状のベローズで
あって、一端部が装置本体6の側面に、また、他端部が
耐圧板63にそれぞれ気密に固着され、拡縮壁64の内
側面、装置本体6の側面、及び耐圧板63内側面により
気室66を構成している。
【0049】給排気管路62は、多芯ケーブル59と同
軸に構成され、空気送給装置(図示せず)から各気室6
6内へ空気を供給し且つ当該気室66内の空気を外部へ
排出するようになっている。
【0050】図1に示す水中移動装置では、多芯ケーブ
ル59によって水中移動装置を水中に吊り下げ、ファン
駆動機構9によりスラストファン8を駆動して装置本体
6を移動させるときに、空気送給装置から給排気管路6
2を介して浮体61へ空気を送給し、空気圧により耐圧
板63を押圧して、拡縮壁64を拡張させる。
【0051】これにより、気室66が拡大し、水中移動
装置の見掛けの比重が小さくなって水中浮力の増大が図
られる。
【0052】また、水中移動装置が狭隘な開口部分を通
過するときには、気室66内の空気を給排気管路62か
ら外部へ排出して拡縮壁64を縮小させ、装置の全体形
状を小さくする。
【0053】このように、図1に示す水中移動装置にお
いては、空気を送給することにより浮体61を拡大さ
せ、装置の見掛けの比重を小さくして、水中浮力の増大
を図るので、水中運動性能が向上する。
【0054】また、空気を排出させて浮体61を縮小す
ると、装置の全体形状が小さくなるので、狭隘な開口部
分の通過が可能となる。
【0055】図2は本発明の水中移動装置の実施の形態
の他の例であり、図中、図3乃至図6と同一の符号を付
したものは同一物を表している。
【0056】この水中移動装置は、装置本体6の左右両
側に拡縮可能に設けた浮体67と、各浮体67の内部に
連通する給排気管路62とを備えている。
【0057】浮体67は、耐圧板68とガイド機構69
と拡縮壁70とで構成されている。
【0058】耐圧板68は、装置本体6の側面に対して
平行に配置されており、耐圧板68の前端寄り部分及び
後端寄り部分には、装置本体6の内方へ延び且つ後述の
ガイド機構69に案内されるアーム71が取り付られて
いる。
【0059】ガイド機構69は、アーム71をその軸線
方向へ摺動可能に案内するように装置本体6の内部に設
けられており、当該ガイド機構69によって耐圧板68
は、装置本体6の外側面に対して平行を保ちつつ近接離
反する。
【0060】拡縮壁70は、断面が矩形状のベローズで
あって、一端部が装置本体6の側面に、また、他端部が
耐圧板68にそれぞれ気密に固着され、拡縮壁70の内
側面、装置本体6の側面、及び耐圧板68内側面により
気室72を構成している。
【0061】給排気管路62は、多芯ケーブル59と同
軸に構成され、空気送給装置(図示せず)から各気室7
2内へ空気を供給し且つ当該気室72内の空気を外部へ
排出するようになっている。
【0062】図2に示す水中移動装置では、多芯ケーブ
ル59によって水中移動装置を水中に吊り下げ、ファン
駆動機構9によりスラストファン8を駆動して装置本体
6を移動させるときに、空気送給装置から給排気管路6
2を介して浮体67へ空気を送給し、空気圧により耐圧
板68を押圧して、拡縮壁70を拡張させる。
【0063】これにより、気室72が拡大し、水中移動
装置の見掛けの比重が小さくなって水中浮力の増大が図
られる。
【0064】また、狭隘な開口部分を通過するときに
は、気室72内の空気を給排気管路62から外部へ排出
して拡縮壁70を縮小させ、装置の全体形状を小さくす
る。
【0065】このように、図2に示す水中移動装置にお
いては、空気を送給することにより浮体67を拡大さ
せ、装置の見掛けの比重を小さくして、水中浮力の増大
を図るので、水中運動性能が向上する。
【0066】また、空気を排出させて浮体67を縮小す
ると、装置の全体形状が小さくなるので、狭隘な開口部
分の通過が可能となる。
【0067】なお、本発明の水中移動装置は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至請求項4に記載の水中移動装置のいずれにおいても、
下記のような優れた効果を奏し得る。
【0069】(1) 給排気管路から浮体内部へ気体を
送給することにより浮体を拡大させて、装置の見掛けの
比重を小さくし、水中浮力の増大を図るので、水中運動
性能が向上する。
【0070】(2) また、浮体内部の気体を給排気管
路から排気することにより浮体を縮小すると、装置の全
体形状が小さくなるので、狭隘な開口部分を通過でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中移動装置の実施の形態の一例を示
す平面図である。
【図2】本発明の水中移動装置の実施の形態の他の例を
示す平面図である。
【図3】従来の水中移動装置の一例を示す側面図であ
る。
【図4】図3に関連する水中移動装置の平面図である。
【図5】図3に関連する水中移動装置のシールスカート
の部分断面図である。
【図6】図3に関連する水中移動装置の工具移動機構の
概念図である。
【符号の説明】
6 装置本体 8 スラストファン 54 研掃工具(作業工具) 61 浮体 62 給排気管路 63 耐圧板 64 拡縮壁 66 気室 67 浮体 68 耐圧板 69 ガイド機構 70 拡縮壁 72 気室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21C 19/02 G21C 17/00 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中で回転可能なスラストファンを有し
    且つ作業工具を支持する装置本体と、該装置本体に拡縮
    可能に取り付けた浮体と、該浮体内部に連通する給排気
    管路とを備えたことを特徴とする水中移動装置。
  2. 【請求項2】 装置本体外側面に近接離反し得る耐圧板
    と、一端が装置本体外側面に固着され且つ他端が耐圧板
    にそれぞれ固着された気室を形成する拡縮壁とで浮体を
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の水中移動装
    置。
  3. 【請求項3】 耐圧板の一縁を装置本体外側面に枢支し
    たことを特徴とする請求項2に記載の水中移動装置。
  4. 【請求項4】 耐圧板が装置本体外側面に平行を保って
    近接離反し得るように案内するガイド機構を設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の水中移動装置。
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