JP2002234483A - 空気輸送設備を有する船舶の保守管理システム - Google Patents

空気輸送設備を有する船舶の保守管理システム

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JP2002234483A
JP2002234483A JP2001030009A JP2001030009A JP2002234483A JP 2002234483 A JP2002234483 A JP 2002234483A JP 2001030009 A JP2001030009 A JP 2001030009A JP 2001030009 A JP2001030009 A JP 2001030009A JP 2002234483 A JP2002234483 A JP 2002234483A
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JP
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ship
maintenance
data
maintenance management
transportation equipment
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Akitake Takahashi
昭健 高橋
Toshio Inoue
敏雄 井上
Norio Nakamoto
典夫 中本
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷揚・積込み処理の停止を生じるような空気
輸送設備機器の故障が発生した場合にも、陸上の保守管
理会社側で的確な保守指示を各船舶に与えることができ
るようにする。 【解決手段】 バラ積船の輸送設備の保守管理システム
は、船舶に設置されたコンピュータが少なくとも船舶に
搭載された空気輸送設備の取扱荷物、および、使用回数
等の稼動情報データを収集している。このデータ情報
は、無線公衆回線により、前記コンピュータから造船会
社に設置されたデータベース保管部に無線伝送される。
造船会社に設置されたデータベース保管部とコンピュー
タとにより、データ情報と設定された閾値とが比較さ
れ、判定された結果が船舶単位に送信表示させ、保守管
理指示を与えることができ、また、必要に応じてメンテ
ナンス部品を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気輸送設備を備え
た船舶の保守管理システムに係り、特に、セメント・石
灰石等を空気輸送設備によって荷揚げするバラ積船が遠
隔の複数箇所にて点在しつつ稼働している場合において
も、装備された空気輸送設備の保守管理を効率的に行う
ことができるようにした保守管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント・石灰石等を輸送するバ
ラ積み船は、日本各地や世界各地を航行して寄港し、バ
ラ荷の荷揚あるいは積込みを行っている。この寄港場所
あるいは荷揚・積込みの種類、および荷揚・積込み時の
稼動データを船毎に搭載されたパソナルコンピュータに
保存している。このセメント・石灰石等を輸送するバラ
積み船には、空気輸送設備を搭載したものがある。この
バラ積み船の空気輸送設備は、船倉内に粉粒状態で収納
されているセメントなどを陸揚げする際に、高圧空気で
圧送するようにしたものである。例えば、図2に示され
ているように、2連の圧力容器10A(容器A層)、容
器10B(容器B層)を設け、各容器からの出口通路を
合流させるようにするが、合流点には吐出切替弁20を
介在して出口合流管が交互に一方の圧力容器側とのみ接
続されるようにしておく。そして、一方の圧力容器を船
倉からの輸送物の受け入れを行わせ、他方の圧力容器を
圧気により陸揚げ輸送作業に従事させるようにし、これ
らを交互に交替させながら、連続的にバラ荷を空気輸送
するようにしたものである。このような空気輸送設備で
は、制御盤により運転処理を行っているが、シーケンサ
の一種であるプログラマブルロジックコントローラ(以
下PLCという)により設定されたロジックにしたがっ
て、処理を進行させるようにしている。この処理された
データは、例えば、図7に示すような荷揚・積込み時の
稼動データが保存されるとともに、この稼動データは必
要に応じてFAXや郵送で保守管理会社に送られてい
る。前記の稼動データは、例えば、日時、船名、予想荷
揚量、1バッチ当たりの荷揚げ量、荷揚時刻、あるい
は、容器A層およびB層の圧送回数、受槽時間(S)、
待ち時間、加圧時間、圧送時間、切替時間、最大圧、荷
揚量、トータルカウント、受槽量、圧送量、などを保存
している。
【0003】ところで、上記のような空気輸送設備にお
いて、設備の故障が発生した場合、制御盤のPLCの信
号による制御処理が継続して行われないような場合を検
出し、このような制御処理を停止させるような事態が発
生した場合には、故障であるとして、故障表示を行うよ
うにしている。例えば、空気輸送設備の吐出切替弁20
の切替処理が停止した場合などでは、バルブが切替動作
により本来であればリミットスイッチをON−OFFさ
せるが、故障のためリミットスイッチが作動しないこと
により、次のステップ(空気輸送の圧気供給ステップ)
に進まないことをタイマなどで検知することにより、乗
船した機関員により「切替弁が故障である」との判定を
なしている。そして、その故障表示は、運転制御盤の表
示灯に吐出切替弁が故障した旨の例えば「吐出切替弁開
異常」などと点灯表示するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、船毎の
前記の稼動データが、例えば、1隻の船毎に、A4サイ
ズの用紙で2日に1回、20枚程度溜まるため、膨大な
データ量となり管理が困難であり、管理は事実上できな
いという不具合が生じている。また、過去の蓄えられた
稼動データから故障の傾向や予測を行うことは、データ
ベースがないためにできない。また各船舶毎に稼動デー
タを保存しているため、例えば、同じクラスの船におけ
る荷揚・積込み時間の比較、各船に用いた製品の性能の
バラツキ等、船毎の相互の比較ができない。このため、
取扱荷種と設備の耐用年数との関係等、データを用いた
設計の標準化に利用ができないという問題がある。
【0005】また、従来システムでは、故障が発生して
から単なるエラー表示のみをなす構成であるため、その
対策を示したり、故障部品を特定したりすることができ
ないものであった。空気輸送設備の従事者はエラー表示
があった場合には膨大なマニュアルを検索してエラー対
策を施すが、従事者の熟練度にも依存するため、迅速か
つ的確な判断が困難な場合が多かった。また故障部品が
特定された後にメンテナンス部品を手配して製造して
も、その手配および製造の間は、輸送設備の稼動を停止
しなければならない。これを防ぐため、予めメンテナン
ス部品を用意しておくことも可能であるが、部品点数が
多く、また部品コストが高いため、予めメンテナンス部
品を用意することも在庫コストが大きく掛かり多大な経
費が必要になるという問題が生ずる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着目してな
されたもので、船舶に搭載されたバラ荷の荷揚げ用空気
輸送設備の保守管理が船舶単位ではなく、各船舶の稼働
データを集中的に収集し、過去データとの比較により熟
練度に依存することなく迅速的確に判断しつつ、その判
断結果を各船舶における空気輸送設備の制御盤グラフィ
ックターミナルに表示させることのできるシステムを提
供することを目的とする。また、荷揚・積込み処理の停
止を生じるような空気輸送設備機器の故障が発生した場
合にも、予めメンテナンス部品が用意することができ、
また、同クラスの船舶間が比較できて、輸送部品のバラ
ツキあるいは輸送作業の良否等を保守管理会社より保守
管理できるようにした空気輸送設備を有する船舶の保守
管理システムを提供することを目的とする。
【0007】また、特に本発明は、バラ積み船に搭載し
た空気輸送機において、空気輸送機用の各設備機器の荷
揚と耐用年数との関係等の標準化に使用でき、後に開発
する設計に利用できるとともに、在庫維持費用を低減で
きるバラ積船の輸送設備の保守管理システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気輸送設備を有する船舶の保守管理
システムは、船舶に搭載された空気輸送設備の稼動情報
データを無線公衆回線により送信可能とした送信手段
と、前記無線公衆回線を介して船舶毎に送られてくる前
記稼働情報データを累積記録する保守記録データベース
を備えた基地側のコンピュータシステムとを有し、当該
コンピュータシステムには各船舶毎の収集データを過去
のデータベースから異常の可能性を推定判別する判定処
理手段を設け、当該判定処理手段により前記無線公衆回
線を介して対象船舶の制御盤グラフィックターミナルに
保守管理対策を表示可能とした基地側送信手段を有する
ことを特徴とする。
【0009】この場合において、前記船舶の送信手段は
設備の運転情報、設備異常の有無、消耗品注文情報を含
んでなる電子メール送信手段とすることができる。ま
た、前記判定処理手段は過去のデータベースから異常判
定を段階的に設定した複数の閾値との比較により行い、
段階的に警告処理可能とするようにしてもよい。更に、
前記判定処理手段から無線公衆回線を介してグラフィッ
クターミナルに送信される対策データは、予め記憶され
ている故障対策データベースから既知の対策を選択し、
既知でない場合に故障対策シートを選択して送信可能と
する事が望ましい。
【0010】また、本発明は、船舶に搭載された空気輸
送設備の稼動情報データを収集する船舶に設置されたコ
ンピュータからデータ情報を無線伝送で受けて比較し、
必要となるメンテナンス部品を予め準備できるように監
視し抽出する保守管理会社に設置されたコンピュータと
からなることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る空気輸送設備を有する
船舶の保守管理システムは、船舶に搭載された空気輸送
設備の稼動情報データを収集する船舶に設置されたコン
ピュータと、前記コンピュータからのデータ情報を無線
伝送する無線公衆回線と、造船会社に設置され無線公衆
回線からのデータ情報を保管するデータベース保管部
と、造船会社に設置されデータ情報と設定された閾値と
を比較して必要となるメンテナンス部品を抽出する保守
管理制御部と、からなることを特徴とする。
【0012】この場合において、船舶に搭載された空気
輸送設備の個々の部品毎にコンピュータからのデータ情
報を分類し保管するデータベース保管部とからなるよう
にしている。また、同じクラスの船舶毎にコンピュータ
からのデータ情報を分類し保管するデータベース保管部
とからなるようにすると良い。更に、保守管理会社に設
置されたデータベース保管部に接続され、自社の船舶の
情報を収集する海運会社に設置されたコンピュータから
なるようにすると良い。加えて、無線伝送で複数の船舶
からの情報を受信する保守管理会社に設置されたコンピ
ュータからなるようにすると良い。
【0013】上記構成によれば、各船舶の稼働データは
基地側に船舶単位で例えば電子メールによって送信さ
れ、収集されてデータベースとなる。基地における判定
処理手段は蓄積されている過去データと現在データとの
比較作業をなすとともに、既存の設計データや、保守マ
ニュアルに沿って作成されている例えば自動判別式によ
る判定処理を行って、保守情報を必要としている船舶の
グラフィックターミナルに判定結果を送信し、表示させ
ることができる。判定結果としては、故障個所やその状
況、並びに対策である。あるいは保守マニュアルとして
故障対策として蓄積されているデータベースから判定結
果に対応する既知の対策を選択し、これを船舶側に送信
するようにしても良い。
【0014】また、船舶に設置されたコンピュータは、
荷揚・積込み時の稼動データ情報を収集し、この稼動デ
ータ情報を無線通信にて保守管理会社に伝送する。保守
管理会社では、会社内に設置されたコンピュータがこの
稼動データ情報を受けて閾値と比較し、必要となるメン
テナンス部品を予め準備できるように監視し抽出してい
る。また、この稼動データ情報はデータ保管部に、船
毎、部品毎、あるいは、積荷が同じクラスの船を纏めて
収集し保管されており、随時検索できるようにされてい
る。これにより、従来、印刷され出力された船毎の稼動
データが、コンピュータのデータベース保管部に保管さ
れているため不要になるとともに、必要に応じて随時に
造船会社のコンピュータの保守管理制御部で目的の項目
別に検索することが出来る。このとき、データベース保
管部に保管されているデータベースは、前記のごとく部
品毎、船舶毎、あるいは、同じクラスの船舶毎に分類さ
れて保管されているため、過去の蓄えられたデータから
故障の傾向や予測が容易に行えるようになっているとと
もに、同じクラスの船舶の性能、および作業性、例え
ば、荷揚時間等の比較が容易に行えるようになってい
る。空気輸送設備の個々の部品毎、あるいは、同じクラ
スの船舶毎に保管されているため、取扱荷種と設備の耐
用年数との関係等、データを用いて設計の標準化を行う
ことが可能になっている。また、予め故障が発生しそう
な空気輸送設備の個々の部品を製造し、準備しているた
め、輸送設備の稼動を停止する必要がなくなるととも
に、予めメンテナンス部品を用意しておく必要もなくな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る空気輸送設
備を有する船舶の保守管理システムの具体的実施形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。この実施形態は
セメント、石炭灰、石灰石のバラ積み船に搭載された空
気輸送設備を保守管理するシステムに適用したものであ
る。
【0016】図1において、バラ積船の輸送設備の保守
管理システム1は、バラ積船3で運搬するバラ荷を収納
する輸送設備5と、輸送設備5を地上にある保守管理会
社Co内で管理する輸送設備保守管理部7と、バラ積船
3と輸送設備保守管理部7との通信を行う無線通信部9
とにより構成されている。
【0017】先ず、輸送設備5である空気輸送設備の構
成および作動について説明する。図2に基づいて、実施
形態のシステムが適用される空気輸送設備を説明する。
この輸送設備は2つのタンク10A、10Bを有し、一
方をバラ荷受入タンクとし、他方を輸送タンクとして用
い、交互に役割を切り替えることにより、連続的な荷揚
げができるものとなっている。すなわち、両タンクは輸
送物を受け入れる輸送物入口12に受入弁14を設け、
タンク下部に排出口16を設けている。2つのタンク1
0A、10Bの排出口16には輸送管18A、18Bが
接続され、これらは吐出切替弁20を介して合流してい
る。タンク内部には圧縮空気の供給源に接続された空気
管22が導入され、これに開口させた給気ノズル24を
通じてタンク内の輸送物を空気によって流動化させ得る
ようにしている。
【0018】この構成にて、まず一方のタンク10Aの
受入弁14を開き、輸送物の規定量の受入作業をレベル
計15で検知するまで行い、その後受入弁14を閉じる
ように操作する。この受入作業の最中、他方のタンク1
0Bでは、圧縮空気管路に設けた吸気弁26を開き、圧
縮空気を給気ノズル24からタンク10B内に吹き込
み、タンク10B内に規定量受入れた輸送物を流動化
し、空気とともに輸送管18Bに流し込むことによって
輸送を行う。このとき、吐出切替弁20はタンク10B
側に通じるように切り替えられている。タンク10B内
の輸送物がなくなると、タンク10B内圧力が規定値ま
で下がるので、それを圧力スイッチ28で検知し、給気
弁26を閉じ、吐出切替弁20をタンク10A側に連絡
するように切り替えてタンク10Aを輸送タンクとして
利用し、今度はタンク10Bを受入タンクとして使用す
るように受入弁14を開いて、輸送物の受入を開始する
とともに、他方のタンク10Aを輸送タンクとして使用
するのである。
【0019】次に、図1において、バラ積船の空気輸送
設備の保守管理システム1について説明する。上述した
バラ積船の空気輸送設備5の保守管理システム1は、複
数のバラ積み船の各々に搭載されている空気輸送設備の
稼働データ送信部と、陸上基地側にて各船舶から送られ
てくる稼働データを収集し、過去データと判定データを
もとにして保守管理情報を発信する保守管理部と、これ
らを連絡通信可能とする無線通信部9から構成されてい
る。すなわち、船舶側において、バラ積船3に搭載され
た空気輸送設備5を作動させる制御盤を備えており、こ
れにはプログラマブルロジックコントローラ32(以
下、PLC32という)と、グラフィックターミナル4
8が装備されるとともに、船舶用パーソナルコンピュー
タ30(以下、船舶用PC30という)を付帯し、無線
モデム40を介して無線公衆回線36に接続できるよう
にし、バラ積み船の空気輸送設備5の稼働データを送信
できるようにしている。一方、陸上基地として、上記無
線公衆回線36にルータ34を介して専用線38で接続
され、無線公衆回線36を介してバラ積み船と通信可能
となっている保守管理会社Coに設置された輸送設備保
守管理部7とから構成されている。
【0020】船舶用PC30は、図示しない位置検出装
置例えばGPS装置からバラ積船3の位置データ情報、
荷を荷揚あるいは積込みする場所の揚地情報、あるい
は、運搬するバラ荷がセメント、石炭灰、石灰石等のい
ずれであるかの製品情報が入力されるとともに、接続さ
れる無線モデム40に出力している。
【0021】PLC32は、設定されたロジックにした
がって空気輸送設備5の運転処理を進行させるようにし
ている。PLC32は、空気輸送設備を運転させるため
のプログラムを搭載したCPU等の運転制御部46が設
けられ、定められた一定の手順で各機器を作動させる信
号を出力するものとなっている。一方、PLC32に付
帯して船用グラフィックターミナル48(以下、船用G
T48という)が設けられており、これにはウォッチド
ッグタイマ50が備えられ、PLC32の作動をチェッ
クしている。ウォッチドッグタイマ50は、制御インタ
ーフェイスの形の安全装置であって、特定の条件のとき
にシステム全体またはその一部を停止させるものであ
る。また、PLC32は、例えば、RS232C等のシ
リアルインタフェースにより船舶用PC30に接続され
ており、後述する図3あるいは図4の稼動情報データK
dとして、例えば、日時、船名、予想荷揚量、1バッチ
荷揚量、積港場所、荷揚港場所、あるいは、荷揚時刻、
容器A層およびB層の圧送回数、受槽時間(Sで表
示)、待ち時間、加圧時間、圧送時間、切替時間、最大
圧、荷揚量(平均)、受槽量、トータルカウンタ(使用
回数)、受槽量、圧送量、などを船舶用PC30に保存
している。また、稼動情報データKdには、異常発生時
の発生時間、発生箇所、復帰時間等の異常データKa、
あるいは、修復した保守内容、保守項目等の保守データ
Ksが記載されている。この稼動情報データKdは、前
記船舶用PC30に入力された位置データ、揚地情報、
製品情報等とともに、接続される無線モデム40に出力
している。
【0022】TPC/IP(Transmission Control Protocol/I
nternet Protocol)等により無線モデム40は船舶用P
C30に接続され、船舶用PC30からの信号を無線電
波にして無線公衆回線50のルータ34に送信してい
る。ルータ34は、無線公衆回線50を介して複数のバ
ラ積船3a、3b、3c、…に接続され、各バラ積船3
a、3b、3c、…からの信号を受信している。ルータ
34は、専用線38で接続される保守管理会社用ルータ
52を介して輸送設備保守管理部7に接続されている。
【0023】保守管理会社Coに設置されている輸送設
備保守管理部7は、専用線38で接続される保守管理会
社用ルータ52と、稼動情報データKdをデータベース
に保管する保守管理会社用パーソナルコンピュータ54
(以下、保守管理会社用PC54という)のデータベー
ス保管部56および保守管理制御部58とからなってい
る。データベース保管部56は、図4に示す稼動情報デ
ータKdを各バラ積船3a、3b、3c、…から送られ
てくる運転、保守情報を、船舶毎、メンテナンス部品
毎、および、同じクラスの船舶毎に図3に示すように保
守記録データベースKmとして保存している。保守管理
制御部58は、データベース保管部56に保存されてい
るデータを船舶毎に、メンテナンス部品毎、あるいは、
同じクラスの船舶毎の保守記録データに分類し、保守記
録データベースKmに送信し保管させるとともに、定め
られた閾値と比較してメンテナンス部品毎の寿命、ある
いは、同じクラス毎の船舶の性能比較などを行い、必要
に応じてモニタに表示する。例えば、保守管理会社用P
C54は、空気輸送設備5に用いられている、例えば、
図3あるいは図5に示すように、吐出弁、逆止弁、逃気
弁等の寿命まで使用されたメンテナンス部品の保守状況
を保守指示Keとして表示する。図示の例では、B槽吐
出弁バルブシート交換時のトータルカウンタ値を「前
回」とし、B槽吐出弁バルブシート使用回数トータルカ
ウンタ値を「現在」とし、差分(「現在」−「前回」)
を求め、閾値(例えば51000)との比較式により、例え
ば「B槽吐出弁バルブシートを交換してください」とい
う保守指示を船舶側に送信し、GT48に表示させるよ
うにしているのである。
【0024】また、空気輸送設備5は、保守管理会社C
o内に設置されている保守管理会社用グラフィックター
ミナル62(以下、保守管理会社用GT62という)に
より常時監視できるようにされている。保守管理会社用
GT62には、保守管理会社Co内に設置されて、空気
輸送設備5の監視設備を切り替える監視用スイッチ64
が設置されている。監視用スイッチ64は、インターネ
ット68、プロバイダ70、および無線公衆回線50を
介してバラ船3に設置されている監視用無線モデム72
に接続されている。監視用無線モデム72は、監視用の
TPC/IP、WWWサーバ、および、RS232C等
のシリアルインタフェースによりPLC32に接続さ
れ、PLC32側の信号を利用して保守管理会社用GT
62側で機器異常の判別を表示できるように構成されて
いる。
【0025】次に、上記構成において作動について説明
する。バラ積船3aが、例えば、所定の港湾に寄港し、
積載しているバラ荷を荷揚するとともに、港湾にあるバ
ラ荷を積込みするものとする。バラ積船3aは、寄港し
バラ荷を荷揚するためにバラ積船3aの空気輸送設備5
の輸送管を陸上の設備に接続する。次に、空気輸送設備
5が前記のごとくバラ積船3aに搭載されたPLC32
の設定されたロジックにしたがって空気輸送設備5の運
転処理を進行し、バラ荷は2つのタンク10A、10B
のいずれか一方から、受入弁14、排出口16、輸送管
18A、18B、および、吐出切替弁20を経由して、
バラ積船3aの空気輸送設備5の輸送管により陸上設備
に荷揚されている。このとき、タンク内部には圧縮空気
の供給源に接続された空気管22が導入され、これに開
口させた給気ノズル24を通じてタンク内の輸送物を空
気によって流動化させ得るようにしている。
【0026】また、2つのタンク10A、10Bのいず
れか他方では、圧縮空気管路に設けた吸気弁26を開
き、圧縮空気を給気ノズル24からタンク10B内に吹
き込み、タンク10B内に規定量受入れた輸送物を流動
化し、空気とともに輸送管18Bに流し込むことによっ
て輸送を行う。このとき、吐出切替弁20はタンク10
B側に通じるように切り替えられている。
【0027】このPLC32および船舶用PC30の稼
動により、図4に示すような稼動情報データKdが作成
される。船舶用PC30は、日時、船名、予想荷揚量、
1バッチ荷揚げ量、積港場所、荷揚港場所、あるいは、
荷揚時刻、容器A層およびB層の圧送回数、受槽時間
(Sで表示)、待ち時間、加圧時間、圧送時間、切替時
間、最大圧、荷揚量(平均)、受槽量、トータルカウン
タ(使用回数)、受槽量、圧送量等と、更に、異常発生
時の発生時間、発生箇所、復帰時間等の異常データK
a、あるいは、修復した保守内容、保守項目等の保守デ
ータKsを保存している。また、この異常データKa
は、部品毎に収集され、メンテナンスの記録として保守
記録データベースKmに保管される。
【0028】この稼動情報データKdは、図3に示すよ
うに、定期保守および緊急保守が必要とされる対象設
備、機器5aが予めPLC32および船舶用PC30に
入力されている。この監視対象となる対象設備、機器5
aは、定期保守および緊急保守情報データが船舶用PC
30に記憶され保存されるとともに、A1の点線で示す
ごとくEメールにて送信され、保守管理会社用PC54
のデータベース保管部56に保存される。このとき、A
1部のEメールでは、図3に示すように、空気輸送設備
5の運転状態、設備異常、設備の運転記録、および、消
耗品注文情報、使用状況、位置データ、揚地情報、製品
情報を輸送設備保守管理部7に送信している。
【0029】このEメールで送信された稼動情報データ
Kdは、保守管理会社Co内の輸送設備保守管理部7の
データベース保管部56に、図3の保守記録データベー
スKmのように分類され保管される。また、稼動情報デ
ータKdは、データベース保管部56から保守管理会社
用PC54のソフトである保守指示検索エンジン7aに
出力され、予め設定されている監視対象となる対象設
備、機器5aの閾値と比較されて、図5に示すように、
使用限度に達しているか、否かの検出が行われている。
図5における比較例は、B槽に用いられている吐出切替
弁20の場合の例を示し、現在の使用回数が51016
回であり、平均バルブシート寿命まで閾値Qnである使
用回数51000回を越えており、使用限度に達してい
る例を示している。
【0030】このように、使用限度に達しているとき
は、保守指示として、「保守指示(緊急度:500回以
内、30日以内):B槽吐出切替弁20のバルブシート
を交換して下さい。」のごとく表示され、データベース
保管部56に保存されるとともに、船舶用PC30の保
守管理制御部58に伝送され、CRTに表示される。こ
のとき、使用限度の閾値は、過去のデータベースから異
常の可能性を推測して、例えば、16段階に閾値を設け
て警告するなど、段階的に警告を出力するようにすると
良い。このとき、稼動情報データKdの異常情報は、保
守指示として、保守管理会社用PC54であるソフトと
して作成されている保守指示検索エンジン7aから出力
される。
【0031】この保守指示により、バラ積船3aの保守
員は、指示された情報に基づき、海運会社Ltに交換対
象部品の手配を依頼する。また、保守管理会社Coは、
メンテナンス部品の緊急度に合わせて、交換対象部品の
製造を開始することが出来る。これにより、バラ積船3
aは、故障が予想される対象部品を故障する前に準備し
用意することで、空気輸送設備5を停止する期間を無く
すことができる。また、上記バラ積船3aの稼動情報デ
ータKdは、同じクラスの他のバラ積船3b、3c…を
比較することにより、各空気輸送設備5に使用された各
部品の性能のバラツキ、あるいは操作方法のバラツキ等
の管理ができる。図6は、輸送回数(回)と輸送能力
(ton/h)の平均量を図示した一例であり、これを
同じクラスの他のバラ積船3b、3c…と比較すること
により、容易にバラ積船3aの能力あるいは作業性を知
ることができる。また、このデータのバラツキが多いと
き、あるいは閾値Qc以下になった場合には、そのバラ
ツキの原因を調べることで作業性を向上することができ
る。また、保守管理会社Coでは、各部品の耐久性を把
握でき、設計の標準化にフィードバックできる。
【0032】緊急異常に対する対処としては、船用GT
48上に該当する故障の状況と対策を表示して、その処
置を行う。または、故障対策データベースから既知の対
策を選択して行う。または、既知でないときには故障対
策シートを選択して、その処置を行うことにより、故障
を修理する。なお、上記実施例では、バラ積船3の場合
で説明したが、例えば、船室が仕切られたオイルタンカ
ー船のような船舶にも用いることができる。
【0033】以上説明したように、本実施形態に係るバ
ラ積船の輸送設備の保守管理システムは、船舶に搭載さ
れた空気輸送設備の稼動情報データを収集する船舶に設
置されたコンピュータからデータ情報を無線伝送で受け
て過去データと比較し、適切な保守指示を専門家の立場
から各船舶宛に発信表示し、船舶上の作業者は熟練度に
依存することなく、的確な保守管理作業を空気輸送設備
5に実施することができる。そして、交換が必要となる
メンテナンス部品を予め準備できるように監視し抽出す
るコンピュータシステムとなっているため、荷揚・積込
み処理の停止を生じるような空気輸送設備機器の故障が
発生した場合にも、予めメンテナンス部品が用意できて
いるのみならず、同クラスの船舶間が比較できて、輸送
部品のバラツキあるいは輸送作業の良否等を保守管理会
社より保守管理できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
船舶に搭載された空気輸送設備の稼動情報データを無線
公衆回線により送信可能とした送信手段と、前記無線公
衆回線を介して船舶毎に送られてくる前記稼働情報デー
タを累積記録する保守記録データベースを備えた基地側
のコンピュータシステムとを有し、当該コンピュータシ
ステムには各船舶毎の収集データを過去のデータベース
から異常の可能性を推定判別する判定処理手段を設け、
当該判定処理手段により前記無線公衆回線を介して対象
船舶の制御盤グラフィックターミナルに保守管理対策を
表示可能とした基地側送信手段を有する構成としたの
で、従来のように、船毎の荷揚データ、メンテナンスデ
ータの印刷が不要になり、維持費が安価になるととも
に、随時必要な項目がコンピュータでみることが出来て
保守管理が容易になる。データベースは、船毎、空気輸
送設備の個々の部品毎、あるいは、同じクラスの船舶毎
に保管されているため、過去の蓄えられたデータから故
障の傾向や予測が容易に行えるとともに、同じクラスの
船舶を比較することにより作業性を向上することができ
る。船舶毎、空気輸送設備の個々の部品毎、あるいは、
同じクラスの船舶毎にデータが保管されているため、取
扱荷種と設備の耐用年数との関係等、設計の標準化にデ
ータを用いることができ、設計が確実で容易になる。故
障が発生しそうな空気輸送設備の個々の部品は故障以前
に手配され製造されているため、輸送設備は停止するこ
となく絶えず稼動できて作業性が向上するとともに、メ
ンテナンス部品の用意が不要となり在庫コストを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バラ荷船舶に搭載した船舶の輸送設備の保守管
理システムを示す全体構成図である。
【図2】バラ荷船舶に搭載した空気輸送設備の主要構成
を示す断面説明図である。
【図3】バラ荷船舶に搭載した空気輸送設備の主要構成
を示す構成図である。
【図4】本発明の稼動情報データの一例を示す図であ
る。
【図5】本発明の保守指示データの一例を示す図であ
る。
【図6】空気輸送設備の性能の一例を示す図である。
【図7】従来の稼動データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1………バラ積船の輸送設備の保守管理システム、5…
……輸送設備、7………輸送設備保守管理部、9………
無線通信部、10A、10B………タンク、12………
輸送物入口、14………受入弁、16………排出口、1
8A、18B………輸送管、20………吐出切替弁、2
2………空気管、24………給気ノズル、26………給
気弁、28………圧力スイッチ、30………船舶用パー
ソナルコンピュータ、32………プログラマブルロジッ
クコントローラ、36………無線公衆回線、38………
専用線、40………無線モデム、46………運転制御
部、48………船用グラフィックターミナル、50……
…ウォッチドッグタイマ、54………保守管理会社用パ
ーソナルコンピュータ、56………データベース保管
部、58………保守管理制御部、Ka………異常デー
タ、Kd………稼動情報データ、Km………保守記録デ
ータベース、Ke………保守指示、Ks………保守デー
タ、Co………保守管理会社。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 311 311J Fターム(参考) 5H223 AA09 DD03 DD07 DD09 EE06 EE11 EE30 5K048 AA00 BA34 BA44 DB01 DC01 EB08 EB11 EB12 FB08 GB03 GB08 HA01 HA02 5K101 KK13 LL01 LL11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶に搭載された空気輸送設備の稼動情
    報データを無線公衆回線により送信可能とした送信手段
    と、前記無線公衆回線を介して船舶毎に送られてくる前
    記稼働情報データを累積記録する保守記録データベース
    を備えた基地側のコンピュータシステムとを有し、当該
    コンピュータシステムには各船舶毎の収集データを過去
    のデータベースから異常の可能性を推定判別する判定処
    理手段を設け、当該判定処理手段により前記無線公衆回
    線を介して対象船舶の制御盤グラフィックターミナルに
    保守管理対策を表示可能とした基地側送信手段を有する
    ことを特徴とする空気輸送設備を有する船舶の保守管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記船舶の送信手段は設備の運転情報、
    設備異常の有無、消耗品注文情報を含んでなる電子メー
    ル送信手段であることを特徴とする請求項1に記載の空
    気輸送設備を有する船舶の保守管理システム。
  3. 【請求項3】 前記判定処理手段は過去のデータベース
    から異常判定を段階的に設定した複数の閾値との比較に
    より行い、段階的に警告処理可能としたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の空気輸送設備を有する船舶
    の保守管理システム。
  4. 【請求項4】 前記判定処理手段から無線公衆回線を介
    してグラフィックターミナルに送信される対策データ
    は、予め記憶されている故障対策データベースから既知
    の対策を選択し、既知でない場合に故障対策シートを選
    択して送信可能としたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1に記載の空気輸送設備を有する船舶の保守
    管理システム。
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