JP2002234464A - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JP2002234464A
JP2002234464A JP2001030747A JP2001030747A JP2002234464A JP 2002234464 A JP2002234464 A JP 2002234464A JP 2001030747 A JP2001030747 A JP 2001030747A JP 2001030747 A JP2001030747 A JP 2001030747A JP 2002234464 A JP2002234464 A JP 2002234464A
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propelled vehicle
handle
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Hidehiko Hayashi
秀彦 林
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩行形の自走車輌Aに荷台B1,B2を牽引し
て成る運搬車において、小回りが利かず機動性に欠ける
と共に、手軽さにも欠けるという欠点を解消し、走路条
件や路面条件が良いところだけでなく、それが悪い例え
ば山間地での運搬作業並びに近距離で少量の荷物の運搬
作業や人の移動に手軽に使用できる小型で簡易な運搬車
を提供する。 【解決手段】歩行形の自走車輌Aと、自走車輌Aの車輌
後方に延出するハンドル6下方に配置され、自走車輌A
に牽引される荷台B1,B2とで運搬車を構成し、運搬
車の全長を自走車輌Aのみの全長と略同じ位まで短くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、歩行形の自走車輌
に荷台を牽引して成る運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキペダルを配設するステッ
プと座席とを前部に備えたトレーラを歩行形二輪の農用
トラクタの後方に牽引して成る運搬車があるが、この種
運搬車は、小回りが利かず機動性に欠けると共に、手軽
さにも欠けるという欠点を有しているため、走路条件や
路面条件が良いところでの運搬作業には適すが、それが
悪い例えば山間地での運搬作業並びに近距離で少量の荷
物の運搬作業や人の移動には適さなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、歩行形の
自走車輌に荷台を牽引して成る運搬車の欠点を解消し、
走路条件や路面条件が良いところだけでなく、それが悪
い例えば山間地での運搬作業並びに近距離で少量の荷物
の運搬作業や人の移動に手軽に使用できる小型で簡易な
運搬車を提供することを本発明の主たる目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の運搬車は、歩行形の自走車輌と、自走車
輌の車輌後方に延出するハンドル下方に配置され、自走
車輌に牽引される荷台から成ることを特徴としている。
【0005】これによれば、歩行形の自走車輌に荷台を
牽引して成る運搬車の全長が自走車輌のみの全長と略同
じ位まで短くなり、運転操作が楽に行え、小回りが利か
ず機動性に欠けると共に、手軽さにも欠けるという従来
運搬車の欠点を解消できる。この結果、走路条件や路面
条件が良いところだけでなく、それが悪い例えば山間地
での運搬作業並びに近距離で少量の荷物の運搬作業や人
の移動に手軽に使用できる小型で簡易な運搬車を提供で
きる。
【0006】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、荷台後端部に運転
者が乗るステップを設けることを特徴とすることによ
り、運転者が荷台後端部に乗って運転できる。
【0007】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、ハンドルを縦軸回
りに旋回可能に設けることを特徴とすることにより、荷
台上方のハンドルが荷物積降ろしの障害となる場合、ハ
ンドルを荷台上方から退けることができる。
【0008】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、ハンドル後端部の
高さを調節可能に設けることを特徴とすることにより、
運転者が荷台後端部に載ったときも、ハンドル後端部を
適正高さに調節できる。
【0009】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、自走車輌側の荷台
との連結部を昇降可能に設けることを特徴とすることに
より、自走車輌と荷台との連結及び連結解除を荷台の全
重量を地面にかけた状態で行え、また荷台を前上がり姿
勢に傾斜させて荷物を後方に滑り落とすダンプ作業を行
え、さらに荷台を路面条件や荷物の積込み状況等に応じ
て任意の安定姿勢に姿勢変更できる。
【0010】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、自走車輌は、走行
装置としてクローラ走行装置を装備することを特徴とす
ることにより、高い牽引力と高い走破性と高い走行安定
性等を得られ、路面条件が悪いところでの走行をも安定
して行える。
【0011】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、荷台は、自走車輌
側の荷台との連結部に前部を着脱自在に連結する荷台本
体と、荷台本体に取付ける車輪から成ることを特徴とす
ることにより、構造簡単で安価な普通荷台を構成でき、
通常使用する運搬車を得ることができる。
【0012】また、歩行形の自走車輌に荷台を牽引して
成る運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハ
ンドル下方に荷台を配置すると共に、荷台は、自走車輌
側の荷台との連結部に前部を着脱自在に連結する滑走体
から成ることを特徴とすることにより、普通荷台が使用
できない、特に路面条件が悪い例えば不整地、林内、水
田や水を抜いた後の池や蓮根畑等の泥地、らっきょ畑や
海岸等の砂地、寒冷地での雪上や氷上等、特殊条件でも
使用できる特殊荷台を構成でき、特殊条件でも使用でき
る運搬車を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係る運搬車の全体側面
図、図2は同全体平面図であり、この運搬車は、歩行形
の自走車輌である歩行形の農用トラクタAと、トラクタ
Aに牽引される荷台である普通荷台B1とで構成してい
る。
【0014】トラクタAは、車体フレーム1の前部にエ
ンジン2を搭載し、かつ、後部にミッション3を搭載す
ると共に、車体フレーム1の後部左右外側に左右一対の
クローラ走行装置4を装備している。またミッション3
の上端部からハンドル支持体5を介して車輌後方にハン
ドル6を延出すると共に、ミッション3の直ぐ後側に昇
降機構7を介してアタッチメント装着用の連結部8を配
置している。さらにミッション3の左右一側(本実施例
では右側)上部にアタッチメント駆動用のPTO軸9を
配置している。
【0015】一方、普通荷台B1は、トラクタAのハン
ドル6下方に荷物載置面10aを形成する荷台本体10
と、荷台本体10の後部左右側部下面側に取付ける左右
の車輪11とでトレーラ形に構成し、トラクタAとの連
結部12は、荷台本体10の前端部から前方斜め上方に
立上げる山形の立上げ部10bの頂部に設けている。
【0016】そして、トラクタAのハンドル6の下方に
普通荷台B1を配置し、トラクタA側の連結部8に普通
荷台BI側の連結部12を連結ピン13を介して着脱自
在に連結し、トラクタAのハンドル6の下方にて普通荷
台B1を牽引させ、運搬車の全長をトラクタAのみの全
長と略同じ位まで短くするように構成している。
【0017】また、普通荷台B1は、この荷台本体10
の後端部をトラクタAのハンドル6の後端部より後方に
延出させて、この延出部分を運転者Cが乗るステップ1
4とし、普通荷台B1の後端部に運転者Cが乗った状態
でトラクタAのハンドル6の後方位置に立ち、このハン
ドル6周りに配置される各種操作部材を操作し、運搬車
を運転操作できるように構成している。
【0018】また、トラクタAのハンドル6は、このハ
ンドル支持体5の前端部をミッション3の上端部に上下
方向の縦軸線15を中心に180度旋回可能に取付け、
トラクタAの車輌後方に延設支持する後向き姿勢位置か
らトラクタAの車輌前方に延設支持する前向き姿勢位置
に旋回可能に設け、普通荷台B1上方のハンドル6が荷
物積降ろしの障害となる場合、ハンドル6を普通荷台B
1上方から退けることができるように構成している。
【0019】また、トラクタAのハンドル6は、この前
端部をハンドル支持体5の後端部に左右方向の枢着軸1
6回りに回動可能に取付けると共に、枢着軸16を中心
とする円周上にてハンドル6の揺動範囲を規制し、か
つ、ハンドル6をハンドル支持体5に位置固定するため
の締止め部17を設け、ハンドル6の後端部の高さを調
節可能に設け、運転者Cが普通荷台B1の後端部に乗っ
たときも、ハンドル6の後端部を適正高さに調節できる
ように構成している。
【0020】また、トラクタAの昇降機構7は、図3に
拡大して示すように、ミッション3の上端部から後方に
延出させる上部ブラケット18と車体フレーム1の後端
部から後方に延出させる下部ブラケット19とを介して
ガイドレール20をミッション3の直ぐ後側に上下方向
に張設固定すると共に、このガイドレール20に上下一
対の転動ローラ21を介してスライド体22を上下方向
にスライド自在に取付け、このスライド体22に連結部
8を取付けている。また上部ブラケット18に昇降操作
用のアクチュエータであるシリンダ23を取付け、シリ
ンダ23から下向きに突出させるピストンロッド23a
の先端部に左右一対の第1,第2プーリ24,25を取
付け、シリンダ23にワイヤロープ26の一端を連結
し、ワイヤーロープ26の中途部を、先ず第1プーリ2
4に下方より掛回して上方に引出し、続いて上部ブラケ
ット18の後端に取付けた上部ガイドプーリ27に上方
より掛回して下方に引出し、続いて下部ブラケット19
の後端に取付けた下部ガイドプーリ28に下方より掛回
して上方に引出し、続いて第2プーリ25に上方より掛
回して下方に引出し、下部ブラケット19にワイヤロー
プ26の他端を連結すると共に、上下ガイドプーリ2
7,28間のワイヤロープ26をスライド体22に連結
し、シリンダ23のピストンロッド23aを下方へ伸長
動作させることにより、スライド体22を上方にスライ
ド移動させ、このスライド体22に取付けた連結部8を
上昇させ、反対にシリンダ23のピストンロッド23a
を上方へ短縮動作させることにより、スライド体22を
下方へスライド移動させ、このスライド体22に取付け
た連結部8を下降させるように構成している。
【0021】そして、上記のように、トラクタA側の連
結部8を昇降可能に設け、トラクタAと普通荷台B1と
の連結及び連結解除を、普通荷台B1の荷台本体10の
前部を接地させた状態、すなわち、普通荷台B1の全重
量を地面にかけた状態で行えるように、また普通荷台B
1を前上がり姿勢に傾斜させて荷物を後方に滑り落とす
ダンプ作業を行えるように、さらに普通荷台B1を路面
条件や荷物の積込み状況等に応じて任意の安定姿勢に姿
勢変更できるように構成している。
【0022】また、トラクタAのクローラ走行装置4
は、車体フレーム1の後部左右外側下位置に前後方向に
向けて一体連結する左右のトラックフレーム29と、こ
のトラックフレーム29の前後端部に取付ける前後の従
動輪30,31と、ミッション3の左右側面下部からト
ラックフレーム29の中間部上方位置に突出させる左右
の車軸32と、この車軸32の端部に取付けて前後の従
動輪30,31間で、かつ、これらよりも上方位置に配
置する左右の駆動スプロケット33と、これら駆動スプ
ロケット33及び前後の従動輪30,31に巻回して車
体フレーム1の後部左右外側に側面視三角形状に装備す
る鉄製又はゴム製の左右のクローラ34と、前後の従動
輪30,31間のトラックフレーム29に所定間隔に取
付けてクローラ34の接地部を支持する複数の転輪35
とから成り、トラクタAの左右一側(本実施例では左
側)において、エンジン2からミッション3に伝達入力
される動力により、左右の車軸32と一体に左右の駆動
スプロケット33を駆動回転させ、左右のクローラ34
を駆動回転させるように構成している。尚、前後の従動
輪30,31のうち一方は、トッラクフレーム29に図
示しないクローラ緊張装置を介して取付けられ、遊動輪
として働く。
【0023】そして、上記のように、トラクタAの走行
装置としてクローラ走行装置4を装備し、運搬車に高い
牽引力と高い走破性と高い走行安定性を持たせ、路面条
件が悪いところでの走行をも安定して行えるように構成
している。
【0024】図4及び図5は、トラクタAの連結部8に
前部を着脱自在に連結する荷台本体10と、荷台本体1
0に取付けた車輪11から成る荷台、すなわち、通常装
備する構造簡単で安価な普通荷台B1に変えて、特殊荷
台B2を前記のトラクタAに牽引させた他の実施例とし
ての運搬車を示している。
【0025】特殊荷台B2は、トラクタAの連結部8に
前部を着脱自在に連結し、下面を路面に摺接させる滑走
体である浮き船(フロート)36から成り、普通荷台B
1が使用できない、特に路面条件が悪い例えば不整地、
林内、水田や水を抜いた後の池や蓮根畑等の泥地、らっ
きょ畑や海岸等の砂地、寒冷地での雪上や氷上等、特殊
条件でも使用できるようにしている。この浮き船36
は、トラクタAのハンドル6下方に平坦な荷物載置面3
6aを形成すると共に、滑走性能を高めるために後部を
二股状に形成している。またトラクタAとの連結部12
は、浮き船36の前端部に上下方向に揺動自在に取付け
る連結アーム37の先端部に設けている。
【0026】そして、トラクタAのハンドル6の下方に
特殊荷台B2を配置し、トラクタA側の連結部8に特殊
荷台B2側の連結部12を連結ピン13を介して着脱自
在に連結し、トラクタAのハンドル6の下方にて特殊荷
台B2を牽引させ、運搬車の全長をトラクタAのみの全
長と略同じ位まで短くするように構成している。
【0027】また、特殊荷台B2も、浮き船36の後端
部をトラクタAのハンドル6の後端部より後方に延出さ
せて、この延出部分を運転者Cが乗るステップ14と
し、特殊荷台B2の後端部に運転者Cが乗った状態でト
ラクタAのハンドル6の後方位置に立ち、このハンドル
6周りに配置される各種操作部材を操作し、運搬車を運
転操作できるように構成している。
【0028】ところで、図6に示すように、トラクタA
側の連結部8には連結ピン13の差込み孔8aを左右方
向に複数(本実施例では3個)並べて設け、中央の差込
み孔8aを用いてトラクタA側の連結部8に荷台BI,
B2側の連結部12を連結ピン13を介して連結するこ
とにより、荷台B1,B2の左右中心ラインをトラクタ
Aの左右中心ラインに一致させた状態で、トラクタAの
ハンドル6の下方にて荷台B1,B2を牽引させ、また
中央の差込み孔8aより左側又は右側の差込み孔8aを
用いてトラクタA側の連結部8に荷台BI,B2側の連
結部12を連結ピン13を介して連結することにより、
荷台B1,B2の左右中心ラインをトラクタAの左右中
心ラインより左側又は右側に位置ずれさせた片寄せ状態
で、トラクタAのハンドル6の下方にて荷台B1,B2
を牽引可能に構成している。
【0029】また、トラクタAは、左右一対のクローラ
走行装置4を装備した複数軌条のものを開示したが、図
6の仮想線に示すように、単一のクローラ走行装置4を
車輌中央に装備する単軌条式のトラクタ構成にしたもの
でも構わない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0031】請求項1に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aと、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル
6下方に配置され、自走車輌Aに牽引される荷台B1,
B2とで運搬車を構成している。
【0032】これによれば、歩行形の自走車輌Aに荷台
B1,B2を牽引して成る運搬車の全長が自走車輌Aの
みの全長と略同じ位まで短くなり、運転操作が楽に行
え、小回りが利かず機動性に欠けると共に、手軽さにも
欠けるという従来運搬車の欠点を解消できる。この結
果、走路条件や路面条件が良いところだけでなく、それ
が悪い例えば山間地での運搬作業並びに近距離で少量の
荷物の運搬作業や人の移動に手軽に使用できる小型で簡
易な運搬車を提供できる。
【0033】請求項2に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、荷台BI,B2後端
部に運転者Cが乗るステップ14を設けることにより、
運転者Cが荷台B1,B2後端部に乗って運転できる。
【0034】請求項3に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、ハンドル6を縦軸1
5回りに旋回可能に設けることにより、荷台B1,B2
上方のハンドル6が荷物積降ろしの障害となる場合、ハ
ンドル6を荷台B1,B2上方から退けることができ
る。
【0035】請求項4に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、ハンドル6後端部の
高さを調節可能に設けることにより、運転者Cが荷台B
1,B2後端部に載ったときも、ハンドル6後端部を適
正高さに調節できる。
【0036】請求項5に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、自走車輌A側の荷台
B1,B2との連結部8を昇降可能に設けることによ
り、自走車輌Aと荷台B1,B2との連結及び連結解除
を荷台B1,B2の全重量を地面にかけた状態で行え、
また荷台B1,B2を前上がり姿勢に傾斜させて荷物を
後方に滑り落とすダンプ作業を行え、さらに荷台B1,
B2を路面条件や荷物の積込み状況等に応じて任意の安
定姿勢に姿勢変更できる。
【0037】請求項6に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、自走車輌Aは、走行
装置としてクローラ走行装置4を装備することにより、
高い牽引力と高い走破性と高い走行安定性等が得られ、
路面条件が悪いところでの走行をも安定して行うことが
できる。
【0038】請求項7に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、荷台B1は、自走車
輌A側の荷台B1との連結部8に前部を着脱自在に連結
する荷台本体10と、荷台本体10に取付ける車輪11
から成るものとすることにより、構造簡単で安価な普通
荷台B1を構成でき、通常使用する運搬車を得ることが
できる。
【0039】請求項8に記載の本発明では、歩行形の自
走車輌Aに荷台BI,B2を牽引して成る運搬車におい
て、自走車輌Aの車輌後方に延出するハンドル6下方に
荷台B1,B2を配置すると共に、荷台B2は、自走車
輌A側の荷台B2との連結部8に前部を着脱自在に連結
する滑走体36から成るものとすることにより、普通荷
台が使用できない、特に路面条件が悪い例えば不整地、
林内、水田や水を抜いた後の池や蓮根畑等の泥地、らっ
きょ畑や海岸等の砂地、寒冷地での雪上や氷上等、特殊
条件でも使用できる特殊荷台を構成でき、特殊条件でも
使用できる運搬車を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る運搬車の全体側面図
【図2】 本発明に係る運搬車の全体平面図
【図3】 昇降機構部の拡大側面図
【図4】 他の実施例としての運搬車の全体側面図
【図5】 他の実施例としての運搬車の全体平面図
【図6】 自走車輌と荷台との連結部を示す平面図
【符号の説明】
A 農用トラクター(自走車輌) B1 普通荷台 B2 特殊荷台 4 クローラ走行装置 6 ハンドル 7 昇降機構 8 連結部 10 荷台本体 11 車輪 36 浮き船(滑走体)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行形の自走車輌と、自走車輌の車輌後
    方に延出するハンドル下方に配置され、自走車輌に牽引
    される荷台から成ることを特徴とする運搬車。
  2. 【請求項2】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、荷台後端部に運転者が
    乗るステップを設けることを特徴とする運搬車。
  3. 【請求項3】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、ハンドルを縦軸回りに
    旋回可能に設けることを特徴とする運搬車。
  4. 【請求項4】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、ハンドル後端部の高さ
    を調節可能に設けることを特徴とする運搬車。
  5. 【請求項5】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、自走車輌側の荷台との
    連結部を昇降可能に設けることを特徴とする運搬車。
  6. 【請求項6】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、自走車輌は、走行装置
    としてクローラ走行装置を装備することを特徴とする運
    搬車。
  7. 【請求項7】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、荷台は、自走車輌側の
    荷台との連結部に前部を着脱自在に連結する荷台本体
    と、荷台本体に取付ける車輪から成ることを特徴とする
    運搬車。
  8. 【請求項8】 歩行形の自走車輌に荷台を牽引して成る
    運搬車において、自走車輌の車輌後方に延出するハンド
    ル下方に荷台を配置すると共に、荷台は、自走車輌側の
    荷台との連結部に前部を着脱自在に連結する滑走体から
    成ることを特徴とする運搬車。
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Cited By (4)

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