JP2002233990A - カッティング装置およびプリントカッティング装置 - Google Patents

カッティング装置およびプリントカッティング装置

Info

Publication number
JP2002233990A
JP2002233990A JP2001028622A JP2001028622A JP2002233990A JP 2002233990 A JP2002233990 A JP 2002233990A JP 2001028622 A JP2001028622 A JP 2001028622A JP 2001028622 A JP2001028622 A JP 2001028622A JP 2002233990 A JP2002233990 A JP 2002233990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
information
cut
unit
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001028622A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Nozaki
岩夫 野崎
Yoshiya Marumoto
喜也 丸本
Choji Umemoto
長司 梅本
Naoyuki Yoku
直亨 峪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2001028622A priority Critical patent/JP2002233990A/ja
Publication of JP2002233990A publication Critical patent/JP2002233990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カット情報などを記憶する記憶手段のような
構成を設けることなく、任意の形状で印刷済シートをカ
ットすることができるカッティング装置を提供する。 【解決手段】 コード情報読み取り部23Aによって、
セットされた印刷済シートに印刷されているバーコード
を読み取り、コード情報復元部23Bによってこのバー
コードをデコードする。そして、このデコードされたデ
ータから、カット情報を抽出し、このカット情報に基づ
いて、カッティング処理部23Dによってカッティング
処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が印刷された
印刷済プリントに対してカッティング処理を行うカッテ
ィング装置、および、画像の印刷とカッティング処理と
を行うプリントカッティング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばゲームセンターなどの娯楽
施設や各種店舗において、その場で写真撮影を行い、撮
影した画像をシールなどにプリントする画像出力端末が
広く普及している。この画像出力端末は、該端末の前に
立った利用者の画像を電子撮像装置によって撮影し、撮
影されたデジタル画像データを、該端末内に蓄えられて
いるシールシートに印刷するものである。このシールシ
ートには、予めカッティングパターンが形成されてお
り、このカッティングパターン内に画像が収まるように
印刷が行われることになる。
【0003】このような画像出力端末は、上記のよう
に、シールシートに予めカッティングパターンが形成さ
れているので、1枚のシールシートにおけるカット枚数
を変えたい場合や、背景に応じてカット形状を変えたい
場合があっても、それらの要望に応えることができない
という問題を有している。
【0004】これに対して、シート上に先に画像を印刷
しておき、この印刷されている画像の形状に応じてカッ
ティングパターンを変化させるようなカット装置も提案
されている。例えば実用新案登録第3065473号公
報には、画像とともにバーコードが印刷されている印字
シートに対して、バーコードを読み取ることによってカ
ットパターンを認識し、このカットパターンによって該
印字シートをカットするカット装置が提案されている。
このカット装置は、バーコードを読み取るバーコードリ
ーダを備えているとともに、各種バーコードとそれに対
応するカットパターンを記憶するメモリを備えている。
このカット装置によれば、印字シートに印刷されている
バーコードからカットパターンを認識し、それに応じた
カットを行うことができるので、画像に応じてカット形
状を変更することが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の実用新案登録第
3065473号公報に記載されているカット装置の場
合、カット装置側に、予め各種カットパターンを登録し
ておく必要がある。したがって、新たなカット形状でカ
ットを行いたい場合には、カット装置にそのカットパタ
ーンデータを登録する必要があることになる。すなわ
ち、この構成の場合、カット装置に、カットパターンを
記憶する記憶手段を設ける必要があるとともに、カット
形状のバリエーションを増やすためには、その都度カッ
ト装置にカットパターンを登録する必要がある、という
問題を有しており、利用者の多様なニーズに十分に対応
できないという課題がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、カット情報などを記憶す
る記憶手段のような構成を設けることなく、任意の形状
で印刷済シートをカットすることができるカッティング
装置、およびプリントカッティング装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載のカッティング装置は、画像の印刷
がなされた印刷済シートに対してカッティング処理を行
うカッティング装置であって、印刷済シートに印刷され
ているコード化イメージを読み取るコード情報読み取り
部と、上記コード情報読み取り部によって読み取られた
コード化イメージを復元するコード情報復元部と、上記
コード情報復元部によって復元されたデータから、カッ
ト処理の内容を示すカット情報を抽出し、このカット情
報に基づいてカッティング処理を行うカッティング処理
部とを備えていることを特徴としている。
【0008】上記の構成では、まず、コード情報読み取
り部によって、印刷済シートに印刷されているコード化
イメージが読み取られる。そして、コード情報復元部に
よって、読み取られたコード化イメージが復元され、復
元されたデータの中からカット情報が抽出され、このカ
ット情報に基づいて、カッティング処理部によってカッ
ティング処理が行われる。
【0009】したがって、画像とともに、任意の形状か
らなるカット情報を含んだコード化イメージを印刷した
印刷済シートを、上記カッティング装置にセットすれ
ば、そのカット情報に応じた形状で該印刷済シートをカ
ットすることができる。すなわち、カッティング装置側
には、カット情報などを記憶する記憶手段のような構成
を設けることなく、任意の形状で印刷済シートをカット
することができる。
【0010】また、カット処理の内容を示すカット情報
は、印刷済シートにコード化された状態で記録し、これ
によってカッティング装置側は、カット処理の内容を把
握することになるので、カットの形状などを任意に設定
することができる。よって、カットパターンとしては無
限大となり、利用者の様々なニーズに対応したカッティ
ングを行うことができる。
【0011】請求項2記載のカッティング装置は、請求
項1記載の構成において、上記カット情報が、上記カッ
ティング処理部においてカッティングを行う際の制御コ
マンドであることを特徴としている。
【0012】上記の構成によれば、印刷済シートに印刷
されているコード化イメージから、カッティングを行う
際の制御コマンドが抽出されて、この制御コマンドによ
ってカッティング処理部がカッティングを行うことにな
る。よって、カッティング処理部は、制御コマンドによ
ってダイレクトに制御されることになるので、的確なカ
ッティングを行うことが可能となる。
【0013】請求項3記載のカッティング装置は、請求
項1または2記載の構成において、上記コード化イメー
ジがバーコードであり、上記コード情報読み取り部がバ
ーコードリーダーであることを特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、印刷済シートに、コ
ード化イメージとしてバーコードが印刷されており、こ
のバーコードをバーコードリーダーによって読み取るこ
とによって、その内容がカッティング装置に伝達される
ことになる。よって、コード化イメージの読み取りを、
迅速かつ的確に行うことができる。
【0015】請求項4記載のカッティング装置は、請求
項1ないし3のいずれかに記載の構成において、上記コ
ード化イメージに、上記カット情報の認証に関する認証
情報がさらに含まれているとともに、上記コード情報復
元部によって復元されたデータから上記認証情報をチェ
ックする認証情報チェック部をさらに備え、該認証情報
チェック部によって認証が確認された場合にのみ、上記
カッティング処理部がカッティング処理を行うことを特
徴としている。
【0016】上記の構成によれば、認証情報チェック部
によってまず認証情報がチェックされ、認証が確認され
た場合にのみ、カッティング処理部による処理が行われ
ることになる。よって、例えば、カット情報として印刷
済シートに記録されているデータの形式が、カッティン
グ処理部において理解可能なデータの形式でないような
場合に、意図しないカットが行われてしまうことも考え
られるが、認証情報のチェックを行うことによって、こ
のような事態を防ぐことができる。
【0017】請求項5記載のカッティング装置は、請求
項1ないし4のいずれかに記載の構成において、上記印
刷済シートに、画像領域の隅部を示す複数のトンボマー
クが印刷されており、該トンボマークを検出することに
よって、印刷済シートのセット位置を検出することを特
徴としている。
【0018】上記の構成によれば、トンボマークを検出
することによって、カッティング装置にセットされた印
刷済シートのセット位置を把握することができるので、
カッティング処理をより正確な位置で行うことができ
る。
【0019】請求項6記載のカッティング装置は、請求
項5記載の構成において、検出された印刷済シートのセ
ット位置に応じて、上記カット情報で示されるカッティ
ング座標を補正し、カッティング処理を行うことを特徴
としている。
【0020】上記の構成によれば、印刷済シートのセッ
ト位置がずれている場合には、カッティング座標の方を
補正して、このずれに対応することになる。これに対し
て、例えば、印刷済シートのセット位置の方を移動させ
るような対応も考えられるが、この対応の場合、印刷済
シートを精密に移動させる移動機構が必要となり、装置
のコストの上昇を招くことになる。すなわち、上記の構
成のように、カッティング座標の方を補正することによ
って、装置のコスト上昇を招くことなく、精密にカッテ
ィングの位置補正を行うことができる。
【0021】請求項7記載のカッティング装置は、請求
項1ないし6のいずれかに記載の構成において、セット
された印刷済シートに、上記コード化イメージ、あるい
は上記トンボマークが印刷されていない際には、カッテ
ィング処理を行わないことを特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、カット処理を必要と
しない印刷済シートが、カッティング装置にセットされ
てしまった場合でも、コード化イメージ、あるいはトン
ボマークが印刷されていないと判断された場合には、こ
の印刷済シートに対してカット処理を行わないように処
理することができる。よって、不必要にカット処理が行
われてしまうことを防ぐことができる。
【0023】請求項8記載のプリントカッティング装置
は、請求項1ないし7のいずれかに記載のカッティング
装置と、画像および上記コード化イメージを印刷し、印
刷済シートとして出力するプリンタとを備えていること
を特徴としている。
【0024】上記の構成によれば、プリンタによって、
画像およびコード化イメージが印刷され、この印刷済シ
ートが、前記したカッティング装置によってカットされ
ることになる。したがって、画像とともに、任意の形状
からなるカット情報を含んだコード化イメージを、プリ
ンタにおいて印刷し、この印刷済シートを、上記カッテ
ィング装置にセットすれば、そのカット情報に応じた形
状で該印刷済シートをカットすることができる。すなわ
ち、カッティング装置側には、カット情報などを記憶す
る記憶手段のような構成を設けることなく、任意の形状
で印刷済シートをカットすることができる。
【0025】また、カット処理の内容を示すカット情報
は、印刷済シートにコード化された状態で記録し、これ
によってカッティング装置側は、カット処理の内容を把
握することになるので、カットの形状などを任意に設定
することができる。よって、カットパターンとしては無
限大となり、利用者の様々なニーズに対応したカッティ
ングを行うことができる。
【0026】また、カット情報は、印刷済シートにコー
ド化された状態で記録されているので、プリンタにおい
て出力された順番とは関係なく、印刷済シートがカッテ
ィング装置にセットされたとしても、各印刷済シートに
印刷されている画像に対応したカット情報によってカッ
トを行うことができる。
【0027】請求項9記載のプリントカッティング装置
は、各カット情報に対して管理番号を発行し、管理番号
とカット情報との対応を管理するカット情報管理部と、
画像、および、上記管理番号のコード化イメージを印刷
し、印刷済シートとして出力するプリンタと、上記プリ
ンタから出力された印刷済シートに対してカッティング
処理を行うカッティング装置とを備え、上記カッティン
グ装置が、上記印刷済シートに印刷されているコード化
イメージを読み取るコード情報読み取り部と、上記コー
ド情報読み取り部によって読み取られたコード化イメー
ジを復元するコード情報復元部と、上記コード情報復元
部によって復元されたデータから、上記管理番号を抽出
し、この管理番号を上記カット情報管理部に問い合わせ
ることによって、対応するカット情報を取得するカット
情報取得部と、上記カット情報に基づいてカッティング
処理を行うカッティング処理部とを備えていることを特
徴としている。
【0028】上記の構成によれば、プリンタによって、
画像および管理番号のコード化イメージが印刷され、こ
の印刷済シートが、前記したカッティング装置によって
カットされることになる。カッティング装置では、コー
ド情報読み取り部によってコード化イメージが読み取ら
れ、コード情報復元部によってコード化イメージが復元
され、これから管理番号が抽出される。そして、カット
情報取得部によって、カット情報管理部から、管理番号
に対応するカット情報を取得し、これに従ってカッティ
ング処理が行われる。したがって、画像とともに、任意
の形状からなるカット情報に対応する管理番号のコード
化イメージを、プリンタにおいて印刷し、この印刷済シ
ートを、上記カッティング装置にセットすれば、その管
理番号に対応したカット情報に応じた形状で該印刷済シ
ートをカットすることができる。すなわち、カッティン
グ装置側には、カット情報などを記憶する記憶手段のよ
うな構成を設けることなく、任意の形状で印刷済シート
をカットすることができる。
【0029】また、カット処理の内容を示すカット情報
は、管理番号として印刷済シートにコード化された状態
で記録し、これによってカッティング装置側は、カット
情報管理部に管理番号を照会することによってカット処
理の内容を把握することになるので、カットの形状など
を任意に設定することができる。よって、カットパター
ンとしては無限大となり、利用者の様々なニーズに対応
したカッティングを行うことができる。
【0030】また、カット情報は、印刷済シートに管理
番号としてコード化された状態で記録されているので、
プリンタにおいて出力された順番とは関係なく、印刷済
シートがカッティング装置にセットされたとしても、各
印刷済シートに印刷されている画像に対応したカット情
報によってカットを行うことができる。
【0031】請求項10記載のプリントカッティング装
置は、請求項9記載の構成において、上記カット情報
が、上記カッティング処理部においてカッティングを行
う際の制御コマンドであることを特徴としている。
【0032】上記の構成によれば、カッティング装置
は、カット情報管理部から制御コマンドを取得し、この
制御コマンドによってカッティング処理部がカッティン
グを行うことになる。よって、カッティング処理部は、
制御コマンドによってダイレクトに制御されることにな
るので、より的確なカッティングを行うことが可能とな
る。
【0033】請求項11記載のプリントカッティング装
置は、請求項9または10記載の構成において、上記コ
ード化イメージがバーコードであり、上記コード情報読
み取り部がバーコードリーダーであることを特徴として
いる。
【0034】上記の構成によれば、印刷済シートに、コ
ード化イメージとしてバーコードが印刷されており、こ
のバーコードをバーコードリーダーによって読み取るこ
とによって、その内容がカッティング装置に伝達される
ことになる。よって、コード化イメージの読み取りを、
迅速かつ的確に行うことができる。
【0035】請求項12記載のプリントカッティング装
置は、請求項9ないし11のいずれかに記載の構成にお
いて、上記コード化イメージに、上記カット情報の認証
に関する認証情報がさらに含まれているとともに、上記
コード情報復元部によって復元されたデータから上記認
証情報をチェックする認証情報チェック部をさらに備
え、該認証情報チェック部によって認証が確認された場
合にのみ、上記カッティング処理部がカッティング処理
を行うことを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、認証情報チェック部
によってまず認証情報がチェックされ、認証が確認され
た場合にのみ、カッティング処理部による処理が行われ
ることになる。よって、例えば、カット情報としてカッ
ト情報管理部が提供可能なデータの形式が、カッティン
グ処理部において理解可能なデータの形式でないような
場合に、この認証情報のチェックが行われない場合に
は、意図しないカットが行われてしまうことも考えられ
るが、認証情報のチェックを行うことによって、このよ
うな事態を防ぐことができる。
【0037】請求項13記載のプリントカッティング装
置は、請求項9ないし12のいずれかに記載の構成にお
いて、上記印刷済シートに、画像領域の隅部を示す複数
のトンボマークが印刷されており、上記カッティング装
置が、該トンボマークを検出することによって、印刷済
シートのセット位置を検出することを特徴としている。
【0038】上記の構成によれば、トンボマークを検出
することによって、カッティング装置にセットされた印
刷済シートのセット位置を把握することができるので、
カッティング処理をより正確な位置で行うことができ
る。
【0039】請求項14記載のプリントカッティング装
置は、請求項13記載の構成において、上記カッティン
グ装置が、検出された印刷済シートのセット位置に応じ
て、上記カット情報で示されるカッティング座標を補正
し、カッティング処理を行うことを特徴としている。
【0040】上記の構成によれば、印刷済シートのセッ
ト位置がずれている場合には、カッティング座標の方を
補正して、このずれに対応することになる。これに対し
て、例えば、印刷済シートのセット位置の方を移動させ
るような対応も考えられるが、この対応の場合、印刷済
シートを精密に移動させる移動機構が必要となり、装置
のコストの上昇を招くことになる。すなわち、上記の構
成のように、カッティング座標の方を補正することによ
って、装置のコスト上昇を招くことなく、精密にカッテ
ィングの位置補正を行うことができる。
【0041】請求項15記載のプリントカッティング装
置は、請求項9ないし14のいずれかに記載の構成にお
いて、上記カッティング装置が、セットされた印刷済シ
ートに、上記コード化イメージ、あるいは上記トンボマ
ークが印刷されていない際には、カッティング処理を行
わないことを特徴としている。
【0042】上記の構成によれば、カット処理を必要と
しない印刷済シートが、カッティング装置にセットされ
てしまった場合でも、コード化イメージ、あるいはトン
ボマークが印刷されていないと判断された場合には、こ
の印刷済シートに対してカット処理を行わないように処
理することができる。よって、不必要にカット処理が行
われてしまうことを防ぐことができる。
【0043】請求項16記載のプリントカッティング装
置は、請求項8ないし15のいずれかに記載の構成にお
いて、上記プリンタが複数設けられていることを特徴と
している。
【0044】上記の構成によれば、プリンタが複数設け
られているので、複数のプリント処理を並行して行うこ
とができる。現状において一般的に、カッティング装置
によるカッティング処理時間よりも、プリンタにおける
プリント処理時間の方が長いものであるので、並行して
プリント処理を行うことにより、カッティング装置が稼
働していない時間を短縮することができ、装置の生産性
を向上することができる。
【0045】請求項17記載のプリントカッティング装
置は、請求項8ないし16のいずれかに記載の構成にお
いて、画像データおよびカット情報を記憶するデータ記
憶部をさらに備えていることを特徴としている。
【0046】上記の構成によれば、プリントカッティン
グ装置内のデータ記憶部に記憶されている画像データお
よびカット情報によって、プリンタによる印刷、および
カッティング装置によるカッティング処理を行うことが
できる。
【0047】請求項18記載のプリントカッティング装
置は、請求項8ないし17のいずれかに記載の構成にお
いて、通信ネットワークを介して接続された配信サーバ
との間で通信処理を行う通信処理部をさらに備え、該通
信処理部によって、上記配信サーバから画像データおよ
び/またはカット情報を取得することを特徴としてい
る。
【0048】上記の構成によれば、通信ネットワークを
介して接続された配信サーバから、画像データおよび/
またはカット情報を取得することができるので、プリン
トカッティング装置において取り扱うことのできる画像
およびカット情報の種類を、大幅に増大させることがで
きる。よって、利用者に対して、取り扱いデータの豊富
さをアピールすることが可能となる。
【0049】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図5に基づいて説明すれば、
以下のとおりである。
【0050】図2は、本発明の実施の形態に係る端末装
置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、この
端末装置は、カッティング部1、操作部2、およびプリ
ンタ部3などを備えている。操作部2は、タッチセンサ
を備えた表示部などを備えており、利用者が各種操作の
指示、および処理内容の確認などを行うための部材であ
る。なお、この操作部2は、通常の表示手段と、指示入
力手段としてのボタンや各種ポインティングデバイスな
どとを備えた構成であってもかまわない。
【0051】プリンタ部3は、利用者からの指示によっ
て画像をプリントアウトする部材である。画像が印刷さ
れる媒体としては、通常の紙状媒体である紙状シート
や、粘着シートおよび該粘着シールの粘着面に貼り付け
られている剥離シートからなるシールシートなどが用い
られる。
【0052】カッティング部1は、プリンタ部3におい
てプリントアウトされた印刷済シートを、利用者によっ
て指示された形状および状態でカットし、カット済シー
トを出力する部材である。印刷済シートをカッティング
部1に搬入する方法としては、プリンタ3から出力され
た印刷済シートを利用者が取り出して、カッティング部
1に挿入する方法でもよいし、プリンタ部3においてプ
リントアウトされた印刷済シートをカッティング部1ま
で搬送する搬送装置を設ける方法でもよい。
【0053】図3は、上記端末装置の内部構成の概略を
示す説明図である。同図に示すように、端末装置は、カ
ッティング装置4、メディア受付け装置5、コントロー
ラ6、バックアップ電源7、第1ないし第3プリンタ8
A・8B・8C、およびコインメカ9を備えた構成とな
っている。
【0054】カッティング装置4は、上記したカッティ
ング部1を構成する装置であり、入力されるカットデー
タに応じて、印刷済シートをカットするものである。こ
のカッティング装置4はカッタ刃を備えており、ベクト
ルデータを基本とした制御コマンドによってカッタ刃を
移動させることによって、カッティングが行われる。こ
の制御コマンドとしては、例えばHP−GL(登録商
標)などが挙げられる。なお、このカッティング装置4
としては、上記のような構成のものに限定されるもので
なく、印刷済シートをカットデータに応じて適宜カット
することが可能な装置であればどのような装置を用いて
もかまわない。
【0055】メディア受付け装置5は、各種記録媒体に
記録されているデータを読み取る装置である。この記録
媒体としては、特に限定するものではなく、一般的に用
いられている各種記録媒体に対応していることが好まし
い。なお、このメディア受付け装置5は、利用者が出力
する画像の元画像データを持参してくる場合などに使わ
れることも考えられるが、基本的には、端末装置におけ
る他の機能、例えば音楽データの販売機能などを実施す
る際に用いられるものである。
【0056】コントローラ6は、端末装置全体の動作を
制御するブロックであり、例えばPCベースのコンピュ
ータによって構成される。このコントローラ6の詳細な
構成については後述する。
【0057】バックアップ電源7は、端末装置の電源が
OFFにされた際や、停電などにより電源が供給されな
くなった場合に、端末装置内に蓄えられているデータを
保持するための電源を確保するための装置である。この
バックアップ電源7は、例えばバッテリーなどによって
構成される。
【0058】第1ないし第3プリンタ8A・8B・8C
は、上記のプリンタ部を構成するものであり、例えば昇
華型プリンタやインクジェットプリンタなどによって構
成される。なお、この第1ないし第3プリンタ8A・8
B・8Cは、上記の種類のプリンタに限定されるもので
はなく、その他電子写真方式、感光体露光方式、などに
よるプリンタによって構成されてもよい。
【0059】このように、端末装置が複数のプリンタを
備えていることによって、画像のプリントアウトの並行
処理を行うことが可能となっている。現状において、一
般的にプリンタによる画像1枚あたりの出力のスピード
は、カッティング装置による画像1枚あたりのカットス
ピードよりもはるかに遅いものとなっている。ここで、
プリンタが1台しか備えられていない場合には、カッテ
ィング装置の処理能力は、プリンタの処理能力に引きず
られることになるが、複数のプリンタで並行処理を行え
ば、カッティング装置の処理能力を生かすことができ
る。
【0060】なお、この第1ないし第3プリンタ8A・
8B・8Cにおいて、例えば第1プリンタ8Aおよび第
2プリンタ8Bを紙状シートへの出力用、第3プリンタ
8Cをシールシートへの出力用というように、印刷対象
となる媒体をそれぞれ特定する構成としてもよい。この
場合、各プリンタを、印刷対象となる媒体に最適化した
セッティングとすることが可能となり、出力画像品質の
向上やメンテナンスの簡素化などを図ることができる。
また、このように各プリンタで印刷対象となる媒体を特
定せずに、各プリンタに搬送する媒体の種類を指示に応
じて切り換える構成としてもよい。この場合には、例え
ばシールシートへの出力指示が連続して行われるような
場合でも、これらの出力指示を各プリンタに分担させる
ことによって並行処理を行うことが可能となる。
【0061】また、本実施形態では、プリンタを3台備
えた構成となっているが、プリンタの台数は特に限定さ
れるものではない。もちろん、プリンタが1台の構成で
あってもよいが、この場合には、上述した複数のプリン
タが設けられることによる処理能力の増大の効果はなく
なる。
【0062】コインメカ9は、端末装置において課金処
理を行う際の現金の収受を行う装置である。なお、課金
処理としては、現金による方法のみに限定されるもので
なく、例えばプリペイドカード、デビットカード、クレ
ジットカード、電子マネーなど、種々の決済方法を行う
ことが可能となっていてもよい。
【0063】次に、端末装置の構成の詳細について説明
する。図1は、本実施形態に係る端末装置の構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、端末装置は、デ
ータ記憶部10、中央処理部11、認証チェック部1
2、音声出力装置13、音声ガイド制御処理部14、デ
ータ抽出先選択部15、通信処理部16、通信インター
フェイス部17、表示部18、入力操作部19、課金処
理部20、カットデータ作成処理部21、印刷処理部2
2、およびカッティング処理部23を備えた構成となっ
ている。なお、図1は、上記の各構成が全て同様に接続
された図となっているが、実際には、各種バスやインタ
ーフェイスなどを介してハードウェア的に接続されてい
る部分や、制御・処理プログラム上での連係によってソ
フトウェア的に接続されている部分などが混在してい
る。
【0064】また、上記の構成要素において、データ記
憶部10、中央処理部11、認証チェック部12、音声
出力装置13、音声ガイド制御処理部14、データ抽出
先選択部15、通信処理部16、通信インターフェイス
部17、およびカットデータ作成処理部21は、図3に
示すコントローラ6が備える構成である。また、表示部
18および入力操作部19は、図2に示す操作部2が備
える構成である。また、課金処理部20は、図3に示す
コインメカ9に相当するものである。また、印刷処理部
22は、図3に示す第1ないし第3プリンタ8A・8B
・8Cに相当するものである。また、カッティング処理
部23は、図3に示すカッティング装置4に相当するも
のである。
【0065】データ記憶部10は、例えばハードディス
ク装置などの記憶手段によって構成されるものであり、
画像データおよびこれに関連付けられたカットデータを
記憶したり、端末装置における様々な管理データを記憶
するものである。なお、このハードディスク装置内、あ
るいは別のハードディスク装置内には、端末装置の動作
に必要なOSや各種プログラム、データなどが記憶され
ている。
【0066】中央処理部11は、CPU(Central Proce
ssing Unit) などの演算処理装置によって構成されるも
のであり、端末装置内で行われる各種演算処理を行うも
のである。なお、図示はしていないが、各種演算処理を
行う上で作業領域として必要とされるRAM(Random Ac
cess Memory)なども設けられている。
【0067】音声出力装置13は、アンプ部およびスピ
ーカーなどから構成されるものであり、様々な音声を出
力するためのブロックである。例えば、操作のガイドを
行う音声を出力したり、BGMを出力したりすることに
なる。
【0068】通信インターフェイス部17は、画像デー
タを配信する配信サーバとのデータ通信を行う上でのイ
ンターフェイスとなるものであり、端末装置を構成する
コンピュータの特定のCOMポートが割り当てられる。
【0069】表示部18は、CRT(Cathode Ray Tube)
やLCD(Liquid Crystal Display)などの各種表示モニ
ターによって構成されるものである。また、操作部19
は、例えばジョイスティックなどのポインティングデバ
イスや各種ボタンなどの入力装置によって構成されるも
のである。また、上述したように、タッチセンサ付きの
表示手段を用いることによって、表示部18と操作部1
9とを兼ねた構成としてもよい。消費者は、この表示部
18における表示を見て、操作部19によって入力動作
を行うことによって、出力すべきデータの選択や、カッ
ト状態の選択などを行うことになる。
【0070】課金処理部20は、上記のように、図3に
示すコインメカ9に相当するものである。この課金処理
部20では、利用者のサービス利用によって発生する課
金に基づいて、硬貨や紙幣などによる現金決済や、各種
カードによる決済などが行われる。
【0071】印刷処理部22は、上記のように、図3に
示す第1ないし第3プリンタ8A・8B・8Cに相当す
るものであり、利用者によって出力指示された画像を、
紙状シートあるいはシールシート上に印刷するものであ
る。
【0072】カッティング処理部23は、上記のよう
に、図3に示すカッティング装置4に相当するものであ
り、印刷処理部22によって印刷された印刷済シート
を、印刷されている画像に対応したカットデータに基づ
いてカットするものである。このカッティング処理部2
3は、セットされた印刷済シートからコード情報を読み
取るコード情報読み取り部23A、読み取ったコード情
報を復元するコード情報復元部23B、コード情報に含
まれる認証情報をチェックする認証情報チェック部23
C、およびコード情報に含まれる制御コマンドに基づい
てカッティング処理を行うカッティング処理部23Dを
備えた構成となっている。
【0073】以上説明した、データ記憶部7、中央処理
部8、音声出力装置11、通信インターフェイス部1
7、表示部18、操作部19、課金処理部20、印刷処
理部22、およびカッティング処理部23は、端末装置
におけるハードウェア的な構成を示すブロックである。
そして、以下に示す認証チェック部12、音声ガイド制
御処理部14、データ抽出先選択部15、通信処理部1
6、およびカットデータ作成処理部21が、端末装置に
おけるソフトウェア的な構成を示すブロックとなる。
【0074】認証チェック部12は、画像データを配信
する配信サーバに対して、特定の配信用画像データの配
信要求を送出し、データ配信の認証を行うブロックであ
る。配信要求を行う際には、この認証チェック部12か
ら当該端末装置のIDならびにパスワードが送出され、
配信サーバ側でこれらの認証チェックが行われ、このチ
ェックを通過した場合に、配信サーバから端末装置へ要
求された配信用画像データが配信されることになる。
【0075】音声ガイド制御処理部14は、利用者に対
して、音声出力装置13から出力される操作に関する様
々な音声ガイドを制御するブロックである。
【0076】データ抽出先選択部15は、利用者が選択
した画像の画像データを、当該端末装置内のデータ記憶
部10(ハードディスク)から抽出するか、もしくは通
信回線を介して配信サーバから抽出するかを選択するブ
ロックである。ここでの選択は、利用者によって選択さ
れた画像の画像データが、データ記憶部10に記憶され
ている場合には抽出先をデータ記憶部10とし、データ
記憶部10に記憶されていない場合には抽出先を外部の
配信サーバとするように行われる。
【0077】通信処理部16は、データ抽出先選択部1
5において、画像データの抽出先として配信サーバが選
択された場合に、配信サーバから該画像データのダウン
ロード処理を行うブロックである。この際に、配信サー
バが複数ある場合には、接続先の選定も行われる。
【0078】カットデータ作成処理部21は、制御コマ
ンド抽出処理、認証情報付与処理、符号変換処理、イメ
ージデータ変換処理、およびイメージ合成処理などを行
うブロックである。制御コマンド抽出処理とは、利用者
によって画像が選択された際に、選択された画像の画像
データに対応しているカット制御コマンドを抽出する処
理のことである。認証情報付与処理は、制御コマンドに
対してヘッダ情報としての認証情報を付与する処理のこ
とである。この認証情報としては、例えば制御コマンド
のデータの種類や、取り扱いメーカーのIDなどが考え
られる。
【0079】符号変換処理とは、制御コマンドおよび認
証情報からなるデータを、例えばバーコードのようなデ
ータ形式に変換するためのコード化を行う処理のことで
ある。イメージデータ変換処理とは、符号変換処理によ
ってコード化されたデータを、例えば実際のバーコード
のようなイメージデータに変換する処理のことである。
イメージ合成処理とは、利用者によって選択された画像
と、制御コマンドなどを表すバーコードなどのイメージ
とを合成する処理のことである。
【0080】なお、上記では、制御コマンドおよび認証
情報を表すイメージデータとしてバーコードを用いた例
を示したが、このバーコードとしては、1次元バーコー
ドでもよいし、表示可能なデータ量が比較的多くなる2
次元バーコードでもよい。また、バーコードに限らず、
制御コマンドなどを表現することが可能なイメージであ
れば、どのようなイメージコードを用いてもよい。
【0081】次に、端末装置における処理の流れについ
て、図4に示すフローチャートを参照しながら以下に説
明する。まず、ステップ1(以降、S1のように称す
る)において、端末装置の初期メニュー画面の中から、
利用者によってカットありプリントが選択されることに
よって処理が開始される。
【0082】次に、表示部18に、カットありプリント
を行うことが可能な画像の選択画面が表示される。ここ
で表示される画像は、実際の画像を縮小表示した、いわ
ゆるサムネール表示画面となる。このサムネール表示画
面には、端末装置内に蓄えられている画像のみならず、
外部の配信サーバからダウンロードすることによって提
供可能な画像も含まれていてもよい。また、このサムネ
ール表示画面における縮小画像のデータは、端末装置内
に蓄えられていてもよいし、表示の都度、配信サーバか
らデータをダウンロードするようにしてもよい。なお、
サムネール表示画面のデータを配信サーバからダウンロ
ードする構成とした場合には、画像のアップデートなど
をリアルタイムに反映することができるという効果があ
る。
【0083】ここで、利用者は、所望の画像を選択する
とともに、その数量の入力を行い、これらの情報が端末
装置に設定される(S2)。なお、ここで、利用者は、
複数の種類の画像を選択し、それぞれに対して数量を設
定してもよい。また、出力する媒体、すなわち、例えば
紙状シートあるいはシールシートの選択もここで行われ
る。
【0084】そして、S2において利用者によって設定
された情報に基づいて、課金処理部20において課金金
額が算出され、利用者によって課金の支払いが行われる
ことによって課金処理が行われる(S3)。
【0085】課金処理が完了すると、データ抽出先選択
部15によって、利用者によって選択された画像ごと
に、データの抽出先の選択、すなわち、内蔵のデータ記
憶部10に記憶されているデータであるのか、外部の配
信サーバからダウンロードする必要のあるデータである
のかが選択される(S4)。
【0086】次に、カットデータ作成処理部21におい
て、カットデータに関する処理が開始される。まず、利
用者によって選択された画像に対応するカット情報、す
なわち、カットに関する制御コマンドが抽出される(S
5)。このカット情報は、データ記憶部10あるいは外
部の配信サーバにおいて、画像データと対になって記憶
されているものである。
【0087】そして、得られたカット情報に対して、ヘ
ッダ情報として認証情報が付加され(S6)、これを、
例えばバーコードのようなデータ形式に変換するために
コード化が施される(S7)。
【0088】次に、画像をプリントアウトするプリンタ
の選択が行われる(S8)。ここでのプリンタの選択
は、端末装置に備えられているプリンタの設定状況に応
じて行われる。例えば、各プリンタによって出力される
媒体が特定されている場合には、利用者によって選択さ
れた出力媒体の種類に応じて、出力するプリンタが選択
されることになる。また、各プリンタによって出力され
る媒体が特定されていない場合には、現在の各プリンタ
の稼働状態に応じて、出力するプリンタが選択されるこ
とになる。
【0089】次に、選択されたプリンタに対して、該当
する画像データ、およびカット情報がコード化されて光
学的に読み取り可能なイメージデータに変換されたコー
ド化データが送信され、プリント処理が行われる(S
9)。ここで、画像データには、画像の位置を規定する
トンボマークのデータも含まれる。トンボマークとは、
画像領域の2つの隅の位置を示すマークであり、カッテ
ィング装置4においてこのトンボマークを検出すること
により、セットされたプリントの傾き状態を把握するこ
とが可能となる。図5に、画像、トンボマーク、および
コード化イメージが印刷された印刷済シートの状態を示
す。同図において、画像をA、コード化イメージをB、
トンボマークをCで示す。
【0090】なお、この例では、画像データとコードデ
ータとがプリンタにおいて同時にプリントされる構成と
なっているが、画像データとコードデータとが別工程で
1枚のシートにプリントされる構成としてもよい。例え
ば、印刷処理部22が、画像プリント用の昇華型プリン
タと、コード化イメージプリント用の熱転写プリンタと
の両方を備えた構成となっていてもよい。この場合、写
真画像などの表現に優れた昇華型プリンタで画像データ
のプリントを行うとともに、エッジ部分を明確に表現す
ることのできる熱転写プリンタによってコード化イメー
ジのプリントを行うことが可能となるので、画質の優れ
た画像の印刷と、読み取り精度の高いコード化イメージ
の印刷とを共に実現することができる。また、この場合
には、画像とコード化イメージとをシートの表と裏とに
印刷する構成とすることも可能である。
【0091】そして、プリント処理が完了すると、プリ
ント、すなわち印刷済シートがプリンタから排出される
(S10)と、このプリントが、カッティング装置4に
セットされる(S11)。プリントをカッティング装置
4にセットする方法としては、利用者の手によってプリ
ンタの出力トレイからカッティング装置4にセットする
方法でもよいし、プリンタから出力されたプリントをカ
ッティング装置4まで自動的に搬送する装置を設ける方
法でもよい。
【0092】次に、カッティング装置4においてカット
処理が行われる。まず、セットされたプリントからトン
ボマークの検出が行われる(S12)。ここで検出され
たプリントのずれおよび傾き状態に応じて、カット情報
における制御コマンドの値が補正される。具体的には、
プリントにおける画像領域の2隅にある2個のトンボマ
ークの位置を検出し、それぞれの中心の座標を算出す
る。そして、算出された位置データから、カッティング
装置4における座標系とのずれ量および傾き量を算出
し、これを記憶する。そして、後で制御コマンドが読み
取られた際に、制御コマンドにおける座標系に対して、
ずれ量による平行移動の補正、および傾き量による回転
移動の補正(行列による回転変換)が施され、補正後の
制御コマンドによってカットが行われる。
【0093】なお、この例では、セットされたプリント
のずれおよび傾きに対して、制御コマンドの値を補正す
ることによって対応しているが、プリント自体の位置を
補正する構成であってもよい。しかしながら、プリント
自体の位置を補正する場合には、プリントを保持するス
テージの位置を微調整するような構成が必要となるの
で、装置の構成の複雑化および高価格化などを招くこと
になる。
【0094】次に、プリントに印刷されているコード化
されているカット情報および認証情報が読み取られる
(S13)。例えば、これらの情報がバーコードによっ
て示されている場合には、バーコードリーダーによって
情報の読み取りが行われる。読み取られたデータは、デ
コードされて元のカット情報および認証情報に復元され
る(S14)。
【0095】復元されたデータの中から、まず認証情報
がチェックされる(S15)。認証情報には、例えば制
御コマンドのデータの種類や、取り扱いメーカーのID
が示されているので、この認証情報をチェックすること
によって、当該カッティング装置4によって的確にカッ
ティングを行うことが可能であるか否かを判定すること
ができる。
【0096】S15において、当該カッティング装置4
によって取り扱い可能であるデータであると判定された
場合、復元されたデータの中から制御コマンドからなる
カット情報が読みだされる(S16)。そして、読みだ
された制御コマンドに対して、上記で検出されたプリン
トの傾き状態による補正が加えられた後に、セットされ
ているプリントのカット処理が行われ(S17)、完成
品が出力される(S18)。
【0097】このように、カッティング装置4は、セッ
トされたプリントからカットに関する制御コマンドを読
み取って、この制御コマンドに従ってプリントにおける
画像をカットする構成となっている。したがって、プリ
ンタにおけるプリントの出力順序や、プリントを作成し
たプリンタの種類などに依存することなく、独立してカ
ットを行うことができる。また、カッティング装置4側
にカット情報などを記憶する必要がないので、カット情
報を記憶する記憶装置などをカッティング装置4に設け
る必要がなくなる。
【0098】また、例えば従来のように、カッティング
装置にカット情報を予め登録しておき、カットの際に
は、登録されているカット情報を選択するような構成の
場合には、新たな形状のカットを行いたい場合には、カ
ッティング装置に新しいカット情報を登録してからカッ
トを行う必要があった。これに対して、上記の構成によ
れば、プリントに任意の制御コマンドをプリントし、カ
ッティング装置4はこの制御コマンドを読み取ってカッ
トを行うので、カットの形状を自由に設定することが可
能であり、カット形状のバリエーションを増大させるこ
とができる。よって、利用者の多様な嗜好に対応した、
商品価値の高いカットプリントを提供することができ
る。
【0099】また、本実施形態では、図3に示すよう
に、第1ないし第3プリンタ8A・8B・8Cと、カッ
ティング装置4とが同じ端末装置内に設けられた構成と
なっているが、カッティング装置4のみを、プリンタを
備えた端末装置とは独立して設けたシステムとすること
も可能である。例えば、プリンタを備えた端末装置を複
数設置するとともに、カッティング装置4を単独で1台
設置するようなシステムが考えられる。このようなシス
テムにおいて、各端末装置とカッティング装置4とが互
いに完全に独立していても、各端末装置で出力されたプ
リントをカッティング装置4にセットすることによっ
て、所望のカットを行うことができる。よって、各端末
装置が互いに異なるメーカーによって製造・管理されて
いる場合でも、カット情報および認証情報をコード化す
る方法を統一しておくことによって、どの端末装置から
出力されたプリントでも、1つのカッティング装置によ
ってカットすることが可能となる。
【0100】ここで、カッティング装置4において、カ
ットを行う必要のあるプリントと、カットを行う必要の
ないプリントとを区別するための方法について説明す
る。まず、上記のS2の処理において、利用者によって
画像が選択される際に、選択された画像に対してカット
が必要であるか否かが利用者によって設定されるものと
する。ここで、プリンタから出力されたプリントをカッ
ティング装置4まで自動的に搬送する装置が設けられた
構成の場合には、該当プリントが、カット要として設定
されている場合には、該プリントをカッティング装置4
に搬送し、カット不要として設定されている場合には、
該プリントをカッティング装置4に搬送せずに、そのま
ま利用者に対して排出されるような構成としておけばよ
い。
【0101】また、プリンタから出力されたプリント
を、利用者の手によってカッティング装置4にセットす
る構成の場合には、利用者がプリントを見てカットの要
不要を判断し、カット要のプリントのみをカッティング
装置4にセットするようにすればよいが、利用者が謝っ
て、カット不要のプリントもカッティング装置4にセッ
トしてしまうことも考えられる。このような場合でも、
利用者がカット不要であると設定したプリントには、プ
リンタによる印刷時に、コード化データを付与しないよ
うにしておけば、カッティング装置4において、コード
化データの有無によって、カットの要不要を判断するこ
とが可能である。あるいは、利用者がカット不要である
と設定したプリントには、プリンタによる印刷時に、ト
ンボマークを付与しないようにしておけば、カッティン
グ装置4において、トンボマークの有無によって、カッ
トの要不要を判断することができる。
【0102】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の形態
について図6および図7に基づいて説明すれば、以下の
とおりである。なお、前記した実施の形態1で説明した
構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0103】前記した実施の形態1では、カッティング
装置4が、プリントに印刷されている、制御コマンドが
コード化されたイメージを読み取ることによって、カッ
ト情報を得る構成となっていた。本実施形態に係る端末
装置では、カッティング装置4は、セットされたプリン
トから、そのプリントに印刷されている管理番号を読み
取り、この管理番号をコントローラ6、すなわち、端末
装置の制御部分に問い合わせることによってカット情報
を取得する構成となっている。
【0104】図6は、本実施形態に係る端末装置の構成
を示すブロック図である。同図に示すように、データ記
憶部10、中央処理部11、認証チェック部12、音声
出力装置13、音声ガイド制御処理部14、データ抽出
先選択部15、通信処理部16、通信インターフェイス
部17、表示部18、操作部19、課金処理部20、お
よび印刷処理部22については、実施の形態1において
図1を参照しながら示した構成と同様となっている。相
違点としては、カットデータ作成処理部24が、実施の
形態1におけるカットデータ作成処理部21とは異なる
処理を行う点、カッティング処理部25が、実施の形態
1におけるカッティング処理部23とは異なる処理を行
う点、および、カット情報管理部26が新たに設けられ
ている点である。
【0105】カット情報管理部26は、カット情報を管
理するブロックである。このカット情報管理部26は、
カットに関する制御コマンドからなるカット情報に対し
て管理番号を発行し、管理番号の照会があれば、対応す
るカット情報を提供する処理を行っている。すなわち、
管理番号と、これに対応するカット情報が格納されてい
る場所とをリンクさせて管理している。例えば、カット
情報が端末装置内のデータ記憶部10に格納されている
場合には、管理番号と、このカット情報が格納されてい
るデータの位置とがリンクされて管理される。また、例
えば、カット情報が、外部の配信サーバに格納されてい
る場合には、管理番号と、このカット情報が格納されて
いる配信サーバとがリンクされて管理されている。
【0106】カットデータ作成処理部24は、管理番号
取得処理、認証情報付与処理、符号変換処理、イメージ
データ変換処理、およびイメージ合成処理を行うブロッ
クである。
【0107】管理番号取得処理とは、利用者によって画
像が選択された際に、選択された画像の画像データに対
応しているカット制御コマンドの管理番号を取得する処
理のことである。認証情報付与処理は、管理番号に対し
てヘッダ情報としての認証情報を付与する処理のことで
ある。この認証情報としては、例えば、管理番号に対応
する制御コマンドのデータの種類や、取り扱いメーカー
のIDなどが考えられる。
【0108】符号変換処理とは、管理番号および認証情
報からなるデータを、例えばバーコードのようなデータ
形式に変換するためのコード化を行う処理のことであ
る。イメージデータ変換処理とは、符号変換処理によっ
てコード化されたデータを、例えば実際のバーコードの
ようなイメージデータに変換する処理のことである。イ
メージ合成処理とは、利用者によって選択された画像
と、管理番号および認証情報などを表すバーコードなど
のイメージとを合成する処理のことである。
【0109】なお、上記では、管理番号および認証情報
を表すイメージデータとしてバーコードを用いた例を示
したが、このバーコードとしては、1次元バーコードで
もよいし、表示可能なデータ量が比較的多くなる2次元
バーコードでもよい。また、バーコードに限らず、管理
番号および認証情報を表現することが可能なイメージで
あれば、どのようなイメージコードを用いてもよい。
【0110】カッティング処理部25は、上記と同様
に、カッティング装置4に相当するものであり、印刷処
理部22によって印刷された印刷済シートを、印刷され
ている画像に対応したカットデータに基づいてカットす
るものである。このカッティング処理部25は、セット
された印刷済シートからコード情報を読み取るコード情
報読み取り部25A、読み取ったコード情報を復元する
コード情報復元部25B、コード情報に含まれる認証情
報をチェックする認証情報チェック部25C、コード情
報に含まれる管理番号を、カット情報管理部26に送信
し、対応するカット情報を取得するカット情報取得部2
5D、および、取得したカット情報、すなわち、制御コ
マンドに基づいてカッティング処理を行うカッティング
処理部25Eを備えた構成となっている。
【0111】次に、本実施形態に係る端末装置における
処理の流れについて、図7に示すフローチャートを参照
しながら以下に説明する。まず、S21からS24まで
の処理は、実施の形態1における図4のフローチャート
のS1からS4までの処理と同様であるので、ここでは
その説明を省略する。
【0112】次に、カットデータ作成処理部21におい
て、カットデータに関する処理が開始される。まず、利
用者によって選択された画像に対応する管理番号が抽出
される(S25)。この管理番号は、データ記憶部10
あるいは外部の配信サーバにおいて、画像データと対に
なって記憶されているものである。
【0113】そして、得られた管理番号に対して、ヘッ
ダ情報として認証情報が付加され(S26)、これを、
例えばバーコードのようなデータ形式に変換するために
コード化が施される(S27)。
【0114】次に、画像をプリントアウトするプリンタ
の選択が行われる(S28)。ここでのプリンタの選択
は、端末装置に備えられているプリンタの設定状況に応
じて行われる。例えば、各プリンタによって出力される
媒体が特定されている場合には、利用者によって選択さ
れた出力媒体の種類に応じて、出力するプリンタが選択
されることになる。また、各プリンタによって出力され
る媒体が特定されていない場合には、現在の各プリンタ
の稼働状態に応じて、出力するプリンタが選択されるこ
とになる。
【0115】次に、選択されたプリンタに対して、該当
する画像データ、および管理番号がコード化されて光学
的に読み取り可能なイメージデータに変換されたコード
化データが送信され、プリント処理が行われる(S2
9)。ここで、画像データには、画像の位置を規定する
トンボマークのデータも含まれる。このプリント処理に
おいて、画像、トンボマーク、および、コード化イメー
ジが印刷された印刷済シートの状態は、実施の形態1に
おいて図5に示すような状態と同様となる。
【0116】なお、この例では、画像データとコードデ
ータとがプリンタにおいて同時にプリントされる構成と
なっているが、実施の形態1において示したように、画
像データとコードデータとを別工程で1枚のシートにプ
リントする構成としてもよい。
【0117】そして、プリント処理が完了すると、プリ
ント、すなわち印刷済シートがプリンタから排出される
(S30)と、このプリントが、カッティング装置4に
セットされる(S31)。プリントをカッティング装置
4にセットする方法としては、利用者の手によってプリ
ンタの出力トレイからカッティング装置4にセットする
方法でもよいし、プリンタから出力されたプリントをカ
ッティング装置4まで自動的に搬送する装置を設ける方
法でもよい。
【0118】次に、カッティング装置4においてカット
処理が行われる。まず、セットされたプリントからトン
ボマークの検出が行われる(S32)。ここで検出され
たプリントのずれおよび傾き状態に応じて、カット情報
における制御コマンドの値が補正される。
【0119】次に、プリントに印刷されているコード化
されている管理番号および認証情報が読み取られる(S
33)。例えば、これらの情報がバーコードによって示
されている場合には、バーコードリーダーによって情報
の読み取りが行われる。読み取られたデータは、デコー
ドされて元の管理番号および認証情報に復元される(S
34)。
【0120】復元されたデータの中から、まず認証情報
がチェックされる(S35)。認証情報には、例えば制
御コマンドのデータの種類や、取り扱いメーカーのID
が示されているので、この認証情報をチェックすること
によって、当該カッティング装置4によって的確にカッ
ティングを行うことが可能であるか否かを判定すること
ができる。
【0121】S35において、当該カッティング装置4
によって取り扱い可能であるデータであると判定された
場合、復元されたデータの中から管理番号が読みださ
れ、この管理番号を、カット情報管理部26へ送信する
(S36)。カット情報管理部26では、受信した管理
番号に対応したカット情報を読み出し、このカット情報
をカッティング装置4に送信する。そして、カッティン
グ装置4は、カット情報を取得し(S37)、取得した
カット情報、すなわち制御コマンドに対して、上記で検
出されたプリントの傾き状態による補正が加えられた後
に、セットされているプリントのカット処理が行われ
(S38)、完成品が出力される(S39)。
【0122】このように、本実施形態に係るカッティン
グ装置4は、セットされたプリントから管理番号を読み
取って、この管理番号をカット情報管理部26に照会す
ることによって、カット情報としての制御コマンドを取
得する構成となっている。したがって、プリンタにおけ
るプリントの出力順序や、プリントを作成したプリンタ
の種類などに依存することなく、セットされたプリント
に対応したカットを行うことができる。また、カット情
報は、カット情報管理部26に問い合わせることによっ
て取得するので、カッティング装置4側にカット情報な
どを記憶する必要がない。よって、カット情報を記憶す
る記憶装置などをカッティング装置4に設ける必要をな
くすことができる。
【0123】また、例えば従来のように、カッティング
装置にカット情報を予め登録しておき、カットの際に
は、登録されているカット情報を選択するような構成の
場合には、新たな形状のカットを行いたい場合には、カ
ッティング装置に新しいカット情報を登録してからカッ
トを行う必要があった。これに対して、上記の構成によ
れば、プリントに記録されている管理番号からカット情
報を取得し、このカット情報に基づいてカットを行うの
で、カットの形状を自由に設定することが可能であり、
カット形状のバリエーションを増大させることができ
る。よって、利用者の多様な嗜好に対応した、商品価値
の高いカットプリントを提供することができる。
【0124】なお、本実施形態におけるカッティング装
置4は、上記のように、カット情報をカット情報管理部
26から取得する構成となっているので、カッティング
装置4と、カット情報管理部26を実現するコントロー
ラ部とが接続された構成とする必要がある。したがっ
て、例えば、プリンタを備えた端末装置を複数設置する
とともに、カッティング装置4を1台設置するようなシ
ステムを構築する場合には、カッティング装置4と各端
末装置とを接続し、カッティング装置4において、任意
の端末装置からカット情報を取得することが可能な構成
とする必要がある。この場合、例えば、認証情報の部分
に端末装置のID情報などを記録しておくことにより、
カッティング装置4が、どの端末装置からカット情報を
取得すべきなのかを把握することが可能となる。
【0125】また、上記の例では、コード化される情報
として、認証情報と管理番号とが含まれる例となってい
るが、例えば、どのカット情報かを特定するオーダー情
報と、どの端末装置で何番目に作成したデータかを特定
するシリアル情報とが含まれるようにしてもよい。な
お、この場合には、1つのコントローラによってカッタ
ー部とプリンタ部とを制御するシステムの場合には、コ
ード化される情報として、シリアル情報のみとすること
も可能である。
【0126】なお、上記した実施の形態1および2にお
いて示した構成とは異なる構成として、複数台のプリン
タとカッティング装置とがセットになった端末装置にお
いて、プリンタからプリントが排出された順に、該プリ
ントをカッティング装置にセットするような送り装置を
設ける構成も考えられる。このような構成の場合、端末
装置におけるコントローラは、カッティング装置にセッ
トされるプリントの順番を確実に把握することが可能と
なる。よって、プリンタにおいて印刷されるプリント
に、該プリントに記録される画像を特定するコード化デ
ータを付与しなくても、印刷が完了した順にカッティン
グ装置にカット情報を送信することによって、カッティ
ング装置において、各プリントに対応したカットを行う
ことが可能となる。
【0127】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係るカ
ッティング装置は、印刷済シートに印刷されているコー
ド化イメージを読み取るコード情報読み取り部と、上記
コード情報読み取り部によって読み取られたコード化イ
メージを復元するコード情報復元部と、上記コード情報
復元部によって復元されたデータから、カット処理の内
容を示すカット情報を抽出し、このカット情報に基づい
てカッティング処理を行うカッティング処理部とを備え
ている構成である。
【0128】これにより、カッティング装置側には、カ
ット情報などを記憶する記憶手段のような構成を設ける
ことなく、任意の形状で印刷済シートをカットすること
ができるという効果を奏する。
【0129】また、カットの形状などを任意に設定する
ことができるので、カットパターンとしては無限大とな
り、利用者の様々なニーズに対応したカッティングを行
うことができるという効果を奏する。
【0130】請求項2の発明に係るカッティング装置
は、上記カット情報が、上記カッティング処理部におい
てカッティングを行う際の制御コマンドである構成であ
る。
【0131】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、カッティング処理部は、制御コマンドによって
ダイレクトに制御されることになるので、的確なカッテ
ィングを行うことが可能となるという効果を奏する。
【0132】請求項3の発明に係るカッティング装置
は、上記コード化イメージがバーコードであり、上記コ
ード情報読み取り部が、バーコードリーダーである構成
である。
【0133】これにより、請求項1または2の構成によ
る効果に加えて、コード化イメージの読み取りを、迅速
かつ的確に行うことができるという効果を奏する。
【0134】請求項4の発明に係るカッティング装置
は、上記コード化イメージに、上記カット情報の認証に
関する認証情報がさらに含まれているとともに、上記コ
ード情報復元部によって復元されたデータから上記認証
情報をチェックする認証情報チェック部をさらに備え、
該認証情報チェック部によって認証が確認された場合に
のみ、上記カッティング処理部がカッティング処理を行
う構成である。
【0135】これにより、請求項1ないし3のいずれか
の構成による効果に加えて、例えば、カット情報として
印刷済シートに記録されているデータの形式が、カッテ
ィング処理部において理解可能なデータの形式でないよ
うな場合に、意図しないカットが行われてしまうことも
考えられるが、認証情報のチェックを行うことによっ
て、このような事態を防ぐことができるという効果を奏
する。
【0136】請求項5の発明に係るカッティング装置
は、上記印刷済シートに、画像領域の隅部を示す複数の
トンボマークが印刷されており、該トンボマークを検出
することによって、印刷済シートのセット位置を検出す
る構成である。
【0137】これにより、請求項1ないし4のいずれか
の構成による効果に加えて、カッティング処理をより正
確な位置で行うことができるという効果を奏する。
【0138】請求項6の発明に係るカッティング装置
は、検出された印刷済シートのセット位置に応じて、上
記カット情報で示されるカッティング座標を補正し、カ
ッティング処理を行う構成である。
【0139】これにより、請求項5の構成による効果に
加えて、カッティング座標の方を補正することによっ
て、装置のコスト上昇を招くことなく、精密にカッティ
ングの位置補正を行うことができるという効果を奏す
る。
【0140】請求項7の発明に係るカッティング装置
は、セットされた印刷済シートに、上記コード化イメー
ジ、あるいは上記トンボマークが印刷されていない際に
は、カッティング処理を行わない構成である。
【0141】これにより、請求項1ないし6のいずれか
の構成による効果に加えて、カット処理を必要としない
印刷済シートが、カッティング装置にセットされてしま
った場合でも、不必要にカット処理が行われてしまうこ
とを防ぐことができるという効果を奏する。
【0142】請求項8の発明に係るプリントカッティン
グ装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載のカッテ
ィング装置と、画像および上記コード化イメージを印刷
し、印刷済シートとして出力するプリンタとを備えてい
る構成である。
【0143】これにより、画像とともに、任意の形状か
らなるカット情報を含んだコード化イメージを、プリン
タにおいて印刷し、この印刷済シートを、上記カッティ
ング装置にセットすれば、そのカット情報に応じた形状
で該印刷済シートをカットすることができる。すなわ
ち、カッティング装置側には、カット情報などを記憶す
る記憶手段のような構成を設けることなく、任意の形状
で印刷済シートをカットすることができるという効果を
奏する。
【0144】また、カット処理の内容を示すカット情報
は、印刷済シートにコード化された状態で記録し、これ
によってカッティング装置側は、カット処理の内容を把
握することになるので、カットの形状などを任意に設定
することができ、利用者の様々なニーズに対応したカッ
ティングを行うことができるという効果を奏する。
【0145】また、プリンタにおいて出力された順番と
は関係なく、印刷済シートがカッティング装置にセット
されたとしても、各印刷済シートに印刷されている画像
に対応したカット情報によってカットを行うことができ
るという効果を奏する。
【0146】請求項9の発明に係るプリントカッティン
グ装置は、各カット情報に対して管理番号を発行し、管
理番号とカット情報との対応を管理するカット情報管理
部と、画像、および、上記管理番号のコード化イメージ
を印刷し、印刷済シートとして出力するプリンタと、上
記プリンタから出力された印刷済シートに対してカッテ
ィング処理を行うカッティング装置とを備え、上記カッ
ティング装置が、上記印刷済シートに印刷されているコ
ード化イメージを読み取るコード情報読み取り部と、上
記コード情報読み取り部によって読み取られたコード化
イメージを復元するコード情報復元部と、上記コード情
報復元部によって復元されたデータから、上記管理番号
を抽出し、この管理番号を上記カット情報管理部に問い
合わせることによって、対応するカット情報を取得する
カット情報取得部と、上記カット情報に基づいてカッテ
ィング処理を行うカッティング処理部とを備えている構
成である。
【0147】これにより、画像とともに、任意の形状か
らなるカット情報に対応する管理番号のコード化イメー
ジを、プリンタにおいて印刷し、この印刷済シートを、
上記カッティング装置にセットすれば、その管理番号に
対応したカット情報に応じた形状で該印刷済シートをカ
ットすることができる。すなわち、カッティング装置側
には、カット情報などを記憶する記憶手段のような構成
を設けることなく、任意の形状で印刷済シートをカット
することができるという効果を奏する。
【0148】また、カッティング装置側は、カット情報
管理部に管理番号を照会することによってカット処理の
内容を把握することになるので、カットの形状などを任
意に設定することができ、利用者の様々なニーズに対応
したカッティングを行うことができるという効果を奏す
る。
【0149】また、プリンタにおいて出力された順番と
は関係なく、印刷済シートがカッティング装置にセット
されたとしても、各印刷済シートに印刷されている画像
に対応したカット情報によってカットを行うことができ
るという効果を奏する。
【0150】請求項10の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記カット情報が、上記カッティング処理
部においてカッティングを行う際の制御コマンドである
構成である。
【0151】これにより、請求項9の構成による効果に
加えて、カッティング処理部は、制御コマンドによって
ダイレクトに制御されることになるので、より的確なカ
ッティングを行うことが可能となるという効果を奏す
る。
【0152】請求項11の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記コード化イメージがバーコードであ
り、上記コード情報読み取り部がバーコードリーダーで
ある構成である。
【0153】これにより、請求項9または10の構成に
よる効果に加えて、コード化イメージの読み取りを、迅
速かつ的確に行うことができるという効果を奏する。
【0154】請求項12の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記コード化イメージに、上記カット情報
の認証に関する認証情報がさらに含まれているととも
に、上記コード情報復元部によって復元されたデータか
ら上記認証情報をチェックする認証情報チェック部をさ
らに備え、該認証情報チェック部によって認証が確認さ
れた場合にのみ、上記カッティング処理部がカッティン
グ処理を行う構成である。
【0155】これにより、請求項9ないし11のいずれ
かの構成による効果に加えて、例えば、カット情報とし
てカット情報管理部が提供可能なデータの形式が、カッ
ティング処理部において理解可能なデータの形式でない
ような場合に、この認証情報のチェックが行われない場
合には、意図しないカットが行われてしまうことも考え
られるが、認証情報のチェックを行うことによって、こ
のような事態を防ぐことができるという効果を奏する。
【0156】請求項13の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記印刷済シートに、画像領域の隅部を示
す複数のトンボマークが印刷されており、上記カッティ
ング装置が、該トンボマークを検出することによって、
印刷済シートのセット位置を検出する構成である。
【0157】これにより、請求項9ないし12のいずれ
かの構成による効果に加えて、カッティング処理をより
正確な位置で行うことができるという効果を奏する。
【0158】請求項14の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記カッティング装置が、検出された印刷
済シートのセット位置に応じて、上記カット情報で示さ
れるカッティング座標を補正し、カッティング処理を行
う構成である。
【0159】これにより、請求項13の構成による効果
に加えて、カッティング座標の方を補正することによっ
て、装置のコスト上昇を招くことなく、精密にカッティ
ングの位置補正を行うことができるという効果を奏す
る。
【0160】請求項15の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記カッティング装置が、セットされた印
刷済シートに、上記コード化イメージ、あるいは上記ト
ンボマークが印刷されていない際には、カッティング処
理を行わない構成である。
【0161】これにより、請求項9ないし14のいずれ
かの構成による効果に加えて、カット処理を必要としな
い印刷済シートが、カッティング装置にセットされてし
まった場合でも、不必要にカット処理が行われてしまう
ことを防ぐことができるという効果を奏する。
【0162】請求項16の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、上記プリンタが複数設けられている構成で
ある。
【0163】これにより、請求項8ないし15のいずれ
かの構成による効果に加えて、複数のプリント処理を並
行して行うことにより、カッティング装置が稼働してい
ない時間を短縮することができ、装置の生産性を向上す
ることができるという効果を奏する。
【0164】請求項17の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、画像データおよびカット情報を記憶するデ
ータ記憶部をさらに備えている構成である。
【0165】これにより、請求項8ないし16のいずれ
かの構成による効果に加えて、プリントカッティング装
置内のデータ記憶部に記憶されている画像データおよび
カット情報によって、プリンタによる印刷、およびカッ
ティング装置によるカッティング処理を行うことができ
るという効果を奏する。
【0166】請求項18の発明に係るプリントカッティ
ング装置は、通信ネットワークを介して接続された配信
サーバとの間で通信処理を行う通信処理部をさらに備
え、該通信処理部によって、上記配信サーバから画像デ
ータおよび/またはカット情報を取得する構成である。
【0167】これにより、請求項8ないし17のいずれ
かの構成による効果に加えて、プリントカッティング装
置において取り扱うことのできる画像およびカット情報
の種類を、大幅に増大させることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る端末装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】上記端末装置の外観を示す斜視図である。
【図3】上記端末装置の内部構成の概略を示す説明図で
ある。
【図4】上記端末装置における処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図5】上記端末装置におけるプリンタからの出力例を
示す説明図である。
【図6】本発明の実施の他の形態に係る端末装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す端末装置における処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 カッティング部 2 操作部 3 プリンタ部 4 カッティング装置 5 メディア受付け装置 6 コントローラ 7 バックアップ電源 8A・8B・8C 第1ないし第3プリンタ 9 コインメカ 10 データ記憶部 11 中央処理部 15 データ抽出先選択部 21・24 カットデータ作成処理部 22 印刷処理部 23・25 カッティング処理部 26 カット情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅本 長司 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内 (72)発明者 峪 直亨 和歌山県和歌山市梅原579−1 ノーリツ 鋼機株式会社内 Fターム(参考) 3C024 AA02 CC01 FF01 3F108 GA04 GB06

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の印刷がなされた印刷済シートに対し
    てカッティング処理を行うカッティング装置であって、 印刷済シートに印刷されているコード化イメージを読み
    取るコード情報読み取り部と、 上記コード情報読み取り部によって読み取られたコード
    化イメージを復元するコード情報復元部と、 上記コード情報復元部によって復元されたデータから、
    カット処理の内容を示すカット情報を抽出し、このカッ
    ト情報に基づいてカッティング処理を行うカッティング
    処理部とを備えていることを特徴とするカッティング装
    置。
  2. 【請求項2】上記カット情報が、上記カッティング処理
    部においてカッティングを行う際の制御コマンドである
    ことを特徴とする請求項1記載のカッティング装置。
  3. 【請求項3】上記コード化イメージがバーコードであ
    り、上記コード情報読み取り部がバーコードリーダーで
    あることを特徴とする請求項1または2記載のカッティ
    ング装置。
  4. 【請求項4】上記コード化イメージに、上記カット情報
    の認証に関する認証情報がさらに含まれているととも
    に、上記コード情報復元部によって復元されたデータか
    ら上記認証情報をチェックする認証情報チェック部をさ
    らに備え、該認証情報チェック部によって認証が確認さ
    れた場合にのみ、上記カッティング処理部がカッティン
    グ処理を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載のカッティング装置。
  5. 【請求項5】上記印刷済シートに、画像領域の隅部を示
    す複数のトンボマークが印刷されており、該トンボマー
    クを検出することによって、印刷済シートのセット位置
    を検出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のカッティング装置。
  6. 【請求項6】検出された印刷済シートのセット位置に応
    じて、上記カット情報で示されるカッティング座標を補
    正し、カッティング処理を行うことを特徴とする請求項
    5記載のカッティング装置。
  7. 【請求項7】セットされた印刷済シートに、上記コード
    化イメージ、あるいは上記トンボマークが印刷されてい
    ない際には、カッティング処理を行わないことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載のカッティング
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載のカッ
    ティング装置と、 画像および上記コード化イメージを印刷し、印刷済シー
    トとして出力するプリンタとを備えていることを特徴と
    するプリントカッティング装置。
  9. 【請求項9】各カット情報に対して管理番号を発行し、
    管理番号とカット情報との対応を管理するカット情報管
    理部と、 画像、および、上記管理番号のコード化イメージを印刷
    し、印刷済シートとして出力するプリンタと、 上記プリンタから出力された印刷済シートに対してカッ
    ティング処理を行うカッティング装置とを備え、 上記カッティング装置が、上記印刷済シートに印刷され
    ているコード化イメージを読み取るコード情報読み取り
    部と、 上記コード情報読み取り部によって読み取られたコード
    化イメージを復元するコード情報復元部と、 上記コード情報復元部によって復元されたデータから、
    上記管理番号を抽出し、この管理番号を上記カット情報
    管理部に問い合わせることによって、対応するカット情
    報を取得するカット情報取得部と、 上記カット情報に基づいてカッティング処理を行うカッ
    ティング処理部とを備えていることを特徴とするプリン
    トカッティング装置。
  10. 【請求項10】上記カット情報が、上記カッティング処
    理部においてカッティングを行う際の制御コマンドであ
    ることを特徴とする請求項9記載のプリントカッティン
    グ装置。
  11. 【請求項11】上記コード化イメージがバーコードであ
    り、上記コード情報読み取り部がバーコードリーダーで
    あることを特徴とする請求項9または10記載のプリン
    トカッティング装置。
  12. 【請求項12】上記コード化イメージに、上記カット情
    報の認証に関する認証情報がさらに含まれているととも
    に、上記コード情報復元部によって復元されたデータか
    ら上記認証情報をチェックする認証情報チェック部をさ
    らに備え、該認証情報チェック部によって認証が確認さ
    れた場合にのみ、上記カッティング処理部がカッティン
    グ処理を行うことを特徴とする請求項9ないし11のい
    ずれかに記載のプリントカッティング装置。
  13. 【請求項13】上記印刷済シートに、画像領域の隅部を
    示す複数のトンボマークが印刷されており、上記カッテ
    ィング装置が、該トンボマークを検出することによっ
    て、印刷済シートのセット位置を検出することを特徴と
    する請求項9ないし12のいずれかに記載のプリントカ
    ッティング装置。
  14. 【請求項14】上記カッティング装置が、検出された印
    刷済シートのセット位置に応じて、上記カット情報で示
    されるカッティング座標を補正し、カッティング処理を
    行うことを特徴とする請求項13記載のプリントカッテ
    ィング装置。
  15. 【請求項15】上記カッティング装置が、セットされた
    印刷済シートに、上記コード化イメージ、あるいは上記
    トンボマークが印刷されていない際には、カッティング
    処理を行わないことを特徴とする請求項9ないし14の
    いずれかに記載のプリントカッティング装置。
  16. 【請求項16】上記プリンタが複数設けられていること
    を特徴とする請求項8ないし15のいずれかに記載のプ
    リントカッティング装置。
  17. 【請求項17】画像データおよびカット情報を記憶する
    データ記憶部をさらに備えていることを特徴とする請求
    項8ないし16のいずれかに記載のプリントカッティン
    グ装置。
  18. 【請求項18】通信ネットワークを介して接続された配
    信サーバとの間で通信処理を行う通信処理部をさらに備
    え、該通信処理部によって、上記配信サーバから画像デ
    ータおよび/またはカット情報を取得することを特徴と
    する請求項8ないし17のいずれかに記載のプリントカ
    ッティング装置。
JP2001028622A 2001-02-05 2001-02-05 カッティング装置およびプリントカッティング装置 Pending JP2002233990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028622A JP2002233990A (ja) 2001-02-05 2001-02-05 カッティング装置およびプリントカッティング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028622A JP2002233990A (ja) 2001-02-05 2001-02-05 カッティング装置およびプリントカッティング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002233990A true JP2002233990A (ja) 2002-08-20

Family

ID=18893092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001028622A Pending JP2002233990A (ja) 2001-02-05 2001-02-05 カッティング装置およびプリントカッティング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002233990A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018690A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Sony Corp 情報処理装置および方法、印刷装置および方法、印刷システム、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2006069164A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Brother Ind Ltd 切断制御装置、切断制御プログラムおよび切断制御方法
US7987754B2 (en) 2007-07-31 2011-08-02 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US8256333B2 (en) 2007-07-31 2012-09-04 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
JP2013224003A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Mimaki Engineering Co Ltd 加工用画像印刷システム、加工物製造システムおよび加工用画像生成プログラム
JP2014144874A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 Mueller Martini Holding Ag 印刷機で印刷物を製作する場合に印刷プロセス前及び/又は印刷プロセス中にプロセス管理データを検出して伝送する方法
US8839701B2 (en) 2007-07-31 2014-09-23 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US10642551B2 (en) 2017-07-14 2020-05-05 Georgia-Pacific Corrugated Llc Engine for generating control plans for digital pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11449290B2 (en) 2017-07-14 2022-09-20 Georgia-Pacific Corrugated Llc Control plan for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11485101B2 (en) 2017-07-14 2022-11-01 Georgia-Pacific Corrugated Llc Controls for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11520544B2 (en) 2017-07-14 2022-12-06 Georgia-Pacific Corrugated Llc Waste determination for generating control plans for digital pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11807480B2 (en) 2017-07-14 2023-11-07 Georgia-Pacific Corrugated Llc Reel editor for pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11885055B2 (en) 2021-03-31 2024-01-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing system and cutting device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108085A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Mimaki Engineering:Kk カッティングシステム
JP2001001295A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Atlus Co Ltd シールカッティングマシン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108085A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Mimaki Engineering:Kk カッティングシステム
JP2001001295A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Atlus Co Ltd シールカッティングマシン

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018690A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Sony Corp 情報処理装置および方法、印刷装置および方法、印刷システム、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2006069164A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Brother Ind Ltd 切断制御装置、切断制御プログラムおよび切断制御方法
US11872716B2 (en) 2007-07-31 2024-01-16 Hunter Douglas Industries Switzerland Gmbh Window covering sizing method and apparatus
US7987754B2 (en) 2007-07-31 2011-08-02 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US8256333B2 (en) 2007-07-31 2012-09-04 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US8839701B2 (en) 2007-07-31 2014-09-23 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US9440368B2 (en) 2007-07-31 2016-09-13 Newell Window Furnishings, Inc. Window covering sizing method and apparatus
US10786921B2 (en) 2007-07-31 2020-09-29 Hunter Douglas Industries Switzerland Gmbh Window covering sizing method and apparatus
JP2013224003A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Mimaki Engineering Co Ltd 加工用画像印刷システム、加工物製造システムおよび加工用画像生成プログラム
JP2014144874A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 Mueller Martini Holding Ag 印刷機で印刷物を製作する場合に印刷プロセス前及び/又は印刷プロセス中にプロセス管理データを検出して伝送する方法
US10642551B2 (en) 2017-07-14 2020-05-05 Georgia-Pacific Corrugated Llc Engine for generating control plans for digital pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11449290B2 (en) 2017-07-14 2022-09-20 Georgia-Pacific Corrugated Llc Control plan for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11485101B2 (en) 2017-07-14 2022-11-01 Georgia-Pacific Corrugated Llc Controls for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11520544B2 (en) 2017-07-14 2022-12-06 Georgia-Pacific Corrugated Llc Waste determination for generating control plans for digital pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11807480B2 (en) 2017-07-14 2023-11-07 Georgia-Pacific Corrugated Llc Reel editor for pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11093186B2 (en) 2017-07-14 2021-08-17 Georgia-Pacific Corrugated Llc Engine for generating control plans for digital pre-print paper, sheet, and box manufacturing systems
US11907595B2 (en) 2017-07-14 2024-02-20 Georgia-Pacific Corrugated Llc Control plan for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11911992B2 (en) 2017-07-14 2024-02-27 Georgia-Pacific Corrugated Llc Controls for paper, sheet, and box manufacturing systems
US11885055B2 (en) 2021-03-31 2024-01-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing system and cutting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1075138B1 (en) Print order/delivery system and method, digital camera, client information regristration device, ordering terminal, and printing system
JP2002233990A (ja) カッティング装置およびプリントカッティング装置
JP2003298803A (ja) 画像提供サーバ、画像提供システム、および画像提供方法
JP2003241926A (ja) プリント制御装置およびプログラム
US7925997B2 (en) Information processing apparatus, method and program
JP2002239984A (ja) プリントカッティング装置
US20090086266A1 (en) Printing system and printing method
JPH07230494A (ja) 商品取引システム
JP2004357897A (ja) 情報提供システム、プログラム、情報記憶媒体および情報提供方法
JP5824885B2 (ja) 画像処理システムおよびジョブ実行方法
JP2000270149A (ja) 画像データ管理システム
JP2001160875A (ja) 画像処理システム、画像処理方法及び記憶媒体
JP6442924B2 (ja) プリント端末、コンテンツ製造方法、プログラム、及び、コンテンツプリントシステム
JP3480734B1 (ja) プリントシステム及びプリント方法
US8270864B2 (en) Image forming apparatus for managing billing destination
JP6074010B1 (ja) 情報処理装置、プログラム及び印刷システム
JP3610285B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の管理方法
JP2001265935A (ja) 3dモデリングデータ作成遊戯装置
JP7093572B2 (ja) 媒体提供システム、媒体提供方法及びコンピュータプログラム
JP2002169622A (ja) 課金方法およびプログラム
JP2017094743A (ja) 情報処理装置、プログラム及び印刷システム
JP2018117174A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4803427B2 (ja) 写真プリントシステム
JP2009093318A (ja) 領収データ管理システム、印刷装置、領収データ管理装置、領収データ管理方法および領収データ管理プログラム
JP2507769B2 (ja) 投票券発売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100225

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100312

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100727