JP2002233308A - 製茶用結束装置 - Google Patents

製茶用結束装置

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JP2002233308A
JP2002233308A JP2001029576A JP2001029576A JP2002233308A JP 2002233308 A JP2002233308 A JP 2002233308A JP 2001029576 A JP2001029576 A JP 2001029576A JP 2001029576 A JP2001029576 A JP 2001029576A JP 2002233308 A JP2002233308 A JP 2002233308A
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JP
Japan
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tea
conveyor
receiving
ocean
height
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Application number
JP2001029576A
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English (en)
Inventor
Makoto Harada
誠 原田
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Terada Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Terada Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大海載置面の高さが異なる場合、計量袋詰機
と梱包機のうちの低い装置自体の高さを高くして、調整
を行っていたが、標準外となる為に、コストアップや標
準外の部品を製作しなければならないといった問題点が
あった。 【解決手段】 大海を梱包する梱包機と、昇降手段を設
けて、あらかじめ定めた設定量の茶葉を充填した大海を
梱包機へ導く受入用搬送装置とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製茶工場で生産した茶
葉を入れた袋(製茶業界では、大海と呼ぶ)を、自動的
に結束する為の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、製茶工場で生産した茶葉は、大海
と呼ばれる袋に20〜40kgの所定量の茶葉を充填さ
れる。充填後、この大海の口を作業者が折り込み、所定
の位置にバンドで結束するタイプの梱包機へ作業者が持
ち運び、結束する位置を作業者が選択して、梱包機のバ
ンドが通過する位置へセットして、起動ボタンを押し、
大海を結束する。大海は複数箇所(縦方向に十文字、横
方向に2〜3ヶ所)を結束する必要があるため、作業者
は大海を少し移動して所定の位置にセットし、起動ボタ
ンを押す作業を繰り返し、結束完了後は大海を保管場所
へ作業者が持ち運んでいた。
【0003】この作業は、20〜40kgの重い大海を
作業者が持ち運び、狭い梱包機の上で結束位置を作業者
が移動させなければならず、力仕事であり、一つの大海
を処理するだけでも重労働であるにもかかわらず、製茶
工場では一日に数百個の大海を出荷前の短時間に処理し
なければならず、非常に重労働であった。このため、重
労働の作業から解放するために、最近は大海の口を折り
込んだ後は、自動で縦十文字、横方向を結束する装置、
特開平11−113489や特開2000−53107
が発明されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】あらかじめ定めた設定
量の茶葉を大海に充填する計量袋詰機と梱包機は、大海
載置面の高さが異なる。この場合、計量袋詰機と梱包機
との間に作業者が介在して、大海を持ち上げて搬送して
いた。近年では、前述の特開平11−113489や特
開2000−53107のように、計量袋詰機と梱包機
との間を自動で搬送する装置が発明されており、これら
の場合、計量袋詰機と梱包機のうちの低い装置自体の高
さを高くして、調整を行っていた。しかし、標準外とな
る為に、コストアップや標準外の部品を製作しなければ
ならないといった問題点があった。更に、既設の計量袋
詰機に新たに製茶用結束装置を連動するように設備改造
し、既設の計量袋詰機の方が高さが低いような場合は、
既設の計量袋詰機の高さ変更工事を行わなければなら
ず、計量袋詰機の高さを変更する為には、計量袋詰機へ
投入する装置の高さ変更工事までやらなければならず、
工事作業が困難で、費用も高額になるという問題点もあ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するため、第1の手段は、大海を梱包する梱包
機と、昇降手段を設けて、あらかじめ定めた設定量の茶
葉を充填した大海を梱包機へ導く受入用搬送装置とより
構成する。第2の手段は、第1の手段の受入用搬送装置
の下方に、アクチュエータによる昇降手段を設ける。第
3の手段は、第2の手段のアクチェータにエアシリンダ
を用いる。第4の手段は、第1の手段の受入用搬送装置
の搬送装置枠を傾斜させた昇降手段を設ける。第5の手
段は、第1、2、3または4の手段の受入用搬送装置を
無端輸送帯により構成する。第6の手段は、第1、2、
3または4の手段の受入用搬送装置をローラコンベヤに
より構成する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は計量袋詰機から製茶用結束
装置までのラインを示す平面図である。本実施例の製茶
用結束装置は、梱包機1、旋回コンベヤ2、旋回具3、
転倒コンベヤ4、転倒具5、受入コンベヤ6で構成した
ものをいうが、梱包機1と受入コンベヤ6を備えていれ
ば、旋回コンベヤ2、旋回具3、転倒コンベヤ4、転倒
具5はその他の手段でかまわない。
【0007】計量袋詰機7で略設定量(通常、正味30k
gが多いが、他に40kg、35kg、20kgなど様々であ
る)の茶葉を計量し、振動台8上に置いた大海9に茶葉
を充填する。略設定量を充填した大海9をプッシャー1
0により秤台11に移送し、この秤台11上で大海内の
茶葉が設定量になるように微量投入で、調整する。秤台
11上で設定量になった大海をプッシャー12で受入用
搬送装置(本実施例では受入コンベヤ6とする)へ移送
する。この受入コンベヤ6の昇降手段(図1では図示し
ない)により受入コンベヤ6を旋回コンベヤ2と同じ高
さにし、受入コンベヤ6を起動させて、大海を旋回コン
ベヤ2へ移送する。この間に、大海の口を折り込んでお
く。折り込んだ部分にテープなどを止めておくとよい。
【0008】旋回コンベヤ2では大海を梱包機1の所定
の位置へ移動し、結束バンドで結束し、その後、旋回コ
ンベヤ2を逆方向に起動させて大海を旋回具3へ移動
し、略90度旋回させる。本実施例の旋回具3は、ロボ
ットハンドを設けたもので、ロボットハンドで大海を少
し持ち上げ、略90度回転させると停止し、大海を旋回
コンベヤ2上へおろすものであるが、その他にもコンベ
ヤを用いたものなど大海を旋回することができればよ
い。旋回後の大海を更に梱包機1の所定の位置へ移動
し、結束バンドで結束する。大海を縦十文字に結束後、
転倒コンベヤ4により転倒具5へ移動し、転倒させ、転
倒コンベヤ4を逆方向に起動させて再び梱包機1へ移動
し、少しづつ移動させて、横方向に複数回結束する。本
実施例では、転倒具5は転倒させるための棒を用いた
が、棒に限らない。横方向の結束終了後、転倒コンベヤ
4によりストックコンベヤ13へ大海を移送し、出荷準
備をおこなう。
【0009】本発明の製茶用結束装置は、梱包機1と受
入用搬送装置(本実施例では受入用コンベヤ6)をそなえ
ていればよく、大海の微妙な横移動や、旋回、転倒は作
業者がおこなってもよく、また、上記実施例以外の手段
でもかまわない。
【0010】図2は実施例1における受入用搬送装置の
斜視図を示す。受入用搬送装置は、上部搬送部にローラ
22を複数並べたローラコンベヤ21であり、ローラコ
ンベヤ21の下部内部の4角に昇降手段であるエアシリ
ンダ23を備え、ローラコンベヤ21全体が昇降できる
ようになっている。本実施例ではエアシリンダ23を用
いたが、その他のアクチュエータ、例えばモータなどを用
いて受入用搬送装置を昇降させてもよい。
【0011】図3、4は図2の側面図であり、前後の装
置との関係をそれぞれ示している。図3は秤台11から
受入用搬送装置であるローラコンベヤ21へ大海25を
移動した図である。本実施例の場合、計量袋詰機7の秤
台11の高さは225mmであるので、ローラコンベヤ
21の高さをまず秤台11と同じ225mmにしてお
く。この状態で、大海25はプッシャーにより秤台11
からローラコンベヤ21のローラ22上へ移送される。
次に、図4のように、この大海25を旋回コンベヤ2上
へのせるが、旋回コンベヤ2及び梱包機1の大海載置
面、転倒コンベヤ4等の高さは300mmであり、秤台
11の高さとローラコンベヤ21の高さの差は75mm
ある。そこで、エアシリンダ23を駆動して、ローラコ
ンベヤ21をリフトアップして高さ300mmとし、ロ
ーラコンベヤ21と旋回コンベヤ2を同じ高さにする。
エアシリンダ23の昇降ストロークを旋回コンベヤ2と
秤台11の差75mmとしておけば、エアシリンダ23
駆動時の細かな設定しなくてもよい。
【0012】図5は受入用搬送装置の他の実施例であ
る。実施例2の受入用搬送装置は、ベルト27の無端輸
送帯26で構成し、搬送面が傾斜している。無端輸送帯
26の秤台11から受け入れる側を225mm、旋回コ
ンベヤ2へ送る側を300mmと傾斜させることによ
り、スムーズに大海29を秤台11から旋回コンベヤ2
へ移送する。
【0013】図5の機枠28Aまたは28Bに実施例1
のエアシリンダ23を設け、秤台11と旋回コンベヤ2
の高さの差を調節することも、可能とする。
【0014】製茶用結束装置の前の工程は、計量袋詰機
に限らず、また、前工程の機械と梱包機の高さの関係は
この限りではなく、梱包機の方が低い場合にも対応す
る。
【0015】
【発明の効果】本発明の製茶用結束装置は、受入用搬送
装置の高さ調整が可能であり、製茶用結束装置の前工程
の装置である計量袋詰機との連動が容易となった。装置
自体の高さを上げる必要がなくなり、コストを下げるこ
とが出来る。また、請求項2により、高さを固定する必
要がなく、様々な場合に対応でき、請求項3により簡単
な構造とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラインを示す平面図。
【図2】ローラコンベヤからなる受入用搬送装置の斜視
図。
【図3】実施例1の受入用搬送装置の側面図。
【図4】実施例1の受入用搬送装置の側面図。
【図5】実施例2の受入用搬送装置の側面図。
【符号の説明】
1 梱包機 2 旋回コンベヤ 3 旋回具 4 転倒コンベヤ 5 転倒具 6 受入コンベヤ 7 計量袋詰機 8 振動台 9 大海 10 プッシャー 11 秤台 12 プッシャー 13 ストックコンベヤ 21 ローラコンベヤ 22 ローラ 23 エアシリンダ 24 機枠 25 大海 26 無端輸送帯 27 ベルト 28 機枠 29 大海

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大海を梱包する梱包機と、昇降手段を設
    けて、あらかじめ定めた設定量の茶葉を充填した大海を
    梱包機へ導く受入用搬送装置とより構成することを特徴
    とする製茶用結束装置。
  2. 【請求項2】 受入用搬送装置の下方に、アクチュエー
    タによる昇降手段を設けることを特徴とする請求項1記
    載の製茶用結束装置。
  3. 【請求項3】 アクチェータにエアシリンダを用いるこ
    とを特徴とする請求項2記載の製茶用結束装置。
  4. 【請求項4】 受入用搬送装置の搬送装置枠を傾斜させ
    た昇降手段を設けることを特徴とする請求項1記載の製
    茶用結束装置装置。
  5. 【請求項5】 受入用搬送装置を無端輸送帯により構成
    することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    製茶用結束装置。
  6. 【請求項6】 受入用搬送装置をローラコンベヤにより
    構成することを特徴とする請求項1、2、3または4記
    載の製茶用結束装置。
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