JP2002232880A - 画像処理端末および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像処理端末および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002232880A
JP2002232880A JP2001021080A JP2001021080A JP2002232880A JP 2002232880 A JP2002232880 A JP 2002232880A JP 2001021080 A JP2001021080 A JP 2001021080A JP 2001021080 A JP2001021080 A JP 2001021080A JP 2002232880 A JP2002232880 A JP 2002232880A
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Yasuaki Takahashi
康昭 高橋
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影した画像を最適な圧縮方式により圧縮で
きるようにする。 【解決手段】 データ圧縮部33は、CCD撮像部11に
より撮影され、画像信号処理部12で取得され、非圧縮
データ記憶部31に記憶された画像データを読み出し、
その画像データに対して、圧縮/伸長ソフトウエア記憶
部14に記憶されている複数の圧縮ソフトウエアを利用
して、それぞれ異なる圧縮方式により圧縮処理を施す。
SNR算出部35は、データ伸長部34において伸長処理
が施された画像データと、非圧縮データ記憶部31に記
憶されている原画像データに基づいて、それぞれの圧縮
画像データ毎のSNR(信号対雑音比)を算出し、レジス
タ40に記憶する。記憶データ選択部36は、レジスタ
40に記憶されているSNRを参照し、最もSNRが高い圧縮
画像データを選択し、メモリカードインタフェース15
に供給し、メモリカード16に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理端末およ
び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、撮
影した画像を最適な圧縮方式で圧縮し、保存できるよう
にした画像処理端末および方法、記録媒体、並びにプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルカメラで撮影した画像
データは、ディジタルカメラの内部に予め用意されてい
るソフトウエアにより、例えば、JPEG(Joint Photograp
hic Expert Group)などのフォーマットに圧縮されて、
フラッシュメモリなどの記憶媒体に記憶されるようにな
されている。
【0003】一般的に、ディジタルカメラに予め用意さ
れている圧縮ソフトウエアとしては、風景や人物像の画
像データに適しているJPEGフォーマット用の圧縮ソフト
ウエアや、例えば、白黒のテキスト画像データを圧縮す
るのに適しているGIF(Graphic Interchange Format)用
の圧縮ソフトウエアなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタルカメラにおいては、撮影された画像の特徴
(RGB信号や輝度信号の分布特性)に関わらず、どのよ
うな画像であっても、予め用意された圧縮ソフトウエア
により画一的に圧縮されて記憶されるため、画像を最適
な画質で記憶することができないという課題があった。
【0005】また、より高い圧縮率で保存可能な圧縮方
式が開発された場合であっても、圧縮ソフトウエアを入
れ替えることができないため、ユーザは、その圧縮方式
を利用できないという課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画像データを変換処理する変換ソフトウエ
アを容易に入れ替えたり、追加できるようにすることに
より、画像をフレーム毎に、最適な圧縮方式で圧縮し、
保存できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理端末
は、撮影画像の画像データを生成する画像データ生成手
段と、画像データ生成手段により生成された画像データ
のデータ量を変換する変換ソフトウエアを、所定の媒体
から取り込む変換ソフトウエア取り込み手段と、変換ソ
フトウエア取り込み手段により取り込まれた変換ソフト
ウエアを記憶する変換ソフトウエア記憶手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】変換ソフトウエア記憶手段は、変換ソフト
ウエア取り込み手段により取り込まれた、変換方式の異
なる複数の変換ソフトウエアを記憶するようにすること
ができる。
【0009】所定の媒体は、情報処理装置と接続可能な
データ転送ケーブルであり、変換ソフトウエア取り込み
手段は、データ転送ケーブルを介して情報処理装置から
変換ソフトウエアを取り込むようにすることができる。
【0010】所定の媒体は、データの書き換えが可能な
不揮発性のメモリを内蔵するメモリカードであり、変換
ソフトウエア取り込み手段は、メモリカードを介して変
換ソフトウエアを取り込むようにすることができる。
【0011】変換ソフトウエアは、画像データのデータ
量を圧縮する圧縮ソフトウエアであり、変換ソフトウエ
ア記憶手段により記憶されている複数の圧縮ソフトウエ
アを利用して、画像データのデータ量を圧縮する画像デ
ータ圧縮手段と、画像データ圧縮手段によりデータ量が
圧縮された画像データの画像データを記憶する圧縮画像
データ記憶手段とをさらに備え、圧縮画像データ記憶手
段は、画像データ圧縮手段により圧縮された複数の圧縮
画像データのうち、画像データ生成手段により生成され
た画像データとの誤差が最も小さい圧縮画像データを記
憶するようにすることができる。
【0012】圧縮画像データに対応する画像を所定時間
毎に切り替えて表示する圧縮画像表示手段と、圧縮画像
表示手段により表示された圧縮画像データに対応する画
像を選択する表示画像選択手段とをさらに備え、圧縮画
像データ記憶手段は、表示画像選択手段により選択され
た圧縮画像データを記憶するようにすることができる。
【0013】圧縮画像データ記憶手段により記憶された
圧縮画像データの圧縮方式に関する情報を履歴情報とし
て記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、圧縮画像表
示手段は、履歴情報記憶手段により記憶された履歴情報
に基づいて、圧縮画像データに対応する画像を切り替え
て表示するようにすることができる。
【0014】圧縮画像表示手段は、履歴情報に基づい
て、利用頻度が高い圧縮方式により圧縮された圧縮画像
データに対応する画像から順番に表示するようにするこ
とができる。
【0015】圧縮画像データ記憶手段は、画像処理端末
に対して着脱可能なメモリカードであるようにすること
ができる。
【0016】本発明の画像処理端末の画像処理方法は、
撮影画像の画像データを生成する画像データ生成ステッ
プと、画像データ生成ステップの処理により生成された
画像データのデータ量を変換する変換ソフトウエアを、
所定の媒体から取り込む変換ソフトウエア取り込みステ
ップと、変換ソフトウエア取り込みステップの処理によ
り取り込まれた変換ソフトウエアを記憶する変換ソフト
ウエア記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の記録媒体のプログラムは、撮影画
像の画像データを生成する画像データ生成ステップと、
画像データ生成ステップの処理により生成された画像デ
ータのデータ量を変換する変換ソフトウエアを、所定の
媒体から取り込む変換ソフトウエア取り込みステップ
と、変換ソフトウエア取り込みステップの処理により取
り込まれた変換ソフトウエアを記憶する変換ソフトウエ
ア記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明のプログラムは、撮影画像の画像デ
ータを生成する画像データ生成ステップと、画像データ
生成ステップの処理により生成された画像データのデー
タ量を変換する変換ソフトウエアを、所定の媒体から取
り込む変換ソフトウエア取り込みステップと、変換ソフ
トウエア取り込みステップの処理により取り込まれた変
換ソフトウエアを記憶する変換ソフトウエア記憶ステッ
プとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0019】本発明の画像処理端末および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、撮影画像の画像デー
タが生成され、生成された画像データのデータ量を変換
する変換ソフトウエアが、所定の媒体から取り込まれ、
取り込まれた変換ソフトウエアが記憶される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したディジ
タルカメラ付PDA(Personal Digital Assistants)1の基
本的な構成例を示すブロック図である。
【0021】図1に示すディジタルカメラ付PDA1は、
基本的に、CCD(Charge Coupled Device)撮像部11、画
像信号処理部12、制御部13、圧縮/伸長ソフトウエ
ア記憶部14、メモリカードインタフェース15、およ
びデータ転送ケーブルインタフェース17から構成され
ている。そして、メモリカードインタフェース15に
は、ディジタルカメラ付PDA1に対して着脱可能なメモ
リカード16が装着されている。
【0022】CCD撮像部11は、図示せぬ被写体からの
光信号を取り込み、それを電気信号に変換して、生成し
た画像信号を画像信号処理部12に供給する。
【0023】画像信号処理部12は、CCD撮像部11か
ら供給されてきた画像信号に対して、アナログディジタ
ル変換処理などを施し、生成した画像データを制御部1
3に供給する。
【0024】制御部13は、内部にROM(Read Only Memo
ry)やRAM(Random Access Memory)を有しており、様々な
処理を実行する。例えば、制御部13は、圧縮/伸長ソ
フトウエア記憶部14に記憶されている圧縮ソフトウエ
アを利用して、画像信号処理部12から供給されてきた
画像データを圧縮し、取得した圧縮画像データをメモリ
カードインタフェース15に供給する。制御部13の圧
縮処理の詳細については後述する。
【0025】また、制御部13は、メモリカードインタ
フェース15がメモリカード16から読み出した圧縮ソ
フトウエアや、データ転送ケーブルインタフェース17
が図示せぬパーソナルコンピュータから取り込んだ圧縮
ソフトウエアを取得し、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部
14に供給する。
【0026】圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14は、例
えば、データの書き換えが可能な不揮発性のフラッシュ
メモリからなり、制御部13から圧縮ソフトウエアが供
給されてきたとき、供給されてきた圧縮ソフトウエアを
記憶する。また、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14
は、必要に応じて、記憶している圧縮または伸長ソフト
ウエアを制御部13に供給する。
【0027】すなわち、ユーザは、圧縮/伸長ソフトウ
エア記憶部14に記憶されている圧縮ソフトウエアを、
データ転送ケーブルやメモリカード16を介して提供さ
れたものに自由に書き換えることができる。また、ユー
ザは、圧縮ソフトウエアを書き換えるだけでなく、新た
な圧縮ソフトウエアを追加して、圧縮方式の異なる複数
の圧縮ソフトウエアを圧縮/伸長ソフトウエア記憶部1
4に記憶させ、利用することができる。なお、ユーザが
ディジタルカメラ付PDA1に圧縮ソフトウエアをインス
トールする際、その圧縮方式に対応する(圧縮画像デー
タを伸長(解凍)する)伸長ソフトウエアもインストー
ルされる。以下の説明においても同様に、圧縮ソフトウ
エアとともに伸長ソフトウエアもインストールされるも
のとする。
【0028】メモリカードインタフェース15は、制御
部13からの指示に基づいて、ディジタルカメラ付PDA
1に対して着脱可能な、フラッシュメモリを内蔵してい
るメモリカード16のデータを読み書きする。例えば、
メモリカードインタフェース15は、制御部13から供
給されてきた圧縮画像データをメモリカード16に記憶
させたり、または、メモリカード(圧縮画像データが記
憶されるメモリカードとは別のメモリカード)16に記
憶されている圧縮ソフトウエアを読み出し、制御部13
に供給するなどの処理を行う。
【0029】データ転送ケーブルインタフェース17
は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(Institute of E
lectrical and Electronics Engineers)1394に準拠した
データ転送ケーブルの接続コネクタを有しており、それ
らのデータ転送ケーブルを介して図示せぬパーソナルコ
ンピュータと様々なデータを送受信する。例えば、デー
タ転送ケーブルを介して圧縮ソフトウエアが供給されて
きたとき、データ転送ケーブルインタフェース17は、
供給されてきた圧縮ソフトウエアを取り込み、制御部1
3に供給する。
【0030】次に、図2のフローチャートを参照して、
ディジタルカメラ付PDA1の圧縮ソフトウエアの記憶
(インストール)処理について説明する。
【0031】ステップS1において、制御部13は、圧
縮ソフトウエアが外部から供給されてきたか否かを判定
する。すなわち、制御部13は、メモリカードインタフ
ェース15を介してメモリカード16から圧縮ソフトウ
エアが供給されてきたか否か、または、データ転送ケー
ブルおよびデータ転送ケーブルインタフェース17を介
して、図示せぬパーソナルコンピュータから圧縮ソフト
ウエアが供給されてきたか否かを判定し、供給されてき
たと判定するまで待機する。
【0032】制御部13は、ステップS1で圧縮ソフト
ウエアが外部から供給されてきたと判定した場合、ステ
ップS2に進み、供給されてきた圧縮ソフトウエアを圧
縮/伸長ソフトウエア記憶部14に供給し、記憶させ
る。その後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処
理が繰り返し実行される。
【0033】このような処理が、必要に応じて複数回行
われ、例えばJPEG,Wavelet,Fractal,GIFといった圧
縮方式の異なる圧縮ソフトウエアが、複数記憶されるこ
とになる。
【0034】このように、ディジタルカメラ付PDA1に
おいては、圧縮方式の異なる、複数の圧縮ソフトウエア
をインストールすることができるため、例えば、予め用
意されている(出荷時に記憶されている)圧縮ソフトウ
エアに較べて、より高効率で画像データを圧縮すること
が可能な、新たな圧縮ソフトウエアが提供された場合、
ユーザは、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に、その
新たな圧縮ソフトウエアを追加してインストールするこ
とができる。また、複数の圧縮ソフトウエアを記憶させ
ることができるため、画像データをフレーム毎に最適な
圧縮方式により圧縮させ、メモリカード16に保存する
ことができる。
【0035】以上においては、ディジタルカメラ付PDA
1には、メモリカード16、またはデータ転送ケーブル
を介して圧縮ソフトウエアがインストールされることと
したが、ディジタルカメラ付PDA1に、無線による通信
機能が設けられている場合、無線を介して、他の装置か
ら圧縮ソフトウエアをインストールするようにしてもよ
い。
【0036】図3は、図1に示したディジタルカメラ付
PDA1の詳細な構成例を示すブロック図である。なお、
図3においては、外部からインストールされた圧縮ソフ
トウエアが圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に供給さ
れる経路は省略されているが、上述した処理により、複
数の圧縮ソフトウエアと、それに対応する伸長ソフトウ
エアが圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶されて
いるものとする。
【0037】画像信号処理部12は、CCD撮像部11か
ら供給されてきた画像信号をアナログディジタル変換
し、取得した画像データを非圧縮データ記憶部31、お
よびコントローラ32に供給する。コントローラ32に
供給された画像データは、D/A変換部39に供給され、
ディジタルアナログ変換処理が施された後、LCD(Liquid
Crystal Display)38に供給され、表示される。すなわ
ち、CCD撮像部11により撮像される画像は、常時、LCD
38に表示されるため、ユーザは、LCD38を見ながら
撮影するタイミングを窺うことができる。
【0038】非圧縮データ記憶部31は、ユーザが、操
作部37を構成するシャッターボタンを押下することに
応じて、画像信号処理部12から供給されてきた画像デ
ータを記憶する。また、非圧縮データ記憶部31は、制
御部13の内部に構築されているデータ圧縮部33、お
よびSNR(signal power to noise power ratio)算出部3
5に対して、記憶している画像データを供給する。
【0039】コントローラ32は、図示せぬROMから読
み出した制御プログラムを、同様に図示せぬRAMに展開
し、制御部13に、データ圧縮部33、データ伸長部3
4、SNR算出部35、および記憶データ選択部36を構
築し、各部を制御する。また、コントローラ32は、操
作部37からユーザにより入力された指示に基づいて、
各部を制御する。例えば、ユーザによりシャッターボタ
ンが押下され、撮影することが指示されたとき、非圧縮
データ記憶部31を駆動し、被写体の画像データを記憶
させる。
【0040】データ圧縮部33は、圧縮/伸長ソフトウ
エア記憶部14に記憶されている複数の圧縮ソフトウエ
アを順次読み出し、それぞれの圧縮方式に基づいて、非
圧縮データ記憶部31から供給されてきた画像データを
圧縮する。データ圧縮部33により圧縮された圧縮画像
データは、データ伸長部34および圧縮データ記憶部4
1に供給される。すなわち、1回撮影する毎に(1フレ
ームの画像データ毎に)、圧縮/伸長ソフトウエア記憶
部14に記憶されている圧縮ソフトウエアの数に対応す
る数の圧縮画像データが生成され、圧縮画像データ記憶
部41に記憶される。
【0041】データ伸長部34は、圧縮/伸長ソフトウ
エア記憶部14に記憶されている複数の伸長ソフトウエ
アを順次読み出し、データ圧縮部33から供給されてき
た圧縮画像データを伸長する。データ伸長部34は、伸
長したそれぞれの画像データをSNR算出部35に供給す
る。
【0042】SNR算出部35は、非圧縮データ記憶部3
1から供給されてきた非圧縮の状態の画像データと、複
数の方式に基づいて、圧縮処理および伸長処理が施され
た後に得られる、データ伸長部34から供給されてきた
非圧縮の状態の画像データから、圧縮処理を施した画像
データに生じる誤差としてのSNRを算出する。SNR算出部
35は、それぞれの画像データ毎に算出したSNRをレジ
スタ40に供給する。
【0043】記憶データ選択部36は、レジスタ40に
記憶されているSNRを参照して、SNRが最も高い圧縮方式
を、最も忠実に原画像を再生できる圧縮方式であるとし
て、その圧縮方式により圧縮された圧縮画像データを圧
縮データ記憶部41から読み出し、メモリカードインタ
フェース15に供給して、メモリカード16に記憶させ
る。
【0044】操作部37は、各種の処理を実行するとき
ユーザにより操作される操作ボタンを有し、例えば、CC
D撮像部11で撮像している画像を撮影するとき操作さ
れるシャッターボタンを含む。また、ユーザは、操作部
37を操作し、画像データの圧縮率などの様々なパラメ
ータを設定することができる。
【0045】LCD38は、コントローラ32から供給さ
れ、D/A変換部39により生成された画像信号を表示す
る。
【0046】圧縮データ記憶部41は、データ圧縮部3
3により様々な方式により圧縮処理が施された圧縮画像
データを記憶する。また、圧縮データ記憶部41は、記
憶データ選択部36により、メモリカード16に記憶す
ることが選択された圧縮画像データ以外のデータを、所
定の時間が経過した後に消去する。
【0047】次に、図4のフローチャートを参照して、
図3のディジタルカメラ付PDA1の撮影処理について説
明する。
【0048】ステップS11において、コントローラ3
2は、操作部37からの出力に基づいて、ユーザから撮
影することが指示されたか否か(シャッターボタンが押
下されたか否か)を判定し、撮影することが指示された
と判定するまで待機する。
【0049】この間、CCD撮像部11は、被写体からの
光信号を画像信号に変換し、画像信号処理部12に供給
する。画像信号処理部12は、CCD撮像部11から供給
されてきた画像信号に対して、アナログディジタル変換
処理などの所定の処理を施し、画像データを生成し、非
圧縮データ記憶部31に供給する。
【0050】コントローラ32は、ステップS11で、
ユーザから撮影することが指示されたと判定した場合、
ステップS12に進む。
【0051】ステップS12において、コントローラ3
2は、非圧縮データ記憶部31を制御し、そのタイミン
グにおいて、画像信号処理部12から供給されてきた非
圧縮の状態の画像データを記憶させる。
【0052】ステップS13において、データ圧縮部3
3は、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶されて
いる複数の圧縮ソフトウエアから、第1の圧縮ソフトウ
エアを読み出し、非圧縮データ記憶部31に記憶されて
いる画像データを圧縮する。第1の圧縮ソフトウエアに
より圧縮された圧縮画像データは、データ伸長部34、
および圧縮データ記憶部41に供給される。そして、ス
テップS14において、圧縮データ記憶部41は、供給
されてきた圧縮画像データを記憶する。
【0053】ステップS15において、データ伸長部3
4は、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶されて
いる複数の伸長ソフトウエアから、データ圧縮部33か
ら供給されてきた圧縮画像データの圧縮方式に対応する
伸長ソフトウエアを読み出し、データ圧縮部33より供
給された圧縮画像データに対して伸長処理を施す。デー
タ伸長部34は、伸長した非圧縮の状態の画像データを
SNR算出部35に供給する。
【0054】SNR算出部35は、ステップS16におい
て、非圧縮データ記憶部31に記憶されている非圧縮の
状態の画像データと、データ伸長部34から供給されて
きた、ステップS13で圧縮処理した後、ステップS15
で伸長処理が施されたとき得られる非圧縮の状態の画像
データからSNRを算出する。SNR算出部35は、算出した
SNRをレジスタ40に供給する。レジスタ40は、ステ
ップS17で、供給されてきたSNRを、圧縮方式(圧縮ソ
フトウエア)を識別する情報に対応させて記憶する。
【0055】ステップS18において、コントローラ3
2は、データ圧縮部33からの通知に基づいて、圧縮/
伸長ソフトウエア記憶部14に記憶されている全ての圧
縮ソフトウエアにより圧縮した圧縮画像データのSNRが
算出され、レジスタ40に記憶されたか否かを判定す
る。コントローラ32は、全ての圧縮ソフトウエアによ
り圧縮された圧縮画像データのSNRがレジスタ40にま
だ記憶されていないと判定した場合、ステップS13に
戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0056】すなわち、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部
14に記憶されている全ての圧縮ソフトウエアにより圧
縮された圧縮画像データのSNRが記憶されるまで、ステ
ップS13乃至S17の処理が繰り返し実行される。これ
により、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶され
ている圧縮ソフトウエアの数に対応する数の圧縮画像デ
ータが圧縮データ記憶部41に記憶されるとともに、そ
れぞれの圧縮画像データのSNRがレジスタ40に記憶さ
れる。
【0057】一方、ステップS18において、コントロ
ーラ32は、全ての圧縮ソフトウエアにより圧縮された
圧縮画像データのSNRがレジスタ40に記憶されたと判
定した場合、ステップS19に進む。
【0058】ステップS19において、記憶データ選択
部36は、レジスタ40に記憶されている、それぞれの
圧縮方式による圧縮画像データのSNRを参照する。そし
て、記憶データ選択部36は、SNRが最も高い圧縮方式
を、原画像を最も忠実に再現できる圧縮方式であるとし
て、その圧縮方式により圧縮された圧縮画像データを圧
縮データ記憶部41から読み出す。記憶データ選択部3
6は、読み出した圧縮画像データをメモリカードインタ
フェース15に供給し、メモリカード16に記憶させ
る。その後、処理は終了される。
【0059】そして、ユーザは、必要に応じて、操作部
37を操作することにより、上述した処理によりメモリ
カード16に記憶された圧縮画像データに対応する画像
をLCD38に表示させることができ、表示させた画像の
解像度を変更したり、必要のない画像を消去したりする
ことができる。
【0060】上述したように、1フレームの画像データ
毎に、最適な圧縮方式が選択されて記憶されるため、画
質が最もよい圧縮画像データがメモリカード16に記憶
されることになる。
【0061】図5は、図1に示したディジタルカメラ付
PDA1の詳細な他の構成例を示すブロック図である。上
述した図3のディジタルカメラ付PDA1においては、記
憶されている全ての圧縮ソフトウエアにより、撮影した
画像データが圧縮され、SNRが最も高い圧縮画像データ
が記憶されることとしたが、図5のディジタルカメラ付
PDA1においては、それぞれの圧縮ソフトウエアにより
圧縮された画像が表示され、ユーザが好みのフォーマッ
トの画像を選択する。そして、ユーザにより選択された
圧縮画像データが記憶される。
【0062】図5のディジタルカメラ付PDA1において
は、図3のSNR算出部35とレジスタ40が省略され、
表示画像選択部51、伸長データ記憶部52、および履
歴情報記憶部53が新たに設けられている。その他の構
成は図3における場合と同様である。
【0063】非圧縮データ記憶部31は、画像信号処理
部12において生成された画像データを記憶し、所定の
タイミングで、データ圧縮部33および表示画像選択部
51に供給する。表示画像選択部51に供給された画像
データは、圧縮処理が施される前の原画像として、D/A
変換部39によりディジタルアナログ変換処理が施され
た後、LCD38に表示される。
【0064】制御部13のコントローラ32は、図示せ
ぬROMに記憶されている制御プログラムをRAMに展開し、
データ圧縮部33、データ伸長部34、および記憶デー
タ選択部36、および表示画像選択部51を構築する。
また、コントローラ32は、上述したように、操作部3
7からの入力に応じて撮像処理を実行させるとともに、
ユーザにより記憶することが指示された画像の圧縮方式
を記憶データ選択部36に通知し、その圧縮方式により
圧縮された圧縮画像データをメモリカード16に記憶さ
せる。さらに、コントローラ32は、メモリカード16
に記憶させた圧縮画像データの圧縮方式を圧縮方式履歴
情報として履歴情報記憶部53に記憶させる。
【0065】データ圧縮部33は、圧縮/伸長ソフトウ
エア記憶部14に記憶されている圧縮ソフトウエアを利
用して非圧縮データ記憶部31に記憶されている画像デ
ータを圧縮し、取得した圧縮画像データをデータ伸長部
34、および圧縮データ記憶部41に供給する。すなわ
ち、図5のディジタルカメラ付PDA1においても、1回
の撮影毎に、圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶
されている圧縮ソフトウエアの数に対応するフレーム数
の圧縮画像データが、圧縮データ記憶部41に記憶され
ることになる。
【0066】データ伸長部34は、データ圧縮部33か
ら供給されてきた圧縮画像データの圧縮方式に対応する
伸長ソフトウエアを圧縮/伸長ソフトウエア記憶部14
から読み出し、伸長処理を施す。データ伸長部34は、
取得した非圧縮の状態の画像データを伸長データ記憶部
52に供給する。
【0067】記憶データ選択部36は、コントローラ3
2からの指示に基づいて、メモリカード16に記憶する
圧縮画像データを圧縮データ記憶部41から読み出し、
メモリカードインタフェース15に供給し、メモリカー
ド16に記憶させる。
【0068】表示画像選択部51は、コントローラ32
からの指示に基づいて、非圧縮データ記憶部31から供
給される原画像データ、および伸長データ記憶部52か
ら供給される、それぞれの方式により圧縮および伸長処
理が施された後に取得される画像データから、LCD38
に表示させる画像データを選択し、D/A変換部39に供
給する。例えば、表示画像選択部51は、圧縮、および
伸長処理が施され、伸長データ記憶部52に記憶されて
いる複数の画像データを、所定時間毎に切り替えて表示
させる。
【0069】伸長データ記憶部52は、データ伸長部3
4から供給されてきた画像データを記憶し、必要に応じ
て読み出して、表示画像選択部51に供給する。
【0070】履歴情報記憶部53は、コントローラ32
からの指示に基づいて、メモリカード16に記憶された
圧縮画像データの圧縮方式を圧縮方式履歴情報として記
憶する。また、履歴情報記憶部53は、コントローラ3
2に対して、記憶している圧縮方式履歴情報を提供す
る。コントローラ32は、例えば、履歴情報記憶部53
から提供される圧縮方式履歴情報に基づいて、利用頻度
が高い圧縮方式により圧縮された画像データから順番
に、LCD38に表示させるべく、表示画像選択部51を
制御する。
【0071】次に、図6のフローチャートを参照して、
図5のディジタルカメラ付PDA1の撮影処理について説
明する。
【0072】ステップS31乃至S35の処理は、図4の
ステップS11乃至S15の処理と基本的に同様の処理で
ある。すなわち、ユーザにより操作部37(シャッター
ボタン)が操作され、撮影することが指示されたことに
応じて、コントローラ32は、ステップS32で、CCD撮
像部11により撮影され、画像信号処理部12によりア
ナログディジタル変換処理が施された画像データを非圧
縮データ記憶部31に記憶させる。その後、ステップS
33でデータ圧縮部33により第1の圧縮ソフトウエア
で圧縮処理が施されたデータが、ステップS34におい
て圧縮データ記憶部41に記憶される。また、ステップ
S35において、ステップS34の圧縮処理に対応する伸
長処理が圧縮画像データに対して施され、非圧縮の状態
の画像データが伸長データ記憶部52に供給される。
【0073】ステップS36において、伸長データ記憶
部52は、データ伸長部34から供給されてきた画像デ
ータを記憶する。
【0074】そして、コントローラ32は、ステップS
37で、撮影した1フレームの画像データに対して、圧
縮/伸長ソフトウエア記憶部14に記憶されている、全
ての伸長ソフトウエアにより伸長処理が施され、取得さ
れた画像データが伸長データ記憶部52に記憶されたか
否かを判定する。
【0075】コントローラ32は、全ての伸長ソフトウ
エアにより伸長された画像データが伸長データ記憶部5
2にまだ記憶されていないと判定した場合、ステップS
33に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。すな
わち、ステップS33乃至S36の処理が繰り返し実行さ
れることにより、複数の圧縮方式により圧縮された圧縮
画像データが圧縮データ記憶部41に記憶され、圧縮方
式に対応する複数の伸長方式により伸長された画像デー
タが伸長データ記憶部52に記憶される。
【0076】一方、コントローラ32は、ステップS3
7で、全ての伸長ソフトウエアにより伸長された画像デ
ータが伸長データ記憶部52に記憶されたと判定した場
合、ステップS38に進む。
【0077】ステップS38において、表示画像選択部
51は、コントローラ32からの指示に基づいて、非圧
縮データ記憶部31に記憶されている原画像データを、
LCD38に表示させる画像データとして選択し、非圧縮
データ記憶部31から読み出し、D/A変換部39に供給
する。D/A変換部39は、供給されてきた原画像データ
をディジタルアナログ変換し、LCD38に表示させる。
【0078】次に、表示画像選択部51は、ステップS
39で、コントローラ32からの指示に基づいて、伸長
データ記憶部52に記憶されている画像データをLCD3
8に表示させる画像データとして選択し、伸長データ記
憶部52から読み出し、D/A変換部39に供給する。こ
のときコントローラ32は、例えば、履歴情報記憶部5
3から提供される圧縮方式履歴情報に基づいて、利用頻
度が最も高い圧縮方式により圧縮され、伸長された画像
データの順に、LCD38に表示させるべく表示画像選択
部51を制御する。
【0079】ステップS40において、コントローラ3
2は、操作部37からの出力に基づいて、ステップS3
9で表示させた画像データをメモリカード16に記憶す
ることが指示されたか否かを判定し、指示されなければ
ステップS38に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行
する。
【0080】このように、始めに原画像データを表示
し、その後、圧縮および伸長処理が施された画像データ
が順次切り替えて表示されるため、ユーザは、原画像デ
ータとの違いを確認することができ、好みの圧縮方式に
より圧縮された画像データをメモリカード16に保存さ
せるように選択することができる。また、圧縮および伸
長処理が施された画像データは、利用頻度が高い順番に
切り替わって表示されるため、ユーザは、より迅速に、
記憶する画像データの圧縮方式を選択することができ
る。
【0081】一方、ステップS40において、コントロ
ーラ32は、操作部37からの出力に基づいて、ステッ
プS39で表示させた画像データをメモリカード16に
記憶することが指示されたと判定した場合、ステップS
41に進み、その圧縮方式により圧縮された圧縮画像デ
ータをメモリカード16に記憶すべく、記憶データ選択
部36を制御する。
【0082】ステップS42において、記憶データ選択
部36は、コントローラ32から通知された圧縮方式の
圧縮画像データを圧縮データ記憶部41から読み出し、
メモリカードインタフェース15に供給して、メモリカ
ード16に記憶させる。
【0083】そして、ステップS43において、コント
ローラ32は、ステップS42でメモリカード16に記
憶させた画像データの圧縮方式を圧縮方式履歴情報とし
て履歴情報記憶部53に記憶させる。その後、処理は終
了される。
【0084】そして、ユーザは、必要に応じて、操作部
37を操作することにより、上述した処理によりメモリ
カード16に記憶された圧縮画像データに対応する画像
をLCD38に表示させることができ、表示させた画像の
解像度を変更したり、必要のない画像を消去したりする
ことができる。
【0085】このように、様々な圧縮方式により圧縮さ
れた画像データを表示するようにしたので、ユーザは、
好みの圧縮方式を選択することができ、メモリカード1
6に記憶されている画像をパーソナルコンピュータなど
で伸長したときに、想像していた画質より劣る画像デー
タしか得られないといったことが抑制される。
【0086】上述した例においては、利用頻度が高い圧
縮方式により圧縮された圧縮画像データから順番に、LC
D38に表示され、ユーザに記憶するか否かを選択させ
ることとしたが、例えば、ディジタルカメラ付PDA1に
インストールされた最新の圧縮ソフトウエアにより圧縮
され、伸長された画像データから順番に表示されるよう
にしてもよい。勿論、全ての圧縮方式により圧縮された
画像データ(伸長データ記憶部52に記憶されている全
ての画像データ)が同時に表示されるようにしてもよ
い。
【0087】以上においては、ディジタルカメラ付PDA
1により撮影された画像データを圧縮する場合について
説明したが、本発明は、当然、通常のディジタルカメラ
にも適用することができる。
【0088】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。この場合、例えば、ディジタルカ
メラ付PDA1は、図7に示されるようなパーソナルコン
ピュータ61により構成される。
【0089】図7において、CPU71は、ROM72に記憶
されているプログラム、または、記憶部78からRAM7
3にロードしたプログラムに従って各種の処理を実行す
る。RAM73にはまた、CPU71が各種の処理を実行する
上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0090】CPU71、ROM72、およびRAM73は、バ
ス74を介して相互に接続されている。このバス74に
はまた、入出力インタフェース75も接続されている。
【0091】入出力インタフェース75には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部76、CRT(Cathode Ray
Tube),LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカ
などよりなる出力部77、ハードディスクなどより構成
される記憶部78、モデム、ターミナルアダプタなどよ
り構成される通信部79が接続されている。通信部79
は、ネットワークを介しての通信処理を行う。
【0092】入出力インタフェース75にはまた、必要
に応じてドライブ80が接続され、磁気ディスク81、
光ディスク82、光磁気ディスク83、或いはメモリカ
ード16などの半導体メモリ84などが適宜装着され、
それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要
に応じて記憶部78にインストールされる。
【0093】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録
媒体からインストールされる。
【0094】この記録媒体は、図7に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク8
1(フロッピディスクを含む)、光ディスク82(CD-R
OM(Compact Disk-Read OnlyMemory),DVD(Digital Vers
atile Disk)を含む)、光磁気ディスク83(MD(Mini-D
isk)を含む)、もしくは半導体メモリ84などよりなる
パッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置
本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プ
ログラムが記録されているROM72や、記憶部78に含
まれるハードディスクなどで構成される。
【0095】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0096】
【発明の効果】本発明の画像処理端末および方法、記録
媒体、並びにプログラムによれば、撮影画像の画像デー
タを生成し、生成した画像データのデータ量を変換する
変換ソフトウエアを、所定の媒体から取り込み、取り込
んだ変換ソフトウエアを記憶するようにしたので、撮影
した画像毎に、最適な圧縮方式により圧縮し、保存する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディジタルカメラ付PDAの基
本的な構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のディジタルカメラ付PDAの処理を説明す
るフローチャートである。
【図3】図1のディジタルカメラ付PDAの詳細な構成例
を示すブロック図である。
【図4】図3のディジタルカメラ付PDAの処理を説明す
るフローチャートである。
【図5】図1のディジタルカメラ付PDAの詳細な他の構
成例を示すブロック図である。
【図6】図5のディジタルカメラ付PDAの処理を説明す
るフローチャートである。
【図7】本発明を適用したプログラムを実行させるパー
ソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディジタルカメラ付PDA, 13 制御部, 14
圧縮/伸長ソフトウエア記憶部, 16 メモリカー
ド, 31 非圧縮データ記憶部, 32 コントロー
ラ, 33 データ圧縮部, 34 データ伸長部,
35 SNR算出部, 36 記憶データ選択部, 40
レジスタ, 41 圧縮データ記憶部, 51 表示
画像選択部, 52 伸長データ記憶部, 53 記憶
履歴記憶部, 61 CPU, 62 ROM, 63 RA
M, 64 バス, 65 入出力インタフェース,
66 入力部, 67 出力部, 68 記憶部, 6
9通信部, 70 ドライブ, 71 磁気ディスク,
72 光ディスク, 73 光磁気ディスク, 74
半導体メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA08 FA27 GA11 GB01 GB21 HA33 KA04 KA05 KA24 LA02 LA06 5C054 AA01 AA05 CA04 CC03 CH02 EA01 EA05 EA07 FA00 FC00 FF03 GA04 GB02 5C059 SS11 SS20 SS26 TA17 TB04 TC20 TD11 UA02 UA05 UA38 UA39 5C078 AA09 BA21 CA00 DB01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像の画像データを生成する画像デ
    ータ生成手段と、 前記画像データ生成手段により生成された前記画像デー
    タのデータ量を変換する変換ソフトウエアを、所定の媒
    体から取り込む変換ソフトウエア取り込み手段と、 前記変換ソフトウエア取り込み手段により取り込まれた
    前記変換ソフトウエアを記憶する変換ソフトウエア記憶
    手段とを備えることを特徴とする画像処理端末。
  2. 【請求項2】 前記変換ソフトウエア記憶手段は、前記
    変換ソフトウエア取り込み手段により取り込まれた、変
    換方式の異なる複数の前記変換ソフトウエアを記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理端末。
  3. 【請求項3】 前記所定の媒体は、情報処理装置と接続
    可能なデータ転送ケーブルであり、 前記変換ソフトウエア取り込み手段は、前記データ転送
    ケーブルを介して前記情報処理装置から前記変換ソフト
    ウエアを取り込むことを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理端末。
  4. 【請求項4】 前記所定の媒体は、データの書き換えが
    可能な不揮発性のメモリを内蔵するメモリカードであ
    り、 前記変換ソフトウエア取り込み手段は、前記メモリカー
    ドを介して前記変換ソフトウエアを取り込むことを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理端末。
  5. 【請求項5】 前記変換ソフトウエアは、前記画像デー
    タのデータ量を圧縮する圧縮ソフトウエアであり、 前記変換ソフトウエア記憶手段により記憶されている複
    数の前記圧縮ソフトウエアを利用して、前記画像データ
    のデータ量を圧縮する画像データ圧縮手段と、 前記画像データ圧縮手段によりデータ量が圧縮された前
    記画像データの圧縮画像データを記憶する圧縮画像デー
    タ記憶手段とをさらに備え、 前記圧縮画像データ記憶手段は、前記画像データ圧縮手
    段により圧縮された複数の前記圧縮画像データのうち、
    前記画像データ生成手段により生成された前記画像デー
    タとの誤差が最も小さい前記圧縮画像データを記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理端末。
  6. 【請求項6】 前記圧縮画像データに対応する画像を所
    定時間毎に切り替えて表示する圧縮画像表示手段と、 前記圧縮画像表示手段により表示された前記圧縮画像デ
    ータに対応する画像を選択する表示画像選択手段とをさ
    らに備え、 前記圧縮画像データ記憶手段は、前記表示画像選択手段
    により選択された前記圧縮画像データを記憶することを
    特徴とする請求項5に記載の画像処理端末。
  7. 【請求項7】 前記圧縮画像データ記憶手段により記憶
    された前記圧縮画像データの圧縮方式に関する情報を履
    歴情報として記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、 前記圧縮画像表示手段は、前記履歴情報記憶手段により
    記憶された前記履歴情報に基づいて、前記圧縮画像デー
    タに対応する画像を切り替えて表示することを特徴とす
    る請求項6に記載の画像処理端末。
  8. 【請求項8】 前記圧縮画像表示手段は、前記履歴情報
    に基づいて、利用頻度が高い圧縮方式により圧縮された
    前記圧縮画像データに対応する画像から順番に表示する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理端末。
  9. 【請求項9】 前記圧縮画像データ記憶手段は、前記画
    像処理端末に対して着脱可能なメモリカードであること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理端末。
  10. 【請求項10】 撮影画像の画像データを生成する画像
    データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップの処理により生成された前
    記画像データのデータ量を変換する変換ソフトウエア
    を、所定の媒体から取り込む変換ソフトウエア取り込み
    ステップと、 前記変換ソフトウエア取り込みステップの処理により取
    り込まれた前記変換ソフトウエアを記憶する変換ソフト
    ウエア記憶ステップとを含むことを特徴とする画像処理
    方法。
  11. 【請求項11】 撮影画像の画像データを生成する画像
    データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップの処理により生成された前
    記画像データのデータ量を変換する変換ソフトウエア
    を、所定の媒体から取り込む変換ソフトウエア取り込み
    ステップと、 前記変換ソフトウエア取り込みステップの処理により取
    り込まれた前記変換ソフトウエアを記憶する変換ソフト
    ウエア記憶ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 撮影画像の画像データを生成する画像
    データ生成ステップと、 前記画像データ生成ステップの処理により生成された前
    記画像データのデータ量を変換する変換ソフトウエア
    を、所定の媒体から取り込む変換ソフトウエア取り込み
    ステップと、 前記変換ソフトウエア取り込みステップの処理により取
    り込まれた前記変換ソフトウエアを記憶する変換ソフト
    ウエア記憶ステップとをコンピュータに実行させるため
    のプログラム。
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