JPH10178615A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JPH10178615A
JPH10178615A JP8336874A JP33687496A JPH10178615A JP H10178615 A JPH10178615 A JP H10178615A JP 8336874 A JP8336874 A JP 8336874A JP 33687496 A JP33687496 A JP 33687496A JP H10178615 A JPH10178615 A JP H10178615A
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JP
Japan
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image
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processed
release
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JP8336874A
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Yoshihiko Konno
吉彦 今野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影の即時性の向上と、画像の最適化のでき
るデジタルスチルカメラおよび撮像方法を提供する。 【解決手段】 レリーズスイッチ24を操作して、CC
D12から画像をバッファメモリ2に一時記憶する。こ
のバッファメモリ2に記憶された画像を、処理状態をモ
ニタ20で見ながら、スイッチ26〜30を操作して、
画像処理のパラメータを選択し圧縮方式を選択し、選択
された条件で画像処理回路4,圧縮回路8,CPU11
により加工を行い、二次記憶媒体9に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラおよび撮像方法に関し、特に最終記録時の記録デー
タの最適化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムの代わりにCCD(電荷結
合素子)撮像素子から取り込んだ画像をデジタル記録す
るデジタルスチルカメラが最近実用化され始めている。
【0003】周知の如く、銀塩フィルムの代わりにデジ
タル記録することによる利点は、記録後のデータ劣化が
無い点、データの即時性、コンピュータ等との高い親和
性などが挙げられる。
【0004】しかしながら、銀塩フィルムの代わりに半
導体メモリやHDDなどのデジタル記録媒体を使用する
と、膨大な記憶容量が必要となりコスト面からデータの
圧縮が必須のこととされてきた。
【0005】近年画像のデータ圧縮では、得られたデジ
タル画像を2次元周波数変換し、低周波側を優先的に記
録することによりデータの劣化が目につきにくくする技
術であるところのJPEG圧縮が主流となり、デジタル
スチルカメラにJPEG圧縮を適用した製品も発売され
ている。
【0006】また、CCDを用いた撮像装置では従来の
銀塩フィルムとは異なった画像の最適化が可能であり、
そのための技術も開発されている。
【0007】例えば、特開平4−162881号公報に
示された静止画像撮像装置では、最適露光量を得るため
に、複数の画像を取り込み、モニタで確認を行って最適
撮影条件下の像を記録するための装置が開示されてい
る。
【0008】また、特開昭57−78280号公報に示
された電子カメラでは、撮影時に一時取り込みを行った
画像をモニタで確認可能とし、確認後望む画像であった
ときに最終的に記憶装置に書き込みを行うことを可能と
した装置が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタルスチルカメラでは、取り込み画像を最終記録媒
体に記録する前の画像処理を撮影前に決定する必要があ
ったので以下のような問題が生じていた。
【0010】a.シャッタチャンスを逃さないために
は、電源オンからレリーズまでのタイムラグが極力短い
ことが必要となるが、各種画像処理や解像度設定など、
従来の銀塩フィルム写真と比較して多岐にわたる項目の
最適化をしようとすると撮影のチャンスを逃してしまう
という問題があった。
【0011】b.刻々と変わる照明状況下や被写体が移
動している場合などに於いては、被写体に応じてマニュ
アルで設定を最適化しようとしても、最適化が極めて難
しいという問題があった。
【0012】c.最適化を撮影前にすることが困難であ
るため、必要以上のクオリティで撮影することとなり、
必然的にデータ量が大きくなり、記憶領域の有効利用が
図られないという問題があった。
【0013】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、画像の最適化がレリーズ後にでき、撮影の即
時性の向上と画像の最適化が可能なデジタルスチルカメ
ラおよび撮像方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明では、デジタルスチルカメラを次の(1),
(2)のとおりに構成し、撮像方法を次の(3)〜
(6)のとおりに構成する。
【0015】(1)撮像手段と、この撮像手段からの画
像取り込みを指示するレリーズ手段と、このレリーズ手
段の指示により取り込んだ画像を一時的に記憶する一時
記憶手段と、この一時記憶手段に記憶された画像を画像
処理する画像処理手段と、この画像処理手段で処理した
画像を圧縮する圧縮手段と、前記画像処理手段で処理し
た画像を表示するモニタ手段と、前記画像処理手段およ
び前記圧縮手段を操作する操作手段と、書き込み指示手
段と、加工済の画像を記憶する最終記憶手段と、前記操
作手段の操作に応じて前記画像処理手段のパラメータを
変更し、前記圧縮手段の圧縮方式を変更し、また書き込
み指示手段の指示に応じて前記圧縮手段で圧縮した画像
を前記最終記憶手段へ記憶させる制御手段とを備えたデ
ジタルスチルカメラ。
【0016】(2)パラメータの変更は、輝度情報のみ
を用いるか色情報も用いるか、デジタル化のための量子
化ビット数、サンプリングする全体解像度、量子化にお
ける判断しきい値、輝度情報と色情報のサンプリング比
率、ホワイトバランスの設定、γ補正の設定のうちの少
くとも1つの変更であり、圧縮方式の変更は、圧縮アル
ゴリズムと圧縮率の少くとも一方の変更である前記
(1)記載のデジタルスチルカメラ。
【0017】(3)カメラ内においてレリーズにより撮
像した画像を加工し記憶媒体に書き込む撮像方法であっ
て、レリーズ後に使用者による加工条件の選択を行い、
この選択された加工条件によって前記撮像した画像を加
工し、この加工された画像を前記記憶媒体に書き込む撮
像方法。
【0018】(4)加工条件の選択は、加工状態をモニ
タしながら画像処理のパラメータを選択することである
前記(3)記載の撮像方法。
【0019】(5)加工条件の選択は、複数の圧縮方式
から一つの圧縮方式を選択することである前記(3)記
載の撮像方法。
【0020】(6)撮像した画像から、加工条件の異な
る複数の加工画像を生成し、記憶媒体に書き込む前記
(3)記載の撮像方法。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をデジタ
ルスチルカメラの実施例により詳しく説明する。なお実
施例は画像処理のパラメータを変更し、更に圧縮方式を
変更するものであるが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、画像処理のパラメータの変更,圧縮方式の変
更のいずれか一方の変更を行う形で実施することができ
る。
【0022】
【実施例】図1は実施例の“デジタルスチルカメラ”の
構成を示すブロック図である。
【0023】図1に於いて、1は画像取り込み手段、2
は画像取り込み手段1で取り込まれた画像を一時記憶す
るためのバッファ手段、3はバッファ手段2に画像を取
り込んで保持するタイミングを指示する取り込み指示手
段でカメラのレリーズスイッチに連動して動作する。
【0024】4は画像処理手段であり、色変換,解像度
変換,量子化ビット変換,γ変換等をバッファ手段2に
取り込まれた画像に対して施す。
【0025】5は表示手段で、表示手段5は、画像処理
手段4が処理した画像と後述するモード変換手段6のモ
ードメニューをオーバラップ表示する。
【0026】6はモード変換手段で、モード変換手段6
は、使用者のモード変換,パラメータ変更入力に対応
し、画像処理手段をコントロールする。
【0027】また、モード変換手段6は、後述する圧縮
手段8に対し圧縮モードを設定する。更にモード変換手
段6は、表示手段5に使用者のモード設定を補助するた
めのメニューを画像とオーバラップ表示させる。
【0028】使用者がモード変換手段6を操作すると、
その操作に対応して動的に画像処理手段4の処理が変化
し、バッファ手段2に蓄えられた原画像の表示手段5の
表示が、画像処理手段4の処理内容に応じて変化し、設
定された処理により最終画像がどうなるかの確認が可能
となる。
【0029】7は書き込み指示手段で、使用者の指示に
応じて圧縮手段8をコントロールして、記憶手段9に画
像データを記録する。
【0030】圧縮手段8はモード変換手段6の指示に応
じ、画像データの圧縮方式(必要なときは圧縮率も含
む)を決定し、書き込み指示手段7に指示されたタイミ
ングで記憶手段9に画像データの書き込みを行う。
【0031】この記憶手段9が最終的な記録媒体であ
り、フラッシュメモリやHDDなどの不揮発記憶手段で
構成されている。
【0032】図2は図1のブロックをより詳細に示した
本実施例のデジタルスチルカメラのブロック図である。
【0033】図2において、11はCPUでカメラ全体
の動作をコントロールする。
【0034】Lはレンズ、12はCCD、13はCD
S、14はAGC、15はTG、16はA/Dコンバー
タである。
【0035】レンズL,CCD12,AGC14,TG
15,A/Dコンバータ16が図1の画像取り込み手段
1に対応している。
【0036】TG15の発生したタイミングに応じてC
CD12,CDS13,AGC14,A/Dコンバータ
16が駆動され、CCD12上の像がシリアル化された
デジタルデータとして出力される。本実施例においては
A/Dコンバータ16は10bit構成となっており、
各画素毎10bit精度でA/D変換がなされる。
【0037】2はA/Dコンバータ16の出力であるデ
ジタルデータを一時記憶するためのバッファメモリであ
り、本実施例では高速なSRAMで構成されている。
【0038】バッファメモリ2に記憶されるデータはC
CD12からの出力の生データであり、マトリックス処
理等の画像処理はまだなされていない。
【0039】4は画像処理回路で、ホワイトバランス,
γ補正,マトリックス処理,量子化ビット変換,解像度
変換等の処理が行われる。
【0040】19はビデオ表示回路で、表示バッファ用
のVRAMとキャラクタ情報をオーバラップ表示させる
ための回路等も含まれている。20はモニタで、本実施
例ではLCDで構成されている。ビデオ表示回路19
は、画像処理回路4から出力される像データとCPU1
1に指示されたキャラクタ情報をオーバラップ化し、モ
ニタ20に表示させる。
【0041】8は圧縮回路で、圧縮回路8にはワーク用
メモリと圧縮部が含まれ、圧縮部はDCT変換,量子
化,ハフマンコード化等が含まれている。つまり、本実
施例の圧縮回路8はJPEG圧縮の構成をとっている。
【0042】9は二次記憶媒体であるところのカードメ
モリであり、フラッシュメモリ等で構成されている。
【0043】23はCPU11のワーク用メモリである
ところのRAMである。
【0044】24はレリーズスイッチ、25は書き込み
スイッチ、26は決定スイッチ、27はキャンセルスイ
ッチ、28は(+)スイッチ、29は(−)スイッチ、
30は書き込み保持スイッチである。
【0045】次に図3,図4のフローチャートを用い
て、実施例の動作について説明する。図3で、電源投入
後ステップ101に進む。
【0046】[ステップ101]取り込みのための画像
処理パラメータをデフォルト値(初期値)に設定する。
【0047】画像処理パラメータの内容を下記の表1に
示す。表1中の[]がデフォルト値を表している。
【0048】
【表1】
【0049】[ステップ102]圧縮方式のパラメータ
をデフォルト値に設定する。
【0050】圧縮方式パラメータの内容を下記の表2に
示す。表2中の[]がデフォルト値を表している。
【0051】
【表2】
【0052】[ステップ103]全信号処理回路をステ
ップ101で設定した値で初期化し、動作を開始させ
る。
【0053】本ステップでモニタ20上に撮像信号がリ
アルタイムに表示され、モニタ20がファインダとして
の動作を開始する。
【0054】[ステップ104]レリーズスイッチが押
されるまで待つ。
【0055】なお、ファインダ像の更新はCPU11の
キー入力スキャン動作とは独立してなされており、本実
施例では1/30秒毎に更新されている。
【0056】レリーズスイッチが押されると、ステップ
105に進む。
【0057】[ステップ105]像の取り込み動作を行
う。
【0058】取り込み終了後ステップ101に戻る。
【0059】ステップ105の内容が本実施例の要部で
あるので、詳細を後述する。
【0060】図4のフローチャートが図3のステップ1
05に対応している。
【0061】[ステップ201]TG15,バッファメ
モリ2をコントロールし、現在取り込み中の像の取り込
み終了時点でバッファメモリ2をロックする。
【0062】この操作により、レリーズ時点の像を最大
誤差±1/30秒でとられることができる。
【0063】バッファメモリ2がロックされたことで、
モニタ20に表示される像はレリーズ時点の静止画に固
定される。
【0064】なお、このステップでCCD12,AGC
14,A/Dコンバータ16を停止することも可能であ
る。
【0065】[ステップ202]ビデオ表示回路19を
コントロールし、現在のモード設定内容と処理メニュー
をモニタ20上に表示する。
【0066】ここで表示されるメインメニューを図5に
示す。
【0067】図5で401が指示カーソルで(+)ボタ
ン28、(−)ボタン29により402〜406の項目
を順次示し、与えるコマンドを選択する役目を持ってい
る。
【0068】402は表1のカラーモード、403は表
1の量子化ビット数、404は表2の圧縮方式と圧縮
率、405は表1の解像度、406は表1の色解像度,
スレッシュレベル,ホワイトバランス,γ補正が含まれ
たサブメニューへの移行を示している。
【0069】サブメニューの構成は図6に示されてい
る。
【0070】図6で、410はメインメニュー(図5)
と同じ指示カーソル、411は色解像度、412はスレ
ッシュレベル、413はホワイトバランス、414はγ
補正、415はメインメニューへの復帰を示している。
【0071】本メニューの操作としては、(+)スイッ
チ28と(−)スイッチ29でメニュー項目を選択し、
決定スイッチ26で値を変更する。
【0072】画像処理に関する値が変更されると、変更
された結果が即時に画像処理回路4に反映され、モニタ
20の表示が変化する。
【0073】このように画像処理結果を確認しながらパ
ラメータを決定し、OKとなった時点で書き込みスイッ
チ25もしくは書き込み保持スイッチ30を押すと、そ
のときの状態の画像がカードメモリ9に記憶される。
【0074】書き込みスイッチ25と書き込み保持スイ
ッチ30の違いは、書き込みスイッチ25が書き込み後
再びレリーズスタンバイ状態に復帰するのに対して、書
き込み保持スイッチ30は書き込み後再びメニュー選択
状態になる点である。
【0075】つまり、書き込み保持スイッチ25を使用
すると、同一の原画像に対して複数の画像処理結果を記
憶することが可能となる効果が得られる。
【0076】また、取り込まれた画像が意図と反すると
きは、キャンセルスイッチ27を押せば、再びレリーズ
スタンバイ状態に復帰する。
【0077】前述の動作を実際に規定しているのがステ
ップ203〜212である。
【0078】[ステップ203]書き込みスイッチ2
5,決定スイッチ26,キャンセルスイッチ27,
(+)スイッチ28,(−)スイッチ29,書き込み保
持スイッチ30のうちいずれかが押されたときは、ワー
クエリアに対応キーコードを入れ、ステップ204に進
む。
【0079】押されていなければ、押されるまで待つ。
【0080】[ステップ204]ステップ203で決定
された対応キーコードにより各種処理を行う。
【0081】ステップ204の処理を下記表3〜表7に
示す。表を参照するとわかるように、同一のキーに対し
て、設定モード,メニュー等により複数の機能が割り当
てられている。
【0082】ただし、本実施例では、書き込みスイッチ
25,キャンセルスイッチ27,書き込み保持スイッチ
30の3つのキーだけは、使用上の頻度が高いので独立
したキーを割り当てており、操作性の向上を達成してい
る。
【0083】ステップ204の処理が終了すると、下記
表3〜表7に示されたリターンコードがワークエリアに
書き込まれる。
【0084】
【表3】
【0085】
【表4】
【0086】
【表5】
【0087】
【表6】
【0088】
【表7】
【0089】[ステップ205]ステップ204で得ら
れたリターンコードが終了であれば、図4のフローチャ
ートは終了し、図3のフローに戻る。
【0090】[ステップ206]リターンコードが処理
中コードであれば、ステップ203に戻る。
【0091】[ステップ207]リターンコードが更新
コードであれば、ステップ208に進み、違っていたら
ステップ209に進む。
【0092】[ステップ208]画像処理回路18の設
定パラメータをステップ204中で設定されたものに変
更する。
【0093】この変更により、モニタ20に表示される
像は、ステップ204での操作を即座に反映し、最終的
に得られる像が確認できる。
【0094】設定パラメータ更新後、ステップ203に
戻る。
【0095】[ステップ209]リターンコードがメイ
ンメニューコードであれば、ステップ210に進み、違
えばステップ211に進む。
【0096】[ステップ210]メニュー表示をメイン
メニューに切換える。切換え後、ステップ203に戻
る。
【0097】[ステップ211]リターンコードがサブ
メニューコードであれば、ステップ212に進み、違っ
たらステップ203に戻る。
【0098】[ステップ212]メニュー表示をサブメ
ニューに切換える。切換え後、ステップ203に戻る。
【0099】以上のように、カメラシステムの動作が行
われる。
【0100】なお、前記フローチャートは本実施例の主
要部分の説明のみにとどめており、実際のカメラシステ
ムを構成するときには、露出制御,メモリ制御等必要と
なるが従来技術で容易に構成できるので説明はしていな
い。
【0101】本実施例において、画像の圧縮は、24b
itカラー時と8bitグレースケール時にのみ圧縮回
路21を使用したJPEG圧縮を選択可能とし、他のモ
ード時にはDPCM(差分PCM),ランレングス圧
縮,ハフマンコード化をCPUにより行う構成としてい
る。
【0102】これは、画像の種類,用途により最適な圧
縮方式は異なり、圧縮形態別に専用の圧縮ハードウエア
を用意することは適切でないためである。
【0103】本実施例では、このようにしてハードウエ
アの規模削減と、圧縮速度の高速化を同時に達成してい
る。
【0104】本実施例の構成によれば、シリーズにより
取り込まれた画像は、元データ自体がバッファメモリ2
に記憶されており、最終記録されるデータよりも情報量
が多いので、特に詳細な情報が必要なγ補正なども高精
度に行うことが可能となる効果が得られる。
【0105】文字情報のような場合、必要となる情報は
文字と背景を分離するだけの2値情報で十分であり、通
常の24bitフルカラー像に対して1bit像で要求
を満足する。つまり、圧縮前の元情報が1/24で済む
ことを示している。
【0106】しかしながら、情報の2値化にあたっては
スレッシュレベルの調整が重要でこれが不十分であれ
ば、背景と文字の分離が十分に行えない。
【0107】本実施例では、取り込み後のバッファメモ
リ2の元情報に対してスレッシュレベルをモニタ像を確
認しながら微調整して最終像とすることができるので操
作性が向上するという効果が得られる。
【0108】以上説明したように、本実施例によれば、
レリーズ後に画像処理,圧縮方式をダイナミックに変更
できるので、画像の最適化をレリーズ後に行うことがで
き、撮影の即時性の向上と、画像の最適化が可能とな
る。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像の最適化をレリーズ後に行うことができ、撮影の即
時性の向上と、画像の最適化が可能となる。
【0110】請求項6記載の発明によれば、更に、複数
の加工画像が得られるので、事後に所望の画像を選択す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図
【図2】 実施例の構成を示す詳細ブロック図
【図3】 実施例の動作を示すフローチャート
【図4】 画像取り込み処理のフローチャート
【図5】 メインメニューを示す図
【図6】 サブメニューを示す図
【符号の説明】
1 画像取り込み手段 2 バッファ手段 3 取り込み指示手段 4 画像処理手段 5 表示手段 6 モード変換手段 7 書き込み指示手段 8 圧縮手段 9 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 9/808

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、この撮像手段からの画像取
    り込みを指示するレリーズ手段と、このレリーズ手段の
    指示により取り込んだ画像を一時的に記憶する一時記憶
    手段と、この一時記憶手段に記憶された画像を画像処理
    する画像処理手段と、この画像処理手段で処理した画像
    を圧縮する圧縮手段と、前記画像処理手段で処理した画
    像を表示するモニタ手段と、前記画像処理手段および前
    記圧縮手段を操作する操作手段と、書き込み指示手段
    と、加工済の画像を記憶する最終記憶手段と、前記操作
    手段の操作に応じて前記画像処理手段のパラメータを変
    更し、前記圧縮手段の圧縮方式を変更し、また書き込み
    指示手段の指示に応じて前記圧縮手段で圧縮した画像を
    前記最終記憶手段へ記憶させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 パラメータの変更は、輝度情報のみを用
    いるか色情報も用いるか、デジタル化のための量子化ビ
    ット数、サンプリングする全体解像度、量子化における
    判断しきい値、輝度情報と色情報のサンプリング比率、
    ホワイトバランスの設定、γ補正の設定のうちの少くと
    も1つの変更であり、圧縮方式の変更は、圧縮アルゴリ
    ズムと圧縮率の少くとも一方の変更であることを特徴と
    する請求項1記載のデジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラ内においてレリーズにより撮像し
    た画像を加工し記憶媒体に書き込む撮像方法であって、
    レリーズ後に使用者による加工条件の選択を行い、この
    選択された加工条件によって前記撮像した画像を加工
    し、この加工された画像を前記記憶媒体に書き込むこと
    を特徴とする撮像方法。
  4. 【請求項4】 加工条件の選択は、加工状態をモニタし
    ながら画像処理のパラメータを選択することであること
    を特徴とする請求項3記載の撮像方法。
  5. 【請求項5】 加工条件の選択は、複数の圧縮方式から
    一つの圧縮方式を選択することであることを特徴とする
    請求項3記載の撮像方法。
  6. 【請求項6】 撮像した画像から、加工条件の異なる複
    数の加工画像を生成し、記憶媒体に書き込むことを特徴
    とする請求項3記載の撮像方法。
JP8336874A 1996-12-17 1996-12-17 デジタルスチルカメラ Withdrawn JPH10178615A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7358988B1 (en) 1999-08-13 2008-04-15 Fujifilm Corporation Image signal processor for performing image processing appropriate for an output device and method therefor
US7450164B2 (en) 2001-12-19 2008-11-11 Fujifilm Corporation Digital camera

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US7358988B1 (en) 1999-08-13 2008-04-15 Fujifilm Corporation Image signal processor for performing image processing appropriate for an output device and method therefor
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