JP2002232376A - トランスポートフォーマットの組合せを選択するための方法および電気通信システムの移動局 - Google Patents

トランスポートフォーマットの組合せを選択するための方法および電気通信システムの移動局

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、移動局の中に少なくとも2つの
トランスポートチャネルを含む複合チャネルに対してト
ランスポートフォーマットの組合せを選択するための方
法を提供する。 【解決手段】 この発明は、その用途を、第3世代移動
体電気通信システム(UMTS)に特に見出す。トラン
スポートフォーマットの組合せが一時的に無効になると
きに、あるアプリケーションのサービスの品質が著しく
低下するのを防ぐため、移動局の各論理チャネルごとに
最小ビットレートを保証するのを可能にするトランスポ
ートフォーマットの組合せを選択する設備が存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、移動局の中に少なくとも2
つのトランスポートチャネルを含む複合チャネルに対す
るトランスポートフォーマットの組合せを選択するため
の方法に関する。この発明は、その用途を特に第3世代
移動体電気通信システム(UMTS)に見出す。
【0002】
【発明の背景】第3世代移動体電気通信システムは、イ
ンターネットアクセスまたはコンピュータファイル転送
などの多数の高ビットレートマルチメディア型サービス
を提供する。そのようなシステムでは、交換されるデー
タはトランスポートチャネルに含まれる。電気通信機器
の同一の要素が送信するトランスポートチャネルのセッ
トが、物理層の中に位置される複合チャネルを形成す
る。データは、一般的に送信時間間隔(transmission t
ime intervals)またはTTI間隔と称される周期的な
間隔の間にトランスポートチャネル内に送信される。そ
れらは、所与のTTI間隔の間に送信されるべきデータ
ブロックのサイズおよび数を固定するトランスポートフ
ォーマットに従って送信される。各TTI間隔の開始の
際、各トランスポートチャネルごとにトランスポートフ
ォーマットが選択される。したがって、構成すべき複合
チャネルのトランスポートチャネルのトランスポートフ
ォーマットのリストが、トランスポートフォーマットの
組合せを形成する。トランスポートフォーマットの組合
せの選択は、移動局のメディアアクセス制御ユニットで
実行される。メディアという用語は、いずれの情報送信
サポートも示す。本明細書の文脈中では、エアインター
フェイスを扱っている。メディアアクセス制御ユニット
は移動局のデータリンク層の一部を形成し、その機能
は、移動局の物理層が提供する無線リソースへのアクセ
スを調整し、さまざまなアプリケーション間で、それら
が必要とするサービスの品質のレベルに応じて、送信サ
ポートを共有することである。図1は、電気通信機器の
要素向けの、OSIモデル(OSIは開放型システム間
相互接続を意味する)の第1の2層、すなわち物理層お
よびデータリンク層を表わす。物理層は、コーディング
と、トランスポートチャネルの複合チャネル上への配置
とを担う。物理層は、データリンク層のメディアアクセ
ス制御ユニットから出ているトランスポートチャネルを
受ける。メディアアクセス制御ユニットは、一般的にR
LCエンティティと称される無線リンク制御エンティテ
ィから出ている論理チャネルを入力として受ける。1つ
またはそれ以上の論理チャネルが、各トランスポートチ
ャネルに対応してもよい。一般的にRRCユニットと称
される無線リソース制御ユニットは、それぞれC1、C
2およびC3で示されるコマンドにより、RLCエンテ
ィティ、メディアアクセス制御ユニットおよび物理層を
制御する。メディアアクセス制御ユニットは、RRC無
線リソース制御ユニットが割当てたトランスポートフォ
ーマット組合せのセット(またはトランスポートフォー
マット組合せセットを意味するTFCS)に基づいて、
各トランスポートチャネルごとに適切なトランスポート
フォーマットを選択し、また、対応するTTI間隔の間
に、関連付けられるトランスポートチャネル上に送信さ
れるべき、各論理チャネルのデータの量も選択する。こ
れら2つの動作は一般的に、UMTS規格に関する本明
細書中では、「トランスポートフォーマット組合せ(T
FC)選択」で示される。
【0003】トランスポートフォーマットの組合せを選
択するため、メディアアクセス制御ユニットは以下の情
報を備える。すなわち、 −接続無線フレーム数CFN(カウントフレーム数を意
味する) −トランスポートチャネル上の情報、すなわち −トランスポートチャネルの数NbTrCH −各トランスポートチャネルのTTI間隔の持続時間お
よび位置 −各トランスポートチャネルごとの、可能なトランスポ
ートフォーマットを含むセットTFS(トランスポート
フォーマットセット)。インデックスTFI(トランス
ポートフォーマットインジケータ)は各トランスポート
フォーマットに割当てられる。各トランスポートフォー
マットはTFSセットの中に対(ブロックの数、ブロッ
クのサイズ)で表わされる。ブロックのサイズは、ビッ
トおよび積(ブロックの数×ブロックのサイズ)という
観点で表わされ、関連のトランスポートフォーマットに
対する、TTI間隔にわたるトランスポートチャネルの
瞬間ビットレートを表わす。例示的なTFSセットが以
下の表で図示される。
【0004】
【表1】
【0005】−各トランスポートチャネルごとの、関連
付けられる論理チャネルのリスト −論理チャネル上の情報、すなわち −論理チャネルの数NbLC −各論理チャネルごとの、関連付けられるトランスポー
トチャネル −各論理チャネルごとの、1から8の間にある優先順位
値MLP(Mac論理チャネル優先順位を意味する)。
1に等しい優先順位値MLPを備える論理チャネルは、
2以上の優先順位値MLPを備える論理チャネルよりも
高い優先度を有する。2つの論理チャネルは、同じ優先
順位値MLPを有してもよいことに留意されたい。
【0006】−各論理チャネルごとのパラメータMOD
E。このパラメータは、関連の論理チャネルのRLCエ
ンティティの動作モードを規定する。このパラメータ
は、以下の3つの値のうち1つを取ることができる。す
なわち、AM(応答モード(Acknowledge Mode)を意味
する)、UM(未応答モード(Unacknowledge Mode)を
意味する)またはTM(トランスペアレントモードを意
味する)である。トランスポートフォーマットの組合せ
の選択に関する限り、AMまたはUMモードの論理チャ
ネルの処理は同じである。AMまたはUMモードの論理
チャネルは、それらが所与のサイズのブロック数よりも
むしろビット数を提供するという事実により、TMモー
ドチャネルとは異なる。これらのビットは、トランスポ
ートフォーマットの組合せの選択の間に決定する必要が
あるサイズの、1つまたはそれ以上のブロックにグルー
プ化してもよい。TMモードの論理チャネルについて
は、NBは、関連付けられるRLCエンティティで入手
可能なブロックの数を示し、BS(ブロックサイズ)は
これらのブロックのサイズを示す。AMまたはUMモー
ドのチャネルについては、NbBitsは、関連付けら
れるRLCエンティティで入手可能なビットの数を示
す。
【0007】−TMモードの各論理チャネルごとの、メ
ディアアクセス制御ユニットがデータブロックを考慮す
べき方法を示すパラメータFlag。このパラメータ
は、2つの値、すなわち「OR」または「TO」を取る
ことができる。「OR」の場合、データブロック全体を
取らなければならない(NBまたは0)。メディアアク
セス制御ユニットがすべてのデータブロックを取れなけ
れば、それはそれらのどれも取らない。「TO」の場
合、メディアアクセス制御ユニットは、ブロックのすべ
てまたはいくつかを取ることができる(0ないしN
B)。
【0008】以下で、論理チャネルLCjに特定のいず
れの変数Xも、曖昧さがないときは、XまたはX(LC
j)のいずれかで示され、たとえば、論理チャネルLC
jのMODEパラメータはMODE(LCj)で示すこ
とができる。
【0009】これらすべてのパラメータのうち、ML
P、MODEおよびFlagの優先順位パラメータは半
スタティックであり、システムの各々の再構成により変
更可能である。一方、NB、BSおよびNbBitsパ
ラメータはダイナミックであり、関連の論理チャネルと
関連付けられるトランスポートチャネルの各TTI間隔
とともに変化し得る。明らかに、パラメータNBおよび
BSは、関連付けられるトランスポートチャネルおよび
FlagパラメータのTFSセットのトランスポートフ
ォーマットに一致される。すなわち、他から独立してと
られるTMモードの各論理チャネルごとに、そのデータ
のすべてまたはいくらかをトランスポートできるように
する、その関連付けられるトランスポートチャネルに対
して少なくとも1つのトランスポートフォーマットが存
在する。
【0010】トランスポートフォーマットの組合せの選
択のための、メディアアクセス制御ユニットの例示的な
構成が、以下に与えられる。
【0011】
【表2】
【0012】上記表は、各トランスポートチャネルごと
に、そのTTI間隔の持続時間および関連付けられるT
FSセットを与える。TFSセット中のトランスポート
フォーマットは、TFIで示されるインデックスでタグ
を付けられる。メディアアクセス制御ユニットのこの構
成は、UMTSの文脈の中では非常に重要である。なぜ
なら、それは音声サービスに対応するからである。トラ
ンスポートチャネルTrCH1、TrCH2およびTr
CH3は音声を送信する役割を担い、トランスポートチ
ャネルTrCH4はシグナリングデータを送信する役割
を担う。論理チャネルLC1、LC2およびLC3は、
それぞれ、トランスポートチャネルTrCH1、TrC
H2およびTrCH3と関連付けられる。論理チャネル
LC4、LC5、LC6およびLC7はトランスポート
チャネルTrCH4と関連付けられる。シグナリングデ
ータをトランスポートする論理チャネルは、音声をトラ
ンスポートする論理チャネルよりも上の優先順位を有す
る。シグナリングデータは、たとえば、無線リンクの品
質に属する情報からなる。
【0013】トランスポートフォーマットの組合せを選
択するため、メディアアクセス制御ユニットは、トラン
スポートフォーマットの可能な組合せのセットEも備
え、これは、表の形で以下に表わされる。
【0014】
【表3】
【0015】以下で、トランスポートフォーマットの組
合せは、対応するトランスポートチャネルのセットTF
S中のトランスポートフォーマットのインデックスTF
Iのリスト、たとえば(0,0,0,0)またはトラン
スポートフォーマットのリスト、たとえば(0×81,
0×103,0×60,0×148)のいずれかによっ
て表わされる。TFIインデックスまたはいずれかのト
ランスポートフォーマットを示すのに記号≪*≫を用い
る。上記表では、各行は、TFIインデックスのリスト
が表わすトランスポートフォーマットの組合せに対応す
る。
【0016】(1,1,1,*)というタイプのトラン
スポートフォーマットの組合せが規定されないことに留
意すべきである。したがって、39ビットの1ブロック
をトランスポートチャネルTrCH1上に、103ビッ
トの1ブロックをトランスポートチャネルTrCH2上
におよび60ビットの1ブロックをトランスポートチャ
ネルTrCH3上に、同時に送信することは不可能であ
ろう。会話に関するデータを送信するための、可能なト
ランスポートフォーマットの唯一の組合せは、以下のタ
イプのものである。すなわち、 −無音(話し手が話していない)を送信する(0×3
9,0×103,0×60,*)。無音は、送信される
最後の無音インジケータから生成される。
【0017】−無音インジケータ(話し手が話していな
い)に対応するデータを送信するための(1×39,0
×103,0×60,*)。
【0018】−声に対応するデータを送信するための
(1×81,1×103,1×60, *)。
【0019】トランスポートフォーマットの組合せの選
択はまた、図2を参照して図示されるいくつかのルール
に従う。すなわち、 −各々のいわゆる基準TTI間隔の開始の際に、選択が
実行される。基準TTI間隔は、そのTTI間隔持続時
間が最小であるトランスポートチャネルまたは複数のト
ランスポートチャネルのTTI間隔を示す。図2の例で
は、基準TTI間隔は、トランスポートチャネルTrC
H1、TrCH2およびTrCH3のTTI間隔を示
す。したがって、トランスポートフォーマットの組合せ
の選択は、0、2、4、6...と数字を振られた無線
フレームの開始の際に実行される。
【0020】−基準TTI間隔の開始の際の選択に関す
る論理チャネルは、その関連付けられるトランスポート
チャネルがTTI間隔を呈するものであり、その開始は
前記基準TTI間隔の開始と一致する。たとえば、無線
フレーム2の開始の際、選択に関する論理チャネルは、
トランスポートチャネルTrCH1、TrCH2および
TrCH3と関連付けられる論理チャネル、すなわち論
理チャネルLC1、LC2およびLC3である。
【0021】−トランスポートフォーマットの選択され
た組合せは、トランスポートフォーマットの有効な組合
せのセットに属さなければならない。トランスポートフ
ォーマットのある組合せは、実際に、RRC無線リソー
ス制御ユニットまたはメディアアクセス制御ユニットに
よって一時的に無効にされることがある。
【0022】−所与のTTI間隔の間に、トランスポー
トチャネルは、トランスポートフォーマットの選択され
た組合せの中のトランスポートフォーマットの対応する
ブロックサイズに対応する同じサイズのデータブロック
しか送信することができない。したがって、同じトラン
スポートチャネルに関連付けられる2つの論理チャネル
が、異なるサイズのデータブロックを有する場合、同じ
TTI間隔の間にこれらのブロックを送信することは不
可能であろう。
【0023】−トランスポートフォーマットの選択され
た組合せは、TMモードの論理チャネルのRLCエンテ
ィティで入手可能なデータ(NBおよびBS)の量と一
致されなければならない。TMモードの論理チャネルか
らトランスポートチャネルに割当てられたブロックは、
関連付けられるRLCエンティティ上で実際に入手可能
でなければならない。
【0024】−トランスポートフォーマットの選択され
た組合せは、AMまたはUMモードの論理チャネルのR
LCエンティティで入手可能なデータ(NbBits)
に可能な限り対応しなければならない。AMまたはUM
モードの論理チャネルについては、RLCエンティティ
で入手可能なビット(NbBits)を送信するのに必
要なブロック数よりも大きいブロック数を、関連付けら
れるトランスポートチャネルに割当てることが可能であ
る。ブロックを完成させるため、ブロックにパディング
ビットを特に導入することができる。最適なトランスポ
ートフォーマット(ブロックの数、ブロックのサイズ)
は、NbBits以上の最小の積(ブロックの数×ブロ
ックの有効サイズ)を与えるトランスポートフォーマッ
トである。((ブロック数−1)×ブロックサイズ)が
NbBits以上であるようなトランスポートフォーマ
ットを選ぶことは許されない(パディングビットの数は
ブロックのサイズよりも小さくなければならない)。
【0025】したがって、これらのルールに従うことに
より、トランスポートフォーマットの組合せの選択は、
現在、以下のように実行される。この選択は図3に詳細
に図示される。これは、各基準TTI間隔の開始の際に
実行される。第1のステップ(ステップ300)で、ト
ランスポートフォーマットの組合せのサブセットFが作
られ、サブセットはセットEの有効な組合せのトランス
ポートフォーマットを含み、これは、その現時のTTI
間隔の開始が現時の基準TTI間隔の開始と一致しない
トランスポートチャネルに対し、前記現時のTTI間隔
の間にデータをディスパッチするのに用いられるものに
従うトランスポートフォーマットを有する。たとえば、
図2では、トランスポートチャネルTrCH4のトラン
スポートフォーマットが、その第1のTTI間隔の間
に、このトランスポートチャネルと関連付けられるトラ
ンスポートフォーマットのTFSセット中のインデック
ス1を備えるフォーマットであるとみなされれば、2と
番号を付けられた無線フレームの開始の際に、サブセッ
トFは、トランスポートチャネルTrCH4に対してイ
ンデックス1のトランスポートフォーマットを含む、セ
ットEのトランスポートフォーマットの有効な組合せを
含むであろう。
【0026】選択の間に、論理チャネルは、それらの優
先順位値MLPの昇順、すなわち、それらの優先度の降
順で処理される。優先度の値を表わす、PRIORIT
Yで示される変数が1に初期化される(ステップ31
0)のはこのためである。その優先度MLPがPRIO
RITYと等しい、少なくとも1つの論理チャネルが存
在するか否かについてのチェック(ステップ320)が
行なわれる。存在しなければ、より高い優先順位、すな
わちより低い優先度の論理チャネルに行く。PRIOR
ITYと等しい優先順位値MLPの少なくとも1つの論
理チャネルが存在すれば、サブセットFに含まれるトラ
ンスポートフォーマットの組合せの数が1と等しいか否
かについてのチェック(ステップ330)が行なわれ
る。サブセットがトランスポートフォーマットの単一の
組合せを含めば、トランスポートフォーマットのこの組
合せが選択され(ステップ340)、選択が終了する。
そうではなく、サブセットFがトランスポートフォーマ
ットのいくつかの組合せを含めば、PRIORITYと
等しい優先度の論理チャネルに対して最大限可能な量の
データを送信できるようにするサブセットFのトランス
ポートフォーマットの組合せが選択される(ステップ3
50)。次にサブセットFは、トランスポートフォーマ
ットの以前選択された組合せと少なくとも同等の量のデ
ータを送信できるようにするトランスポートフォーマッ
トの組合せにされる(ステップ360)。このようにさ
れたサブセットFは、少なくとも、350で参照される
ステップの間に選択された、トランスポートフォーマッ
トの組合せを含む。次に、値PRIORITYが8と等
しいか否かについてのチェック(ステップ370)が行
なわれる。等しければ選択は終了し、トランスポートフ
ォーマットの選択された組合せは、350で参照される
ステップの間に選択されたトランスポートフォーマット
の組合せである。等しくなければ、すなわち値PRIO
RITYが8と等しくなければ、値PRIORITYは
1だけ増分され(ステップ380)、320から370
で参照される選択のステップが繰返される。
【0027】選択の終わりで、トランスポートフォーマ
ットの選択された組合せは一般的に、トランスポートチ
ャネル中に最大のデータを送信できるようにするもの、
すなわち、たとえば、以前に規定されたセットEの組合
せ(2,1,1,1)である。しかしながら、トランス
ポートフォーマットのある組合せがもはや用いられずか
つ無効になり得る状況が存在する。このとき、低い優先
順位値MLPの論理チャネルにより、より高い優先順位
値MLPの論理チャネルがいくつかの連続するTTI間
隔の間にそれらのデータを送信するのが妨げられるとい
うことが起こり得、この結果、対応するアプリケーショ
ンのサービス品質を低下させてしまう。これらの問題
は、ネットワークが最初に固定した無線リソースが諸々
の理由により一時的に減少するときに起こるのが一般的
である。
【0028】たとえば、トランスポートフォーマットの
組合せの以前の表に戻ると、送信条件の変化は、488
ビットよりも大きいビットレートを一時的に許さないこ
とがある(ビットレートは40msの間隔にわたって計
算され、その持続時間は、トランスポートチャネルTr
CH1、TrCH2、TrCH3およびTrCH4のT
TI間隔の中で最大のTTI間隔の持続時間に対応す
る)。このとき、
【0029】
【表4】
【0030】を有する。この表では、トランスポートフ
ォーマットの組合せのセットE中のトランスポートフォ
ーマットの各組合せは、インデックスTFCI(トラン
スポートフォーマット組合せインジケータを意味する)
でタグを付けられる。
【0031】この例では、シグナリングデータと音声モ
ードのデータとを同時に送信することはもはや不可能で
ある。実際、上で規定されたルールは、シグナリング論
理チャネルLC4、LC5、LC6およびLC7上でデ
ータが入手可能になるや否や、論理チャネルLC4、L
C5、LC6およびLC7が優先であるために、音声論
理チャネルLC2およびLC3がもはやデータを送信で
きないということを含意する。これは、音声サービスな
どのリアルタイムサービスにとっては特に不利である。
なぜなら、それを正しく提供するには、データブロック
を各TTI間隔で送信しなければならないからである。
【0032】この発明の目的は、特に、上述のブロッキ
ング状況を回避できるようにする、トランスポートフォ
ーマットの組合せを選択するための方法を提案すること
である。
【0033】さらに、前述の選択は、同じ優先順位値M
LPの2つの論理チャネルを処理する際に従うべき順序
に関して、曖昧なままである。したがってこの選択は、
十分に正確でないために、満足のいくものではない。
【0034】また、この発明の別の目的は、同じ優先順
位値MLPの論理チャネルのアプリケーションのサービ
ス品質を最適化することを意図するルールを規定する、
トランスポートフォーマットの組合せを選択するための
方法を提案することである。
【0035】
【発明の概要】この発明の主題は、トランスポートチャ
ネルが搬送するデータの送信のための、少なくとも2つ
のトランスポートチャネルを含む複合チャネルに対して
トランスポートフォーマットの組合せを選択するための
方法であって、トランスポートフォーマットの前記組合
せは、トランスポートフォーマットの組合せの予め定め
られたセットEの中に含まれ、トランスポートフォーマ
ットの各組合せは、前記少なくとも2つのトランスポー
トチャネルの各々に対してトランスポートフォーマット
を含み、送信されるべきデータは論理チャネルから出て
おり、各論理チャネルは単一のトランスポートチャネル
と関連付けられ、各論理チャネルは、他の論理チャネル
に対して優先度を有し、データは、連続した送信時間間
隔の間に前記トランスポートチャネル内に送信され、各
送信時間間隔は、それが属するトランスポートチャネル
に特定の持続時間を呈し、トランスポートフォーマット
の組合せの前記選択は、基準送信時間間隔の開始の際に
実現され、前記基準送信時間間隔は、送信時間間隔の最
小持続時間を有するトランスポートチャネルの送信時間
間隔を示し、この方法は、 −構成フェーズを含み、前記構成フェーズは、各論理チ
ャネルLCjごとに第1の割当のステップを含み、前記
第1の割当のステップは、考えられる論理チャネルに、
送信時間間隔のN番目として表わされるタイムウィンド
ウサイズと、連続する送信時間間隔のN+1番目に対応
する期間の間に、関連付けられるトランスポートチャネ
ル内に送信されるべきデータの最小量を表わす最小ビッ
トレートとを割当てるステップにあり、前記連続する送
信時間間隔は、関連付けられるトランスポートチャネル
に属し、さらに −選択フェーズを含み、前記選択フェーズは、各々の前
記基準送信時間間隔の開始の際にトランスポートフォー
マットの組合せを選択するステップを含み、前記選択の
ステップは、一方で、割当てられたタイムウィンドウの
前記サイズNのセットと、他方で、前記割当てられた最
小ビットレートのセットとを考慮する。
【0036】選択フェーズの選択のステップは、たとえ
ば、以下の準備のステップ、すなわち、 a) トランスポートフォーマットの組合せのサブセッ
トFを作成することにある第1の準備のステップを含
み、サブセットは、トランスポートフォーマットの組合
せの前記セットEの、有効なトランスポートフォーマッ
トの組合せを含み、トランスポートフォーマットの組合
せの前記サブセットFは、その現時の送信時間間隔の開
始が現時の基準送信時間間隔の開始と一致しないトラン
スポートチャネルに対し、前記現時の送信時間間隔の間
に用いられたものに従うトランスポートフォーマットを
含み、さらに b) 第2の準備のステップを含み、第2の準備のステ
ップは、現時の基準送信時間間隔の開始が、関連付けら
れるトランスポートチャネルの送信時間間隔の開始と一
致する論理チャネルの各々ごとに、関連付けられるトラ
ンスポートチャネルの現時の送信時間間隔およびN番目
の以前の送信時間間隔を含むタイムウィンドウを規定す
ることと、タイムウィンドウの第1のN番目の送信時間
間隔の間に、関連付けられるトランスポートチャネル内
に送信されたデータの量を計算することとにある。
【0037】選択フェーズの選択のステップは第1の反
復のステップをさらに含み、第1の反復の前記ステップ
は前記準備のステップの後に続き、第1の反復の前記ス
テップは、前記タイムウィンドウの間に、前記第2の準
備のステップに関する論理チャネルの各々に対し、また
は、デフォルトで、関連付けられるトランスポートチャ
ネル内で最も高い優先度の論理チャネルに対し、考えら
れる論理チャネルに割当てられた最小ビットレートに対
応する量以上の最小の量のデータを送信できるようにす
るトランスポートフォーマットの組合せの前記サブセッ
トFから、トランスポートフォーマットの組合せを選択
することにあり、論理チャネルは走査の順序に従って走
査され、前記走査の順序は、前記第2の準備のステップ
に関する論理チャネルの優先度の降順に従う。
【0038】次に第1の反復のステップは、前記第2の
準備のステップに関する各論理チャネルごとに、(前記
論理チャネルは前記走査の順序に従って処理されるもの
であるが)、以下のステップ、すなわち −タイムウィンドウの間に、関連付けられるトランスポ
ートチャネル内に、最小ビットレートに対応する量以上
の最小の量のデータまたは、デフォルトで、最大限可能
な量のデータを送信できるようにするトランスポートフ
ォーマットの組合せの前記サブセットFから、トランス
ポートフォーマットの組合せを選択するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せのサブセットF
を、タイムウィンドウの間に、トランスポートフォーマ
ットの選択された組合せの量以上の量のデータを送信で
きるようにするトランスポートフォーマットの組合せに
するステップとを含み、トランスポートフォーマットの
組合せの、結果として生じるサブセットFは、そうなれ
ば論理チャネルの処理に用いられる。
【0039】有利には、構成フェーズは、各論理チャネ
ルごとに第2の割当のステップをさらに含み、前記第2
の割当のステップは、関連の論理チャネルに、N+1番
目の連続する送信時間間隔に対応する期間の間に送信さ
れるべきデータの公称量を表わす公称ビットレートを割
当てることにあり、前記連続する送信時間間隔は、関連
付けられるトランスポートチャネルに属し、データの前
記公称量は、データの前記最小量以上である。
【0040】次に選択フェーズの選択のステップは、第
1の反復の前記ステップの後に続いて第2の反復のステ
ップをさらに含み、ここでトランスポートフォーマット
の組合せは、前記タイムウィンドウの間に、前記第2の
準備のステップに関する論理チャネルの各々ごとに、ま
たは、デフォルトで、関連付けられるトランスポートチ
ャネル内で最も高い優先度の論理チャネルに対して、考
えられる論理チャネルに割当てられた公称ビットレート
に対応する量以下の最大量のデータを送信できるように
するトランスポートフォーマットの組合せの前記サブセ
ットFから選択される。
【0041】第2の反復のこのステップは、たとえば、
前記第2の準備のステップに関する各論理チャネルごと
に、(前記論理チャネルは走査の前記順序に従って処理
されるのであるが)、以下のステップ、すなわち −タイムウィンドウの間に、関連付けられるトランスポ
ートチャネル内に、公称ビットレートに対応する量以下
の最大量のデータを送信できるようにするトランスポー
トフォーマットの組合せの前記サブセットFからトラン
スポートフォーマットの組合せを選択するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せの前記サブセッ
トFを、タイムウィンドウの間に、トランスポートフォ
ーマットの選択された組合せの量以上の量のデータを送
信できるようにするトランスポートフォーマットの組合
せにするステップとを行なうことにあり、トランスポー
トフォーマットの組合せの、結果として生じるサブセッ
トFは、そうなれば論理チャネルの処理に用いられる。
【0042】選択フェーズの選択のステップは、第1の
反復のステップまたは第2の反復のステップの後に続い
て第3の反復のステップをさらに含んでもよく、ここで
トランスポートフォーマットの組合せは、前記タイムウ
ィンドウの間に、前記第2の準備のステップに関する論
理チャネルの各々ごとにまたは、デフォルトで、関連付
けられるトランスポートチャネル内で最も高い優先度の
論理チャネルに対して、考えられる論理チャネル内で入
手可能な量のデータを送信できるようにするトランスポ
ートフォーマットの組合せのサブセットFから選択され
る。
【0043】次に第3の反復の前記ステップは、前記第
2の準備のステップに関する各論理チャネルごとに、
(前記論理チャネルは走査の前記順序に従って処理され
るのであるが)、以下のステップ、すなわち −前記タイムウィンドウの間に、関連付けられるトラン
スポートチャネル内に、考えられる論理チャネル内で入
手可能な量のデータを送信できるようにする前記サブセ
ットFからトランスポートフォーマットの組合せを選択
するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せの前記サブセッ
トFを、前記タイムウィンドウの間に、トランスポート
フォーマットの選択された組合せの量以上の量のデータ
を送信できるようにするトランスポートフォーマットの
組合せにするステップとを行なうことにあり、トランス
ポートフォーマットの組合せの、結果として生じるサブ
セットFは、次の論理チャネルの処理に用いられる。
【0044】より高度な実施例では、選択フェーズの選
択のステップは第3の準備のステップをさらに含み、前
記第3の準備のステップは、考えられる論理チャネルに
関する最後の選択のステップの間に送信されるデータの
量を表わす状態パラメータの関数として同じ優先度の論
理チャネルを順序づけるように走査の前記順序を変更す
ることにある。この場合、選択のステップは有利には更
新のステップを含み、更新のステップは、最後の反復の
ステップの後に続き、以前のN番目の送信時間間隔およ
び前記現時の送信時間間隔の間に送信されるデータの量
を計算することにより、ならびに、前記計算されたデー
タの量を関連の論理チャネルの前記最小ビットレートと
比較することにより、前記第2の準備のステップに関す
る各論理チャネルのSTATEパラメータを更新するこ
とにある。計算されたデータの量は、関連の論理チャネ
ルの前記公称ビットレートとも比較することができる。
【0045】この発明の主題は電気通信システムの移動
局でもあり、これは、上に規定されたようにトランスポ
ートフォーマットの組合せを選択するための方法を実現
する装置を含むことを特徴とする。
【0046】この発明の他の特徴および利点は、単なる
例示の目的のためにかつ添付の図面を参照して与えられ
る、この発明の好ましい実施例の以下の説明を読むと明
らかになるであろう。
【0047】
【詳細な説明】一般的にかつ図4のフローチャートに示
されたように、400で参照される、この発明に従うト
ランスポートフォーマットの組合せを選択するための方
法は、構成フェーズ410および選択フェーズ420を
含む。
【0048】構成フェーズ410は、各論理チャネルL
Cjごとに、少なくとも2つの新たなパラメータ、すな
わち、N(LCj)で示されるタイムウィンドウサイズ
およびDmin(LCj)で示される最小ビットレート
を割当てるステップを含み、選択フェーズ420は、構
成フェーズ410の間に割当てられたパラメータN(L
Cj)およびDmin(LCj)の対のセットを考慮す
る、トランスポートフォーマットの組合せを選択する少
なくとも1つのステップ500を含む。
【0049】また、パラメータを割当てるステップは、
たとえば、以下のステップに分割される。すなわち、 −N番目の送信時間間隔TTIとして表わされるタイム
ウィンドウサイズを表わす第1のパラメータN(LC
j)の割当てのステップ430、および −関連の現時の送信時間間隔に対して1ユニット分増加
させた以前のN番目の送信時間間隔TTIに対応する持
続時間にわたり、関連付けられるトランスポートチャネ
ル内に送信されるべきデータの最小量を表わす最小ビッ
トレートに関する第2のパラメータDmin(LCj)
を割当てるステップ440である。したがって、関連の
送信時間間隔は連続的でありかつ、関連付けられるトラ
ンスポートチャネルに関する。
【0050】パラメータN(LCj)およびDmin
(LCj)はデータ整数である。最小ビットレートは、
関連付けられるトランスポートチャネルのN(LCj)
+1の間隔TTIから形成されるタイムウィンドウの間
に論理チャネル上に送信されるべきビット数である。
【0051】構成フェーズ410および選択フェーズ4
20の間に、トランスポートフォーマットの組合せを選
択するためのこの発明の方法は、トランスポートフォー
マットの組合せを選択する際に考慮すべき論理チャネル
に割当てられる優先順位値MLPに関するパラメータ
(図示せず)および送信の構成そのものに関するパラメ
ータ(図示せず)も考慮することに留意すべきである。
【0052】したがって、この発明に従うと、考えられ
る各論理チャネルごとに、トランスポートフォーマット
の組合せの選択の間に、最小ビットレートを保証するの
を可能にするトランスポートフォーマットの組合せを選
択することをまず求める。したがって、(最も低い優先
度を呈する論理チャネルを含む)論理チャネルのセット
は、特定の持続時間にわたり最小のデータを送信するこ
とができる。言換えると、この発明の方法は、最適な態
様で、トランスポートチャネルのレベルで入手可能なリ
ソースを共有して、対応する論理チャネル内に存在する
データをトランスポートできるようにする。
【0053】トランスポートフォーマットの組合せを選
択する際の、考えるべき論理チャネルのセットに対する
タイムウィンドウサイズ値および最小ビットレート値
は、たとえばネットワークにより、関連の電気通信機器
の要素に供給可能である。これを行なうため、ネットワ
ークは、たとえば、トランスポートフォーマットの組合
せを選択するための方法に関する論理チャネルと関連付
けられたさまざまなアプリケーションが必要とするサー
ビス品質に応じて、これらの値を事前に定めている。し
たがって、タイムウィンドウサイズ値および最小ビット
レート値は、サービスが単一の論理チャネルでサポート
されるときに、対応するサービスの最小動作を確実にす
るように定められる。同様に、サービスがいくつかの論
理チャネルでサポートされているとき、関わる論理チャ
ネルのセットに特定のタイムウィンドウサイズ値および
最小ビットレート値は、対応するサービスの最小動作を
確実にするように定められる。
【0054】好ましくは、構成フェーズ410は、各論
理チャネルLCjごとに、Dnom(LCj)で示され
る公称ビットレートを割当てるステップ450をさらに
含む。関連する論理チャネルに特定のこの公称ビットレ
ートは、N番目の送信時間間隔に対応しかつ現時の送信
時間間隔の後に続く持続時間にわたって送信されるべき
データの公称量を表わす。ちょうど関連の論理チャネル
の最小ビットレートのように、考えられる送信時間間隔
はしたがって連続的であり、関連付けられるトランスポ
ートチャネルに関する。一方、送信されるべきデータの
公称量は、関連の同じ論理チャネルに特定の最小ビット
レートで表わされるように、送信されるべきデータの最
小量以上である。
【0055】選択フェーズ420に関しては、それは、
新たな基準送信時間間隔の開始にあるか否かを定めるこ
とを目的とするステップ460で始まる。開始にあれ
ば、トランスポートフォーマットの組合せ自体を選択す
るステップ500が、関連の基準送信時間間隔に対して
実行される。したがって、トランスポートフォーマット
の組合せの選択は、各々の新たな基準送信時間間隔の開
始の際のみに行われる。次に、論理チャネル中に存在す
るデータは、このステップの間に選択されたトランスポ
ートフォーマットの組合せに従って送信される。次の基
準TTI間隔の開始の際にトランスポートフォーマット
の組合せの選択を行なう前に、パラメータN(LC
j)、Dmin(LCj)およびDnom(LCj)を
再構成する必要があるか否かに関するチェックが、47
0で参照されるステップで実行される。再構成する必要
があれば、構成フェーズ410が繰返される。必要がな
ければ、選択のステップ500を繰返すことにより、選
択フェーズ420が継続される。
【0056】最小ビットレートとおそらくは公称ビット
レートとを保証するトランスポートフォーマットの組合
せを選択するため(ステップ500)、論理チャネルの
最大数に対して、以下に説明されるステップが各基準T
TI間隔の開始の際に行われる。
【0057】[第1の準備のステップ(510)]トラ
ンスポートフォーマットの組合せのサブセットFが作成
され、これは、その現時のTTI間隔の開始が現時の基
準TTI間隔の開始と一致しないトランスポートチャネ
ルに対し、前記現時のTTI間隔の間に用いられるもの
に従うトランスポートフォーマットを有する、セットE
のトランスポートフォーマットの有効な組合せを含む。
セットEは、トランスポートフォーマットの可能な組合
せのセットであることが再考される。このステップは、
300で参照されるステップと同じである(図3を参
照)。
【0058】[第2の準備のステップ(515)]この
ステップについては、Gが論理チャネルのセットを示
し、それに対して、現時の基準TTI間隔の開始は、関
連付けられるトランスポートチャネルのTTI間隔の開
始と一致する。このステップでは、現時のTTI間隔お
よび以前のN番目のTTI間隔を含むタイムウィンドウ
が、セットGの論理チャネルの各々ごとに規定され、こ
のタイムウィンドウの第1のN番目のTTI間隔の間に
関連付けられるトランスポートチャネルにより送信され
るデータの量が計算される。現在のところ、(タイムウ
ィンドウのN+1番目のTTI間隔に対応する)現時の
TTI間隔では何も送信されていない。
【0059】タイムウィンドウの第1のN番目のTTI
間隔の間に送信されたデータの量の計算が一旦行なわれ
ると、関連する論理チャネルに対して、現時のTTI間
隔の間に送信されるべきデータの量をこれから導き出し
て、最小ビットレートDminを達成することができ
る。このデータの量は、データブロック数またはビット
数として表わすことができる。
【0060】リアルタイムサービスに対応する論理チャ
ネルに対して、そのサービスに対してはデータの損失は
許容されないのであるが、0に等しいN、すなわち単一
のTTI間隔から形成されるタイムウィンドウをとるこ
とが賢明であることに留意されたい。これに対して、リ
アルタイムサービスが、TTI間隔当りdビットのブロ
ックに等しい公称ビットレートを呈し、このサービスが
K個のTTI間隔ごとに1ブロックの損失を許容できる
と仮定すると、N=K−1およびDmin=(K−1)
×dを入れると十分である。これに対して、関連の論理
チャネルに対応するサービスが送信遅延を許すならば、
Nは1以上であることが有利である。
【0061】[第1の反復のステップ]セットGの論理
チャネルの各々ごとに、トランスポートフォーマットの
組合せは、関連付けられるタイムウィンドウの間に、関
連付けられるトランスポートチャネルに対して最小ビッ
トレートに対応する量以上の最小の量のデータを送信で
きるようにするサブセットFから選択される。このステ
ップでは、論理チャネルは、それらの優先順位値MLP
の昇順(すなわち、それらの優先度の降順)に対応す
る、走査の順序に従って処理される。したがって、1に
等しい優先順位値MLPを備える論理チャネルがまず処
理され、その後に2に等しい優先順位値MLPのものが
続き、以下同じである。セットGのすべての論理チャネ
ルに対して最小ビットレートを達成することができなく
ても、少なくとも、セットGの最小の優先順位値MLP
の論理チャネルに対してそれが行なわれる。第1の反復
のステップは、図5および図6を参照して後に詳細に説
明される。第1の反復のこのステップの結果は、論理チ
ャネルの最大限可能な数に対して最小ビットレートを保
証して、先行技術のブロッキング状況を回避することで
ある。
【0062】トランスポートフォーマットの組合せの選
択は、セットGの論理チャネルの各々ごとに公称ビット
レートを保証するのを可能にするトランスポートフォー
マットの組合せをその後に求めることによって高度化す
ることができる。これを行なうため、いわゆる第2の反
復のステップである補足のステップが行なわれる。
【0063】[第2の反復のステップ]関連付けられる
トランスポートチャネルのN(LCj)+1のTTI間
隔の間に送信されるべきデータの公称量を表わす公称ビ
ットレートDnom(LCj)が、セットGの各論理チャ
ネルLCjに割当てられる。データのこの公称量は、D
min(LCj)に対応するデータの最小量以上である。
論理チャネルの公称ビットレートの値は、対応するサー
ビスの正常な動作が確実になるように定められる。第2
の準備のステップの後に、関連付けられるトランスポー
トチャネルのタイムウィンドウの第1のN番目のTTI
間隔の間に送信されるデータの量は、セットGの各論理
チャネルごとに知られる。このとき、関連する論理チャ
ネルに対して、現時のTTI間隔の間に送信されるべき
データの量をこれから導き出して、公称ビットレートを
達成することが可能である。また、セットGの各論理チ
ャネルごとに、関連付けられるタイムウィンドウの間
に、関連付けられるトランスポートチャネルに対して公
称ビットレートに対応する量以下の最大量のデータを送
信できるようにするサブセットFから、トランスポート
フォーマットの組合せが第2の反復のこのステップの間
に選択される。セットGのすべての論理チャネルに対し
て公称ビットレートを達成することができなくても、そ
れは、少なくとも、セットGの最も低い優先順位値ML
Pの論理チャネルに対して行なわれる。
【0064】トランスポートフォーマットの組合せの選
択は、セットGの各論理チャネルごとに、対応するRL
Cエンティティで入手可能なすべてのデータを送信でき
るようにするトランスポートフォーマットの組合せをそ
の後で探索することによって、さらに高度化することが
できる。この探索が、いわゆる第3の反復のステップで
ある、補足のステップの主題を形成できる。
【0065】第1、第2および第3の反復の以前のステ
ップの間に、論理チャネルは、それらの優先順位値ML
Pの昇順で処理される。これらのステップでは、論理チ
ャネルの順序が非常に重要であることに留意される。な
ぜなら、すべての論理チャネルに対して最小ビットレー
トおよびおそらくは公称ビットレートを保証することが
できなくても、それは、少なくとも、最も低い優先順位
値MLP(すなわち、最も高い優先度)の論理チャネル
に対して行なわれるためである。このとき、2つの論理
チャネルが同じ優先順位値MLPを有するときに従わな
ければならない順序に曖昧さが存在する。
【0066】この発明に従って、過去のタイムウィンド
ウの間に、対応する論理チャネルLCjの状態を表わす
パラメータSTATE(LCj)を規定するのはこのた
めである。パラメータSTATE(LCj)は、関連の
論理チャネルに対し、以下の4つの値のうち1つをとる
ことができる。それらはすなわち、 −「公称」:関連付けられるRLCエンティティに含ま
れるすべてのデータが送信された。
【0067】−「不足」:送信されたデータの量は、関
連する論理チャネルの最小ビットレートDminよりも少
なくかつ、関連付けられるRLCエンティティに含まれ
るデータがすべて送信されたわけではない。
【0068】−「満足」:送信されたデータの量は、最
小ビットレートDmin以上かつ関連する論理チャネルの
公称ビットレートDnom未満であり、関連付けられるR
LCエンティティに含まれるデータがすべて送信された
わけではない。
【0069】−「豊富」:送信されたデータの量は、関
連する論理チャネルの公称ビットレートDnomよりも大
きい。
【0070】STATEパラメータを用いて、505で
参照される第3の準備のステップの間に同じ優先順位値
MLPの論理チャネルを相互に順序付ける。この発明の
方法の要件に対して、同じ優先順位値MLPのチャネル
は、以下の態様で「最高の優先順位」から「最低の優先
順位」に順序付けられる。すなわち、 −「不足」−「満足」−「豊富」−「公称」である。具
体的には、「不足」の論理チャネルの処理は、STAT
Eパラメータ値「満足」、「豊富」または「公称」を有
する論理チャネルを上回る優先順位をとる必要がある。
同じ優先順位値MLPの2つの論理チャネルが同じST
ATEパラメータを有する稀な場合、それらは、任意の
順序、たとえば、RRC無線リソース制御ユニットが与
える論理チャネルリスト中のそれらのインデックスの昇
順で処理される。
【0071】この発明の特定の実施例を実現するために
行うべき動作を表わすフローチャートが図5および図6
に示され、図6は図5の続きである。この方法を実現す
るため、ネットワークは、メディアアクセス制御ユニッ
トに、各論理チャネルごとに以下のパラメータを与え
る。すなわち、最小ビットレート、公称ビットレート、
対応するRLCエンティティで入手可能なデータの量お
よびタイムウィンドウのサイズである。
【0072】この実施例では、まず、選択に関する論理
チャネルが、それらの優先順位値MLPの昇順(すなわ
ち、それらの優先度の降順)でソートされ、同じ優先順
位値MLPのチャネルについては、それらのSTATE
パラメータの関数として以前に規定された順序でソート
される(ステップ505)。Jは、選択に関する論理チ
ャネルの数を示し、論理チャネルは、論理チャネルの順
序付けられたリストが「最も高い優先順位」の論理チャ
ネルから「最も低い優先順位」の論理チャネルに走査さ
れるに従って増加するインデックスjで参照される。
【0073】第1の準備のステップで以前に明示された
ようなトランスポートフォーマットの組合せのサブセッ
トFは、ステップ510で作成される。次に、タイムウ
ィンドウの第1のN番目の送信間隔の間に送信されたデ
ータの量が論理チャネルに対してステップ515で計算
され、その現時の基準TTI間隔の開始は、関連付けら
れるトランスポートチャネルのTTI間隔の開始と一致
する。次に、第1の反復(ITERATION=1)
で、論理チャネルの最大数に対する最小ビットレートを
保証する目的で、トランスポートフォーマットの組合せ
の一時的な選択の第1の動作が実行され、次に第2の反
復(ITERATION=2)で、論理チャネルの最大
数に対する公称ビットレートを保証する目的で、トラン
スポートフォーマットの組合せの一時的な選択の第2の
動作が実行され、第3の反復(ITERATION=
3)で、論理チャネルの最大数に対して、対応するRL
Cエンティティで入手可能なすべてのデータを送信でき
るようにするトランスポートフォーマットの組合せを一
時的に選択する目的で、第3の動作が実行される。
【0074】変形の実施例に従うと、第1の反復および
第3の反復のみが行われる。この変形に従うと、論理チ
ャネルの最大数に対する公称ビットレートを保証するこ
とを目的とする、トランスポートフォーマットの組合せ
の一時的な選択の第1の動作が完了すると、変数ITE
RATIONは値3をとって、選択の動作が行われ、論
理チャネルの最大数に対して、対応するRLCエンティ
ティで入手可能なすべてのデータを送信できるようにす
る。
【0075】一時的な選択のこれら3つの反復を実行す
るため、以下に説明される3つの動作が行なわれる。第
1の反復を実行するため、変数ITERATIONは1
に初期化され(ステップ520)、インデックスjは同
様に1に初期化される(ステップ525)。次に、論理
チャネルのタイムウィンドウの間に送信されるデータの
量が最小ビットレートを達成するように、関連付けられ
るトランスポートチャネルの現時のTTI間隔の間に送
信されるべきデータの量に対応する要求が、(最も高い
優先順位の)第1の論理チャネルに対して計算される
(ステップ530)。この要求は、関連する論理チャネ
ルのMODEパラメータがTMならばブロック数であ
り、関連の論理チャネルのMODEパラメータがAMま
たはUMならばビット数である。この要求を判断するた
め、関連付けられるトランスポートチャネルの以前のN
番目の送信時間間隔の間に、関連の論理チャネルが送信
したビットレートと最小ビットレートとの間の差が計算
される。AMまたはUMモードの場合、要求は上で計算
された差に対応する。TMモードの場合、要求はブロッ
クの最小数と等しいため、対応するRLCエンティティ
が要求するブロックサイズ×ブロック数の積は、上で計
算された差以上である。次に、要求を満たすトランスポ
ートフォーマットの組合せがサブセットFから一時的に
選択され、次にサブセットFは、要求を満たすのを可能
にするトランスポートフォーマットの組合せに制限され
る(ステップ535)。一時的に選択された組合せは好
ましくは、関連付けられたトランスポートチャネルに対
する最小ビットレートに対応する量以上の最小の量のデ
ータを送信できるようにするトランスポートフォーマッ
トの組合せである。
【0076】一時的な選択の第2の反復を実行するた
め、変数ITERATIONは、それを増分することに
より2に更新され(ステップ560)、インデックスj
は1に再初期化される(ステップ525)。次に、論理
チャネルのタイムウィンドウの間に送信されるデータの
量が公称ビットレート未満であるように、関連付けられ
るトランスポートチャネルの現時のTTI間隔の間に送
信されるべきデータ量に対応する要求が、(最も高い優
先順位の)第1の論理チャネルに対して計算される。こ
の要求は、関連の論理チャネルのMODEパラメータが
TMならばブロック数であり、関連の論理チャネルのM
ODEパラメータがAMまたはUMならばビット数であ
る。上記のように、この要求を判断するには、関連付け
られたトランスポートチャネルの以前のN番目の送信時
間間隔の間に、関連の論理チャネルが送信したビットレ
ートと公称ビットレートとの間の差を計算する。AMま
たはUMモードの場合、要求は、上で計算された差に対
応する。TMモードの場合、要求は、このとき最大の数
のブロックと等しいため、対応するRLCエンティティ
が要求するブロックサイズ×ブロック数の積は、上で計
算された差以下である。次に、要求を満たすトランスポ
ートフォーマットの組合せがサブセットFから一時的に
選択され、次にサブセットFは、要求を満たすのを可能
にするトランスポートフォーマットの組合せに制限され
る(ステップ535)。一時的に選択された組合せは好
ましくは、関連付けられるトランスポートチャネルに対
する公称ビットレートに対応する量以下の最大の量のデ
ータを送信できるようにするトランスポートフォーマッ
トの組合せである。
【0077】一時的な選択の第3の反復を実行するに
は、変数ITERATIONは次にそれを増分すること
により3に更新され(ステップ560)、インデックス
jは1に再初期化される(ステップ525)。次に、論
理チャネルのタイムウィンドウの間に送信されるデータ
の量が公称ビットレート未満であるように、関連付けら
れるトランスポートチャネルの現時のTTI間隔の間に
送信されるべきデータの量に対応する要求が、(最も高
い優先順位の)第1の論理チャネルに対して計算される
(ステップ530)。この要求は、関連の論理チャネル
のMODEパラメータがTMならばブロック数であり、
関連の論理チャネルのMODEパラメータがAMまたは
UMでありかつ、関連付けられるRLCエンティティ上
で入手可能なデータの量に対応すれば、ビット数であ
る。次に、要求を満たすトランスポートフォーマットの
組合せがサブセットFから一時的に選択され(ステップ
535)、次にサブセットFは、要求を満たすのを可能
にするトランスポートフォーマットの組合せに制限され
る。この方法の最後に選択されるトランスポートフォー
マットの組合せが、最後の、一時的に選択された組合せ
である。
【0078】一時的な選択およびサブセットFの変更の
このステップ(ステップ535)は、実際は、以下の基
本的なステップを行なうことにある。すなわち、 −トランスポートフォーマットの組合せが以前に一時的
な態様で選択されていなければ、トランスポートフォー
マットの一時的に選択された組合せが、データを送信し
ないトランスポートフォーマットの組合せであると考え
るステップ。
【0079】−トランスポートフォーマットの現時の組
合せと称される、サブセットFのトランスポートフォー
マットの第1の組合せをとるステップ。
【0080】−関連の論理チャネルに対応するトランス
ポートフォーマットの現時の組合せのトランスポートフ
ォーマットを考えるステップ。
【0081】−トランスポートフォーマットが、同じト
ランスポートチャネルに関連付けられる論理チャネルの
以前に承認された要求(すなわち達成可能であると宣言
されたもの)に追加される要求を満たせば、要求を承認
し、他の論理チャネルに対して既に承認された要求とと
もにこの要求を保持するステップ。
【0082】−満たさなければ、 −トランスポートフォーマットが、トランスポートフォ
ーマットの一時的に選択された組合せのトランスポート
フォーマットよりも少ないデータを送信すれば、トラン
スポートフォーマットの現時の組合せをサブセットFか
ら削除するステップ。
【0083】−関連の論理チャネルに関連付けられるト
ランスポートチャネルに対して、トランスポートフォー
マットのブロックサイズが、トランスポートフォーマッ
トの一時的に選択された組合せのトランスポートフォー
マットのブロックサイズと異なれば、また、関連の論理
チャネルのトランスポートチャネルに対するトランスポ
ートフォーマットの一時的に選択された組合せのトラン
スポートフォーマットが実際にデータを送信すれば(す
なわち、トランスポートフォーマットが、0でないブロ
ックの数およびブロックサイズを含めば)、トランスポ
ートフォーマットの現時の組合せをサブセットFから削
除するステップ。
【0084】−トランスポートフォーマットの現時の組
合せのすべてのトランスポートフォーマットに対して、
トランスポートフォーマットが、トランスポートフォー
マットの一時的に選択された組合せのトランスポートフ
ォーマットと等しいかまたは、トランスポートフォーマ
ットが、このトランスポートチャネル上の以前に承認さ
れた要求の和に対応すれば、トランスポートフォーマッ
トの現時の組合せは、トランスポートフォーマットの一
時的に選択された組合せと置換され、 −サブセットFのトランスポートフォーマットの次の組
合せに移って以前のステップを再開するステップ。
【0085】選択の方法の間に、サブセットFが現在、
トランスポートフォーマットの唯一の組合せを含めば、
選択は停止され、含まなければ、選択はjを増分するこ
とにより継続される(ステップ550)。したがって、
要求は各論理チャネルごとに計算され、サブセットF
は、それがトランスポートフォーマットの唯一の組合せ
を今や含むまでまたはITERATION=1、ITE
RATION=2およびITERATION=3に対応
する3つの反復が実行されるまで、それと並んで制限さ
れる。このとき、トランスポートフォーマットの選択さ
れた組合せは、サブセットFのトランスポートフォーマ
ットの独自の組合せであるかまたは、最大限可能な量の
データを送信できるようにするサブセットFのトランス
ポートフォーマットの組合せである。
【0086】したがって、この方法の終りに選択され
る、トランスポートフォーマットの最終的な組合せが、
一時的な態様で選択される最後の組合せである。
【0087】トランスポートフォーマットの組合せ自体
を選択するステップの後、関連付けられるトランスポー
トチャネルの現時のTTI間隔の終りに、対応するタイ
ムウィンドウの間に送信されたであろうデータの量Qを
各論理チャネルごとに計算する設備も存在する。データ
のこの量Qは、575で参照される次のステップの間
に、関連する論理チャネルのSTATEパラメータを更
新できるようにする。最後の2つのステップ570およ
び575の関連付けが、関連する論理チャネルのSTA
TEパラメータの更新のステップを構成する。これらの
STATEパラメータを、次の選択のステップ500の
中で、より正確には、次の選択の準備のステップ505
の中で用いて、論理チャネルを相互に順序付ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動局などの電気通信機器の要素の第1の2
層間で交換されるデータを示す、既に説明された図であ
る。
【図2】 4つのトランスポートチャネルから形成され
る複合チャネルの送信時間間隔(TTI)を表わす、既
に説明された図である。
【図3】 先行技術のトランスポートフォーマットの組
合せを選択するための方法のフローチャートを示す、既
に説明された図である。
【図4】 トランスポートフォーマットの組合せを選択
するための、この発明に従う方法の好ましい実施例の単
純化されたフローチャートを表わす図である。
【図5】 図4の、発明の方法の選択ステップの特定の
実施例の単純化されたフローチャートを表わす図であ
る。
【図6】 図5の続きの図である。
【符号の説明】
500 選択のステップ、510 第1の準備のステッ
プ、515 第2の準備のステップ、535 反復のス
テップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーシャル・ベレック フランス国、22100 ディナン、リュ・ド ゥ・ユイット・マイ・ディズヌフキャトル バンサンク、9 (72)発明者 ルドビック・タンセレル フランス国、35133 レクース、レジダン ス・ラ・ギャレンヌ、8 Fターム(参考) 5K028 BB06 CC05 EE08 KK01 KK03 KK12 LL12 RR02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスポートチャネルが搬送するデー
    タの送信のための、少なくとも2つのトランスポートチ
    ャネルを含む複合チャネルに対してトランスポートフォ
    ーマットの組合せを選択するための方法(400)であ
    って、トランスポートフォーマットの前記組合せは、ト
    ランスポートフォーマットの組合せの予め定められたセ
    ットEの中に含まれ、トランスポートフォーマットの各
    組合せは、前記少なくとも2つのトランスポートチャネ
    ルの各々に対してトランスポートフォーマットを含み、
    送信されるべきデータは論理チャネルから出ており、各
    論理チャネルは単一のトランスポートチャネルと関連付
    けられ、各論理チャネルは、他の論理チャネルに対して
    優先度を有し、データは、連続した送信時間間隔の間に
    前記トランスポートチャネル内に送信され、各送信時間
    間隔は、それが属するトランスポートチャネルに特定の
    持続時間を呈し、トランスポートフォーマットの組合せ
    の前記選択は、基準送信時間間隔の開始の際に実現さ
    れ、前記基準送信時間間隔は、送信時間間隔の最小持続
    時間を有するトランスポートチャネルの送信時間間隔を
    示し、 この方法は、 −構成フェーズ(410)を含み、前記構成フェーズ
    は、各論理チャネル(LCj)ごとに第1の割当のステ
    ップを含み、前記第1の割当のステップは、考えられる
    論理チャネルに、送信時間間隔のN番目として表わされ
    るタイムウィンドウサイズと、連続する送信時間間隔の
    N+1番目に対応する期間の間に、関連付けられるトラ
    ンスポートチャネル内に送信されるべきデータの最小量
    を表わす最小ビットレートとを割当てるステップにあ
    り、前記連続する送信時間間隔は、関連付けられるトラ
    ンスポートチャネルに属し、さらに −選択フェーズ(420)を含み、前記選択フェーズ
    は、各々の前記基準送信時間間隔の開始の際にトランス
    ポートフォーマットの組合せを選択するステップ(50
    0)を含み、前記選択のステップは、一方で、割当てら
    れたタイムウィンドウの前記サイズNのセットと、他方
    で、前記割当てられた最小ビットレートのセットとを考
    慮することを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】 前記選択のステップ(500)は、以下
    の準備のステップ、すなわち、 a) トランスポートフォーマットの組合せのサブセッ
    トFを作成することにある第1の準備のステップ(51
    0)を含み、これは、トランスポートフォーマットの組
    合せの前記セットEの、有効なトランスポートフォーマ
    ットの組合せを含み、トランスポートフォーマットの組
    合せの前記サブセットFは、その現時の送信時間間隔の
    開始が現時の基準送信時間間隔の開始と一致しないトラ
    ンスポートチャネルに対し、前記現時の送信時間間隔の
    間に用いられたものに従うトランスポートフォーマット
    を含み、さらに b) 第2の準備のステップ(515)を含み、第2の
    準備のステップは、現時の基準送信時間間隔の開始が、
    関連付けられるトランスポートチャネルの送信時間間隔
    の開始と一致する論理チャネルの各々ごとに、関連付け
    られるトランスポートチャネルの現時の送信時間間隔お
    よびN番目の以前の送信時間間隔を含むタイムウィンド
    ウを規定することと、タイムウィンドウの第1のN番目
    の送信時間間隔の間に、関連付けられるトランスポート
    チャネル内に送信されたデータの量を計算することとに
    あることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記選択のステップ(500)は第1の
    反復のステップ(535)をさらに含み、第1の反復の
    前記ステップは前記準備のステップの後に続き、第1の
    反復の前記ステップは、前記タイムウィンドウの間に、
    前記第2の準備のステップ(515)に関する論理チャ
    ネルの各々に対し、または、デフォルトで、関連付けら
    れるトランスポートチャネル内で最も高い優先度の論理
    チャネルに対し、考えられる論理チャネルに割当てられ
    た最小ビットレートに対応する量以上の最小の量のデー
    タを送信できるようにするトランスポートフォーマット
    の組合せの前記サブセットFから、トランスポートフォ
    ーマットの組合せを選択することにあり、論理チャネル
    は走査の順序に従って走査され、前記走査の順序は、前
    記第2の準備のステップ(515)に関する論理チャネ
    ルの優先度の降順に従うことを特徴とする、請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の反復の前記ステップ(535)
    は、前記第2の準備のステップに関する各論理チャネル
    ごとに、 前記論理チャネルは前記走査の順序に従って処理される
    ものであるが、 以下のステップ、すなわち −タイムウィンドウの間に、関連付けられるトランスポ
    ートチャネル内に、最小ビットレートに対応する量以上
    の最小の量のデータまたは、デフォルトで、最大限可能
    な量のデータを送信できるようにするトランスポートフ
    ォーマットの組合せの前記サブセットFから、トランス
    ポートフォーマットの組合せを選択するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せのサブセットF
    を、タイムウィンドウの間に、トランスポートフォーマ
    ットの選択された組合せの量以上の量のデータを送信で
    きるようにするトランスポートフォーマットの組合せに
    するステップとを含み、トランスポートフォーマットの
    組合せの、結果として生じるサブセットFは、そうなれ
    ば論理チャネルの処理に用いられることを特徴とする、
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記構成フェーズ(410)は、各論理
    チャネルごとに第2の割当のステップ(450)をさら
    に含み、前記第2の割当のステップは、考えられる論理
    チャネルに、N+1番目の連続する送信時間間隔に対応
    する期間の間に送信されるべきデータの公称量を表わす
    公称ビットレートを割当てることにあり、前記連続する
    送信時間間隔は、関連付けられるトランスポートチャネ
    ルに属し、データの前記公称量は、データの前記最小量
    以上であることを特徴とする、請求項1から4のいずれ
    かに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択のステップ(500)は、第1
    の反復の前記ステップの後に続いて第2の反復のステッ
    プ(535)をさらに含み、トランスポートフォーマッ
    トの組合せは、前記タイムウィンドウの間に、前記第2
    の準備のステップに関する論理チャネルの各々ごとに、
    または、デフォルトで、関連付けられるトランスポート
    チャネル内で最も高い優先度の論理チャネルに対して、
    考えられる論理チャネルに割当てられた公称ビットレー
    トに対応する量以下の最大量のデータを送信できるよう
    にするトランスポートフォーマットの組合せの前記サブ
    セットFから選択されることを特徴とする、請求項5に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 第2の反復の前記ステップ(535)
    は、前記第2の準備のステップに関する各論理チャネル
    ごとに、 前記論理チャネルは走査の前記順序に従って処理される
    のであるが、 以下のステップ、すなわち −タイムウィンドウの間に、関連付けられるトランスポ
    ートチャネル内に、公称ビットレートに対応する量以下
    の最大量のデータを送信できるようにするトランスポー
    トフォーマットの組合せの前記サブセットFからトラン
    スポートフォーマットの組合せを選択するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せの前記サブセッ
    トFを、タイムウィンドウの間に、トランスポートフォ
    ーマットの選択された組合せの量以上の量のデータを送
    信できるようにするトランスポートフォーマットの組合
    せにするステップとを行なうことにあり、トランスポー
    トフォーマットの組合せの、結果として生じるサブセッ
    トFは、そうなれば論理チャネルの処理に用いられるこ
    とを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記選択のステップ(500)は、最後
    の反復のステップの後に続いて第3の反復のステップを
    さらに含み、トランスポートフォーマットの組合せは、
    前記タイムウィンドウの間に、前記第2の準備のステッ
    プ(515)に関する論理チャネルの各々ごとにまた
    は、デフォルトで、関連付けられるトランスポートチャ
    ネル内で最も高い優先度の論理チャネルに対して、考え
    られる論理チャネル内で入手可能な量のデータを送信で
    きるようにするトランスポートフォーマットの組合せの
    サブセットFから選択されることを特徴とする、請求項
    3、4、6および7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 第3の反復の前記ステップは、前記第2
    の準備のステップ(515)に関する各論理チャネルご
    とに、 前記論理チャネルは走査の前記順序に従って処理される
    のであるが、 以下のステップ、すなわち −前記タイムウィンドウの間に、関連付けられるトラン
    スポートチャネル内に、考えられる論理チャネル内で入
    手可能な量のデータを送信できるようにする前記サブセ
    ットFからトランスポートフォーマットの組合せを選択
    するステップと、 −トランスポートフォーマットの組合せの前記サブセッ
    トFを、前記タイムウィンドウの間に、トランスポート
    フォーマットの選択された組合せの量以上の量のデータ
    を送信できるようにするトランスポートフォーマットの
    組合せにするステップとを行なうことにあり、トランス
    ポートフォーマットの組合せの、結果として生じるサブ
    セットFは、次の論理チャネルの処理に用いられること
    を特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記選択のステップ(500)は第3
    の準備のステップ(505)をさらに含み、前記第3の
    準備のステップは、考えられる論理チャネルに関する最
    後の選択のステップの間に送信されるデータの量を表わ
    す状態パラメータ(STATE)の関数として同じ優先
    度の論理チャネルを順序づけるように走査の前記順序を
    変更することにあることを特徴とする、請求項1から9
    のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記選択のステップ(500)は更新
    のステップ(575)をさらに含み、前記更新のステッ
    プは、最後の反復のステップの後に続き、前記更新のス
    テップは、以前のN番目の送信時間間隔および前記現時
    の送信時間間隔の間に送信されるデータの量を計算する
    ことにより、ならびに、前記計算されたデータの量を関
    連の論理チャネルの前記最小ビットレートと比較するこ
    とにより、前記第2の準備のステップに関する各論理チ
    ャネルのSTATEパラメータを更新することにあるこ
    とを特徴とする、関連の請求項2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記更新のステップの間に、データの
    前記計算された量は、関連の論理チャネルの前記公称ビ
    ットレートとも比較されることを特徴とする、関連の請
    求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 論理チャネルのタイムウィンドウのサ
    イズ(N)は、論理チャネルが満たすサービスの関数と
    して定められることを特徴とする、請求項1から12の
    いずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 電気通信システムの移動局であって、
    これは、請求項1から13のいずれかに記載のトランス
    ポートフォーマットの組合せを選択するための方法を実
    現する装置を含むことを特徴とする、移動局。
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