JP2002232054A - 光モジュールの実装構造 - Google Patents

光モジュールの実装構造

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JP2002232054A JP2001023415A JP2001023415A JP2002232054A JP 2002232054 A JP2002232054 A JP 2002232054A JP 2001023415 A JP2001023415 A JP 2001023415A JP 2001023415 A JP2001023415 A JP 2001023415A JP 2002232054 A JP2002232054 A JP 2002232054A
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optical
optical module
wiring board
mounting
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Katsuhide Setoguchi
勝秀 瀬戸口
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光モジュールを電気配線基板に実装する2次
実装において、実装後も安定した特性が維持できるばか
りでなく、長期安定性にも優れた光モジュールの実装構
造を提供すること。 【解決手段】 光ファイバ、該光ファイバに光接続され
る光半導体素子、及び該光半導体素子に接続された第1
導体をそれぞれ設けた第1基体と、該第1基体を載置し前
記第1導体に通電するための第2導体を設けた第2基体
とを備えた光モジュールを、前記第2導体に接続する電
気配線基板に配設するための実装構造において、前記第
2基体の熱膨張係数が前記第1基体と前記電気配線基板
の間にあり、前記第2基体のヤング率が前記第1基体及
び前記電気配線基板より大きいことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ファイバ
通信や光インターコネクションといった光伝送の送受信
に使用される光モジュールの実装構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光信号の送受信に使用される光モ
ジュールにおいては、部品構成を簡素化してコストを低
減したり、その組立て性を向上させるために、光半導体
素子の給電用金属電極や光ファイバの固定用V溝が各々
精密に形成された実装基板が使用されている。
【0003】また、光半導体素子と光ファイバの接続に
は、所望の結合効率を得るために集光レンズが用いられ
てきたが、精密に加工された実装基板に両者を固定する
ことで、光半導体素子と光ファイバを極めて近接させて
配置でき、集光レンズを少なくとも所望の結合効率が得
られるようにしている。
【0004】実装基板を用いる光結合系の場合、光半導
体素子と光接続する光ファイバを、そのまま筐体へ引き
出し、光ファイバとそれを挿通させるパッケージに形成
された孔の間隙を何らかの方法で封止せざるを得ない。
【0005】例えば、図8に示す光パッケージJでは、
パッケージ71の上面部に形成された切り欠き81とパ
イプ溝75に、一部が保護被覆83で覆われた光ファイ
バ82と保護被覆83を覆うガラスパイプ溝78とが配
設され、さらにこの実装基板80上に光半導体素子であ
る半導体レーザ72が実装固定され、光ファイバ82と
半導体レーザ72とを光接続されるようにしている。
【0006】そして、パッケージ71の上面において、
封止用金属板77と蓋体85が封着された後に、切り欠
き81に配置された低融点ガラスの紛失(不示図)を加
熱・溶融させて気密構造を実現している。この低融点ガ
ラスの加熱には、CO2(炭酸ガス)レーザ等の手段に
よって部分加熱を行なうことが提案されている(例え
ば、特開平7−63957号公報を参照)。
【0007】また、光素子と光ファイバの光結合系にお
いて、屈折率が空気よりも高くかつ光ファイバよりも低
く、光学的に透明なゲル状樹脂を充填し、ゲル状樹脂周
囲を、湿度を通さない樹脂て覆った気密封止構造が提案
されている(例えば特開平10−227953号公報を
参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す光モジュールJの構造では、光ファイバ82とそれ
に装着されたガラスパイプ78がパッケージ71に配設
される構造を採用している。通常用いられる多層セラミ
ックパッケージにおいては、薄板を積層する製法が用い
られることから、光ファイバ82が配設される切り欠き
81とガラスパイプ78が配設されるパイプ溝75の中
心軸がパッケージ71に対して大きくずれる。
【0009】また、パッケージ71内に半導体レーザ7
2と光ファイバ82を搭載する実装基板80を固定す
る。この実装基板80上に形成されるV溝86は外形を
基準にする固定方法では、V溝86に対する切り欠き8
1の中心軸とV溝86の中心軸との位置関係が大きくず
る。すなわち、シリコン等の実装基板は一般に数インチ
サイズのウエハーにエッチングでV溝を形成した後に、
ダイシングにより個別の基板に分断するが、このような
ダイシング工法では、V溝を基準にして外形精度を高く
加工することは困難である。
【0010】したがって、V溝を基準に光ファイバを実
装した場合、パッケージの切り欠きとパイプ溝とV溝の
位置関係が大きくずれるため、光ファイバとそれに装着
したフェルールの軸が直線的に固定されない。これによ
り、光ファイバに対し不要な曲げ、いわゆるマイクロベ
ンドが生じ、光モジュールが受ける環境変化により、そ
の曲げの位置から破断するという重大な問題を抱えてい
る。
【0011】また、上記マイクロベンドを防止するため
に、光ファイバとフェルールを切り欠き81及びパイプ
溝75に対して精密に軸を位置決めすることも考えられ
るが、これには、観察が容易なように光ファイバ自身に
表面処理を施したり、上記軸を位置決めするための複雑
で高機能な装置を容易する必要がある。そしてこのこと
は、光モジュールの組立てが煩雑となるので問題であ
る。
【0012】また、上記マイクロベンドを防止するため
の別の手段として、シリコン基板に光ファイバを搭載す
るV溝と、フェルールを搭載固定するためのV溝を予め
同一に形成した構成も考えられる。しかし、光ファイバ
を搭載するためのV溝の幅は通常140μm程度に比
べ、フェルールを搭載するV溝幅は、1500μm程度
と広く、また、深さも600μm程度と大きくなってし
まう。したがって、これらを形成するための工程も複雑
化し、また、シリコン基板自体も大きくなり、実用的で
なく、さらに、低コスト化を実現することは困難であ
る。
【0013】さらに、樹脂を用いたパッケージング法と
して、トランスファーモールドを用いた光モジュールも
提案されているが、樹脂を用いて成形することにより内
部に大きな歪みが生じることが問題となっている。
【0014】図7は、樹脂のヤング率に対する、成形前
を0として、成形後における内部に実装された光素子と
光ファイバとの相対的な位置ずれを変形量として示した
グラフである。樹脂のヤング率が高くなるにつれ変形量
が大きくなることがわかる。
【0015】また、通常のトランスファー成形可能な樹
脂は、ヤング率が20000N/mm2程度と大きく、
樹脂を充填する際の充填圧や成形時の高温により、さら
に大きな歪みが光結合部周辺に生じることも考えられ、
光結合特性が大きく劣化するといった問題もある。
【0016】また、従来、光モジュールを電気配線基板
に実装する2次実装において、外部との電気信号の授受
を行なうリードを電気配線基板に実装固定して行なって
いた。この形態ではパッケージの小型・低背化は困難
で、表面実装を行う高密度実装には不向きである。
【0017】リードを用いずパッケージと電気配線基板
とを直接はんだバンプ等を用いて接続を行なうことも考
えられるが、電気配線基板の材料は、エポキシ等の樹脂
が主原料であるのに対し、光モジュールのパッケージ
は、金属やセラミックが主原料として用いられる。この
ため、光モジュールをはんだバンプを介して電気配線基
板に2次実装を行なうと、実装後、作動使用中などにお
いて外部からの温度変化等が生じた場合、パッケージ材
料と電気配線基板材料の熱膨張差により、電気配線基板
の反りや変形が生じ、光モジュールの特性を劣化させる
ばかりか、場合によっては接合固定部等から破断し、電
気的接続がたたれ故障の原因となる可能性がある。
【0018】そこで本発明は、光モジュールを電気配線
基板に実装する2次実装において、実装後も安定した特
性が維持できるばかりでなく、長期安定性にも優れた光
モジュールの実装構造を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光モジュールの実装構造は、第1基体を第
2基体上に搭載して成る光モジュールを電気配線基板に
配設するための光モジュールの実装構造であって、前記
第1基体は、光ファイバと、該光ファイバに光接続され
る光半導体素子と、該光半導体素子に接続された第1導
体とから成り、前記第2基体は、前記第1導体と前記電
気配線基板との双方に接続される第2導体を設けて成る
とともに、熱膨張係数が前記第1基体と前記電気配線基
板の間にあり、かつヤング率が前記第1基体及び前記電
気配線基板より大きいことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て模式的に図示した図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は本発明に係る光モジュールM1の斜
視図であり、図2は光モジュールM1の分解斜視図であ
り、図3は光結合部周囲の透視断面図である。
【0022】本発明の光モジュールM1は第1基体を第
2基体上に搭載して成る。ここで、第1基体には、例え
ば表面がミラー指数で(100)面を主面とする単結晶
シリコン基板103を用いる。また、その主面側にはK
OH水溶液等を用いた異方性エッチングにより、光ファ
イバを搭載するためのV溝109、光半導体素子である
例えば300μm角で厚み150μmのファブリペロー
型半導体レーザ101を収容実装するための凹部106
a、及び第3基体であるチップキャリア119を収容実
装する凹部106bがそれぞれ形成されている。
【0023】チップキャリア119は例えばアルミナを
主原料としたセラミックスで作製された800μm角の
大きさであり、半導体レーザ101の後方からの光出力
を監視するための受光素子であるPIN型フォトダイオ
ード111が実装されている。
【0024】凹部106a及び106b内には、半導体
レーザ101を実装固定、並びにチップキャリア119
を固定するため、及び外部導体に電気的に接続を行なう
ために、上面にAu−Sn合金(例えば厚さ3μm)が
形成された、第1導体であるCr/Au(ただし、下層
/上層)電極をフォトリソプロセスにより形成する。
【0025】半導体レーザ101を、光導波層側を上面
側に配置させたジャンクションアップで、シリコン基板
103にフリップチップ実装機にて、ビジュアルアライ
メント実装固定し、電極間を例えばφ25μmのAuワ
イヤにてワイヤリングする。
【0026】この時、光導波層がシリコン基板103の
主面より30μm下になるように、予め凹部106aの
深さは180μmとして形成するとよい。
【0027】光ファイバ102が搭載されるV溝109
は、光ファイバ102を搭載した際に、光ファイバ10
2のコア中心が半導体レーザ101の光導波層中心と一
致するように、V溝109の幅を196μmとすること
によりシリコン基板103の凹部106a内で主面下3
0μmの位置にて光結合が行なわれる。
【0028】同様に、PIN型フォトダイオード111
をチップキャリア119に実装固定し、受光面側電極と
チップキャリア側電極をφ25μmのAuワイヤ120
bにてワイヤリングする。
【0029】さらに、チップキャリア111は、シリコ
ン基板103の凹部106bに実装固定した。シリコン
基板103は、第2基体であるアルミナを主原料とした
セラミック多層配線基体105の凹部113に、エポキ
シ樹脂(エポテック353ND)にて実装収容した。シ
リコン基板103上に形成され光半導体素子へ電気接続
された第1導体である電極112は、セラミック多層配
線基体105に形成された外部端子であるランド104
上に配置された接合のためのはんだボール123と電気
的に接続され、電極112と電極114間をφ25μm
のAuワイヤ120aにてワイヤリング接続する。
【0030】光ファイバ102はジルコニアで作製した
φ1.25mm長さ6mmのセラミックスフェルールに
搭載されたファイバスタブ構造となっており、シリコン
基板103に形成されたV溝109に石英ガラス押さえ
板108を用い実装搭載し、紫外線硬化型接着剤(UV
1100:ダイキン工業製)等にて接着固定する。
【0031】シリコン基板103の凹部106a内の半
導体レーザ101、及び、これに光結合される光ファイ
バとの間隙、並びに凹部106b内のPIN型フォトダ
イオードと半導体レーザ101との間隙、さらには、凹
部106a、106b内を、屈折率1.47の透明シリ
コーン樹脂を充填し、150度60分の熱硬化条件によ
り固化する。
【0032】さらに、第2基体であるセラミック多層配
線基体105の主面側をビスフェノール型エポキシ樹脂
10重量%、酸無水物硬化材15重量%、フェノール樹
脂系硬化材5重量%、シリコーン樹脂改質材10重量
%、無水珪酸60重量%の混合樹脂を用いて、150度
4時間の熱硬化条件により固化することにより光モジュ
ールM1が完成する。
【0033】ここで、第2基体であるセラミック多層配
線基体105は、単結晶シリコン(熱膨張係数:3×1
-6/℃、ヤング率:1.3×105N/mm2)で形成
される第1基体103が実装される主面側に、単結晶シ
リコンよりやや熱膨張係数の大きく、エポキシ等の樹脂
で作製される2次実装のための、電気配線基板(熱膨張
係数:約15×10-6/℃、ヤング率:約2×105
/mm2)より小さい、窒化アルミ(熱膨張係数:5×
10-6/℃、ヤング率:3×106N/mm2)を主成分
とするセラミックを積層構造とした基体で形成する。
【0034】これにより、エポキシ等の樹脂で作製され
た2次実装のための、後記する電気配線基板の反りや変
形等が生じた場合でも、第1基体上の光結合部への影響
を低減することができる。また、第2基体であるセラミ
ック多層配線基体105のヤング率を第1基体である単
結晶シリコン基板103より大きく、2次実装のための
電気配線基板より大きくすることにより、第1基体であ
る単結晶シリコン基板103の機械的な強度を充分に補
うことが同時にできる。さらに、第2基体であるセラミ
ック多層配線基体105に形成する第2基体に設けられ
た第2導体であるランド104に接続される内部配線導
体パターン(不図示)を、高周波電気設計により最適化
し、最短の経路で配線することにより高速データ伝送を
行なう構造として最適である。
【0035】次に、光モジュールM1の電気配線基板へ
の実装・装着について説明する。
【0036】図4は、光モジュールM1を搭載する電気
配線基板を模式的に説明するための分解斜視図であり、
図5は光モジュールM1が電気配線基板に実装された後
の斜視図である。
【0037】電気配線基板130は、光信号を発生する
光モジュールとそれに電力を供給したり、制御信号を与
える電子部品を搭載するための不図示の内部配線およ
び、表面に光モジュールや電気回路を実装固定するため
の電気端子が施されたものであり、エポキシ樹脂にガラ
ス等を添加した絶縁体と、Cu等のメタルを複数積層し
た構造の多層配線基板である。
【0038】光モジュールM1は、裏面に配設されたラ
ンド104と、電気配線基板上に予め光モジュールM1
の裏面に配設されたランドと対になるよう配設された端
子122間とを、はんだボール123aを介して、電気
配線基板にリフロープロセスにより接合される。ここ
で、リフローはピーク温度230℃〜250℃程度、1
分程度の時間にてリフロー炉で処理した。はんだボール
123aはこのリフロー中に溶融され、セルフアライン
効果にて電気配線基板130に整列され、冷却プロセス
を経て固化実装された。なお、光モジュールM1には、
搭載された半導体素子の冷却を行なうために第2基体1
05内に配設された不図示のサーマルビアがAuメタラ
イズ124に接続されている。
【0039】Auメタライズ124は、電気配線基板1
30上の冷却用パッドに、はんだプリフォーム132を
介して、同じくリフロー時に溶融接合した。なお、電気
配線基板内もしくは基板下に冷却を行なうための放熱フ
ィン(不図示)を配設すると冷却効果が増し好適であ
る。
【0040】光モジュールM1の制御を行なうための電
子回路である制御IC141、コンデンサや抵抗の役割
をもつチップ電子部品142、143、144も、同じ
くリフロー時にはんだ(不図示)を介して溶融接合し
た。また、電気配線基板130への外部からの電気接続
は電気配線基板130に不図示の電気コネクタにより接
続することにその機能を果たすことが可能となった。
【0041】制御IC141も本発明にかかる第2基体
と同等の構造である。すなわち、IC141はセラミッ
ク基体であり、これは半導体チップ(不図示)の熱膨張
係数よりやや大きい熱膨張係数をもち、実装基板130
より小さい熱膨張係数をもち、さらにヤング率が半導体
チップおよび実装基板130より大きい。これにより、
はんだボール123bで電気配線基板130に接合する
と、機械的な強度を充分に好適に補うことができ、長期
信頼性に優れる。
【0042】また、光モジュールM1の構造は、フェル
ール110に嵌合させるため不図示のの光コネクタに合
致する構造(例えば切り欠き部)を第2基体105に形
成することにより、リフロー時の熱の影響を光ファイバ
被覆に与えることがなく、大量生産できる。
【0043】また、本実施例の説明では、はんだボール
を電気配線基板に予め実装した形態で説明を行なった
が、光モジュール、もしくは制御IC側に予め実装した
形態で行なってもなんら問題はない。
【0044】また、第2基体の厚み方向に熱膨張係数、
ヤング率を段階的に変化させたセラミック多層基体とす
ることにより、更なる特性向上がはかれる。
【0045】この光モジュールM1の特性評価を行なっ
たところ良好な特性が得られた。その1例として、−4
0℃〜85℃の温度条件にて光出力変動を観察したトラ
ッキングエラーの結果を図6に示す。この結果より、光
出力変動は±0.3dB以内であり非常に良好な特性で
あることが確認された。
【0046】さらに、凹部106a、106bの存在に
より、低背化を図ることができる上に、光結合部が基板
の内側にあるので外部からの応力が加わりにくい構造で
あり、安定した光接続が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光モジュ
ールの実装構造によれば、第2基体の熱膨張係数が2次
実装のための電気配線基板より小さくかつ第1基体より
大きく、第2基体のヤング率が第1基体および電気配線
基板より大きいので、2次実装のための電気配線基板へ
の接続も容易に行なえ、しかも長期信頼性に優れた光モ
ジュールの実装構造を提供できる。
【0048】さらに、第2基体をセラミック多層基板で
構成することにより、電気配線を短くすることが容易に
行うことができ、高周波特性に優れた光モジュールの実
装構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光モジュールの実施形態を模式的
に説明する図であり、(a)は上面側からみた斜視図、
(b)は下面側かわみた斜視図である。
【図2】本発明に係る光モジュールの実施形態を模式的
に説明する分解斜視図である。
【図3】本発明に係る光モジュールの光結合部周囲を模
式的に示す断面図である。
【図4】本発明に係る光モジュールの電気配線基板への
実装を模式的に説明するための分解斜視図である。
【図5】本発明に係る光モジュールを電気配線基板へ実
装した様子を模式的に説明する斜視図である。
【図6】光モジュールのトラッキングエラー評価結果を
示すグラフである。
【図7】ヤング率と変形量との関係を示すグラフであ
る。
【図8】従来の光モジュールを模式的に説明するための
分解斜視図である。
【符号の説明】
101:光半導体素子(半導体レーザ) 102:光ファイバ 103:第1基体(シリコン基板) 104:第2導体(ランド) 105:第2基体(セラミック多層配線基体) 112:第1導体 108:石英板 110:フェルール 111:受光素子(光半導体素子) 117:シリコーン樹脂(透明樹脂) 118:エポキシ樹脂(不透明樹脂) 130:電気配線基板 M1:光モジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基体を第2基体上に搭載して成る光
    モジュールを電気配線基板に配設するための光モジュー
    ルの実装構造であって、前記第1基体は、光ファイバ
    と、該光ファイバに光接続される光半導体素子と、該光
    半導体素子に接続された第1導体とから成り、前記第2
    基体は、前記第1導体と前記電気配線基板との双方に接
    続される第2導体を設けて成るとともに、熱膨張係数が
    前記第1基体と前記電気配線基板の間にあり、かつヤン
    グ率が前記第1基体及び前記電気配線基板より大きいこ
    とを特徴とする光モジュールの実装構造。
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