JP2002231386A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002231386A
JP2002231386A JP2001027281A JP2001027281A JP2002231386A JP 2002231386 A JP2002231386 A JP 2002231386A JP 2001027281 A JP2001027281 A JP 2001027281A JP 2001027281 A JP2001027281 A JP 2001027281A JP 2002231386 A JP2002231386 A JP 2002231386A
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connector
housings
fitted
detection
housing
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JP2001027281A
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Yukinori Saka
幸則 阪
Koji Okuya
幸治 奥谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い信頼性を持ってコネクタハウジングの嵌
合の正否を検知する。 【解決手段】 壁面10上には複数の雄ハウジング11
が一体形成され、それぞれに雌ハウジング20が嵌合さ
れてロックアーム25でロックされるようになってお
り、ロックアーム25の先端の操作部27を覆って保護
枠28が形成されている。壁面10上には、検知片35
の形成された検知板30がレール40上を摺動自由に設
けられる。嵌合動作が終了したら、検知板30が進出位
置に向けて右方に押圧される。すべての雌ハウジング2
0が正規嵌合されていれば、各検知片35が対応する雌
ハウジング20の保護枠28の直後位置に左側から所定
寸法進出する。半嵌合状態に留められた雌ハウジング2
0があれば、検知片35がその雌ハウジング20の保護
枠28の左角に突き当たり、進出位置まで移動すること
が規制される。これを以て半嵌合が検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合検知機能を備
えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタは一般には、雌雄の端子金具を
それぞれに収容した雌雄一対のコネクタハウジングを備
え、例えば雌ハウジングにロックアームが、雄ハウジン
グのフードにロック孔が形成されている。両ハウジング
は、ロックアームを撓み変形させつつ嵌合され、正規に
嵌合されると、ロックアームが復元変形してロック孔に
嵌まることで嵌合状態にロックされるようになってい
る。なお、このようなコネクタは、特開平9−5525
9号公報等に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のコネ
クタにおいて雌雄のハウジングを嵌合する場合に、両ハ
ウジングがこじて、すなわち互いの軸心が斜めにずれた
状態で嵌合されることはままあることである。例えば、
ロックアームの設けられた側よりも反対側が深く嵌合し
たような場合には、ロックが未だ掛かっていない状態で
も、反対側がフードの奥面に突き当たり、これを以て正
規嵌合されたと勘違いして嵌合操作を止めてしまうおそ
れがあった。本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、その目的は、ロックの係止も含め
てコネクタハウジングの嵌合の正否を確実に検知できる
ようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
一対のコネクタハウジングを備え、両コネクタハウジン
グが正規に嵌合されたところでそれぞれの対応する一側
面に設けられたロック部同士が互いに係止してロックさ
れるようにしたコネクタにおいて、いずれか一方のコネ
クタハウジング側には、他方のコネクタハウジングが正
規嵌合された場合におけるこの他方のコネクタハウジン
グの前記ロック部を設けた側の後面の直後の進出位置に
向けて進出可能な検知部材が設けられているところに特
徴を有する。請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記一方のコネクタハウジングが複数個基板
上に並べて設けられ、各一方のコネクタハウジングに対
して相手の他方のコネクタハウジングが個別に嵌合され
るようになっており、前記基板上には、前記各他方のコ
ネクタハウジングの前記ロック部を設けた側の後面の直
後の進出位置に向けて進出可能な1個の検知部材が設け
られているところに特徴を有する。
【0005】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記検知部材は、前記一方の
コネクタハウジングへの前記他方のコネクタハウジング
の嵌合が許容される退避位置と、前記進出位置とでそれ
ぞれ保持可能とされているところに特徴を有する。請求
項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載のものにおいて、前記他方のコネクタハウジングにお
ける前記ロック部が、相手の前記一方のコネクタハウジ
ングに弾性的に係止するロックアームであって、前記検
知部材が前記進出位置に移動した場合に前記ロックアー
ムの後面側に達するようになっているところに特徴を有
する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両コネクタ
ハウジングを嵌合したら、一方のコネクタハウジング側
に設けられた検知部材を進出させる。両コネクタハウジ
ングが正規に嵌合されていれば、検知部材が他方のコネ
クタハウジングにおけるロック部を設けた側の後面の直
後に進出し、半嵌合であれば、検知部材がロック部を設
けた側の側面に当たって進出が規制され、これを以て嵌
合の正否が検知される。検知部材による検知位置をロッ
ク部を設けた側に設定したから、ロックの係止を含めた
嵌合の正否を確実に検知することができる。 <請求項2の発明>嵌合の正否を検知すべきコネクタハ
ウジングの対が複数あったとしても、1個の検知部材で
賄うことができる。
【0007】<請求項3の発明>検知部材を退避位置に
保持した状態でコネクタハウジングの嵌合作業を行い、
嵌合作業の終了後に検知部材を進出位置に向けて進出さ
せる。検知部材を退避位置に予め組み付けておけるか
ら、取り扱いに便利である。また、検知部材が他方のコ
ネクタハウジングの後面に係止した状態で進出位置に保
持されるから、検知部材が他方のコネクタハウジングの
抜け止めの機能を果たすことができる。 <請求項4の発明>検知部材が進出位置に差し込まれた
場合には、ロックアームの後面側に達するから、検知部
材が邪魔になってロックアームに触れにくく、誤操作が
未然に防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図12に基づいて説明する。この実施形態では、
ユニット直結型のコネクタを例示している。図1及び図
2において、符号10は機器ユニットの一部を構成する
合成樹脂製の一壁面であって、この壁面10には、図示
4個の雄ハウジング11が一体的に形成されている。詳
細には、図1の上部側に3個の雄ハウジング11A,1
1B及び11Cが左右方向に並んで形成され、さらに所
定間隔を開けた右側でかつ下部側に、1個の雄ハウジン
グ11Dが形成されている。
【0009】なお以下において、雄ハウジングを総称す
る場合は符号「11」を付し、4個の雄ハウジングを区
別する場合は、符号「11」に添え字A,B,Cまたは
Dを付して説明する。雄ハウジング11は、図3に示す
ように、内部に嵌合凹部12の設けられたフード13と
して形成されており、実際には図2に示すように、フー
ド13の開口縁が壁面10より小寸法突出し、嵌合凹部
12の奥面が壁面10よりも深く沈んだ状態に形成され
ている。各雄ハウジング11の嵌合凹部12の奥面から
は、タブ状をなす雄側端子金具15が所定の配列で突設
されている。
【0010】各雄ハウジング11の嵌合凹部12には、
雌ハウジング20がそれぞれ嵌合されるようになってい
る。同じく、雌ハウジングを総称する場合は符号「2
0」が、雌ハウジングを区別する場合は、符号「20」
に添え字A,B,CまたはDが付されている。雌ハウジ
ング20は、合成樹脂材によってブロック状に形成され
ており、その内部には、図3に示すように、雌側端子金
具24(図8)を挿入可能なキャビティ21が、相手の
雄ハウジング11における雄側端子金具15と対応した
配列で形成されている。キャビティ21内に挿入された
雌側端子金具24はリテーナ22により抜け止め状態に
係止されるようになっている。
【0011】雌ハウジング20の一外側面(図3の下
面)における幅方向の中央部には、ロックアーム25が
形成されている。このロックアーム25は、前縁から後
縁に向けて折り返されるようにして撓み変形可能に形成
され、折り返し端に寄った位置の下面に突起26が設け
られているとともに、折り返し端がロック解除用に撓み
変形させる場合の操作部27となっている。また、図8
にも示すように、ロックアーム25の操作部27の回り
を覆うようにして、アーチ状の保護枠28が設けられて
いる。上側に嵌合される雌ハウジング20A〜20Cで
は、保護枠28が全幅にわたって、一方、下側に嵌合さ
れる雌ハウジング20Dでは、保護枠28が全幅よりも
やや狭い幅範囲で形成されている。
【0012】一方、各雄ハウジング11の対応したフー
ド13の面にはロック孔17が開口されている。したが
って、雌ハウジング20が対応する雄ハウジング11の
嵌合凹部12に嵌合されると、ロックアーム25を撓み
変形させつつ押し込まれ、正規位置まで押し込まれる
と、ロックアーム25が復元変形してその突起26がロ
ック孔17に嵌合するようになっている(図9参照)。
この位置が雌ハウジング20の正規嵌合位置であって、
ここでは、保護枠28がフード13の開口縁に当たった
状態となる。
【0013】図1において、上側の3個の雄ハウジング
11A〜11Cではフード13の下面に、下側の雄ハウ
ジング11Dではフード13の上面にそれぞれロック孔
17が形成されている。したがって、図8に示すよう
に、上側の3個の雄ハウジング11A〜11Cと対応す
る雌ハウジング20A〜20Cは、ロックアーム25を
下側に持ってきた姿勢で、一方の下側の雄ハウジング1
1Dと対応する雌ハウジング20Dは、ロックアーム2
5を上側に持ってきた姿勢でそれぞれ嵌合されるように
なっている。
【0014】さて、上記した雄ハウジング11が設けら
れた壁面10上には、雌ハウジング20が正規に嵌合さ
れたか否かを検知する一枚の検知板30が装備されてい
る。この検知板30は、PBT(ポリブチレンテレフタ
レート)等の合成樹脂材を素材とし、図4及び図5に示
す形状に形成されている。検知板30は全体としては、
図6に示すように、上側の3個の雄ハウジング11A〜
11Cの並び方向の全長よりも若干長い細長形状に形成
されている。
【0015】それに対して、壁面10上における上側の
3個の雄ハウジング11A〜11Cの並列位置の下方に
は、図1に示すように、左右方向を向いた2本のレール
40が所定間隔を開けて突設されている。両レール40
は、上側の一番左の雄ハウジング11Aの左側面から、
下側の雄ハウジング11Dの左側面にわたって形成さ
れ、図2に示すように、各雄ハウジング11のフード1
3の開口縁よりも突出していて、検知板30を受け可能
となっている。
【0016】両レール40の間には左右一対の位置決め
部材41が設けられおり、各位置決め部材41は、左右
方向を向いた短寸の摺動板42の上に頭部43を設けた
構造である。一方、検知板30には、左右方向に細長い
ガイド溝31が左右一対形成されているとともに、左端
に押圧部33が形成されており、詳しくは後記するよう
に、上記した位置決め部材41の摺動板42がガイド溝
31に摺動自由に嵌合されることで、検知板30がレー
ル40上を左右方向に移動可能となっている。なお、両
ガイド溝31の右端には、位置決め部材41の頭部43
を挿通可能な挿通孔32が連設されている。
【0017】検知板30の表面における図4の上縁側に
は、各雌ハウジング20と対応して合計4個の検知片3
5が形成されている。左端の第1検知片35Aは、山形
を縦半分にしたような形状で上方に突出し、かつその斜
辺は保護枠28の角のRを逃がすように円弧状に窪んで
いる。その右側の第2検知片35Bと第3検知片35C
とは、山形で両斜辺を円弧状に窪ませた形状であって、
同様に上方に突出している。第4検知片35Dは、右側
に突出して設けられており、その先端の下側の角が円弧
状に切り欠かれている。上記の各検知片35は、正規嵌
合された雌ハウジング20における保護枠28の直後位
置を左右方向に移動可能となっている。
【0018】検知板30は、雄ハウジング11に雌ハウ
ジング20を嵌合することを許容する退避位置と、各検
知片35が正規嵌合された対応する雌ハウジング20の
保護枠28の後方に進出した進出位置とで、それぞれ保
持可能とされている。そのため、検知板30の図4の下
縁の中央部には、内側にスリット36を入れることで形
成された第1撓み片37に第1突部37Aが形成されて
いるとともに、下縁の右端からは、左側に折り返される
ようにして第2撓み片38が形成され、その先端に第2
突部38Aが形成されている。
【0019】壁面10上には、上記した第1撓み片37
の第1突部37Aと係合可能な第1係止柱45と、第2
撓み片38の第2突部38Aと係合可能な第2係止柱4
6とが立てられている。検知板30は、図8に参照して
示すように、第1撓み片37の第1突部37Aが第1係
止柱45の左側面に、また第2撓み片38の第2突部3
8Aが第2係止柱46の右側面にそれぞれ係止して挟み
付けることによって退避位置に保持され、この退避位置
では、各検知片35が雌ハウジング20の保護枠28の
進入位置の側方に退避している。一方、第1撓み片37
の第1突部37Aが第1係止柱45の右側面に係止し、
摺動板42がガイド溝31の左端に突き当たることで進
出位置に保持され、この進出位置では、図10に参照し
て示すように、検知片35が、対応する雌ハウジング2
0の保護枠28の後方に左側から所定寸法進入する設定
となっている。
【0020】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。まず、機器ユニットの壁面
10側では、検知板30が予め退避位置に組み付けられ
る。その場合は、両ガイド溝31の先端の挿通孔32が
両位置決め部材41の頭部43に合わせられ、図6及び
図7に示すように、頭部43を挿通孔32に通しつつ検
知板30がレール40上に載置される(初期位置)。そ
のときは、第2撓み片38の第2突部38Aが第2係止
柱46の左側面側に位置している。
【0021】この初期位置から、押圧部33に指を当て
て検知板30を図6の右方向に押し込む。検知板30は
第2撓み片38を撓み変形させつつガイド溝31に沿っ
てレール40上を右方向に移動し、図8に示すように、
第1撓み片37の第1突部37Aが第1係止柱45の左
側面に当たったところで、第2撓み片38が復動しつつ
第2突部38Aが第2係止柱46の右側面に係止し、こ
れにより一旦退避位置に仮保持される。ここでは既述し
たように、各検知片35が雌ハウジング20の保護枠2
8の進入位置の側方に退避している。
【0022】一方、雌ハウジング20側では、キャビテ
ィ21内に雌側端子金具24が後方から挿入され、リテ
ーナ22により抜け止めされて収容される。各雌ハウジ
ング20は、図3の矢線並びに図8に示すように、対応
する雄ハウジング11内に所定の向きで嵌合される。雌
ハウジング20はロックアーム25を撓み変形させつつ
押し込まれ、正規位置まで押し込まれると、図9に示す
ように、ロックアーム25が復元変形して突起26がロ
ック孔17に嵌まることで、嵌合状態にロックされる。
【0023】すべての雌ハウジング20の嵌合動作が終
了したら、退避位置にある検知板30の押圧部33を再
度右方向に押圧する。すべての雌ハウジング20が正規
嵌合されていれば、位置決め部材41の摺動板42がガ
イド溝31内をさらに摺動しつつ、検知板30がさらに
右方向に移動し、検知板30が進出位置まで前進する
と、図10に示すように、第1撓み片37の第1突部3
7Aが第1係止柱45を越えてその右側面に係止すると
ともに、摺動板42がガイド溝31の左端に突き当た
り、これにより検知板30は進出位置に保持される。こ
の進出位置では、図11にも示すように、検知板30の
各検知片35A〜35Dが対応する雌ハウジング20A
〜20Dの保護枠28の直後位置に左側から所定寸法進
出する。このように検知板30が進出位置に進出したこ
とを以て、すべての雌ハウジング20が正規嵌合状態に
あることが検知される。
【0024】なお、雌ハウジング20を相手の雄ハウジ
ング11に嵌合する場合に、雌ハウジング20が正規位
置まで押し込まれない、すなわち半嵌合状態に留められ
る場合があり得る。この場合は、例えば図12に示すよ
うに、雌ハウジング20の保護枠28が検知片35の進
出域である後方に留まった状態にあるため、検知板30
を退避位置から進出位置に向けて押し込んだ場合に、検
知片35が保護枠28の左角に突き当たり、進出位置ま
で移動することが規制される。これにより、半嵌合の雌
ハウジング20があることが検知される。この場合は、
該当する雌ハウジング20を正規位置まで押し込み、検
知板30を改めて進出位置に向けて押し込めばよい。
【0025】以上説明したように本実施形態によれば、
ロックアーム25を保護する保護枠28の直後位置に検
知片35を進出させるといったように、検知位置を雌ハ
ウジング20のロックアーム25を設けた側に設定した
から、ロックアーム25がロック状態にあるか否かを含
めた嵌合の正否を確実に検知することができる。雌ハウ
ジング20を嵌合するに当たり、検知板30を退避位置
に予め組み付けておけるから、取り扱いに便利である。
また、検知板30が進出位置に保持された状態では、検
知片35が雌ハウジング20の保護枠28の一部に係止
することから、検知板30が雌ハウジング20の抜け止
めの機能を果たす。さらに、特に図10における右側の
2箇所の嵌合位置では、検知片35がロックアーム25
の操作部27の後方付近に達して、それを覆わないまで
も邪魔をするから、ロックアーム25が誤操作されるこ
とを防止できる。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態とは逆に、機器ユニットの壁面側に
雌ハウジングが並んで設けられ、それらの雌ハウジング
に相手の雄ハウジングを嵌合する形式のものにも、本発
明は同様に適用することが可能である。 (2)さらに本発明は、機器ユニットコネクタに限ら
ず、ワイヤ−ワイヤ形式のコネクタにも適用でき、その
場合は、例えば雄ハウジングの外面側に検知板を装着す
ることで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁面における雄ハウジングの形成部分付近を示
す平面図
【図2】その側面図
【図3】雌雄のハウジングの嵌合前の縦断面図
【図4】検知板の平面図
【図5】その側面図
【図6】検知板が初期位置に装着された状態の平面図
【図7】その側面図
【図8】検知板が退避位置に保持された状態の平面図
【図9】雌雄のハウジングが正規嵌合された状態の縦断
面図
【図10】検知板が進出位置に保持された状態の平面図
【図11】その側面図
【図12】雌ハウジングの半嵌合が検知された状態の縦
断面図
【符号の説明】
10…壁面(基板) 11,11A〜11D…雄ハウジング 12…嵌合凹部 13…フード 17…ロック孔(ロック部) 20,20A〜20D…雌ハウジング 25…ロックアーム(ロック部) 27…操作部 28…保護枠 30…検知板(検知部材) 31…ガイド溝 35,35A〜35D…検知片 37…第1撓み片 37A…第1突部 38…第2撓み片 38A…第2突部 40…レール 42…摺動板 45…第1係止柱 46…第2係止柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタハウジ
    ングを備え、両コネクタハウジングが正規に嵌合された
    ところでそれぞれの対応する一側面に設けられたロック
    部同士が互いに係止してロックされるようにしたコネク
    タにおいて、いずれか一方のコネクタハウジング側に
    は、他方のコネクタハウジングが正規嵌合された場合に
    おけるこの他方のコネクタハウジングの前記ロック部を
    設けた側の後面の直後の進出位置に向けて進出可能な検
    知部材が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一方のコネクタハウジングが複数個
    基板上に並べて設けられ、各一方のコネクタハウジング
    に対して相手の他方のコネクタハウジングが個別に嵌合
    されるようになっており、前記基板上には、前記各他方
    のコネクタハウジングの前記ロック部を設けた側の後面
    の直後の進出位置に向けて進出可能な1個の検知部材が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記検知部材は、前記一方のコネクタハ
    ウジングへの前記他方のコネクタハウジングの嵌合が許
    容される退避位置と、前記進出位置とでそれぞれ保持可
    能とされていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記他方のコネクタハウジングにおける
    前記ロック部が、相手の前記一方のコネクタハウジング
    に弾性的に係止するロックアームであって、前記検知部
    材が前記進出位置に移動した場合に前記ロックアームの
    後面側に達するようになっていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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