JP2002231360A - 雌型端子 - Google Patents

雌型端子

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JP2002231360A
JP2002231360A JP2001030960A JP2001030960A JP2002231360A JP 2002231360 A JP2002231360 A JP 2002231360A JP 2001030960 A JP2001030960 A JP 2001030960A JP 2001030960 A JP2001030960 A JP 2001030960A JP 2002231360 A JP2002231360 A JP 2002231360A
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JP
Japan
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terminal
female
tab
sides
female terminal
Prior art date
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Application number
JP2001030960A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Suemitsu
佳史 末光
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Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブ端子を受容する雌型端子において、互い
に接続された両端子の嵌合長さを短くする。 【解決手段】 タブ102は、平面形状が略凸形をして
おり、後部両側に肩106を有する停止部108が形成
されている。このタブ端子100が端子1の接触部18
に、接触部18の前端32から挿入されると、停止部1
08が、接触部18の切欠き30に当接する。切欠き3
0は、前端32より僅かに凹んでいるので、この凹みの
長さだけ、タブ端子100と端子1の全長を合計した嵌
合長さを短縮することができる。これにより、雌型端子
1を、機器或いは装置内の限られた範囲のスペース内に
設置することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用電気冷蔵庫の
コンプレッサ等に使用される雌型端子、特に略C字状の
雌型接触部を有する雌型端子に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の雌型端子としては、実開平5−
87838号公報に開示された端子が知られている。こ
の雌型端子も同様な略C字状の弾性カール片を有し、こ
の弾性カール片と、平板状の端子本体との間に平形のタ
ブ端子が挿入されて接続するようになっている。この弾
性カール片の先端側に、タブ端子に対する一次傾斜ガイ
ドが形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の雌型端子(以
下、単に端子という)は、電気冷蔵庫のような家庭用電
気製品に使用されるものであるが、取付場所によって
は、非常に狭い範囲に取り付けなければならない場合も
ある。そのような場合に、端子はできるだけ小型にする
ことが望まれている。前述の従来技術にあっては、一次
傾斜ガイドでは、端子同士の係合後に係合両端子の全長
を短くすることができない。限られたスペースにおいて
は、係合した雄雌の端子の全長即ち挿抜方向の寸法を小
さくすることが必要とされている。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、互いに接続された端子の嵌合
長さを短くすることができる雌型端子を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の雌型端子は、相
手方のタブ端子を受容する略C字状の雌型接触部の前端
両側に、相手方のタブ端子の後部両側に突出して形成さ
れた停止部を受容する切欠きを設けることを特徴とする
ものである。
【0006】この切欠きの両側に、前方に拡開するテー
パを形成してもよい。
【0007】
【発明の効果】本発明の雌型端子は、相手方のタブ端子
を受容する略C字状の雌型接触部の前端両側に、相手方
のタブ端子の後部両側に突出して形成された停止部を受
容する切欠きを設けるよう構成されているので、切欠き
の部分で互いに接続された端子が、挿抜方向に一層接近
することができ、嵌合長さを短くすることができる。従
って、限られたスペース内に配置できる雌型端子を得る
ことができる。
【0008】さらに、切欠きの両側に、前方に拡開する
テーパが形成されている場合は、タブの停止部の切欠き
内への挿入が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の雌型端子(以
下、端子という)の好ましい実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。尚、本発明では旗型の
端子を例示している。図1は、本発明に使用される端子
をキャリアストリップ(以下、単にキャリアという)と
ともに示す平面図、図2は、図1に示す端子を展開し
た、図1と同様の平面図、図3、図4および図5は、図
1の端子の正面図、側面図および背面図を夫々示す。但
し、図5において、接触部は省略されている。以下、図
1乃至図5を参照して説明する。なお、説明にあたり、
端子の前方とは相手方端子が挿入される側をいう。
【0010】端子1は、1枚の細長い金属板を打抜い
て、図2に示すように形成され、次に折り曲げ形成し
て、図1のようにキャリア2上に所定の間隔で形成され
る。端子1は、最終的に製品として、図1中に鎖線Cで
示す部分でキャリア2から切り離される。端子1は、略
板状の端子本体(以下、単に本体という)4の前部8の
両側に、外方に延在する拡幅部6を有する(図2)。本
体4の後部10には、電線14を圧着する圧着部(電線
接続部)12が形成されている。本体4の略中央には、
矩形の開口16が形成されている。なお、本実施形態に
おいて、電線14は、導体の絶縁体としてエナメルが導
体に被着されたエナメル線が使用されているが、図1で
は、1本の電線として仮想的に示されている。
【0011】前述の両拡幅部6と、これに連続して後方
に延びる本体4の側部を、図2に示す一点鎖線に沿って
折り曲げ、さらに両拡幅部6を内側に湾曲させるように
折り曲げて接触部として略C字状のリセプタクル部(雌
型接触部)18が、略板状の本体4に形成される(図
1)。このリセプタクル部を以下、単に接触部18とい
う。接触部18は、前方からみると図3に示すように、
本体4から下方に僅かに湾曲して折り曲げられて下側の
湾曲部20が形成され、さらに上方に折り曲げられて、
上側の湾曲部22を経て湾曲しながら内側から下方、即
ち本体4に向けて折り曲げ形成されている。これによ
り、接触部18の1対の接触片19が形成される。この
湾曲された接触片19の先端24、24と、本体4の上
面26との間に、相手方のタブ端子100(図8)が挿
入されて電気的接続がなされるが、これについては後述
する。
【0012】図1および図4に最もよく示すように、こ
の接触部18と共に、接触部18の後方には、2つの側
壁28(28a、28b)が形成されている。この両側
壁28は、端子1の剛性を高めている。これについての
詳細は、後述する。図2に示すように、本体4の前端3
2には、離隔した2つの切欠き30、30が形成されて
いる。各切欠き30は、前方に拡開するテーパ34を両
側に有する。この切欠き30は、接触部18を形成する
と、図3に、最もよく示すように、本体4に対して略同
じ高さ位置に、切欠き30同士が対向するように位置す
る。この切欠き30内には、相手方のタブ端子100の
肩106(図8(b)参照)が挿入されるが、詳細につ
いては後述する。また、端子1の前端32の上面26に
は、相手方のタブ端子100を挿入する際のガイドとな
る面取り38が、端子1の略幅方向に亘って形成されて
いる。
【0013】本体4の前部8の略中央には、端子1の挿
抜方向と直交する方向即ち図1および図2における上下
方向に延びる長穴40が、挿抜方向に離隔して2つ形成
されている。また、長穴40、40間には、前方が傾斜
した、平面弧状の突起42が形成されている。この突起
42は、挿入されたタブ端子100の孔(図示せず)と
係合して、相互にロックをするためのものである。前述
の長穴40、40により、突起42が両持ち梁の上に形
成されることとなり、突起42が僅かに上下、即ち図1
および図2において紙面と直交する方向に弾性的に撓み
得るようになっている。これによって、端子相互の挿
入、抜去が容易になる。
【0014】次に側壁28について説明する。図2に示
されるように、側壁28の一方は、比較的長さの短い側
壁28aとして形成され、キャリア2との連結部75近
傍まで延出している。他方の側壁28bは、側壁28a
より長く形成されており、他方の連結部76近傍まで延
出している。側壁28aの後端縁44は、僅かに傾斜し
ているが、側壁28bの後端縁46は、挿抜方向と略直
交している。図1に示されるように、側壁28bの後端
部47は、圧着部12近傍まで後方に延出している。圧
着部12に配置される電線14は、この後端部47に電
線14の先端49が当接して位置決めがなされる。
【0015】圧着部12は、電線14の導体48(図7
参照)に圧着されるワイヤバレル50と、電線14の絶
縁体15に圧着される絶縁体バレル52を有する。ワイ
ヤバレル50は、端子1の略中央を挿抜方向に通る軸線
上に形成されている。開口16には、その開口16の後
部の隅部から後方に形成されたスリットにより形成され
た圧着片60と、本体4の後部に形成されたスロット5
6、58(図2)により形成された圧着片62を上方に
切り起こして形成される。
【0016】ワイヤバレル50には、挿抜方向に延びる
セレーション、即ち凹凸溝64が、所定の間隔で形成さ
れている。この凹凸溝64は、鋭い先端が挿抜方向に沿
って線状に形成されており、圧着時にこの先端により絶
縁外被(エナメル)15が破られて導体48に電気的接
続をされるようになっている。この凹凸溝64を形成す
るために、図示しない装置が配置されるが、前述の開口
16の部分は、接触部18とワイヤバレル(導体圧着
部)50とを、所定の距離だけ離隔させてこの装置を配
置する領域を確保している。
【0017】次に絶縁体バレル52について説明する。
絶縁体バレル52は、側壁28aの延長線上に位置する
舌片66として形成されている。舌片66は、図2に示
す如く展開状態では、圧着片62より長く形成されてい
るが、図4に示す立設された状態では、圧着片60、6
2と略同じ高さとなっている。これは、舌片66の先端
70が圧着される電線14側に向けて予め円弧状に折り
曲げ形成されているためである。舌片66は、側壁28
a近傍で図示しないクリンパにより圧着されるが、クリ
ンパと側壁28aとの干渉を避けるため舌片66の先端
70は圧着されない。そのため、先端70は、予め電線
14側に折り曲げてあり、これにより舌片66を圧着後
に確実に電線14を抱え込むことができる。舌片66を
立ち上げた状態を平面でみると、図1に示すように、側
壁28aの後端縁44との間に、電線14の外被15を
受容するような位置に舌片66が配置されている。これ
によって、舌片66は、端子1の側方に突出することも
なく、また前述の如く長さが短いので、圧着後、端子1
の外形形状が大きくならない。
【0018】次に図6を参照して、さらに説明する。図
6は、図1の6−6線に沿って断面した端子1の部分断
面図である。図6には、2つの長穴40と、この長穴4
0、40の間に形成された突起42が明瞭に示されてい
る。また、接触部18の前端32の切欠き30が明瞭に
示されている。
【0019】次に図7を参照して、電線14の圧着の状
態について説明する。図7は、絶縁体バレル52の舌片
66が、電線14を圧着した状態を示す部分拡大断面図
である。図7(a)は大きな直径を有する単線からなる
電線14aが2本と、小さな直径を有する同様な電線1
4bの2本からなる合計4本の電線14を一括して圧着
した状態を示し、図7(b)は同じ直径の2本の同様な
電線14cを圧着した状態を示している。これらの複数
の単線の電線14には、前述の如く、絶縁外被15(図
1)としてエナメルが被着されている。
【0020】図7(a)のように、4本の電線14を圧
着した場合は、舌片66は比較的膨らんだ状態となり、
図7(b)のように、2本の場合は比較的小さめの外形
となる。しかし、いずれの場合でも舌片66の先端70
は、前述の如く、電線14側に予め湾曲されているの
で、電線14の方を向いて電線14を抱え込んでいる。
さらに、先端70は前述の如く湾曲し、後端縁44が傾
斜しているので圧着時に側壁28aの後端縁44と干渉
することなく電線14に圧着される。電線に圧着された
後、舌片66はスプリングバックにより、僅かに戻って
後端縁44に接触する。これにより、電線14がこじら
れて舌片66に外力が加わっても、舌片66は、後端縁
44に当接しているのでこれ以上変形することが阻止さ
れ、電線14が抜けたりすることがなく確実な電気的接
続が保証される。
【0021】次に、図8を参照して、端子1と、相手方
のタブ端子100が係合した状態について説明する。図
8(a)は部分拡大側面図、図8(b)は部分拡大平面
図を夫々示す。タブ端子100は、平板状のタブ102
と、このタブ102に溶接された金属製のピン104か
ら構成される。タブ102は平面形状が略凸形をしてお
り、後部両側に肩106を有する停止部108が形成さ
れている。また、タブ102の先端両側には、テーパ1
10が形成されている。ピン104は断面円形であり、
挿抜方向に延びるようにタブ102に溶接されている。
【0022】このタブ端子100が端子1の接触部18
に、接触部18の前端32から挿入されると、停止部1
08が、接触部18の切欠き30に当接する。ピン10
4は、接触部18の接触片19、19の間隙に沿って進
入する。切欠き30は前端32より僅かに凹んでいるの
で、この分の長さだけ、嵌合長さを小さくすることがで
きる。即ち、タブ端子100と端子1の全長を合計した
長さを短縮することができる。この嵌合長さを小さくす
ることによって、接続構造の全長を小さくすることがで
き、機器或いは装置内の限られた範囲のスペース内に設
置することが可能となる。この切欠き30により、前述
の凹凸溝64を形成するのに必要な端子1の全長の寸法
を短くするように補償することができる。また、タブ1
02のテーパ110と、切欠き30とが協働して、端子
1とタブ端子100との係合が円滑になされる。さら
に、切欠き30の両側のテーパ34により、タブ102
の停止部108の切欠き30内への挿入が容易になる。
【0023】以上、本発明について詳細に説明したが、
電線は、エナメル線に限定されるものではなく、一般的
な高分子材料の絶縁外被を有するものであってもよいこ
とはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される雌型端子をキャリアストリ
ップとともに示す平面図
【図2】図1に示す雌型端子を展開した図1と同様の平
面図
【図3】図1の雌型端子の正面図
【図4】図1の雌型端子の側面図
【図5】図1の雌型端子の背面図
【図6】図1の6−6線に沿って断面した雌型端子の部
分断面図
【図7】絶縁体バレルにより、電線が圧着された状態を
示す、圧着部の部分拡大断面図であり、(a)は4本の
電線を圧着した場合、(b)は2本の電線を圧着した場
合を夫々示す。
【図8】雌型端子と、相手方のタブ端子が係合した状態
を示し、(a)は部分拡大側面図、(b)は部分拡大平
面図を夫々示す。
【符号の説明】
1 雌型端子 4 端子本体 8 前部 10 後部 12 圧着部(電線接続部) 18 雌型接触部 30 切欠き 32 前端 34 テーパ 100 タブ端子 108 停止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部両側が幅広となった略板状の端子本
    体の前記前部を両側から上方に折り曲げさらに内方に折
    り曲げて形成された、相手方のタブ端子を受容する略C
    字状の雌型接触部と、前記端子本体の後部に形成された
    電線接続部とを有する雌型端子において、 前記雌型接触部の前端両側に、前記相手方のタブ端子の
    後部両側に突出して形成された停止部を受容する切欠き
    を設けることを特徴とする雌型端子。
  2. 【請求項2】 前記切欠きの両側に、前方に拡開するテ
    ーパが形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    雌型端子。
JP2001030960A 2001-02-07 2001-02-07 雌型端子 Withdrawn JP2002231360A (ja)

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