JP2002230970A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JP2002230970A
JP2002230970A JP2001020512A JP2001020512A JP2002230970A JP 2002230970 A JP2002230970 A JP 2002230970A JP 2001020512 A JP2001020512 A JP 2001020512A JP 2001020512 A JP2001020512 A JP 2001020512A JP 2002230970 A JP2002230970 A JP 2002230970A
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Application number
JP2001020512A
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English (en)
Inventor
Naotaka Sugano
尚孝 菅野
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】SDRAMがアイドル状態にあるときの消費電
力を低減する。 【解決手段】メモリ制御装置101は、CPU102か
らSDRAM106へのアクセスがないアイドル状態お
よびパワーダウン状態の期間中に発生したリフレッシュ
時間告知信号140の回数を計数し、予め設定された回
数に達したときにSDRAM106を最も消費電力が小
さい状態であるセルフリフレッシュ状態に移行させ、C
PU102からのアクセス発生によりセルフリフレッシ
ュ状態を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ制御装置に
関し、特に、シンクロナスDRAMを含むシステムの消
費電力低減に効果のあるメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMがホストからのアクセス
信号に対して反応する形で読み出し、書き込みを実行す
るのに対し、シンクロナスDRAM(以下、SDRAM
と呼ぶ)では、クロック信号を用いて同期転送するた
め、連続したアドレスに対してデータの読み出し、書き
込みを行う場合には遙かに高速に行うことができる。S
DRAMにおける読み出し、書き込み動作は、クロック
信号に同期してコマンドを入力することで行われる。S
DRAMには、主な状態として、ホストからのコマンド
入力待ち状態であるアイドル状態(IDLE)、コマン
ドとアドレスがSDRAMに入力されて入力アドレス以
降のデータをホストに出力する読み出し状態(REA
D)、コマンドとアドレスがSDRAMに入力されてホ
ストから入力されるデータを入力アドレス以降に書き込
む書き込み状態(WRITE)、SDRAMに供給され
るクロック信号が停止されて消費電力が低減するパワー
ダウン状態(POWERDOWN)、SDRAMに供給
されるクロック信号が停止されて消費電力を低減すると
共にSDRAM内部で自動的に記憶データのリフレッシ
ュが実行されるセルフリフレッシュ状態(SELFRE
FRESH)があり、これらの状態は入力されるコマン
ドによって決定する。
【0003】SDRAMが備える低消費電力の状態を利
用して、特開平9−180438号公報にCPUからの
アクセスがないことを確認した後にSDRAMをパワー
ダウン状態に移行させる技術が開示されており、また、
特開平11−353243号公報には、SDRAMを含
むシステムに電源電圧を供給するバッテリーの電圧を監
視してバッテリーの電圧が所定の電圧値よりも低下した
場合にSDRAMをセルフリフレッシュ状態に移行させ
て保持データの信頼性を確保する技術が開示されてい
る。
【0004】図8は、これら先行技術を利用した従来の
メモリ制御装置801を含むシステムのブロック図であ
る。図8において、CPU102は、電源管理回路10
3およびメモリ制御装置801に接続され、種々の図示
されていない周辺装置をも含む全体システムを制御す
る。以下は、ホストがCPU102である場合を例とし
て説明する。電圧比較回路104は内蔵バッテリ105
および電源管理回路103に接続され、内蔵バッテリ1
05の出力電圧134と基準電圧(図示しない)とを比
較し、内蔵バッテリ105の出力電圧134が基準電圧
よりも低下したときに電圧低下ステータス135をアク
ティブにして電源管理回路103へ出力する。
【0005】電源管理回路103はメモリ制御装置80
1、CPU102および電圧比較回路104に接続さ
れ、電圧低下ステータス135がアクティブになったと
きにメモリ制御装置801に対してシャットダウン要求
信号136aを出力する。また、電源管理回路103
は、SDRAM106がセルフリフレッシュ状態に移行
した後に復帰トリガ138がアクティブになると、シャ
ットダウン要求信号136aをインアクティブにする。
【0006】メモリ制御装置801は、CPU102、
電源管理回路103、SDRAM106およびクロック
制御回路107に接続されている。メモリ制御装置80
1は、R/W制御部108、リフレッシュカウンタ11
2、リフレッシュ制御部113、セルフリフレッシュ判
定部114およびコマンド生成部115を備えている。
【0007】メモリ制御装置801のR/W制御部10
8は、CPU102からの読み出しのアクセス、書き込
みのアクセスをCPUバス123を介して受けてアクセ
ス内容を判定し、読み出し動作時はREAD判定部11
1から読み出し要求126をアクティブにして出力し、
書き込み動作時はWRITE判定部110から書き込み
要求125をアクティブにして出力する。また、R/W
制御部108のデータ制御部109は、アドレス/デー
タ信号124として、書き込み動作時にはCPU102
からCPUバス123を介して入力したアドレスデータ
および書き込みデータを含むをコマンド生成部115へ
出力し、読み出し動作時には、CPU102からCPU
バス123を介して入力したアドレスをコマンド生成部
115へ出力するとともにコマンド生成部115を介し
てSDRAMからの読み出しデータを入力する。読み出
しデータはCPUバス123を介してCPU102へ出
力する。
【0008】リフレッシュカウンタ112は、システム
クロック(図示しない)のカウント動作によって一定間
隔毎にリフレッシュタイミングを生成し、リフレッシュ
制御部113にリフレッシュ時間告知信号140として
出力する。リフレッシュ制御部113は、リフレッシュ
時間告知信号140がアクティブになったときにリフレ
ッシュ要求127をアクティブにしてコマンド生成部1
15へ出力する。セルフリフレッシュ判定部114は、
電源管理回路103が出力するシャットダウン要求信号
136aがアクティブになったときにコマンド生成部1
15へセルフリフレッシュ移行要求802をアクティブ
として出力し、コマンド生成部115からセルフリフレ
ッシュ移行承認信号129がアクティブとして出力され
たときに電源管理回路103にシャットダウン承認信号
137を出力する。電源管理回路103は、シャットダ
ウン承認信号がアクティブとなったことを受けて、CP
U、周辺装置等への電源供給を停止して内蔵バッテリ1
05の消耗を低減する。
【0009】コマンド生成部115では、読み出し要求
126、書き込み要求125、リフレッシュ要求12
7、セルフリフレッシュ移行要求802を監視し、各要
求を優先順位に応じて実行順序を判定し、各要求に応じ
たSDRAM106へのアクセスコマンドをアドレス/
データ/制御信号131とクロックイネーブル信号80
3として出力する。
【0010】なお、コマンド生成部115では、リフレ
ッシュ時間告知信号140に応答してリフレッシュコマ
ンドを発行する場合にはリフレッシュステータス128
をリフレッシュ制御部113へ出力し、セルフリフレッ
シュ移行要求802に応答してセルフリフレッシュコマ
ンドを発行するときにはセルフリフレッシュ移行承認信
号129をセルフリフレッシュ判定部114へ出力す
る。
【0011】また、図示してないが、コマンド生成部1
15では、CPU102からの読み出しアクセス、書き
込みアクセスを実行した後の一定の時間、CPU102
からのアクセスがないことを検出した場合に、クロック
イネーブル信号803をインアクティブにしてSDRA
M106をパワーダウン状態に移行させる。
【0012】クロック制御回路107は、メモリ制御装
置801およびSDRAM106に接続され、メモリ制
御装置801が出力するクロックイネーブル信号803
がインアクティブの時にクロック発振を停止してクロッ
ク信号804の供給を停止する。
【0013】SDRAM106は、メモリ制御装置80
1およびクロック制御回路107に接続され、メモリ制
御装置801が出力する読み出し、書き込み、リフレッ
シュ、セルフリフレッシュ等の各コマンドにしたがって
動作する。
【0014】図9は、従来例のCPU102とSDRA
M106との動作タイミング図である。CPU102か
らの読み出しアクセスを受けてメモリ制御装置101は
読み出し要求に応じたSDRAM106へのアクセスコ
マンドをアドレス/データ/制御信号131として出力
しSDRAM106からのデータ読み出しを実行する。
読み出しが終了してCPU102SDRAM106以外
の(図示しない)デバイスをアクセスするとSDRAM
106はアイドル状態となる。予め定めた期間アイドル
状態が継続してパワーダウン条件が成立すると、クロッ
クイネーブル信号803がインアクティブとなり、クロ
ック信号133が停止してSDRAM106がパワーダ
ウン状態となる。
【0015】次に、CPU102からSDRAM106
への書き込みアクセスが発生すると、メモリ制御装置1
01からのクロック復帰要求139がアクティブになっ
てクロック133が供給された後にクロックイネーブル
信号803がアクティブとなり、SDRAM106は、
パワーダウン状態を脱してメモリ制御装置101からの
書き込みアクセスに応じたコマンドをアドレス/データ
/制御信号131として出力し、SDRAM106への
書き込みを実行する。クロック復帰要求139は、SD
RAM106がパワーダウン状態を脱した後にインアク
ティブになるが、クロックイネーブル信号803がアク
ティブなので、クロック制御回路はクロックの供給を継
続する。
【0016】図10は、メモリ制御装置801のSDR
AM106に対する読み出し、書き込み、リフレッシ
ュ、パワーダウンの各状態への制御動作の動作フロー図
である。
【0017】S11にてリフレッシュカウンタ112か
らリフレッシュ時間告知信号140が発生した場合には
S12に分岐し、リフレッシュ時間告知信号140が発
生しなかった場合はS15へ分岐する。
【0018】S12ではSDRAM106のパワーダウ
ン動作の状況を判定し、SDRAM106がパワーダウ
ン状態にあるときにはS14に分岐してパワーダウン状
態を解除した後にS13に遷移し、S13でSDRAM
106に対するリフレッシュを実行した後にS15に遷
移する。S12でパワーダウンでないときにはS13に
分岐してSDRAM106に対するリフレッシュを実行
した後にS15に移動する。
【0019】S15ではホストであるCPU102から
のアクセスの有無を判定し、ホストからのアクセスがあ
った場合には、読み出し要求であればS18で読み出し
を実行し、書き込み要求であればS19で書き込みを実
行してからS11に遷移する。
【0020】S16では、予め定められた期間SDRA
M106にアクセスがなくアイドル状態が続いた場合に
は、SDRAM106をパワーダウン状態に遷移させる
条件が成立したとしてS17に分岐してSDRAM10
6をパワーダウン状態にする。S16でSDRAM10
6をパワーダウンモードに遷移させる条件が成立してい
なかった場合はS11に分岐する。
【0021】図11は、内蔵バッテリ105の電源電圧
低下を検出した場合におけるメモリ制御装置801の動
作フロー図であり、図12は、セルフリフレッシュ状態
への移行とセルフリフレッシュ状態からの復帰を示す動
作タイミング図である。
【0022】S21にて電源管理回路103から電源低
下によるシャットダウン要求信号136aがアクティブ
か否かを判定し、シャットダウン要求信号136aがア
クティブである(図12の時点12A)場合にはS22
に分岐してシャットダウンへの移行処置を実行して全体
システムの動作を停止させた後に、S23に遷移してS
DRAM106をセルフリフレッシュ状態に移行させ、
S24に遷移する(時点12B)。S21にてシャット
ダウン要求信号136aがインアクティブである間はS
21にとどまる。
【0023】全体システムが動作を停止した後にはS2
4で電源管理回路103は復帰トリガ138の発生を監
視し、復帰トリガ138が発生した(時点12C)場合
はシャットダウン要求信号136aがインアクティブに
変化してS25に分岐し、メモリ制御装置801が全体
システムの復帰処理を実行した後に、S26に遷移して
SDRAM106のセルフリフレッシュ状態を解除(時
点12D)してS21に遷移する。S24で復帰トリガ
138が発生しなかった場合は、復帰トリガ138が発
生するまでS24にとどまる。
【0024】以上のように、従来のメモリ制御装置80
1を用いたシステムでは、アイドル状態が予め定めた期
間以上続いた場合にはパワーダウン状態に遷移させて消
費電力を低減し、内蔵バッテリの電圧低下を検出した場
合にはSDRAM106をセルフリフレッシュ状態にす
るとともにCPU、周辺装置等への電源供給を停止する
ことにより消費電力を低減することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
従来のシステムには、パワーダウン状態においても電力
を消費する要因が存在する。第1には、一例として図1
3に示す日本電気(株)製の64MビットSDRAM
(μPD4564323)の動作状態と消費電力の関係
で分かるように、パワーダウン状態での消費電力はセル
フリフレッシュ状態での消費電力よりも大きいことであ
る。また、第2には、SDRAMにはリフレッシュコマ
ンドの発行間隔の最大時間を規定するパラメータとして
tREFがあるため、パワーダウン状態であってもtR
EFの経過毎にパワーダウンを解除してリフレッシュし
なければならず、リフレッシュ状態となる毎にクロック
制御回路107およびSDRAM106が動作して消費
電力を増大させることである。さらに、第3には、シス
テムクロックを計数してリフレッシュ時間を計時するリ
フレッシュカウンタ112を常時動作させる必要がある
ことである。
【0026】セルフリフレッシュ状態ではSDRAM1
06の電力をより小さくでき、また、CPU、周辺装置
を含めた全体システムを停止させるので、消費電力を大
幅に低減することができるが、セルフリフレッシュへの
移行は内蔵バッテリの電圧低下を検出してSDRAM内
のデータ保持が最優先の状態に限っていたため、移行さ
せる前には周辺装置のレジスタ設定内容を保存する等の
移行処置が必要であり、セルフリフレッシュ状態から復
帰させる場合には保存していたレジスタの設定内容に従
って周辺装置のレジスタを再設定する復帰処理が必要と
なるので、セルフリフレッシュ状態への移行、解除には
時間がかかり、パワーダウン状態を代替することはでき
なかった。
【0027】本発明の目的は、SDRAMを含むシステ
ムの消費電力をパワーダウン状態におけるそれよりもさ
らに低減できるメモリ制御装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ制御装置
は、シンクロナスDRAMのリフレッシュ動作、内部で
自動的にリフレッシュを実行するセルフリフレッシュ動
作およびホストからのアクセス動作を制御するメモリ制
御装置において、ホストからシンクロナスDRAMへの
アクセスがないアイドル状態およびパワーダウン状態の
期間中に発生したリフレッシュ時間を告知する信号もし
くは該信号に基づくリフレッシュ要求の回数を計数し、
予め設定された回数に達したときにシンクロナスDRA
Mをセルフリフレッシュ状態に移行させ、ホストからの
アクセス発生によりセルフリフレッシュ状態を解除する
ことを特徴とする。
【0029】また、本発明のメモリ制御装置は、ホスト
からシンクロナスDRAMへのアクセスの有無およびア
クセス内容を判定し制御信号を生成するR/W制御部
と、所定の時間毎にリフレッシュ時間を告知する信号を
発生するリフレッシュカウンタと、ホストからシンクロ
ナスDRAMへのアクセスがないアイドル状態およびパ
ワーダウン状態の期間中に前記リフレッシュ時間を告知
する信号もしくは該信号に基づくリフレッシュ要求が発
生した回数を計数し、予め設定された回数に達したとき
にシンクロナスDRAMが内部で自動的にリフレッシュ
を実行するセルフリフレッシュへの移行条件成立を通知
する信号を発生し、セルフリフレッシュ状態に移行する
ときおよびホストからのアクセスが発生したときには前
記計数の値が初期値にリセットされるセルフリフレッシ
ュ移行条件検出部と、前記セルフリフレッシュへの移行
条件成立を通知する信号を受けてセルフリフレッシュ移
行要求を出力するセルフリフレッシュ判定部と、前記制
御信号に対応したコマンドを生成してシンクロナスDR
AMの動作を制御し、前記セルフリフレッシュ移行要求
を入力したときにはセルフリフレッシュコマンドを生成
してセルフリフレッシュ状態に移行させ、ホストからの
アクセス発生によりセルフリフレッシュ状態を解除する
コマンド生成部とを備えて構成してもよい。
【0030】また、本発明の他のメモリ制御装置は、ア
ドレス空間をn個(n≧2の正整数)に分割しそれぞれ
に対応して設けられたn個のシンクロナスDRAMの動
作を制御するメモリ制御装置において、ホストからシン
クロナスDRAMへのアクセスの有無およびアクセス内
容を判定し制御信号を生成するR/W制御部と、所定の
時間毎にリフレッシュ時間を告知する信号を発生するリ
フレッシュカウンタと、前記制御信号に対応したコマン
ドを生成してシンクロナスDRAMの動作を制御する手
段を有するとともに、前記n個のシンクロナスDRAM
と対応して設けられホストから対応するシンクロナスD
RAMへのアクセスがないアイドル状態およびパワーダ
ウン状態の期間中に前記リフレッシュ時間を告知する信
号もしくは該信号に基づくリフレッシュ要求が発生した
回数を計数して予め設定された回数に達したときに対応
するシンクロナスDRAMのセルフリフレッシュ移行条
件の成立を検出するn個のクロックイネーブル信号制御
部と、シンクロナスDRAMとクロックイネーブル信号
制御部とを対応させて選択する選択器とを有するコマン
ド生成部とを備え、前記クロックイネーブル信号制御部
が前記セルフリフレッシュ条件の成立を検出したときに
対応するシンクロナスDRAMをセルフリフレッシュ状
態に移行させ、セルフリフレッシュ状態のシンクロナス
DRAMに対応するアドレスにアクセスが発生したとき
にはセルフリフレッシュ状態を解除する構成となってい
る。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態のメモリ制御装置101を含むシステムのブロック図
である。なお、図1において図8と同一の符号を付した
ものは、その機能も図8で説明した機能と同様である。
また、ホストがCPU102である場合を例として説明
するが、CPU以外の例えばDMAコントローラ等をホ
ストとして動作する場合でも同様である。
【0032】メモリ制御装置101は、ホスト(CPU
102)からSDRAM106へのアクセスがないアイ
ドル状態およびパワーダウン状態の期間中に発生したリ
フレッシュ時間告知信号140の回数を計数し、予め設
定された回数に達したときにSDRAM106をセルフ
リフレッシュ状態に移行させ、ホストからのアクセス発
生によりセルフリフレッシュ状態を解除する。
【0033】メモリ制御装置101は、CPU102と
電源管理回路103とSDRAM106とクロック制御
回路107とに接続されており、その内部には、図8の
従来のメモリ制御装置801の構成要素に加えて、セル
フリフレッシュ移行条件検出部116が設けられてい
る。
【0034】次に、セルフリフレッシュ移行条件検出部
116の内部構成ついて説明する。レジスタ121には
CPU102によって予め任意の値が設定される。NO
Rゲート117は、R/W制御部108内のWRITE
判定部110が出力する書き込み要求125と、REA
D判定部111が出力する読み出し要求126と、コマ
ンド生成部115が出力するリフレッシュステータス1
28との論理和の反転をとってアイドル状態判定信号1
41を作成する。アイドル状態判定信号141は、書き
込み要求125と読み出し要求126とリフレッシュス
テータス128とのすべてがインアクティブのときにア
クティブになるとともに、SDRAM106が書き込
み、読み出し、リフレッシュのいずれの状態でもなく、
アイドル状態またはパワーダウン状態にあることを示
す。
【0035】カウンタ120はアイドル状態判定信号1
41がアクティブのハイレベルのときにカウントが許可
され、リフレッシュ時間告知信号140もしくはこれに
基づくリフレッシュ要求127をカウントクロックとし
て使用し、SDRAM106がアイドル状態判定信号1
41がアクティブのときすなわちアイドル状態またはパ
ワーダウン状態にあるときにリフレッシュカウンタ11
2から出力されるリフレッシュ時間告知信号140がア
クティブレベルを発生した回数を計数する。
【0036】比較器122はレジスタ121に設定され
た値であるレジスタ値144とカウンタ120のカウン
タ値143とを比較し、両者が一致したときにセルフリ
フレッシュへの移行条件成立を通知する信号である第2
のシャットダウン要求信号145を出力する。セルフリ
フレッシュ判定部114では電源管理回路103が出力
する第1のシャットダウン要求信号136と、比較器1
22が出力する第2のシャットダウン要求信号145と
をORゲート118で論理和をとって作成したシャット
ダウン要求信号146がアクティブになったときに、コ
マンド生成部115へセルフリフレッシュ移行要求13
0をアクティブとして出力する。
【0037】コマンド生成部115は、セルフリフレッ
シュ移行要求130がアクティブになると、アドレス/
データ/制御信号131とクロックイネーブル信号13
2にセルフリフレッシュ移行命令を出力してSDRAM
106をセルフリフレッシュ状態に移行させる。SDR
AM106は、コマンド生成部115がアドレス/デー
タ/制御信号131とクロックイネーブル信号132に
出力するセルフリフレッシュ移行命令によってセルフリ
フレッシュ状態に移行する。クロック制御回路107
は、クロックイネーブル信号132がインアクティブに
なることによってクロック133の発振を停止する。
【0038】このようにして、メモリ制御装置101で
は、SDRAM106がアイドル状態にあるときに発生
したリフレッシュ時間告知信号140の発生回数を計数
し、カウンタ値143がレジスタ値144と一致したと
きに、セルフリフレッシュ判定部がコマンド生成部11
5にセルフリフレッシュ移行命令を発行してSDRAM
106をセルフリフレッシュ状態に移行させる。
【0039】セルフリフレッシュ判定部114からのシ
ャットダウン承認信号137がアクティブとなったとき
に(図示していない)システムクロック生成回路の動作
を停止させてシステムクロックの供給を停止させること
により、リフレッシュカウンタ112、CPU102お
よび(図示しない)周辺装置も停止するので、全体シス
テムの消費電力を大幅に低減することができる。このと
き、電圧低下ステータス135はインアクティブである
ため、シャットダウン承認信号137がアクティブとな
った後も電源管理回路103はCPU、周辺装置等への
電源供給を継続するので、セルフリフレッシュへの移行
処置およびセルフリフレッシュからの復帰処置が不要で
あり、移行および復帰を速やかに行うことができる。
【0040】なお、メモリ制御装置101では、レジス
タ値144をCPU102により設定できる構成として
いるが、レジスタ121に固定した値を予め設定してお
く構成としてもよい。
【0041】図2は、メモリ制御装置101の動作タイ
ミング図である。図2において、カウンタ120のカウ
ンタ値143は初期状態として“0”に設定され、レジ
スタ121のレジスタ値144はCPU102によって
予め“2”に設定されているとする(図2の時点2
A)。
【0042】この状態で、アイドル状態判定信号141
がアクティブの時にリフレッシュ時間告知信号140が
発生すると、カウンタ値143は“0”から“1”にな
るとともに、コマンド生成部115は、SDRAM10
6に対してリフレッシュコマンドを発行した後にパワー
ダウン状態に移行する命令を出力する(時点2B)。
【0043】この後、CPU102からのSDRAM1
06へのアクセスがなく、予め定めた期間アイドル状態
が継続すると、コマンド生成部132は、クロック制御
回路107のクロック発振を停止するコマンドによりS
DRAM106をパワーダウン状態にする(時点2
C)。
【0044】アイドル状態判定信号141がアクティブ
のときに再度リフレッシュ時間告知信号140が発生す
る(時点2D)と、カウンタ値143は“2”になり、
レジスタ値144とカウンタ値143とが一致するの
で、比較器122は、第2のシャットダウン要求信号1
45をアクティブにする。
【0045】比較器122が出力した第2のシャットダ
ウン要求信号145は、ORゲート118を通してセル
フリフレッシュ判定部114にシャットダウン要求信号
146として出力され、セルフリフレッシュ判定部11
4では、コマンド生成部115に対するセルフリフレッ
シュ移行要求130として出力する。
【0046】コマンド生成部115では、セルフリフレ
ッシュ移行要求130がアクティブになると、アドレス
/データ/制御信号131とクロックイネーブル信号1
32にリフレッシュコマンドとセルフリフレッシュ状態
への移行コマンドを連続して発行してSDRAM106
をセルフリフレッシュ状態に移行させる(時点2E)。
カウンタ120のカウンタ値143は、コマンド生成部
がセルフリフレッシュ状態への移行コマンドを出力した
直後に“0”にリセットされる。
【0047】SDRAM106がセルフリフレッシュ状
態に移行した後にCPU102からのアクセスが発生し
たときには、メモリ制御装置101のコマンド生成部1
15は、CPU102からのアクセス内容に応じたコマ
ンドをアドレス/データ/制御信号131とクロックイ
ネーブル信号132に出力し、SDRAM106のセル
フリフレッシュ状態を解除するとともにクロック制御回
路107からのクロック信号133の供給を開始してS
DRAM106にアクセスする(時点2F)。
【0048】なお、図2では時点2Fの後にリフレッシ
ュ時間告知信号140が発生しているが、時点2Fでは
メモリ制御装置101が既にSDRAM106へのアク
セス動作を開始しているために、対応するリフレッシュ
動作は、SDRAM106へのアクセスが完了した後に
実行される(時点2G)。
【0049】図3は、図2と同様に、メモリ制御装置1
01の動作タイミング図であるが、図3には、SDRA
M106がアイドル状態になった後にCPU102から
のアクセスが発生した場合の動作を示す。
【0050】SDRAM106がアイドル状態になった
後に発生したリフレッシュ時間告知信号140によって
カウンタ値143が“1”になる(図3の時点3A)
が、その後にCPU102からのアクセスが発生したこ
とにより、カウンタ値143は“0”に戻る(時点3
B)。
【0051】CPU102からのアクセスが終了した後
に、再度SDRAM106がアイドル状態になり、リフ
レッシュ時間告知信号140が発生するとカウンタ値1
43は“1”になる(時点3C)が、その後にCPU1
02からのアクセスが再度発生するとカウンタ値143
は再び“0”に戻る(時点3D)。
【0052】内蔵バッテリ105の電圧低下を検出した
ときのセルフリフレッシュ状態への移行動作とセルフリ
フレッシュ状態からの復帰動作については、従来例の図
11の動作フロー図および図12の動作タイミング図で
説明したものと同様であるので、動作の説明の詳細は省
略する。
【0053】図4は、従来例と本発明の動作状態を比較
する図である。図4(a)は、図8の従来例のメモリ制
御装置801によるシステムのSDRAM106の動作
状態を示す図であり、図4(b)は、図1のメモリ制御
装置101によるシステムの動作状態を示す図である。
時点4A〜4Bの間では、従来例ではアイドル状態であ
るのに対して本実施の形態ではセルフリフレッシュ状態
であり、時点4B〜4Cの間では、従来例ではパワーダ
ウン状態であるのに対して本実施の形態ではセルフリフ
レッシュ状態であり、時点4B〜4Cの間では、従来例
ではリフレッシュ状態またはアイドル状態であるのに対
して本実施の形態ではセルフリフレッシュ状態である。
図13を参照すれば、本実施の形態を適用することによ
り消費電力を低減できることは明らかである。
【0054】このように、本実施の形態のメモリ制御装
置101を使用することにより、ホストからSDRAM
へのアクセスがない状態が長期間続く場合には、セルフ
リフレッシュ状態に移行させて、SDRAMを含むシス
テムの消費電力をパワーダウン状態におけるそれよりも
さらに小さい消費電力にまで低減できるという効果が生
じる。本発明に特有のリフレッシュ時間告知信号の計数
結果により実現されるセルフリフレッシュ状態では、内
蔵バッテリの電圧低下により実現されるセルフリフレッ
シュ状態とは異なり、CPU、周辺装置等への電源供給
を停止することなく電源供給を継続したままセルフリフ
レッシュ状態に移行させ復帰させるので、セルフリフレ
ッシュへの移行処置およびセルフリフレッシュからの復
帰処置が不要であり、移行および復帰を速やかに行うこ
とができる。
【0055】図5は、本発明の第2の実施の形態のメモ
リ制御装置501を含むシステムのブロック図である。
メモリ制御装置501は、図1のメモリ制御装置101
と基本的構成は同様であるが、メモリ制御装置101に
おけるセルフリフレッシュ移行条件検出部116に換え
て、セルフリフレッシュ移行条件検出部502を用いる
点のみが異なっている。
【0056】セルフリフレッシュ移行条件検出部502
は、NORゲート117と、レジスタ121と、NOR
ゲート117が出力するアイドル状態判定信号141が
アクティブのハイレベルのときにカウントが許可され、
リフレッシュ時間告知信号140もしくはこれに基づく
リフレッシュ要求127をカウントクロックとして動作
するダウンカウンタ503と、電源管理回路136から
の第1のシャットダウン要求信号136とダウンカウン
タ503からのセルフリフレッシュへの移行条件成立を
通知する信号である第2のシャットダウン要求信号50
4との論理和をとりシャットダウン要求信号146とし
て出力するORゲート118とを有している。ダウンカ
ウンタ503にはレジスタ121に予め設定されたレジ
スタ値144が初期値として設定され、アイドル状態判
定信号141がアクティブレベルのときにリフレッシュ
時間告知信号140が発生する度にダウンカウンタ50
3はカウンタ値から1を減じて更新し、カウンタ値が
“0”になった時点で第2のシャットダウン要求信号5
04を発生する。
【0057】SDRAM106がアイドル状態またはパ
ワーダウン状態にあるときにリフレッシュ時間告知信号
140が発生してダウンカウンタ503がカウンタ値を
更新し、その後に、CPU102からSDRAM106
に対するアクセスが発生した場合には、ダウンカウンタ
503にはレジスタ値144が再度セットされる。
【0058】なお、図5において図1または図8と同一
の符号を付したものは、その機能も図1または図8で説
明した機能と同様であるとする。また、本実施の形態に
おいてもレジスタ値144はCPU102によって設定
できる形式としているが、予め固定値を設定しておく形
式でもよい。
【0059】図6は、本発明の第3の実施の形態のメモ
リ制御装置601を含むシステムのブロック図である。
メモリ制御装置601では、コマンド生成部602の内
部にセットで使用するn個(n≧2の正整数)のSDR
AM106−1〜106−nのそれぞれに対応したクロ
ックイネーブル信号132−1〜132−nを出力する
n個のクロックイネーブル信号制御部(以下、CKE制
御部と呼ぶ)604−1〜604−nを設け、コマンド
生成部602からそれぞれのSDRAMの状態に応じて
個別に異なるクロックイネーブル信号132−1〜13
2〜nを出力する。
【0060】メモリ制御装置601では、CPU102
のアドレス空間をn個のSDRAMで分割し、CPU1
02が書き込み要求125または読み出し要求126と
同時にアドレス/データ信号124として出力するアド
レスから各SDRAM106−1〜106−nの状態を
コマンド生成部602のCKE制御部604−1〜60
4−nのそれぞれにて判定し、クロックイネーブル信号
132−1〜132−nを生成してクロック制御回路1
07−1〜107−nを制御するので、それぞれのSD
RAMを独立してセルフリフレッシュ状態に移行させ、
また復帰させることができる。
【0061】アドレス/データ/制御信号131はn個
のSDRAM106−1〜106−nに共通して接続さ
れるが、コマンド生成部602に内に設けられた選択器
であるシーケンサ603からの選択信号605により、
n個のSDRAM106−1〜106−nを順次選択し
て対応するCKE制御部により制御する。
【0062】図7(a),(b)は、CKE制御部60
4−1〜604−nとして用いるCKE制御部のブロッ
ク図である。
【0063】図7(a)のCKE制御部604aは、図
1のセルフリフレッシュ移行条件検出部116とほぼ同
様な構成であり、選択信号605により対応するSDR
AMと同時に選択される。対応するSDRAMのホスト
からのアクセス状態を判定しアイドル状態およびパワー
ダウン状態のときに状態判定信号をアクティブとして出
力する状態判定手段701と、予めレジスタ値として所
定の値が設定されたレジスタ702と、初期値として
“0”が設定され、状態判定信号がアクティブのときに
カウントが許可されてリフレッシュ時間を告知する信号
140もしくはこれに基づくリフレッシュ要求127の
アクティブレベルを入力する毎に1を加算して計数する
カウンタ703と、カウンタ703のカウンタ値とレジ
スタ702レジスタ値とを比較し一致したときにセルフ
リフレッシュへの移行条件成立信号705を生成する比
較器704とを有している。選択信号605によりi番
目のCKE制御部604−iが選択されているときに、
そのCKE制御部のセルフリフレッシュへの移行条件成
立信号705がアクティブとなった場合には、対応する
クロックイネーブル信号132−iがインアクティブと
なり、アドレス/データ/制御信号131によりSDR
AM106−iがセルフリフレッシュ状態に移行する。
【0064】SDRAM106−iがセルフリフレッシ
ュ状態であるときにホストからのアクセスが発生する
と、対応するCKE制御部604−iの状態判定手段7
01でこれを検出し、対応するクロックイネーブル信号
132−iをアクティブにしてセルフリフレッシュ状態
から復帰させる。SDRAM106−iがセルフリフレ
ッシュ状態となるとともに対応するCKE制御部604
−i内のカウンタ703のカウンタ値は初期値“0”に
リセットされる。また、SDRAM106−iにアクセ
スがあったときにも対応するCKE制御部604−i内
のカウンタ703のカウンタ値は初期値“0”にリセッ
トされる。
【0065】CKE制御部604aに換えて図7(b)
のCKE制御部604bを用いてもよい。CKE制御部
604bは、図5のセルフリフレッシュ移行条件検出部
502とほぼ同様な構成であり、選択信号605により
対応して選択されるSDRAMへのホストからのアクセ
ス状態を判定しアイドル状態およびパワーダウン状態の
ときに状態判定信号をアクティブとして出力する状態判
定手段701と、予めレジスタ値として所定の値が設定
されたレジスタ702と、初期値として前記レジスタ値
が設定され前記状態判定信号がアクティブのときにカウ
ントが許可され前記リフレッシュ時間を告知する信号も
しくはこれに基づくリフレッシュ要求127の発生毎に
1を減算して計数して“0”となったときにセルフリフ
レッシュへの移行条件成立を通知する信号を出力するダ
ウンカウンタ706とを有している。
【0066】なお、図6のメモリ制御装置601では、
SDRAMをパワーダウン、セルフリフレッシュに移行
させる時にクロックイネーブル信号(CKE)と同時に
SDRAMのチップセレクト信号(CS)も同時に制御
する形式を採用し、制御対象でないSDRAMに対して
はチップセレクト信号をインアクティブにすることよっ
てコマンドを無効化するようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を適用する
ことにより、ホストからSDRAMへのアクセスがない
状態が続く場合にはセルフリフレッシュ状態に移行させ
るので、第1に、SDRAM自体の消費電力をパワーダ
ウン状態よりも低減することができ、第2に、SDRA
Mをセルフリフレッシュ状態にするのでtREF経過毎
のリフレッシュ状態が発生せず、リフレッシュよる消費
電力の増大をなくすことができ、第3に、リフレッシュ
時間を計時する必要がないため、リフレッシュカウンタ
112を停止することができるので、SDRAMを含む
システムの消費電力をパワーダウン状態におけるそれよ
りもさらに小さく保つことが可能となり、顕著な消費電
力低減効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ制御装置101を含むシステム
のブロック図である。
【図2】メモリ制御装置101の動作タイミング図であ
る。
【図3】メモリ制御装置101の動作タイミング図であ
る。
【図4】従来例と本発明の動作状態を比較する図であ
る。
【図5】本発明のメモリ制御装置501を含むシステム
のブロック図である。
【図6】本発明のメモリ制御装置601を含むシステム
のブロック図である。
【図7】CKE制御部のブロック図である。
【図8】従来のメモリ制御装置801を含むシステムの
ブロック図である。
【図9】従来例の動作タイミング図である。
【図10】従来のメモリ制御装置801の動作フロー図
である。
【図11】内蔵バッテリの電源電圧低下を検出した場合
におけるメモリ制御装置801の動作フロー図である。
【図12】セルフリフレッシュ状態への移行とセルフリ
フレッシュ状態からの復帰を示す動作タイミング図であ
る。
【図13】SDRAMの動作状態と消費電力の一例を示
す図である。
【符号の説明】
101,501,601 メモリ制御装置 102 CPU 103 電源管理回路 106,106−1,106−n SDRAM 107,107−1,107−n クロック制御回路 108 R/W制御部 112 リフレッシュカウンタ 113 リフレッシュ制御部 114 セルフリフレッシュ判定部 115,602 コマンド生成部 116,502 セルフリフレッシュ移行条件検出部 123 CPUバス 131 アドレス/データ/制御信号 132,132−1,132−n クロックイネーブ
ル信号 133 クロック信号 135 電圧低下ステータス 136 第1のシャットダウン要求信号 137 シャットダウン承認信号 138 復帰トリガ 139 クロック復帰要求 603 シーケンサ 604a,604b,604−1,604−n CK
E制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/403 G11C 11/34 363M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロナスDRAMのリフレッシュ動
    作、内部で自動的にリフレッシュを実行するセルフリフ
    レッシュ動作およびホストからのアクセス動作を制御す
    るメモリ制御装置において、 ホストからシンクロナスDRAMへのアクセスがないア
    イドル状態およびパワーダウン状態の期間中に発生した
    リフレッシュ時間を告知する信号もしくは該信号に基づ
    くリフレッシュ要求の回数を計数し、予め設定された回
    数に達したときにシンクロナスDRAMをセルフリフレ
    ッシュ状態に移行させ、ホストからのアクセス発生によ
    りセルフリフレッシュ状態を解除することを特徴とする
    メモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレッシュ時間を告知する信号も
    しくは該信号に基づくリフレッシュ要求の発生回数の計
    数値が、シンクロナスDRAMがセルフリフレッシュ状
    態に移行させるときおよびシンクロナスDRAMにホス
    トからのアクセスが発生したことを検出したときに初期
    値にリセットされる請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 ホストからシンクロナスDRAMへのア
    クセスの有無およびアクセス内容を判定し制御信号を生
    成するR/W制御部と、 所定の時間毎にリフレッシュ時間を告知する信号を発生
    するリフレッシュカウンタと、 ホストからシンクロナスDRAMへのアクセスがないア
    イドル状態およびパワーダウン状態の期間中に前記リフ
    レッシュ時間を告知する信号もしくは該信号に基づくリ
    フレッシュ要求が発生した回数を計数し、予め設定され
    た回数に達したときにシンクロナスDRAMが内部で自
    動的にリフレッシュを実行するセルフリフレッシュへの
    移行条件成立を通知する信号を発生し、セルフリフレッ
    シュ状態に移行するときおよびホストからのアクセスが
    発生したときには前記計数の値が初期値にリセットされ
    るセルフリフレッシュ移行条件検出部と、 前記セルフリフレッシュへの移行条件成立を通知する信
    号を受けてセルフリフレッシュ移行要求を出力するセル
    フリフレッシュ判定部と、 前記制御信号に対応したコマンドを生成してシンクロナ
    スDRAMの動作を制御し、前記セルフリフレッシュ移
    行要求を入力したときにはセルフリフレッシュコマンド
    を生成してセルフリフレッシュ状態に移行させ、ホスト
    からのアクセス発生によりセルフリフレッシュ状態を解
    除するコマンド生成部とを備えることを特徴とするメモ
    リ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記セルフリフレッシュ移行条件検出部
    が、 予めレジスタ値として所定の値が設定されたレジスタ
    と、 ホストからのアクセスがない状態を判定し状態判定信号
    をアクティブとして出力する状態判定手段と、 初期値として0が設定され前記状態判定信号がアクティ
    ブのときにカウントが許可されて前記リフレッシュ時間
    を告知する信号もしくは該信号に基づくリフレッシュ要
    求の発生毎に1を加算して計数するカウンタと、 前記カウンタの計数値と前記レジスタ値とを比較し一致
    したときにセルフリフレッシュへの移行条件成立を通知
    する信号を出力する比較器とを有する請求項3記載のメ
    モリ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記セルフリフレッシュ移行条件検出部
    が、 予めレジスタ値として所定の値が設定されたレジスタ
    と、 ホストからのアクセスがない状態を判定し状態判定信号
    をアクティブとして出力する状態判定手段と、 初期値として前記レジスタ値が設定され前記状態判定信
    号がアクティブのときにカウントが許可され前記リフレ
    ッシュ時間を告知する信号もしくは該信号に基づくリフ
    レッシュ要求の発生毎に1を減算して計数して0となっ
    たときにセルフリフレッシュへの移行条件成立を通知す
    る信号を出力するダウンカウンタとを有する請求項3記
    載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 アドレス空間をn個(n≧2の正整数)
    に分割しそれぞれに対応して設けられたn個のシンクロ
    ナスDRAMの動作を制御するメモリ制御装置におい
    て、 ホストからシンクロナスDRAMへのアクセスの有無お
    よびアクセス内容を判定し制御信号を生成するR/W制
    御部と、 所定の時間毎にリフレッシュ時間を告知する信号を発生
    するリフレッシュカウンタと、 前記制御信号に対応したコマンドを生成してシンクロナ
    スDRAMの動作を制御する手段を有するとともに、前
    記n個のシンクロナスDRAMと対応して設けられホス
    トから対応するシンクロナスDRAMへのアクセスがな
    いアイドル状態およびパワーダウン状態の期間中に前記
    リフレッシュ時間を告知する信号もしくは該信号に基づ
    くリフレッシュ要求が発生した回数を計数して予め設定
    された回数に達したときに対応するシンクロナスDRA
    Mのセルフリフレッシュ移行条件の成立を検出するn個
    のクロックイネーブル信号制御部と、シンクロナスDR
    AMとクロックイネーブル信号制御部とを対応させて選
    択する選択器とを有するコマンド生成部とを備え、 前記クロックイネーブル信号制御部が前記セルフリフレ
    ッシュ条件の成立を検出したときに対応するシンクロナ
    スDRAMをセルフリフレッシュ状態に移行させ、セル
    フリフレッシュ状態のシンクロナスDRAMに対応する
    アドレスにアクセスが発生したときにはセルフリフレッ
    シュ状態を解除することを特徴とするメモリ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記クロックイネーブル信号制御部が、 予めレジスタ値として所定の値が設定されたレジスタ
    と、 ホストからのアクセスがない状態を判定し状態判定信号
    をアクティブとして出力する状態判定手段と、 初期値として0が設定され前記状態判定信号がアクティ
    ブのときにカウントが許可されて前記リフレッシュ時間
    を告知する信号もしくは該信号に基づくリフレッシュ要
    求の発生毎に1を加算して計数するカウンタと、 前記カウンタの計数値と前記レジスタ値とを比較し一致
    したときにセルフリフレッシュへの移行条件成立を通知
    する信号を出力する比較器とを有する請求項6記載のメ
    モリ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記クロックイネーブル信号制御部が、 予めレジスタ値として所定の値が設定されたレジスタ
    と、 ホストからのアクセスがない状態を判定し状態判定信号
    をアクティブとして出力する状態判定手段と、 初期値として前記レジスタ値が設定され前記状態判定信
    号がアクティブのときにカウントが許可され前記リフレ
    ッシュ時間を告知する信号もしくは該信号に基づくリフ
    レッシュ要求の発生毎に1を減算して計数して0となっ
    たときにセルフリフレッシュへの移行条件成立を通知す
    る信号を出力するダウンカウンタとを有する請求項6記
    載のメモリ制御装置。
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