JP2002230899A - 情報記録再生装置および情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置および情報記録再生方法

Info

Publication number
JP2002230899A
JP2002230899A JP2001024371A JP2001024371A JP2002230899A JP 2002230899 A JP2002230899 A JP 2002230899A JP 2001024371 A JP2001024371 A JP 2001024371A JP 2001024371 A JP2001024371 A JP 2001024371A JP 2002230899 A JP2002230899 A JP 2002230899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
recording
recorded
compression rate
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001024371A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ochiai
義雄 落合
Koji Saito
浩二 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001024371A priority Critical patent/JP2002230899A/ja
Publication of JP2002230899A publication Critical patent/JP2002230899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の残記録容量に対応して圧縮レート
を時間経過に対し自動的に変更して圧縮した記録すべき
情報をすべて記録して再生する情報記録再生装置および
情報記録再生方法を提供する。 【解決手段】 情報記録再生装置は、外部情報を入力し
て圧縮処理を施すDSP18と、記録媒体ブロック13
のうち最新情報から順に読み出す読み出し手段37と、
外部情報の記録すべき情報量に応じて、読み出し情報お
よび外部情報の圧縮レートを変化させてDSP18に再
圧縮をさせる再圧縮手段38と、再圧縮された再圧縮読
み出し情報および再圧縮外部情報を記録媒体の最新情報
が記録されるエリアに上書きする上書き手段39とを備
え、変更した圧縮レートの圧縮方法を用いて、記録媒体
にリアルタイムに情報の長時間記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、記録媒体
に対して所定の圧縮レートで圧縮した情報を記録または
再生する情報記録再生装置および情報記録再生方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、追記型ディスク状記録媒
体(メディア)であるCD−R(Compact Di
sc Recordable)には、VCD(Vide
o CD)規格としてMPEG(Moving Pic
tuire ExpertsGroup)1規格による
圧縮方法により、動画像の記録が行われていた。この蓄
積メディアによる動画像用のMPEG1規格では、固定
圧縮レート1.5Mbpsで最大記録容量650Mby
teのデータを最大記録時間74分間にわたって記録す
ることが可能であった。
【0003】また、特開平2−231881号公報に
は、所定のデータ量圧縮を施して記録媒体に記録する電
子スチルカメラ装置において、記録媒体の残り記録容量
と外部設定される撮影希望枚数とに基づいて、残り記録
容量の中に希望した枚数に対応する画像データが記録さ
れるように、画像データのデータ圧縮率を自動的に制御
してなる電子スチルカメラ装置が開示されている。
【0004】また、特開平11−317017号公報に
は、情報を記録媒体の容量限界まで記録することに起因
する記録媒体からのデータの読み出し不能を未然に防止
することができ、記録容量が所定量に達したときにはフ
ォーマットを変換し記録追加を中断する情報記録装置、
情報記録方法及び記録媒体が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のMPEG1規格による動画像の記録方法では、固定圧
縮レートであるため、追記型ディスク状記録媒体である
CD−Rの最大記録容量に対して過不足が生じ、特に最
大記録容量を上回る情報の長時間記録を行うことができ
ないという不都合があった。
【0006】また、放送メディアに対する動画像用のM
PEG2規格を用いて、CD−Rや半導体メモリーに動
画像の記録を行った場合には、圧縮レート15Mbps
程度となるため、記録時間が短くなり、CD−Rや半導
体メモリーの最大記録容量に対して不足が生じ、不要な
空き容量ができてしまうという不都合があった。
【0007】また、超低速メディアに対する動画像用の
MPEG4規格を用いて、長時間記録とその圧縮規格に
対応した書き換え型ディスク状記録媒体であるDVD
(Digital Versatile Disc)、
HD(Hard Disc)、BD(Blue Dis
c)などのマルチメディアでは、CD−Rに比べてコス
トが高くなるという不都合があった。
【0008】また、CD−R等のMPEG1規格による
一定の固定圧縮レートによる記録だけや、DVD等のM
PEG4規格による動きに応じた可変圧縮レートだけで
は、例えば放送の録画途中で記録媒体の最大記録容量に
達してしまい、記録容量が一杯になるため、撮像したい
画像を撮り逃す可能性が生じるという不都合があった。
【0009】また、動きに応じた可変圧縮レートでは、
バッファに一旦予測データを取り込む必要があり、バッ
ファの分だけシステムのコストが高くなるという不都合
があった。
【0010】さらに、現在、画像の圧縮レートの変換に
は、小型専用機がないため、パーソナルコンピュータ
(PC:Personal Computer)が必要
であり、例えばDVD等にMPEG2規格で記録された
動画像データを手軽に圧縮レートを変換して他の記録媒
体に記録することができないという不都合があった。
【0011】また、パーソナルコンピュータでは起動時
間等が長いため、画像の圧縮レートの変換処理のための
操作に至るまでに余計な時間が必要となり、操作性が悪
いという不都合があった。
【0012】また、圧縮されたデータに対して伸張処理
を施したデータの映像出力は、低圧縮レート時に特にブ
ロックノイズなどのディジタルノイズが目立つため、画
像品質が低下するという不都合があった。
【0013】また、特開平2−231881号公報記載
の電子スチルカメラ装置は、内部専用信号を前提とした
スチルカメラによる静止画を扱うものであり、この圧縮
変換やシステムでは時間経過の概念が無いため、外部互
換信号を前提として動画像をリアルタイムに扱うことは
できないという不都合があった。
【0014】また、上述の電子スチルカメラ装置では、
使用者の要求を実現するために、入力される静止画枚数
に基づき記録画像の圧縮率を変化させているが、使用者
の要求無しにこれらの機能は動作しないため、時間経過
に対し自動的に圧縮率を変化させることができないとい
う不都合があった。
【0015】また、特開平11−317017号公報で
は、パケット記録中に記録容量が限界に達してしまう
と、その記録媒体が使用できなくなるため、これを防ぐ
目的として記録中に限界容量近くを判断したら自動的に
物理フォーマット変換として方式変換(ISO966
0)し、記録途中であっても記録媒体のファイルを正し
くクローズさせるものであるため、このフォーマットで
規定されている記録容量以上の情報は記録できないこと
から、記録途中で記録が中止されることを防ぐ目的で残
記録容量を判断し、アプリケーションフォーマットとし
て圧縮レートを変換し、記録すべき情報をすべて収録す
ることができないという不都合があった。
【0016】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、記録媒体の残記録容量に対応して圧縮
レートを時間経過に対し自動的に変更して圧縮した記録
すべき情報をすべて記録して再生する情報記録再生装置
および情報記録再生方法を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録再生装
置は、繰り返し情報を記録または再生することができる
記録媒体に対して、圧縮手段により所定の圧縮レートで
圧縮した情報の記録または再生を行う情報記録再生装置
において、記録媒体に記録すべき外部情報を入力する外
部情報入力手段と、記録媒体に記録されている情報のう
ち最新情報が記録されるエリアの情報から順に読み出し
て読み出し情報を出力する読み出し手段と、外部情報の
記録すべき情報量に応じて、読み出し情報および外部情
報の圧縮レートを変化させて再圧縮をする再圧縮手段
と、再圧縮された再圧縮読み出し情報および再圧縮外部
情報を記録媒体の最新情報が記録されるエリアに上書き
して記録する上書き手段とを備えたものである。
【0018】また、本発明の情報記録再生方法は、繰り
返し情報を記録または再生することができる記録媒体に
対して、圧縮手段により所定の圧縮レートで圧縮した情
報の記録または再生を行う情報記録再生方法において、
記録媒体に記録すべき外部情報を入力する外部情報入力
ステップと、記録媒体に記録されている情報のうち最新
情報が記録されるエリアの情報から順に読み出して読み
出し情報を出力する読み出しステップと、外部情報の記
録すべき情報量に応じて、読み出し情報および外部情報
の圧縮レートを変化させて再圧縮をする再圧縮ステップ
と、再圧縮された再圧縮読み出し情報および再圧縮外部
情報を記録媒体の最新情報が記録されるエリアに上書き
して記録する上書きステップとを備えたものである。
【0019】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。外部情報入力手段は、記録媒体に記録すべき外部情
報を入力する。読み出し手段は、記録媒体に記録されて
いる情報のうち最新情報が記録されるエリアの情報から
順に読み出して読み出し情報を出力する。再圧縮手段
は、外部情報の記録すべき情報量に応じて、読み出し情
報および外部情報の圧縮レートを変化させて再圧縮をす
る。上書き手段は、再圧縮された再圧縮読み出し情報お
よび再圧縮外部情報を記録媒体の最新情報が記録される
エリアに上書きして記録する。これにより情報記録再生
装置において、記録媒体の残記録容量に対応して圧縮レ
ートを時間経過に対し自動的に変更して圧縮した記録す
べき情報をすべて記録して再生する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本実施の形態の情報記録再生装置は、記
録媒体の残記録容量を判別し、この記録容量が満足され
る圧縮レートに自動変更して情報を記録するもので、特
に、超低速メディアによる動画像用のMPEG4規格の
圧縮方法を用いて、追記型ディスク状記録媒体であるC
D−Rにリアルタイムに動画像の長時間記録を行うもの
である。
【0021】図1は、本実施の形態が適用される記録再
生装置の構成を示すブロック図である。まず、この記録
再生装置の構成を説明する。図1において、IDE I
/F(Integrated Drive Elect
ronics Interface)10、MS I/
F(MemoryStick(板状メモリ:フラッシュ
メモリで構成される) Interface)11、P
C(Personal Computer)カード12
は、画像データを格納する記録媒体ブロック13のイン
ターフェースであり、メインバス9を介してマイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンという。)1と接続され
る。
【0022】特に、IDE I/F10は記録媒体ブロ
ック13のHDD(Hard Disc Drive)
14、CD−R(Compact Disc Reco
rdable)15、CD−RW(Compact D
isc Rewritable)15、DVD−RW
(Digital Versatile Disc R
ewritable)16等と接続される。
【0023】マイコン1は、記録媒体ブロック13に対
する再生動作時に、IDE I/F10、MS I/F
11、またはPCカード12より記録媒体ブロック13
に記録されたデータを読み出してSDRAM(Sync
hronous Dynamic Access Me
mory)5へ転送する。一方、マイコン1は、記録媒
体ブロック13に対する記録動作時に、SDRAM5か
らIDE I/F10、MS I/F11、またはPC
カード12を介して記録媒体ブロック13にデータを記
録する。
【0024】その他、マイコン1は、ユーザーインター
フェースである操作スイッチ(SW)2からのスイッチ
信号やリモートコントローラ3からのリモートコントロ
ール信号を読み込んで、動作モード等を表示するディス
プレイ8の表示駆動をするドライバ7の制御を行う。ま
た、タイマー機能を搭載する場合には、マイコン1はこ
のタイマー機能も制御可能に構成される。
【0025】なお、マイコン1の主動作は、データの読
み出しまたは書き込みであり、リアルタイムにこれを行
わせる仕様から、その他の役割の割込動作が主動作に影
響を与える場合は、別に子マイコンを搭載し、子マイコ
ンにユーザーインターフェースの入出力動作を行わせる
ものとする。この場合、子マイコンはマイコン1と通信
可能に構成される。
【0026】フラッシュROM(Read Only
Memory)4は、マイコン1の制御動作のプログラ
ムが記載されたソフトウエアが格納されたIC(集積回
路:Integrated Circuit)である。
マイコン1に内蔵ROMが無い場合や、内蔵ROMの記
録容量を上回る記録容量のソフトウエアが存在すると
き、この外部フラッシュROM4を用いる。なお、マス
クROMでも仕様は満足されるが、フラッシュROM4
を用いることで、後に記録媒体ブロック13を介してフ
ラッシュROM4の記録内容を書き換えて、機能を追加
可能とし、メンテナンス時の問題対策を可能に構成され
る。
【0027】SDRAM5は、リアルタイム再生を目的
として、IDE I/F10、MSI/F11、または
PCカード12を介して記録媒体ブロック13から読み
出した画像データを一旦蓄えるバッファである。このと
き、SDRAM5に蓄える記録容量は、DSP(Dig
ital Signal Processor)18が
受け取ったデータ単位を処理して、次のデータ単位をマ
イコン1へリクエストした時に送られるデータ分に、マ
イコン1がIDE I/F10、MS I/F11、ま
たはPCカード12を介して記録媒体ブロック13から
読み出せなかった時のその通信エラーを補うデータ量を
追加した容量となる。このとき、記録媒体ブロック13
の各記録媒体に応じた容量は不要であり、リアルタイム
再生を保持するために必要な容量のみをDRAM5にス
トックするものとする。
【0028】また、記録媒体ブロック13への記録にお
いても、DSP18から送られたデータは一旦SDRA
M5へ格納され、マイコン1はこのSDRAM5からデ
ータを取り出してIDE I/F10、MS I/F1
1、またはPCカード12を介して記録媒体ブロック1
3に記録する。つまり、マイコン1側から見た制御先、
およびDSP8側から見たデータ転送先は、SDRAM
5となる。
【0029】PCI(Peripheral Comp
onent Interconnect)ブリッジ6
は、マイコン1とDSP8間のデータを送受信させるた
めに、両者間のインターフェースを合致させるものであ
る。なお、PCIブリッジ6は、マイコン1とDSP8
のデバイスの仕様から直結可能であれば不要となるもの
である。
【0030】また、PCIブリッジ6を設けることで、
PCIインターフェースを有する機器ブロックもこのメ
インバス9に接続して、拡張可能に構成される。
【0031】ここで、DSP18は、画像処理を統合的
に行うICである。本実施の形態では、このDSP18
のデバイスとして、以下の機能が実現可能となるように
想定して構成されている。また、このDSP18のIC
自体に対して後述する各機能は、制御ソフトウエアによ
り実現され、後に機能の追加が可能となるように構成さ
れるものとする。
【0032】DSP18の各機能としては、第1に、放
送メディアに対する動画像用のMPEG(Moving
Pictuire Experts Group)2
規格のエンコードおよびデコード、第2に、記録媒体に
対する動画像用のMPEG1規格のエンコードおよびデ
コード、第3に、超低速メディアに対する動画像用のM
PEG4規格のエンコードおよびデコード、第4に、静
止画用のJPEG(Joint Photophic
Image Coding ExpertsGrou
p)規格のエンコードおよびデコード、第5に、オーデ
ィオ用のAC3(Dolby)、MAP3規格のエンコ
ードおよびデコード、第6に、OSD(On Scre
en Display)表示機能、がある。
【0033】この蓄積メディアによる動画像用のMPE
G1規格では、固定圧縮レート1.5Mbpsで最大記
録容量650Mbyteのデータを最大記録時間74分
間にわたって記録することが可能である。
【0034】また、放送メディアに対する動画像用のM
PEG2規格を用いて、CD−R,DVDや半導体メモ
リーに動画像の記録を行った場合には、圧縮レート15
Mbps程度となる。また、DVDに替えて、Blue
Discを用いてもよい。Blue Discは、レ
ーザー波長405nmの青色レーザー光を用いて、記憶
容量22.5ギガバイトの情報記録が可能なディスク状
記録媒体である。
【0035】また、超低速メディアに対する動画像用の
MPEG4規格では、動きに応じた可変圧縮レートで動
画像の記録することができる。
【0036】また、DSP18では、MPEG2規格の
データフォーマットからMPEG4規格のデータフォー
マットへの変更も行うように構成される。これは画質改
善を目的として、アナログ入力信号をMPEG4規格の
データフォーマットで圧縮する際に、一旦MPEG2規
格のデータフォーマットへエンコードした後にデコード
し、それからさらにMPEG4規格のデータフォーマッ
トでエンコードを行うものである。
【0037】また、MPEG2規格のデータフォーマッ
トの入力データをMPEG4規格のデータフォーマット
のデータとして展開する場合も同様にDSP18におい
てこれらの処理を行う。
【0038】SDRAM19は、DSP18が上述した
各機能による画像処理を行うためのバッファである。
【0039】DSP18より伸張処理した後に出力され
たディジタルビデオデータは、ビデオエンコーダ20に
おいてアナログNTSC/PAL方式のアナログビデオ
信号(コンポジット信号、Y(輝度信号)/C(クロマ
信号)、R(赤信号)G(緑信号)B(青信号)等)へ
変換されて、アンプ22、23により増幅されてアナロ
グ出力端子33から出力される。
【0040】また、ディジタルオーディオ信号はDAC
(Digital AnalogConveter)2
4でアナログオーディオ信号に変換されて、アンプ2
5、26により増幅されてアナログ出力端子34から出
力される。
【0041】VCXO(Voltage Contro
l X(Crystal) Oscilator)21
は、DSP18と出力されるアナログビデオ信号に対す
る基準クロックを出力する発振器である。
【0042】また、ビデオデコーダ29は、アナログ入
力端子35から入力され、アンプ27、28により増幅
されたNSC/PAL方式のアナログ入力信号をディジ
タルビデオデータへ変換する。変換されたディジタルビ
デオデータはDSP18へ供給される。
【0043】また、アナログ入力端子36から入力さ
れ、アンプ31、32により増幅されたアナログオーデ
ィオ信号はADC(Analog Digital C
onveter)32でディジタルオーディオデータに
変換されて、DSP18へ供給される。
【0044】このアナログ信号の入力は、外部機器より
の入力を想定した場合と、装置内部にチューナ機能等を
搭載した場合の入力を想定した場合を含むものである。
また、マイコン1は、記録媒体ブロック13に記録され
た情報のうち最新情報から順に読み出す読み出し手段3
7と、外部情報の記録すべき情報量に応じて、読み出し
情報および外部情報の圧縮レートを変化させてDSP1
8に再圧縮をさせる再圧縮手段38と、再圧縮された再
圧縮読み出し情報および再圧縮外部情報を記録媒体の最
新情報が記録されるエリアに上書きする上書き手段39
とを有して構成される。
【0045】次に、このように構成されたこの記録再生
装置の動作を説明する。まず、アナログ信号入力の場合
を説明する。アナログ入力端子35から入力された図示
しない信号源からのアナログビデオ信号はアンプ27、
28により増幅された後にビデオデコーダ29によりデ
ィジタルビデオデータに変換されてDSP18に供給さ
れ、アナログ入力端子36から入力されたアナログオー
ディオ信号はアンプ30、31により増幅された後にA
DC32によりディジタルオーディオデータに変換され
てDSP18に供給される。
【0046】DSP18に供給されたディジタルビデオ
データおよびディジタルオーディオデータはリアルタイ
ムにMPEG4規格のデータフォーマットで圧縮され
る。
【0047】ただし、ユーザーがMPEG2規格等のデ
ータフォーマットを用いて高品位画質で記録を行いたい
場合は、ユーザーは後述する図3Bに示すように、例え
ばディスプレイ8上にタッチパネル等で構成されたOS
D用操作スイッチ(SW)61〜66や、装置上のスイ
ッチ(SW)2やリモートコントローラ3から、圧縮方
法をMPEG1,MPEG2,MPEG4の中から選択
することも可能とする。
【0048】また、マイコン1は、他の装置との互換理
由から記録媒体ブロック13に接続される記録媒体の種
類、入力信号のデータフォーマットを判別し、その結果
からその記録媒体や入力信号に応じた規格のデータフォ
ーマットによる記録を無操作の初期(デフォルト)設定
として採用するものとする。例えば、記録媒体ブロック
13の記録媒体としてDVD−RW16に対しては、予
めパワーオン時にMPEG2規格によるデータフォーマ
ットが選択設定されるように設定されている。
【0049】特にアナログビデオ入力信号に対して、M
PEG4規格によるデータフォーマットが選択された場
合には、マイコン1は、IDE I/F10、MS I
/F11、またはPCカード12に接続されている記録
媒体ブロック13の記録媒体の残記録容量を、予めその
記録媒体が装着されている外部装置との通信により認識
し、その残記録容量をMPEG4規格の圧縮レートの種
類と参照して、記録可能残時間を算出し、本体装置上の
ディスプレイ8、またはDSP18内蔵の後述する図3
Aに示すOSD画面機能を用いてアナログ出力端子33
に接続されたテレビジョンモニタの画面に表示する。
【0050】図3Bに示すOSD用操作スイッチ(S
W)のメニューキー(MENUE ON)61を押す
と、図3Aに示すように、OSD画面51が表示され
る。このOSD画面51において、図3Bに示すOSD
用操作スイッチ(SW)の上下キー(↑、↓)64、6
5および決定キー66により各項目52〜55が選択さ
れる。入力項目52には「アナログ」および「Lin
e」の入力選択部56が表示され、図3Bに示した左右
キー(←、→)62、63および決定キー66により入
力項選択部56の「アナログ」または「Line」のい
ずれかが選択される。
【0051】記録メディア項目53には「CD−R」、
「MS」および「PC Card」の記録メディア項選
択部57が表示され、図3Bに示した左右キー(←、
→)62、63および決定キー66により記録メディア
項選択部57の「CD−R」、「MS」または「PC
Card」のいずれかが選択される。
【0052】記録フォーマット項目54には「MPEG
1」、「MPEG2」および「MPEG4」の記録フォ
ーマット項選択部58が表示され、図3Bに示した左右
キー(←、→)62、63および決定キー66により記
録フォーマット項選択部58の「MPEG1」、「MP
EG2」または「MPEG4」のいずれかが選択され
る。
【0053】記録レート項目55には「8Mbps」、
「6Mbps」、「4Mbps」、「2Mbps」、
「1.5Mbps」、「768kbps」、「384k
bps」、「256kbps」、「128kbps」、
「64kbps」、「32kbps」および「AUTO
(後述するオートモードを示す)」の記録レート項選択
部59が表示され、図3Bに示した左右キー(←、→)
62、63および決定キー66により記録レート項選択
部59の「8Mbps」、「6Mbps」、「4Mbp
s」、「2Mbps」、「1.5Mbps」、「768
kbps」、「384kbps」、「256kbp
s」、「128kbps」、「64kbps」、「32
kbps」または「AUTO(後述するオートモードを
示す)」のいずれかが選択される。
【0054】図3Aにおいては、入力項目52には「ア
ナログ」の入力項選択部56が選択され、記録メディア
項目53には「CD−R」の記録メディア項選択部57
が選択され、記録フォーマット項目54には「MPEG
4」の記録フォーマット項選択部58が選択され、記録
レート項目55には「256kbps」の記録レート項
選択部59が選択されたときに、図中60で示す選択さ
れた記録レート時のメディア残容量での記録可能時間表
示には、メディア残容量が「64MB」、記録可能時間
が「20分」およびこのとき記録画質は「低」、と表示
される。
【0055】例えば、残記録容量が32Mbpsの場
合、圧縮レートを示す記録レートが比較的低圧縮レート
の128kbpsであれば理論値としての時間では66
分の記録が可能となり、圧縮レートを示す記録レートが
比較的高圧縮レートの256kbpsであれば理論値と
しての時間では16分の記録が可能となる。
【0056】このように、マニュアルモードにおいて、
ユーザーは、ディスプレイ8または外部モニタ上のOS
D画面51に表示された記録可能時間により、任意の記
録レートを選択することができる。また、記録可能時間
はメディア残容量と共に表示するようにしてもよい。ま
た、記録可能時間はメディア残容量および記録画質と共
に表示するようにしてもよい。なお、記録画質は、例え
ば、「高」−1、「中」−2、「低」−3の3段階に表
示しても良い。なお、ハードウエアの構成上、1分以下
の記録時間は選択できないものとする。
【0057】特に、記録終了時間が予測できる記録動作
では、例えば、マイコン1にタイマー機能を搭載し、予
めタイマーによりタイマー時間開始時からタイマー時間
終了時までの録画時間が設定されたタイマー録画により
情報の記録を行っている場合は、DSP18により、そ
のタイマーにより録画時間全てを記録することを最優先
に、録画可能な記録レートの中で最低の圧縮レートを示
す記録レートにより自動的に圧縮処理が実行される。
【0058】そのタイマー録画による情報の記録の場合
も、必ずタイマーにより設定された録画時間を満足する
固定した記録レートで圧縮処理を実行する方法と、オー
トモード(AUTO)として、タイマー時間終了時に残
容量が「0」となるようにして、タイマー時間開始時か
らタイマー時間終了時近傍までは極力低圧縮レートを示
す比較的低速の記録レートにより圧縮処理を実行し、タ
イマー時間終了時間際には徐々に連続して高圧縮レート
を示す比較的高速の記録レートに変更することにより圧
縮処理を実行する方法がある。
【0059】従って、オートモード(AUTO)では、
タイマー時間開始時からタイマー時間終了時近傍までは
極力低圧縮レートを示す比較的低速の記録レートにより
比較的高画質の録画品質を得ることができ、タイマー時
間終了時間際では徐々に連続した高圧縮レートを示す比
較的高速の記録レートに変更することにより比較的低画
質の録画品質を得ることにより、記録画質よりも残容量
を基準とした圧縮処理を実行することができる。
【0060】また、その他に、放送信号等に記録終了時
刻を表す情報を含んでいる場合も同様にして、記録媒体
ブロック13の記録媒体に終了時刻までの情報を圧縮レ
ートを変化させることにより全て自動記録させるように
圧縮処理を実行するようにしてもよい。
【0061】また、最高圧縮レートを用いても全ての情
報の記録ができない場合は、その事実がマイコン1によ
り判断された時点、例えばタイマー設定時において警告
を発し、設定変更がなされない場合は、そのまま最高圧
縮レートにより情報の圧縮処理を実行するものとし、記
録画質よりもできるだけ多くの情報を記録できるように
記録情報量を基準とした圧縮処理を実行することができ
る。
【0062】なお、記録フォーマット項目54に、記録
フォーマット項選択部として「MPEG2」を選択する
場合でも、「MPEG2」規格のデータフォーマットの
範囲で上述のオートモードのようにタイマー記録時の圧
縮レートを示す記録レートは可変できるものとし、記録
画質よりも残容量を基準とした圧縮処理を実行すること
ができる。
【0063】このようにして、DSP18では、先に設
定されたMPEG4規格のデータフォーマットの圧縮レ
ートを用いてディジタルビデオデータおよびディジタル
オーディオデータをエンコードし、PCIブリッジ6に
よりローカルバス17およびメインバス9を介して、S
DRAM5に圧縮データを供給する。なお、DSP18
におけるのMPEG4規格のエンコードは、一旦、ディ
ジタルビデオデータおよびディジタルオーディオデータ
をMPEG2規格で圧縮した後に伸張して、その後にM
PEG4規格で圧縮する。なお、これらの圧縮処理の際
には、SDRAM19がバッファとして用いられる。
【0064】一方、DSP18で圧縮されたデータは、
同時に伸張されてビデオエンコーダ20およびDAC2
4に供給されてアナログビデオ信号およびアナログオー
ディオ信号に変換され、アンプ22、23およびアンプ
25、26により増幅されて、アナログ出力端子33、
34から出力される。このアナログビデオ信号およびア
ナログオーディオ信号は記録信号のモニタ用としてアナ
ログ出力端子33、34に接続されたテレビジョンモニ
タに出力される。
【0065】また、SDRAM5に蓄えられた圧縮デー
タはマイコン1により読み出されて、IDE I/F1
0、MS I/F11、またはPCカード12に接続さ
れている記録媒体ブロック13の記録媒体に記録され
る。
【0066】次に、ディジタルデータ信号入力の場合を
説明する。IDE I/F10、MS I/F11、ま
たはPCカード12に接続されている記録媒体ブロック
13の記録媒体から入力されてSDRAM5に保持され
るディジタルデータ信号、またはローカルバス17に接
続される図示しない例えばIEEE1394規格のディ
ジタルシリアルインターフェースからPCIブリッジ6
を介して入力されるディジタルデータ信号に対しても、
マイコン1によりSDRAM5からPCIブリッジ6を
介してDSP18へ転送され、上述と同様にDSP18
により圧縮処理が実行される。
【0067】また、ディジタルデータ信号およびアナロ
グ信号が入力される場合も含めて、複数の信号源からの
入力信号が入力可能な場合は、ユーザーがスイッチ2ま
たはリモートコントローラ3を操作することにより入力
信号を択一的に選択することができる。
【0068】また、マイコン1は、ディジタルデータ信
号のデータフォーマットを解析して、そのデータフォー
マットをディスプレイ8上の画面またはDSP18のO
SD機能を用いてアナログ出力端子33、34に接続さ
れたテレビジョンモニタ上のOSD画面に表示する。こ
の場合、マイコン1は、ディジタルデータ信号の先頭デ
ータのヘッダ部分を検出して解析することによりデータ
フォーマットを解析することができる。
【0069】入力されたディジタルデータ信号は、上述
と同様にその解析結果からその記録媒体や入力信号に応
じた規格のデータフォーマットによる記録を無操作の初
期(デフォルト)設定として上述したOSD画面上に表
示されるが、ユーザーの選択による上述したマニュアル
モードとすることも可能である。この場合、圧縮レート
の変換は、比較的低圧縮レートから比較的高圧縮レート
への変換方向のみ可能とする。
【0070】入力されたディジタル信号は、マイコン1
によりSDRAM5からPCIブリッジ6を介してDS
P18へ転送される。DSP18により、ディジタルデ
ータ信号は設定された圧縮レートまたは変更設定された
圧縮レートによる圧縮処理が実行される。
【0071】圧縮データはDSP18からSDRAM5
へ転送される。マイコン1は、SDRAM5に保持され
る圧縮データを読み出してIDE I/F10、MS
I/F11、またはPCカード12に接続されている記
録媒体ブロック13の記録媒体に記録する。
【0072】なお、記録媒体ブロック13の記録媒体に
圧縮データを記録するにあたり、4倍速、8倍速などの
比較的高速記録に対応しているCD−R等の記録媒体に
対してはデータの処理速度に応じた高速記録も可能とな
る。
【0073】また、上述したように本実施の形態では、
MPEG4規格による圧縮または伸張による高圧縮レー
トによる情報の記録を主な機能とする。このため、伸張
後の記録画質をテレビジョンモニタで再生するにあた
り、視覚上違和感のないように、圧縮時に補間操作によ
り失われた情報を補う目的で、アナログ処理を施して出
力するようにしている。このアナログ処理は、DSP1
8に搭載されるディジタルビデオフィルター機能を補完
するものである。
【0074】そのために、図1に示したビデオエンコー
ダ20の出力をY(輝度)/C(クロマ)分離し、Y
(輝度)信号に対して、図2に示すシャープネス回路ブ
ロックを設ける。このシャープネス回路ブロックにおい
て、トランジスタ41のベースにY(輝度)信号が入力
され、トランジスタ41のエミッタにバイアス用の抵抗
器45が接続されると共に、フィルタを構成する抵抗器
(R)42、コイル(L)43およびコンデンサ(C)
44が接続され、トランジスタ41のコレクタからY
(輝度)信号が出力される。
【0075】ここで、抵抗器42の抵抗値Rをマイコン
1からのコントロール信号Cにより圧縮レートに応じて
変化させる。すると、圧縮レートに応じてフィルタの通
過周波数帯域がコントロールされる。
【0076】このシャープネス回路ブロックに対するコ
ントロール信号Cにより、Y(輝度)信号の周波数特性
(f特)の高域の特定の周波数レベルを上下させてY
(輝度)信号の画質改善を実現することができる。
【0077】なお、その後、Y(輝度)/C(クロマ)
混合が施されると共に、時間軸の補正処理を施されてア
ナログ入力端子33から画質改善されたアナログビデオ
信号が出力される。
【0078】次に、繰り返し上書き記録の機能を説明す
る。特に、繰り返し記録可能な外部記録媒体として、記
録媒体ブロック13に接続された例えば半導体フラッシ
ュメモリー上にデータの記録を行う場合、最初に外部入
力情報をその記録媒体の残容量内に全て比較的低圧縮レ
ートで記録してしまい、そして限界容量に達した時、そ
の記録したデータを一旦読み出して圧縮レートを上げ
て、比較的高圧縮レートで継続入力処理している外部入
力情報と合わせて記録媒体に上書き記録を行う。
【0079】このようにして、記録媒体内の保存済みデ
ータをマイコン1の読み出し手段37により読み出し
て、マイコン読み出しデータに対して間引き処理を施す
ことにより、再圧縮手段38によりDSP18に対する
圧縮処理の圧縮レートを上げて上書き手段39により再
記録することにより、記録媒体内の間引かれた空き容量
の領域に外部情報を追加記録していくようにする。
【0080】この繰り返し上書き記録の機能は、終了時
間未定記録動作時に有効であり、短時間で記録動作を終
了した場合には高画質のデータ保存が優先的となり、長
時間記録している場合には画質よりも情報格納が優先的
に達成されることとなる。
【0081】これにより、装置を操作するユーザーの録
画モード予測行為を不要とし、さらに記録媒体の記録容
量のより有効利用を実現することができる。つまり、圧
縮レート、記録容量の両者の限界まで記録し続けること
が可能な上、事前に予測行為不要のため、記録を止めた
時点で初めて記録開始から終了までの最適記録を確定す
ることができる。
【0082】また、上述した本実施の形態の動作を、内
部バッファであるSDRAM5に対して応用することに
より、記録媒体の交換の間の情報保管に対しても有効と
なる。
【0083】これにより、早く記録媒体を交換すること
ができれば、より高品位の画像を記録することができ
る。
【0084】以下に、終了時間未定記録動作時の具体的
な繰り返し上書き記録の動作について説明する。図4
は、外部信号記録動作を示す記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。図4は、外部信号記録動作に関する
部分のみを示して、図1の構成を簡略化したものであ
る。
【0085】図5は繰り返し記録が可能なメディア(記
録媒体)の概念図である。図5に示す繰り返し記録が可
能なメディア71において、エリアA72は、繰り返し
記録が可能なメディア71内の過去に保存されたデータ
領域である。エリアB73は、空き領域である。
【0086】図4において、上述の繰り返し記録が可能
なメディア71に対して、外部アナログ入力信号の記録
が開始されたとき、図4に太い点線で示す外部入力デー
タ信号S1は、ビデオデコーダ29およびADC32に
よりディジタルデータに変換され、DSP18において
ディジタルデータは低圧縮レートにより圧縮処理が施さ
れて、SDRAM19に展開される。SDRAM19の
圧縮データが一定量に達したら、DSP18はSDRA
M19から圧縮データを読み出して、PCIブリッジ6
によりローカルバス17およびメインバス9を介してS
DRAM5に転送して格納する。
【0087】マイコン1によりSDRAM5に蓄えられ
た外部入力信号S1による圧縮データが読み出され、記
録媒体ブロック13の図5に示した繰り返し記録が可能
なメディア71のエリアB73に保存される。
【0088】なお、上述において、外部入力信号S1に
対する処理がマイコン読み出しデータS2に対する処理
よりも優先されるものとする。
【0089】図6は、ファイル単位保存の読み出しおよ
び上書きの概念図である。上述した外部入力信号S1の
記録動作により、図6Aに示すように、繰り返し記録が
可能なメディア71のエリアB81には、時間の流れに
沿って作成されたファイル単位B1、B2、B3、B4
が記録される。
【0090】図6Aにおいて、エリアB81のファイル
単位B1、B2、B3、B4は、時間の流れに沿って作
成されたファイル単位である。ファイル単位B1、B
2、B3、B4をファイルナンバー順に再生すること
で、もとの時間の流れに沿った情報を再現することがで
きる。ここで、各ファイル単位B1、B2、B3、B4
のファイル容量は、一定量に定めて作成されているもの
とする。
【0091】次に、マイコン1が繰り返し記録が可能な
メディア71のエリアB81にB4を保存した時点で新
データB5、B6を追加記録することができないため、
マイコン1が繰り返し記録が可能なメディア71のエリ
アB81の記録限界容量に達することを認識したとき、
マイコン1は記録限界に達する以前に、まず上述したO
SD画面上に記録媒体(メディア)の交換を促すメッセ
ージを表示する。
【0092】記録媒体(メディア)の容量が記録限界に
達した時に記録媒体(メディア)が交換されていない場
合は、マイコン1の読み出し手段37は、記録媒体ブロ
ック13の図6に示した繰り返し記録が可能なメディア
71のエリアB81に記録された圧縮データB1、B
2、B3、B4を新規作成順のB4、B3から順に図4
に細い点線で示すマイコン読み出しデータS2および図
6Aに示すマイコン読み出しデータ82として読み出
す。
【0093】この新規作成順に読み出される図4に示す
マイコン読み出しデータS2の読み出しの間にリアルタ
イムに入力されている外部入力データ信号S1は、マイ
コン1の再圧縮手段38からの記録媒体(メディア)の
容量が記録限界に達した情報の指令を受けて、DSP1
8で上述した低圧縮レートよりも高い高圧縮レートによ
り圧縮処理が施されて、SDRAM19に展開され続け
る。なお、この圧縮レートの変換においてファイルフォ
ーマットは不変である。
【0094】記録媒体ブロック13の図6Aに示した繰
り返し記録が可能なメディア71のエリアB81から読
み出されたマイコン読み出しデータ82または図4に示
すマイコン読み出しデータS2は、直接DSP18へ転
送される。DSP18において、マイコン1の再圧縮手
段38からの指令により、図4または図6Aに示したマ
イコン読み出しデータS2、82は、上述したリアルタ
イムに入力されている外部入力データ信号S1とで並列
処理が行われ、上述した図6Aに示したB4、B3のマ
イコン読み出しデータ82の低圧縮レートよりも高い図
6Bに示すB5、B4、B3、B6の改レート上書きフ
ァイル83の高圧縮レートにより圧縮処理が施されて、
SDRAM19に展開される。なお、図6Bに示す改レ
ート上書きファイル83のB5、B6のデータは、外部
入力データ信号S1による新データである。オーディオ
データについては、圧縮レートの変換は行わないで、タ
イムコードを用いて再同期合わせのみを実施する。
【0095】SDRAM19内の保存されている高圧縮
レートにより圧縮処理が施された図4に示す2つの外部
入力データS1およびマイコン読み出しデータS2また
は図6Bに示すB5、B4、B3、B6の改レート上書
きファイル83のデータ量が一定量のデータ転送量に達
したら、DSP18はSDRAM19から2つの外部入
力データS1およびマイコン読み出しデータS2または
図6Bに示すB5、B4、B3、B6の改レート上書き
ファイル83を読み出して、PCIブリッジ6によりロ
ーカルバス17およびメインバス9を介してSDRAM
5に転送して格納する。
【0096】マイコン1は、記録媒体ブロック13の図
6Aに示した繰り返し記録が可能なメディア71のエリ
アB81に記録されたマイコン読み出しデータ82の読
み出しを停止する。そして、マイコン1の上書き手段3
9は、SDRAM5内の高圧縮レートにより圧縮処理が
施された2つの外部入力データS1およびマイコン読み
出しデータS2または図6Bに示すB5、B4、B3、
B6の改レート上書きファイル83を、記録媒体ブロッ
ク13の図6Bに示した繰り返し記録が可能なメディア
71のエリアB84のマイコン読み出しデータ82の読
み出し済みの領域へ点線で示すB3、B4、B5、B6
のように記録動作完了ファイルとして再記録(上書き)
を行う。
【0097】なお、ここでは、各B5、B4、B3、B
6の改レート上書きファイル83の圧縮レートを各B
3、B4のマイコン読み出しファイル82の圧縮レート
の2倍として設定して、各B5、B4、B3、B6の改
レート上書きファイル83のファイル容量が、各B3、
B4のマイコン読み出しファイル82のファイル容量の
1/2となるように設定してある。
【0098】この状態で記録動作が完了した場合、図6
Bに示すエリアB84には、低圧縮レートのB1および
B2と、高圧縮レートのB3、B4、B5およびB6と
が保存されていることになる。このエリアB84を再生
した場合、B1およびB2までは高画質、B3、B4、
B5およびB6までは低画質にて画像が再生されること
になる。この場合、各ファイルは、ファイル毎にクロー
ズ(CLOSE)しているので互換性は保たれている。
【0099】上述した繰り返し上書き記録の動作におい
ては、リアルタイムに入力される外部入力データ信号S
1を圧縮して図6Aに示す繰り返し記録が可能なメディ
ア71のエリアB81へB1、B2、B3、B4のよう
に書き込みを行うことにより保存する動作が優先的に行
われる。ここで、SDRAM19内に蓄積された高圧縮
レートにより圧縮処理が施された外部入力データS1を
蓄積している間に、一旦繰り返し記録が可能なメディア
71のエリアB81へ記録して保存した圧縮データB
3、B4をマイコン読み出しデータS2、82としてD
SP18に読み出す。この2つの処理のリアルタイム性
は、並列処理を行うDSP18の処理スピードとSDR
AM19の容量との関係により確保される。
【0100】上述したように、繰り返し記録が可能なメ
ディア71のエリアB84内に高圧縮レートにより圧縮
処理が施された2つの外部入力データS1およびマイコ
ン読み出しデータS2または図6Bに示すB1、B2、
B3、B4、B5、B6のデータ量が、さらにエリアB
の容量と同じになった場合には、エリアB84のB1、
B2の圧縮データに対して上述した低圧縮レートよりも
高い高圧縮レートにより圧縮処理を施して、B3、B
4、B5、B6は高圧縮レートのまま読み出して、B
1、B2、B7、B8としてエリアB84のB1、B
2、B3、B4、B5、B6の読み出し済みの領域へB
1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、B8のよう
に記録動作完了ファイルとして再記録(上書き)を行
う。
【0101】またはさらにエリアB84のB1、B2、
B3、B4、B5、B6、B7、B8の圧縮データに対
して上述した高圧縮レートよりもさらに高い高圧縮レー
トにより圧縮処理を施して、上述の繰り返し上書き記録
の動作を繰り返して、マイコン1から動作の中止指令が
無い限り、装置の仕様で定められた最高の圧縮レートま
で圧縮レート変更して動作を続行する。
【0102】上述した繰り返し上書き記録の動作により
記録媒体ブロック13に記録された圧縮データのファイ
ルフォーマットに互換性が要求される場合は、「圧縮時
にフレーム内符号化を行いフレーム間予測処理において
時間圧縮を補うために用いるIピクチャ(I pict
ure)相当を含む情報により記録を行う方法」、また
は「連続するファイル単位」に分けて記録する方法を用
いる。以下に、これらの「連続するファイル単位」方法
および「Iピクチャ相当を含む情報単位」方法とを対比
して説明する。
【0103】一旦記録媒体へ保存したデータを読み出し
て再書き込み(上書き)を行うにあたっては、次の2つ
の条件を満足する必要がある。第1に、記録完了時の保
存データは、汎用互換性のあること、第2に、読み出す
データは、再圧縮処理が可能であること、である。
【0104】一方、保存されるデータは、時間の連続す
る映像データである。これを記録するために、2つの方
法がある。この2つの方式を上述した本実施の形態の繰
り返し上書き記録の機能に対応させるためには、各々以
下のような処理を行う必要がある。
【0105】図7は、保存されるデータを示す図であ
る。図7において、外部入力アナログ映像信号91が、
時間の経過に伴って「シーン1」〜「シーン5」まで進
行しているとき、これを記録するために、後述する2つ
の方法がある。
【0106】図8は、ファイル単位記録方法を示す図で
ある。ファイル単位記録方法では、記録中においては、
図8Aに示すように、繰り返し記録が可能なメディア1
01内には、使用済みエリアA102と、メディア(記
録媒体)への記録時に予め一定時間や一定容量にてまと
まり(ファイル)を構成して記録していくエリアB10
3とが設けられる。なお、この場合、一定時間や一定容
量の区切りが偶然にも映像シーンの区切りと一致してい
る。
【0107】また、記録完了時においては、図8Bに示
すように、繰り返し記録が可能なメディア101内に
は、使用済みエリアA102と、記録完了時のファイル
のエリアB104とが設けられる。
【0108】上述したファイル単位記録方法では、図8
Aにおいて「シーン」で区切られている一定時間や一定
容量単位毎の閉じた個々の「ファイル」が、図8Bにお
いて「ファイル001/シーン1相当」、「ファイル0
02/シーン2相当」、「ファイル003/シーン3相
当」、「ファイル004」、「ファイル005」、「フ
ァイル006」、「ファイル007」のように独立して
汎用互換性を持っている。この場合、各ファイルは、例
えば、拡張子「.mpg」を付することにより独立して
汎用互換性を持たせている。そして、再生時にはファイ
ル名を基準とした順次再生が行われ時間的連続性が達成
される。
【0109】なお、区切り単位となる一定時間や一定容
量は、読み出し再書き込み(上書き)時の装置の特にD
SP18の処理速度、SDRAM19、5の記録容量に
より決定される。ここでは、あくまでもファイル毎に読
み出され、ファイル自体が分断されることはない。
【0110】図9は、Iピクチャー相当を含む情報単位
での記録方法を示す図である。Iピクチャー相当を含む
情報単位での記録方法では、記録中においては、図9に
示すように、繰り返し記録が可能なメディア111内に
は、使用済みエリアA102と、Iピクチャーを用いて
メディア内の時間の流れに沿って「シーン1」〜「シー
ン4」と連続して記録していくエリアB113とを設け
ている。
【0111】上述したIピクチャー相当を含む情報単位
での記録方法では、メディアに保存される「シーン」全
てを1単位のファイルとして連続した汎用互換性のある
記録保存がなされていく。再生時には、この1ファイル
のみが再生される。このIピクチャー相当を含む情報単
位での記録方法では、上述したファイル単位記録方法に
比べて、画像の連続性を確保するためのファイル間の繋
ぎ再生制御が不要となる。
【0112】しかしながら、このIピクチャー相当を含
む情報単位での記録方法では、上述した読み出し再書き
込み(上書き)動作の読み出し動作にあたり、上述した
ファイル単位記録方法のようにこのファイルを全て一度
に読み出し処理することは、ファイル容量によっては装
置の他の動作と干渉することが考えられる。特に、リア
ルタイムデータは常にSDRAM19に蓄積されている
ので、この読み出し作業に時間を要するとメモリーの書
き込み読み出し動作を適正に行うことができなくなる。
【0113】そこで、これを回避するために、このファ
イルを分断し、空いた時間に細かく読み出す処理を行
う。しかしながら、上述した第1の条件である、記録完
了時の保存データは、汎用互換性のあることに対して、
以下の状態が発生する恐れがある。これは、第1に、フ
ァイルを分断して読み出すと、残ったファイルは寸断さ
れた形となり、汎用互換性が保てなくなる、第2に、一
定単位で分断すると再圧縮処理が不可能な可能性が生じ
る。
【0114】これらの状態を解決するために、このIピ
クチャー相当を含む情報単位での記録方法では、以下の
処理を盛り込む必要性が発生する。図10は、Iピクチ
ャー相当を含む情報単位保存の読み出しおよび上書き
(再書き込み)の概念図である。図10においては、繰
り返し記録が可能なメディア121内には、使用済みエ
リアA122と、後述するIピクチャー相当を含む情報
単位からなるエリアB123とが設けられている。
【0115】まず、上述した第2の状態に対しては、再
圧縮処理可能とするためには、図10Aに示すように、
「分析するデータ内には必ず圧縮基準となるIピクチャ
ー相当の情報を含ませる」ことが必要となる。言い換え
ると、予め記録時にSDRAM19,5等のメモリーの
読み出し書き込みの動作を適正に行うことができる間隔
で、図10Aに示すエリアB123におけるIPP(D
1)、IPP(D2)、IPP(D3)、IPP(D
4)、IPP(D5)のようにIピクチャー相当を含ん
だ前後の因果関係を持つデータを処理単位として切り出
して、この情報単位毎ににIピクチャー相当の情報を埋
め込んでおくように処理する。なお、P(Predic
tive)ピクチャーは、順方向予測で生成されるピク
チャーである。
【0116】マイコン1の読み出し手段37は、記録媒
体ブロック13の図10Aに示した繰り返し記録が可能
なメディア121のエリアB123に記録された圧縮デ
ータD1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D
8、D9を新規作成順のD9、D8、D7、D6から順
に図4に示すマイコン読み出しデータS2または図10
Aに示すマイコン読み出しデータ124として読み出
す。
【0117】この新規作成順に読み出される図4に示す
マイコン読み出しデータS2の読み出しの間にリアルタ
イムに入力されている外部入力データ信号S1は、マイ
コン1の再圧縮手段38からの記録媒体(メディア)の
容量が記録限界に達した情報の指令を受けて、DSP1
8で上述した低圧縮レートよりも高い高圧縮レートによ
り圧縮処理が施されて、SDRAM19に展開され続け
る。なお、この圧縮レートの変換においてファイルフォ
ーマットは不変である。
【0118】記録媒体ブロック13の図10Aに示した
繰り返し記録が可能なメディア121のエリアB123
から読み出されたマイコン読み出しデータ124または
図4に示すマイコン読み出しデータS2は、直接DSP
18へ転送される。DSP18において、マイコン1の
再圧縮手段38からの指令により、図4または図10A
に示したマイコン読み出しデータS2、124は、上述
したリアルタイムに入力されている外部入力データ信号
S1とで並列処理が行われ、上述した図10Aに示した
D9、D8、D7、D6のマイコン読み出しデータ12
4の低圧縮レートよりも高い図10Bに示すD6、D1
0、D7、D8、D11、D9の改レート上書きデータ
125の高圧縮レートにより圧縮処理が施されて、SD
RAM19に展開される。なお、D10、D11は外部
入力データ信号S1による新データ126である。オー
ディオデータについては、圧縮レートの変換は行わない
で、タイムコードを用いて再同期合わせのみを実施す
る。
【0119】SDRAM19内の保存されている高圧縮
レートにより圧縮処理が施された図4に示す2つの外部
入力データS1およびマイコン読み出しデータS2また
は図10Bに示すD6、D10、D7、D8、D11、
D9の改レート上書きデータ125のデータ量が一定量
になったら、DSP18はSDRAM19から2つの外
部入力データS1およびマイコン読み出しデータS2ま
たは図10Bに示すD6、D10、D7、D8、D1
1、D9の改レート上書きデータ125を読み出して、
PCIブリッジ6によりローカルバス17およびメイン
バス9を介してSDRAM5に転送して格納する。
【0120】マイコン1は、記録媒体ブロック13の図
10Aに示した繰り返し記録が可能なメディア121の
エリアB123に記録されたマイコン読み出しデータ1
24の読み出しを停止する。そして、マイコン1の上書
き手段39は、SDRAM5内の高圧縮レートにより圧
縮処理が施された2つの外部入力データS1およびマイ
コン読み出しデータS2または図10Bに示すD6、D
10、D7、D8、D11、D9の改レート上書きデー
タ125を、記録媒体ブロック13の図10Bに示した
繰り返し記録が可能なメディア121のエリアB127
のマイコン読み出しデータ124の読み出し済みの領域
へ再書き込みデータとして再記録(上書き)を行う。
【0121】図11は、Iピクチャー相当を含む情報単
位保存の記録中および記録完了後のフォーマットを示す
図である。図11においては、繰り返し記録が可能なメ
ディア131内には、使用済みエリアA132と、後述
する記録中は仮保存状態のエリアB133と、記録完了
後は汎用互換性を有するようにフォーマットされたエリ
アB134とが設けられている。
【0122】また、上述した第1の状態に対しては、こ
のIピクチャー相当を含む情報単位での記録方法のデー
タ保存動作では、あくまで装置内部のSDRAM19、
5等のメモリーの如く、汎用互換性を無視したアドレス
参照の保存がなされていくことを前提とし、記録終了時
に記録されたデータに対して汎用互換性を有するフォー
マッティングを行い、ファイルを閉じるように処理をす
る。つまり、図11Aに示すように、記録中では、エリ
アB133にはランダムに分断記録されたD6、D1
0、D7、D8、D11、D9のデータが繰り返し記録
が可能なメディア131上に展開されているのみであ
り、図11Bに示すように、これを記録終了後、エリア
B134においてD6、D7、D8、D9、D10、D
11のように時間軸に沿い関連付けを行うようにフォー
マット処理する。なお、エリアB134の先頭部分には
フォーマット情報を記載したヘッダ135を設けるよう
にする。
【0123】このように、図11A示す記録中では、エ
リアB133は、低圧縮レートのD1〜D5と、上書き
された高圧縮レートのD6、D10、D7、D8、D1
1、D9とが仮保存状態となっているが、これを時間軸
に合わせて再配置し直して、さらにファイルフォーマッ
トとしてクローズ(CLOSE)させることにより、図
11Bに示す記録完了後には、エリアB134は、低圧
縮レートのD1〜D5と、高圧縮レートのD6〜D11
とが保存されることになる。このエリアB134を再生
した場合、D1〜D5までは高画質、D6〜D11まで
は低画質にて画像が再生されることになる。このため、
このIピクチャー相当を含む情報単位の記録動作では、
記録動作終了後に、上述のフォーマット作業を行う時間
を要することになる。
【0124】また、上述した本実施の形態の動作を、内
部バッファであるSDRAM5に対して応用することに
より、記録媒体の交換の間の情報保管に対しても有効と
なる。これにより、早く記録媒体を交換することができ
れば、より高品位の画像を記録することができる。
【0125】この場合、SDRAM5を上述の外部記録
媒体13に替えて使用して、上書き保存動作を繰り返さ
せる。なお、SDRAM5に保存するデータ自体は、独
自フォーマットでも構わないので、例えば、Iピクチャ
ーのみのファイルによる静止画形式にて連続データを保
存しても良い。
【0126】上述した本実施の形態によれば、低価格の
記録媒体であるCD−Rに長時間記録を可能とすること
で、記録コストを低下させることができる。
【0127】また、DVD等の大容量記録媒体に記録さ
れた情報を、小型記録媒体にも記録媒体を変換して記録
することにより、例えば通勤途中にPDA(Perso
nal Digital Assistant)などで
再生することも可能となる。この場合、画質よりも記録
内容が重要であり、高圧縮レートで記録することで長時
間の情報を蓄積させることが可能となる。
【0128】また、記録媒体の残容量に応じた圧縮レー
トとなる記録レートを採用することで、記録媒体に無駄
が無く、またタイマー記録時等でも撮り逃しをすること
なく記録をすることができる。
【0129】また、パーソナルコンピュータを使用せず
手軽に画像変換を行うことができ、また、パーソナルコ
ンピュータを使用しないので、パーソナルコンピュータ
を起動させるための無駄な時間も必要とすることがな
い。
【0130】また、アナログ回路での画質処理において
圧縮レートに応じた画質補正をかけることにより、安定
した画像を再生することができる。
【0131】
【発明の効果】この発明の情報記録再生装置は、繰り返
し情報を記録または再生することができる記録媒体に対
して、圧縮手段により所定の圧縮レートで圧縮した情報
の記録または再生を行う情報記録再生装置において、記
録媒体に記録すべき外部情報を入力する外部情報入力手
段と、記録媒体に記録されている情報のうち最新情報が
記録されるエリアの情報から順に読み出して読み出し情
報を出力する読み出し手段と、外部情報の記録すべき情
報量に応じて、読み出し情報および外部情報の圧縮レー
トを変化させて再圧縮をする再圧縮手段と、再圧縮され
た再圧縮読み出し情報および再圧縮外部情報を記録媒体
の最新情報が記録されるエリアに上書きして記録する上
書き手段とを備えたので、記録媒体の残記録容量を判別
し、この記録容量が満足される圧縮レートに自動変更し
て情報を記録することにより、変更した圧縮レートの圧
縮方法を用いて、記録媒体にリアルタイムに情報の長時
間記録を行うことができるという効果を奏する。
【0132】また、この発明の情報記録再生装置は、上
述において、再圧縮手段は、記録媒体または外部情報の
フォーマットの種類に応じて、圧縮レートを変化させて
再圧縮をするので、記録媒体または外部情報のフォーマ
ットの種類に最適な圧縮レートで情報の記録を行うこと
ができるという効果を奏する。
【0133】また、この発明の情報記録再生装置は、上
述において、再圧縮手段は、入力手段による任意の設定
により、圧縮レートを変化させて再圧縮をするので、マ
ニュアルモードにより記録可能時間や記録媒体の残容量
に応じて任意の圧縮レートで情報の記録をすることがで
きるという効果を奏する。
【0134】また、この発明の情報記録再生装置は、上
述において、再圧縮手段は、少なくとも記録媒体に記録
すべき記録開始時には低圧縮レートにより再圧縮を行
い、その後に高圧縮レートにより再圧縮を行うので、オ
ートモードにより記録開始時から終了時近傍までは極力
低圧縮レートを示す比較的低速の記録レートにより比較
的高画質の録画品質を得ることができ、終了時間際では
徐々に連続した高圧縮レートを示す比較的高速の記録レ
ートに変更することより比較的低画質の録画品質を得る
ことにより、記録画質よりも残容量を基準とした圧縮処
理を実行することができるという効果を奏する。
【0135】また、この発明の情報記録再生装置は、上
述において、高圧縮レートにより再圧縮を行って記録媒
体の最新情報が記録されるエリアに上書きして記録され
た読み出し情報および外部情報の再生を行う際に、高圧
縮レートに応じた再生処理を施すので、圧縮時に補間操
作により失われた情報を補うことにより視覚上違和感の
ない再生画像を得ることができるという効果を奏する。
【0136】また、この発明の情報記録再生方法は、繰
り返し情報を記録または再生することができる記録媒体
に対して、圧縮手段により所定の圧縮レートで圧縮した
情報の記録または再生を行う情報記録再生方法におい
て、記録媒体に記録すべき外部情報を入力する外部情報
入力ステップと、記録媒体に記録されている情報のうち
最新情報が記録されるエリアの情報から順に読み出して
読み出し情報を出力する読み出しステップと、外部情報
の記録すべき情報量に応じて、読み出し情報および外部
情報の圧縮レートを変化させて再圧縮をする再圧縮ステ
ップと、再圧縮された再圧縮読み出し情報および再圧縮
外部情報を記録媒体の最新情報が記録されるエリアに上
書きして記録する上書きステップとを備えたので、記録
媒体の残記録容量を判別し、この記録容量が満足される
圧縮レートに自動変更して情報を記録することにより、
変更した圧縮レートの圧縮方法を用いて、記録媒体にリ
アルタイムに情報の長時間記録を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0137】また、この発明の情報記録再生方法は、上
述において、再圧縮ステップは、記録媒体または外部情
報のフォーマットの種類に応じて、圧縮レートを変化さ
せて再圧縮をするので、記録媒体または外部情報のフォ
ーマットの種類に最適な圧縮レートで情報の記録を行う
ことができるという効果を奏する。
【0138】また、この発明の情報記録再生方法は、上
述において、再圧縮ステップは、入力手段による任意の
設定により、圧縮レートを変化させて再圧縮をするの
で、マニュアルモードにより記録可能時間や記録媒体の
残容量に応じて任意の圧縮レートで情報の記録をするこ
とができるという効果を奏する。
【0139】また、この発明の情報記録再生方法は、上
述において、再圧縮ステップは、少なくとも記録媒体に
記録すべき記録開始時には低圧縮レートにより再圧縮を
行い、その後に高圧縮レートにより再圧縮を行うので、
オートモードにより記録開始時から終了時近傍までは極
力低圧縮レートを示す比較的低速の記録レートにより比
較的高画質の録画品質を得ることができ、終了時間際で
は徐々に連続した高圧縮レートを示す比較的高速の記録
レートに変更することより比較的低画質の録画品質を得
ることにより、記録画質よりも残容量を基準とした圧縮
処理を実行することができるという効果を奏する。
【0140】また、この発明の情報記録再生方法は、上
述において、高圧縮レートにより再圧縮を行って記録媒
体の最新情報が記録されるエリアに上書きして記録され
た読み出し情報および外部情報の再生を行う際に、高圧
縮レートに応じた再生処理を施すので、圧縮時に補間操
作により失われた情報を補うことにより視覚上違和感の
ない再生画像を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用される記録再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】シャープネス回路ブロック例を示す図である。
【図3】OSD画面例を示す図であり、図3AはOSD
画面、図3BはOSD用操作SWである。
【図4】外部信号記録動作を示す記録再生装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】繰り返し記録が可能なメディアの概念図であ
る。
【図6】ファイル単位保存の読み出しおよび上書きの概
念図であり、図6Aは読み出し、図6Bは上書きであ
る。
【図7】保存されるデータを示す図である。
【図8】ファイル単位記録方法を示す図であり、図8A
は記録時のファイル構成、図8Bは記録完了時のファイ
ルである。
【図9】Iピクチャー相当を含む情報単位での記録方法
を示す図である。
【図10】Iピクチャー相当を含む情報単位保存の読み
出しおよび上書きの概念図であり、図10Aは読み出
し、図10Bは再書き込み(上書き)である。
【図11】Iピクチャー相当を含む情報単位保存の記録
中および記録完了後のフォーマットを示す図であり、図
11Aは記録中のフォーマット、図11Bは記録完了後
のフォーマットである。
【符号の説明】
1……マイコン(マイクロコンピュータ)、2……スイ
ッチ(SW)、3……リモートコントローラ、4……フ
ラッシュROM、5……SDRAM、6……PCIブリ
ッジ、7……ドライバ、8……ディスプレイ、9……メ
インバス、10……IDE I/F、11……MS I
/F、12……PCカード、13……記録媒体ブロッ
ク、14……HDD、15……CD−R/W、16……
DVD−RW、17……ローカルバス、18……DS
P、19……SDRAM、20……ビデオエンコーダ、
21……VCXO、22、23……アンプ、24……D
AC、25、26……アンプ、27、28……アンプ、
29……ビデオデコーダ、30、31……アンプ、32
……ADC、33、34……アナログ出力端子、35、
36……アナログ入力端子、37……読み出し手段、3
8……再圧縮手段、39……上書き手段、41……トラ
ンジスタ、42……抵抗器(R)、43……コイル
(L)、44……コンデンサ(C)、45……抵抗器、
C……コントロール信号、51……OSD画面、52…
…入力項目、53……記録メディア項目、54……記録
フォーマット項目、55……記録レート項目、56……
入力項選択部、57……記録メディア項選択部、58…
…記録フォーマット項選択部、59……記録レート項選
択部、60……選択された記録レート時のメディア残容
量での記録可能時間、61……メニューキー、62……
左キー、63……右キー、64……上キー、65……下
キー、66……決定キー、S1……外部入力データ、S
2……マイコン読み出しデータ、71……繰り返し記録
が可能なメディア、72……エリアA(過去に保存され
たデータ領域)、73……エリアB(空き容量領域)、
81……エリアB(時間の流れに沿い作成されたファイ
ル単位)、82……マイコン読み出しファイル、83…
…改レート上書きファイル、84……エリアB(記録動
作完了ファイル)、91……外部入力アナログ映像信
号、101……繰り返し記録が可能なメディア、102
……エリアA(使用済み領域)、103……エリアB
(メディア記録時に予め一定時間や一定容量にてまとま
り(ファイル)を構成して記録していく)、104……
エリアB(記録完了時のファイル)、111……繰り返
し記録が可能なメディア、112……エリアA、113
……エリアB(メディア内に時間の流れに沿い連続して
記録していく(Iピクチャーを用いる))、121……
繰り返し記録が可能なメディア、122……エリアA、
123……エリアB(Iピクチャー相当を含む情報単
位)、124……マイコン読み出しデータル、125…
…改レート上書きデータ、127……エリアB(再書き
込みデータ)、131……繰り返し記録が可能なメディ
ア、132……エリアA、133……エリアB(記録中
は仮保存状態)、134……エリアB(記録完了後のフ
ォーマット)、135……ヘッダ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA04 CC11 DD10 5C053 FA24 GA11 GB37 LA11 5C059 KK34 MA00 PP04 SS13 TA60 TB08 TC45 TD11 UA02 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC04 DE49 DE53 EF05 FG18 GK02 GK07 5D110 AA13 AA17 AA27 AA29 DA04 DA06 DA11 DA12 DB03 DC05 DC15 DE04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し情報を記録または再生すること
    ができる記録媒体に対して、圧縮手段により所定の圧縮
    レートで圧縮した情報の記録または再生を行う情報記録
    再生装置において、 上記記録媒体に記録すべき外部情報を入力する外部情報
    入力手段と、 上記記録媒体に記録されている情報のうち最新情報が記
    録されるエリアの情報から順に読み出して読み出し情報
    を出力する読み出し手段と、 上記外部情報の記録すべき情報量に応じて、上記読み出
    し情報および上記外部情報の圧縮レートを変化させて再
    圧縮をする再圧縮手段と、 再圧縮された上記再圧縮読み出し情報および上記再圧縮
    外部情報を上記記録媒体の上記最新情報が記録されるエ
    リアに上書きして記録する上書き手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 上記再圧縮手段は、上記記録媒体または上記外部情報の
    フォーマットの種類に応じて、上記圧縮レートを変化さ
    せて再圧縮をすることを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報記録再生装置におい
    て、 上記再圧縮手段は、入力手段による任意の設定により、
    圧縮レートを変化させて再圧縮をすることを特徴とする
    情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 上記再圧縮手段は、少なくとも上記記録媒体に記録すべ
    き記録開始時には低圧縮レートにより再圧縮を行い、そ
    の後に高圧縮レートにより再圧縮を行うことを特徴とす
    る情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報記録再生装置におい
    て、 上記高圧縮レートにより再圧縮を行って上記記録媒体の
    上記最新情報が記録されるエリアに上書きして記録され
    た上記読み出し情報および上記外部情報の再生を行う際
    に、上記高圧縮レートに応じた再生処理を施すことを特
    徴とする情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 繰り返し情報を記録または再生すること
    ができる記録媒体に対して、圧縮手段により所定の圧縮
    レートで圧縮した情報の記録または再生を行う情報記録
    再生方法において、 上記記録媒体に記録すべき外部情報を入力する外部情報
    入力ステップと、 上記記録媒体に記録されている情報のうち最新情報が記
    録されるエリアの情報から順に読み出して読み出し情報
    を出力する読み出しステップと、 上記外部情報の記録すべき情報量に応じて、上記読み出
    し情報および上記外部情報の圧縮レートを変化させて再
    圧縮をする再圧縮ステップと、 再圧縮された上記再圧縮読み出し情報および上記再圧縮
    外部情報を上記記録媒体の上記最新情報が記録されるエ
    リアに上書きして記録する上書きステップと、 を備えたことを特徴とする情報記録再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報記録再生方法におい
    て、 上記再圧縮ステップは、上記記録媒体または上記外部情
    報のフォーマットの種類に応じて、上記圧縮レートを変
    化させて再圧縮をすることを特徴とする情報記録再生方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報記録再生方法におい
    て、 上記再圧縮ステップは、入力手段による任意の設定によ
    り、圧縮レートを変化させて再圧縮をすることを特徴と
    する情報記録再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の情報記録再生方法におい
    て、 上記再圧縮ステップは、少なくとも上記記録媒体に記録
    すべき記録開始時には低圧縮レートにより再圧縮を行
    い、その後に高圧縮レートにより再圧縮を行うことを特
    徴とする情報記録再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報記録再生方法にお
    いて、 上記高圧縮レートにより再圧縮を行って上記記録媒体の
    上記最新情報が記録されるエリアに上書きして記録され
    た上記読み出し情報および上記外部情報の再生を行う際
    に、上記高圧縮レートに応じた再生処理を施すことを特
    徴とする情報記録再生方法。
JP2001024371A 2001-01-31 2001-01-31 情報記録再生装置および情報記録再生方法 Pending JP2002230899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024371A JP2002230899A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 情報記録再生装置および情報記録再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001024371A JP2002230899A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 情報記録再生装置および情報記録再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002230899A true JP2002230899A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18889518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001024371A Pending JP2002230899A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 情報記録再生装置および情報記録再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002230899A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004260452A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Sony Corp 記録装置及び記録方法
US7061841B2 (en) 2001-09-26 2006-06-13 Teac Corporation Optical disc recording/reproducing apparatus and data recording method for use with such apparatus
JP2007531186A (ja) * 2004-03-23 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データの多数の組の記憶媒体への記録
US7936398B2 (en) 2004-08-06 2011-05-03 Canon Kabushiki Kaisha Video signal processing apparatus for converting video signal types

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7061841B2 (en) 2001-09-26 2006-06-13 Teac Corporation Optical disc recording/reproducing apparatus and data recording method for use with such apparatus
JP2004260452A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Sony Corp 記録装置及び記録方法
JP2007531186A (ja) * 2004-03-23 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データの多数の組の記憶媒体への記録
US7936398B2 (en) 2004-08-06 2011-05-03 Canon Kabushiki Kaisha Video signal processing apparatus for converting video signal types

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8244114B2 (en) Recording apparatus and recording method, playback apparatus and playback method, recording/playback apparatus and recording/playback method, and program
JP3658144B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP2002016883A (ja) 動映像の記録/再生方法
JP3607598B2 (ja) スキップ機能を備えた画像記録再生装置
JP2005033383A (ja) 動画像編集装置及びその制御方法
KR100977919B1 (ko) 재생 장치
JP3860428B2 (ja) 画像記録装置
JP2002230899A (ja) 情報記録再生装置および情報記録再生方法
JP2007042197A (ja) 複合型記録再生装置
JP4495906B2 (ja) 画像記録再生装置及び方法
JPWO2004102561A1 (ja) コンテンツ記録再生装置および方法
KR100883119B1 (ko) 동영상 파일 목록 편집 방법
JP2002094939A (ja) 記録装置および再生装置
JP3736146B2 (ja) 情報記憶媒体、および動画音声記録再生装置
JP2005072799A (ja) 記録装置と記録方法
JP3104416B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3901538B2 (ja) 映像データ記録再生装置及び映像データ記録再生方法
JP2003324680A (ja) 記録再生装置、記録再生方法
JP2864950B2 (ja) 圧縮された動画像データの管理方法
JP3746112B2 (ja) 動画像編集方法および同方法を適用したシステム
JP3104415B2 (ja) 情報記録再生装置
KR100950610B1 (ko) 재생 장치
JP2004172887A (ja) データファイル複写システム
JP3954598B2 (ja) スキップ機能を備えた画像再生装置
JP2005012270A (ja) 録画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090331