JP2002230492A - 複合情報記録カードの使用方法及びその通信システム並びにプログラム記憶媒体 - Google Patents

複合情報記録カードの使用方法及びその通信システム並びにプログラム記憶媒体

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JP2002230492A
JP2002230492A JP2001025145A JP2001025145A JP2002230492A JP 2002230492 A JP2002230492 A JP 2002230492A JP 2001025145 A JP2001025145 A JP 2001025145A JP 2001025145 A JP2001025145 A JP 2001025145A JP 2002230492 A JP2002230492 A JP 2002230492A
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胤基 山田
Tetsuya Oguri
徹也 小栗
Masayuki Tomita
昌之 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光メディア及び非接触ICチップを一つのカ
ードに設けた複合情報記録カードの多様な分野における
効果的な活用を可能にする。 【解決手段】 一つの複合情報記録カード21に光メデ
ィア22及び非接触ICチップ23を設けている。光メ
ディア22の広告提供及びウェブサイトアクセスに使用
するユーテリティ用を含む再生情報、及び非接触ICチ
ップ23の引取・診療・入退場・入出庫を含む個人認証
に使用する読取情報を、光メディア情報再生装置10、
及びICチップ情報読取装置11を設置した現場で利用
する。又は、再生情報、読取情報をデジタル固定通信網
1、デジタル移動通信網2、携帯電話機3、小型汎用コ
ンピュータ装置5,6を通じて運営通信システム4に転
送し、この遠隔地又は現場との連携において利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体
(光メディア/CD−ROM,CD−RW等)及び非接
触半導体集積回路(非接触ICチップ)を一つのカード
に設けた複合情報記録カードの使用方法及びその通信シ
ステム並びにプログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のカードにおいて、個人を識
別する情報媒体としては、磁気ストライプが知られてい
る。この磁気ストライプに個人識別番号を格納してい
る。この磁気ストライプの個人識別番号は、偽造や、な
りすましなどの悪用されることが多いことや、格納情報
量が少なく、その改善が可能な固体メモリを内蔵したI
Cカードが用いられている。このICカードは、専用の
読取装置に機械的に装着して、瞬時的にデータの読み取
り/書き込み(適宜、R/Wと略記する)を実行する例
や、電磁波(無線)による瞬時的なデータの読み取り/
書き込みが可能な非接触ICチップが用いられている。
【0003】ICカードには、周知の接触型(CPU内
蔵又はシリアルメモリ)があり、また、非接触型があ
る。この非接触型は、通信距離が数mm程度の密着型か
ら70cm程度の近傍型があり、この近傍型は、例え
ば、駅のゲート通過用の繰り返し使用可能な定期券とし
て利用されている。
【0004】さらに、大容量の情報記憶媒体としては、
MOや光メディア(CD−ROM,CD−RW等)が既
知である。CD−ROMは、小型汎用コンピュータの内
蔵ドライプ装置や外付けドライプ装置に装着して、その
データの読み取りを行っている例が多い。なお、CD−
RWも書き込みが行える以外はCD−ROMと同様に取
り扱われる。
【0005】このように非接触ICチップは、記憶容量
が比較的少ないが、読み取り/書き込みが高速で行われ
る特徴があり、これに比較してCD−ROMは記憶容量
が比較的大きく、読み取り/書き込みが遅いという特徴
がある。このようなそれぞれの特徴に基づいた使用が可
能な複合情報記録カードが使用されている。
【0006】この種の複合情報記録カードは、公共分
野、産業分野、金融分野などでの多様な利用(ビジネス
モデル)が考えられるが、それぞれの利用分野ごとに、
複合情報記録カードを的確・有効に活用するビジネスモ
デルを確立する必要がある。
【0007】例えば、従来の顧客マネジメントでは、次
のような問題があった。 (1)提供側(企業)側の論理による商品販売システム
である。 (2)販売後における顧客対応が的確に行われなかっ
た。 (3)販売先を把握することなく販売しっぱなしであっ
た。 (4)誰にどれだけ的確に食い込んでいるかが不明(on
e-to-oneマーケティング不完全)であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
の複合情報記録カードは、各種の分野での活用が可能で
あるが、多様な分野、例えば、医療、倉庫・運送、遊戯
(パチンコ)、自動車販売等々において効果的な活用が
出来ていないものであった。換言すれば、前記した従来
の顧客マネジメント(1)から(4)の改善を図った、
特に通信ネットワークを利用したシステム構築が望まれ
ていた。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、光情報記録媒体及び半導体
集積回路を一つのカードに設けた複合情報記録カードの
多様な分野における効果的な活用が可能な複合情報記録
カードの使用方法及びその通信システム並びにプログラ
ム記憶媒体の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の複合情報記録カードの使用方法は、光情報
記録媒体及び半導体集積回路を一つのカードに設けた複
合情報記録カードを使用するものであり、前記光情報記
録媒体に広告提供及びウェブサイトアクセスに使用する
ユーテリティを含む再生情報を格納し、前記半導体集積
回路に、引取、診療、入退場又は入出庫等に関する情報
を含む読取情報を格納し、前記光情報記録媒体の再生情
報を、再生装置を設置した現場で利用し、又は通信ネッ
トワークを通じて処理装置に転送して、この遠隔地又は
現場の再生装置との連携において利用し、かつ、前記半
導体集積回路の読取情報を、読取装置を設置した現場で
利用し、又は通信ネットワークを通じて処理装置に転送
して、この遠隔地又は現場の読取装置との連携において
利用することを特徴としている。
【0011】本発明の方法は、前記ウェブサイトに、光
情報記録媒体のユーテリティ再生情報によってアクセス
する際に、アクセス者の情報を入力・転送し、この転送
情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブサイトの
ホームページ及び/又は電子メールを通じた情報伝達に
利用することを特徴としている。
【0012】本発明の方法は、前記半導体集積回路の読
取情報を、読取装置を設置した現場で利用し、又は通信
ネットワークを通じて処理装置に転送し、この遠隔地又
は現場の読取装置との連携において利用する際に、診
療、銀行で使用するカードを含む情報媒体の再生情報と
連携した処理を実行することを特徴としている。
【0013】本発明の方法は、前記複合情報記録カード
面に、広告又は名刺を含む情報を掲載することを特徴と
している。
【0014】本発明の複合情報記録カード通信システム
は、光情報記録媒体及び半導体集積回路を一つのカード
に設けた複合情報記録カードを使用するためのものであ
り、前記光情報記録媒体に格納した広告提供及びウェブ
サイトアクセスに使用するユーテリティを含む再生情報
を、再生現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて
処理装置に転送して、この遠隔地又は現場での連携にお
いて利用するための再生処理・通信手段と、前記半導体
集積回路に引取・診療・入退場・入出庫を含む個人認証
に使用する読取情報を、再生現場で利用し、又は通信ネ
ットワークを通じて処理装置に転送して、この遠隔地又
は現場での連携において利用するための読取処理・通信
手段とを備えることを特徴としている。
【0015】本発明のシステムは、前記再生処理・通信
手段に、前記光情報記録媒体の再生情報を前記再生処理
・通信手段単独又は通信ネットワークを通じた処理装置
との連携において書き替える書替手段を備えることを特
徴としている。
【0016】本発明のシステムは、前記読取処理・通信
手段に、前記半導体集積回路の読取情報を前記読取処理
・通信手段単独又は通信ネットワークを通じた処理装置
との連携において書き替える書替手段を備えることを特
徴としている。
【0017】本発明のシステムは、前記通信ネットワー
クを通じた処理装置が、TCP/IPネットワークに収
容されるウェブサーバを含むウェブサイト装置であるこ
とを特徴としている。
【0018】本発明のシステムは、前記再生処理・通信
手段が、TCP/IPネットワークに収容される汎用コ
ンピュータであることを特徴としている。
【0019】本発明のシステムは、前記通信ネットワー
クが、TCP/IPネットワークであり、このTCP/
IPネットワーク上のウェブサーバを含むウェブサイト
装置に光情報記録媒体のユーテリティ再生情報をもって
アクセスし、又は、光情報記録媒体のユーテリティ再生
情報によって、前記通信ネットワークを通じてコンピュ
ータ対コンピュータ通信を実行することを特徴としてい
る。
【0020】本発明のシステムは、前記ウェブサイトに
光情報記録媒体のユーテリティ再生情報によってアクセ
スする際に、アクセス者の個人情報を入力又は転送し、
この情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブサイ
トのホームページ及び/又は電子メールを通じた情報伝
達に利用することを特徴としている。
【0021】本発明のシステムは、前記通信ネットワー
クを通じた処理装置への転送を、インターネットアクセ
スが可能な携帯電話機を通じて実行することを特徴とし
ている。
【0022】本発明のシステムは、前記複合情報記録カ
ードの一面又は両面に、複数の光情報記録媒体及び半導
体集積回路を設けたことを特徴としている。
【0023】本発明のシステムは、前記半導体集積回路
が、読取処理・通信手段からの電磁波を処理して電源供
給を行うことを特徴としている。
【0024】本発明のシステムは、前記半導体集積回路
の読取情報を、TCP/IPネットワーク上のネット銀
行通信システムとの間の決済における個人認証に使用す
ることを特徴としている。
【0025】本発明のプログラム記憶媒体は、光情報記
録媒体に格納した広告提供及びウェブサイトアクセスに
使用するユーテリティを含む再生情報を、再生現場で利
用し、又は通信ネットワークを通じて処理装置に転送し
て、この遠隔地又は現場での連携において利用するステ
ップと、前記半導体集積回路に、引取、診療、入退場又
は入出庫等に関する個人情報を含む読取情報を、再生現
場で利用し、又は通信ネットワークを通じて処理装置に
転送して、この遠隔地又は現場での連携において利用す
るためのステップとの処理制御をコンピュータが実行す
るためのプログラムデータを格納したことを特徴として
いる。
【0026】本発明のプログラム記憶媒体は、光情報記
録媒体の再生情報を、この再生処理及び通信を行う装置
単独又は通信ネットワークを通じた処理装置との連携に
おいて書き替えるステップと、半導体集積回路の読取情
報を、この読取処理及び通信を行う装置単独又は通信ネ
ットワークを通じた処理装置との連携において書き替え
るステップとの少なくとも一つの処理制御をコンピュー
タが実行するためのプログラムデータを、さらに格納し
たことを特徴としている。
【0027】本発明のプログラム記憶媒体は、TCP/
IPネットワーク上のウェブサーバを含むウェブサイト
装置に光情報記録媒体のユーテリティ再生情報をもって
アクセスし、又は、光情報記録媒体のユーテリティ再生
情報によって、前記通信ネットワークを通じてコンピュ
ータ対コンピュータ通信を実行するステップと、前記ア
クセスにおいて、アクセス者の個人情報を入力・転送
し、この情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブ
サイトのホームページ及び/又は電子メールを通じた情
報伝達に利用するステップと、前記読取情報をTCP/
IPネットワーク上のネット銀行通信システムとの間の
決済における個人認証に使用するステップとの少なくと
も一つのステップ制御をコンピュータが実行するための
プログラムデータを格納したことを特徴としている。
【0028】このような本発明では、光情報記録媒体の
広告提供及びウェブサイトアクセスに使用するユーテリ
ティを含む再生情報、及び前記半導体集積回路に、引
取、診療、入退場又は入出庫等に関する情報を含む個人
認証に使用する読取情報を、再生装置、及び読取装置を
設置した現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて
処理装置に転送し、この遠隔地又は現場の再生装置との
連携において利用している。
【0029】この結果、光情報記録媒体及び半導体集積
回路を一つのカードに設けた複合情報記録カードの多様
な分野における効果的な活用が可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の複合情報記録カー
ドの使用方法及びその通信システム並びにプログラム記
憶媒体の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は、本発明の実施形態における通信ネ
ットワーク構成を示す図である。
【0032】図1を参照すると、この例は、複合情報記
録カードの多様な分野における効果的な活用を図るため
の通信ネットワーク構成であり、TCP/IP通信ネッ
トワーク(イントラネット、インターネット、エキスト
ラネット、適宜、インターネットとして説明する)及び
Z/Y−MODEMなどのコンピュータ対コンピュータ
通信の構成(適宜、これらを通信ネットワークと総称す
る)を示している。このような通信ネットワーク構成で
は、ITU−T/G3規格のファクシミリ通信、音声電
話通信なども行われるが、ここではデータ通信のみをも
って説明する。
【0033】図1に示す通信ネットワークは、ISDN
(Integrated Services Digital Network)のデジタル
固定通信網1とともに、このデジタル固定通信網1に、
通信プロトコル変換を行うゲートウェイ装置GWで接続
されたデジタル移動通信網2を有している。
【0034】デジタル移動通信網2は、例えば、PDC
(Personal Digital Cellular Telecommunication Syst
em)方式、PHS(Personal Handyphone System)方式
であり、セル基地局2aを有している。このセル基地局
2aには、多数の携帯電話機3が無線区間(エアーイン
ターフェース)で収容されている。この携帯電話機3
は、インターネットサーフィンが可能なウェブブラウザ
を搭載し、以降で説明するように複合情報記録カードの
データ通信を行うためのものである。
【0035】また、デジタル固定通信網1には、以降で
詳細に説明する複合情報記録カードを各種分野で活用
(運用)するための運営通信システム4(請求項におけ
る通信ネットワークを通じた処理装置に対応する)が接
続されている。
【0036】また、図1に示す通信ネットワークには、
運営通信システム4と以降で説明する各種の通信を実行
する小型汎用コンピュータ装置5,6(請求項における
再生処理・通信手段、読取処理・通信手段に対応する)
とともに、通信ネットワーク上において、以降で説明す
る各種の代金決済を実行するためのネット銀行通信シス
テム7と、インターネット上のコンテンツを携帯電話機
3の小型表示画面に適合するように、専用HTMLタグ
に編集し直すための編集サーバ8とが設けられている。
【0037】また、図1には、複合情報記録カード21
の光メディア22の情報を読み取る光メディア情報再生
装置10と非接触ICチップ23の情報を電磁波(無
線)で読み取るためのICチップ情報読取装置11が接
続されている。
【0038】なお、この光メディア情報再生装置10及
びICチップ情報読取装置11は、外付け装置として携
帯電話機3に接続することも出来る。
【0039】なお、図1に示す通信ネットワークには、
インターネットによる通信を実行するためのインターネ
ットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Pr
ovider)などに配置されるインターネットワーキングフ
ァンクション装置(IWF)が設けられるが、その図示
は省略した。
【0040】デジタル固定通信網1は、その構成及び伝
送方式が既知の、ISDNなどを用いたIP網であり、
パケット交換局などを回線網に設置した網構成である。
また、デジタル移動通信網2は、例えば、ARIB−2
7/28規格(PDC方式/PHS方式)を適用し、か
つ、セル基地局2aを図示しない移動通信制御局(MC
C)が収容する既知の移動回線網である。
【0041】図1中の運営通信システム4及びネット銀
行通信システム7は、LANサーバやホストコンピュー
タによって制御されるUNIXワークステーションやイ
ーサネットなどのローカルエリアネットワーク(LA
N)によって構築されるのが一般的である。このLAN
システムには、ISDN(デジタル固定通信網1)に接
続するための図示しない接続装置(例えば、デジタル終
端接続装置(DSU)や、侵入防止用のファイアウォー
ルアプリケーションを実装した図示しないルータなど)
を備えている。また、このLANには、汎用コンピュー
タ、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ機などを備えて
いる構成が多い。
【0042】なお、このLANには、リレーショナル型
などのデータベースエンジンでのトラッキングを実行す
るデータベース装置、FTP(File Transfer Protoco
l)ファイル転送用のFTPサーバ、暗号化通信プロト
コル(SSL:Secure SocketsLayer)用のSSLサー
バ、RPC(Remote Procedure Call遠隔呼び出し)シ
ーケンスなどで実行するためのLANサーバが設けられ
る。また、必要に応じて、分散名前管理システム(DN
S:Domain Name System)用のDNSサーバ、及びファ
クシミリ(Fax)サーバなども設けられる。
【0043】図1中の小型汎用コンピュータ装置5,6
は、タワー型卓上パーソナルコンピュータやノート型パ
ーソナルコンピュータとして、その構成は既知である。
例えば、接続装置、マイクロコンピュータ、フラッシュ
メモリ、情報記録媒体用ドライブ装置、モニタ装置、入
力操作装置、ハードディスク装置などを備えた構成が周
知である。
【0044】図1中の携帯電話機3は、PDC方式、P
HS方式として、その構成は既知である。例えば、周波
数切替シンセサイザ、受信電界強度(RSSI)検出部
を備えた無線送受信部、変調・復調部、時分割多重化
部、コーディック(符号化・復号化)部、マイクロプロ
セッサ(MPU)、外部インターフェース(I/F)
部、メモリ、キーパッド及び着信表示発光ダイオードや
液晶ディスプレイなどの表示部、及び送話用マイクロホ
ンと受話用スピーカなどを備えた構成が周知である。
【0045】さらに、この携帯電話機3には、周囲を撮
影して転送するためのCCDや対物レンズなどからなる
撮像部とともに、この撮像部からの撮像信号を転送デー
タ(例えば、MPEG動画処理、駒送り処理)に生成し
てマイクロプロセッサに出力する撮像処理部とを備えた
構成が周知である。
【0046】図2は図1中の複合情報記録カード21の
構成を示す正面図である。
【0047】図2に示す複合情報記録カード21におい
て、図2(a)は表面(広告などの記載面)を示し、図
2(b)は裏面を示している。図2(b)の裏面には、
その中央に開口部21aを有する光メディア(CD−R
OM、CD−RW等)22と、図における左部に非接触
ICチップ23が配置されている。
【0048】この複合情報記録カード21の表又は裏の
両方に複数の光メディア22及び非接触ICチップ23
を設けても良い。この複数光メディア22のそれぞれの
各再生情報、及び複数非接触ICチップ23のそれぞれ
の読取情報の区別は、例えば、データフォーマットの最
初のヘッダフィールドに、この複数の再生情報、複数の
読取情報を区別するビットを挿入し、その識別によって
区別した処理を実行する。
【0049】複合情報記録カード21は、その規格とし
て、サイズがクレジットカードと同一形状であり、表面
にはシルクスクリーン印刷による図示しない広告や名刺
が掲載される。なお、この表面はフォログラフ処理によ
る特殊表面処理が施される場合がある。
【0050】光メディア22は、データキャリア機能を
有しており、静止画、動画、音楽データ等の様々な大容
量デジタルコンテンツ(再生情報)を格納する。この仕
様は、例えば、CD−ROM:15MB,DVD:10
2MB以上、MP3フォーマット対応可能であり、機能
(コンテンツ)例として、ホームページへのオートアク
セス用のユーテリティ搭載、コンサートスケジュール紹
介、アーティストプロフィール紹介等々(以降の表1参
照)が可能である。
【0051】また、非接触ICチップ23は、セキュリ
ティ及び認証の機能を有し、この非接触ICチップ23
は、この部分をスキャナに、例えば、70cm離間した
位置において非接触(電磁波結合)で読取情報を読み取
って、その認証が可能である。また、ゲート型ICスキ
ャナを用いることによって同時に複数認証が可能であ
り、多人数の入退場の認証機能がある。
【0052】セキュリティ機能としては、盗聴(通信経
路上での悪意あるデータ取得)に対する暗号化が可能で
あり、また、否認(通信相手先での通信の否定)に対す
るデジタル署名が可能である。さらに、セキュリティ機
能としては、改造(通信経路上での第三者による伝送デ
ータの改変)に対するメッセージ認証が可能であり、ま
た、なりすまし(第三者が他人になりすましてデータ伝
送を行う)に対するデジタル署名が可能である。
【0053】また、ICチップの特性上、その偽造、変
造が極めて困難な機能を備えている。認証機能例として
は、以降で詳細に説明する会員チケット予約、入退場の
個人認証、セキュリティ(以降の表1参照)が可能であ
る。
【0054】非接触ICチップ23の仕様としては、無
電源(読み取り電磁波を直流化)使用とともに、例え
ば、伝送速度:195bit、周波数:2.45GHz
である。
【0055】図3は光メディア22からデータを読み出
す光メディア情報再生装置10の電気的概略構成を示す
ブロック図である。
【0056】図3において、この光メディア情報再生装
置10(請求項における再生情報書替手段に対応する)
は、例えば、図1に示す汎用コンピュータ装置5(携帯
電話機3に外付けでも可能)に実装されている。この電
気的構成は、複合情報記録カード21を装着して光メデ
ィア22の格納情報(再生情報)レーザ光の照射・反射
を通じて読み取るドライブ装置10aを有している。
【0057】さらに、光メディア情報再生装置10に
は、ここでの読取情報内容に対応した処理を実行するコ
ンピュータ本体10bと、このコンピュータ本体10b
で処理実行によってインターネットアクセス、電子メー
ル送信を通信ネットワークに行うための接続装置10c
(DSU,TA等)を有している。
【0058】複合情報記録カード21は、ドライブ装置
10aに、そのまま装着して再生を行う場合と、CD−
ROMと同様のサイズの取り付け円盤Cに複合情報記録
カード21を装着してドライブ装置10aで再生する場
合がある。
【0059】また、コンピュータ本体10bからの読み
取りドライブ装置10aは、光メディア22がCD−R
OMの場合は、読み出し再生専用であるが、光メディア
22がCD−RWの場合は、読み出し/書き込み用とし
て動作する。
【0060】図4は非接触ICチップ23のICチップ
情報読取装置11の電気的概略構成を示すブロック図で
ある。
【0061】図4において、この情報読取構成は、図1
に示す汎用コンピュータ装置5や携帯電話機3に接続
(内蔵でも可能)されている。このICチップ情報読取
装置11(請求項における読取情報書替手段に対応す
る)は、非接触ICチップ23に電磁波を放射して格納
情報を読み取る読取部11aと、読取情報を解析するデ
コーダ11bと、この読取情報によって、プログラム処
理(例えば、以降で詳細に説明する会員チケット予約、
入退場の個人認証、セキュリティ等々の処理)を実行す
るコンピュータ本体11c及びディスプレイ装置11d
とともに、この処理実行によってインターネットアクセ
ス、電子メール送信を通信ネットワークに行うための接
続装置11e(例えば、デジタル終端装置DSU、ター
ミナルアダプタTA)を有している。
【0062】なお、ICチップ情報読取装置11を汎用
コンピュータ装置5や携帯電話機3に接続して非接触I
Cチップ23の読取情報を書き替えることが可能であ
る。
【0063】次に、この実施形態の動作について説明す
る。
【0064】まず、図1のハードウェア構成におけるデ
ジタル固定通信網1及びデジタル移動通信網2の伝送形
態について説明する。
【0065】図1に示すデジタル固定通信網1と各装置
との間では、例えば、伝送速度64,384kbit/
s,1.5Mbit/sによるIPパケットを伝送して
いる。伝送速度64kbitでは、2B+D(情報チャ
ネル32kbps×2、制御チャネル16kbps)伝
送を、例えば、ITU−T勧告によるパケット交換手順
X.31(I.430/I.431,Q.921/Q.
931,X.25プロトコル)で実行する。
【0066】なお、他の高速伝送方式(例えば、ADS
L/非対象デジタル伝送)を適用しても良く、また、高
速通信ネットワーク(例えば、ギガビット高速データ通
信ネットワーク)を採用しても良い。
【0067】また、図1の各装置は、インターネット通
信として周知のTCP/IPによる通信接続処理、HT
ML(HyperText Markup Language)による言語処理機
能(文章、音声、データ圧縮によるJPEG静止画又は
MPEG動画処理)、及びHTTP(Hypertext Transp
ort Protocol)によるハイパーリンク機能による転送・
双方向通信、FTPによるファイル転送、及びCGI
(Common Gateway Interface)による外部アプリケーシ
ョンをそれぞれに実行する。このための電子メール通信
やインターネットサーフィンを行うウェブブラウザ(ア
プリケーション)を各装置が搭載している。
【0068】なお、データベース装置におけるデータベ
ースエンジンで読み出されるデータは、例えば、XML
(Extensible Markup Language)によりCDF(プッシ
ュ型情報配信のフォーマット)やプッシュプル型情報配
信のフォーマットによって発信するデータを生成し、ま
た、SQL(Structured Query Language)によってリ
レーショナルデータべース処理を実行している。さら
に、ASP(Active Server Pages)を通じて動的なホ
ームページを作成している。
【0069】さらに、広告や商品カタログ(コンテン
ツ)の写真やイラストをデータ処理するための、ビット
マップ画像ファイルを保存する、例えば、TIFF(Ta
gged Image File Format)とともに、機種や使用フォン
トに関わらず作成時のイメージを保った変換が可能な、
例えば、PDF(Portable Document Format)ファイル
によって高微細画像データを生成かつ処理している。
【0070】このような各装置は、TCP/IPリンク
によって、周知のIPパケットによるファイル転送を双
方向通信で行っている。この通信ネットワークにおける
インターネット上での転送処理は、HTTPにおけるオ
ブジェクト指示(クリック/マウスなどの座標入力装置
によるラジオボタン、アンカー、プッシュボタン等への
指示)によって実行する。この場合、ファイルフォーマ
ットにTCPコネクションの開放の伝送終了記述文字
(FIN)や伝送肯定応答文字(ACK)などを格納
し、その識別によってファイル転送を実行する。
【0071】また、専用回線通信では、TCP/IPに
よるイントラネットや、既知のZ/Y−MODEMによ
るコンピュータ対コンピュータ通信を実行する。
【0072】図1に示す小型コンピュータ、LANシス
テムでは、CPU(ウェブサーバのCPUも含む)が実
行する通信プロトコルやプログラムによって、この実施
形態処理を実行する。この通信プロトコルやプログラム
は、前記した汎用の通信プロトコルやプログラムととも
に、専用の通信プロトコルやプログラムを各装置に組み
合わせて実装する。
【0073】さらに、図1に示すデジタル移動通信網2
及び携帯電話機3は、ARIB−27/28規格による
TDMA方式、又はTDMA/TDD伝送方式による通
信を行う。この通信では、1タイムスロット/伝送速度
32kb/sや2タイムスロット/伝送速度32kb/
s×2(64kb/s)による音声通話及びデータ通信
を行う。セル基地局2aのサービスエリア内に携帯電話
機3が移動すると、制御チャネル(CCH)をスキャン
してモニタし、最大受信電界強度の制御チャネルを補足
する。この位置登録後は、周知の発呼(発信)又は着呼
(着信)に対する通信シーケンスが実行される。
【0074】また、この携帯電話機は、撮像部で撮影し
た周囲などの撮像信号を撮像処理部が、例えば、MPE
G動画や駒送りで処理し、この撮像データを転送する。
【0075】次に、図3に示す光メディア情報再生装置
10は、複合情報記録カード21を装着して光メディア
22の再生情報をドライブ装置10aで読み取り、この
再生情報内容に対応した処理をコンピュータ本体10b
が実行する。この場合、通信ネットワークにおけるイン
ターネットアクセスや電子メール送信(又はコンピュー
タ対コンピュータ通信)を接続装置10cを通じて実行
する。
【0076】また、図4に示すICチップ情報読取装置
11は、読取部11aが非接触ICチップ23に電磁波
を放射して格納情報を読み取ってデコーダ11bで解析
し、さらに、コンピュータ本体11cがプログラムに基
づいた処理を実行する。例えば、この処理状態をディス
プレイ装置11dで表示し、かつ、接続装置11eを通
じてインターネットアクセス、電子メール送信を行う。
【0077】以上が図1の各部の基本的な動作である。
【0078】以下、このような動作を行う複合情報記録
カード21の多様な分野での使用方法について説明す
る。
【0079】図5は複合情報記録カード21の機能と、
その用途の連関について説明するための図である。
【0080】図5を参照すると、複合情報記録カード2
1は次の基本的な活用が可能である。 (1)非接触ICチップ23の読取情報による個人認証 この個人認証では、その偽造、変造が極めて困難であ
る。個人記録情報としては、識別符号ID、氏名、住所
がある。この個人認証は、前記したように非接触、例え
ば、70cm離間によって、同時複数の入退場の個人認
証が可能である。なお、定期券(特にケースにいれたま
までのゲート通過使用が可能)としての利用とともに、
表に個人紹介を記載した名刺としても利用できる。さら
に、光メディアによるコンテンツの配付(広告)にも利
用できる。 (2)光メディア22による再生情報による各種の情報
提供・取得 再生情報としては、商品やカタログのコンテンツの格納
が可能であり、また、インターネットアクセス(UR
L)メディアとしても利用可能である。 (3)非接触ICチップ23における非接触によるデー
タ取り込み 前記した非接触によるデータ取り込みによる利便性(ゲ
ート通過の容易、かつ、同時多人数の通過)がある。 (4)携帯に便利なカードサイズ 既存のカード(キャッシュカードなど)と同一の小型形
状であり、携帯の利便性を備えている。 (5)バーチャルe−ビジネス 複合情報記録カード21の通信ネットワーク(インター
ネット)上でのアクセスによるバーチャルe−ビジネス
において、前記した個人認証、例えば、プリペイドカー
ド、ポイント(特典)カードとして繰り返しの利用が可
能である。また、個人属性情報に対応した情報提供が可
能になる。例えば、個人ごとに対応した趣味、嗜好の登
録に対応したWebコンテンツが提供可能になる。これ
は、電子メールによる市場展開(ダイレクトマーケティ
ング)に特に有効である。 (6)日常生活を便利にするフィールド 非接触によって、入場券・チケットや、駐車場券、電車
・バスの定期券として使用できるものである。さらに、
ポイントカード・プリペイドカードとして使用可能であ
る。例えば、フード配達、飲食店での使用が可能であ
る。また、会員券(レンタルビデオ店、医療診療、美容
院)としての使用が可能である。 (7)広く社会に普及 広範囲の市場展開に対応できるとともに、情報を多数の
人に伝達可能であり、販売促進や商品中心の展開が可能
である。また、市場シェアの拡大が、商品差別化、多量
供給・広範囲化によって可能になる。 (8)「個」を深く特定 既存の顧客の維持、個人を特定した情報発信、及び顧客
サービス中心の市場展開が可能であり、また、顧客シェ
アの拡大が、顧客の市場差別化、顧客の信頼・愛顧とし
て可能になる。
【0081】次に、複合情報記録カード21の利用分野
とその内容を一覧的に説明する。
【0082】複合情報記録カード21は、次の(表1)
のような分野での活用が可能である。すなわち、各分野
ごとのそれぞれのカテゴリ、活用例、光メディア22の
再生情報、非接触ICチップ23の読取情報による活用
と、その具体例を示している。
【0083】
【表1】
【0084】表1に示すように、複合情報記録カード2
1の光メディア22における再生情報による各種の情報
閲覧や接続、連携処理とともに、非接触ICチップ23
の読取情報による個人認証が可能になる。これによって
公共分野、産業分野、金融分野などにおいて、多様な活
用が出来るようになる。
【0085】例えば、複合情報記録カード21の活用に
よって、前記した従来の顧客マネジメント(1)から
(4)の問題に対して、次の改善が可能になる。 (1)従来の提供側(企業)側の論理による商品販売に
対して、顧客への、より的確なニーズ及び欲求を満たす
条件に基づいた販売が可能になる。 (2)従来の販売後における顧客対応に対して、誰に何
を販売したか判明し、この顧客のニーズ及び欲求に適合
した新たな顧客を見つけ出せるようになる。 (3)従来の顧客からのクレームや要望等の販売後の顧
客対応に対して、顧客の望むタイミングで商品を提供
し、かつ、アフターサービスを含めた継続的な顧客との
付き合いが可能になる。(4)従来の誰にどれだけ的確
に食い込んでいるかが不明(one-to-oneマーケティング
不完全)であるのに対して、顧客に対応する市場展開を
通信ネットワーク(主に、インターネット)を通じて的
確に把握し、さらに、顧客属性情報(年齢、性別、職業
等)に対応して実行可能になる。
【0086】このように商品の範囲、顧客範囲、顧客シ
ェア、顧客時間に対応可能になる。すなわち、次のよう
な複合情報記録カード21の活用による顧客マネジメン
トが可能になる。 (a)顧客収益基盤の確立(顧客側からの収益基盤の分
析の可能性の確立) (b)one-to-oneマーケティングの確立(継続的な顧客
ごとのデータ蓄積・分析・理解の確立) (c)インサイトの確立(統合顧客データベースによる
顧客情報分析プロセスの確立)、個人客の確立(個々の
顧客に対応した購買の誘導) (d)顧客エージェントの確立(個々の顧客の購買代理
人の確立) 次に、このような複合情報記録カード21の用途及び活
用における具体例について説明する。
【0087】図6は医療分野に複合情報記録カード21
を活用した具体例を説明するための図である。
【0088】図6を参照すると、この具体例では複合情
報記録カード21及び通信ネットワーク(インターネッ
ト)によって、患者の利便性の追求及び業務の簡素化が
可能になる。患者の利便性の追求では、特に通信ネット
ワーク(インターネット)による検診・問診の予約とと
もに、待合室における患者の状況情報の確認・登録が可
能になる。さらに、患者の利便性の追求では、通信ネッ
トワークを通じた通院履歴の確認とともに、待ち時間の
減少による患者の待機時間が減少して、その院内感染が
減少するようになる。
【0089】また、業務の簡素化では、特に通信ネット
ワークによる受付業務の効率化とともに、通信ネットワ
ーク端末による無人受付によってスムーズな診療業務が
可能になる。さらに、業務の簡素化では、医療端末での
医療情報の一元管理が可能になるとともに、待合室の省
スペース化による患者数の減少によって、院内感染の減
少が可能になる。
【0090】図7は医療分野への複合情報記録カード2
1の活用における他の具体例を説明するための図であ
る。
【0091】図7を参照すると、この具体例では、複合
情報記録カード21を、特にインターネット(通信ネッ
トワーク)を用いた既存の各種のカードと連携してい
る。複合情報記録カード21の非接触ICチップ23の
個人認証機能を、医療カード及び健康保険カードとして
利用(データ記録)し、また、キャンパスカード(学生
証)、社員ICカード、会見用カード、運転免許証とと
もに、クレジットカード、電子乗車券(例えば、定期
券)として利用可能になる。
【0092】さらに、決済用カードとして使用可能であ
る。例えば、公衆電話用ICカード、移動通信用ICカ
ード、地域・商店街用ICカード、アミューズメント用
ICカード、高速道路料金徴収用ICカード、有料衛星
放送用ICカード、エアライン用ICカードとの連携が
可能になる。なお、これらを電子商取引(ネット銀行通
信システム7を通じた代金決済)で決済するものであ
り、その通信アクセスを光メディア22によるコンテン
ツで実行する。
【0093】図8は運送分野に複合情報記録カード21
を活用した具体例を説明するための図である。
【0094】図8を参照すると、この運送分野での具体
例は、複合情報記録カード21を活用して、運送会社
(運送代理店も含む)が、宅配便とともに通信販売を行
っている。そして、宅配便における荷受人(ユーザ)が
不在の場合に、マンションなどの24時間無人集荷・宅
配ボックス(ROBOシステム)や、運送会社が運営す
る多数の24時間無人集荷・宅配ボックス(ROBOシ
ステム)による宅配を行っている。
【0095】荷受人への宅配は、この荷受人へ予め運送
会社などが提供した複合情報記録カード21を、運転手
が持ち歩く携帯ICチップリーダで処理して、その宅配
を行っている。不在の場合は、時間無人集荷・宅配(R
OBOシステム)の宅配ボックスなどに保管し、この後
の荷受人による引取を複合情報記録カード21をもって
行う。
【0096】さらに、運送会社が、通信販売を行う。こ
の通信販売は、通信ネットワーク(インターネット)に
よる販売であり、複合情報記録カード21の光メディア
22の再生情報及び小型汎用コンピュータ装置5,6を
通じて電子カタログ(Webサイト)を閲覧し、かつ、
購入商品の代金決済を非接触ICチップ23の読取情報
によって図示しないネット銀行(ネット銀行通信システ
ム7)との間で実行する。また、運送会社によって設置
されたデータセンタを通じて、荷受人のインターネット
携帯電話機(例えば、iモード)に不在配達を、例え
ば、自動的に電子メールで通知するようになっている。
【0097】図9は遊戯店舗分野(パチンコ店)に複合
情報記録カード21を活用した具体例を説明するための
図である。また、図10は遊戯店舗での複合情報記録カ
ード21の具体例における発券処理を説明するための流
れ図であり、図11は遊戯店舗での複合情報記録カード
21の具体例における貯玉処理を説明するための図であ
る。
【0098】図9を参照すると、この遊戯店舗(パチン
コ店)での具体例では、主に、顧客データを処理するた
めのデータベース(DB)サーバ(運営通信システム
4)及び、主にWebサイト(ホームページ(HP))
の運営を処理するWebサーバ(運営通信システム4)
が設置されている。顧客に複合情報記録カード21を配
付している。そして、複合情報記録カード21の光メデ
ィア22の再生情報によって通信ネットワーク、小型汎
用コンピュータ装置5,6を通じてWebサーバのコン
テンツを閲覧する。
【0099】例えば、顧客が店内又は、自宅の小型汎用
コンピュータ装置5,6を通じて、出玉推移グラフ、大
当たり発生グラフ、全台(パチンコ台)一覧、大当たり
スタート回数、バイオリズムなどのデータを閲覧・取得
する。また、データベースサーバ及びWebサーバを通
じて、電子決済、ポイント管理、通販サイトリンクなど
も実施される。
【0100】さらに、複合情報記録カード21における
非接触ICチップ23の個人認証用の情報を利用して、
パチンコ玉の購入や、次に説明する貯玉処理を顧客が行
っている。
【0101】図10を参照すると、複合情報記録カード
21による発券処理では、申込みの後に、メンバーズカ
ード発券機が、複合情報記録カード21を個々の顧客ご
とに発券する。図9に示すDBサーバとの処理において
メンバーズカード発券機が、メンバー売上機登録(予め
パチンコ玉の購入可能金額を顧客が投入)を処理する。
すなわち、メンバー認証DB、売上管理DBとの処理を
実行する。
【0102】複合情報記録カード21が顧客に発行さ
れ、パチンコ台のカードスロットに挿入すると、カード
認証処理とともに、新規玉数カウントアップ、売上更新
処理がメンバー認証DB、売上管理DBとの間で処理さ
れる。
【0103】図11を参照すると、複合情報記録カード
21による貯玉処理では、顧客が遊戯後などのパチンコ
玉をカウント装置に入れ、かつ、複合情報記録カード2
1を挿入する。清算機が図9に示すDBサーバとの処理
において、複合情報記録カード21入力を処理し、か
つ、換金・貯玉情報を顧客の入力指示に基づいて処理す
る。この処理を清算機とメンバー認証DB、換金・貯玉
情報DBとの間で処理する。
【0104】次に、この処理が実行された複合情報記録
カード21が、顧客に発行される。そして、パチンコ台
のカードスロットに挿入すると、カード認証処理ととも
に、売上更新処理がメンバー認証DB、売上管理DBと
の間で実行される。
【0105】図12は自動車販売分野に複合情報記録カ
ード21を活用した具体例を説明するための図である。
【0106】図12を参照すると、この自動車販売分野
での具体例では、販売本社と各販売店との間がPOS端
末を接続した通信ネットワーク化(専用回線や公開的イ
ンターネット接続)されている。この通信ネットワーク
では、顧客管理、新車や修理、各種商品などの入出庫管
理とともに、顧客情報交換、販売店マニュアル情報提供
などを処理している。また、顧客側は、通信ネットワー
クを通じて24時間の修理依頼を、インターネット携帯
電話(例えば、iモード)で行う。
【0107】また、通信ネットワークを通じて部品取扱
工場、修理対応工場とのやり取りを行う。また、部品取
扱工場、修理対応工場が、各販売店との修理依頼や入庫
処理を、通信ネットワークを通じて実行する。これらの
処理は、顧客に予め提供した複合情報記録カード21の
格納情報に基づいて実行される。これらの電子商取引
は、通信ネットワーク及びネット銀行(ネット銀行通信
システム7)を通じた電子決済で実行する。
【0108】なお、図12において、複合情報記録カー
ド21の処理装置としては、汎用コンピュータと同等に
動作するテレビジョン型の処理装置(運営通信システム
4)を図示してある。
【0109】図13は球場運営分野に複合情報記録カー
ド21を活用した具体例を説明するための図である。
【0110】図13を参照すると、この球場運営分野の
具体例では、顧客データを処理するためのデータベース
(DB)サーバ(運営通信システム4)及び、主にWe
bサイト(ホームページ(HP))の運営を処理するW
ebサーバ(運営通信システム4)が設置されている。
特に、この球場をホームとする球団ファンに複合情報記
録カード21を配付する。この複合情報記録カード21
にファンが通信ネットワーク、小型汎用コンピュータ装
置5,6を通じて個人情報を登録する。
【0111】そして、複合情報記録カード21の光メデ
ィア22による専用ブラウザによって球団のWebサー
バのコンテンツを閲覧し、かつ、非接触ICチップ23
による個人認証で実行する。この個人認証は、例えば、
複合情報記録カード21を使用してイベント、ファンク
ラブの集い、コンサートなどの入退場・出欠管理を行
う。また、球場関連店舗での球団グッズの購入決済を行
う。また、通信ネットワーク(インターネット)及びW
ebサイトを通じて球場側が各種の情報を発信する。こ
のコンテンツを球団ファンが閲覧する。また、購入(球
場チケット)を通信ネットワーク、小型汎用コンピュー
タ装置5,6を通じて行う。この電子商取引を、通信ネ
ットワーク及びネット銀行(ネット銀行通信システム
7)を通じた電子決済で実行する。
【0112】図14はチケット販売分野に複合情報記録
カード21を活用した具体例を説明するための図であ
る。
【0113】図14を参照すると、このチケット販売分
野の具体例では、顧客データを処理するためのデータベ
ース(DB)サーバ(運営通信システム4)及び、主に
Webサイト(ホームページ(HP))の運営処理を行
う。Webサーバ(運営通信システム4)が設置されて
いる。特に、顧客にチケットとして複合情報記録カード
21を通信ネットワーク(インターネット)上で販売
(購入手続、電子商取引)して、その購入や予約状況を
リアルタイムでDBサーバが管理する。電子商取引は、
通信ネットワーク及びネット銀行(ネット銀行通信シス
テム7)を通じた電子決済である。
【0114】この販売は、新たなチケット販売ごとに複
合情報記録カード21を繰り返して使用可能である。こ
の複合情報記録カード21によってチケット内容の会場
での入退場を管理する。この場合の管理は、ゲート型ス
キャナを用いることによって同時に多人数の入退場の認
証を行う。
【0115】図15は飲料缶販売分野に複合情報記録カ
ード21を活用した具体例を説明するための図である。
【0116】図15を参照すると、この飲料缶販売分
野、例えば、ビール販売分野の具体例では、顧客データ
を処理するためのデータベース(DB)サーバ(運営通
信システム4)及び、主にWebサイト(ホームページ
(HP))の運営を処理するWebサーバ(運営通信シ
ステム4)が設置されている。顧客が飲料缶を購入し、
この飲料缶に添付されたシールを葉書などで事務局に送
付すると、その顧客に複合情報記録カード21を送付し
ている。
【0117】この複合情報記録カード21を利用して、
顧客が通信ネットワーク、小型汎用コンピュータ装置
5,6を利用してホームページ閲覧、顧客データ登録、
情報発信を行う。すなわち、顧客は、複合情報記録カー
ド21を利用してDBサーバ及びWebサーバにアクセ
スする。また、ビールを提供する特約飲食店では、その
決済を複合情報記録カード21かつICチップスキャナ
を利用し、電子商取引(通信ネットワーク及びネット銀
行(ネット銀行通信システム7))を通じて電子決済す
る。
【0118】さらに、この複合情報記録カード21によ
って、飲料缶販売企業などが実施するイベント会場での
入退場を管理する。この場合の管理は、ゲート型スキャ
ナを用いることによって同時に多人数の入退場の認証を
行う。さらに、ショッピングモールでの決済を、ICチ
ップスキャナかつ複合情報記録カード21を利用し、例
えば、「beens:世界共通ネット通貨」などで決済
する。また、飲料缶に添付されたシールのポイントをD
Bサーバに蓄積して、例えば、環境キャンペーンなどに
提供する。
【0119】図16はテーマパーク運営分野に複合情報
記録カード21を活用した具体例を説明するための図で
ある。
【0120】図16を参照すると、このテーマパーク運
営分野の具体例では、顧客データを処理するためのデー
タベース(DB)サーバ(運営通信システム4)及び、
主にWebサイト(ホームページ(HP))の運営を処
理するWebサーバ(運営通信システム4)が設置され
ている。
【0121】顧客は入出場チケット(テーマパーク内の
各種の個別イベント開催場への入場券としても機能)や
駐車場チケットとして機能する複合情報記録カード21
を購入する。
【0122】顧客は、複合情報記録カード21、通信ネ
ットワーク及び小型汎用コンピュータ装置5,6を利用
してホームページ閲覧して、各種の予約、イベント品購
入を電子商取引(通信ネットワーク及びネット銀行(ネ
ット銀行通信システム7))を通じて電子決済する。
【0123】図17はコンビニエンス店舗運営分野に複
合情報記録カード21を活用した具体例を説明するため
の図である。
【0124】図17を参照すると、このコンビニエンス
店舗運営分野の具体例では、顧客データを処理するため
の図示しないデータベース(DB)サーバ(運営通信シ
ステム4)及び、主にインターネットホームページ(H
P)を処理するWebサーバ(運営通信システム4)が
設置されている。
【0125】顧客はバーチャルコンビニエンス店舗での
商品購入を、複合情報記録カード21を使用し、かつ、
ネット銀行(ネット銀行通信システム7)を通じて行
う。また、コンビニエンス店舗での各種購入を複合情報
記録カード21を使用し、かつ、電子マネーを利用して
決済する。
【0126】また、コンビニエンス店舗等のフランチャ
イズを運営する上部会社や別の企業が設立する通販サイ
トへのアクセスに複合情報記録カード21を使用し、イ
ンターネットを通じてアクセスして、その商品購入を行
い、その電子商取引をネット銀行を通じて決済する。
【0127】なお、コンビニエンス店舗本部と店舗、提
携企業、ネット銀行などとは、オンラインで処理する。
顧客は、特にインターネット携帯電話機(iモード)を
使用して、インターネットホームページ(HP)、We
bサーバにアクセスする。
【0128】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の複合情報記録カードの使用方法及びその通信システム
並びにプログラム記憶媒体によれば、光情報記録媒体の
再生情報、及び半導体集積回路の読取情報を、再生装
置、及び読取装置を設置した現場で利用し、又は通信ネ
ットワークを通じて処理装置に転送し、この遠隔地又は
現場の再生装置との連携において利用している。
【0129】この結果、光情報記録媒体及び半導体集積
回路を一つのカードに設けた複合情報記録カードの多様
な分野における効果的な活用が可能になるという効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における通信ネットワーク構
成を示すブロック図である。
【図2】図1中における複合情報記録カードの構成を示
す正面図である。
【図3】図1に示す光メディア情報再生装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図4】図1に示すICチップ情報読取装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図5】図1に示す複合情報記録カードの機能及び用途
の連関について説明するための図である。
【図6】図1に示す複合情報記録カードを医療分野に活
用した事例を説明するための図である。
【図7】図1に示す複合情報記録カードを医療分野に活
用した他の具体例を説明するための図である。
【図8】図1に示す複合情報記録カードを運送分野に活
用した具体例を説明するための図である。
【図9】図1に示す複合情報記録カードを遊戯店舗分野
に活用した具体例を説明するための図である。
【図10】図1に示す複合情報記録カードを遊戯店舗分
野に活用した具体例における発券処理を説明するための
図である。
【図11】図1に示す複合情報記録カードを遊戯店舗分
野に活用した具体例における貯玉処理を説明するための
図である。
【図12】図1に示す複合情報記録カードを自動車販売
分野に活用した具体例を説明するための図である。
【図13】図1に示す複合情報記録カードを球場運営分
野に活用した具体例を説明するための図である。
【図14】図1に示す複合情報記録カードをチケット販
売分野に活用した具体例を説明するための図である。
【図15】図1に示す複合情報記録カードを飲料缶販売
分野に活用した具体例を説明するための図である。
【図16】図1に示す複合情報記録カードをテーマパー
ク運営分野に活用した具体例を説明するための図であ
る。
【図17】図1に示す複合情報記録カードをコンビニエ
ンス店舗運営分野に活用した具体例を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 デジタル固定通信網 2 デジタル移動通信網 3 携帯電話機 4 運営通信システム 5,6 小型汎用コンピュータ装置 7 ネット銀行通信システム 8 編集サーバ 10 光メディア情報再生装置 10a ドライブ装置 10b コンピュータ本体 11 ICチップ情報読取装置 11a 読取部 11b デコーダ 11c コンピュータ本体 21 複合情報記録カード 22 光メディア 23 非接触ICチップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 511 B42D 15/10 511 521 521 G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 G06K 19/00 G06K 19/00 Q (72)発明者 富田 昌之 東京都千代田区紀尾井町4−3 株式会社 チップ・オン・メディア内 Fターム(参考) 2C005 HA24 HB06 HB07 HB08 HB13 JA13 JA26 MA33 MB09 NA08 2C088 BA88 BA89 BB21 5B035 BA03 BB03 BB09 CA23 5B058 CA15 CA33 YA01 YA11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報記録媒体及び半導体集積回路を一
    つのカードに設けた複合情報記録カードの使用方法にお
    いて、 前記光情報記録媒体に広告提供及びウェブサイトアクセ
    スに使用するユーテリティを含む再生情報を格納し、 前記半導体集積回路に、引取、診療、入退場又は入出庫
    等に関する情報を含む個人認証に使用する読取情報を格
    納し、 前記光情報記録媒体の再生情報を、再生装置を設置した
    現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて処理装置
    に転送して、この遠隔地又は現場の再生装置との連携に
    おいて利用し、且つ、前記半導体集積回路の読取情報
    を、読取装置を設置した現場で利用し、又は通信ネット
    ワークを通じて処理装置に転送して、この遠隔地又は現
    場の読取装置との連携において利用することを特徴とす
    る複合情報記録カードの使用方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェブサイトに、光情報記録媒体の
    ユーテリティ再生情報によってアクセスする際に、アク
    セス者の情報を入力又は転送し、 この転送情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブ
    サイトのホームページ及び/又は電子メールを通じた情
    報伝達に利用することを特徴とする請求項1に記載の複
    合情報記録カードの使用方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体集積回路の読取情報を、読取
    装置を設置した現場で利用し、又は通信ネットワークを
    通じて処理装置に転送し、この遠隔地又は現場の読取装
    置との連携において利用する際に、 診療、銀行で使用するカードを含む情報媒体の再生情報
    と連携した処理を実行することを特徴とする請求項1に
    記載の複合情報記録カードの使用方法。
  4. 【請求項4】 前記複合情報記録カード面に、広告又は
    名刺を含む情報を掲載することを特徴とする請求項1に
    記載の複合情報記録カードの使用方法。
  5. 【請求項5】 光情報記録媒体及び半導体集積回路を一
    つのカードに設けた複合情報記録カードを使用するため
    の複合情報記録カード通信システムにおいて、 前記光情報記録媒体に格納した広告提供及びウェブサイ
    トアクセスに使用するユーテリティを含む再生情報を、
    再生現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて処理
    装置に転送して、この遠隔地又は現場での連携において
    利用するための再生処理・通信手段と、 前記半導体集積回路に、引取、診療、入退場又は入出庫
    等に関する情報を含む個人認証に使用する読取情報を、
    再生現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて処理
    装置に転送して、この遠隔地又は現場での連携において
    利用するための読取処理・通信手段と、 を備えることを特徴とする複合情報記録カード通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記再生処理・通信手段に、前記光情報
    記録媒体の再生情報を前記再生処理・通信手段単独又は
    通信ネットワークを通じた処理装置との連携において書
    き替える書替手段を備えることを特徴とする請求項5に
    記載の複合情報記録カード通信システム。
  7. 【請求項7】 前記読取処理・通信手段に、前記半導体
    集積回路の読取情報を前記読取処理・通信手段単独又は
    通信ネットワークを通じた処理装置との連携において書
    き替える書替手段を備えることを特徴とする請求項5に
    記載の複合情報記録カード通信システム。
  8. 【請求項8】 前記通信ネットワークを通じた処理装置
    が、TCP/IPネットワークに収容されるウェブサー
    バを含むウェブサイト装置であることを特徴とする請求
    項5に記載の複合情報記録カード通信システム。
  9. 【請求項9】 前記再生処理・通信手段が、TCP/I
    Pネットワークに収容される汎用コンピュータであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の複合情報記録カード通
    信システム。
  10. 【請求項10】 前記通信ネットワークが、TCP/I
    Pネットワークであり、このTCP/IPネットワーク
    上のウェブサーバを含むウェブサイト装置に光情報記録
    媒体のユーテリティ再生情報をもってアクセスし、又
    は、 光情報記録媒体のユーテリティ再生情報によって、前記
    通信ネットワークを通じてコンピュータ対コンピュータ
    通信を実行することを特徴とする請求項5に記載の複合
    情報記録カード通信システム。
  11. 【請求項11】 前記ウェブサイトに光情報記録媒体の
    ユーテリティ再生情報によってアクセスする際に、アク
    セス者の個人情報を入力・転送し、 この情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブサイ
    トのホームページ及び/又は電子メールを通じた情報伝
    達に利用することを特徴とする請求項5に記載の複合情
    報記録カード通信システム。
  12. 【請求項12】 前記通信ネットワークを通じた処理装
    置への転送を、インターネットアクセスが可能な携帯電
    話機を通じて実行することを特徴とする請求項5に記載
    の複合情報記録カード通信システム。
  13. 【請求項13】 前記複合情報記録カードの一面又は両
    面に、複数の光情報記録媒体及び半導体集積回路を設け
    たことを特徴とする請求項5に記載の複合情報記録カー
    ド通信システム。
  14. 【請求項14】 前記半導体集積回路が、読取処理・通
    信手段からの電磁波を処理して電源供給を行うことを特
    徴とする請求項5に記載の複合情報記録カード通信シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記半導体集積回路の読取情報を、T
    CP/IPネットワーク上のネット銀行通信システムと
    の間の決済における個人認証に使用することを特徴とす
    る請求項5に記載の複合情報記録カード通信システム。
  16. 【請求項16】 光情報記録媒体に格納した広告提供及
    びウェブサイトアクセスに使用するユーテリティを含む
    再生情報を、再生現場で利用し、又は通信ネットワーク
    を通じて処理装置に転送して、この遠隔地又は現場での
    連携において利用するステップと、 前記半導体集積回路に、引取、診療、入退場又は入出庫
    等に関する情報を含む個人認証に使用する読取情報を、
    再生現場で利用し、又は通信ネットワークを通じて処理
    装置に転送して、この遠隔地又は現場での連携において
    利用するためのステップと、 の処理制御をコンピュータが実行するためのプログラム
    データを格納したことを特徴とする情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 光情報記録媒体の再生情報を、この再
    生処理及び通信を行う装置単独又は通信ネットワークを
    通じた処理装置との連携において書き替えるステップ
    と、 半導体集積回路の読取情報を、この読取処理及び通信を
    行う装置単独又は通信ネットワークを通じた処理装置と
    の連携において書き替えるステップと、 の少なくとも一つの処理制御をコンピュータが実行する
    ためのプログラムデータを、さらに格納したことを特徴
    とする請求項16に記載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 TCP/IPネットワーク上のウェブ
    サーバを含むウェブサイト装置に光情報記録媒体のユー
    テリティ再生情報をもってアクセスし、又は、 光情報記録媒体のユーテリティ再生情報によって、前記
    通信ネットワークを通じてコンピュータ対コンピュータ
    通信を実行するステップと、 前記アクセスにおいて、アクセス者の個人情報を入力・
    転送し、 この情報を前記ウェブサイト側で蓄積して、ウェブサイ
    トのホームページ及び/又は電子メールを通じた情報伝
    達に利用するステップと、 前記読取情報を、TCP/IPネットワーク上のネット
    銀行通信システムとの間の決済における個人認証に使用
    するステップと、 の少なくとも一つのステップ制御をコンピュータが実行
    するためのプログラムデータを、さらに格納したことを
    特徴とする請求項16に記載の情報記録媒体。
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