JP2002230348A - 電子入札代行システム - Google Patents

電子入札代行システム

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JP2002230348A
JP2002230348A JP2001026062A JP2001026062A JP2002230348A JP 2002230348 A JP2002230348 A JP 2002230348A JP 2001026062 A JP2001026062 A JP 2001026062A JP 2001026062 A JP2001026062 A JP 2001026062A JP 2002230348 A JP2002230348 A JP 2002230348A
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JP2001026062A
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Koichi Maeda
幸一 前田
Susumu Tsunoda
進 角田
Ryoichi Kasuga
良一 春日
Osamu Fushimi
修 伏見
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NTT Communications Corp
Original Assignee
NTT Communications Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/04Trading; Exchange, e.g. stocks, commodities, derivatives or currency exchange

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Technology Law (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量品目の入札対象に対しても効率的かつ迅
速に最適なメーカやサプライヤを選定することができる
電子入札代行システムを提供する。 【解決手段】 電子カタログプラットフォームは入札対
象情報から作成した入札用カタログに対する入札カタロ
グに記載の各入札パラメータの値をサプライヤ選定用テ
ンプレートの計算式に適用して算出した各サプライヤの
合計ポイントに基づきサプライヤ候補を選定し、その比
較用カタログを作成し、バイヤ用装置からのサプライヤ
候補絞込み情報とテンプレートに基づき各サプライヤ候
補の合計ポイントを算出し、再入札サプライヤ候補を選
定し、その入札カタログを統合加工して作成した再入札
用カタログに対する再入札カタログを前記入札カタログ
と見なして、上記処理を繰り返し行うことにより最適な
サプライヤを選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のメータのス
ペックカタログ情報に基づき最適なメーカを選定すべく
支援するとともに、バイヤからの入札対象に対して入札
を行う複数のサプライヤから最適なサプライヤを選定す
べく支援し、更に購買システム用カタログを作成する電
子入札代行システムに関し、詳しくは、バイヤがバイヤ
用装置からネットワークを介して入力する入札対象情報
を電子カタログプラットフォームで受信し、入札対象情
報に対して入札を行う複数のサプライヤが各サプライヤ
用装置からネットワークを介して入力する各入札カタロ
グ情報に基づき電子カタログプラットフォームにおいて
最適なサプライヤを選定すべく支援する電子入札代行シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを利用したオーク
ションやリバースオークションなどの入札システムやサ
ービスは存在しているが、1品目単位や少数品目単位で
入札を実施しているため、例えば大企業で行う数万品目
規模のような大量品目の一括入札を行うには、膨大な入
札回数が必要となる。また、大量品目の一括は、従来紙
ベースのオフラインで行われている。
【0003】更に、入札対象製品に対して入札する複数
のメーカやサプライヤから適切なものを選定するにあた
っては、単なる価格比較で選定したり、またはバイヤの
購買部門の専門家が経験と勘に頼って選定している。
【0004】また、メーカやサプライヤの選定後の結果
公示は、例えばFAXや郵便などによるオフラインで各
メーカやサプライヤ毎に行われている。更に、入札対象
製品の決定後の入札対象に用いるカタログ作成は、紙ベ
ースで行われ、莫大な期間と費用がかかっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の入札システムは、一般に1品目単位や少数品目単位で
入札を実施しているため、数万品目規模のような大量品
目の一括入札を行うには、膨大な入札回数が必要とな
り、不向きであり、非効率的かつ非経済的であるという
問題がある。
【0006】また、大量品目の一括入札対象製品の選定
は、従来紙ベースのオフラインで行われていて、膨大な
期間とコストがかかるという問題がある。
【0007】更に、入札対象製品に対して入札する複数
のメーカやサプライヤから適切なものを選定するにあた
っては、従来、単なる価格比較で選定したり、またはバ
イヤの購買部門の専門家が経験と勘に頼って選定してい
るため、最適なメーカやサプライヤを適確に選定するこ
とができないという問題がある。
【0008】また、メーカやサプライヤの選定後の結果
公示は、従来、例えばFAXや郵便などによるオフライ
ンで各メーカやサプライヤ毎に通知する必要があるた
め、作業が煩雑であるという問題があり、更に入札対象
製品の決定後の入札対象に用いるカタログ作成は、紙ベ
ースで行われているため、莫大な期間と費用がかかると
いう問題がある。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、大量品目の入札対象に対して
も効率的かつ迅速に最適なメーカやサプライヤを選定す
るとともに、購買システム用カタログを作成することが
できる電子入札代行システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、バイヤからネットワーク
を介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複
数のサプライヤが各サプライヤ用装置からネットワーク
を介して入力する各入札カタログ情報に基づき最適なサ
プライヤを選定すべく支援する電子入札代行システムで
あって、入札対象に対する各入札パラメータの値を計算
する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数の
レンジ、各入札パラメータの各レンジにおける値を評価
するポイント、および各入札パラメータの値の最低ライ
ンを設定した閾値を各入札対象毎に設定しているサプラ
イヤ選定用テンプレートと、前記入札対象に対して各サ
プライヤから提供される入札カタログに記載されている
各入札パラメータの値を基本として関係する値を前記サ
プライヤ選定用テンプレートの計算式に適用してサプラ
イヤ選定用テンプレートの各入札パラメータの値を計算
し、この計算した値が属するレンジに対応するポイント
をすべての入札パラメータについて加算して各サプライ
ヤ毎の合計ポイントを算出する合計ポイント算出手段
と、この算出した各サプライヤ毎の合計ポイントおよび
前記閾値に基づきサプライヤを選定するサプライヤ選定
手段とを有することを要旨とする。
【0011】請求項1記載の本発明にあっては、各入札
パラメータの計算式、レンジ、評価ポイント、閾値を各
入札対象毎に設定しているサプライヤ選定用テンプレー
トを設け、このサプライヤ選定用テンプレートの計算式
に各サプライヤからの各入札パラメータの値を基本とし
て関係する値を適用して各サプライヤ毎の合計ポイント
を算出し、この各サプライヤ毎の合計ポイントおよび閾
値に基づきサプライヤを選定するため、従来のように価
格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライヤの選定でな
く、サプライヤ選定用テンプレートによりサプライヤの
絞込みを適確に行い、最適なサプライヤを効率的かつ迅
速に選択できるとともに、また従来のような1品目単位
や少数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような
大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができ
る。
【0012】請求項2記載の本発明は、バイヤからネッ
トワークを介して入力される入札対象情報に対して入札
を行う複数のサプライヤが各サプライヤ用装置からネッ
トワークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき
最適なサプライヤを選定すべく支援する電子入札代行シ
ステムであって、入札対象に対する各入札パラメータの
値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けし
た複数のレンジ、各入札パラメータの各レンジにおける
値を評価するポイント、および各入札パラメータの値の
最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎に設定してい
るサプライヤ選定用テンプレートと、前記入札対象に対
して各サプライヤがそれぞれのサプライヤ用装置からネ
ットワークを介して提供する各入札カタログ情報に記載
されている各入札パラメータの値の各サプライヤ毎の分
布を作成する分布作成手段と、この作成された各入札パ
ラメータの値の分布の偏差値および広がりを含む要素に
基づき前記サプライヤ選定用テンプレートのレンジ、ポ
イント、閾値を補正する補正手段と、前記入札対象に対
して各サプライヤから提供される入札カタログに記載さ
れている各入札パラメータの値を基本として関係する値
を前記サプライヤ選定用テンプレートの計算式に適用し
てサプライヤ選定用テンプレートの各入札パラメータの
値を計算し、この計算した値が属するレンジに対応する
ポイントをすべての入札パラメータについて加算して各
サプライヤ毎の合計ポイントを算出する合計ポイント算
出手段と、この算出した各サプライヤ毎の合計ポイント
および前記閾値に基づきサプライヤを選定するサプライ
ヤ選定手段とを有することを要旨とする。
【0013】請求項2記載の本発明にあっては、各入札
パラメータの計算式、レンジ、評価ポイント、閾値を各
入札対象毎に設定しているサプライヤ選定用テンプレー
トを設け、このサプライヤ選定用テンプレートを各サプ
ライヤの各入札パラメータ毎の分布の偏差値および広が
りを含む要素に基づき補正し、このサプライヤ選定用テ
ンプレートの計算式に各サプライヤからの各入札パラメ
ータの値を基本として関係する値を適用して各サプライ
ヤ毎の合計ポイントを算出し、この各サプライヤ毎の合
計ポイントおよび閾値に基づきサプライヤを選定するた
め、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサ
プライヤの選定でなく、サプライヤ選定用テンプレート
によりサプライヤの絞込みを適確に行い、最適なサプラ
イヤを効率的かつ迅速に選択できるとともに、また従来
のような1品目単位や小数品目単位でなく、例えば数万
件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率
的に行うことができる。
【0014】また、請求項3記載の本発明は、バイヤが
バイヤ用装置からネットワークを介して入力する入札対
象情報を電子カタログプラットフォームで受信し、前記
入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライヤが各
サプライヤ用装置からネットワークを介して入力する各
入札カタログ情報に基づき前記電子カタログプラットフ
ォームにおいて最適なサプライヤを選定すべく支援する
電子入札代行システムであって、前記電子カタログプラ
ットフォームは、入札対象に対する各入札パラメータの
値を計算する計算式、各入札パラメータの値を区分けし
た複数のレンジ、各入札パラメータの各レンジにおける
値を評価するポイント、および各入札パラメータの値の
最低ラインを設定した閾値を各入札対象毎または各入札
対象グループ毎に設定しているサプライヤ選定用テンプ
レートと、バイヤがバイヤ用装置からネットワークを介
して入力する入札対象情報を受信する入札情報受信手段
と、この受信した入札対象情報に基づき入札用カタログ
を作成する入札用カタログ作成手段と、本システムと各
サプライヤ用装置との通信により前記入札用カタログを
ネットワークを介して各サプライヤ用装置に送信する入
札用カタログ送信手段と、前記入札用カタログに対する
入札カタログを各サプライヤ用装置からネットワークを
介して受信する入札カタログ受信手段と、この受信した
入札カタログに記載されている各入札パラメータの値を
基本として関係する値を前記サプライヤ選定用テンプレ
ートの計算式に適用してサプライヤ選定用テンプレート
の各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属
するレンジに対応するポイントをすべての入札パラメー
タについて加算して各サプライヤ毎の合計ポイントを算
出し、この算出した各サプライヤ毎の合計ポイントおよ
び前記閾値に基づきサプライヤ候補を選定し、この選定
したサプライヤ候補の入札カタログを統合および加工し
て比較用カタログを作成する比較用カタログ作成手段
と、本システムと前記バイヤ用装置との通信により前記
比較用カタログをネットワークを介してバイヤ用装置に
送信する比較用カタログ送信手段とを有することを要旨
とする。
【0015】請求項3記載の本発明にあっては、電子カ
タログプラットフォームはバイヤ用装置から受信した入
札対象情報に基づき入札用カタログを作成して各サプラ
イヤ用装置に送信し、入札用カタログに対して各サプラ
イヤ用装置から受信した入札カタログに記載されている
各入札パラメータの値を基本として関係する値をサプラ
イヤ選定用テンプレートの計算式に適用して各サプライ
ヤ毎の合計ポイントを算出し、この合計ポイントおよび
閾値に基づきサプライヤ候補を選定し、このサプライヤ
候補の入札カタログを統合加工して比較用カタログを作
成してバイヤ用装置に送信するため、従来のように価格
のみの比較や経験と勘に頼ったサプライヤの選定でな
く、サプライヤ選定用テンプレートによりサプライヤの
絞込みを適確に行うことができる。
【0016】請求項4記載の本発明は、バイヤ用装置
が、前記比較用カタログを受信し、この比較用カタログ
に記載された各入札パラメータの内容に基づき前記サプ
ライヤ候補を更に絞り込むための絞込み情報を電子カタ
ログプラットフォームに送信して再入札を依頼する再入
札依頼手段を有し、前記電子カタログプラットフォーム
は、更にバイヤ用装置から前記絞込み情報を受信し、こ
の絞込み情報と前記サプライヤ選定用テンプレートに基
づき前記サプライヤ候補の各々の合計ポイントを算出
し、この各サプライヤ候補の合計ポイントに基づき再入
札サプライヤ候補を選定し、この選定した再入札サプラ
イヤ候補の入札カタログを統合および加工して再入札用
カタログを作成する再入札用カタログ作成手段と、本シ
ステムと前記再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置
との通信により前記再入札用カタログをネットワークを
介して各再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置に送
信する再入札用カタログ送信手段と、前記再入札用カタ
ログに対する再入札カタログを各再入札サプライヤ候補
のサプライヤ用装置からネットワークを介して受信する
再入札カタログ受信手段と、この受信した再入札カタロ
グを前記入札カタログと見なして、前記比較用カタログ
作成、比較用カタログ送信手段、再入札依頼手段、再入
札用カタログ作成手段、再入札カタログ送信手段、再入
札カタログ受信手段で実施される処理に適用して、該処
理を繰り返し行うことにより、バイヤの入札対象に対し
て最適なサプライヤを選定する最適サプライヤ選定手段
と、この選定された最適なサプライヤの入札カタログに
基づき落札カタログを作成する落札カタログ作成手段
と、入札対象カタログ情報、スペック情報、画像情報に
基づいて購買システム用カタログを作成する購買システ
ム用カタログ作成手段とを有することを要旨とする。
【0017】請求項4記載の本発明にあっては、バイヤ
用装置からのサプライヤ候補絞込み情報とサプライヤ選
定用テンプレートに基づき各サプライヤ候補の合計ポイ
ントを算出し、この合計ポイントに基づき再入札サプラ
イヤ候補を選定し、この再入札サプライヤ候補の入札カ
タログを統合加工して再入札用カタログを作成して各再
入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置に送信し、再入
札カタログを各再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装
置から受信し、この再入札カタログを前記入札カタログ
と見なして、上記処理を繰り返し行うことにより最適な
サプライヤを選定するとともに、また購買システム用カ
タログを作成するため、従来のように価格のみの比較や
経験と勘に頼ったサプライヤの選定でなく、サプライヤ
選定用テンプレートによりサプライヤの絞込みを適確に
行い、最適なサプライヤを効率的かつ迅速に選択できる
とともに、従来のような1品目単位や少数品目単位でな
く、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札
も迅速かつ効率的に行うことができる。また、カタログ
作成、入札結果の取りまとめ、選定結果公示などを含む
各処理をすべてリンクさせ、従来のような紙ベースでな
く、ネットワークを介してオンラインで自動的に行うた
め、従来に比較して各業務を大幅に改善できるととも
に、莫大な期間と費用を削減することができる。
【0018】更に、請求項5記載の本発明は、複数のメ
ータのスペックカタログ情報に基づき最適なメーカを選
定すべく支援するとともに、バイヤからネットワークを
介して入力される入札対象情報に対して入札を行う複数
のサプライヤが各サプライヤ用装置からネットワークを
介して入力する各入札カタログ情報に基づき最適なサプ
ライヤを選定すべく支援する電子入札代行システムであ
って、バイヤから受信した入札対象情報に基づきスペッ
ク比較用カタログを作成し、本システムと各メーカ用装
置との通信により前記スペック比較用カタログをネット
ワークを介して各メーカ用装置に送信するスペック比較
用カタログ作成手段と、前記スペック比較用カタログに
対して各メーカでデータを入力したデータ入力済みスペ
ック比較用カタログを各メーカからネットワークを介し
て受信し、この受信した各メーカのデータ入力済みスペ
ック比較用カタログを統合および加工し、統合加工済み
比較用カタログをバイヤに供給する統合加工済み比較用
カタログ作成手段と、この統合加工済み比較用カタログ
に基づきバイヤにおいて当該比較用カタログに記載され
ている情報を基にメーカの絞込みを行ってメーカを選定
した結果を受け取って、選定結果カタログを作成し、各
メーカに対して該選定結果カタログを閲覧可能にする選
定結果カタログ作成手段と、前記入札対象情報に基づき
作成した入札用カタログを本システムと各サプライヤ用
装置との通信によりネットワークを介して前記選定され
たメーカの入札対象を供給している各サプライヤ用装置
に送信する入札用カタログ送信手段と、前記入札用カタ
ログに対する各サプライヤ用装置から受信した入札カタ
ログに記載されている各入札パラメータに基づきサプラ
イヤ候補を選定し、この選定したサプライヤ候補の入札
カタログを統合および加工して比較用カタログを作成す
る比較用カタログ作成手段と、本システムと前記バイヤ
用装置との通信により前記比較用カタログをネットワー
クを介してバイヤ用装置に送信し、この比較用カタログ
に記載された各入札パラメータの内容に基づき前記サプ
ライヤ候補を更に絞り込むための絞込み情報とともにバ
イヤ用装置から送信される再入札依頼を受信し、この絞
込み情報に基づき前記サプライヤ候補から再入札サプラ
イヤ候補を選定し、この選定した再入札サプライヤ候補
の入札カタログを統合および加工して再入札用カタログ
を作成する再入札用カタログ作成手段と、本システムと
前記再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置との通信
により前記再入札用カタログをネットワークを介して各
再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置に送信し、こ
の再入札用カタログに対する再入札カタログを各再入札
サプライヤ候補のサプライヤ用装置からネットワークを
介して受信する再入札カタログ受信手段と、この受信し
た再入札カタログを前記入札カタログと見なして、前記
比較用カタログ作成手段、再入札用カタログ作成手段、
再入札カタログ受信手段で実施される処理に適用して、
該処理を繰り返し行うことにより、バイヤの入札対象に
対して最適なサプライヤを選定する最適サプライヤ選定
手段と、この選定された最適なサプライヤの入札カタロ
グに基づき落札カタログを作成する落札カタログ作成手
段と、入札対象カタログ情報、スペック情報、画像情報
に基づいて購買システム用カタログを作成する購買シス
テム用カタログ作成手段とを有することを要旨とする。
【0019】請求項5記載の本発明にあっては、バイヤ
からの入札対象情報から作成したスペック比較用カタロ
グを各メーカ用装置に送信して、データ入力済みスペッ
ク比較用カタログを各メーカから受信し、このスペック
比較用カタログを統合加工して作成した比較用カタログ
に基づきバイヤにおいてメーカを選定した結果を受け取
って作成した選定結果カタログを各メーカに閲覧可能に
し、入札対象情報に基づく入札用カタログを前記選定し
たメーカの入札対象を供給している各サプライヤ用装置
に送信し、各サプライヤ用装置からの入札カタログの各
入札パラメータに基づきサプライヤ候補を選定し、この
サプライヤ候補の入札カタログを統合加工して比較用カ
タログを作成し、バイヤ用装置に送信し、この比較用カ
タログの各入札パラメータに基づきサプライヤ候補を更
に絞り込むためのバイヤ用装置からの絞込み情報に基づ
き再入札サプライヤ候補を選定し、再入札用カタログを
作成し、この再入札用カタログに対する再入札カタログ
を受信し、この再入札カタログを前記入札カタログと見
なして、上記処理を繰り返し行うことにより、最適なサ
プライヤを選定するとともに、また購買システム用カタ
ログを作成するため、従来のように価格のみの比較や経
験と勘に頼ったサプライヤの選定でなく、サプライヤ選
定用テンプレートによりサプライヤの絞込みを適確に行
い、最適なサプライヤを効率的かつ迅速に選択できると
ともに、従来のような1品目単位や少数品目単位でな
く、例えば数万件品目規模のような大量品目の一括入札
も迅速かつ効率的に行うことができる。また、カタログ
作成、入札結果の取りまとめ、選定結果公示などを含む
各処理をすべてリンクさせ、従来のような紙ベースでな
く、ネットワークを介してオンラインで自動的に行うた
め、従来に比較して各業務を大幅に改善できるととも
に、莫大な期間と費用を削減することができる。
【0020】請求項6記載の本発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の本発明において、前記サプライ
ヤ選定用テンプレートの計算式に適用される各入札パラ
メータの値を基本して関係する値は、前記入札対象に対
する各サプライヤからの今回の入札カタログに記載され
ている各入札パラメータの値を少なくとも含み、必要に
より前回の入札カタログおよび今回の再入札カタログに
記載されている各入札パラメータの値、過去の実績デー
タ、バイヤによるサプライヤ選定履歴データ、落札カタ
ログデータ、バイヤの販売実績データ、サプライヤの販
売実績データの1つ以上を必要により含むことを要旨と
する。
【0021】請求項6記載の本発明にあっては、今回の
入札カタログ、前回の入札カタログ、過去の実績デー
タ、サプライヤ選定履歴データ、落札カタログデータ、
販売実績データのいずれかをサプライヤ選定用テンプレ
ートの計算式に適用して各サプライヤの合計ポイントを
算出している。
【0022】また、請求項7記載の本発明は、請求項1
乃至6のいずれか1項に記載の本発明において、前記入
札パラメータが、入札対象の価格、割引率、納期の少な
くともいずれか1つ以上を含むことを要旨とする。
【0023】請求項7記載の本発明にあっては、入札パ
ラメータは入札対象の価格、割引率、納期の少なくとも
いずれか1つ以上を含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係わ
る電子入札代行システムの構成を示す図である。同図に
示す本実施形態の電子入札代行システムは、電子カタロ
グプラットフォーム(PF)1を有し、この電子カタロ
グプラットフォーム1にはバイヤのバイヤ用装置3、メ
ーカのメーカ用装置5、サプライヤのサプライヤ用装置
7がインターネット9を介して接続されている。
【0025】電子カタログプラットフォーム1は、スペ
ック比較用検索サーバ11、スペック比較用カタログを
格納するスペック比較用データベース(DB)13、入
札用サーバ15、入札用カタログデータベース17、比
較用カタログデータベース19、購買システム用カタロ
グデータベース21を有する。
【0026】なお、以下の説明では、各種カタログを含
む各情報の電子カタログプラットフォーム1とバイヤ用
装置3、メーカ用装置5、およびサプライヤ用装置7間
におけるやり取りをダウンロードまたはアップロードと
いう用語を用いて説明しているが、各図面上ではダウン
ロードに対応して受信を行い、アップロードに対応して
送信を用いていることを注意されたい。また、電子カタ
ログプラットフォーム1とバイヤ用装置3、メーカ用装
置5、およびサプライヤ用装置7は、個々に独立した装
置であることから、それぞれに対応するプログラムも独
立して動作し、また流通せしめることが可能である。
【0027】このように構成される本実施形態の電子入
札代行システムの全体の流れについて簡単に説明する。
まず、電子カタログプラットフォーム1は、バイヤ用装
置3からインターネット9を介して入力されるどの商品
を入札対象とするかという品目登録に応答し、各メーカ
のメーカ用装置5に対してインターネット9を介してス
ペック情報提供依頼を行い、各メーカ用装置5からスペ
ック情報を収集する(処理1−3)。電子カタログプラ
ットフォーム1は、スペック情報の収集を完了すると、
スペック情報収集完了情報をインターネット9を介して
バイヤ用装置3に送信する(処理4)。
【0028】バイヤ用装置3は、電子カタログプラット
フォーム1からのスペック情報収集完了情報の受信に応
答して、電子カタログプラットフォーム1が各メーカ用
装置5から収集したスペック情報を検索し、この検索結
果に基づき対象入札アイテムを選択する(処理5−
7)。
【0029】電子カタログプラットフォーム1は、バイ
ヤ用装置3が選択した入札対象アイテムに基づき入札を
各サプライヤ用装置7に対して開始し(処理8)、まず
入札用カタログをインターネット9を介して各サプライ
ヤ用装置7に配布する(処理9)。各サプライヤ用装置
7は、電子カタログプラットフォーム1から入札用カタ
ログを受信すると、この入札用カタログに新価格などの
データを記入し(処理10)、このデータを記入した入
札用カタログを電子カタログプラットフォーム1へアグ
リゲーション(集積)する(処理11)。
【0030】電子カタログプラットフォーム1は、各サ
プライヤ用装置7からアグリゲーションした入札用カタ
ログから比較用カタログを生成して比較用カタログデー
タベース19に格納し、バイヤ用装置3に対してサプラ
イヤ絞込み検索を依頼する(処理12)。バイヤ用装置
3は、この検索依頼に対して絞り込んだサプライヤの情
報、新価格情報などの絞込み情報を電子カタログプラッ
トフォーム1に通知する(処理13)。電子カタログプ
ラットフォーム1は、このバイヤ用装置3からの絞込み
情報に基づくスペック情報提供依頼を各サプライヤ用装
置7に行い(処理14)、これに対してサプライヤ用装
置7から送付されるスペック情報を受信して(処理1
5)、購買システム用カタログを作成し、この購買用シ
ステム用カタログをバイヤ用装置3の購買システム3a
に送信する(処理16)。
【0031】次に、図2および図5を参照して、本実施
形態の電子入札代行システムにおける入札用カタログ作
成・配信からサプライヤ選定支援、結果公示、購買シス
テム用カタログ作成に至る処理について説明する。な
お、図2に示すように、電子カタログプラットフォーム
1は、図1で示したスペック比較用データベース13、
入札用カタログデータベース17、比較用カタログデー
タベース19、購買システム用カタログデータベース2
1に加えて、再入札用カタログデータベース23、比較
用カタログデータベース25、落札カタログデータベー
ス27を更に有している。
【0032】この処理においては、電子カタログプラッ
トフォーム1がサプライヤ用装置7から入札カタログや
再入札カタログを受け取った場合に、この入札カタログ
や再入札カタログに記載されている例えば価格、割引
率、納期などのような各入札パラメータの値に基づいて
各サプライヤ毎の評価点であるポイントの合計を算出
し、この合計ポイントに基づいてサプライヤを絞り込ん
で選定するためのサプライヤ選定用テンプレートを使用
するが、このサプライヤ選定用テンプレートについて図
3を参照して最初に説明する。
【0033】サプライヤ選定用テンプレートは、入札対
象毎または入札対象グループ毎に設定され、図3に示す
ように、入札対象の価格、割引率、納期などのような各
入札パラメータに対応して、入札パラメータの値を計算
する計算式、各入札パラメータの値を区分けした複数の
レンジ、各入札パラメータの各レンジにおける値を評価
するポイント、および各入札パラメータの値の最低ライ
ンを設定した閾値を設定している。
【0034】図3では、例えば価格に対しては、レンジ
を「0〜2,000」「2,001〜3,000」
「3,001〜」の3つのレンジに区分けし、「0〜
2,000」に対してはポイントとして10を設定し、
「2,001〜3,000」に対してはポイントとして
5を設定し、「3,001〜」に対してはポイントとし
て2を設定している。また、最低ラインの閾値を3,5
00までとしている。すなわち、ある入札対象である商
品の価格が2,500であるとすると、この商品のポイ
ントは5点となり、閾値の3,500をクリアしている
ことになる。
【0035】また、入札パラメータの割引率は、計算式
として前回価格から今回価格を引いた差額を前回価格で
割るという式を設定し、レンジを「7% 〜」「4%〜
7%」「〜4%」に区分けし、また納期に対しては、
「〜5日」「6日〜」に区分けし、これらの区分けした
各レンジ毎にポイントを設定している。
【0036】従って、入札対象である商品の価格、割引
率、納期などの各入札パラメータが入札カタログや再入
札カタログに記載されているデータから分かると、これ
らの各入札パラメータの値を図3に示すサプライヤ選定
用テンプレートに適用し、各入札パラメータ毎のポイン
トを合成すると、当該商品の合計ポイントを算出するこ
とができる。この合計ポイントを各サプライヤ毎に算出
して比較することにより、複数のサプライヤを絞込みこ
とができ、ポイントの一番高いサプライヤを最適なサプ
ライヤとして選択することができることになる。なお、
合計ポイントが図3に示すような閾値である最低50ポ
イント以上ない場合には、この商品を入札しているサプ
ライヤは入札から削除されることになる。
【0037】なお、図3に示すサプライヤ選定用テンプ
レートから入札対象に対する各サプライヤ毎の合計ポイ
ントを算出するために、サプライヤ選定用テンプレート
の計算式に適用される値は、上述したように入札カタロ
グや再入札カタログに記載されている入札対象の各入札
パラメータの値のみでなく、正確には入札対象に対して
各サプライヤから提供される入札カタログや再入札カタ
ログに記載されている各入札パラメータの値を基本とし
て関係する値、具体的には入札対象に対する各サプライ
ヤからの今回の入札カタログに記載されている各入札パ
ラメータの値を少なくとも含み、必要により前回の入札
カタログおよび今回の再入札カタログに記載されている
各入札パラメータの値、過去の実績データ、過去の履歴
情報、バイヤによるサプライヤ選定履歴データ、落札カ
タログデータ、バイヤの販売実績データ、サプライヤの
販売実績データなどの情報を1つ以上必要により含むも
のである。
【0038】例えば、サプライヤ選定用テンプレートの
入札パラメータとして、入札価格下げ幅や、製品毎前年
比割引率などがある場合、入札価格下げ幅は、前回の入
札カタログまたは前回の入札カタログから作成した比較
用カタログに記載されている前回の入札価格から今回の
入札カタログまたは今回の入札カタログから作成した比
較用カタログに記載されている今回の入札価格を減算す
ることにより算出され、また製品毎前年比割引率は、実
績データとして蓄積されている前回出荷数に今回の入札
カタログまたは今回の入札カタログから作成した比較用
カタログに記載されている今回の入札価格を掛けた金額
を実績データとして蓄積されている前回出荷合計金額か
ら減算した差額を実績データとして蓄積されている前回
出荷合計金額で割算して算出されることになる。
【0039】すなわち、本実施形態の電子カタログプラ
ットフォーム1は、入札対象に対して各サプライヤから
提供される入札カタログに記載されている各入札パラメ
ータの値を基本として関係する値を前記サプライヤ選定
用テンプレートの計算式に適用してサプライヤ選定用テ
ンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計算
した値が属するレンジに対応するポイントをすべての入
札パラメータについて加算して各サプライヤ毎の合計ポ
イントを算出する合計ポイント算出手段を有しているも
のである。この各サプライヤ毎の合計ポイント及び閾値
に基づき、最適なサプライヤを選定することができる。
【0040】また、本実施形態では、各サプライヤから
の入札カタログや再入札カタログに記載されている各入
札パラメータの値の分布の偏差値および広がりを含む要
素に基づき図3に示すサプライヤ選定用テンプレートの
レンジ、ポイント、閾値を補正して最適なサプライヤを
選定するようにもなっている。このために、入札対象に
対して各サプライヤが提供する各入札カタログや再入札
カタログに記載されている各入札パラメータの値の各サ
プライヤ毎の分布を図4に示すように作成し、この分布
からサプライヤ選定用テンプレートのレンジ、ポイン
ト、閾値を補正するようにしている。
【0041】図4(a),(b),(c)に示す分布
は、各サプライヤからの入札カタログや再入札カタログ
に記載されている入札パラメータである例えば価格、割
引率、納期の各サプライヤ毎の分布を示している。そし
て、このような分布から、当該分布が広がっているか狭
まっているかまたは偏差値はどうなっているかなどのよ
うな該分布の偏差値や広がりを含む幾つかの要素が分か
るが、このような偏差値や広がりを含む要素に基づき図
3のサプライヤ選定用テンプレートのレンジ、ポイン
ト、閾値を補正するようになっている。
【0042】例えば、図4に示すような分布のうち、例
えば価格の分布から価格のレンジ分けが上述した「0〜
2,000」「2,001〜3,000」「3,001
〜」のレンジ分けよりも、例えば「0〜1,500」
「1,501〜2,000」「2,001〜」のような
レンジ分けが適していると判明した場合には、図3のサ
プライヤ選定用テンプレートに示すようにレンジが補正
されることになる。
【0043】なお、図4に示す分布において、点線で示
す縦線は選定した結果の値を示しているものである。具
体的には、選定したサプライヤの入札カタログや再入札
カタログに記載されている価格、割引率、納期などのよ
うな各入札パラメータの値を示しているものであり、例
えば図4(c)に示す納期の分布からは、納期はかなり
短納期のものが選択されたことになる。
【0044】すなわち、本実施形態の電子カタログプラ
ットフォーム1は、入札対象に対して各サプライヤが提
供する各入札カタログ情報に記載されている各入札パラ
メータの値の各サプライヤ毎の分布を作成する分布作成
手段と、この作成された各入札パラメータの値の分布の
偏差値および広がりを含む要素に基づきサプライヤ選定
用テンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正する補
正手段と、入札対象に対して各サプライヤから提供され
る入札カタログに記載されている各入札パラメータの値
を基本として関係する値をサプライヤ選定用テンプレー
トの計算式に適用してサプライヤ選定用テンプレートの
各入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属す
るレンジに対応するポイントをすべての入札パラメータ
について加算して各サプライヤ毎の合計ポイントを算出
する合計ポイント算出手段と、この算出した各サプライ
ヤ毎の合計ポイントおよび閾値に基づきサプライヤを選
定するサプライヤ選定手段とを有するものである。
【0045】上述したサプライヤ選定用テンプレートを
用いてサプライヤを選定する処理、詳しくは入札用カタ
ログ作成・配信からサプライヤ選定支援、結果公示、購
買システム用カタログ作成に至る処理について図2およ
び図5を参照して説明する。なお、図2および図5にお
いて、同じ処理には同じステップ番号を付している。
【0046】まず、バイヤ用装置3は、入札対象情報で
ある入札対象カタログ情報をインターネット9を介して
電子カタログプラットフォーム1に送信する(図2のス
テップS1)。電子カタログプラットフォーム1は、こ
の入札対象カタログ情報を受信すると、この情報に基づ
き入札用カタログを作成する(ステップS3)。そし
て、入札用カタログの作成が完了した通知をインターネ
ット9を介して各サプライヤ用装置7に送信する(ステ
ップS5)。
【0047】各サプライヤ用装置7は、入札用カタログ
の作成完了通知を受けると、インターネット9を介して
電子カタログプラットフォーム1にアクセスして、入札
用カタログを電子カタログプラットフォーム1からダウ
ンロードする(ステップS7)。
【0048】各サプライヤ用装置7は、入札用カタログ
をダウンロードすると、この入札用カタログに対する入
札カタログを作成し、この入札カタログを各サプライヤ
用装置からインターネット9を介して電子カタログプラ
ットフォーム1にアップロードする(図2、図5のステ
ップS13)。
【0049】電子カタログプラットフォーム1は、図5
に示すように、各サプライヤ用装置7から入札カタログ
53を受信すると、サプライヤ選定用テンプレートであ
るサプライヤ絞込みテンプレート51(図5)からサプ
ライヤ絞込み条件を読み込み(図5のステップS10
1)、受信した入札カタログに記載されている各入札パ
ラメータの値を基本として関係する値、具体的には、上
述したように入札対象に対する各サプライヤからの今回
の入札カタログに記載されている各入札パラメータの値
を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログおよ
び今回の再入札カタログに記載されている各入札パラメ
ータの値、過去の実績データ、過去の履歴情報、バイヤ
によるサプライヤ選定履歴データ、落札カタログデー
タ、バイヤの販売実績データ、サプライヤの販売実績デ
ータなどの値をサプライヤ絞込みテンプレート51の計
算式に適用してサプライヤ絞込みテンプレート51の各
入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属する
レンジに対応するポイントをすべての入札パラメータに
ついて加算して各サプライヤ毎の合計ポイントを算出す
る(ステップS103)。
【0050】そして、この算出した各サプライヤ毎の合
計ポイントが閾値以上であるか否かを判定し(ステップ
S105)、閾値以上でない場合には、落選通知をサプ
ライヤに行い(ステップS107)、当該サプライヤは
落選通知を受信する(ステップS109)。閾値以上の
場合には、この算出した各サプライヤ毎の合計ポイント
を格納する(ステップS111)。また、各サプライヤ
毎の合計ポイントに基づきサプライヤ候補を選定し、こ
の選定したサプライヤ候補の入札カタログを統合および
加工して(図2のステップS15)、比較用カタログを
作成して比較用カタログデータベース19に格納すると
ともに、比較用カタログの完了通知、アップロードログ
の通知をバイヤ用装置3に行う(ステップS17)。
【0051】バイヤ用装置3は、電子カタログプラット
フォーム1との通信により比較用カタログを受信する
と、この比較用カタログに記載された価格、納期、在庫
などの各入札パラメータの内容に基づきサプライヤ候補
を更に絞り込むためのサプライヤ絞込み検索を行い(ス
テップS21)、この絞込み検索キー55を電子カタロ
グプラットフォーム1に入力する(ステップS12
1)。
【0052】電子カタログプラットフォーム1は、バイ
ヤ用装置3からサプライヤ絞込み検索キーを受信する
と、サプライヤ絞込みテンプレート51からサプライヤ
絞込み条件を読み込み(ステップS123)、サプライ
ヤ絞込みテンプレート51の各入札パラメータに実績デ
ータ、前回入札カタログ、比較用カタログなどに記載さ
れている値を適用して各入札パラメータの値を計算し、
この計算した値が属するレンジに対応するポイントをす
べての入札パラメータについて加算して各サプライヤ毎
の合計ポイントを算出する(ステップS125)。そし
て、この各サプライヤ毎の合計ポイントに基づいて絞込
み検索結果を生成して表示し(ステップS127)、こ
の絞込み検索結果をバイヤ用装置3に閲覧し得るように
提示する(ステップS129)。
【0053】バイヤ用装置3は、電子カタログプラット
フォーム1から提示された絞込み検索結果に基づき再入
札対象サプライヤを選択し(ステップS131)、この
再入札対象サプライヤ選択結果を電子カタログプラット
フォーム1に通知するとともに、再入札依頼を行う。電
子カタログプラットフォーム1は、この再入札対象サプ
ライヤ選択結果および再入札依頼を受け取ると(ステッ
プS133)、この選択された再入札対象サプライヤの
入札カタログを統合および加工して再入札用カタログを
作成する(ステップS25、S141)。
【0054】電子カタログプラットフォーム1は、再入
札用カタログの作成を完了すると、その完了通知を再入
札要求およびコメント通知とともにサプライヤ用装置7
に行う(ステップS25、S143,S145)。な
お、コメントとは、各サプライヤの入札カタログを評価
した結果として、サプライヤの各入札パラメータのう
ち、あるパラメータである例えば価格の評価ポイントが
高い場合などには、もう少し安くしないと入札から落ち
てしまいますよというようなアドバイスをサプライヤに
与えるものである。
【0055】サプライヤ用装置7は、再入札用カタログ
の完了通知を再入札要求およびコメント通知とともに受
け取ると(ステップS29、S147)、この再入札用
カタログに基づいて再入札カタログを作成し、当該再入
札カタログを電子カタログプラットフォーム1にアップ
ロードする(ステップS31、S13)。
【0056】電子カタログプラットフォーム1は、サプ
ライヤ用装置7から再入札カタログを受信すると、この
再入札カタログを統合および加工して比較用カタログを
作成し、この比較用カタログの作成完了通知およびアッ
プロードログの通知をバイヤ用装置3に対して行う(ス
テップS35)。
【0057】バイヤ用装置3は、この比較用カタログの
作成完了通知に応じて比較用カタログを受け取り、この
比較用カタログに記載された価格、納期、在庫などの各
入札パラメータの内容に基づき上述したと同様にサプラ
イヤ候補を更に絞り込み処理を落札先が決定するまで繰
り返し行い(ステップS149)、最終的に決定したサ
プライヤ選定結果を電子カタログプラットフォーム1に
送信してくる(ステップS37)。
【0058】電子カタログプラットフォーム1は、バイ
ヤ用装置3からのサプライヤ選定結果を受信すると、こ
の選定されたサプライヤについての落札カタログを作成
して落札カタログデータベース27に格納するとともに
(ステップS39)、落札カタログの作成完了をすべて
のサプライヤ用装置7に通知する(ステップS41)。
サプライヤ用装置7は、電子カタログプラットフォーム
1からの落札カタログの作成完了通知に応じて電子カタ
ログプラットフォーム1にアクセスし、落札カタログを
ダウンロードして受け取り、閲覧する(ステップS4
3)。また、電子カタログプラットフォーム1は、この
ダウンロードログをバイヤ用装置3に通知し(ステップ
S45)、バイヤ用装置3はこのダウンロードログを受
信する(ステップS47)。
【0059】一方、選定されたサプライヤ用装置7は、
閲覧した落札カタログに基づいてスペック情報および画
像情報を作成して電子カタログプラットフォーム1にア
ップロードする(ステップS49)。電子カタログプラ
ットフォーム1は、このアップロードされたスペック情
報および画像情報に加えて入札対象カタログ情報に基づ
き購買システム用カタログを作成し(ステップS5
1)、その作成完了をバイヤ用装置3に通知する(ステ
ップS53)。バイヤ用装置3は、この通知に応答して
購買システム用カタログを受信し(ステップS55)、
この購買システム用カタログをバイヤ用装置3の購買シ
ステム3aに適用し、これにより入札対象の購買を行
う。
【0060】次に、図6を参照して、本実施形態のスペ
ック比較用カタログ作成、メーカ選定支援、選定結果公
示に関する処理について詳しく説明する。
【0061】図6では、バイヤ用装置3がまずスペック
比較対象カタログ情報を電子カタログプラットフォーム
1にアップロードする(ステップS201)。電子カタ
ログプラットフォーム1は、バイヤ用装置3からスペッ
ク比較対象カタログ情報を受信すると、この情報に基づ
いてスペック比較用カタログを作成し(ステップS20
3)、この作成完了通知を各メーカ用装置5に対して行
う(ステップS205)。
【0062】各メーカ用装置5は、電子カタログプラッ
トフォーム1から通知を受けると、電子カタログプラッ
トフォーム1からスペック比較用カタログをダウンロー
ドする(ステップS207)。各メーカ用装置5がスペ
ック比較用カタログのダウンロードを行うと、電子カタ
ログプラットフォーム1はこのダウンロードログをバイ
ヤ用装置3に通知し(ステップS209)、バイヤ用装
置3は当該ダウンロードログを受領する(ステップS2
11)。
【0063】各メーカ用装置5は、スペック比較用カタ
ログをダウンロードすると、このスペック比較用カタロ
グにデータを入力して、電子カタログプラットフォーム
1にアップロードする(ステップS213)。
【0064】電子カタログプラットフォーム1は、各メ
ーカ用装置5からデータの入力されたスペック比較用カ
タログを受信すると、これを統合および加工して、比較
用カタログを作成し、この比較用カタログの作成完了の
通知およびアップロードログの通知をバイヤ用装置3に
行う(ステップS217)。
【0065】バイヤ用装置3は、比較用カタログを受信
すると、この比較用カタログに記載されている入札対象
の例えば色、サイズなどの情報に基づきメーカの絞込み
を行い(ステップS219)、このメーカ選定結果を電
子カタログプラットフォーム1に送信する(ステップS
221)。
【0066】電子カタログプラットフォーム1は、バイ
ヤ用装置3からのメーカ選定結果に基づき選定結果カタ
ログを作成し(ステップS223)、この作成完了通知
を各メーカ用装置5に行う(ステップS225)。各メ
ーカはこの選定結果カタログをダウンロードして閲覧す
る。また、電子カタログプラットフォーム1は、メーカ
による当該ダウンロードログをバイヤ用装置3に通知し
(ステップS229)、バイヤ用装置3はこのダウンロ
ードログを受領する(ステップS231)。
【0067】なお、上記実施形態では、入札用カタロ
グ、入札カタログ、比較用カタログ、再入札用カタロ
グ、再入札カタログ、落札カタログ、購買システム用カ
タログなどの各種情報をダウンロードしたり、またはア
ップロードするように記載しているが、本発明は、これ
に限定されるものでなく、例えばWWWプラウザ上で参
照して、これにより上記各種情報を入力するようにして
もよいものである。なお、上記実施形態においては、各
バイヤおよび各サプライヤは本電子入札代行システムに
予め会員として登録し、電子カタログプラットフォーム
1に対するアクセスにおいて電子カタログプラットフォ
ーム1と連携してそれぞれユーザ認証を行い、これによ
りユーザ認証の強度を高めようになっているものであ
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各入札パラメータの計算式、レンジ、評価ポイント、閾
値を各入札対象毎に設定しているサプライヤ選定用テン
プレートを設け、このサプライヤ選定用テンプレートの
計算式に各サプライヤからの各入札パラメータの値を基
本として関係する値を適用して各サプライヤ毎の合計ポ
イントを算出し、この合計ポイントおよび閾値に基づき
最適なサプライヤを選定するので、従来のように価格の
みの比較や経験と勘に頼ったサプライヤの選定でなく、
サプライヤ選定用テンプレートによりサプライヤの絞込
みを適確に行い、最適なサプライヤを効率的かつ迅速に
選択できるとともに、また従来のような1品目単位や少
数品目単位でなく、例えば数万件品目規模のような大量
品目の一括入札も迅速かつ効率的に行うことができる。
【0069】本発明によれば、各入札パラメータの計算
式、レンジ、評価ポイント、閾値を各入札対象毎に設定
しているサプライヤ選定用テンプレートを設け、このサ
プライヤ選定用テンプレートを各サプライヤの各入札パ
ラメータ毎の分布に基づき補正し、このサプライヤ選定
用テンプレートの計算式に各サプライヤからの各入札パ
ラメータの値を基本として関係する値を適用して各サプ
ライヤ毎の合計ポイントを算出し、この合計ポイントお
よび閾値に基づき最適なサプライヤを選定するので、従
来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライ
ヤの選定でなく、サプライヤ選定用テンプレートにより
サプライヤの絞込みを適確に行い、最適なサプライヤを
効率的かつ迅速に選択できるとともに、また従来のよう
な1品目単位や小数品目単位でなく、例えば数万件品目
規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効率的に行
うことができる。
【0070】また、本発明によれば、電子カタログプラ
ットフォームは入札対象情報から作成した入札用カタロ
グに対する入札カタログに記載の各入札パラメータの値
を基本として関係する値をサプライヤ選定用テンプレー
トの計算式に適用して算出した各サプライヤの合計ポイ
ントおよび閾値に基づきサプライヤ候補を選定するの
で、従来のように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサ
プライヤの選定でなく、サプライヤ選定用テンプレート
によりサプライヤの絞込みを論理的かつ適確に行うこと
ができる。
【0071】更に、本発明によれば、バイヤ用装置から
のサプライヤ候補絞込み情報とテンプレートに基づき各
サプライヤ候補の合計ポイントを算出し、再入札サプラ
イヤ候補を選定し、再入札サプライヤ候補の入札カタロ
グから作成した再入札用カタログに対する再入札カタロ
グを前記入札カタログと見なし、上記処理を繰り返し行
うことにより最適なサプライヤを選定するので、従来の
ように価格のみの比較や経験と勘に頼ったサプライヤの
選定でなく、サプライヤ選定用テンプレートによりサプ
ライヤの絞込みを論理的かつ適確に行うことが、最適な
サプライヤを効率的かつ迅速に選択できるとともに、従
来のような1品目単位や少数品目単位でなく、例えば数
万件品目規模のような大量品目の一括入札も迅速かつ効
率的に行うことができる。また、カタログ作成、入札結
果の取りまとめ、選定結果公示などを含む各処理をすべ
てリンクさせ、従来のような紙ベースでなく、ネットワ
ークを介してオンラインで自動的に行い、これにより従
来に比較して各業務を大幅に改善できるとともに、莫大
な期間と費用を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる電子入札代行シス
テムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す電子入札代行システムにおける入札
用カタログ作成・配信からサプライヤ選定、結果公示、
購買システム用カタログ作成に関わる処理を説明するた
めの図である。
【図3】図2に示したサプライヤ選定に使用されるサプ
ライヤ選定用テンプレートの例を示す図である。
【図4】図3に示したサプライヤ選定用テンプレートの
最適化に使用される各入札パラメータの各サプライヤ毎
の分布を示すグラフである。
【図5】図2に示した入札用カタログ作成・配信からサ
プライヤ選定、結果公示、購買システム用カタログ作成
に関わる処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す電子入札代行システムにおけるスペ
ック比較用カタログ作成、メーカ選定支援、選定結果公
示に関わる処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 電子カタログプラットフォーム 3 バイヤ用装置 5 メーカ用装置 7 サプライヤ用装置 9 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 進 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 春日 良一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 伏見 修 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイヤからネットワークを介して入力さ
    れる入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライヤ
    が各サプライヤ用装置からネットワークを介して入力す
    る各入札カタログ情報に基づき最適なサプライヤを選定
    すべく支援する電子入札代行システムであって、 入札対象に対する各入札パラメータの値を計算する計算
    式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、
    各入札パラメータの各レンジにおける値を評価するポイ
    ント、および各入札パラメータの値の最低ラインを設定
    した閾値を各入札対象毎に設定しているサプライヤ選定
    用テンプレートと、 前記入札対象に対して各サプライヤから提供される入札
    カタログに記載されている各入札パラメータの値を基本
    として関係する値を前記サプライヤ選定用テンプレート
    の計算式に適用してサプライヤ選定用テンプレートの各
    入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属する
    レンジに対応するポイントをすべての入札パラメータに
    ついて加算して各サプライヤ毎の合計ポイントを算出す
    る合計ポイント算出手段と、 この算出した各サプライヤ毎の合計ポイントおよび前記
    閾値に基づきサプライヤを選定するサプライヤ選定手段
    とを有することを特徴とする電子入札代行システム。
  2. 【請求項2】 バイヤからネットワークを介して入力さ
    れる入札対象情報に対して入札を行う複数のサプライヤ
    が各サプライヤ用装置からネットワークを介して入力す
    る各入札カタログ情報に基づき最適なサプライヤを選定
    すべく支援する電子入札代行システムであって、 入札対象に対する各入札パラメータの値を計算する計算
    式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、
    各入札パラメータの各レンジにおける値を評価するポイ
    ント、および各入札パラメータの値の最低ラインを設定
    した閾値を各入札対象毎に設定しているサプライヤ選定
    用テンプレートと、 前記入札対象に対して各サプライヤがそれぞれのサプラ
    イヤ用装置からネットワークを介して提供する各入札カ
    タログ情報に記載されている各入札パラメータ毎の値の
    各サプライヤ毎の分布を作成する分布作成手段と、 この作成された各入札パラメータの値の分布の偏差値お
    よび広がりを含む要素に基づき前記サプライヤ選定用テ
    ンプレートのレンジ、ポイント、閾値を補正する補正手
    段と、 前記入札対象に対して各サプライヤから提供される入札
    カタログに記載されている各入札パラメータの値を基本
    として関係する値を前記サプライヤ選定用テンプレート
    の計算式に適用してサプライヤ選定用テンプレートの各
    入札パラメータの値を計算し、この計算した値が属する
    レンジに対応するポイントをすべての入札パラメータに
    ついて加算して各サプライヤ毎の合計ポイントを算出す
    る合計ポイント算出手段と、 この算出した各サプライヤ毎の合計ポイントおよび前記
    閾値に基づきサプライヤを選定するサプライヤ選定手段
    とを有することを特徴とする電子入札代行システム。
  3. 【請求項3】 バイヤがバイヤ用装置からネットワーク
    を介して入力する入札対象情報を電子カタログプラット
    フォームで受信し、前記入札対象情報に対して入札を行
    う複数のサプライヤが各サプライヤ用装置からネットワ
    ークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき前記
    電子カタログプラットフォームにおいて最適なサプライ
    ヤを選定すべく支援する電子入札代行システムであっ
    て、 前記電子カタログプラットフォームは、 入札対象に対する各入札パラメータの値を計算する計算
    式、各入札パラメータの値を区分けした複数のレンジ、
    各入札パラメータの各レンジにおける値を評価するポイ
    ント、および各入札パラメータの値の最低ラインを設定
    した閾値を各入札対象毎または各入札対象グループ毎に
    設定しているサプライヤ選定用テンプレートと、 バイヤがバイヤ用装置からネットワークを介して入力す
    る入札対象情報を受信する入札情報受信手段と、 この受信した入札対象情報に基づき入札用カタログを作
    成する入札用カタログ作成手段と、 本システムと各サプライヤ用装置との通信により前記入
    札用カタログをネットワークを介して各サプライヤ用装
    置に送信する入札用カタログ送信手段と、 前記入札用カタログに対する入札カタログを各サプライ
    ヤ用装置からネットワークを介して受信する入札カタロ
    グ受信手段と、 この受信した入札カタログに記載されている各入札パラ
    メータの値を基本として関係する値を前記サプライヤ選
    定用テンプレートの計算式に適用してサプライヤ選定用
    テンプレートの各入札パラメータの値を計算し、この計
    算した値が属するレンジに対応するポイントをすべての
    入札パラメータについて加算して各サプライヤ毎の合計
    ポイントを算出し、この算出した各サプライヤ毎の合計
    ポイントおよび前記閾値に基づきサプライヤ候補を選定
    し、この選定したサプライヤ候補の入札カタログを統合
    および加工して比較用カタログを作成する比較用カタロ
    グ作成手段と、 本システムと前記バイヤ用装置との通信により前記比較
    用カタログをネットワークを介してバイヤ用装置に送信
    する比較用カタログ送信手段とを有することを特徴とす
    る電子入札代行システム。
  4. 【請求項4】 バイヤがバイヤ用装置からネットワーク
    を介して入力する入札対象情報を電子カタログプラット
    フォームで受信し、前記入札対象情報に対して入札を行
    う複数のサプライヤが各サプライヤ用装置からネットワ
    ークを介して入力する各入札カタログ情報に基づき前記
    電子カタログプラットフォームにおいて最適なサプライ
    ヤを選定すべく支援する電子入札代行システムであっ
    て、 前記バイヤ用装置は、 前記比較用カタログを受信し、この比較用カタログに記
    載された各入札パラメータの内容に基づき前記サプライ
    ヤ候補を更に絞り込むための絞込み情報を電子カタログ
    プラットフォームに送信して再入札を依頼する再入札依
    頼手段を有し、 前記電子カタログプラットフォームは、 バイヤ用装置から前記絞込み情報を受信し、この絞込み
    情報と前記サプライヤ選定用テンプレートに基づき前記
    サプライヤ候補の各々の合計ポイントを算出し、この各
    サプライヤ候補の合計ポイントに基づき再入札サプライ
    ヤ候補を選定し、この選定した再入札サプライヤ候補の
    入札カタログを統合および加工して再入札用カタログを
    作成する再入札用カタログ作成手段と、 本システムと前記再入札サプライヤ候補のサプライヤ用
    装置との通信により前記再入札用カタログをネットワー
    クを介して各再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置
    に送信する再入札用カタログ送信手段と、 前記再入札用カタログに対する再入札カタログを各再入
    札サプライヤ候補のサプライヤ用装置からネットワーク
    を介して受信する再入札カタログ受信手段と、 この受信した再入札カタログを前記入札カタログと見な
    して、前記比較用カタログ作成手段、比較用カタログ送
    信手段、再入札依頼手段、再入札用カタログ作成手段、
    再入札カタログ送信手段、再入札カタログ受信手段で実
    施される処理に適用して、該処理を繰り返し行うことに
    より、バイヤの入札対象に対して最適なサプライヤを選
    定する最適サプライヤ選定手段と、 この選定された最適なサプライヤの入札カタログに基づ
    き落札カタログを作成する落札カタログ作成手段と、 入札対象カタログ情報、スペック情報、画像情報に基づ
    いて購買システム用カタログを作成する購買システム用
    カタログ作成手段とを更に有することを特徴とする電子
    入札代行システム。
  5. 【請求項5】 複数のメータのスペックカタログ情報に
    基づき最適なメーカを選定すべく支援するとともに、バ
    イヤからネットワークを介して入力される入札対象情報
    に対して入札を行う複数のサプライヤが各サプライヤ用
    装置からネットワークを介して入力する各入札カタログ
    情報に基づき最適なサプライヤを選定すべく支援する電
    子入札代行システムであって、 バイヤから受信した入札対象情報に基づきスペック比較
    用カタログを作成し、本システムと各メーカ用装置との
    通信により前記スペック比較用カタログをネットワーク
    を介して各メーカ用装置に送信するスペック比較用カタ
    ログ作成手段と、 前記スペック比較用カタログに対して各メーカでデータ
    を入力したデータ入力済みスペック比較用カタログを各
    メーカからネットワークを介して受信し、この受信した
    各メーカのデータ入力済みスペック比較用カタログを統
    合および加工し、統合加工済み比較用カタログをバイヤ
    に供給する統合加工済み比較用カタログ作成手段と、 この統合加工済み比較用カタログに基づきバイヤにおい
    て当該比較用カタログに記載されている情報を基にメー
    カの絞込みを行ってメーカを選定した結果を受け取っ
    て、選定結果カタログを作成し、各メーカに対して該選
    定結果カタログを閲覧可能にする選定結果カタログ作成
    手段と、 前記入札対象情報に基づき作成した入札用カタログを本
    システムと各サプライヤ用装置との通信によりネットワ
    ークを介して前記選定されたメーカの入札対象を供給し
    ている各サプライヤ用装置に送信する入札用カタログ送
    信手段と、 前記入札用カタログに対する各サプライヤ用装置から受
    信した入札カタログに記載されている各入札パラメータ
    に基づきサプライヤ候補を選定し、この選定したサプラ
    イヤ候補の入札カタログを統合および加工して比較用カ
    タログを作成する比較用カタログ作成手段と、 本システムと前記バイヤ用装置との通信により前記比較
    用カタログをネットワークを介してバイヤ用装置に送信
    し、この比較用カタログに記載された各入札パラメータ
    の内容に基づき前記サプライヤ候補を更に絞り込むため
    の絞込み情報とともにバイヤ用装置から送信される再入
    札依頼を受信し、この絞込み情報に基づき前記サプライ
    ヤ候補から再入札サプライヤ候補を選定し、この選定し
    た再入札サプライヤ候補の入札カタログを統合および加
    工して再入札用カタログを作成する再入札用カタログ作
    成手段と、 本システムと前記再入札サプライヤ候補のサプライヤ用
    装置との通信により前記再入札用カタログをネットワー
    クを介して各再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置
    に送信し、この再入札用カタログに対する再入札カタロ
    グを各再入札サプライヤ候補のサプライヤ用装置からネ
    ットワークを介して受信する再入札カタログ受信手段
    と、 この受信した再入札カタログを前記入札カタログと見な
    して、前記比較用カタログ作成手段、再入札用カタログ
    作成手段、再入札カタログ受信手段で実施される処理に
    適用して、該処理を繰り返し行うことにより、バイヤの
    入札対象に対して最適なサプライヤを選定する最適サプ
    ライヤ選定手段と、 この選定された最適なサプライヤの入札カタログに基づ
    き落札カタログを作成する落札カタログ作成手段と、 入札対象カタログ情報、スペック情報、画像情報に基づ
    いて購買システム用カタログを作成する購買システム用
    カタログ作成手段とを有することを特徴とする電子入札
    代行システム。
  6. 【請求項6】 前記サプライヤ選定用テンプレートの計
    算式に適用される各入札パラメータの値を基本して関係
    する値は、前記入札対象に対する各サプライヤからの今
    回の入札カタログに記載されている各入札パラメータの
    値を少なくとも含み、必要により前回の入札カタログお
    よび今回の再入札カタログに記載されている各入札パラ
    メータの値、過去の実績データ、バイヤによるサプライ
    ヤ選定履歴データ、落札カタログデータ、バイヤの販売
    実績データ、サプライヤの販売実績データの1つ以上を
    必要により含むことを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載の電子入札代行システム。
  7. 【請求項7】 前記入札パラメータは、入札対象の価
    格、割引率、納期の少なくともいずれか1つ以上を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電
    子入札代行システム。
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