JP2002230316A - 配信システム、その制御方法、無線通信端末、その制御方法、配信サーバ、その制御方法、及び媒体 - Google Patents

配信システム、その制御方法、無線通信端末、その制御方法、配信サーバ、その制御方法、及び媒体

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JP2002230316A
JP2002230316A JP2001021793A JP2001021793A JP2002230316A JP 2002230316 A JP2002230316 A JP 2002230316A JP 2001021793 A JP2001021793 A JP 2001021793A JP 2001021793 A JP2001021793 A JP 2001021793A JP 2002230316 A JP2002230316 A JP 2002230316A
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audio data
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Masanobu Funakoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に適切なオーディオデータを配信、或い
は受信して再生できるようにする。 【解決手段】 無線通信端末から要求されたオーディオ
データを配信サーバにより配信する配信システムにおい
て、無線通信端末は、本無線通信端末の位置を検出して
その位置情報を配信サーバに無線で送信し、配信サーバ
は、送信されてきた位置情報に関連するオーディオデー
タをデータベース上で自動的に検索して無線通信端末に
配信し、無線通信端末は、配信されたオーディオデータ
を再生して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオデータ
の配信・受信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット人口の爆発的な増
加とそれに伴うPCやデジタル家電の普及などによっ
て、あらゆるメディアがデジタル化され、インターネッ
トなどを経由して配信されている。
【0003】このような状況において、従来はアナログ
レコード盤、CD、MDなどの記録媒体を介して流通し
ていたオーディオデータも、デジタル化して圧縮符号化
し、インターネットを介して流通されるようになった。
このように圧縮符号化されたオーディオデータは、ソフ
トウェア、もしくはハードウェアで構成された復号再生
部を備えた専用のデジタルオーディオプレイヤで復号再
生することができる。
【0004】このような既存のデジタルオーディオ配信
システムでは、ユーザがパーソナルコンピュータやキオ
スク型の端末などを利用して、インターネット上のオー
ディオ配信サーバにアクセスし、希望する楽曲データを
適宜検索、選択して、記憶媒体にダウンロードした後、
楽曲データを専用のプレーヤに転送することにより、初
めて希望するオーディオを再生することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、既存の
デジタルオーディオ配信システムでは、ユーザが端末の
ある場所まで移動する必要がある、記憶媒体や携帯型の
プレーヤにデータを転送する手間がわずらわしい、希望
する楽曲を検索するのに手間がかかるなど、幾多の不便
を強いられていた。
【0006】そこで、携帯電話やPHS端末などの無線
通信端末に復号再生部を組み込んで、直接、楽音データ
をユーザの手元に配信するというシステムも実現されつ
つある。
【0007】しかし、このシステムも、膨大な楽曲デー
タから目的とする楽曲を検索する手間がかかるという問
題は残る。特に、ユーザが特定の楽曲を意識せず、BG
Mとしてなんとなく音楽が聞きたい場合など、その状況
に応じた楽曲をユーザが検索することは、従来のシステ
ムではほぼ不可能である。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、その課題は、簡単に適切なオーデ
ィオデータを配信、或いは受信して再生できるようにす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、無線通信端末から要求されたオーディオ
データを配信サーバにより配信する配信システムにおい
て、前記無線通信端末は、本無線通信端末の位置を検出
する検出手段と、前記検出手段により検出された位置情
報を前記配信サーバに無線で送信する送信手段と、前記
配信サーバから配信されたオーディオデータを再生して
出力する再生出力手段とを有し、前記配信サーバは、前
記送信手段により送信されてきた位置情報に関連するオ
ーディオデータをデータベース上で検索して前記無線通
信端末に配信する配信手段を有している。
【0010】また、本発明は、無線通信端末から要求さ
れたオーディオデータを配信サーバにより配信する配信
システムの制御方法において、前記無線通信端末は、本
無線通信端末の位置を検出して該位置情報を前記配信サ
ーバに無線で送信し、前記配信サーバから配信されたオ
ーディオデータを再生して出力し、前記配信サーバは、
前記送信手段により送信されてきた位置情報に関連する
オーディオデータをデータベース上で検索して前記無線
通信端末に配信している。
【0011】また、本発明は、配信サーバからオーディ
オデータの配信サービスを受ける機能を有する無線通信
端末において、本無線通信端末の位置を検出する検出手
段と、該検出手段により検出された位置情報を前記配信
サーバに無線で送信する送信手段と、該送信手段により
送信した位置情報に関連するオーディオデータの配信を
前記配信サーバから受けて再生出力する再生出力手段を
有している。
【0012】また、本発明は、配信サーバからオーディ
オデータの配信サービスを受ける機能を有する無線通信
端末の制御方法において、本無線通信端末の位置を検出
して前記配信サーバに無線で送信し、送信した位置情報
に関連するオーディオデータの配信を前記配信サーバか
ら受けて再生出力している。
【0013】また、本発明は、無線通信端末から要求さ
れたオーディオデータを配信する配信サーバにおいて、
前記無線通信端末から送信されてきた位置情報に関連す
るオーディオデータをデータベース上で検索する検索手
段と、該検索手段により検索されたオーディオデータを
前記無線通信端末に配信する配信手段とを有している。
【0014】また、本発明は、無線通信端末から要求さ
れたオーディオデータを配信する配信サーバの制御方法
において、前記無線通信端末から送信されてきた位置情
報に関連するオーディオデータをデータベース上で検索
して前記無線通信端末に配信している。
【0015】また、本発明は、配信サーバからオーディ
オデータの配信サービスを受ける機能を有する無線通信
端末に適用可能なコンピュータ読取可能な媒体におい
て、本無線通信端末の位置を検出して前記配信サーバに
無線で送信し、送信した位置情報に関連するオーディオ
データの配信を前記配信サーバから受けて再生出力する
処理内容を有している。
【0016】また、本発明は、無線通信端末から要求さ
れたオーディオデータを配信する配信サーバに適用可能
なコンピュータ読取可能な媒体において、前記無線通信
端末から送信されてきた位置情報に関連するオーディオ
データをデータベース上で検索して前記無線通信端末に
配信する処理内容を有している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0018】[第1の実施形態]図1は、本発明を適用
したオーディオ配信システムのシステム構成図である。
【0019】図1において、1はGPS衛星であり、本
衛星の軌道位置信号及び電子時計による電波発射時刻を
地球上の各地へ送信している。2は携帯型の無線通信端
末であり、無線通信回線を介してオーディオ配信サーバ
5と各種情報を送受信すると共に、複数のGPS衛星1
から送られてくる位置信号を捕捉して、該無線通信端末
2の現在位置(緯度経度)を算出する機能を有してい
る。
【0020】3は基地局であり、無線通信端末2にて送
受信される各種情報を中継する。すなわち、各無線通信
端末2は最寄の基地局3を介して他の端末にアクセスす
ることが可能である。4は回線網であり、本実施形態に
おいては、携帯電話回線網、もしくは公衆網を意味す
る。
【0021】5は配信サーバであり、無線通信回線を介
して各無線通信端末2と各種情報の送受信を行うことに
より、各無線通信端末2にて指定された楽曲データをオ
ーディオデータベース6から検索して配信したり、或い
は、インターネット7上に存在する情報サイト8から各
種情報を取り出して配信することができる。
【0022】オーディオデータベース6には、圧縮符号
化された楽曲、もしくは音声データが蓄積管理されてい
る。配信サーバ5から検索要求があると、適宜検索を行
って優先順位の高いものからオーディオデータを配信サ
ーバ5へ渡す。
【0023】インターネット7は、IP(インターネッ
トプロトコル)によって世界各地のインターネットサー
バやインターネット端末と接続されている。8はインタ
ーネット上の情報サイトであり、例えば、天気情報や時
事ニュースなどの各種情報を、インターネット7を介し
て公開している。
【0024】このような構成の下で、配信サーバ5は、
無線通信端末2から位置情報と共にオーディオデータの
配信要求信号を受信すると、オーディオデータベース6
に適宜検索要求を出してオーディオデータを取得した
後、要求元の無線通信端末2にオーディオデータを配信
する。
【0025】図2は、本実施形態における無線通信端末
2の構成例を示すブロック図である。
【0026】CPU201は、本無線通信端末2による
各種処理のための各種演算、論理判断等を行い、バス2
02を介して各構成要素を制御する。
【0027】プログラムROM203は、フラッシュP
ROMにより構成され、通常の状態では読出し専用の固
定メモリであるが、書き込みモードに切り替えることに
よって、格納されているプログラムを適宜書き換えるこ
とが可能である。このプログラムROM203には、基
本I/Oプログラム、OS、後述する本発明に特有な処
理を行うアプリケーションプログラム等が格納されてい
る。ワークRAM204は、CPU201が各種処理を
行う際のワークエリア等として利用される。
【0028】無線通信部205は、携帯電話回線やPH
S回線などを利用して無線で他の端末と通信する。本無
線通信端末2は、CPU201の制御の下に、無線通信
部205を介して配信サーバ5との間で各種データを送
受信する。
【0029】GPS受信部206は、GPSアンテナで
受信された複数のGPS衛星1から衛星の位置信号等に
基づいて、無線通信端末2の現在位置を計算する。ま
た、CPU201からの指示により、計算した位置デー
タを、バス202を介して他の構成要素に転送する。
【0030】表示制御部207は、ディスプレイ装置2
08により表示される表示内容や表示動作を制御する。
ディスプレイ装置208は、液晶表示装置等のフラット
型表示装置により構成され、各種処理結果や装置の状
態、ユーザに対するメッセージなどが表示される。
【0031】入出力部209は、入力キー部210から
送られてくる入力信号や、本無線通信端末2に外部機器
を接続した場合の入出力データを制御する。入力キー部
209から送られてくる入力信号は、入出力部209に
よって適宜インタラプト信号に変換された後、バス20
2を経由してCPU201に送信される。また、外部入
出力端子211に接続された機器と、制御信号や、各種
プログラムコード、圧縮符号化されたオーディオデータ
などの受け渡しを行う。
【0032】入力キー部210は、アルファベット、ひ
らがな、カタカナ等の文字入力キーを兼用する番号キ
ー、及び、オーディオ再生キー、表示画面上のカーソル
移動を指示するカーソル移動キー、決定キー等のような
各種のファンクションキーを備えている。
【0033】蓄積部212は、データやプログラム等を
記憶するための外部メモリである。データやプログラム
等は必要に応じて蓄積部212に保存され、この保存さ
れたデータやプログラムは、入力キー部210からの指
示信号により読み出される。また、配信サーバ5から配
信されるデジタルオーディオデータは、この蓄積部21
2に格納される。蓄積部212は、不揮発性半導体メモ
リ、もしくはハードディスクなどの記録媒体によって構
成される。また、これらの記録媒体は、着脱自在な記録
媒体により構成することも可能である。
【0034】復号再生部213は、蓄積部212に格納
された圧縮符号化オーディオデータを復号して再生し、
アナログオーディオ信号として出力端子214に出力す
る。出力端子214に出力されたアナログオーディオ信
号は、ヘッドフォン215等により増幅されて再生出力
される。
【0035】無線通信端末2により実行される本発明に
特有な処理プログラム(アプリケーションプログラム)
は、図7,8,12に示したフローチャートに対応した
ものであり、プログラムコード化して各種の記録メディ
アから関連データと共に供給することができる。
【0036】なお、記録メディアとしては、例えば、D
VD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−
RW、DVD−VIDEO、DVD−AUDIO、CD
(−AUDIO)、CD−ROM、CD−V、CD−
R、CD−RWなどののDVD規格もしくはCD規格の
メディア等が考えられる。
【0037】これら記録メディアには、図3に示したよ
うな形で、無線通信端末2により実行されるアプリケー
ションプログラム及び関連データ(以下、端末処理プロ
グラム等という)が記録されている。すなわち、記録メ
ディアの先頭領域には、この記録メディアのボリューム
情報とディレクトリ情報が記録されており、それ以降の
領域に端末処理プログラムと、処理関連データが記録さ
れている。
【0038】これら記録メディアに記録された端末処理
プログラム等は、例えば、次のような方法で、無線通信
端末2のプログラムROM203に書き込むことができ
る。
【0039】すなわち、図4に示したように、PC(パ
ーソナルコンピュータ)450と無線通信端末2の入出
力端子を接続し、端末処理プログラム等が記録された記
録メディア401を、PC450のメディアドライブ4
50aにセットすることにより、PC450内のOS及
び基本I/Oプログラムに基づいて、記録メディア40
1に記録されている端末処理プログラム等を読み出し
て、無線通信端末2上のプログラムROM203に書き
込むことができる。
【0040】なお、端末処理プログラム等は、上記のよ
うにPC450を介して無線通信端末2上のプログラム
ROM203に書き込むことなく、無線通信端末2に着
脱可能な記録メディアから直接、無線通信端末2に読込
むことも可能である。また、図4の接続状態で、或いは
無線通信端末2自身が直接、ネットワークを介して端末
処理プログラム等を取得することも可能である。
【0041】図5は、端末処理プログラムを実行してい
る際の無線通信端末2のメモリマップを示している。図
5に示したように、プログラムROM203上の基本I
/Oプログラム、OS、及び端末処理プログラムは、メ
モリマップの上位アドレスにマッピングされ、下位アド
レスにワークRAM204上の関連データとワークエリ
アがマッピングされる。
【0042】また、ワークRAM204には、オーディ
オ受信モードMODEと受信音楽ジャンルデータGEN
REが登録されている。このうち、オーディオ受信モー
ドMODEは、配信サーバ5から配信を希望するオーデ
ィオデータが楽曲であるか観光アナウンスであるかを示
すフラグであり、図12を用いて後述する受信設定処理
によってユーザにより決定される。
【0043】具体的には、配信を希望するオーディオデ
ータが観光アナウンスの場合には「0」が設定され、楽
曲の場合は「1」が設定される。また、音楽ジャンルデ
ータGENREは、配信を希望する楽曲のジャンルを指
定するための情報であり、後述する受信設定処理によっ
てユーザにより指定される。
【0044】この音楽ジャンルデータGENREは、図
6のように構成されている。すなわち、図6に示したよ
うに、音楽ジャンルデータGENREは、ジャンルID
とジャンル名とフラグを一組とする構成要素のリストで
ある。このうち、ジャンルIDは、本オーディオ配信シ
ステムで一意に定められている音楽ジャンルのIDであ
る。また、ジャンル名は実際の音楽ジャンルを示す文字
列である。また、フラグは、ユーザが配信を希望してい
る音楽ジャンルの場合は「1」となり、そうでない場合
は「0」となる。このフラグは、図12を用いて後述す
る受信設定処理においてユーザにより設定される。
【0045】次に、無線通信端末2により実行されるオ
ーディオデータの受信処理を説明する。図7は、無線通
信端末2により実行されるオーディオデータの受信処理
の概要を示すフローチャートである。
【0046】まず、ステップS1は、入力キー部210
においてユーザのキー入力を受け付けるユーザキー入力
処理である。このキー入力処理を終えると、ステップS
2へ進み、ステップS1で入力処理されたキー入力コマ
ンドを入出力部209において判定する。この判定の結
果、配信要求コマンドが入力された場合は、ステップS
3へ進み、受信設定コマンドが入力された場合はステッ
プS4へ進み、配信要求コマンド、受信設定コマンド以
外のコマンドが入力された場合は、ステップS5へ進
む。
【0047】ステップS3では、現在の無線通信端末2
の状況に合致したオーディオデータを配信サーバ5から
取得して再生するオーディオデータ受信処理を行う。こ
の受信処理の詳細は、後述する。ステップS4では、配
信を希望するオーディオデータの各種設定を行う受信設
定処理を行う。この受信処理の詳細は、後述する。ステ
ップS5では、蓄積部212に蓄積されているオーディ
オデータのリストを表示する、或いはそれらのオーディ
オデータを復号再生部213で再生するなどの、その他
の処理を行う。これらステップS3,S4,S5の処理
を終えると、ステップS1に戻る。
【0048】図8は、図7のステップS3におけるオー
ディオデータ受信処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0049】ステップS11は、GPS衛星1から送ら
れる信号に基づき、GPS部206において無線通信端
末2の現在位置を計算する位置算出処理である。この位
置算出処理は、本無線通信端末2のようなGPS端末に
おいて一般的に行われており、公知であるので、その説
明な説明は省略する。
【0050】次に、ステップS12にて、ステップS1
1で求めた無線通信端末2の現在位置と、プログラムR
OM203やワークRAM204上のワークエリアに存
在する各種情報などから、図9に示した検索要求パケッ
トを作成して、配信サーバ5に送信する。
【0051】すなわち、まず、プログラムROM203
上の基本I/Oプログラムに記述されている端末IDを
検索要求パケットの先頭に格納する。なお、端末IDと
は各受信端末において一意に定められている識別記号で
あり、これによって配信サーバ5はどの受信端末から送
られてきた検索要求パケットかを判別することができ
る。次に、検索コマンドを格納する。これによって配信
サーバ5側では、このパケットが検索要求パケットであ
ると認識する。
【0052】次に、ステップS11で求めた無線通信端
末2の位置情報を検索要求パケットに格納する。最後
に、ジャンルIDリストを検索要求パケットに格納す
る。このジャンルIDリストは、ジャンルデータGEN
REにおいて、フラグの値が1(真)であるジャンルの
ジャンルIDを羅列したものである。これによって、配
信サーバ5は、ジャンルIDリストに存在するジャンル
IDに合致するオーディオデータのみ検索対象とする。
こうすることにより、配信サーバ5側の検索対象を絞り
込むと同時に、ユーザの意図しない楽曲データが検索さ
れることを防止することができる。なお、受信モードM
ODE=0の場合、ジャンルIDリストには「0」のみ
が格納され、これは観光ナレーションの検索要求である
ことを意味する。
【0053】このようにして検索要求パケット作成送信
処理を終えると、ステップS13へ処理み、ステップS
12で送信した検索要求パケットに基づいて配信サーバ
5から送信されてきたオーディオデータリストを受信す
る。
【0054】なお、図10に示したように、配信サーバ
5から送信されてくるオーディオデータリストは、オー
ディオデータID、タイトル、アーティスト、ジャンル
IDによって構成される。このうち、オーディオデータ
IDとは、本オーディオ配信システムにおいて各楽曲ご
とに一意に定められている識別番号である。また、タイ
トルは楽曲のタイトルを示す文字列である。また、アー
ティストは楽曲の演奏者を示す文字列である。また、ジ
ャンルIDは楽曲のジャンルを示す識別番号であり、ジ
ャンルデータGENREに格納されているジャンルID
と一致している。
【0055】図10は、夏、夕暮れの時間帯に神奈川県
湘南地区近辺の海岸付近に位置する受信端末(無線通信
端末2)から検索要求を行った場合に受信した楽曲リス
ト例を示している。すなわち、無線通信端末2の現在位
置の土地の地形や天気、土地と時間、季節などに関連す
るオーディオデータ(楽曲)のリストが配信サーバ5か
ら送信されてくる。
【0056】このオーディオデータリストは、無線通信
部205を介して受信され、図10の形式でワークRA
M204上に格納される。
【0057】次に、ステップS14へ進み、ステップ1
3で受信された楽曲リストを表示用に加工し、表示制御
部207を介してディスプレイ208に表示する。ここ
での表示項目は、オーディオデータリスト上の各楽曲の
タイトル、アーティスト、ジャンルである。ここで、ジ
ャンルはIDで表示するのではなく、リスト上のジャン
ルIDをジャンルデータGENREに格納されているジ
ャンル文字列に変換して表示する。
【0058】次に、ステップS15へ進み、ステップS
14で表示されたオーディオデータリストから、ユーザ
が配信を希望するオーディオデータ(楽曲)を選択する
選択操作を入力キー部210により行うので、そのキー
操作信号を受理して選択に係る楽曲を認識する。このよ
うにして選択されたオーディオデータを認識すると、選
択されたオーディオデータのIDがワークRAM204
上に一時記憶される。
【0059】次に、ステップS16に進み、ステップS
15で選択されたオーディオデータに基づいて、図11
に示したような構成の配信要求パケットを作成した後、
配信サーバ5に送信する。
【0060】図11に示したように、配信要求パケット
は、端末ID,配信要求コマンド、オーディオデータI
Dによって構成される。このうち、端末IDは、図9に
示した検索要求パケットの端末IDと同様である。ま
た、配信要求コマンドは、本配信システムにおいて一意
に定められているコマンド群の一つであり、これによっ
て配信サーバ5は受信したパケットが配信要求パケット
であることを認識する。また、オーディオデータID
は、ステップS15で一時記憶されたオーディオデータ
IDである。配信要求パケットはワークRAM204上
に作成された後、無線通信部205に転送されて配信サ
ーバ5に送信される。
【0061】次のステップS17では、ステップS16
で送信した配信要求パケットに応じて配信サーバ5から
送信される圧縮符号化されたオーディオデータを受信
し、蓄積部212に蓄積しつつ、復号再生部213によ
って再生する。
【0062】なお、蓄積部212に蓄積しつつデータ先
頭から復号再生部213によって再生することにより、
データを受信しながら再生することが可能になり、ユー
ザにデータの受信が全て終わるまで再生を待たせること
を避けることができる。この再生処理を終えると、オー
ディオデータ受信処理を終了し、図7のメインフローへ
リターンする。
【0063】図12は、図7のステップS4における受
信設定処理の詳細を示すフローチャートである。
【0064】この受信設定処理では、まず、ステップS
21にて、ワークRAM204上の受信モードフラグM
ODEの値をユーザの指示によって設定する。次のステ
ップS22では、ステップS21で設定された受信モー
ドフラグMODEの値を判定する。
【0065】その結果、受信モードフラグMODEの値
が「1」、すなわち、ユーザが楽曲配信を希望している
場合は、ステップS23へ進み、受信モードフラグMO
DEの値が「0」、すなわち、ユーザが観光アナウンス
配信を希望している場合は、受信設定処理を終了し、図
7のメインフローにリターンする。
【0066】ステップS23では、ワークRAM204
上の配信楽曲ジャンルデータGENRE内のフラグ値
を、ユーザの指示によって設定する。この設定処理を行
うことにより受信設定処理を終了し、図7のメインフロ
ーにリターンする。
【0067】以上説明したように、本実施形態では、G
PS受信部206と無線通信部205を組み込んだ無線
通信端末2から、本端末2の現在位置を配信サーバ5に
送信することにより、その無線通信端末2の状況や場面
に応じた楽曲、もしくは音声データのリストを受信し、
そのリストの中から選択した楽曲の配信を自動的に受け
られるようにしている。
【0068】従って、面倒で複雑な操作をしなくとも適
切なオーディオデータを再生することが可能となり、よ
り簡単かつ便利、迅速なオーディオ配信サービスを受け
ることが可能となる。また、配信サーバ5により検索さ
れたオーディオデータのリストを予め送信してユーザに
提示し、ユーザが選択したオーディオデータのみを配信
することによって、ユーザの好みに応じたオーディオデ
ータだけを配信し、無駄なオーディオデータを配信する
ことを回避することができる。
【0069】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
を説明する。なお、本第2の実施の形態は、第1の実施
形態と共通する部分が多いので、相違点を中心に説明す
る。
【0070】図13は、第2の実施形態における無線通
信端末2の入出力部を示す図である。
【0071】図13において、11はBGMキー、12
は観光情報キーであり、ユーザがこれらのキーを押すだ
けでBGMや観光アナウンスに係るオーディオデータの
配信を受け、自動的に再生することができる。
【0072】また、13はオーディオ再生操作キー群で
あり、これらキー群13のキーを操作することにより、
蓄積部212に蓄積されているオーディオデータを再生
することができる。14は番号キー群であり、ジャンル
IDの選択等に利用される。
【0073】なお、第1の実施形態では、図示省略した
が、BGMキー11の代わりに、楽曲を選択するための
楽曲キーを有している。
【0074】次に、第2の実施形態におけるオーディオ
受信処理を説明する。
【0075】図14は、第2の実施形態におけるオーデ
ィオデータの受信処理の概要を示すフローチャートであ
る。
【0076】まず、ステップS31は、入力キー部21
0においてユーザによりなされたキー操作信号を受け付
けるキー入力処理である。このキー入力処理を終える
と、ステップS32へ進み、ステップS31で入力処理
されたキー操作信号を入出力部209において判定す
る。この判定の結果、BGMキー11が操作された場合
は、ステップS33へ進み、観光情報キー12が操作さ
れた場合はステップS34へ進み、BGMキー11、観
光情報キー12以外のキーが操作された場合は、ステッ
プS35へ進む。
【0077】ステップS33では、現在の無線通信端末
2の状況に合致した楽曲データ(BGM)を配信サーバ
5から取得して再生するBGM受信処理を行う。この受
信処理の詳細は、後述する。ステップS34では、無線
通信端末2の現在位置周辺の観光アナウンスデータを配
信サーバ5から取得して再生する観光アナウンス受信処
理を行う。この受信処理の詳細も後述する。
【0078】ステップS35では、蓄積部212に蓄積
されているオーディオデータのリストを表示する、それ
らのオーディオデータを復号再生部213で再生する、
或いは配信を希望する楽曲のジャンルを設定するなど
の、その他の処理を行う。これらステップS33,S3
4,S35の処理を終えると、ステップS31に戻る。
【0079】図15は、図14のステップS33におけ
るBGM受信処理の詳細を示すフローチャートである。
【0080】ステップS41は、GPS衛星1から送ら
れる信号に基づき、GPS部206において無線通信端
末2の現在位置を計算する位置算出処理である。この位
置算出処理は、本無線通信端末2のようなGPS端末に
おいて一般的に行われており、公知であるので、その説
明な説明は省略する。
【0081】次に、ステップS42にて、ステップS1
1で求めた無線通信端末2の現在位置と、プログラムR
OM203やワークRAM204上のワークエリアに存
在する各種情報などから、図16に示したBGM配信要
求パケットを作成して、配信サーバ5に送信する。
【0082】すなわち、まず、プログラムROM203
上の基本I/Oプログラムに記述されている端末IDを
BGM配信要求パケットの先頭に格納する。なお、端末
IDとは各受信端末において一意に定められている識別
記号であり、これによって配信サーバ5はどの受信端末
から送られてきたBGM配信要求パケットかを判別する
ことができる。次に、BGM配信要求コマンドをBGM
配信要求パケットに格納する。これによって配信サーバ
5側では、このパケットがBGM配信要求パケットであ
ると認識する。
【0083】次に、ステップS41で求めた無線通信端
末2の位置情報をBGM配信要求パケットに格納する。
最後に、ジャンルIDリストをBGM配信要求パケット
に格納する。このジャンルIDリストは、ジャンルデー
タGENREにおいて、フラグの値が1(真)であるジ
ャンルのジャンルIDを羅列したものである。これによ
って、配信サーバ5は、ジャンルIDリストに存在する
ジャンルIDに合致するオーディオデータのみ検索対象
とする。こうすることにより、配信サーバ5側の検索対
象を絞り込むと同時に、ユーザの意図しない楽曲データ
が検索されることを防止することができる。
【0084】このようにしてBGM配信要求パケット作
成・送信処理を終えると、ステップS43へ処理み、ス
テップS42で送信したBGM配信要求パケットに基づ
いて配信サーバ5から送信されてきた楽曲データ(BG
Mデータ)を受信して蓄積部212に蓄積しつつ復号再
生部213により再生出力し、図14のメインフローに
リターンする。
【0085】なお、配信サーバ5は、BGM配信要求パ
ケットに含まれる端末位置情報、及びジャンルIDリス
トに基づいて、自動的に最適なBGMデータをオーディ
オデータベース上で検索し、圧縮符合化して配信する。
【0086】図17は、図14のステップS34におけ
る観光アナウンス受信処理の詳細を示すフローチャート
である。
【0087】ステップS51は、GPS衛星1から送ら
れる信号に基づき、GPS部206において無線通信端
末2の現在位置を計算する位置算出処理である。次に、
ステップS52にて、ステップS51で求めた無線通信
端末2の現在位置と、プログラムROM203やワーク
RAM204上のワークエリアに存在する各種情報など
から、図18に示した観光アナウンス配信要求パケット
を作成して、配信サーバ5に送信する。
【0088】すなわち、まず、プログラムROM203
上の基本I/Oプログラムに記述されている端末IDを
観光アナウンス配信要求パケットの先頭に格納する。そ
して、観光アナウンス配信要求コマンドを観光アナウン
ス配信要求パケットに格納する。これによって配信サー
バ5側では、このパケットが観光アナウンス配信要求パ
ケットであると認識する。次に、ステップS51で求め
た無線通信端末2の位置情報を観光アナウンス配信要求
パケットに格納する。
【0089】このようにして観光アナウンス配信要求パ
ケット作成送信処理を終えると、ステップS53へ処理
み、ステップS52で送信した観光アナウンス配信要求
パケットに基づいて配信サーバ5から送信されてきた観
光アナウンスデータを受信して蓄積部212に蓄積しつ
つ復号再生部213により再生出力し、図14のメイン
フローにリターンする。
【0090】なお、配信サーバ5は、観光アナウンス配
信要求パケットに含まれる端末位置情報に基づいて、そ
の端末位置に対応する観光アナウンスデータを観光アナ
ウンスデータベースから自動的に抽出し、配信する。
【0091】以上説明したように、本実施形態では、B
GMキー11、或いは観光キー12を一度押すだけで、
その後、何ら操作を行うことなく、その無線通信端末2
の現在位置に応じたBGMデータ、或いは観光アナウン
スデータの配信を自動的に受けられるようにしている。
【0092】なお、楽曲データの配信を受ける場合は、
BGMキー11を押す前に予めジャンルを設定しておく
必要があるが、このジャンルは、一旦設定すればユーザ
の好みが変わらない限り変更する必要はない。
【0093】従って、面倒で複雑な操作をしなくとも適
切なオーディオデータを再生することが可能となり、よ
り簡単かつ便利、迅速なオーディオ配信サービスを受け
ることが可能となる。特に、第1の実施形態と比較する
と、BGMデータ等を選択する必要もないので、より一
層、簡単かつ便利、迅速なオーディオ配信サービスを受
けることが可能となる。
【0094】なお、本発明は上述した実施携帯に限定さ
れるものではなく、例えば、図1のシステム構成では回
線網4とインターネット網が別々になっているが、これ
らの代わりに無線インターネットパケット網だけで構成
することも可能である。
【0095】また、上述の実施携帯では携帯型の無線通
信端末を想定しているが、自動車、鉄道車両などの移動
体に本発明に係る無線通信端末を搭載することも可能で
ある。
【0096】また、上述の説明では、オーディオデータ
の著作権を保護する機能については一切触れていない
が、そのような保護機能を付加することも可能である。
さらに、楽曲データ(BGMデータを含む)のジャンル
を指定するモードと、指定しないモードとをユーザが任
意に指定できるようにすることも可能である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種種変形して実施する
ことができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単に受信端末の状況に合致した適切なオーディオデー
タを配信、或いは受信して再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオーディオ配信システムのシ
ステム構成図である。
【図2】本発明を適用した無線通信端末の概略構成を示
すブロック図である。
【図3】上記無線通信端末で実行される処理プログラム
等を格納する記録媒体上のメモリマップを示す図であ
る。
【図4】上記記録媒体上の処理プログラム等上記無線通
信端末にロードする方法例を説明するための図である。
【図5】上記無線通信端末内のメモリ上での上記処理プ
ログラム等のメモリマップを示す図である。
【図6】ジャンルデータの構成例を示す図である。
【図7】第1の実施形態における無線通信端末の処理概
要を示すフローチャートである。
【図8】図7の処理フローにおけるオーディオデータ受
信処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】検索要求パケットの構成例を示す図である。
【図10】オーディオデータリストの構成例を示す図で
ある。
【図11】配信要求パケットの構成例を示す図である。
【図12】図7の処理フローにおける配信要求設定処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施形態に係る無線通信端末の入出力
部の構成を示す図である。
【図14】第2の実施形態における無線通信端末の処理
概要を示すフローチャートである。
【図15】図14の処理フローにおけるBGM受信処理
を示すフローチャートである。
【図16】BGM配信要求パケットの構成を示す図であ
る。
【図17】図14の処理フローにおける観光アナウンス
受信処理を示すフローチャートである。
【図18】観光アナウンス配信要求パケットの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1:GPS衛星 2:無線通信端末 5:オーディオ配信サーバ 6:オーディオデータベース 7:インターネット、 8:インターネット上の情報サイト 201:CPU 203:プログラムROM 204:ワークRAM 205:無線通信部 206:GPS受信部 210:キー入力部 212:蓄積部 213:復号再生部 301:記録メディア
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170E 310 310Z 340 340A G10K 15/02 G10K 15/02 H04Q 7/34 H04B 7/26 106A 7/38 109M Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 KK40 ND14 ND23 ND34 NR05 NR12 PP02 PP10 PP12 PP30 PQ04 PR08 UU40 5K067 AA21 BB03 BB04 BB21 CC08 DD17 DD53 DD54 EE02 EE10 EE16 FF23 FF25 HH23 JJ52 JJ56 KK13 KK15

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信端末から要求されたオーディオ
    データを配信サーバにより配信する配信システムにおい
    て、 前記無線通信端末は、本無線通信端末の位置を検出する
    検出手段と、前記検出手段により検出された位置情報を
    前記配信サーバに無線で送信する送信手段と、前記配信
    サーバから配信されたオーディオデータを再生して出力
    する再生出力手段とを有し、 前記配信サーバは、前記送信手段により送信されてきた
    位置情報に関連するオーディオデータをデータベース上
    で検索して前記無線通信端末に配信する配信手段を有す
    ることを特徴とする配信システム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、GPS(Global
    Positioning System)により構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の配信システム。
  3. 【請求項3】 前記配信手段は、前記オーディオデータ
    として楽曲データを配信することを特徴とする請求項1
    又は2記載の配信システム。
  4. 【請求項4】 前記楽曲データは、前記位置情報に係る
    土地の地形に関連する楽曲データであることを特徴とす
    る請求項3記載の配信システム。
  5. 【請求項5】 前記楽曲データは、前記位置情報に係る
    土地の天気に関連する楽曲データであることを特徴とす
    る請求項3記載の配信システム。
  6. 【請求項6】 前記楽曲データは、前記位置情報に係る
    土地及び時間や季節などに関連する楽曲データであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の配信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記位置情報と共に楽
    曲のジャンルデータを送信し、前記配信手段は、送信に
    係るジャンルに含まれる楽曲データのうち位置情報に関
    連する楽曲データをデータベース上で検索して前記無線
    通信端末に配信することを特徴とする請求項1〜6の何
    れかに記載の配信システム。
  8. 【請求項8】 前記配信手段は、前記オーディオデータ
    として前記位置情報に係る土地の観光ナレーションデー
    タを配信することを特徴とする請求項1又は2記載の配
    信システム。
  9. 【請求項9】 前記無線通信端末の所定のキーを一度操
    作することにより、前記検出手段、送信手段、配信手
    段、再生出力手段による処理が連続的に実行されること
    を特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の配信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記配信手段は、前記送信手段により
    送信されてきた位置情報に関連する楽曲データの識別情
    報のリストを前記無線通信端末に送信し、該無線通信端
    末の操作により前記リストの中から選択されて送信され
    てきた識別情報に対応する楽曲データを配信することを
    特徴とする請求項1〜6,8〜9の何れかに記載の配信
    システム。
  11. 【請求項11】 前記再生出力手段は、前記オーディオ
    データの蓄積処理と再生出力処理とを並行して行うこと
    を特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の配信シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記無線通信端末は、携帯型の無線通
    信端末であることを特徴とする請求項1〜11の何れか
    に記載の配信システム。
  13. 【請求項13】 前記無線通信端末は、自動車、鉄道車
    両等の移動手段に搭載されたことを特徴とする請求項1
    〜11の何れかに記載の配信システム。
  14. 【請求項14】 無線通信端末から要求されたオーディ
    オデータを配信サーバにより配信する配信システムの制
    御方法において、 前記無線通信端末は、本無線通信端末の位置を検出して
    該位置情報を前記配信サーバに無線で送信し、前記配信
    サーバから配信されたオーディオデータを再生して出力
    し、 前記配信サーバは、前記送信手段により送信されてきた
    位置情報に関連するオーディオデータをデータベース上
    で検索して前記無線通信端末に配信することを特徴とす
    る配信システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 配信サーバからオーディオデータの配
    信サービスを受ける機能を有する無線通信端末におい
    て、 本無線通信端末の位置を検出する検出手段と、該検出手
    段により検出された位置情報を前記配信サーバに無線で
    送信する送信手段と、該送信手段により送信した位置情
    報に関連するオーディオデータの配信を前記配信サーバ
    から受けて再生出力する再生出力手段を有することを特
    徴とする無線通信端末。
  16. 【請求項16】 配信サーバからオーディオデータの配
    信サービスを受ける機能を有する無線通信端末の制御方
    法において、 本無線通信端末の位置を検出して前記配信サーバに無線
    で送信し、送信した位置情報に関連するオーディオデー
    タの配信を前記配信サーバから受けて再生出力すること
    を特徴とする無線通信端末の制御方法。
  17. 【請求項17】 無線通信端末から要求されたオーディ
    オデータを配信する配信サーバにおいて、 前記無線通信端末から送信されてきた位置情報に関連す
    るオーディオデータをデータベース上で検索する検索手
    段と、該検索手段により検索されたオーディオデータを
    前記無線通信端末に配信する配信手段とを有することを
    特徴とする配信サーバ。
  18. 【請求項18】 無線通信端末から要求されたオーディ
    オデータを配信する配信サーバの制御方法において、 前記無線通信端末から送信されてきた位置情報に関連す
    るオーディオデータをデータベース上で検索して前記無
    線通信端末に配信することを特徴とする配信サーバの制
    御方法。
  19. 【請求項19】 配信サーバからオーディオデータの配
    信サービスを受ける機能を有する無線通信端末に適用可
    能なコンピュータ読取可能な媒体において、本無線通信
    端末の位置を検出して前記配信サーバに無線で送信し、
    送信した位置情報に関連するオーディオデータの配信を
    前記配信サーバから受けて再生出力する処理内容を有す
    ることを特徴とする媒体。
  20. 【請求項20】 無線通信端末から要求されたオーディ
    オデータを配信する配信サーバに適用可能なコンピュー
    タ読取可能な媒体において、 前記無線通信端末から送信されてきた位置情報に関連す
    るオーディオデータをデータベース上で検索して前記無
    線通信端末に配信する処理内容を有することを特徴とす
    る媒体。
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