JP2002230105A - 時刻表通知機能を備えた移動通信システム - Google Patents

時刻表通知機能を備えた移動通信システム

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JP2002230105A
JP2002230105A JP2001022216A JP2001022216A JP2002230105A JP 2002230105 A JP2002230105 A JP 2002230105A JP 2001022216 A JP2001022216 A JP 2001022216A JP 2001022216 A JP2001022216 A JP 2001022216A JP 2002230105 A JP2002230105 A JP 2002230105A
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JP
Japan
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timetable
mobile phone
mobile communication
station
data
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JP2001022216A
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Takayoshi Miyazaki
敬義 宮崎
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機の利用者が電車で移動している時
に、携帯電話機利用者の要求に応じて、移動通信網から
提供される位置登録エリアと現在時刻から現在乗車中の
路線の時刻表データを算出し、携帯電話機へ通知する移
動通信システムを提供する。 【解決手段】 携帯電話機1、基地局2、基地局制御局
3、携帯電話交換局4、公衆網5、位置登録データベー
ス6から構成される移動通信網に時刻表管理局7が接続
されている。時刻表管理局7は、携帯電話機1より発せ
られ移動通信網を介した時刻表表示要求信号を受信する
要求信号受信部74と、鉄道会社より提供された時刻表
データを格納する時刻表データベース71と、現在の時
刻を管理し要求に応じて現在時刻を出力する現在時刻管
理部72と、要求信号受信部74から時刻表データを要
求されると、携帯電話機1の利用者が乗車中の路線の時
刻表データを算出する時刻表情報算出部73と、携帯電
話機1に対して時刻表情報算出部73で算出された時刻
表データを送信する時刻表情報送信部75とから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻表通知機能を
備えた移動通信端末に関し、特に、携帯電話機利用者が
電車で移動しているときに、移動通信網から提供される
位置登録エリアと現在時刻から算出される現在乗車中の
路線の時刻表データを携帯電話機利用者の要求に応じて
携帯電話機へ通知することを特徴とした移動通信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車の乗客が移動中、目的駅や乗
換駅の到着時刻を確認する場合には、一般に、携帯可能
な紙のシートや冊子の時刻表により行っていた。
【0003】しかしながら、時刻表を携帯していない場
合には、到着時刻の確認ができない。時刻表を携帯して
いる場合においても、携帯している時刻表に掲載されて
いない路線に乗車している場合にも到着時刻を確認する
ことができない。
【0004】また、所持している時刻表が最新の時刻表
でない場合にも同様に到着時刻を誤ってしまうことが起
こり得る。
【0005】図7はこの種の技術の従来例を示すブロッ
ク図である。
【0006】携帯電話機へ時刻表データを提供するサー
ビスは図7に示されているように、既に実用化されてい
るが、この従来のサービスでは、携帯電話機から要求さ
れた条件の時刻表データをインターネット経由で時刻表
データベースから検索し、読み出す。
【0007】この種の技術の第1の従来例として挙げら
れる特開平7−229980号公報には、利用駅名と利
用時刻の入力手段と、携帯電話機に内蔵され入力された
駅名と時刻からなる時刻表データを記憶する記憶手段
と、時刻表データを表示する表示手段と、計時手段と、
この計時手段によって計時された現時刻と同一時間帯の
時刻表データ群を検索するデータ検索手段とを有し、現
時刻と同一時間帯の時刻表データが表示手段に表示され
るようにした時刻表表示装置、が開示されている。
【0008】また第2の従来例として挙げられる特開平
2000−134333号公報には、携帯電話機のユー
ザは操作部を操作して表示部を確認しながら文字情報を
携帯電話基地局に送信し、携帯電話基地局は受信した文
字情報を携帯電話網を通して情報サービスサーバに送信
し、情報サービスサーバは文字情報の認識と識別を行
い、その内容に対応した返信用の文字情報を携帯電話網
を通して携帯電話基地局に送信し、携帯電話基地局から
携帯電話機に文字情報を送信すると、携帯電話機のユー
ザは表示部の表示内容を確認しながら操作部を操作して
必要とする文字情報を取得する情報配信サービスシステ
ム、が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例では、時刻表データが格納された記憶装置を
検索するのに、駅名と現時刻をパラメータとしているの
で、同一駅名が2つ以上ある場合には判別できないばか
りか、路線名も判らないので、汎用性に欠ける欠点があ
り、また第2の従来例では、携帯電話機が情報サービス
サーバから文字情報を取得して自己の表示部に表示する
ことが開示されており、文字情報の例として時刻表情報
を示しているだけであって、具体的にどのような方式で
時刻表を表示するのかは開示されていない。
【0010】このような従来の方式を用いて乗車中の路
線の時刻表データを確定するためには、乗車中の路線や
現在時刻を参照する必要があり、それらの情報が不正確
であった場合には、誤った時刻表データを参照し到着時
刻を誤ってしまうことが起こり得る欠点があった。
【0011】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記欠点を解消する為になされたものであ
り、従って本発明の目的は、携帯電話機利用者の要求に
応じて、移動通信網から提供される位置登録エリアと現
在時刻から現在乗車中の路線の時刻表データを算出し、
携帯電話機へ通知することを可能とした新規な移動通信
システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る時刻表通知機能を備えた移動通信シス
テムは、携帯電話機、基地局、基地局制御局、携帯電話
交換局、公衆網及び位置登録データベースから成る既存
の移動通信システムである移動通信網に時刻表管理局を
接続して構成され、該時刻表管理局は、前記携帯電話機
より発せられ前記移動通信網を介して送信された時刻表
表示要求信号を受信する要求信号受信部と、鉄道会社よ
り提供された時刻表データを格納する時刻表データベー
スと、現在の時刻を管理し要求に応じて現在時刻を出力
する現在時刻管理部と、前記要求信号受信部から前記時
刻表データを要求されると前記携帯電話機の利用者が乗
車中の線路の時刻表データを算出する時刻表情報算出部
と、前記携帯電話機に対して前記時刻表情報算出部で算
出された時刻表データを送信する時刻表情報送信部とを
具備することを特徴としている。
【0013】前記携帯電話機は、自己が移動することに
より前記位置登録データベースに格納された位置登録エ
リアが変化した場合には前記移動通信網に対して位置登
録の発信を行う。
【0014】前記時刻表情報算出部は、前記位置登録デ
ータベースからの位置登録エリア情報に現在時刻管理部
からの現在時刻情報とを参照して前記時刻表データベー
スを検索することにより前記携帯電話機から要求された
時刻表データを作成する。
【0015】本発明に係る時刻表通知機能を備えた移動
通信システムはまた、携帯電話機、基地局、基地局制御
局、携帯電話交換局、公衆網及び位置登録データベース
から成る既存の移動通信システムである移動通信網に時
刻表管理局を接続して構成され、該時刻表管理局は、前
記携帯電話機より発せられ前記移動通信網を介して送信
された時刻表表示要求信号を受信する要求信号受信部
と、鉄道会社より提供された時刻表データを格納する時
刻表データベースと、現在の時刻を管理し要求に応じて
現在時刻を出力する現在時刻管理部と、前記要求信号受
信部から時刻表データを要求されると前記携帯電話機の
利用者が乗車中の路線の時刻表データを算出する時刻表
情報算出部と、前記携帯電話機に対して前記時刻表情報
算出部で算出された時刻表データを送信する時刻表情報
送信部とを具備し、更に前記携帯電話交換局に、既に実
用化されサービスが提供されているGPS測位システム
を付加すると共に、前記携帯電話機にはGPSアンテナ
を内蔵したPDAを接続し、GPS衛星群の中の複数の
GPS衛星からの電波をPDAが受信し、各衛星との伝
播距離から該PDAが自身の位置を割り出し、前記PD
Aから現在位置周辺の地図情報の要求があれば、前記携
帯電話交換局に接続された位置情報サービス局の地図情
報データベースから必要な地図情報を前記移動通信網に
送信し、前記携帯電話機を介して前記PDAへ提供し、
また同様に前記PDAから現在位置周辺の地域情報の要
求があれば、前記位置情報サービス局の地域情報データ
ベースから必要な地域情報を移動通信網に送信し、前記
携帯電話機を介して前記PDAへ提供する。
【0016】前記携帯電話機の利用者が該携帯電話機へ
乗車駅、目的駅の方向(上り/下り、行き先)、列車の
種類(普通、快速、特急、新幹線)等の項目を利用者の
判る範囲で入力するようにすることもできる。
【0017】前記携帯電話機に提供するデータを、時刻
表データのみに限らず、目的駅到着までの所要時間、運
賃を表示するようにすることもできる。
【0018】前記時刻表情報演算部に目的駅までの経路
を検索する機能を持たせ、移動に乗り換えが必要である
場合に、乗換駅、乗換駅到着までの所要時間、運賃など
を時刻表データと共に前記携帯電話機へ送信するように
してもよい。
【0019】前記携帯電話機の利用者が目的駅あるいは
乗換駅へ到着時に前記携帯電話機から振動、特定の音な
どにより前記携帯電話機利用者へ到着したことを通知す
るようする。
【0020】前記到着の通知は、到着のどの位前から通
知を開始するか、何回通知するか、どのような通知方法
とするか等の設定ができるようにしておく。
【0021】前記目的駅に到着時あるいは到着の指定時
間前に、指定した電話番号へ発信あるいは到着時刻など
のデータを通知するようにすることができる。
【0022】事故、天候等によりダイヤの乱れが発生し
た場合に、鉄道会社が前記時刻表データベースを更新
し、前記携帯電話機からの時刻表データ要求に対して
「事故のため遅れ」、「暴風雨のため運休」等のメッセ
ージを通知するようにしてもよい。
【0023】前記位置登録データベースに登録された位
置登録情報を要求に応じて取り出せるシステムとし、要
求を出した携帯電話機に問い合わせ先の携帯電話機の位
置情報を表示するようにしてもよい。
【0024】前記要求を出す端末は携帯電話機に限ら
ず、公衆網に接続された固定電話機やコンピュータであ
ってもよい。
【0025】本発明に係る移動通信システムの時刻表通
知方法は、携帯電話機の利用者が携帯電話機の電源を
“ON”にしたときに前記携帯電話機は移動通信網に対
し位置登録の発信を行い、位置登録データベースには前
記携帯電話機が属する位置登録エリアを格納し、前記携
帯電話機の利用者が目的地まで電車で移動しているとき
に、前記携帯電話機に対して時刻表表示要求の操作を行
い、目的駅を入力し、前記携帯電話機は移動通信網に対
し時刻表表示要求信号を送出し、時刻表管理局内の要求
信号受信部は前記携帯電話機より送出された時刻表の表
示要求信号を受信し、時刻表情報算出部に対し時刻表デ
ータを要求し、前記時刻表情報算出部は、位置登録デー
タベースより前記携帯電話機の位置登録エリアを読み出
し、その位置登録エリア内の目的駅方向の路線を時刻表
データベースから検索し、更に、前記時刻表情報算出部
は現在時刻管理部の現在時刻を読み出し、検索された路
線の中から現在時刻に基づき利用者の乗車中の路線を検
索し、以上の動作により確定された時刻表データを、時
刻表情報送信部に送信し、前記移動通信網を介し利用者
の所持する前記携帯電話機に送信し、該携帯電話機は、
前記移動通信網から提供された時刻表データをディスプ
レイ上に表示し、その後、前記携帯電話機利用者が前記
携帯電話機に対し時刻表データの表示終了要求の操作を
行い、前記携帯電話機は時刻表データの表示を終了する
ことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい各実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
【第1の実施の形態】図1は、本発明による第1の実施
の形態における移動通信システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0028】
【第1の実施の形態の構成】図1を参照するに、本発明
による第1の実施の形態は、図7に示す既存の移動通信
システム(携帯電話機1、基地局2、基地局制御局3、
携帯電話交換局4、公衆網5、位置登録データベース
6)に時刻表管理局7を接続した構成となっている。以
後、既存の移動通信システムを移動通信網と称する。
【0029】時刻表管理局7は、携帯電話機1より発せ
られ、移動通信網を介して伝送された時刻表表示要求信
号を受信する要求信号受信部74と、鉄道会社より提供
された時刻表データを格納する時刻表データベース71
と、現在の時刻を管理し、要求に応じて現在時刻を出力
する現在時刻管理部72と、要求信号受信部74から時
刻表データを要求されると、携帯電話機1の利用者が乗
車中の路線の時刻表データを算出する時刻表情報算出部
73と、携帯電話機1に対して時刻表情報算出部73で
算出された時刻表データを送信する時刻表情報送信部7
5とから構成される。
【0030】
【実施の形態の動作】まず、図1及び図2を参照して、
本発明による第1の実施の形態の動作を説明する。
【0031】携帯電話機利用者が携帯電話機1の電源を
“ON”にする(ステップS1)と、携帯電話機1は移
動通信網に対して位置登録の発信を行う(ステップS
2)。位置登録データベース6には携帯電話機1が属す
る位置登録エリアが格納される。
【0032】携帯電話機利用者が目的地まで電車で移動
しているときに、携帯電話機1に対して時刻表表示要求
の操作を行い(ステップS3)。目的駅を入力する(ス
テップS4)と、携帯電話機1は移動通信網に対し、時
刻表表示要求信号を送出する。
【0033】時刻表管理局7内の要求信号受信部74は
携帯電話機1より送出された時刻表の表示要求信号を受
信し、時刻表情報算出部73に対し時刻表データを要求
する。
【0034】時刻表情報算出部73は、位置登録データ
ベース6より携帯電話機1の位置登録エリアを読み出し
(ステップS5)、その位置登録エリア内の目的駅方向
の路線を時刻表データベース71から検索する(ステッ
プS6)。更に、時刻表情報算出部73は現在時刻管理
部72から現在時刻を読み出し(ステップS7)、ステ
ップS6で検索された路線の中から現在時刻に基づき利
用者の乗車中の路線を検索する(ステップS8)。
【0035】以上の動作により確定された時刻表データ
は、時刻表情報送信部75に送信され、移動通信網を介
し利用者の所持する携帯電話機1に送信される。
【0036】携帯電話機1は、移動通信網から提供され
た時刻表データをディスプレイ上に表示する(ステップ
S9)。
【0037】その後、携帯電話機利用者が携帯電話機1
に対し時刻表データの表示終了要求の操作を行うと(ス
テップS10)、携帯電話機1は時刻表データの表示を
終了する。
【0038】表示終了要求が無く、位置登録エリアが変
化したことにより、別の位置登録エリアを登録するため
に更に位置登録の発信があった(ステップS11)場合
には、位置登録発信時刻に基づいてステップS8で確定
した時刻表データが正しいデータであることを確認する
ことができる(ステップS12)。
【0039】また、ステップS8で検索された時刻表デ
ータが複数候補あった場合には、位置登録発信時刻に基
づいて候補の時刻表データを絞り込むことができる(ス
テップS12)。
【0040】次に、図5を参照して第1の実施の形態の
具体的な実施例の動作について説明する。
【0041】時刻表データは図3、位置登録エリアは図
4に従うものとする。
【0042】電源“ON”状態の携帯電話機1を所持す
る携帯電話機利用者がa1駅からA1線の普通電車に乗
車し、9:54(9時54分)に発車したとする。目的
駅は、A1線のa1n駅とする。位置登録データベース
6には、携帯電話機1が属する位置登録エリアsが携帯
電話機1と対応づけられ、格納されている。
【0043】携帯電話機利用者が9:58に携帯電話機
1に対して時刻表表示要求の操作を行い、目的駅(a1
n駅とする)を入力すると、時刻表表示要求信号は時刻
表管理局7へ送信される。
【0044】時刻表管理局7は、位置登録データベース
6から携帯電話機1の位置登録エリアsを読み出し、位
置登録エリアsを通過する路線(A1線、A2線、B
線)の中からa1n駅に停車する路線A1線を確定す
る。
【0045】更に、現在時刻管理部72から読み出した
現在時刻9:58から、その時刻に位置登録エリアsを
通過する時刻表データ(イ)と(ロ)を確定する。
【0046】このように候補の時刻表データが複数ある
場合には、次の位置登録エリアに移り、位置登録を発信
した時刻から時刻表データを絞り込む。
【0047】例えば、10:00から所定時間(例え
ば、1分間)の間に位置登録エリアuへ移り位置登録を
発信した場合には、時刻表データ(イ)であると確定す
ることができる。
【0048】携帯電話機1が位置登録を発信した時刻
は、このように複数候補の時刻表データの絞り込みのた
めに使用できる他、算出された時刻表データが正しいデ
ータであることを確認するために使用することもでき
る。
【0049】
【第2の実施の形態】次に、本発明による第2、第3の
実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0050】図6は、本発明による第2の実施の形態を
示すブロック構成図である。
【0051】本発明は、以上説明した第1の実施の形態
にのみ限定されず、次の(1)〜(6)に示される他の
種々の形態で実施することが可能である。
【0052】(1)、図6を参照するに、第2の実施の
形態は、前述した第1の実施の形態に、既に実用化され
サービスが提供されているGPS(Global Po
sitioning System)測定システムを付
加した構成となっている。即ち、携帯電話機1にはGP
Sアンテナを内蔵したPDA(Personal Di
gital Assistant)8が接続され、GP
S衛星群10の中の複数のGPS衛星からの電波をPD
A8が受信し、各衛星との伝播距離からPDA8が自身
の位置を割り出す。PDA8から現在位置周辺の地図情
報の要求があれば、位置情報サービス局11の地図情報
データベース111から必要な地図情報が移動通信網に
送信され、携帯電話機1を介してPDA8へ提供され
る。
【0053】また、同様にPDA8から現在位置周辺の
地域情報の要求があれば、位置情報サービス局11の地
域情報データベース112から必要な地域情報が移動通
信網に送信され、携帯電話機1を介してPDA8へ提供
される。
【0054】PDA8が割り出す位置の精度は位置登録
エリアより高いために、携帯電話機1及びPDA8から
の最寄りの駅の特定がより高い精度で可能となり、時刻
表データの特定もより容易となるという効果が得られ
る。
【0055】(2)、携帯電話機利用者が携帯電話機1
へ目的駅の入力の操作を行うようにしているが、乗車
駅、目的駅の方向(上り/下り、行き先)、列車の種類
(普通、快速、特急、新幹線)等の項目を利用者の判る
範囲で入力するようにしてもよい。
【0056】このような入力操作により時刻表データが
複数候補ある場合の絞り込みが更に詳細に実行すること
ができ、時刻表管理局7のデータ処理の負荷を低減でき
るという効果が得られる。
【0057】更に、携帯電話機1に提供するデータは、
時刻表データのみに限らず、目的駅到着までの所要時
間、運賃を表示するようにしてもよい。
【0058】(3)、時刻表情報演算部73に目的駅ま
での経路を検索する機能を持たせ、移動に乗り換えが必
要である場合に、乗換駅、乗換駅到着までの所要時間、
運賃などを時刻表データと共に携帯電話機1へ送信する
ようにしてもよい。
【0059】(4)、携帯電話機利用者が目的駅あるい
は乗換駅へ到着時に、携帯電話機1から振動、特定の音
などにより携帯電話機利用者へ到着したことを通知する
ようにしてもよい。到着の通知は、到着のどの位前から
通知を開始するか、何回通知するか、どのような通知方
法とするか等の設定ができるようにしておく。
【0060】更に、目的駅に到着時あるいは到着の指定
時間前に、指定した電話番号へ発信あるいは到着時刻な
どのデータを通知するようにしてもよい。
【0061】このような機能により携帯電話機利用者を
迎える者へ連絡する手間が省けるという効果が得られ
る。
【0062】(5)、事故、天候等によりダイヤの乱れ
が発生した場合には、鉄道会社が時刻表データベース7
1を更新し、携帯電話機1からの時刻表データ要求に対
して「事故のため遅れ」、「暴風雨のため運休」等のメ
ッセージを通知するようにしてもよい。
【0063】(6)、位置登録データベース6に登録さ
れた位置登録情報を要求に応じて取り出せるシステムと
し、要求を出した携帯電話機に問い合わせ先の携帯電話
機の位置情報を表示するようにすることができる。
【0064】また、要求を出す端末は携帯電話機に限ら
ず、公衆網に接続された固定電話機あるいはコンピュー
タとすることもできる。
【0065】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得
られる。
【0066】駅に提示されている時刻表、携帯可能な紙
のシートや冊子の時刻表を参照することなく、電車で移
動中の携帯電話機利用者が乗車中の路線の時刻表データ
を移動通信網から得ることができる。
【0067】更に、移動通信網で携帯電話機の位置登録
エリアの情報と現在時刻から時刻表データを検索する方
式であるために、従来の時刻表データ検索における時
刻、路線データの入力操作が簡略化あるいは省略するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態における移動通
信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明による第1の実施の形態の動作例を示す
フローチャートである。
【図3】本発明で使用される時刻表データ例を示す図で
ある。
【図4】本発明で使用される位置登録エリアの例を示す
概略図である。
【図5】本発明による第1の実施の形態の一実施例にお
ける動作例を示す図である。
【図6】本発明による第2の実施の形態を示すブロック
構成図である。
【図7】この種の技術の従来例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…携帯電話機 2…基地局 3…基地局制御局 4…携帯電話交換局 5…公衆網 6…位置登録データベース 7…時刻表管理局 71…時刻表データベース 72…現在時刻管理部 73…時刻表情報算出部 74…要求信号受信部 75…時刻表情報送信部 8…PDA 91…GPS地上基地局 92…GPSアンテナ 10…GPS衛星群 11…位置情報サービス局 111…地図情報データベース 112…地域情報データベース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機、基地局、基地局制御局、携
    帯電話交換局、公衆網及び位置登録データベースから成
    る既存の移動通信システムである移動通信網に時刻表管
    理局を接続して構成され、該時刻表管理局は、前記携帯
    電話機より発せられ前記移動通信網を介して送信された
    時刻表表示要求信号を受信する要求信号受信部と、鉄道
    会社より提供された時刻表データを格納する時刻表デー
    タベースと、現在の時刻を管理し要求に応じて現在時刻
    を出力する現在時刻管理部と、前記要求信号受信部から
    前記時刻表データを要求されると前記携帯電話機の利用
    者が乗車中の線路の時刻表データを算出する時刻表情報
    算出部と、前記携帯電話機に対して前記時刻表情報算出
    部で算出された時刻表データを送信する時刻表情報送信
    部とを具備することを特徴とした時刻表通知機能を備え
    た移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯電話機は、自己が移動すること
    により前記位置登録データベースに格納された位置登録
    エリアが変化した場合には前記移動通信網に対して位置
    登録の発信を行うことを更に特徴とする請求項1に記載
    の時刻表通知機能を備えた移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記時刻表情報算出部は、前記位置登録
    データベースからの位置登録エリア情報に現在時刻管理
    部からの現在時刻情報とを参照して前記時刻表データベ
    ースを検索することにより前記携帯電話機から要求され
    た時刻表データを作成することを更に特徴とする請求項
    1または2のいずれか一項に記載の時刻表通知機能を備
    えた移動通信システム。
  4. 【請求項4】 携帯電話機、基地局、基地局制御局、携
    帯電話交換局、公衆網及び位置登録データベースから成
    る既存の移動通信システムである移動通信網に時刻表管
    理局を接続して構成され、該時刻表管理局は、前記携帯
    電話機より発せられ前記移動通信網を介して送信された
    時刻表表示要求信号を受信する要求信号受信部と、鉄道
    会社より提供された時刻表データを格納する時刻表デー
    タベースと、現在の時刻を管理し要求に応じて現在時刻
    を出力する現在時刻管理部と、前記要求信号受信部から
    時刻表データを要求されると前記携帯電話機の利用者が
    乗車中の路線の時刻表データを算出する時刻表情報算出
    部と、前記携帯電話機に対して前記時刻表情報算出部で
    算出された時刻表データを送信する時刻表情報送信部と
    を具備し、更に前記携帯電話交換局に、既に実用化され
    サービスが提供されているGPS測位システムを付加す
    ると共に、前記携帯電話機にはGPSアンテナを内蔵し
    たPDAを接続し、GPS衛星群の中の複数のGPS衛
    星からの電波をPDAが受信し、各衛星との伝播距離か
    ら該PDAが自身の位置を割り出し、前記PDAから現
    在位置周辺の地図情報の要求があれば、前記携帯電話交
    換局に接続された位置情報サービス局の地図情報データ
    ベースから必要な地図情報を前記移動通信網に送信し、
    前記携帯電話機を介して前記PDAへ提供し、また同様
    に前記PDAから現在位置周辺の地域情報の要求があれ
    ば、前記位置情報サービス局の地域情報データベースか
    ら必要な地域情報を移動通信網に送信し、前記携帯電話
    機を介して前記PDAへ提供することを特徴とした時刻
    表通知機能を備えた移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話機の利用者が該携帯電話機
    へ乗車駅、目的駅の方向(上り/下り、行き先)、列車
    の種類(普通、快速、特急、新幹線)等の項目を利用者
    の判る範囲で入力するようにすることを更に特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の時刻表通知機能を
    備えた移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機に提供するデータを、時
    刻表データのみに限らず、目的駅到着までの所要時間、
    運賃を表示するようにすることを更に特徴とする請求項
    5に記載の時刻表通知機能を備えた移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記時刻表情報演算部に目的駅までの経
    路を検索する機能を持たせ、移動に乗り換えが必要であ
    る場合に、乗換駅、乗換駅到着までの所要時間、運賃な
    どを時刻表データと共に前記携帯電話機へ送信するよう
    にすることを更に特徴とする請求項1〜6のいずれか一
    項に記載の時刻表通知機能を備えた移動通信システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯電話機の利用者が目的駅あるい
    は乗換駅へ到着時に前記携帯電話機から振動、特定の音
    などにより前記携帯電話機利用者へ到着したことを通知
    するようにしたことを更に特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか一項に記載の時刻表通知機能を備えた移動通信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記到着の通知は、到着のどの位前から
    通知を開始するか、何回通知するか、どのような通知方
    法とするかなどの設定ができるようにしたことを更に特
    徴とする請求項8に記載の時刻表通知機能を備えた移動
    通信システム。
  10. 【請求項10】 前記目的駅に到着時あるいは到着の指
    定時間前に、指定した電話番号へ発信あるいは到着時刻
    などのデータを通知するようにすることを更に特徴とす
    る請求項9に記載の時刻表通知機能を備えた移動通信シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 事故、天候等によりダイヤの乱れが発
    生した場合に、鉄道会社が前記時刻表データベースを更
    新し、前記携帯電話機からの時刻表データ要求に対して
    「事故のため遅れ」、「暴風雨のため運休」等のメッセ
    ージを通知するようにしたことを更に特徴とする請求項
    1〜10いずれか一項に記載の時刻表通知機能を備えた
    移動通信システム。
  12. 【請求項12】 前記位置登録データベースに登録され
    た位置登録情報を要求に応じて取り出せるシステムと
    し、要求を出した携帯電話機に問い合わせ先の携帯電話
    機の位置情報を表示するようにしたことを更に特徴とす
    る請求項1〜11のいずれか一項に記載の時刻表通知機
    能を備えた移動通信システム。
  13. 【請求項13】 前記要求を出す端末は携帯電話機に限
    らず、公衆網に接続された固定電話機やコンピュータで
    あってもよいことを更に特徴とする請求項12に記載の
    時刻表通知機能を備えた移動通信システム。
  14. 【請求項14】 携帯電話機の利用者が携帯電話機の電
    源を“ON”にしたときに前記携帯電話機は移動通信網
    に対し位置登録の発信を行い、位置登録データベースに
    は前記携帯電話機が属する位置登録エリアを格納し、前
    記携帯電話機の利用者が目的地まで電車で移動している
    ときに、前記携帯電話機に対して時刻表表示要求の操作
    を行い、目的駅を入力し、前記携帯電話機は移動通信網
    に対し時刻表表示要求信号を送出し、時刻表管理局内の
    要求信号受信部は前記携帯電話機より送出された時刻表
    の表示要求信号を受信し、時刻表情報算出部に対し時刻
    表データを要求し、前記時刻表情報算出部は、位置登録
    データベースより前記携帯電話機の位置登録エリアを読
    み出し、その位置登録エリア内の目的駅方向の路線を時
    刻表データベースから検索し、更に、前記時刻表情報算
    出部は現在時刻管理部の現在時刻を読み出し、検索され
    た路線の中から現在時刻に基づき利用者の乗車中の路線
    を検索し、以上の動作により確定された時刻表データ
    を、時刻表情報送信部に送信し、前記移動通信網を介し
    利用者の所持する前記携帯電話機に送信し、該携帯電話
    機は、前記移動通信網から提供された時刻表データをデ
    ィスプレイ上に表示し、その後、前記携帯電話機利用者
    が前記携帯電話機に対し時刻表データの表示終了要求の
    操作を行い、前記携帯電話機は時刻表データの表示を終
    了することを特徴とした移動通信システムの時刻表通知
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154938A (ja) * 2001-11-16 2003-05-27 Ntt Comware Corp 交通機関利用情報サービスシステム、交通機関利用情報サービス方法および交通機関利用情報サービスプログラム
JP2010020612A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Navitime Japan Co Ltd 時刻表更新報知システム、時刻表提供サーバおよび端末装置
CN106157601A (zh) * 2016-07-21 2016-11-23 宁波大学 一种基于移动通信数据的公交客流需求的调查方法

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