JP2002236996A - バス運行情報表示システム - Google Patents

バス運行情報表示システム

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JP2002236996A
JP2002236996A JP2000317191A JP2000317191A JP2002236996A JP 2002236996 A JP2002236996 A JP 2002236996A JP 2000317191 A JP2000317191 A JP 2000317191A JP 2000317191 A JP2000317191 A JP 2000317191A JP 2002236996 A JP2002236996 A JP 2002236996A
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Terubumi Honjo
光史 本荘
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SHIROGANE KENKYUSHO KK
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Eastech On Line Kk
SHIROGANE KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】走行中のバスの運行情報表示システムで、イン
ターネットのホームページ画面または電子メール画面と
して、インターネット対応携帯電話の画面に走行中のバ
スの現在位置やバス停への到着時間、所要時間等をリア
ルタイムで表示させ、何処に居てもバスの接近や渋滞時
間が判るようにする。 【解決手段】PHSやパケット無線電話システムを利用
して、走行中のバス1の現在位置を検出する手段2と、
バスの現在位置表示画面や所要時間を携帯電話用のイン
ターネット画面として自動的に形成し、リアルタイム
で、インターネット上に提供する手段と、その映像をイ
ンターネット対応の携帯電話の画面に表示させる手段、
バス停にバスが接近したことを音で報知する手段等によ
って構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、走行中のバスの現在位置表示
システムであって、特にインターネット対応携帯電話用
の画面として、携帯電話の画面に走行中のバスの現在位
置及び所要時間等を、リアルタイムで表示させるシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、タクシー会社等におい
て、タクシーの現在位置を検出して全体の動きをセンタ
ーにて表示させて把握し、ユーザーに最も近いタクシー
に連絡するシステムや、運送会社において、トラックの
現在位置をセンターにて把握するシステム等が実用化さ
れている。また、バスシステムにおいて、無線システム
等によってバスの現在位置を検出し、バス停の標識部分
にバスの到着予想時間を表示するシステムが実用化され
ている。しかるに、表示された予想到着時間は比較的不
正確であり、現在位置を検出した時以降の渋滞による遅
れにたいしては対応できてはいない。また、予想到着時
間はバス停に行き、標識部分の表示器にある現在の予想
到着時間表示を見るまでは知ることが出来なかった。従
がって、自宅がバス停に近く、バスの到着時刻表が自宅
に有っても、その日のバスが渋滞で遅れていても、自宅
を出てバス停まで行くしか方法が無かった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は前記のような
欠点を除くために成されたもので、ユーザーがバス停か
ら離れた自宅にいても、歩行中であっても、バスの現在
位置をリアルタイムで知ることの出来る手段を提供する
ことにより、自宅や会社がバス停に近ければ、自宅や会
社に居ながら、バスの渋滞状況を知ることが出来るの
で、バス停にバスが到着する直前にバス停に出向いて乗
車することが可能となり、長時間イライラしながら、暑
さや寒さに我慢しつつ、列に並んでバスを待つ煩わしさ
を回避しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】その為に本発明における
バスの現在位置表示システムにおいては、ユーザーが常
に身につけている携帯電話の画面に、ユーザーが指定し
たバス停に近づくバスの現在位置を示す画面を表示させ
ると共に、ユーザーが指定したバス停の手前のバス路線
上に設定した地点をバスが通過する度に、そのユーザー
の携帯電話に前記電子メール又はプッシュ機能によるホ
ーム頁として、バス現在位置表示画面情報を受信させる
ことにより、リアルタイムで、バスの接近状況を知るこ
とのできる手段を提供することにより、長時間イライラ
しながら、列に並んで、バスを待つ煩わしさを回避しよ
うとするものである。
【0005】ここで、本発明を具体的に実現する手段の
一つとして、バスの現在位置情報センターを設け、各々
のバスにPHS携帯電話及び無線ハ゜ケット端末を搭載
し、無線ハ゜ケット端末システムにて、PHS携帯電話
の周辺に配置された受信アンテナと交信中の複数の受信
アンテナの位置情報から、PHS携帯電話の位置を検出
する手段や、各々のバスにGPS装置を搭載して検出し
た現在位置データを無線ハ゜ケット端末を介して、バス
の現在位置情報センターに設けたインターネット対応携
帯電話用のバス現在位置表示画面作成手段に、バスの現
在位置情報が連続的又はバス路線上に設定した地点をバ
スが通過する度に、入力される手段等が実施される。こ
のようにして作成したインターネット対応バス現在位置
表示画面情報はインターネットに接続したサーバーを介
して、電子メールやプッシュ型ホームページとしてイン
ターネット対応の携帯電話に提供され、着信音を発生さ
せて、ユーザーに所定の通過地点をバスが通過したこと
を知らせると共に、バスの現在位置マークをイラスト化
したバス路線図内に表示した画面や、直前に運行したバ
スの所要時間データから推測したところの、指定したバ
ス停とバス停との間の所要時間や前記の通過地点から指
定したバス停までの所要時間等を表示したバス運行情報
を、ユーザーの携帯電話の画面に表示させるものであ
る。
【0006】前記センターのサーバー内には、インター
ネット対応の携帯電話にバス現在位置表示画面を送信す
るために、各バス停毎に対応した、バス路線図の携帯電
話用画面があらかじめ作成され、前記センターのサーバ
ー内にデーターベースとして構築される。前記のバス現
在位置表示画面作成装置にバスの現在位置データ(緯度
・経度データ)が入手されると、そのバスに対応したイ
ンターネット対応携帯電話用画面の中のバス路線上に、
そのバスの現在位置マークを表示させる。古い現在位置
マークは消去され、現在位置マークがバスの位置検出毎
に、刻々と移動する画面が実現される。バスの現在位置
の検出は、バス路線上を走行中のバス全てを常時検出
し、現在位置マークの表示をを常時更新する方法や、ユ
ーザーからの電話が有った場合に、その時から最寄のバ
ス停に到着するまで連続してバスの現在位置を検出して
表示し続ける方法や、バス路線上に設定した地点をバス
が通過する度に検出する方法等が状況に応じて選択され
る。
【0007】このようにして実施される走行中のバスの
現在位置を検出する手段と、検出したバスの現在位置デ
ータに対応して、バス路線図のバス路線上に、バスの現
在位置を示すマークを、バス停の位置を示すマークと共
に表示したバス現在位置表示部と、直前に運行したバス
の所要時間データから推測したところの、指定したバス
停とバス停との間の所要時間や前記の通過地点から指定
したバス停までの所要時間等を表示した所要時間表示部
等から成るバス運行情報画面を、携帯電話用のインター
ネット画面として自動的に形成し、リアルタイムで、携
帯電話用のインターネット上に提供する手段と、その映
像をインターネット対応の携帯電話に電子メールやホー
ム頁のプッシュ機能等を利用して配信し、ユーザーのイ
ンターネット対応携帯電話から着信音を発生させて、指
定したバス停に指定した路線のバスが間近に接近中であ
ることを報知すると共に、前記のバス現在位置表示画面
をユーザーのインターネット対応携帯電話の画面に表示
させる手段とによって構成し、ユーザーが指定したバス
停に近づくバスの現在位置を携帯電話の画面にリアルタ
イムで、表示させるものである。同様にして、バス路線
上を走行中の全てのバスの現在位置が、インターネット
対応の携帯電話用画面として、前記サーバーを介してイ
ンターネット回線網に提供され、バスを利用する全ての
ユーザーが同時にアクセスしても対応可能なシステムが
提供されるものである。るものである。
【0008】また、前記のバス路線図のバス路線上に、
バスの現在位置を示すマークを、バス停の位置を示すマ
ークと共に表示した携帯電話用のインターネット再面
は、通常の地図の縮尺版として作成され、バスの現在位
置をしめす緯度・経度データ値を一定値で割り算するこ
とで、自動的にバス路線図中の現在位置マークのX・Y
座標値が算出できるように設定することも可能である。
さらに、前記の算出したX・Y座標値がバス路線図にお
けるバス路線から外れている場合は、最寄りのバス路線
上に現在位置マークが表示されるようにプログラムによ
って自動修正するごとく設定することも可能である。ま
た、バス路線を直線状にイラスト図として表現する手段
も実施可能である。
【0009】また、センターからインターネット対応携
帯電話に送信するバスの現在位置情報を、バス路線図画
面データは毎回送信せずに、あらかじめ、センターから
受信して前記携帯電話内に記憶させておき、新規に入力
するバスの現在位置データを、バス路線図内のバスの現
在位置を示すX、Y座標値データのみとしてデータ量を
減少させる。X、Y座標値データが入力されると携帯電
話内のプログラムにて、あらかじめ記憶させてあったバ
ス路線図画面が再生され、その画面内の以前表示させた
現在位置マークが消去され、入力データに対応した新し
い座標位置に現在位置マークを表示させ、バスの現在位
置を示すX、Y座標値データのみを携帯電話に入力させ
て、現在位置マークを携帯電話のバス路線図画面内にて
刻々と移動させて表示させる手段も実施される。
【0010】ここで、バスが始発駅を出発する際に、バ
ス路線コード及びバス名コード、出発時刻等のデータを
バス運行情報センターに送信する手段も実施可能。
【0011】また、各バス停にバスが到着する5分前の
地点、およそ各バス停の手前500m〜2km程度の範
囲の中の任意の地点を、バスの通過を検出する位置とし
て設定し、バスがその地点を通過する度に、バスに搭載
したバス現在位置検出端末から、バス運行情報センター
に前記のバス現在位置データが送信される手段も実施可
能。
【0012】ここで、始発駅を出発した後に、バスから
送信される通過検出地点を通過する度にバス運行情報セ
ンターに前記データが送信され、その数を計数すること
によって、バスの現在位置を予測する手段も実施可能。
【0013】また、バスが次に停車するバス停の表示を
行う為のバス運転者による、切り替えスイッチ操作をす
る度に、バスからバスの運行情報センターに、そのバス
の運行情報が送信され、そのバスが次に止まるバス停の
コード番号やバスの識別コード等が送信され、この時、
データの伝送はパケット通信で行うことにより、転送し
たデータ料で課金されるので、低料金で通信がなされ、
バス停を出発する際には、出発を示すコード信号をセン
ターに送信する手段も実施可能。。
【0014】また、バスの現在位置の検出手段として、
バスにGPSを搭載した際には、バス停の手前の指定し
た位置、例えばバス停への到着が3分〜5分程度と予想
される地点をバスが通過したら、センターに通過検出信
号や一連のコードデータをリアルタイムで、通過したバ
スから送信する手段も実施可能。
【0015】また、このデータの送・受信をナンバーデ
ィスプレイの着信表示モードによって実行することも可
能であり、センター側では受話器を取らずに通話状態に
しなくても、発信した電話機の番号が入手できるので、
その番号によってデータベースを検索することが可能で
ある。従がって、バスに搭載し携帯電話器から電話をセ
ンターに掛けるだけで、そのバスから電話が有ったこと
を判別する手段も実施可能。
【0016】また、各バス停に対応させて、バス情報の
入手を希望するユーザーは、乗車するバス停と下車する
バス停の名前や乗車する時間帯、ユーザーの電子メール
アドレス等をセンターにあらかじめ登録し、バス運行情
報センター内にテ゛ータヘ゛ースとして各停留所毎に利
用者のメールアドレスをグループ化したデータを蓄積し
ておく、しかる後、走行中のバスから前記のバス運行情
報が、着信表示モードでバス運行情報センターに送信さ
れるか、パケット通信等で送信されると、発信したバス
に搭載した携帯電話の番号がセンターのパソコンに入力
され、前記のユーザーのデータベースを検索し、関連す
るバス停から乗車するユーザーを検索して、各々のユー
ザーの電子メールアドレスを抽出し、入手したバスから
のデータに基づき、データ処理を施した後のバス運行情
報に基ずいて自動的に作成した電子メールの文書とし
て、各ユーザーに一斉同報通信モードを利用して電子メ
ールをユーザーのインターネット対応携帯電話に配信す
る手段も実施可能。。
【0017】また、前記の電子メールを受信したユーザ
ーの携帯電話からは、メール着信音が鳴り、ユーザーが
指定したバス停に数分内にバスが到着することを知らせ
ると共に、電子メールやホーム頁を開けば、バス運行情
報が表示される手段も実施可能。
【0018】また、バスからセンターに通報してから、
メール着信音を鳴らすまで、10秒以下と短時間で実施
可能であり、バスが乗車しようとするバス停に接近中で
あること、何個前のバス停とバス停の間にバスが来たか
等が判る手段も実施可能。
【0019】また、直前に運行したバスのバス停間の所
要時間を記録しておき、参考データとして電子メールの
文書に表示させることで、おおよそのバス停到着時刻を
推察可能である。例えば、バスの現在位置から、指定し
たバス停までの所要時間や、乗車予定のバス停から下車
予定のバス停までの所要時間等を同じ路線を直前に走行
したバスの所要時間から推測する。あらかじめ事前に、
大幅な渋滞が判れば、一つ前のバスに乗るとか、他の交
通手段にする等の手段も実施可能。。
【0020】また、バスの渋滞情報を一般車両への道路
渋滞情報として、一般向けにアイモード(登録商標)携
帯電話用にサービスを提供し、有料のインターネット対
応携帯電話用コンテンツサービスとする手段も実施可
能。タクシー会社、運送会社、通勤サラリーマン等市民
全体に対する重要なコンテンツとなりうる。
【0021】また、バスの運行情報はバス利用者には無
料サービスとし、バス利用者以外へは有料とする手段も
実施可能。
【0022】また、バス情報のホームページへのアクセ
スが数万〜数十万になれば、有力な公告媒体となり、広
告料によって、バス利用者へのバス情報の提供を無料に
する手段も実施可能。
【0023】また、インターネットのプッシュ機能を利
用して、刻々と変化するバス運行状況を、リアルタイム
で表示するバス運行情報を表示させた、インターネット
対応携帯電話用のホームページを、ユーザーの指定した
条件(例えばバス停の指定や時間帯、通過地点の指定
等)に一致した時に、ユーザーの携帯電話に送信し、着
信音を発生させ、バス情報の表示画面を表示させる手段
も実施可能。
【0024】また、バス停の標識搭部分に携帯電話と大
型ディスプレイを設けて、前記のバス運行状況やバス運
行情報を、インターネット対応携帯電話にプッシュ手段
や電子メールによって送信し、ディスプレイパネルに表
示させる手段も実施可能。
【0025】また、バス運行状況をポケペルに配信し、
ユーザーが指定した条件に一致した時に通信し、指定点
をバスが通過した時にポケベルを鳴らす等のサービスが
実施可能。
【0026】また、Javaブラウザー搭載携帯電話を
このバスシステムに導入することにより、ユーザーの携
帯電話の中で、メモリーから再生したバス路線図に受信
したバス現在位置データに基づく画面内の位置に、現在
位置マークを表示させる手段も実施可能。
【0027】また、Javaブラウザー搭載携帯電話を
バスに搭載し、指定した条件に一致した際に自動的にセ
ンターに所定のデータを送信する手段も実施可能
【0028】また、バスにPHSを搭載するだけで、P
HS電話サービスを提供している事業者のPHS現在位
置検出手段(例えばNTTのいまどこサービス等)を利
用し、バスにPHS携帯電話を搭載して、バスの現在位
置を検出する方法も実施可能。
【0029】また、バス運行情報をインターネットで提
供し、バス以外の乗用者や商用車用にバス路線の渋滞情
報として利用することも可能。さらに、自動車のナビゲ
ーション装置の画面にインターネットを介して渋滞情報
を入力させて表示させることも可能。
【0030】また、インターネットを介してユーザーの
携帯電話やパソコンに提供するバス運行情報の中に、バ
ス時刻表や電車運転状況、ニュース、お知らせ、広告等
の情報を含ませることも実施可能。
【0031】また、バスからバス運行情報センターに送
信するバス現在位置情報のデータ仕様として、データの
先頭記号を*とし、続く2桁の数字をバス路線番号、続
く1桁の数字を上り下り識別番号、続く2桁の数字をバ
ス停識別番号、続く4〜5桁の数字を設定地点の通過時
刻、続く数桁を予備、続く#の記号をデータの終わりと
する等とし、かかるデータを受信してセンターで対応す
るデータ処理を実行する手段も実施可能である。
【0032】このように、本発明によるバスの現在位置
表示システムによれば、ユーザーが身につけている携帯
電話の画面に、指定したバス停に近づく指定した路線の
バスの現在位置をリアルタイムで表示させることが出来
る。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の1実施例の形
態を示したバス運行情報表示システムの全体構成図であ
る。図2はインターネット対応携帯電話に表示されるバ
スの現在位置表示画面の構成図である。図1のバス運行
情報表示システムにおいて、各々の走行中のバス1に現
在位置検出装置2を搭載する。この現在位置検出装置2
は、無線ハ゜ケット端末3のみか、又は無線ハ゜ケット
端末3とGPS装置4を組み合わせた装置であって、パ
ケット電話網5内に設けられた無線パケット端末用位置
情報センター6にて、複数のバスに搭載した無線パケッ
ト端末3各々の電波を受信中の複数の無線基地局7の位
置データと受信電波の強度の差とから、エリア内の無線
パケット端末の位置を特定し、バスの現在位置データと
してバス1を識別するコードデータと共に緯度・経度値
データをバス現在位置情報センター8に送信する。ま
た、各々のバス1に搭載したGPS装置4からの位置検
出データを無線ハ゜ケット端末3から直接、バス現在位
置情報センター8に送信する手段も実施される。ここ
で、9は無線パケット用接続装置、10はパケット制御
装置、11は中継交換機、12は相互接続用関門交換
機、13は公衆電話網である。
【0034】ついで、バス現在位置情報センター8に入
力されたバス現在位置データ14はセンターに設けた、
インターネット対応バス現在位置表示画面作成装置15
に入力され、バス1を識別するバスコードデータとバス
の現在地を示す緯度・経度値データから、インターネッ
ト対応携帯電話用画面として、あらかじめ作成しておい
たバス路線図画面を検索して再生し、緯度・経度値デー
タから算出したバス路線図中の座標位置にバス現在位置
マークを表示させるものである。このようにしてプログ
ラムによって自動的に作成されたバス現在地表示画面デ
ータ16はインターネット対応携帯電話用サーバー17
を介して公衆電話網13に接続され、インターネット網
に携帯電話用ホーム頁としてバスの現在位置情報が提供
される。ここで、前記の緯度・経度値データから算出し
たバスの現在位置のバス路線図画面における位置がバス
路線から外れた場合には、最寄りのバス路線上の位置に
修正し、バスの現在位置マークが必ず、バス路線上に表
示される用に設定される。
【0035】ついで、ユーザーのインターネット対応携
帯電話18から、無線基地局19及びインターネット対
応携帯電話用接続装置20、交換機21、インターネッ
ト対携帯電話網22、中継交換機23、相互接続用関門
交換機24、インターネット対応携帯電話センター2
5、公衆電話網13等を介して、インターネット対応携
帯電話用サーバー17にバスの現在位置の問い合わせ要
求があると、あらかじめ登録されたユーザーの携帯電話
番号の着信表示によって、ユーザーの希望するバス停や
バス路線を含むバス路線図画面を検索し、ユーザーによ
るバス路線図画面の選択に対応して、サーバー17内の
プログラムによって、ユーザーの希望するバス停周辺の
バス路線図のあるインターネット対応携帯電話用の画面
データを検索して再生し、対応するインターネット対応
携帯電話用のバス現在位置表示画面データ16をユーザ
ーの携帯電話18に送信してバスの現在位置表示画面を
表示させるものである。
【0036】ここで、ユーザーから問い合わせの要求が
ある度に、指定されたバス1の無線ハ゜ケット端末3に
接続させて緯度・経度データをユーザーの携帯電話18
に入力させ、あらかじめユーザーの携帯電話18のメモ
リーに記憶させてあいたバス路線図にバスの現在位置マ
ークを表示させる手段も実施可能である。
【0037】さらに、バスの現在位置情報センター8の
携帯電話用サーバー17に、ユーザーのインターネット
対応携帯電話18にバスの現在位置表示画面を送信する
ための、各バス停毎のバス路線図のインターネット対応
携帯電話用画面が、あらかじめ作成され、データーベー
スとして蓄積させておく手段も実施可能である。
【0038】また、インターネット対応バス現在位置表
示画面作成装置15に、バスの現在位置情報が入手され
る度に、そのバス1に対応したインターネット対応携帯
電話用画面の中のバス路線上に、そのバス1の現在位置
マークを表示させ、古い現在位置マークを消去し、現在
位置マークがバスの位置検出毎に、刻々と移動する画面
を実現する手段も実施される。バス路線上の全てのバス
1の現在位置マークの表示を常時更新しておく方法や、
ユーザーからの電話が有った場合に、その時から最寄の
バス停に到着するまでは連続してバスの現在位置を検出
して表示し続ける方法、一度だけ検出して表示させる方
法等が状況に応じて選択される。
【0039】このようにして実施される走行中のバスの
現在位置を検出する手段と、検出したバスの現在位置デ
ータに対応して、バス路線図のバス路線上に、バスの現
在位置を示すマークを、バス停の位置を示すマークと共
に表示した携帯電話用のインターネット画面を自動的に
形成し、リアルタイムで、携帯電話用のインターネット
上に提供する手段と、その映像をインターネットのホー
ムページを閲覧可能な携帯電話の画面に表示させる手段
とによって構成し、ユーザーが指定したバス停に近づく
バスの現在位置を携帯電話の画面にリアルタイムで表示
させるものである。同様にして、バス路線上を走行中の
全てのバスの現在位置が、インターネット対応の携帯電
話用画面として、前記サーバーを介してインターネット
回線網に提供されるものである。
【0040】図2のバスの現在位置表示画面において、
201はインターネット対応携帯電話画面で、前記のサ
ーバー17からインターネットを介してインターネット
対応の携帯電話18に送信されて画面に表示される。2
02はバス路線図で、実際に即した地図の縮尺版にて、
バス停付近のバス路線203が表示される。204はバ
スの現在位置マークで、検出されたバスの現在位置デー
タに対応したバス路線203上の位置に表示される。2
05はバス停マークで、全てのバス停に対応させて、バ
ス停から数km程度の範囲のバス路線図が表示されたイ
ンターネット対応携帯電話画面が、前記サーバー内にデ
ータベースとして蓄積され、インターネット対応携帯電
話からの要求に応じて、ユーザーのインターネット対応
携帯電話の画面として表示される。206はバス停到着
時間、207はバス停間の所要時間、208は渋滞時間
である。
【0041】
【発明の効果】本発明のバス運行情報表示システムによ
れば、バス停に長時間並ばなくても、バス停近くのコン
ビニや自宅に居ても、手元の携帯電話の画面にて、バス
停へのバスの到着が正確に判るので、その直前にバス停
に行くことが可能となり、寒い冬にバス停で震えながら
バスを待つ事や暑い夏の炎天下にバス停の列に並ぶ事等
を避けて、タイミング良くバスに乗ることが可能とな
る。毎朝の通勤前の準備で1分を問題にする時にも、大
きな効果を発揮し、渋滞で遅れることが事前にわかれ
ば、素早く対応することも可能となる。バス到着時間の
不正確性が乗客にとって最も不満な要素であると言われ
ており、この点の改善により、バスの乗客増加にも繋が
るものである。また、本発明の無線通信システムは全て
パケット通信なので、データ通信量にたいしてのみ課金
されるので、通信料を大幅に縮小させることが可能であ
る。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】バス運行情報表示システムの全体構成図
【図2】インターネット対応携帯電話に表示されるバス
の現在位置表示画面の構成図。
【符号の説明】
図1において、1はバス、2は現在位置検出装置、3は
無線ハ゜ケット端末、4はGPS装置、5はハ゜ケット
電話網、6は無線パケット端末用位置情報センター、7
は無線基地局、8はバス現在位置情報センター、9は無
線パケット用接続装置、10はパケット制御装置、11
は中継交換機、12は相互接続用関門交換機、13は公
衆電話網、14はバス現在位置データ、15はインター
ネット対応バス現在位置表示画面作成装置、16はバス
現在地表示画面データ、17はインターネット対応携帯
電話用サーバー、18はインターネット対応携帯電話、
19は無線基地局、20はインターネット対応携帯電話
用接続装置、21は交換機、22はインターネット対携
帯電話網、23は中継交換機、24は相互接続用関門交
換機、25はインターネット対応携帯電話センターであ
る。図2において、201はインターネット対応携帯電
話画面、202はバス路線図、203はバス路線、20
4はバスの現在位置マーク、205はバス停マーク、2
06はバス停到着時間、207はバス停間の所要時間、
208は渋滞時間である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス路線上を運行するバスの現在位置を検
    出する手段と、検出したバスの現在位置をバス路線図の
    バス路線図上にマークで示したバス現在位置表示画面デ
    ータを携帯電話用のインターネット画面データとして自
    動的に作成し、インターネットに電子メール又はホーム
    頁として提供する手段と、前記のバス現在位置表示画面
    情報をインターネット対応の携帯電話に電子メール又は
    プッシュ機能によるホーム頁として受信させ、着信音を
    発生させると共に、携帯電話の画面に表示させることを
    特徴としたバス運行情報表示システム。
  2. 【請求項2】ユーザーが指定したバス停の手前のバス路
    線上に設定した地点をバスが通過する度に、そのユーザ
    ーの携帯電話に前記電子メール又はプッシュ機能による
    ホーム頁として、バス現在位置表示画面情報を受信させ
    ることを特徴とした特許請求の範囲第1項記載のバス運
    行情報表示システム。
  3. 【請求項3】直前に同じバス路線を運行したバスの各停
    留所間の所要時間をバス渋滞情報として記憶し、ユーザ
    ーが指定したバス停から、ユーザーが指定したバス停間
    の所要時間を推定し、前記のバス現在位置表示画面情報
    としてユーザーの携帯電話の画面に表示させることを特
    徴とした特許請求の範囲第1項または第2項記載のバス
    運行情報表示システム。
JP2000317191A 2000-09-11 2000-09-11 バス運行情報表示システム Pending JP2002236996A (ja)

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