JP2002157691A - 交通機関の運行管理方法および運行管理システム - Google Patents
交通機関の運行管理方法および運行管理システムInfo
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- JP2002157691A JP2002157691A JP2000353240A JP2000353240A JP2002157691A JP 2002157691 A JP2002157691 A JP 2002157691A JP 2000353240 A JP2000353240 A JP 2000353240A JP 2000353240 A JP2000353240 A JP 2000353240A JP 2002157691 A JP2002157691 A JP 2002157691A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者が任意の場所で任意の交通機関の到着
時刻等の運行状況を簡便かつ正確に知ることを可能にす
る。 【解決手段】 複数のバス停ａ〜ｄの間を運行する複数
のバスＡ，Ｂの各々において、ＧＰＳから取得される現
在位置および平均速度に基づいて次のバス停までの到着
予想時刻を算出して次のバス停ａに送信し、受信したバ
ス停ａでは、次のバス停ｂまでの距離、バスの現在位
置、平均速度等に基づいて、次のバス停ｂに到着予想時
刻を送信し、各バス停では、到着予想時刻をディスプレ
イに表示して利用者に提示するとともに、センター３に
送信し、センター３は、利用者の所持する移動通信端末
等の移動局４に、任意のバス停の到着予想時刻を出力す
る。
時刻等の運行状況を簡便かつ正確に知ることを可能にす
る。 【解決手段】 複数のバス停ａ〜ｄの間を運行する複数
のバスＡ，Ｂの各々において、ＧＰＳから取得される現
在位置および平均速度に基づいて次のバス停までの到着
予想時刻を算出して次のバス停ａに送信し、受信したバ
ス停ａでは、次のバス停ｂまでの距離、バスの現在位
置、平均速度等に基づいて、次のバス停ｂに到着予想時
刻を送信し、各バス停では、到着予想時刻をディスプレ
イに表示して利用者に提示するとともに、センター３に
送信し、センター３は、利用者の所持する移動通信端末
等の移動局４に、任意のバス停の到着予想時刻を出力す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通機関の運行管
理技術等に適用して有効な技術に関する。
理技術等に適用して有効な技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、一般の道路上を運行する路線
バスの運行状況は、専用の軌道上を運行する電車のそれ
と違い曖昧である事が多く、また他の交通状況に大きく
左右され時刻表通りの運行はもちろん、大きく時間を逸
脱して到着出発する事が多々ある。
バスの運行状況は、専用の軌道上を運行する電車のそれ
と違い曖昧である事が多く、また他の交通状況に大きく
左右され時刻表通りの運行はもちろん、大きく時間を逸
脱して到着出発する事が多々ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の時刻検索システ
ムでは、比較的定時刻通りに運行される交通手段や定刻
通りに運行されている事が前提のシステムが主であった
ため、その時々の交通状況等を反映した実際の運行状況
とのずれが大きくなる懸念があり、利用者はバス停での
正確な到着時刻等を知ることができない、という技術的
課題があった。
ムでは、比較的定時刻通りに運行される交通手段や定刻
通りに運行されている事が前提のシステムが主であった
ため、その時々の交通状況等を反映した実際の運行状況
とのずれが大きくなる懸念があり、利用者はバス停での
正確な到着時刻等を知ることができない、という技術的
課題があった。
【０００４】また、バス停にいる利用者を対象としてる
ため、到着時刻は、バス停に設けられたディスプレイ等
に表示されるので、利用者は、特定のバス停に出向かな
ければ（あるいは居なければ）、目的のバスの予想到着
時刻を知ることができない、という技術的課題もある。
ため、到着時刻は、バス停に設けられたディスプレイ等
に表示されるので、利用者は、特定のバス停に出向かな
ければ（あるいは居なければ）、目的のバスの予想到着
時刻を知ることができない、という技術的課題もある。
【０００５】さらに、バスを管理運行する事業者（バス
会社）にとっては、実際のバスの運行状況を知ることが
できないため、効率的なバスダイヤ編成等の管理ができ
ない、という技術的課題もある。
会社）にとっては、実際のバスの運行状況を知ることが
できないため、効率的なバスダイヤ編成等の管理ができ
ない、という技術的課題もある。
【０００６】本発明の目的は、利用者が任意の場所で任
意の交通機関の到着時刻等の運行状況を簡便かつ正確に
知ることが可能な交通機関の運行管理技術を提供するこ
とにある。
意の交通機関の到着時刻等の運行状況を簡便かつ正確に
知ることが可能な交通機関の運行管理技術を提供するこ
とにある。
【０００７】本発明の他の目的は、交通機関の運行管理
を効率良く遂行することが可能な交通機関の運行管理技
術を提供することにある。
を効率良く遂行することが可能な交通機関の運行管理技
術を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、交通機関の運
行状況情報を収集するステップと、運行状況情報を、自
発的または利用者からの要求に応じて、利用者の所持す
る移動通信端末に出力するステップと、を含む交通機関
の運行管理技術である。より具体的には一例として、比
較的不順な路線バス等の交通機関の運行状況を解析し、
現在運行されているバスが時刻表通りに運行されている
か、また遅れて運行しているとしたら、どの程度の遅れ
で運行されているか、を移動体通信を用いて利用者が知
ることを可能にする。すなわち、運行中のバスは、平均
速度、次のバス停までの距離、時刻表情報（バス認識番
号、運行経路、停車するバス停、各バス停の到着予定時
刻など）から次のバス停への到着予定時刻を算出し、そ
の全ての情報を次のバス停に通知する。通知を受けたバ
ス停ではさらに次のバス停の到着予定時刻を算出する。
こうして、次々に経由する全てのバス停にバスの到着時
刻を通知して行く。個々のバス停では受けたあらゆるバ
スの到着予定時刻の中から、路線経路別に最も早く到着
するバスの到着予定時刻を表示する。また、各バス停毎
の到着予定時刻はセンターにて収集されて管理され、移
動通信端末等の移動局からセンターにアクセスする事に
よって、利用者はバスの到着予定時刻情報を取り出すこ
とが出来る。本発明によれば、定時刻からのずれを移動
速度や位置情報を駆使して予測算出し、定時刻運行が困
難である交通手段の運行状況を知る事が可能である。バ
ス運行状況をいち早く知ることによって、運賃安価のバ
ス交通システムをうまく利用するとともに、その待ち時
間を知ることによって、能率的に利用者個人が時間を使
用する事ができる。例えば、自分の現在位置からほぼ等
距離にあるバス停のどちらに先にバスが到着するかを事
前に知る事ができれば、どちらか片方のバス停でもう片
方に先に来てしまったバスを見逃す事もない。バス停へ
行ったときに、ちょうど時刻表の時刻と同じ時刻にも関
わらず、バスがいない場合などは、本発明によれば、も
うすでにバスは行ってしまっていて、次の時刻のバスを
待たなければならないのか、少し運行状況が遅れている
だけなのですぐバスに乗ることが出来るのか、などが即
座にわかる。
行状況情報を収集するステップと、運行状況情報を、自
発的または利用者からの要求に応じて、利用者の所持す
る移動通信端末に出力するステップと、を含む交通機関
の運行管理技術である。より具体的には一例として、比
較的不順な路線バス等の交通機関の運行状況を解析し、
現在運行されているバスが時刻表通りに運行されている
か、また遅れて運行しているとしたら、どの程度の遅れ
で運行されているか、を移動体通信を用いて利用者が知
ることを可能にする。すなわち、運行中のバスは、平均
速度、次のバス停までの距離、時刻表情報（バス認識番
号、運行経路、停車するバス停、各バス停の到着予定時
刻など）から次のバス停への到着予定時刻を算出し、そ
の全ての情報を次のバス停に通知する。通知を受けたバ
ス停ではさらに次のバス停の到着予定時刻を算出する。
こうして、次々に経由する全てのバス停にバスの到着時
刻を通知して行く。個々のバス停では受けたあらゆるバ
スの到着予定時刻の中から、路線経路別に最も早く到着
するバスの到着予定時刻を表示する。また、各バス停毎
の到着予定時刻はセンターにて収集されて管理され、移
動通信端末等の移動局からセンターにアクセスする事に
よって、利用者はバスの到着予定時刻情報を取り出すこ
とが出来る。本発明によれば、定時刻からのずれを移動
速度や位置情報を駆使して予測算出し、定時刻運行が困
難である交通手段の運行状況を知る事が可能である。バ
ス運行状況をいち早く知ることによって、運賃安価のバ
ス交通システムをうまく利用するとともに、その待ち時
間を知ることによって、能率的に利用者個人が時間を使
用する事ができる。例えば、自分の現在位置からほぼ等
距離にあるバス停のどちらに先にバスが到着するかを事
前に知る事ができれば、どちらか片方のバス停でもう片
方に先に来てしまったバスを見逃す事もない。バス停へ
行ったときに、ちょうど時刻表の時刻と同じ時刻にも関
わらず、バスがいない場合などは、本発明によれば、も
うすでにバスは行ってしまっていて、次の時刻のバスを
待たなければならないのか、少し運行状況が遅れている
だけなのですぐバスに乗ることが出来るのか、などが即
座にわかる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１は、本発明の一実施の形態である交通
機関の運行管理方法を実施する路線バスの運行管理シス
テムの構成の一例を示す概念図であり、図２および図３
は、その各構成要素の構成の一例を示す概念図、図４お
よび図５は、その作用の一例を説明する説明図、であ
る。
機関の運行管理方法を実施する路線バスの運行管理シス
テムの構成の一例を示す概念図であり、図２および図３
は、その各構成要素の構成の一例を示す概念図、図４お
よび図５は、その作用の一例を説明する説明図、であ
る。
【００１１】図１に例示されるように、本実施の形態の
路線バスの運行管理システムは、複数のバス停２（バス
停ａ〜ｄ）と、これらの間を運行する複数のバス１（バ
スＡ、バスＢ）と、複数のバスＡ、バスＢの運行管理を
行うセンター３と、利用者が所持する移動通信端末等の
移動局４を含む。また、複数のバスＡ、バスＢに位置測
定手段を提供する基盤システムの一例としてＧＰＳ（全
地球測位システム）を含む。
路線バスの運行管理システムは、複数のバス停２（バス
停ａ〜ｄ）と、これらの間を運行する複数のバス１（バ
スＡ、バスＢ）と、複数のバスＡ、バスＢの運行管理を
行うセンター３と、利用者が所持する移動通信端末等の
移動局４を含む。また、複数のバスＡ、バスＢに位置測
定手段を提供する基盤システムの一例としてＧＰＳ（全
地球測位システム）を含む。
【００１２】図１に例示されたバスＡ（バス１）の構成
の一例を図２に示す。本実施の形態のバスＡは、バス停
ａにバスの認識番号、平均速度、到着予定時刻、を通知
するための無線部１−１と、平均速度、到着予定時刻を
算出するための処理部１−２と、バスＡの認識番号、時
刻表データ、周辺地図情報を持つデータ部１−３と、バ
スＡの速度を検出する速度検出部１−４と、ＧＰＳを利
用してバスＡの位置を検出するためのＧＰＳ端末１−５
から構成される。データ部１−３では、一日に運行され
る全てのバスについて、バス認識番号、運行経路、停車
するバス停と到着予定時刻が時刻表情報として、管理さ
れている。バスＢも同様の構成を有する。
の一例を図２に示す。本実施の形態のバスＡは、バス停
ａにバスの認識番号、平均速度、到着予定時刻、を通知
するための無線部１−１と、平均速度、到着予定時刻を
算出するための処理部１−２と、バスＡの認識番号、時
刻表データ、周辺地図情報を持つデータ部１−３と、バ
スＡの速度を検出する速度検出部１−４と、ＧＰＳを利
用してバスＡの位置を検出するためのＧＰＳ端末１−５
から構成される。データ部１−３では、一日に運行され
る全てのバスについて、バス認識番号、運行経路、停車
するバス停と到着予定時刻が時刻表情報として、管理さ
れている。バスＢも同様の構成を有する。
【００１３】図１に例示されたバス停ａ（バス停２）及
びセンター３の構成の一例を図３に示す。バス停ａは、
バスＡから通知された到着予定時刻を受信し、また、次
のバス停ｂに到着時刻を送信する無線部２−１と、バス
Ａの平均速度とバス停ｂまでの距離からバスＡがバス停
ｂに到着する予定時刻を算出する処理部２−２と、バス
停ｂまでの距離情報を持つデータ部２−３と、バスの到
着予定時刻情報を表示するディスプレイ２−４から構成
される。他のバス停ｂ〜バス停ｄに関してもバス停ａと
同等の構成を有する。
びセンター３の構成の一例を図３に示す。バス停ａは、
バスＡから通知された到着予定時刻を受信し、また、次
のバス停ｂに到着時刻を送信する無線部２−１と、バス
Ａの平均速度とバス停ｂまでの距離からバスＡがバス停
ｂに到着する予定時刻を算出する処理部２−２と、バス
停ｂまでの距離情報を持つデータ部２−３と、バスの到
着予定時刻情報を表示するディスプレイ２−４から構成
される。他のバス停ｂ〜バス停ｄに関してもバス停ａと
同等の構成を有する。
【００１４】センター３は、利用者が所持する移動局４
が含まれる移動体通信網と接続される伝送路ＩＦ部３−
１と、バス停ａをはじめとする各バス停からの情報を一
括管理する処理部３−２と、データベース部３−３から
構成される。
が含まれる移動体通信網と接続される伝送路ＩＦ部３−
１と、バス停ａをはじめとする各バス停からの情報を一
括管理する処理部３−２と、データベース部３−３から
構成される。
【００１５】以下、本実施の形態の作用の一例を説明す
る。図１のバスＡの動作を図２を用いて、バス停ａ、セ
ンター３の動作を図３を用いて説明する。
る。図１のバスＡの動作を図２を用いて、バス停ａ、セ
ンター３の動作を図３を用いて説明する。
【００１６】バスＡは、速度検出部１−４で検出される
速度から、任意の単位時間あたりの平均速度を求め、Ｇ
ＰＳ端末１−５から取り込んだ位置情報とデータ部１−
３の地図情報とを用いて処理部１−２でバス停ａまでの
所要時間を予測算出する。処理部１−２ではさらにデー
タ部１−３内のバス認識番号と時刻表情報から現在バス
Ａが予定時刻からどれくらい遅れて（もしくは定刻通
り）バス停ａに到着出来るかを算出し、無線部１−１か
らバス停ａに通知する。
速度から、任意の単位時間あたりの平均速度を求め、Ｇ
ＰＳ端末１−５から取り込んだ位置情報とデータ部１−
３の地図情報とを用いて処理部１−２でバス停ａまでの
所要時間を予測算出する。処理部１−２ではさらにデー
タ部１−３内のバス認識番号と時刻表情報から現在バス
Ａが予定時刻からどれくらい遅れて（もしくは定刻通
り）バス停ａに到着出来るかを算出し、無線部１−１か
らバス停ａに通知する。
【００１７】バス停ａは無線部２−１にてバスＡをはじ
めとするバス停ａを経由する現在運行中のバス全て（も
しくは数台）の到着予定時刻を受信する。受信した情報
を処理部２−２にて、それぞれのバスの到着予定時刻を
整理し、データ部２−３に書き込み、ディスプレイ２−
４に到着時刻の早い順に任意の数だけ、バスの到着予定
時刻を表示する。また受信したバスＡの到着予定時刻と
バスＡの平均速度とデータ部２−３内にある次のバス停
ｂまでの距離を用いて、処理部２−２でバス停ｂまでの
到着予定時刻を算出し、無線部２−１よりバス停ｂにバ
スＡの平均速度と併せて通知する。バス停ａでは、バス
停ａからバス停ｂを経由する全て（もしくは数台）のバ
スの情報について同様の動作を行う。バス停ａはバスＡ
をはじめとする受信した全てのバスの到着予定時刻をセ
ンター３に通知する。
めとするバス停ａを経由する現在運行中のバス全て（も
しくは数台）の到着予定時刻を受信する。受信した情報
を処理部２−２にて、それぞれのバスの到着予定時刻を
整理し、データ部２−３に書き込み、ディスプレイ２−
４に到着時刻の早い順に任意の数だけ、バスの到着予定
時刻を表示する。また受信したバスＡの到着予定時刻と
バスＡの平均速度とデータ部２−３内にある次のバス停
ｂまでの距離を用いて、処理部２−２でバス停ｂまでの
到着予定時刻を算出し、無線部２−１よりバス停ｂにバ
スＡの平均速度と併せて通知する。バス停ａでは、バス
停ａからバス停ｂを経由する全て（もしくは数台）のバ
スの情報について同様の動作を行う。バス停ａはバスＡ
をはじめとする受信した全てのバスの到着予定時刻をセ
ンター３に通知する。
【００１８】バス停ａのバスの到着予定時刻を受信した
センター３では処理部３−２にて、情報を路線経路、バ
ス認識番号、経由するバス停とそのバス停への到着時刻
を図４に例示されるように、データベース部３−３の中
等に設定されるマトリクス３−３ａ上に整理し、さらに
バスＡを初めとする全ての運行中のバスのバス停ａへの
到着予定時刻を加えて管理する。
センター３では処理部３−２にて、情報を路線経路、バ
ス認識番号、経由するバス停とそのバス停への到着時刻
を図４に例示されるように、データベース部３−３の中
等に設定されるマトリクス３−３ａ上に整理し、さらに
バスＡを初めとする全ての運行中のバスのバス停ａへの
到着予定時刻を加えて管理する。
【００１９】移動局４は、移動体通信網からセンター３
にアクセスし、利用可能なバス停群の中から近隣のバス
停を選択し、到着予定順に表示する。移動局４のディス
プレイ４ａでの検索画面の一例を図５に示す。
にアクセスし、利用可能なバス停群の中から近隣のバス
停を選択し、到着予定順に表示する。移動局４のディス
プレイ４ａでの検索画面の一例を図５に示す。
【００２０】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、利用者は移動局４等の移動体端末を所有するだけ
で、バス停に到着するバスの時刻をより正確に知る事が
出来る。また、利用可能なバス停の中から最も早くバス
が到着するバス停を確認する事が出来る。また、いつで
もどこでも、指定したバス経路の運行状況を把握する事
が可能となる。
ば、利用者は移動局４等の移動体端末を所有するだけ
で、バス停に到着するバスの時刻をより正確に知る事が
出来る。また、利用可能なバス停の中から最も早くバス
が到着するバス停を確認する事が出来る。また、いつで
もどこでも、指定したバス経路の運行状況を把握する事
が可能となる。
【００２１】したがって、利用者は、例えば、自分の現
在位置からほぼ等距離にあるバス停のどちらに先にバス
が到着するかを事前に知る事ができるので、どちらか片
方のバス停でもう片方に先に来てしまったバスを見逃す
事もない。バス停へ行ったときに、ちょうど時刻表の時
刻と同じ時刻にも関わらず、バスがいない場合などは、
もうすでにバスは行ってしまっていて、次の時刻のバス
を待たなければならないのか、少し運行状況が遅れてい
るだけなのですぐバスに乗ることが出来るのか、などが
即座にわかる。この結果、利用者は個人の時間をより有
効に活用することが可能になる。
在位置からほぼ等距離にあるバス停のどちらに先にバス
が到着するかを事前に知る事ができるので、どちらか片
方のバス停でもう片方に先に来てしまったバスを見逃す
事もない。バス停へ行ったときに、ちょうど時刻表の時
刻と同じ時刻にも関わらず、バスがいない場合などは、
もうすでにバスは行ってしまっていて、次の時刻のバス
を待たなければならないのか、少し運行状況が遅れてい
るだけなのですぐバスに乗ることが出来るのか、などが
即座にわかる。この結果、利用者は個人の時間をより有
効に活用することが可能になる。
【００２２】また、バス会社は、複数のバス停ａ〜ｄか
ら収集されたセンター３のデータを監視する事によって
ダイヤ再編等の運行管理作業を能率的に行うことが可能
になる。
ら収集されたセンター３のデータを監視する事によって
ダイヤ再編等の運行管理作業を能率的に行うことが可能
になる。
【００２３】なお、上述の実施の形態の説明では、交通
機関の一例として路線バスを例に採って説明したが、一
般の交通等の影響による運行時刻の変動が予想される交
通機関に広く適用することができる。
機関の一例として路線バスを例に採って説明したが、一
般の交通等の影響による運行時刻の変動が予想される交
通機関に広く適用することができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、利用者が任意の場所で
任意の交通機関の到着時刻等の運行状況を簡便かつ正確
に知ることができる、という効果が得られる。
任意の交通機関の到着時刻等の運行状況を簡便かつ正確
に知ることができる、という効果が得られる。
【００２５】本発明によれば、交通機関の運行管理を効
率良く遂行することができる、という効果が得られる。
率良く遂行することができる、という効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態である交通機関の運行管
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの構成の
一例を示す概念図である。
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの構成の
一例を示す概念図である。
【図２】本発明の一実施の形態である交通機関の運行管
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの各構成
要素の構成の一例を示す概念図である。
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの各構成
要素の構成の一例を示す概念図である。
【図３】本発明の一実施の形態である交通機関の運行管
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの各構成
要素の構成の一例を示す概念図である。
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの各構成
要素の構成の一例を示す概念図である。
【図４】本発明の一実施の形態である交通機関の運行管
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの作用の
一例を説明する説明図である。
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの作用の
一例を説明する説明図である。
【図５】本発明の一実施の形態である交通機関の運行管
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの作用の
一例を説明する説明図である。
理方法を実施する路線バスの運行管理システムの作用の
一例を説明する説明図である。
１ バス（Ａ，Ｂ）（交通車両） １−１ 無線部 １−２ 処理部 １−３ データ部 １−４ 速度検出部 １−５ ＧＰＳ端末 ２ バス停（ａ〜ｄ） ２−１ 無線部 ２−２ 処理部 ２−３ データ部 ２−４ ディスプレイ ３ センター（運行管理手段） ３−１ 伝送路ＩＦ部 ３−２ 処理部 ３−３ データベース部 ３−３ａ マトリクス ４ 移動局 ４ａ ディスプレイ
Claims (6)
- 【請求項１】 交通機関の運行状況情報を収集するステ
ップと、 前記運行状況情報を、自発的または利用者からの要求に
応じて、前記利用者の所持する移動通信端末に出力する
ステップと、 を含むことを特徴とする交通機関の運行管理方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の移動通信端末の利用方法
において、 前記交通機関は路線バスであり、前記運行状況情報は、
前記路線バスが運行する任意の路線の任意のバス停にお
ける予想到着時刻を含むことを特徴とする交通機関の運
行管理方法。 - 【請求項３】 複数の交通車両が複数の停留所に沿って
設定された運行経路に沿って移動する交通機関の運行管
理方法であって、 個々の前記交通車両から、当該交通車両の現在位置およ
び平均速度および次の前記停留所までの到着予定時刻を
当該停留所に伝達し、個々の前記停留所では、前記交通
車両の前記現在位置および前記平均速度および前記到着
予定時刻および次の停留所までの距離の少なくとも一つ
に基づいて、次の停留所での前記交通車両の到着予定時
刻を算出して次の当該停留所に伝達することで、個々の
前記停留所において、個々の前記交通車両の前記到着予
定時刻を利用者に提示することを特徴とする交通機関の
運行管理方法。 - 【請求項４】 請求項３記載の交通機関の運行管理方法
において、個々の前記停留所は、個々の前記交通車両に
関する当該停留所での到着予定時刻および前記交通車両
の現在位置および平均速度の少なくとも一つを、運行管
理手段に伝達し、前記運行管理手段は、自発的または利
用者からの要求に応じて、個々の前記停留所における個
々の前記交通車両の到着予定時刻を前記利用者の所持す
る移動通信端末に出力することを特徴とする交通機関の
運行管理方法。 - 【請求項５】 複数の交通車両が複数の停留所に沿って
設定された運行経路に沿って移動する交通機関の運行管
理システムであって、 個々の前記交通車両に搭載され、当該交通車両の現在位
置および平均速度に基づいて次の停留所に対する到着予
想時刻を算出し、前記交通車両の前記現在位置および前
記平均速度および前記到着予想時刻を次の停留所に送信
する手段と、 個々の前記停留所に設けられ、前記交通車両から受信し
た前記交通車両の前記現在位置および前記平均速度およ
び前記到着予想時刻と、次の停留所までの距離に基づい
て、当該交通車両の次の停留所における到着予想時刻を
算出し、次の停留所に送信する手段と、前記交通車両の
当該停留所における到着予想時刻を利用者に表示する表
示手段と、 複数の前記停留所から前記交通車両の前記現在位置およ
び前記平均速度および前記到着予想時刻を収集する運行
管理手段と、 を備えたことを特徴とする交通機関の運行管理システ
ム。 - 【請求項６】 請求項５記載の交通機関の運行管理シス
テムにおいて、 前記運行管理手段は移動体通信網に接続され、自発的ま
たは利用者からの要求に応じて、個々の前記停留所にお
ける個々の前記交通車両の到着予定時刻を前記利用者の
所持する移動通信端末に出力することを特徴とする交通
機関の運行管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000353240A JP2002157691A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 交通機関の運行管理方法および運行管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000353240A JP2002157691A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 交通機関の運行管理方法および運行管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002157691A true JP2002157691A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18826030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000353240A Pending JP2002157691A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 交通機関の運行管理方法および運行管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002157691A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101388143B (zh) * | 2007-09-14 | 2011-04-13 | 同济大学 | 基于浮动车数据的公交到站时间预测方法 |
| CN1541863B (zh) * | 2003-01-24 | 2011-07-06 | 盖德德国有限责任公司 | 影响信号灯设备的汽车模块和方法 |
| JP2016162433A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 国立大学法人埼玉大学 | バス運行情報配信システム |
| CN109074706A (zh) * | 2016-12-24 | 2018-12-21 | 华为技术有限公司 | 一种确定用户乘车地理位置的方法及设备 |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000353240A patent/JP2002157691A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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