JP2002230056A - 立体形状データ変換装置及び立体形状データ変換方法 - Google Patents

立体形状データ変換装置及び立体形状データ変換方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、3次元ビットマップデータ
を、より小さい3次元CADデータに変換する立体形状
データ変換装置を提供することを目的とする。 【解決手段】ビットマップデータ又は点群データで記述
される立体形状の表面にあるセル又は点を選択する手段
と、セル又は点を含むグループを定義する手段と、グル
ープに幾何学形状を規定する種別情報を付加する手段
と、グループの境界と特徴量を求める手段と、セル又は
点をグループに追加する手段と、グループを面要素に置
換し、面要素の幾何定義と位相関係を求める手段と、位
相幾何データを構成する手段とを備える立体形状データ
変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体形状データ変換
装置に関し、特に3次元のビットマップデータや点群デ
ータを、操作性・利用性の高いCADデータに変換する
ことのできる立体形状データ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実際物の立体形状を計測し、データとし
て記述するには、X線CT装置,表面計測プローブ,レ
ーザ計測機などの3次元ディジタイザが利用される。こ
れらの装置は、局所的なセルや点の集合であるビットマ
ップデータや点群データを出力する。これに対して一般
の3次元CADは、大域的な位相幾何学的な情報を持つ
「B−reps」(Boundary representations:境界表
現)と呼ばれるデータを利用している。そのため計測さ
れた立体形状を3次元CADで利用するには、適切なデ
ータ変換技術が不可欠である。
【0003】局所的な情報しか持たず、大域的な情報を
持たないビットマップデータや点群データを変換し、大
域的な情報を持つB−repsデータを得るには、これ
まで主に二つの方法が利用されていた。一つは、ビット
マップデータや点群データが表す立体形状を、多面体
(ポリゴン)を使用して近似的に記述する方法である。
場合によっては、得られた多面体をさらにNURBS
(Non-uniformrational B-spline:非一様有理B−sp
line面)などの自由曲面に変換することもある。こ
の方法は、特開平11−339071号公報に記載され
ている。上記の公報には、位相構造を持った物体の表面
に分布する整列していない点群から、詳細なポリゴンメ
ッシュを生成する方法が示されている。
【0004】もう一つは、立体形状を平行な多数の平面
でスライスし、得られた断面形状をB−splineな
どの自由曲線で記述してから、これらを結合してNUR
BSなどの自由曲面とする方法である。この方法は、た
とえば次の文献に詳しく記載されている。
【0005】「Layered manufacturing of surfaces with open contours using localized wall thickening」 (P. Alexander・D. Dutta)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、立
体形状の全体を多面体や自由曲面で近似することによ
り、ほぼ自動的にビットマップデータや点群データをB
−repsデータに変換することができる。
【0007】しかし工業分野においては、ビットマップ
データが膨大なデータ量になり、多面体を自由曲面とし
て近似すると、変換後のB−repsデータが大きくな
り過ぎ、そのデータを更に3次元CADで使用する際
や、工作機械での加工に用いる際に、作業効率の悪化を
招くことを発明者らは見出した。
【0008】多面体や自由曲面は、NC工作機械を使用
して切削加工を行う際の工具経路の計算が複雑で、大き
い径の工具を使って高速に加工することが困難である。
そのため前記従来技術では、B−repsデータから自
動的にNCプログラムを作り、計測された立体形状を持
つ部品を短時間で製作することが難しいのである。
【0009】本発明の目的は、3次元ビットマップデー
タを、より小さい3次元CADデータに変換する立体形
状データ変換装置及び立体形状データ変換方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、立体形状デ
ータ変換装置が、ビットマップデータ・点群データによ
って記述されている立体形状の表面にあるセルや点を選
択する手段と、セルや点を含むグループを定義する手段
と、グループに幾何学的な形状を規定する種別情報を付
加する手段と、種別情報とグループに属するセルや点の
座標に基づいてグループの境界と特徴量を求める手段
と、境界に基づいてセルや点をグループに追加する手段
と、特徴量に基づいてグループを面要素に置換し、その
幾何定義と位相関係を求める手段と、幾何定義と位相関
係に基づいて位相幾何データを構成する手段とを備える
ことにより、解決することができる。
【0011】これによれば、必要な部位が幾何学的に厳
密に定義され、3次元CADで快適に操作することがで
き、NCプログラムの自動作成にも適したB−reps
データを得ることのできる立体形状データ変換装置を提
供することができる。
【0012】また、幾何学的に厳密に定義する必要のあ
る面要素を、対話的なCAD操作によって利用者が自由
に指定することができる。
【0013】また、幾何学的に厳密に定義する必要のあ
る面要素を指定する際、必要な部位だけを利用者に選択
的に表示することによって、CAD操作を容易・確実に
することができる。
【0014】また、入力された立体形状データに多くの
ノイズが含まれている場合でも、ノイズの影響を避けて
的確なデータ変換を行うことができるまた、幾何学的に
厳密に定義する必要のある面要素を指定する際、高い精
度の求められない部位を利用者が指定する必要がなくな
り、CAD操作を省くことができる。
【0015】また、複数のグループの間にある幾何学的
な拘束関係が明らかな場合、より高精度なデータ変換を
行うことができる。
【0016】また、必要な部位が幾何学的に厳密に定義
され、3次元CADで快適に操作することができ、NC
プログラムの自動作成にも適したB−repsデータを
得ることのできる立体形状データ変換方法を提供するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】発明者らは、3次元ビットマップ
データを、より小さい3次元CADデータに変換するに
あたって、機械の部品を対象とする場合など、多面体や
自由曲面として変換されているB−repsデータの一
部を、幾何学的に厳密な平面や円柱面として記述するこ
とを考案した。
【0018】多面体や自由曲面は自由度が大きく、定義
するには平面や円柱面に比べてはるかに多くのパラメー
タを持たせる必要がある。そのため、それら多面体や自
由曲面を持ったB−repsデータは巨大なものとな
り、それらを3次元CADとして使って工作機械を操作
しようとしても、コンピュータの応答はきわめて遅くな
るのである。
【0019】そこで発明者らは、このような場合に、多
面体や自由曲面としてB−repsに変換されていたデ
ータの内、その一部を平面や円柱面に置き換えることを
見出した。以下、それらの実施態様を説明する。
【0020】(第1の実施例)立体形状データ変換装置
Cの構成を図1に示す。立体形状データ変換装置Cは、
入力された点群データD1をB−repsデータD2に
変換して出力する機能を持ち、点群記憶手段C1と、グ
ループ記憶手段C2と、表示手段C3と、入力手段C4
と、シード点選択手段C5と、グループ拡張手段C6
と、グループ境界決定手段C7と、グループ種別定義手
段C8と、グループ位相抽出手段C9と、ソリッドモデ
ル構成手段C10によって構成されている。
【0021】点群記憶手段C1・グループ記憶手段C2
は、メモリやハードディスクで構成されており、入力さ
れたデータを記憶して、必要な時に出力する機能を持
つ。
【0022】点群記憶手段C1が記憶する点群データD
1は、実際物の表面に位置する点の座標を記述するデー
タであり、3次元ディジタイザから立体形状データ変換
装置Cに入力される。たとえば次のようなデータ構成と
なっている。
【0023】点1=(X1,Y1,Z1) 点2=(X2,Y2,Z2) 点3=(X3,Y3,Z3) : 点n=(Xn,Yn,Zn) 点群記憶手段C1にビットマップデータを入力すること
もできる。その場合に点群記憶手段C1は、ビットマッ
プデータを自動的に点群データD1に変換して記憶す
る。
【0024】グループ記憶手段C2が記憶するグループ
データD3は、「グループ」を記述するデータである。
ここでの「グループ」とは、点群データD1に含まれて
いる点の一部を要素とする集合に対し、それらの点の集
合の幾何学的な形態の分類を表す「種別」と、点の集合
の形態を詳細に規定する「特徴量」を付加したものであ
る。グループデータD3は、たとえば次のようなデータ
構成となっている。
【0025】 グループaの記述(点の集合,種別,特徴量) グループbの記述(点の集合,種別,特徴量) : グループmの記述(点の集合、種別、特徴量) 表示手段C3は、点群記憶手段C1とグループ記憶手段
C2から、点群データD1とグループデータD3を取り
出し、利用者に視覚的に表示する機能を持っている。表
示手段C3に表示グループ指定コマンドD4を入力する
と、いくつかのグループを選択的に指定することができ
る。これによって表示手段C3は、点群データD1に含
まれるすべての点を表示するだけでなく、指定されたグ
ループのすべて、あるいはいずれかに属する点だけを表
示したり、指定されたグループのいずれにも属さない点
だけを表示したりすることができる。
【0026】入力手段C4は、利用者から入力されるコ
マンドを受け取り、これを処理する機能を持つ。利用者
は、表示グループ指定コマンドD4,シード点選択コマ
ンドD5,グループ種別定義コマンドD6などのコマン
ドを、キーボードやマウスを使って入力することができ
る。
【0027】シード点選択手段C5は、シード点選択コ
マンドD5を受け、シード点データD7をグループ記憶
手段C2に送り、利用者によって選択された「シード
点」を含む新しいグループを作成して、グループ記憶手
段C2に記憶させる機能を持つ。「シード点」とは、グ
ループが最初に含んでいる点のことである。シード点選
択コマンドD5は、点群データD1に含まれている点の
うちの一つを利用者が選択するためのコマンドであり、
シード点データD7は、利用者が選択した点を記述する
データである。
【0028】グループ拡張手段C6は、グループ境界デ
ータC8を受け、点群データD1の中から、既存のグル
ープに追加することのできる点を探す。そのような点が
存在した場合、追加点データD9をグループ記憶手段C
2に送って、グループにその点を追加する機能を持って
いる。グループ境界データC8は、グループの境界を定
義するデータである。追加点データD9は、グループを
指定し、追加する点を記述するデータである。
【0029】グループ境界決定手段C7は、グループデ
ータD3に含まれているグループに属するすべての点の
座標と、グループの種別に基づき、そのグループの特徴
量と境界を決める機能を持つ。グループの特徴量と境界
は幾何学的に計算され、そのうちの境界は、グループ境
界データD8としてグループ拡張手段C6に送られる。
【0030】グループ種別定義手段C8は、グループ種
別定義コマンドD6を受け、既存のグループの種別を定
義する機能を持つ。グループの種別の定義は、グループ
種別データD10を、グループ記憶手段C2に送ること
によって行う。グループ種別データD10は、グループ
を指定し、その種別を記述するデータである。
【0031】グループ位相抽出手段C9は、既存のすべ
てのグループの空間的な位相関係を求め、グループ位相
データD11を作ってソリッドモデル構成手段C10に
送る機能を持つ。グループ位相データD11は、すべて
のグループの位相関係を記述するデータである。
【0032】ソリッドモデル構成手段C10は、既存の
すべてのグループの種別・特徴量と、グループ位相デー
タD11に基づき、B−repsデータD2を作って出
力する機能を持っている。
【0033】以上が立体形状データ変換装置Cの構成で
ある。
【0034】次に具体的な例を使い、立体形状データ変
換装置Cによる処理の内容を詳細に説明する。実際の処
理は3次元で行われるが、ここでは理解を容易にするた
め、図では2次元のビットマップデータを示して説明す
る。ただし本文では、すべて3次元の処理に使われる用
語を使って説明する。
【0035】図2の(a)に、立体形状データ変換装置
Cに入力されるビットマップデータD12の全体を示
す。また図2の(b)に、ビットマップデータD12の
一部を拡大して示す。ビットマップデータD12は、直
交格子に沿って配列した細かい立方体の領域によって構
成されており、これらを「セル」と呼ぶ。個々のセル
は、その中心点が立体形状の内部・外部のどちらである
かを表す情報を持っている。ここではセルの着色の有無
により、立体形状の内部・外部を区別して示す。
【0036】立体形状データ変換装置Cが行う処理、す
なわち立体形状データ変換処理Pの流れを図3に示す。
この流れに沿って、個々の処理を説明していくことにす
る。
【0037】ビットマップデータ−点群データ変換過程
P1では、入力されたビットマップデータD12を点群
データD1に変換する。この変換は、図4に示す次の二
つの方法で行うことができる。
【0038】a.立体形状の表面のすぐ内側に位置する
セルの中心点を求める方法 b.立体形状の表面を挟んで隣接する二つのセルの中心
点を求める方法 変換によって得られる点群データD1は、点群記憶手段
C1に記憶される。bの方法で得られた点群データD1
の例を図5に示す。
【0039】シード点・種別入力要求過程P2では、点
群データD1を利用者に表示するとともに、新しいグル
ープを定義するかどうかを利用者に問い合わせる。利用
者はグループの種別を指定し、シード点を選択すること
によって、新しいグループを定義することができる。グ
ループの種別は、たとえば次の中から選択する。
【0040】法線が既知の平面 法線が未知の平面 半径が既知の円柱面 半径が未知の円柱面 半径が既知の球面 半径が未知の球面 2次曲面 シード点・種別入力要求過程P2で、表示手段C3がデ
ィスプレイに表示する画面の例を図6に示す。この画面
の左側には、コマンドを列記したメニューSが配置され
ている。マウスカーソルで「シード点」をクリックする
と、点群データD1が右側に表示される。点をクリック
することで、シード点を選択することができる。この操
作により、シード点選択コマンドD5がシード点選択手
段C5に送られる。この画面には、表示グループ指定コ
マンドD4で指定したグループに属する点が淡色で表示
される。これらをシード点として選択することはできな
い。
【0041】マウスカーソルで「種別」をクリックする
と、既存のグループの一覧と、指定することのできる種
別の一覧が、画面の右側に表示される。利用者はグルー
プと、その種別をクリックして選択することができる。
この操作により、グループ種別定義コマンドD6がグル
ープ種別定義手段C8に送られる。
【0042】マウスカーソルで「グループ」をクリック
すると、既存のグループの一覧が、画面の右側に表示さ
れる。グループをクリックすることにより、そのグルー
プを淡色で表示するかどうか、個別に指定することがで
きる。この操作により、表示グループ指定コマンドD4
が表示手段C3に送られる。
【0043】グループ追加過程P3では、利用者によっ
て選択されたシード点を含む新しいグループを定義し、
グループデータD3に追加する。またこのグループの種
別も定義する。この処理は、シード点選択手段C5によ
って行われる。
【0044】グループデータD3のデータ構造の例を図
7に示す。グループデータD3は、個々のグループを記
述するグループレコードRの集合である。グループレコ
ードRは、点群レコードR1と、種別レコードR2と、
特徴量レコードR3を持っている。点群レコードR1に
は、グループに属する点が列記される。種別レコードR
2には、グループの種別が記述される。特徴量レコード
R3には、グループに属する点の集合の、幾何学的な形
態を一意に規定するための特徴量が記述される。たとえ
ば種別を「法線が既知の平面」とすると、基準点を一つ
定義すれば、点の集合の形態を一意に規定することがで
きる。したがって特徴量レコードR3は、基準点レコー
ドR31を一つ持っていればよい。
【0045】特徴量レコードR3の内容は、グループの
種類によって次のように変わる。
【0046】法線が既知の平面 基準点 法線が未知の平面 基準点・法線 半径が既知の円柱面 基準点・中心軸 半径が未知の円柱面 基準点・中心軸・半径 半径が既知の球面 中心点 半径が未知の球面 中心点・半径 2次曲面 X・Y・Zを元とする2次方
程式の係数 グループ境界決定過程P4では、グループに含まれる点
の座標と、グループの種別に基づいてグループの特徴量
を計算し、これからグループの境界を決定してグループ
境界データD8を作成する。この処理は、グループ境界
決定手段C7によって行われる。
【0047】グループ拡張過程P5では、グループ境界
データD8に基づいて、点群データD1に含まれている
点の中から、既存のグループに属することのできる点を
選び、グループに追加する。この処理は、グループ拡張
手段C6によって行われる。
【0048】グループの種別が「法線が未知の平面」で
ある場合を例に、グループ境界決定手段C7と、グルー
プ拡張手段C6の動作を詳しく説明する。図8の(a)
に、利用者がシード点を選択し、新しいグループを定義
したところを示す。ここではグループに属する点を○
で、グループに属さない点を●で示した。
【0049】グループ境界決定過程P4では、まずグル
ープに含まれる点の集合を最もよく近似する面を求め
る。このような面のことを、ここでは「代表面」と呼
ぶ。この例では「法線が未知の平面」をグループの種別
としているので、代表面も同じく「法線が未知の平面」
となる。
【0050】グループ境界決定手段C7は、最小2乗法
を利用して代表面を求める。しかしグループが一つのシ
ード点しか含んでいない場合、平面を求めることができ
ない。そこで隣接するいくつかの点を要素としてグルー
プに追加する。図8の(b)に、グループに隣接する点
を追加し、グループを拡張したところを示す。
【0051】グループに含まれる点が3個以上になる
と、代表面として一つの平面を求めることができる。得
られた代表面の基準点・法線が、このグループの特徴量
である。また代表面を表裏にオフセットさせれば、グル
ープの境界を求めることができる。オフセット量は、セ
ルの寸法の0.5倍〜0.75倍とする。図8の(c)
に、このグループの代表面と境界を求めたところを示
す。ここでは代表面を太い線で、境界を細い線で示し
た。
【0052】グループ拡張過程P5では、求められたグ
ループの境界に基づき、グループに新しい点を追加す
る。グループ拡張手段C6は、グループに属さない点の
中からグループに隣接するものを選び、その座標を調べ
てグループの境界と照合する。境界の内側に位置する点
があれば、それをグループに追加する。図8の(d)
に、グループの境界に基づいて新しい点を追加し、グル
ープを拡張したところを示す。
【0053】グループ拡張過程P5でグループに新しい
点を追加した場合、処理をグループ境界決定過程P4に
戻し、点の追加によって変化したグループの特徴量と境
界を求め直す。図8の(e)に、グループの代表面と境
界を求め直したところを示す。また図8の(f)に、グ
ループの境界に基づいて新しい点を追加し、グループを
再び拡張したところを示す。
【0054】グループ境界決定過程P4とグループ拡張
過程P5は、グループに新しい点が追加されなくなるま
で繰り返される。グループに属する点が変化しなくなっ
たら、代表面から境界を求める際に使われるオフセット
量を増やすかどうか、利用者に問い合わせる。もとのビ
ットマップデータD12に多くのノイズが含まれている
場合などでは、オフセット量を増やすことにより、ノイ
ズの影響を避けて的確なデータ変換を行うことができ
る。
【0055】点群データD1に含まれるすべての点が、
いずれかのグループに属した時点で、処理はソリッドモ
デル構成過程P6に移る。ソリッドモデル構成過程P6
では、グループデータD3をもとにB−repsデータ
D2を作成する。まずグループ位相抽出手段C9が、グ
ループの位相関係を抽出する。これは二つのグループに
同時に含まれる点があるかどうかを調べることによって
行う。二つのグループに同時に含まれる点が存在した場
合には、これらのグループを接していると見なすことが
できる。抽出されたグループの位相関係は、グループ位
相データD11として、ソリッドモデル構成手段C10
に送られる。
【0056】次にソリッドモデル構成手段C10が、グ
ループの特徴量によって規定された代表面の幾何学的な
定義と、グループ位相データD11に基づき、B−re
psデータD2を作成する。B−repsデータD2
は、面要素(輪郭を持つ面)の幾何学的な定義と、面要
素の位相関係によって構成されている。代表面の定義と
グループの位相関係が与えられれば、これらをもとにB
−repsデータD2を構成することは難しくない。
【0057】以上が立体形状データ変換処理Pの流れで
ある。
【0058】立体形状データ変換処理Pによって得られ
た、B−repsデータD2の例を図9に示す。ここで
は面要素の接続点を○で示した。B−repsデータD
2は10個の面要素で記述されており、非常に操作性・
利用性の高いCADデータが得られたことがわかる。
【0059】(第2の実施例)他の実施態様を説明す
る。立体形状データ変換装置Cでは、グループの特徴量
・境界を求めるため、そのグループの種別と、そのグル
ープに属する点の座標だけを利用していた。しかし複数
のグループの間にある幾何学的な拘束関係が明らかな場
合、他のグループの種別や、他のグループに属する点の
座標を併せて利用した方が、高精度なデータ変換ができ
ることもある。たとえば次のような場合がこれに該当す
る。
【0060】二つの平面の基準点と法線が同じであるこ
とが明らかな場合 二つの平面が垂直、または平行であることが明らかな場
合 二つの円柱面の中心軸が同じであることが明らかな場合 二つの面が滑らかに接続されていることが明らかな場合 複数のグループの間にある幾何学的な拘束関係を考え
た、立体形状データ変換装置Caの構成を図10に示
す。
【0061】グループデータD3aは、個々のグループ
を記述するグループレコードRaの集合である。グルー
プデータD3aのデータ構造の例を図11に示す。グル
ープレコードRaは、点群レコードR1と種別レコード
R2と特徴量レコードR3に加え、拘束関係レコードR
4を持っている。
【0062】表示手段C3aは、表示手段C3の持つ機
能に加え、グループデータD3aに含まれている拘束関
係の一覧をディスプレイに表示する機能を持つ。画面の
例を図12に示す。マウスカーソルで「拘束関係」をク
リックすると、画面の右側に、既存のグループの一覧
と、グループの組み合わせに対して定義することのでき
る拘束関係の一覧が表示される。グループをクリック
し、グループの組み合わせを定義することができる。続
いて拘束関係をクリックし、グループの間にある拘束関
係を指定することができる。この操作により、グループ
拘束関係定義コマンドD13がグループ拘束関係定義手
段C11に送られる。
【0063】グループ境界決定手段C7aは、グループ
データD3aに含まれるグループの特徴量・境界を決め
る機能を持っている。その際グループデータD3aから
拘束関係レコードR4を読み出し、そのグループに属す
る点の座標だけでなく、拘束関係のある他のグループに
属する点の座標も利用する。
【0064】グループ拘束関係定義手段C11は、グル
ープ拘束関係定義コマンドD13を受け、既存のグルー
プの拘束関係を定義する機能を持つ。グループの拘束関
係の定義は、グループ記憶手段C2に、グループ拘束関
係データD14を送ることによって行う。グループ拘束
関係データD14は、グループの組み合わせを指定し、
その拘束関係を記述するデータである。
【0065】(第3の実施例)立体形状データ変換装置
Cでは、点群データD1に含まれているすべての点を、
いずれかのグループに属させる必要があった。そのため
利用者は、フィレットや面取りなどきわめて小さい面に
ついてもグループを定義し、シード点を選択して種別を
指定しなければならなかった。しかしこれらの小さい面
には、たいていの場合、それほど高い精度が求められな
い。それにもかかわらず、小さい面は数が多く、シード
点の選択もしにくい。そのため利用者には煩雑な作業が
強いられることになった。
【0066】この課題は、「間隙グループ」を使用する
立体形状データ変換装置Cbにより、解決することがで
きる。「間隙グループ」とは、点群データD1に含まれ
る点のうち、利用者が定義したいずれのグループにも属
さないものを集めたグループであり、立体形状データ変
換装置Cbが自動的に作成する。複雑な形状を持つ間隙
グループは、自由度の大きい多面体や自由曲面を代表面
としている。点の集合を多面体や自由曲面で近似する場
合、アルゴリズムの相違による誤差が問題となることが
あるが、間隙グループは多くの場合に細長い形状を持
ち、アルゴリズムの影響を受けにくい。
【0067】間隙グループを使用する、立体形状データ
変換装置Cbの構成を図13に示す。グループ位相抽出
手段C9bは、グループ定義完了通知コマンドD15を
受け、シード点・種別入力要求過程P2を中止して、間
隙グループを新たに作成する。そして既存のすべてのグ
ループと、作成した間隙グループの空間的な位相関係を
求め、グループ位相データD11を作ってソリッドモデ
ル構成手段C10に送る機能を持っている。グループ定
義完了通知コマンドD15は、グループの定義を完了し
た利用者が、そのことを通知するコマンドである。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、3次元ビットマップデ
ータを、より小さい3次元CADデータに変換する立体
形状データ変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体形状データ変換装置Cの構成を示す図。
【図2】2次元のビットマップデータ全体・一部を示す
図。
【図3】立体形状データ変換処理Pの流れを示す図。
【図4】ビットマップデータから点群データへの変換方
法を示す図。
【図5】点群データD1の例を示す図。
【図6−1】表示手段C3によってディスプレイに表示
される画面の例を示す図(1)。
【図6−2】表示手段C3によってディスプレイに表示
される画面の例を示す図(2)。
【図7】グループデータD3の例を示す図。
【図8−1】グループ境界決定手段C7とグループ拡張
手段C6の動作を示す図(1)。
【図8−2】グループ境界決定手段C7とグループ拡張
手段C6の動作を示す図(2)。
【図9】得られたB−repsデータD2の例を示す
図。
【図10】立体形状データ変換装置Caの構成を示す
図。
【図11】グループデータD3aのデータ構造の例を示
す図。
【図12】表示手段C3aによってディスプレイに表示
される画面の例を示す図。
【図13】立体形状データ変換装置Cbの構成を示す
図。
【符号の説明】
C・Ca・Cb…立体形状データ変換装置、C1…点群
記憶手段、C2…グループ記憶手段、C3・C3a…表
示手段、C4…入力手段、C5…シード点選択手段、C
6…グループ拡張手段、C7・C7a…グループ境界決
定手段、C8…グループ種別定義手段、C9・C9b…
グループ位相抽出手段、C10…ソリッドモデル構成手
段、D1…点群データ、D2…B−repsデータ、D
3・D3a…グループデータ、D4…表示グループ指定コ
マンド、D5…シード点選択コマンド、D6…グループ
種別定義コマンド、D7…シード点データ、D8…グル
ープ境界データ、D9…追加点データ、D10…グルー
プ種別データ、D11…グループ位相データ、D12…
ビットマップデータ、D13…グループ拘束関係定義コ
マンド、D14…グループ拘束関係データ、D15…グ
ループ定義完了通知コマンド、P1…ビットマップデー
タ−点群データ変換過程、P2…シード点・種別入力要
求過程、P3…グループ追加過程、P4…グループ境界
決定過程、P5…グループ拡張過程、P6…ソリッドモ
デル構成過程、R・Ra…グループレコード、R1…点
群レコード、R2…種別レコード、R3…特徴量レコー
ド、R31・R32…基準点レコード、R33…中心軸
レコード、R4…拘束関係レコード、S…メニュー。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビットマップデータあるいは点群データを
    位相幾何データに変換する立体形状データ変換装置であ
    り、 前記ビットマップデータあるいは前記点群データによっ
    て記述される立体形状の表面にあるセルあるいは点を選
    択する手段と、 前記セルあるいは前記点を含むグループを定義する手段
    と、 前記グループに幾何学的な形状を規定する種別情報を付
    加する手段と、 前記種別情報と、前記グループに属する前記セルあるい
    は前記点の座標に基づき、前記グループの境界と特徴量
    を求める手段と、 前記境界に基づき、前記セルあるいは前記点を前記グル
    ープに追加する手段と、 前記特徴量に基づき、前記グループを面要素に置換し、
    前記面要素の幾何定義と位相関係を求める手段と、 前記面要素の前記幾何定義と前記位相関係に基づき、前
    記位相幾何データを構成する手段とを備えることを特徴
    とする立体形状データ変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1の立体形状データ変換装置であ
    り、 前記ビットマップデータあるいは前記点群データを利用
    者に表示する手段と、 前記セルあるいは前記点を前記利用者に選択させること
    により、前記グループを定義する手段とを備えることを
    特徴とする立体形状データ変換装置。
  3. 【請求項3】請求項1の立体形状データ変換装置であ
    り、 前記セルあるいは前記点のうち、前記グループに属さな
    いものと前記グループに属するものを区別し、選択的に
    前記利用者に表示する手段を備えることを特徴とする立
    体形状データ変換装置。
  4. 【請求項4】請求項2の立体形状データ変換装置であ
    り、 前記セルあるいは前記点を前記グループに追加すること
    ができない場合に、前記境界を求めるために使用される
    パラメータの変更を、前記利用者に問い合わせる手段を
    備えることを特徴とする立体形状データ変換装置。
  5. 【請求項5】請求項2の立体形状データ変換装置であ
    り、 前記利用者に、前記グループの定義をすべて完了したこ
    とを指示させる手段と、 前記指示を受けて新しい前記グループを定義する手段
    と、 前記利用者が定義した前記グループに属さない前記セル
    あるいは前記点を、前記新しいグループに含ませる手段
    とを備えることを特徴とする立体形状データ変換装置。
  6. 【請求項6】請求項2の立体形状データ変換装置であ
    り、 前記グループの組み合わせを前記利用者に定義させる手
    段と、 前記グループの組み合わせに含まれる前記グループが置
    換される、前記面要素の間にある幾何定義の拘束関係
    を、前記利用者に指定させる手段とを備えることを特徴
    とする立体形状データ変換装置。
  7. 【請求項7】ビットマップデータあるいは点群データを
    位相幾何データに変換する立体形状データ変換方法であ
    り、 前記ビットマップデータあるいは前記点群データによっ
    て記述される立体形状の表面にあるセルあるいは点を選
    択する過程と、 前記セルあるいは前記点を含むグループを定義する過程
    と、 前記グループに幾何学的な形状を規定する種別情報を付
    加する過程と、 前記種別情報と、前記グループに属する前記セルあるい
    は前記点の座標に基づき、前記グループの境界と特徴量
    を求める過程と、 前記境界に基づき、前記セルあるいは前記点を前記グル
    ープに追加する過程と、 前記特徴量に基づき、前記グループを面要素に置換し、
    前記面要素の幾何定義と位相関係を求める過程と、 前記面要素の前記幾何定義と前記位相関係に基づき、前
    記位相幾何データを構成する過程とを備えることを特徴
    とする立体形状データ変換方法。
  8. 【請求項8】ビットマップデータ・点群セルデータによ
    って記述されている立体形状の表面にあるセルや点を選
    択してセルや点を含むグループを定義し、 前記グループに幾何学的な形状を規定する種別情報を負
    荷し、 前記種別情報と前記グループに属するセルや点の座標に
    基づて前記グループの境界と特徴量を求め、 前記境界に基づてセルや点をグループに追加し、前記特
    徴量に基づてグループを面要素に置換し、その幾何学デ
    ータと位相関係を求め、 それら幾何定義と前記位相関係に基づて位相幾何データ
    を構成することを特徴とする立体形状データ変換方法。
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