JP2002229922A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

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JP2002229922A
JP2002229922A JP2001023396A JP2001023396A JP2002229922A JP 2002229922 A JP2002229922 A JP 2002229922A JP 2001023396 A JP2001023396 A JP 2001023396A JP 2001023396 A JP2001023396 A JP 2001023396A JP 2002229922 A JP2002229922 A JP 2002229922A
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drive
setting
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fdd
floppy disk
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JP2001023396A
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Yoshio Matsuoka
義雄 松岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロッピー(登録商標)ディスクコントロー
ラを内蔵するタイプの情報処理装置において、ユーザの
希望通りに起動ドライブを設定することができなかっ
た。 【解決手段】 BIOSの設定によって、FDC19を
使用するタイプのFDD200を起動ドライブとして使
用するか、FDC19を使用しないタイプのFDDを起
動ドライブとして使用するかを選択設定し、情報処理装
置の起動時にはRTC26に格納した前記選択設定に従
って起動ドライブの設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置及
び情報処理装置の制御方法に係わり、特に、複数の起動
デバイスを有する情報処理装置のデバイス制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに代表される情報処理装置
の普及は著しく、その用途も拡大している。普及の広が
りとともに、情報処理装置に対する使い勝手の良さを求
める声も一層多くなっている。
【0003】情報処理装置の一例であるコンピュータに
おいて、その起動時にコンピュータのシステム動作を管
理するオペレーティングシステム(以下OSと称する)
と呼ばれるプログラムをシステムに読み込む必要があ
る。このようなコンピュータの起動時にOSを読み込む
ために提供されるデバイスを起動デバイスと呼ぶ。従
来、この起動デバイスの例として、フロッピーディスク
ドライブ(以下FDDと称する)やハードディスクドラ
イブ(以下HDDと称する)、CD−ROMドライブ、
ローカルエリアネットワーク(以下LANと称する)上
の他のデバイスなどがあった。このような複数種類の起
動デバイスのうち、どれを用いるかは、コンピュータの
基本入出力プログラム(以下BIOSと称する)の設定
によって切り替えることが可能である。
【0004】これらのデバイスはOS上でそれぞれドラ
イブとして識別される。各ドライブはそれぞれAドライ
ブ、Bドライブ、Cドライブというようにアルファベッ
トを冠して区別される。例えば現在主流となっているコ
ンピュータシステムでは、FDDをAドライブ、HDD
をCドライブとして設定するのが普通であり、その他に
デバイスを接続した場合、それぞれ別のドライブとして
識別を行う。
【0005】現在、コンピュータに提供されるFDDは
主に2種類に分類できる。第一のタイプのFDDとし
て、コントローラとしてフロッピーディスクコントロー
ラ(以下FDCと称する)を用いて制御を行うタイプの
FDDがある。このタイプのFDDはコンピュータ本体
に外部FDDコネクタを介して接続したり、セレクタブ
ルベイを介して接続したりする。
【0006】第二のタイプのFDDとして、FDCを用
いないタイプのFDDがある。このようなタイプのFD
Dとして、USB(Universal Serial
Bus)―FDDやPCカードFDDがある。USB
−FDDは、USB接続が可能なUSBデバイスの一種
であり、コンピュータ本体が有するUSBインタフェー
スに接続して用いる。PCカードFDDは、PCカード
を用い、コンピュータ本体が有するPCMCIAインタ
フェースに接続して用いる。いずれも先述のFDCのよ
うなコンピュータ本体が内蔵するFDCを用いずに制御
を実行する。
【0007】コンピュータシステム内にFDCを具備し
たタイプのコンピュータでは、FDCを用いて制御を行
う(すなわち外部FDDコネクタを介して接続したり、
セレクタブルベイを介して接続したりする)タイプのF
DDを唯一起動可能なAドライブとして使用していた。
仮にUSBインタフェースやPCMCIAインタフェー
スを具備していても、USB−FDDやPCカードFD
Dを接続して、これらを起動可能なAドライブとして使
用することはできなかった。これらUSB−FDDやP
CカードFDDはBドライブやDドライブといった起動
可能ではないドライブとして扱われていた。すなわち、
FDDに関して、起動可能なAドライブの設定は自由に
は行えなかった。
【0008】このようなタイプのコンピュータシステム
の使用形態として、FDCを用いて制御を行うタイプの
FDDをセレクタブルベイに接続して使用する形態以外
に、セレクタブルベイにCD−ROMドライブを接続し
て使用する形態がある。ユーザがCD−ROMドライブ
をセレクタブルベイに接続して用いるとき、FDDとし
て、USB−FDDをUSBインタフェースに接続して
FDDとして用いたり、又はPCカードFDDをPCM
CIAインタフェースに接続してFDDとして用いたり
することが考えられる。しかし、従来はUSB−FDD
やPCカードFDDが起動可能なAドライブとして用い
ることができなかった。このため、FDCを内蔵するコ
ンピュータシステムにおいては、USB−FDDやPC
カードFDDからの起動が行えない、という不具合があ
った。
【0009】セレクタブルベイに接続するデバイスの種
類によらず、FDDからの起動を行えるようにするため
に、従来セレクタブルベイを有するコンピュータシステ
ムにおいては、セレクタブルベイ以外に、FDCを使用
するFDDが接続可能なように、外部FDD端子を設け
る必要があった。しかし、これはコネクタ部品などのコ
スト高を招いてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術は、
FDDの種類によって起動デバイスの設定に制限がある
という問題があった。そこで、本発明は上記の問題を解
決するためになされたものであり、ユーザの希望に応じ
て適宜起動ドライブを設定することが可能となる情報処
理装置及び情報処理装置の制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、情報処理装
置であって、第一のドライブを制御するコントローラ
と、前記第一のドライブを受容する第一の受容部と、第
二のドライブを受容する第二の受容部と、前記第一の受
容部に受容される第一のドライブ及び、前記第二の受容
部に受容される第二のドライブのうち、所定のドライブ
を起動ドライブとして選択設定入力する入力手段とを具
備し、前記入力手段による入力に従って、前記第一のド
ライブを使用しない場合、前記コントローラの使用を停
止することを特徴とする。このような構成によれば、ユ
ーザの希望に応じて適宜起動ドライブを設定することが
可能となる。
【0012】また、この発明は、第一のドライブのコン
トローラを具備する情報処理装置の制御方法であって、
前記コントローラによってコントロールされる第一のド
ライブ及び、当該情報処理装置に接続可能な第二のドラ
イブから、起動ドライブを選択設定する設定ステップ
と、前記設定に従って、前記第一のドライブを起動ドラ
イブとして使用しない場合、前記コントローラの機能を
停止させる停止ステップと、前記設定に従って、起動ド
ライブを設定する設定ステップとを具備することを特徴
とする。このような構成によれば、ユーザの希望に応じ
て適宜起動ドライブを設定することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の各実施形態
に係る情報処理装置の構成が示される。この情報処理装
置は、バッテリ駆動可能なノートブックタイプまたはラ
ップトップタイプのポータブルコンピュータであり、そ
の筐体に収められた基板の上には、後述する各種コント
ローラなどのLSIやメモリが実装され、それらを接続
する各種配線が設けられる。
【0014】この情報処理装置は、CPU11、グラフ
ィック・メモリコントローラハブ12、メモリ13、デ
ィスプレイコントローラ14、液晶ディスプレイ(以下
LCDと称する)15、I/Oハブ16、PCカードコ
ントローラ18、フロッピーディスクコントローラ17
(以下FDCと称する)、FDC19、BIOS−RO
M20、ハードディスクドライブ(以下HDDと称す
る)21、エンベッデッドコントローラ(以下ECと称
する)23、電源コントローラ24、キーボード25、
リアルタイムクロック(以下RTCと称する)26など
を有する。
【0015】また、FDC19により動作制御されるフ
ロッピーディスクドライブ(以下FDDと称する)20
0を接続可能とした、受容部20や、USBコントロー
ラ(以下USBCと称する)18により動作制御される
USBデバイスの一種であるUSB−フロッピーディス
クドライブ(以下USB−FDDと称する)300を接
続するためのUSBコネクタ30、またPCカードコン
トローラ18により動作制御されるタイプのFDDであ
るPCカードフロッピーディスク(以下PCカードFD
Dと称する)400を接続するためのPCカードコネク
タ40を具備する。
【0016】以下、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、たとえば、米インテル社によって製
造販売されているプロセッサ"モバイルPentium
3"などによって実現される。
【0017】グラフィック・メモリコントローラハブ1
2は、CPU11とメモリ13、ディスプレイコントロ
ーラ14、I/Oハブ16との間を繋ぐLSIである。
メモリ13は、オペレーティングシステム、デバイスド
ライバ、実行対象のアプリケーションプログラム、およ
び処理データなどを格納するメモリデバイスであり、複
数のDRAMモジュールによって構成される。このメモ
リ13は、32ビット幅または64ビット幅のデータバ
スを有する専用のメモリバスを介してグラフィック・メ
モリコントローラハブ12に接続される。デイスプレイ
コントローラ14は、グラフィック・メモリコントロー
ラハブ12に接続され、このコンピュータの表示装置と
して用いるLCD15の表示制御を行うコントローラで
ある
【0018】I/Oハブ16は、グラフィック・メモリ
コントローラハブ12と各種デバイスとの間を繋ぐLS
Iである。I/Oハブ16にはLPCバス60を介し
て、EC23、FDC19、RTC26などが接続され
る。I/Oハブ16にはシステムBIOSを記憶するB
IOS―ROM20が接続され、また、OS、ユーティ
リティプログラム、各種アプリケーションプログラムを
記憶するHDD21が接続される。このI/Oハブ16
はUSBデバイスを制御するためのUSBC18を具備
しており、USBコネクタ30を介して接続されるUS
B−FDDを制御する。
【0019】FDC17は、LPCバス60を介してI
/Oハブ16に接続され、受容部20を介して接続され
るFDD200を制御する。なお、受容部20はFDD
200の代わりに、図示しないCD−ROMドライブな
ど、他のデバイスを接続することが可能である。
【0020】PCカードデバイスを制御するためのPC
カードコントローラ19はPCIバス50を介してI/
Oハブ16に接続され、PCカードコネクタ40を介し
て接続されるPCカードFDD400を制御する。な
お、このPCカードFDD400は、図示しない、FD
C19とは独立に動作するフロッピーディスクコントロ
ーラを具備しており、FDD200とは異なる制御が可
能である。システム側から見ると、FDCを用いるとい
う要素において共通する。
【0021】BIOS−ROM21は、システムBIO
S(Basic I/O System)を記憶するた
めのものであり、プログラム書き替えが可能なようにフ
ラッシュメモリ(EEPROM)によって構成されてい
る。このシステムBIOSには、システムブート時に実
行されるIRTルーチンと、各種I/Oデバイスを制御
するためのデバイスドライバと、システム管理プログラ
ムと、セットアップルーチン等が含まれる。
【0022】ハードディスクドライブ(HDD)22
は、I/Oハブ16に接続され、OSやアプリケーショ
ンソフトウェア等を格納したプライマリーなHDDであ
る。更に、HDD22は、図示しないシステムとの入出
力を制御するHDCと、コンピュータシステムのデータ
を格納可能なメディアから構成される。
【0023】EC23は、I/Oハブ16と電源コント
ローラ24との間に設けられるLSIであり、CPU1
1によってリード/ライト可能な複数のレジスタ群を内
蔵する。これらレジスタ群を使用することにより、CP
U11と電源コントローラ24との通信が可能となる。
また、このEC23は本コンピュータシステムの入力デ
バイスの一つであるキーボード25のコントローラの役
割も果している。なお、EC23はI/Oハブ16とは
LPCバス50で接続されている。キーボード25は各
種キーを配列した入力デバイスであり、ユーザからのデ
ータ入力に用いる。本発明においても、BIOSのセッ
トアップメニューに移行するためのキー入力のために用
いる。
【0024】RTC26は、I/Oハブ16とLPCバ
ス50で接続され、このコンピュータシステムのクロッ
ク機能を実現する。また、このRTC26は図示しない
CMOSメモリを具備し、このCMOSメモリ内に、B
IOSのセットアップメニューによってユーザがカスタ
マイズしたBIOS設定の情報を格納する。
【0025】本発明の実施形態に係る情報処理装置で
は、その起動時にキーボード25の所定のキーを押し下
げることで、BIOSの設定メニューに入ることが可能
である。BIOSの設定メニューにおいて、ユーザが自
分の好みの設定を行うことが可能である。図2は、本発
明の第一の実施形態におけるBIOS設定メニュー上で
のFDDに関する設定の流れを示すフローチャート図で
ある。第一の実施形態は、PCカードFDD400につ
いては、Aドライブとしての使用を行わず、FDD20
0とUSB−FDD300との間での選択設定を行うも
のである。この設定によって、ユーザが望む種類のFD
DをAドライブに設定し、これを起動デバイスとして使
用することが可能となる。
【0026】まず、ユーザがキーボード25の所定のキ
ーを押し下げ、BIOSのメニューを呼び出す(ステッ
プS101)。画面表示に従って、FDDの設定入力を
行う。画面表示の例を図3、図4に示す。
【0027】図3、図4はLCD15上に表示されたB
IOSのメニューを示す図である。図3、図4におい
て、「Floppy Disk I/O」と示している
部分が、FDC19を使用するかどうかを示している。
これはすなわち、FDC19がコントロールするFDD
200をAドライブとして使用するかどうかを示してい
る。図3において、「Floppy Disk I/
O」と示している部分に「Floppy = (3F0
H/IRQ6/CH2)」と表示されているが、これは
FDC19を使用する場合を示している。3F0HはI
/Oポートアドレスの設定を示し、IRQ6は割り込み
の設定を、CH2はDMAチャネルの設定を示してい
る。これらのリソース設定をあわせた表示「(3F0H
/IRQ6/CH2)」がFDC19を使用することを
意味する。図3においては、Aドライブの設定が決定さ
れているので図4にて後述する「USB−FDD Le
gacyEmulation」の部分は表示する必要が
なく、ブランクとなる。
【0028】図4はFDC19を使用せず、Aドライブ
としてUSB−FDD300を使用する場合である。
「Floppy Disk I/O」と示している部分
に「Floppy = Disabled」と表示され
ているが、これはFDC19を使用しない場合を示して
いる。この場合、「USB−FDD Legacy E
mulation」の部分について「Enabled」
又は「Disabled」の設定が可能となる。「US
B−FDD Legacy Emulation」の部
分は、USB−FDD300をAドライブとして使用す
るかどうかを選択設定するための部分である。図4では
「USB−FDD Legacy Emulatio
n」の部分について「Enabled」を設定している
が、これはAドライブとしてUSB−FDD300を使
用することを示す。USB−FDD300も使用せず、
FDDを使用しないシステム構成として用いる場合は
「USB−FDD Legacy Emulatio
n」の部分について「Disabled」を選択設定す
れば良い。このようにするとシステムの起動に要する時
間が短くなるという利点がある。図3、図4で説明した
ような選択設定は、ユーザがキーボード25のカーソル
キーなどを利用して変更することで実行できる。
【0029】図2の説明に戻る。画面表示によってユー
ザがFDDに関する選択設定を行う場合、まずFDC1
9を使用するかどうか(すなわちFDD200をAドラ
イブとして使用するかどうか)を選択設定する(ステッ
プS102)。FDC19を使用するとした場合、FD
D200がAドライブとして設定される(ステップS1
02のYesからステップS103)。FDC19を使
用しないとした場合、USB−FDD300を使用する
かどうか選択設定する(ステップS102のNoからス
テップS104)。ここでUSB−FDD300を使用
すると選択設定した場合、USB−FDD300がAド
ライブとして設定される(ステップS104のYesか
らステップS105)。USB−FDD300も使用し
ないと選択設定した場合、FDDの使用が無いと設定さ
れる(ステップS104のNoからステップS10
6)。これらの設定はRTC26中のCMOSメモリに
格納され、以後の起動時に参照される。
【0030】図5は、本発明の第二の実施形態における
BIOS設定メニュー上でのFDDに関する設定の流れ
を示すフローチャート図である。第一の実施形態と異な
り、FDD200とUSB−FDD300、PCカード
FDD400との間での選択設定を行うものである。こ
の設定によって、ユーザが望む種類のFDDをAドライ
ブに設定し、これを起動デバイスとして使用することが
可能となる。
【0031】まず、ユーザがキーボード25の所定のキ
ーを押し下げ、BIOSのメニューを呼び出す(ステッ
プS201)。画面表示に従って、FDDの設定入力を
行う。画面表示によってユーザがFDDに関する選択設
定を行う場合、まずFDC19を使用するかどうか(す
なわちFDD200をAドライブとして使用するかどう
か)を選択設定する(ステップS202)。FDC19
を使用するとした場合、FDD200がAドライブとし
て設定される(ステップS202のYesからステップ
S203)。FDC19を使用しないとした場合、続い
てUSB−FDD300を使用するかどうか選択設定す
る(ステップS202のNoからステップS204)。
ここでUSB−FDD300を使用すると選択設定した
場合、USB−FDD300がAドライブとして設定さ
れる(ステップS204のYesからステップS20
5)。
【0032】USB−FDD300も使用しないと選択
設定した場合、続いてPCカードFDDを使用するかど
うか選択設定する(ステップS204のNoからステッ
プS206)。ここでPCカードFDD400を使用す
ると選択設定した場合、PCカードFDD400がAド
ライブとして設定される(ステップS206のYesか
らステップS207)。FDDの使用が無いと設定され
る(ステップS206のNoからステップS208)。
これらの設定はRTC26中のCMOSメモリに格納さ
れ、以後の起動時に参照される。
【0033】これら各実施形態における情報処理装置の
起動時の起動デバイス設定について、図6のフローチャ
ート図を参照して以下の通り説明する。起動時の処理の
流れは各実施形態に共通である。ちょうど図2、図5で
示した設定の流れに似た形で、読み出した設定を条件に
従って判別し処理を行う。なお、システム構成上、存在
しない構成要素に関するステップはスキップする形で進
める。
【0034】まず、システムが起動すると、システムは
BIOSをBIOS−ROM21から読み出し、システ
ムの初期処理を行い、RTC26からBIOSに関する
設定を読み出す(ステップS301)。BIOSはこの
読み出した設定に従って、まずその設定がFDC(FD
C19あるいはPCカードFDD内のFDC)を用いる
ものかどうかを判別する(ステップS302)。
【0035】受容部20に接続されるFDD200はF
DC19を用いるので、「FDD200をAドライブに
する」という設定であれば、ステップS302において
FDCを用いると判別する。また、PCカードコネクタ
40を介して接続されるPCカードFDD400は、図
示しない内蔵されたFDCを用いるので、「PCカード
FDD400をAドライブにする」という設定であれ
ば、ステップS302においてFDCを用いる、と判別
する。USBコネクタ30を介して接続されるUSB−
FDD300はFDCを用いず、エミュレーションで動
作するので、「USB−FDD300をAドライブにす
る」という設定であれば、ステップS302においてF
DCを用いない、と判別する。「FDD使用無し」とい
う設定の場合は、もちろんステップS302においてF
DCを用いない、と判別する。
【0036】FDCを用いると判別した場合、次にBI
OSはFDCについて、優先的に使用するFDCがFD
C19であるかどうかを判別する(ステップS302の
YesからステップS303)。ここで「FDD200
をAドライブにする」という設定は、FDC19を優先
的に用いるものと判別する。「PCカードFDD400
をAドライブにする」という設定は、FDC19を優先
的には用いない、と判別する。FDC19を優先的に用
いると判別した場合、BIOSはFDC19の機能を許
可する(ステップS303のYesからステップS30
4)。このようにして、BIOSはFDD200をAド
ライブに設定する(ステップS304)。
【0037】FDCを優先的には用いないと判別した場
合、BIOSはFDC19の機能を禁止する(ステップ
S303のNoからステップS306)。続いてBIO
SはFDC19とは別のFDCを用いるFDD、すなわ
ちこの場合PCカードFDD400をAドライブとして
設定する(ステップS307)。
【0038】ステップS302でBIOSが、設定がF
DCを用いないものであると判別した場合、続いてBI
OSはUSB−FDD300を使用するかどうか判別す
る(ステップS302のNoからステップS308)。
ここでUSB−FDD300を使用する設定であると判
別したら、BIOSはUSB−FDD300を初期化す
る(ステップS308のYesからステップS30
9)。USB−FDD300を初期化した後BIOS
は、このUSB−FDD300をAドライブとして設定
する(ステップS310)。
【0039】ステップS308においてUSB−FDD
を使用しない設定であると判別した場合、BIOSはA
ドライブについての設定が無い、としてそのまま起動を
続ける(ステップS308のNoからステップS31
1)。これはFDDが存在しないシステムに相当し、そ
の分情報処理装置の起動に要する時間が短くなるという
利点がある。
【0040】このようにすることで、情報処理装置のシ
ステム構成に係わらず、ユーザが希望するデバイスを起
動デバイスとして選択設定することが可能となる。ま
た、このようにすることで、余分なFDDコネクタを別
途も受ける必要も無く、部品コスト等の削減に寄与する
ことができる。
【0041】なお、説明した各実施形態においては、B
IOSによる設定をユーザが適宜変更していたが、シス
テムの構成が動作中に変動する場合が考えられる。例え
ばUSB−FDD300をAドライブとして設定して情
報処理装置を起動した後、このUSB−FDD300を
抜き去り、受容部20にFDD200を接続して用いる
場合がある。上記各実施形態においてはこのような場合
にAドライブの設定を変更しないので、Aドライブが存
在しない状態になる。
【0042】これが不便であると考える場合は、BIO
Sがシステムの構成の変動をモニターし、システムに複
数FDDが接続されている場合は予めユーザが設定した
FDDをAドライブとして設定し、システムにFDDが
一つしかない場合は自動的にそのFDDをAドライブに
設定するようにすることが可能である。上記の例では、
USB−FDD300が接続されている間はこれをAド
ライブとし、USB−FDD300が外されてFDD2
00のみがシステム上に存在するような場合はFDD2
00をAドライブとして用いるようにすることができ
る。ただし、このような自動設定の場合、ユーザが予め
想定していたAドライブの設定からずれる場合がある。
ユーザの設定を有効として続けるか、自動設定を用いる
かは、使い勝手の面でユーザが望ましいと考えるものを
選択するのが好ましい。
【0043】なお、FDDを中心に説明を行ったが、ア
ーキテクチャの変更により、FDD以外のドライブが起
動ドライブに設定されるような場合にも本発明を適用す
ることが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザの希望に応じて適宜起動ドライブを設定する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる情報処理装置のシ
ステム構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施形態における起動ドライブ
の設定に関するフローチャート図。
【図3】Aドライブの設定の入力画面の例を示す図。
【図4】Aドライブの設定の入力画面の例を示す図。
【図5】本発明の第二の実施形態における起動ドライブ
の設定に関するフローチャート図。
【図6】本発明の各実施形態における、情報処理装置の
起動時の動作について示すフローチャート図。
【符号の説明】
11…CPU、12…グラフィック・メモリコントロー
ラハブ、13…メモリ、14…ディスプレイコントロー
ラ、15…LCD、16…I/Oハブ、17…FDC、
18…USBC、19…PCカードコントローラ、20
…受容部、21…BIOS−ROM、22…HDD、2
3…EC、24…電源コントローラ、25…キーボー
ド、26…RTC、30…USBコネクタ、40…PC
カードコネクタ、50…LPCバス、200…FDD、
300…USB−FDD、400…PCカードFDD

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一のドライブを制御するコントローラ
    と、 前記第一のドライブを受容する第一の受容部と、 第二のドライブを受容する第二の受容部と、 前記第一の受容部に受容される第一のドライブ及び、前
    記第二の受容部に受容される第二のドライブのうち、所
    定のドライブを起動ドライブとして選択設定入力する入
    力手段とを具備し、 前記入力手段による入力に従って、前記第一のドライブ
    を使用しない場合、前記コントローラの使用を停止する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記第二の受容部はUSBコネクタであっ
    て、 前記情報処理装置は更に、USBコントローラを具備
    し、前記入力手段によって前記USBコネクタに接続さ
    れるドライブを起動ドライブとして選択設定することが
    可能であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記第二の受容部はPCカードコネクタで
    あって、 前記情報処理装置は前記入力手段によって前記PCカー
    ドコネクタに接続されるドライブを起動ドライブとして
    選択設定することが可能であることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記第二の受容部はUSBコネクタであっ
    て、 前記情報処理装置は更に、USBコントローラと、 PCカードコネクタとを具備し、前記入力手段によって
    前記USBコネクタに接続されるドライブ又は前記PC
    カードコネクタに接続されるドライブを起動ドライブと
    して選択設定可能することが可能であることを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】第一のドライブのコントローラを具備する
    情報処理装置の制御方法において、 前記コントローラによってコントロールされる第一のド
    ライブ及び、当該情報処理装置に接続可能な第二のドラ
    イブから、起動ドライブを選択設定する設定ステップ
    と、 前記設定に従って、前記第一のドライブを起動ドライブ
    として使用しない場合、前記コントローラの機能を停止
    させる停止ステップと、 前記設定に従って、起動ドライブを設定する設定ステッ
    プとを具備することを特徴とする情報処理装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】フロッピーディスクコントローラと、 前記フロッピーディスクコントローラによってコントロ
    ールする第一のフロッピーディスクドライブを受容する
    第一の受容部と、 前記フロッピーディスクコントローラとは別のコントロ
    ーラによって制御される第二のフロッピーディスクドラ
    イブを受容する第二の受容部と、 前記第一のフロッピーディスクドライブ及び前記第二の
    フロッピーディスクドライブから所定のフロッピーディ
    スクドライブを起動ドライブと設定する設定手段と、 前記設定手段による設定に従って、前記第一のフロッピ
    ーディスクドライブ又は第二のフロッピーディスクドラ
    イブのいずれかを選択的に起動ドライブとして使用可能
    とすることを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】フロッピーディスクコントローラを具備す
    る情報処理装置の制御方法において、 前記フロッピーディスクコントローラによってコントロ
    ールされる第一のフロッピーディスクドライブ及び前記
    フロッピーディスクコントローラによってコントロール
    されない、前記情報処理装置に接続可能な第二のフロッ
    ピーディスクドライブから所定のフロッピーディスクド
    ライブを起動ドライブとして設定する設定ステップと、 前記設定ステップにおいて、前記第一のフロッピーディ
    スクドライブが起動ドライブとして設定されなかった場
    合、前記フロッピーディスクコントローラの機能を停止
    させる停止ステップと、 前記設定ステップでの設定に従って、起動ドライブを設
    定する設定ステップを具備することを特徴とする情報処
    理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】フロッピーディスクコントローラと、 前記フロッピーディスクコントローラによってコントロ
    ールするフロッピーディスクドライブを受容する受容部
    と、 USBコントローラと、 USBコネクタと、 前記フロッピーディスクドライブと、前記USBコネク
    タに接続されるUSBフロッピーディスクドライブから
    選択的に起動ドライブを選択設定する設定手段とを具備
    することを特徴とする情報処理装置。
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