JP2002229540A - データ放送表示システム - Google Patents

データ放送表示システム

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JP2002229540A
JP2002229540A JP2001024355A JP2001024355A JP2002229540A JP 2002229540 A JP2002229540 A JP 2002229540A JP 2001024355 A JP2001024355 A JP 2001024355A JP 2001024355 A JP2001024355 A JP 2001024355A JP 2002229540 A JP2002229540 A JP 2002229540A
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window
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JP2001024355A
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Masahiro Fukuda
雅裕 福田
Toyoji Makino
豊司 牧野
Takahiro Hiramatsu
隆宏 平松
Ryosuke Fujii
亮介 藤井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像表示用ウィンドウとデータ放送表示用ウ
ィンドウをパーソナルコンピュータのディスプレイ画面
に描画することができるが、映像表示用ウィンドウとデ
ータ放送表示用ウィンドウの連係動作を実現することが
できない課題があった。 【解決手段】 ディスプレイ画面1におけるデータ放送
表示用ウィンドウ2の表示座標を絶対座標で管理し、デ
ィスプレイ画面1における映像表示用ウィンドウ3の表
示座標をデータ放送表示用ウィンドウ2に対する相対座
標で管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータのディスプレイ画面に対してデジタルテレビ放
送の映像とデータ放送を表示するデータ放送表示システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルテレビ放送のデータ放送
番組を視聴する為には、デジタルテレビ放送受信機能内
蔵のテレビを用いるか、又は、通常のテレビにデジタル
テレビ放送受信装置を接続して視聴する形態が取られて
いた。デジタルテレビ放送受信装置については、例えば
「インタフェース(CQ出版)2000年11月号」の
第4章「ハイビジョンビデオデコーダの詳細」に述べら
れているような装置が使用されている。
【0003】これらのデジタルテレビ放送受信機能内蔵
のテレビやデジタルテレビ放送受信装置がデータ放送番
組を表示する場合、専用のグラフィック描画処理手段を
用いて描画するが、特に映像とデータ放送を一体化させ
て表示する場合には、映像表示用プレーンとグラフィッ
ク表示用プレーンを合成処理することにより描画してい
た。
【0004】これまで、ユーザがデジタルテレビ放送を
視聴する為には、これらのデジタルテレビ放送受信機能
内蔵のテレビやデジタルテレビ放送受信装置を新規に購
入する必要があった。これらの装置は高価であり、手軽
にデジタルテレビ放送を楽しむ事を妨げていた。しかし
ながら、各家庭が保有するパーソナルコンピュータをデ
ジタル放送受信装置として活用できれば、少ない投資で
デジタル放送の視聴が可能となる。また、パーソナルコ
ンピュータではユーザが複数の作業を平行して実行でき
るので、例えばドキュメントの作成作業をしながら、デ
ジタル放送番組を視聴することも実現可能になる。
【0005】ただし、パーソナルコンピュータのディス
プレイ画面に映像番組やデータ放送番組を表示させる為
には、映像表示用ウィンドウとデータ放送表示用ウィン
ドウの連係動作が必要である。例えば、データ放送表示
用ウィンドウと、映像表示用ウィンドウの相互の表示位
置を制御し、両者があたかも一体化したウィンドウであ
るように表示する必要がある。
【0006】これを実現する為には、常に2つのウィン
ドウを指定した表示位置関係を保持するように制御する
ことが必要である。また、ユーザがデータ放送表示用ウ
ィンドウを移動した際には映像表示用ウィンドウも連携
して移動することが必要になる。しかし、現在に至るま
で、映像表示用ウィンドウとデータ放送表示用ウィンド
ウの連係動作を実現する手段が構築されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ放送表示
システムは以上のように構成されているので、映像表示
用ウィンドウとデータ放送表示用ウィンドウをパーソナ
ルコンピュータのディスプレイ画面に描画することがで
きるが、映像表示用ウィンドウとデータ放送表示用ウィ
ンドウの連係動作を実現することができない課題があっ
た。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、映像表示用ウィンドウとデータ放
送表示用ウィンドウの連係動作を実現することができる
データ放送表示システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ放
送表示システムは、ディスプレイ画面におけるデータ放
送表示用ウィンドウの表示座標を絶対座標で管理し、デ
ィスプレイ画面における映像表示用ウィンドウの表示座
標をデータ放送表示用ウィンドウに対する相対座標で管
理するようにしたものである。
【0010】この発明に係るデータ放送表示システム
は、映像表示用ウィンドウの手前にデータ放送表示用ウ
ィンドウを配置し、その映像表示用ウィンドウと重なる
データ放送表示用ウィンドウの領域が透過色で描画され
ている場合に限り、その映像表示用ウィンドウをディス
プレイ画面に描画するようにしたものである。
【0011】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウの表示位置が移動され
ると、移動後のデータ放送表示用ウィンドウの表示座標
と予め登録されている相対座標から映像表示用ウィンド
ウの表示座標を計算するようにしたものである。
【0012】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウが最小化されると、映
像表示用ウィンドウを最小化するようにしたものであ
る。
【0013】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウが最小化されると、映
像表示用ウィンドウの描画を中止するようにしたもので
ある。
【0014】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウが消去されると、映像
表示用ウィンドウを消去するようにしたものである。
【0015】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウが最小化又は消去され
る以前の表示位置に復元されると、元の表示位置に映像
表示用ウィンドウを復元するようにしたものである。
【0016】この発明に係るデータ放送表示システム
は、データ放送表示用ウィンドウが最大化されると、そ
のデータ放送表示用ウィンドウの拡大率と最大化前の相
対座標から最大化後の相対座標を計算するようにしたも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ放送表示システムを示す構成図であり、図2はデー
タ放送表示システムにおける表示例を示す説明図であ
る。図において、1はパーソナルコンピュータのディス
プレイ画面、2はデータ放送を表示するデータ放送表示
用ウィンドウ、3は映像を表示する映像表示用ウィンド
ウ、4はディスプレイ画面1におけるデータ放送表示用
ウィンドウ2の表示座標を絶対座標で管理し、ディスプ
レイ画面1における映像表示用ウィンドウ3の表示座標
をデータ放送表示用ウィンドウ2に対する相対座標で管
理する表示ウィンドウ管理部(表示ウィンドウ管理手
段)である。
【0018】次に動作について説明する。データ放送表
示用ウィンドウ2と映像表示用ウィンドウ3の表示位置
は、図3に示すディスプレイ座標を使って表現される。
ここで、ディスプレイ座標とは、ディスプレイ画面1の
上端をX軸、ディスプレイ画面1の左端をY軸、ディス
プレイ画面1の左上隅を原点とする直交座標である。
【0019】まず、データ放送表示用ウィンドウ2の左
上隅の位置を座標(Xd,Yd)で表し、映像表示用ウ
ィンドウ3の左上隅の位置を(Xd,Yd)からの相対
座標(ΔXv,ΔYv)で表す。こうすることでデータ
放送表示用ウィンドウ2の表示位置と映像表示用ウィン
ドウ3の表示位置の相対的な位置関係が一定になるよう
に制御することが容易になる。
【0020】例えば、図4に示すように、ユーザがパー
ソナルコンピュータのマウス(図示せず)を用いて、デ
ィスプレイ座標(Xd1,Yd1)にあるデータ放送表
示用ウィンドウ2を選択し、ディスプレイ画面1上の他
の位置、例えば(Xd2,Yd2)へデータ放送表示用
ウィンドウ2を移動する場合を考える。まず、映像表示
用ウィンドウ3の相対座標を(ΔXv,ΔYv)とする
と、映像表示用ウィンドウ3のディスプレイ座標(Xv
1,Yv1)は、Xv1=Xd1+ΔXv,Yv1=Y
d1+ΔYvと求められる。
【0021】次に、データ放送表示用ウィンドウ2を
(Xd2,Yd2)の位置に移動しても、データ放送表
示用ウィンドウ2に対する映像表示用ウィンドウ3の相
対座標は不変となるため、(ΔXv,ΔYv)のままで
変わりはない。従って、移動後の映像表示用ウィンドウ
3のディスプレイ座標(Xv2,Yv2)は、Xv2=
Xd2+ΔXv,Yv2=Yd2+ΔYvと簡単に求め
られる。このようにすることにより、相対的な位置関係
が一定になるように映像表示用ウィンドウ3を容易に移
動させることができる。
【0022】なお、これら表示位置に関する座標計算は
表示ウィンドウ管理部4が行う。即ち、データ放送表示
用ウィンドウ2がユーザのマウス操作により移動される
と、表示ウィンドウ管理部4が移動後の座標(Xd2,
Yd2)を読み取る。表示ウィンドウ管理部4には予め
データ放送表示用ウィンドウ2に対する映像表示用ウィ
ンドウ3の相対座標(ΔXv,ΔYv)が登録されてい
るので、直ちに移動後の映像表示用ウィンドウ3のディ
スプレイ座標(Xv2,Yv2)を求めることができ
る。これにより、映像表示用ウィンドウ3をデータ放送
表示用ウィンドウ2と連動させて移動することができる
ため、本来ならば別ウィンドウである両者を、あたかも
一体化したウィンドウであるかのように表示制御するこ
とが可能となる。
【0023】データ放送表示用ウィンドウ2を最小化、
復元及び消去する場合も同様の処理を実施することによ
り、映像表示用ウィンドウ3の表示を制御することが可
能である。最小化の場合は以下の手順になる。ユーザ操
作によりデータ放送表示用ウィンドウ2を最小化する
と、データ放送表示用ウィンドウ2の最小化通知が表示
ウィンドウ管理部4に対して行われる。表示ウィンドウ
管理部4は、その最小化通知を受けると、映像表示用ウ
ィンドウ3の最小化を実行する。これにより、データ放
送表示用ウィンドウ2と映像表示用ウィンドウ3の一体
化した最小化が実現される。
【0024】消去の場合は以下の手順になる。ユーザ操
作によりデータ放送表示用ウィンドウ2を消去すると、
データ放送表示用ウィンドウ2の消去通知が表示ウィン
ドウ管理部4に対して行われる。表示ウィンドウ管理部
4は、その消去通知を受けると、映像表示用ウィンドウ
3を消去する。これにより、データ放送表示用ウィンド
ウ2と映像表示用ウィンドウ3の一体化した消去が実現
される。
【0025】復元の場合は以下の手順になる。ユーザ操
作によりデータ放送表示用ウィンドウ2が(Xd,Y
d)の位置に復元されると、データ放送表示用ウィンド
ウ2の復元通知が表示ウィンドウ管理部4に対して行わ
れる。表示ウィンドウ管理部4は、その復元通知を受け
ると、映像表示用ウィンドウ3を(Xd+ΔXv,Yd
+ΔYv)の位置に復元する。これにより、データ放送
表示用ウィンドウ2と映像表示用ウィンドウ3の一体化
した復元が実現される。
【0026】最大化の場合は以下の手順になる。ユーザ
操作によりデータ放送表示用ウィンドウ2を最大化する
と、データ放送表示用ウィンドウ2はディスプレイ画面
1全体に拡大されて表示される。即ち、最大化後のデー
タ放送表示用ウィンドウ2のディスプレイ座標が(Xd
2,Yd2)=(0,0)となると共に、データ放送表
示用ウィンドウ2の横幅と縦幅がそれぞれα倍に拡大さ
れる。
【0027】ここで、倍率αはα=(ディスプレイ画面
の横幅)/(データ放送表示用ウィンドウの横幅)で求
められる。データ放送表示用ウィンドウ2が最大化され
る際には、最大化の通知と倍率αの値が表示ウィンドウ
管理部4に通知される。表示ウィンドウ管理部4は、最
大化後のデータ放送表示用ウィンドウ2のディスプレイ
座標と倍率αに基づいて、最大化後の映像表示用ウィン
ドウ3の相対座標を次のように計算する。
【0028】最大化前の相対座標を(ΔXv1,ΔYv
1)とし、最大化後の相対座標を(ΔXv2,ΔYv
2)とすると、最大化後の相対座標は、ΔXv2=α・
ΔXv1,ΔYv2=α・ΔYv1として求めることが
できる。また、最大化後の映像表示用ウィンドウ3の横
幅と縦幅は、最大化前の横幅と縦幅のそれぞれα倍にな
る。表示ウィンドウ管理部4は、その相対座標(ΔXv
2,ΔYv2)と倍率αを用いて、α倍に拡大された映
像表示用ウィンドウ3を(0+ΔXv2,0+ΔYv
2)の位置に表示する。これにより、データ放送表示用
ウィンドウ2と映像表示用ウィンドウ3の一体化した最
大化が実現される。
【0029】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、ディスプレイ画面1におけるデータ放送表示
用ウィンドウ2の表示座標を絶対座標で管理し、ディス
プレイ画面1における映像表示用ウィンドウ3の表示座
標をデータ放送表示用ウィンドウ2に対する相対座標で
管理するように構成したので、構成の複雑化を招くこと
なく、映像表示用ウィンドウ3とデータ放送表示用ウィ
ンドウ2の連係動作を実現することができる。したがっ
て、ユーザはデータ放送表示用ウィンドウ2を操作する
だけで、データ放送表示用ウィンドウ2と映像表示用ウ
ィンドウ3の両者を一体化させて表示制御することが可
能になり、ユーザ操作における利便性が向上する効果が
得られる。
【0030】実施の形態2.上記実施の形態1では、デ
ィスプレイ画面1におけるデータ放送表示用ウィンドウ
2の表示座標を絶対座標で管理し、ディスプレイ画面1
における映像表示用ウィンドウ3の表示座標をデータ放
送表示用ウィンドウ2に対する相対座標で管理するもの
について示したが、図5に示すように、映像表示用ウィ
ンドウ3の手前にデータ放送表示用ウィンドウ2を配置
し、その映像表示用ウィンドウ3と重なるデータ放送表
示用ウィンドウ2の領域が透過色で描画されている場合
に限り、その映像表示用ウィンドウ3をディスプレイ画
面1に描画するようにしてもよい。
【0031】具体的には、まず、映像表示用ウィンドウ
3と重なるデータ放送表示用ウィンドウ2の領域を予め
指定した色(以下、透過色という)で描画することによ
り、その領域を透過領域5とする。色指定はR,G,B
の各値を指定することによって可能である。そして、映
像表示用ウィンドウ3とデータ放送表示用ウィンドウ2
の位置関係は、データ放送表示用ウィンドウ2が常に手
前になるように配置する。また、データ放送表示用ウィ
ンドウ2で用いた上記透過色は、映像表示用ウィンドウ
3にも透過色属性として記憶させておく。
【0032】そして、映像表示用ウィンドウ3をディス
プレイ画面1へ描画する際には、手前に配置したデータ
放送表示用ウィンドウ2の対応する領域が透過色で描画
されているときのみ、映像表示用ウィンドウ3の内容を
表示するようにする。透過領域5が透過色で描画されて
いる場合、ディスプレイ画面1上では、データ放送表示
用ウィンドウ2の透過領域5に相当する部分に映像表示
用ウィンドウ3が表示されることになる。このようにす
ることにより、映像表示用ウィンドウ3とデータ放送表
示用ウィンドウ2があたかも一体化したように表示する
ことができる。
【0033】次に、映像表示用ウィンドウ3上にデータ
放送表示用ウィンドウ2内に描画した図形を表示させる
方法を説明する。図6において、6はデータ放送表示用
ウィンドウ2の透過領域5内に透過色以外の色を用いて
描画した図形である。ディスプレイ画面1に映像表示用
ウィンドウ3を表示する際には、対応する位置のデータ
放送表示用ウィンドウ2が透過色で描画されているか否
かを調べ、透過色の場合は、映像表示用ウィンドウ3の
描画内容を表示し、透過色以外の場合は、データ放送表
示用ウィンドウ2の描画内容をディスプレイ画面1に表
示するようにする。このようにすれば、データ放送表示
用ウィンドウ2上の図形6が、そのまま映像表示用ウィ
ンドウ3上に重畳されて表示される。これにより、デー
タ放送表示用ウィンドウ2の描画内容と映像表示用ウィ
ンドウ3の描画内容を組み合わせた表示が可能となる。
【0034】データ放送表示用ウィンドウ2の移動、最
大化、消去に連動させて、映像表示用ウィンドウ3の表
示を制御することは、上記実施の形態1の場合と同様で
あるので割愛する。次に、データ放送表示用ウィンドウ
2を最小化させた場合について説明する。データ放送表
示用ウィンドウ2が最小化させると、データ放送表示用
ウィンドウ2の最小化通知が表示ウィンドウ管理部4に
対して行われる。表示ウィンドウ管理部4は、その最小
化通知を受けた場合、映像表示用ウィンドウ3に対して
は特別な処理を行わない。従って、映像表示用ウィンド
ウ3を最小化することはないが、データ放送表示用ウィ
ンドウ2を最小化した状態では、今まであった透過領域
5も最小化されるので、映像表示用ウィンドウ3もディ
スプレイ画面1には表示されないことになる。以上によ
り、本来ならば別ウィンドウである両者を、あたかも一
体化したウィンドウであるかのように最小化が実現され
る。
【0035】次に、データ放送表示用ウィンドウ2を復
元させた場合について説明する。最小化した状態のデー
タ放送表示用ウィンドウ2をユーザ操作により復元した
場合には、データ放送表示用ウィンドウ2は、元のディ
スプレイ座標(Xd1,Yd1)の位置に表示される。
これにより、データ放送表示用ウィンドウ2の透過領域
5も復元されることになるため、その位置に配置されて
いる映像表示用ウィンドウ3も自動的に表示されること
になる。よって、データ放送表示用ウィンドウ2と映像
表示用ウィンドウ3の一体化した復元が実現される。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ディ
スプレイ画面におけるデータ放送表示用ウィンドウの表
示座標を絶対座標で管理し、ディスプレイ画面における
映像表示用ウィンドウの表示座標をデータ放送表示用ウ
ィンドウに対する相対座標で管理するように構成したの
で、映像表示用ウィンドウとデータ放送表示用ウィンド
ウの連係動作を実現することができる効果がある。
【0037】この発明によれば、映像表示用ウィンドウ
の手前にデータ放送表示用ウィンドウを配置し、その映
像表示用ウィンドウと重なるデータ放送表示用ウィンド
ウの領域が透過色で描画されている場合に限り、その映
像表示用ウィンドウをディスプレイ画面に描画するよう
に構成したので、映像表示用ウィンドウとデータ放送表
示用ウィンドウがあたかも一体化したように表示するこ
とができる効果がある。
【0038】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウの表示位置が移動されると、移動後のデータ放送
表示用ウィンドウの表示座標と予め登録されている相対
座標から映像表示用ウィンドウの表示座標を計算するよ
うに構成したので、データ放送表示用ウィンドウと映像
表示用ウィンドウの一体化した移動が実現される効果が
ある。
【0039】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウが最小化されると、映像表示用ウィンドウを最小
化するように構成したので、データ放送表示用ウィンド
ウと映像表示用ウィンドウの一体化した最小化が実現さ
れる効果がある。
【0040】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウが最小化されると、映像表示用ウィンドウの描画
を中止するように構成したので、データ放送表示用ウィ
ンドウと映像表示用ウィンドウの一体化した最小化が実
現される効果がある。
【0041】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウが消去されると、映像表示用ウィンドウを消去す
るように構成したので、データ放送表示用ウィンドウと
映像表示用ウィンドウの一体化した消去が実現される効
果がある。
【0042】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウが最小化又は消去される以前の表示位置に復元さ
れると、元の表示位置に映像表示用ウィンドウを復元す
るように構成したので、データ放送表示用ウィンドウと
映像表示用ウィンドウの一体化した復元が実現される効
果がある。
【0043】この発明によれば、データ放送表示用ウィ
ンドウが最大化されると、そのデータ放送表示用ウィン
ドウの拡大率と最大化前の相対座標から最大化後の相対
座標を計算するように構成したので、データ放送表示用
ウィンドウと映像表示用ウィンドウの一体化した最大化
が実現される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ放送表
示システムを示す構成図である。
【図2】 データ放送表示システムおける表示例を示す
説明図である。
【図3】 ディスプレイ座標系を示す説明図である。
【図4】 ウィンドウの移動を説明する説明図である。
【図5】 ウィンドウの重畳を説明する説明図である。
【図6】 ウィンドウの重畳を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ画面、2 データ放送表示用ウィンド
ウ、3 映像表示用ウィンドウ、4 表示ウィンドウ管
理部(表示ウィンドウ管理手段)、5 透過領域、6
図形。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 (72)発明者 平松 隆宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 藤井 亮介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA25 CA06 DA01 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 EB38 EB40 5C082 AA02 BA12 BA27 BA41 CA33 CA34 CA40 CA56 CA63 CA81 CB05 MM05 MM09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送を表示するデータ放送表示用
    ウィンドウと、映像を表示する映像表示用ウィンドウ
    と、ディスプレイ画面における上記データ放送表示用ウ
    ィンドウの表示座標を絶対座標で管理し、上記ディスプ
    レイ画面における上記映像表示用ウィンドウの表示座標
    を上記データ放送表示用ウィンドウに対する相対座標で
    管理する表示ウィンドウ管理手段とを備えたデータ放送
    表示システム。
  2. 【請求項2】 表示ウィンドウ管理手段は、映像表示用
    ウィンドウの手前にデータ放送表示用ウィンドウを配置
    し、その映像表示用ウィンドウと重なるデータ放送表示
    用ウィンドウの領域が透過色で描画されている場合に限
    り、その映像表示用ウィンドウをディスプレイ画面に描
    画することを特徴とする請求項1記載のデータ放送表示
    システム。
  3. 【請求項3】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウの表示位置が移動されると、移動後の
    データ放送表示用ウィンドウの表示座標と予め登録され
    ている相対座標から映像表示用ウィンドウの表示座標を
    計算することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のデータ放送表示システム。
  4. 【請求項4】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウが最小化されると、映像表示用ウィン
    ドウを最小化することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ放送表示システム。
  5. 【請求項5】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウが最小化されると、映像表示用ウィン
    ドウの描画を中止することを特徴とする請求項2記載の
    データ放送表示システム。
  6. 【請求項6】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウが消去されると、映像表示用ウィンド
    ウを消去することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のデータ放送表示システム。
  7. 【請求項7】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウが最小化又は消去される以前の表示位
    置に復元されると、元の表示位置に映像表示用ウィンド
    ウを復元することを特徴とする請求項4から請求項6の
    うちのいずれか1項記載のデータ放送表示システム。
  8. 【請求項8】 表示ウィンドウ管理手段は、データ放送
    表示用ウィンドウが最大化されると、そのデータ放送表
    示用ウィンドウの拡大率と最大化前の相対座標から最大
    化後の相対座標を計算することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のデータ放送表示システム。
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