JP2002229539A - 表示変更可能なオーディオシステム - Google Patents

表示変更可能なオーディオシステム

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JP2002229539A
JP2002229539A JP2001373992A JP2001373992A JP2002229539A JP 2002229539 A JP2002229539 A JP 2002229539A JP 2001373992 A JP2001373992 A JP 2001373992A JP 2001373992 A JP2001373992 A JP 2001373992A JP 2002229539 A JP2002229539 A JP 2002229539A
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JP2001373992A
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Toshifumi Oba
敏史 大場
Masaya Kano
正也 加納
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選択中の機能に対応して表示される名称を、実
際に選択している具体的な内容或いは使用者の好みに応
じた内容に、任意に変更可能とすること。 【解決手段】この発明のオーディオシステム1では、シ
ステムに接続される入力機器等の表示データについて、
ROM9に候補データを予め用意している外、ユーザが
PC14を用いて編集することができ、編集されたデー
タはRAM10に格納される。操作子装置6を操作して
入力選択等を行うと、入力セレクタ3により入力機器等
が選択されると共に、これに対応する所望表示データが
ROM9或いはRAM10から選択され表示装置8に表
示される。この発明は、入力選択だけでなく、DSPモ
ード、チューナページ等の各種機能に関する表示に適用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオシス
テム、より詳細には、システムに接続される外部機器や
システムで実行される各種機能の設定に関する表示内容
を変更することができるオーディオシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーディオシステム、例えば、オ
ーディオアンプ装置には、図1に示されるようなシステ
ムASがある。このオーディオシステムASは、CD
(Compact Disk)プレーヤ用、ラジオ受信機(チュー
ナ)用、第1補助用、第2補助用等の外部機器接続端子
T1〜T4を備え、これらの端子T1〜T4は入力セレ
クタSLを介してオーディオアンプAMに選択的に接続
され、アンプAMの出力はスピーカ端子Tsを介してス
ピーカから放音されるようになっている。
【0003】入力セレクタSLは、操作パネルPNから
中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を介
して制御され、操作パネルPN上のキー或いはダイヤル
を操作することにより外部機器からの入力信号を切り替
えることができる。このようなオーディオシステムAS
においては、選択されている外部機器の接続状態を表示
するために、表示器或いはインジケータといった表示手
段DSが設けられることがある。
【0004】例えば、表示手段DSが可変表示器である
場合には、入力セレクタ名“CD”,“TUNER”,
“AUX1”,“AUX2”等の外部機器接続数分の表
示用データを入力セレクタ位置に1対1で対応させたテ
ーブルを記録した読出し専用メモリ(ROM:Read-Onl
y Memory)を、オーディオシステムAS内に用意してお
き、現在入力セレクタSLにより選択されている入力セ
レクタ位置に対応して、予めROM内にデータとして所
持されている入力セレクタ名“CD”,“TUNE
R”,“AUX1”,“AUX2”の何れかを表示画面
上に表示させるようにしている(この際の表示は、セグ
メント1つで表示することもあれば、ドットマトリクス
等で表示することもある。)。さもなければ、接続可能
な外部機器の数のインジケータを表示手段DSとして設
けておき、入力セレクタ位置に対応して、入力セレクタ
名“CD”,“TUNER”,“AUX1”,“AUX
2”が表示されたインジケータの何れかを点灯させるだ
けである。
【0005】一般に、上述したようなオーディオシステ
ムASにおいては、どの接続端子T1〜T4にどんな外
部機器を接続するかは使用者により異なるものである。
そのため、入力セレクタ名“CD”、“TUNER”な
どのように常用接続機器を予め指定する接続端子T1,
T2以外の接続端子T3,T4には、入力セレクタ名
“AUX1”,“AUX2”などのように、汎用的な名
称を付けておく必要があり、これに応じて、表示手段D
Sに表示乃至指示される内容も、このような入力セレク
タ名がそのまま使用されている。
【0006】しかしながら、従来のように表示乃至指示
内容に入力セレクタ名をそのまま使用する方法では、使
用者にとっては、それらの端子に現在どのような機器を
接続しているか即座にわからない。
【0007】さらに、従来のアンプ装置には、例えば、
DSP〔Digital Sound(Signal) Proccessing 〕のよう
に、音響効果に関して多数種のモードを設定する機能が
あり、各DSPモードに応じて、既定のモード名“co
ncert hall”,“jazz”,“roc
k”,“disco”,…を表示している。高級機種で
は、更に、ユーザーがDSPの各パラメータを設定して
記憶する機能もある。しかしながら、その際の表示は、
メーカーのお仕着せで、例えば、“prog 1”のよ
うな表示になっている。
【0008】また、従来のオーディオアンプ内蔵ラジオ
受信機においては、チューナ用の表示器が備えられ、通
常、選局されている周波数を表示器に表示しているが、
チューナ以外の外部機器から信号を入力する場合には、
その入力機器を上述のように表示したり、或いは、表示
をしなかったりしている。さらに、チューナでは、プリ
セットメモリに記憶される受信局が多くなると、複数の
ページの概念で受信局グループを管理し各ページに各グ
ループに含まれる複数の受信局を記憶しておき、ページ
で分割表示するのが一般的である。例えば、5つのペー
ジ“Page−A”〜“Page−E”の各々に“1”
〜“8”の8局を記憶しておき、“Page−A ”
(Preset 1)のように表示している。
【0009】このように、従来のオーディオシステムで
は、図1により説明した入力セレクタ名だけでなく、例
えば、DSPの各モードやラジオ受信機(チューナ)に
おけるプリセットメモリの各受信局グループ等、オーデ
ィオシステムで実行される音響効果モードや選局上等の
各種機能の名称乃至設定内容についても、モード名やペ
ージ名(番号)等、お仕着せの既定名称をそのまま使用
し表示しているので、使用者にとっては、現在どのよう
な機能を選択したり設定しているのかを容易に認識する
ことができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な不都合に鑑み、入力セレクタ、DSPモード、受信局
ページ等、各種機能の切替えや選択が可能なオーディオ
システムにおいて、各種機能の設定乃至選択状態を表示
器に表示するに当って、実際に選択乃至設定されている
具体的な機能に即した表示或いは使用者の好みに応じた
表示が得られるように、任意に表示データを変更するこ
とができるオーディオシステムを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による表示変更
可能なオーディオシステムは、オーディオシステムに備
えられる複数の選択可能な機能に対応して、各機能の名
称を表わす表示データを予め記録した第1の記憶手段
と、これらの機能の少なくとも1つに対応する名称を表
わす表示データを編集する編集手段と、編集された表示
データを格納する第2の記憶手段と、これらの機能を選
択する選択手段と、選択された機能に応じて、第1又は
第2の記憶手段に記録又は格納された表示データを表示
する表示手段とを具備することを主要な構成とする。そ
して、第1の特徴に従うと、上述した第1の記憶手段
と、編集手段と、選択手段と、選択された機能に応じ
て、第1及び第2の記憶手段に記録及び格納された表示
データ中から、優先表示すべき設定がなされた表示デー
タを表示する表示手段とを具備する表示変更可能なオー
ディオシステムが提供される(請求項1)。
【0012】この発明の第2の特徴に従うと、オーディ
オシステムに備えられる複数の選択可能な機能は、複数
のソース機器を選択するセレクタ機能であり、これらの
ソース機器の名称を表わす表示データであるセレクタ名
データに適用される。つまり、オーディオ信号が入力さ
れるべき複数のソース機器に対応して、各ソース機器の
名称を表わすセレクタ名データを予め記録した第1の記
憶手段と、これらのソース機器の少なくとも1つに対応
するセレクタ名データを編集する編集手段と、編集され
たセレクタ名データを格納する第2の記憶手段と、オー
ディオ信号が入力されるソース機器を選択する選択手段
と、選択されたソース機器に応じて、第1又は第2の記
憶手段に記録又は格納されたセレクタ名データを表示す
る表示手段とを具備する表示変更可能なオーディオシス
テムが提供される(請求項2)。
【0013】この発明の第3の特徴に従うと、オーディ
オシステムにおける複数の選択可能な機能は、複数の音
響効果モードを選択する音響効果モード選択機能であ
り、これらの音響効果モードの名称を表わす表示データ
であるモード名データに適用される。つまり、オーディ
オシステムに備えられる複数種の音響効果モードに対応
して、各音響効果モードの名称を表わすモード名データ
を予め記録した第1の記憶手段と、これらの音響効果モ
ードの少なくとも1つに対応するモード名データを編集
する編集手段と、編集されたモード名データを格納する
第2の記憶手段と、音響効果モードを選択する選択手段
と、選択された音響効果モードに応じて、第1又は第2
の記憶手段に記録又は格納されたモード名データを表示
する表示手段とを具備する表示変更可能なオーディオシ
ステムが提供される(請求項3)。
【0014】この発明の第4の特徴に従うと、オーディ
オシステムに備えられる複数の選択可能な機能は、チュ
ーナのプログラムメモリにおける受信局グループを選択
する受信局グループ選択機能であり、これらの音響効果
モードの名称を表わす表示データであるモード名データ
に適用される。つまり、オーディオシステムのチューナ
のプリセットメモリにおける複数の受信局グループに対
応して、各受信局グループの名称を表わすグループ名デ
ータを予め記録した第1の記憶手段と、これらの受信局
グループの少なくとも1つに対応するグループ名データ
を編集する編集手段と、編集されたグループ名データを
格納する第2の記憶手段と、プリセットメモリの受信局
グループを選択する選択手段と、選択された受信局グル
ープに応じて、第1又は第2の記憶手段に記録又は格納
されたグループ名データを表示する表示手段とを具備す
る表示変更可能なオーディオシステムが提供される(請
求項4)。
【0015】〔作用〕この発明のオーディオシステムで
は、システムに備えられている機能に対応する表示デー
タを編集手段により編集し、編集された表示データを記
憶手段に格納し、格納された表示データを表示手段にて
表示するようにしているので、表示手段に表示される表
示データを、ユーザの手により、実際の機能に即した名
称やお気に入りの名称に自由に変更することができる。
また、システムに備えられている機能に対応する表示デ
ータを予め記録した記憶手段が更に設けられるので、編
集手段により変更されない表示データについては、予め
用意されている名称をそのまま使用することができる。
さらに、オーディオシステムに備えられている複数の機
能について、選択手段により機能を選択する操作に応じ
て両記憶手段に記録又は格納された表示データを自動的
に表示することができる。
【0016】この発明によるオーディオシステムは、シ
ステムに備えられているセレクタ機能に適用され、オー
ディオ信号が入力されるべき複数のソース機器に対応し
て第1の記憶手段にセレクタ名データが予め記録されて
おり、これらのソース機器の少なくとも1つに対応する
セレクタ名データを編集手段により編集し、編集した表
示データを第2の記憶手段に格納し、選択手段によりソ
ース機器を選択すると、表示手段によって、選択された
ソース機器に応じて第1又は第2の記憶手段に記録又は
格納されたセレクタ名データが表示されるので、入力セ
レクタ名を実際に接続している機器、もしくは使用者が
好きな名称に自由に変更できるようにすることで、どの
端子に何を接続しているか表示器を見ることで即座に判
断できるようになる。
【0017】この発明によるオーディオシステムは、ま
た、DSPの各モード選択機能等についても適用され、
複数種の音響効果モードに対応して第1の記憶手段にモ
ード名データが予め記録され、これらの音響効果モード
の少なくとも1つに対応するモード名データを編集手段
により編集し、編集した表示データを第2の記憶手段に
格納し、選択手段により音響効果モードを選択すると、
表示手段によって、選択された音響効果モードに応じて
第1又は第2の記憶手段に記録又は格納されたモード名
データが表示されるので、各DSPモードに対して、ユ
ーザがカスタマイズしたパラメータの名称を表示させる
ことができる。
【0018】この発明によるオーディオシステムは、さ
らに、チューナのプログラムメモリにも適用され、プリ
セットメモリにおける複数の受信局グループに対応して
グループ名データが第1の記憶手段予め記録され、これ
らの受信局グループの少なくとも1つに対応するグルー
プ名データを編集手段により編集し、編集した表示デー
タを第2の記憶手段に格納し、選択手段によりプリセッ
トメモリの受信局グループを選択すると、表示手段によ
って、選択された受信局グループに応じて第1又は第2
の記憶手段に記録又は格納されたグループ名データが表
示されるので、チューナのプログラムメモリの各ページ
に対して、内容に即した好みの名称を表示させることが
できる。
【0019】また、この発明によるオーディオシステム
においては、第1及び第2の記憶手段に記録及び格納さ
れた表示データ(セレクタ名データ、モード名データ又
はグループ名データ)の中から、優先表示すべき設定が
なされた表示データ(セレクタ名データ、モード名デー
タ又はグループ名データ)を表示することができる。さ
らに、汎用のパーソナルコンピュータ(PC:Personal
Computer )を編集手段として用いることができ、この場
合、GUI(Graphical User Interface)操作により表
示データの編集を極く簡単に行うことができ、例えば、
GUI上の表示名を編集してシステム本体における各機
能の表示に反映することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の好適な実施例について詳述する。なお、以下の実施
例は、単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しな
い範囲で種々の変更が可能である。
【0021】〔システム構成〕図2は、この発明をオー
ディオアンプ装置に適用した一実施例によるオーディオ
システムの概略的構成を示すブロック図である。このオ
ーディオシステム1は、リアパネルに備えられた複数の
外部機器接続端子21〜24に、パーソナルコンピュー
タ(PC)やCDプレーヤ等のディジタル又はアナログ
オーディオ信号源、MD(Mini Disk )プレーヤ、テー
プデッキ等を接続することができ、また、チューナ(図
示せず)を内蔵している。これらの端子21〜24及び
内蔵チューナからのオーディオ信号は、入力セレクタ3
を介してオーディオアンプ4に選択的に接続される。入
力セレクタ3で選択されたオーディオソース機器からの
オーディオ信号は、オーディオアンプ4により増幅され
スピーカ端子5を介してスピーカから放音される。な
お、入力セレクタ3により選択される入力セレクタ位置
を便宜的に表わすための番号(囲み数字)“1”〜
“5”は、外部機器接続端子21〜24及び内蔵チュー
ナに対応させている。
【0022】このオーディオシステム1では、入力セレ
クタ3は、操作子装置6の操作状態に応じて中央処理装
置(CPU)7を介して制御され、また、表示装置8、
読出し専用メモリ(ROM)9及びランダムアクセスメ
モリ(RAM:Random-Access Memory)10が設けられ
る。これらの諸要素3,6〜10は、バス11を介して
相互に接続されている。
【0023】操作子装置6は、各種機能を設定/選択す
るために、キースイッチ(プッシュボタン)、ダイヤル
(ロータリーセレクタ)等の任意形式の操作子をフロン
トパネル上に備え、これらの操作子は操作パネル上に設
けられる。操作子装置6の操作子を操作することによ
り、外部機器接続端子21〜24に接続されている外部
機器及び内蔵チューナからのオーディオ信号を切り替え
ることができる。表示装置8は、例えば、蛍光(FL:
fluorescent luminescence)表示素子等からなる多機能
表示部及び各種インジケータを備え、これらの表示部乃
至インジケータは、操作パネル上に或いは操作パネルに
隣接して設けられる。
【0024】ROM9は、このオーディオシステム1を
制御するための所定の制御プログラムやデータを記憶し
ており、このデータには表示データが含まれ、制御プロ
グラムには、表示装置8に表示される表示データの表示
順位等を規定した表示シーケンスが含まれる。例えば、
一般的に想定される接続機器の名称等がROMデータと
して予め用意されており、図2に示されるように、入力
セレクタ位置“1”,“2”,…に対応して、想定され
る名称を予め登録しておくことができる。また、ワーク
エリアとして機能するRAM10内には編集可能な領域
が確保されており、この編集可能領域には、ユーザによ
り図2に例示されるような文字列を自由に登録すること
ができる。
【0025】このオーディオシステム1には、インター
フェイス12を介してバス11に接続されるPC接続端
子13が設けられる。このPC接続端子13には外部パ
ーソナルコンピュータ(PC)14を接続することがで
き、ROM9には、さらに、外部PC14と接続した場
合にシステム本体1を外部PC14から制御することが
できるようにするためのプログラムが格納されている。
この外部PC14によって、単にシステム本体1のセレ
クタ切替え等の操作を制御するだけでなく、RAM10
内の編集可能領域への文字列登録やデータ書換え等の処
理を実行することができる。なお、システム本体1のC
PU7の機能を利用して操作子装置6のキー操作によっ
てRAM10内に格納される表示データを編集し表示装
置8に表示される内容を変更することができるように構
成することもできるが、この実施例においては、編集操
作の容易性・柔軟性及び編集内容の多様性の点から、シ
ステム本体1に接続されるパーソナルコンピュータ(P
C)14の操作によって、セレクタ名データ等の表示デ
ータを変更するようにしている。
【0026】〔動作の概略〕このオーディオシステム1
においては、システムに接続される入力機器等の表示に
関して、上述のように候補データをROM9内に予め用
意しているだけでなく、ユーザが外部PC14を用いて
編集することができ、編集されたデータをRAM10に
格納することができるようになっている。この構成によ
って、操作子装置6或いは外部PC14を操作して入力
選択等を行うと、入力セレクタ3により入力機器等が選
択されると共に、これに対応する所望表示データがRO
M9或いはRAM10から選択され表示装置8に表示さ
れる。従って、選択中の機能に対応して表示される名称
を、実際に選択している具体的な内容或いはユーザの好
みに応じた内容に、任意に変更可能とすることができ
る。具体的な動作例を挙げると、以下のとおりである
【0027】(1)入力セレクタ位置“3”を選択した
時、“MD”と表示したい場合 図2の破線で示されるように、外部機器接続端子23に
外部機器としてMDプレーヤ15のアナログオーディオ
信号源を接続しておき、ユーザが操作子装置6をキー操
作するか或いは外部PC14を操作して、予めROM9
内に用意されている入力セレクタ位置“3”の候補名称
の中から、この外部機器15に対応する名称“MD”を
選び、入力セレクタ位置“3”が選択された時にデータ
“MD”が表示装置8の多機能表示部に優先的に表示さ
れるように、オーディオシステム1の設定を行ってお
く。このようにセットしておくことにより、以降、入力
セレクタ位置“3”が選択されると、表示装置8の多機
能表示部には、入力セレクタ名“MD”が優先表示され
る。
【0028】(2)入力セレクタ位置“4”を選択した
時、“TAPE”と表示したい場合 図2の破線で示されるように、外部機器接続端子24に
外部機器としてテープデッキ16を接続しておき、ユー
ザがPC接続端子13に接続された外部PC14から外
部機器16の名称に対応する文字列を入力する。これに
よって、このオーディオシステム1は、例えば“TAP
E”という文字データを受け取り、RAM10内の編集
可能領域に保存し、入力セレクタ位置4が選択された時
にデータ“TAPE”が優先的に表示されるように設定
を行う。このようにセットしておくことにより、以降、
入力セレクタ位置“4”が選択されると、表示装置8の
多機能表示部には、入力セレクタ名“TAPE”と優先
表示される。
【0029】また、外部PC14とオーディオシステム
本体1との間は、図2の双方向矢印線でも示すように、
双方向のデータ転送が可能であり、この発明の一実施例
においは、後述するように(図4参照)、外部PC14
との接続のためにUSB(Universal Serial Bus)ケー
ブルを使用している。本来、オーディオシステム1で表
示するための表示文字を変更・修正するだけの目的であ
るならば、外部PC14からオーディオシステム1への
片方向のデータ転送で良い。しかしながら、外部PC1
4上で実行される表示文字列編集用プログラムによりオ
ーディオシステム1側に文字列情報等を要求し、外部P
C14へのデータの転送処理を行うことが必要な場合が
あるため、USB等を用いて双方向にデータを転送可能
なデータ転送システム(ケーブル及びインターフェイ
ス)が必要となる。
【0030】例えば、外部PC14において何らかの不
具合が発生し、文字列編集用プログラムとしてのアプリ
ケーションソフトウェアを外部PC14に再インストー
ルしなければならない場合があるとする。この場合、こ
のソフトウェアの再インストールの際には、インストー
ルプログラムによって、オーディオシステム本体1に保
存されている文字列編集されたデータ、例えば、セレク
タ名データを読出し、読み出されたセレクタ名データを
USBケーブルを介して外部PC14内に転送かつ保存
させる。これにより、一度アプリケーションソフトウェ
アを外部PC14にインストールし、オーディオシステ
ムと共に文字列編集を行った場合には、システム本体1
側に文字列データが保存されているので、たとえ、外部
PC14上の文字列編集データが消失し、アプリケーシ
ョンソフトウエアを再インストールする必要があるとき
でも、外部PC14のキーボード等を用いてセレクタ名
データを再度入力するような作業が不要となる。
【0031】また、逆に、例えば、オーディオシステム
本体1側の電源が数週間供給されないような状態が続い
て、システム本体1内のバックアップメモリがクリア
(データが不意に消去)されてしまったような場合で
は、外部PC14上において、当該アプリケーションソ
フトを起動すれば、このソフトウエアが起動した時点
で、外部PC14側で記憶しているセレクタ名データを
本体メモリへも保存することが可能である。
【0032】〔フロントパネル及びリアパネル〕図3及
び図4は、この発明の一実施例によるオーディオシステ
ム1のフロントパネル及びリアパネルの構成例を示して
いる。この例では、フロントパネル(図3)に設けられ
る操作子装置6の操作部は、プッシュボタン形式の複数
の入力選択スイッチ6a1〜6a4、DSPスイッチ6
b、チューナ設定スイッチ6c、DSP/チューナ機能
設定用アップ/ダウンスイッチ6d,6e、マスタボリ
ュウム調整用ダイヤル6f、パワーオン/スタンドバイ
スイッチ6g等から成る。また、このフロントパネルに
は、表示装置8の表示部として、多機能表示部8dの外
に、複数の入力インジケータ8i1〜8i4、電源イン
ジケータ8pを備え、信号出力用にヘッドホーンジャッ
ク5pを設けている。
【0033】リアパネル(図4)には、外部オーディオ
ソース機器からのオーディオ信号を受け入れるための外
部機器接続端子21〜24、スピーカへの信号出力用の
スピーカ端子5、及び、USB(Universal Serial Bu
s)ケーブルにより外部PC14と接続するためのPC
端子13が設けられる外、チューナ用にFMアンテナや
AMループアンテナに接続されるアンテナ端子、マスタ
ボリュウム前段のアナログ信号を出力する端子、サブウ
ーハ用出力端子等が設けられている。
【0034】複数の入力選択スイッチ6a1〜6a4及
び入力インジケータ8i1〜8i4は、夫々、互いに対
応しており、図示のように、上から順に“PC”、“A
UX1”、“AUX2”、“TUNER”の表記が付加
され、各入力インジケータ8i1〜8i4は、対応する
入力選択スイッチ6a1〜6a4によりソース機器が選
択されていることを点灯表示する。
【0035】“PC”入力選択スイッチ6a1は、入力
セレクタ位置番号“1”,“2”に対応し、パーソナル
コンピュータ(PC)からのオーディオ入力を選択する
のに用いられ、このスイッチを押圧操作する毎に、“P
C−D”接続端子21を介して外部のPCに内蔵されて
いるDVDプレーヤからディジタルオーディオ信号が接
続される状態、及び、“PC−A”接続端子22を介し
て外部のPCに内蔵されているサウンドカードからのア
ナログオーディオ信号が接続される状態の2系統に順次
切り替えられる。
【0036】“AUX1”入力選択スイッチ6a2は、
入力セレクタ位置番号“3”に対応し、“AUX−D”
接続端子231を介してCDプレーヤ等から入力される
ディジタルオーディオ信号、或いは、“AUX−1”接
続端子232を介してCDプレーヤ、MDプレーヤ又は
テープデッキ等から入力されるアナログオーディオ信号
を選択するために操作される。端子231からのディジ
タル信号が優先して接続され、この優先入力接続がない
場合には、自動的にアナログ信号入力側に切り替えられ
る。
【0037】“AUX2”入力選択スイッチ6a3は、
入力セレクタ位置番号“4”に対応し、“AUX−2”
接続端子24を介してCDプレーヤ、MDプレーヤ又は
テープデッキ等から入力されるアナログオーディオ信号
のみを選択するために操作される。
【0038】“TUNER”入力選択スイッチ6a4
は、入力セレクタ位置番号“5”に対応し、システム本
体1に内蔵されているFM/AMチューナを選択するた
めにために操作され、押圧操作毎に、FM/AMの切替
え及びFMの強制モノラル切替えを行うことができる。
【0039】DSPスイッチ6bはDSP機能をオン・
オフするためのスイッチであり、このDSPスイッチ6
bをオンしたときには、アップ/ダウンスイッチ6d,
6eを操作することにより、DSPプログラム名を選択
することができる。チューナ設定スイッ6cは、“TU
NER”入力選択スイッチ(6a)を操作してFM/A
Mチューナが選択されているとき、押圧操作毎に、プリ
セットメモリページの呼出し切替え及びマニュアル選局
動作の切替えを行うことができる。そして、DSPスイ
ッチ6bがオフしているときは、アップ/ダウンスイッ
チ6d,6eを操作することにより、チューナ設定スイ
ッチ6cの操作状態に応じて、プリセットメモリ番号の
選択或いは受信周波数のアップ/ダウン(チューナ動
作)を行うことができる。
【0040】〔PC側処理フロー〕図5には、この発明
の一実施例によるオーディオシステムにおいて外部PC
により実行される処理フローの一例が示されており、こ
の処理によって、ユーザが外部PC14を操作して、オ
ーディオシステム1のRAM10内の編集可能な領域
に、所望の入力セレクタ名を登録することができる。電
源がオンされると、ステップP1で、この処理フローを
含むアプリケーションプログラムが起動され、ステップ
P2において、PC14のディスプレイ上に「セレクタ
名編集」、「DSPモード名編集」、「ページ名編集」
等の編集項目を含むメインメニューの画面(図示せず)
を表示する処理が行われる。
【0041】ステップP3に進んで、このメインメニュ
ーからユーザが「セレクタ名編集」の編集項目を選択す
ると、セレクタ名編集モードに入り、PC14のディス
プレイ上には、図6に例示されるようなセレクタ名編集
モード画面が表示される。ステップP4において、ユー
ザは、オーディオシステム1の各外部機器入力端子21
〜24の入力セレクタ位置番号“1”〜“4”に対応す
る画面内の編集領域ER1〜ER4に、所望の名称を表
わす文字列を入力して編集作業を行うが、この入力作業
はキャンセルボタンCBのクリックで中止することがで
きる。また、この作業においてGUI上の表示名を編集
することにより、システム本体1におけるセレクタ名の
表示に反映することができる。
【0042】そして、例えば図示のように入力して編集
作業を終え、入力された文字列を登録するため画面上の
セーブボタンSBをクリックすると、ステップP6から
ステップP7に進み、この文字列により決定されたセレ
クタ名表示データをセレクタ名書替えコマンドと共にシ
ステム本体1に転送する。これに対応して、システム本
体1側では、これらのセレクタ名表示データをシステム
1のRAM10内の編集領域に格納することができる。
これ以降、GUI操作で編集したセレクタ名が実際にシ
ステム本体1の表示器に反映される。
【0043】従って、ユーザは、例えば、前述した
(2)の場合のように、外部機器接続端子21,22,
23(231),24に外部ソース機器として夫々PC
内蔵DVDプレーヤ(図示せず)、PC内蔵サウンドカ
ード(図示せず)、MDプレーヤ15及びテープデッキ
16接続しておき、これらの外部機器に対応して、所望
の名称を表わす文字列“DVD−α”,“PC−AN
1”,“MD−1”,“TAPE”を、PC14からオ
ーディオシステム1側に入力することができる。
【0044】なお、ステップP2においてPCディスプ
レイ上の表示されるメインメニューから、「DSPモー
ド名編集」或いは「ページ名編集」等の編集項目を選択
した場合については、図示していないが、同様の編集作
業を経て、所望のDSPモード名或いはページ名を表わ
す文字列データを外部PC14からオーディオシステム
1に転送することができる。
【0045】〔本体側処理フロー〕図7には、この発明
の一実施例によるオーディオシステムにおいてシステム
本体により実行される処理フロー例が示されており、こ
の処理によって、ユーザがシステム本体1の操作子装置
6上の各入力選択スイッチ6aの操作によりキー入力を
行うことにより、表示手段の多機能表示部8d上に所望
の入力セレクタ名を表示することができる。パワーオン
/スタンドバイスイッチ6gを押圧して電源がオンされ
ると、電源インジケータ8pを点灯すると共に、所定の
クロック時間間隔でこの処理フローが起動され、ステッ
プS1において、操作子装置6上のスイッチ6a〜6e
等の操作によるキー入力があるか否かが判断される。
【0046】ステップS1でキー入力なしと判断された
場合は、ステップS2に進み、外部PC14からのコマ
ンド受信があるか否かが判断され、コマンド受信がある
場合には、更にステップS3に進んで、受信されたコマ
ンドがセレクタ名書替えコマンドであるか否かが判断さ
れる。ステップS3で受信コマンドがセレクタ名書替え
コマンドであると判断された場合には、ステップS4に
進み、このコマンドと共に転送されてきたセレクタ名表
示データをRAM10内の編集領域に入力セレクタ位置
番号に対応して格納し、入力セレクタ位置番号に対応す
る位置に既にデータが格納されている場合にはこれを更
新する。このステップS4での処理によって、例えば、
入力セレクタ位置番号“1”〜“4”に対応して、前述
した文字列“DVD−α”,“PC−AN1”,“MD
−1”,“TAPE”を表示データとして保存しておく
ことができる。
【0047】一方、ステップS1でキー入力ありと判断
された場合は、ステップS5に進み、キー入力の内容に
応じた操作子応答処理を実行した後、ステップS1に戻
る。ステップS5においては、例えば、入力選択スイッ
チ6aのうち、“PC”入力選択スイッチ6a1が操作
された場合、押圧操作毎に、入力セレクタ位置番号
“1”に対応して“PC−D”接続端子21を介しPC
内蔵DVDプレーヤからディジタルオーディオ信号を受
信する状態、及び、入力セレクタ位置番号“2”に対応
して“PC−A”接続端子22を介しPC内蔵サウンド
カードからアナログオーディオ信号を受信する状態に順
次接続切替えを行う。
【0048】入力セレクタ位置番号“3”に対応する
“AUX1”入力選択スイッチ6a2が操作された場合
には、“AUX−D”接続端子231にCDプレーヤ等
のディジタルオーディオ信号源が接続されるときはこの
ディジタル信号を優先して受信し、接続端子231にデ
ィジタルオーディオ信号源が接続されていないときには
“AUX−1”接続端子232に接続されているCDプ
レーヤ、MDプレーヤ又はテープデッキ等のアナログオ
ーディオ信号源からナログオーディオ信号を受信するよ
うに接続切替えを行う。入力セレクタ位置番号“4”に
対応する“AUX2”入力選択スイッチが操作された場
合は、“AUX−2”接続端子24を介してCDプレー
ヤ、MDプレーヤ又はテープデッキ等から入力されるア
ナログオーディオ信号が選択され、入力セレクタ位置番
号“5”に対応する“TUNER”入力選択スイッチが
操作された場合には、押圧操作毎に、システム本体1に
内蔵されているFM/AMチューナのFM/AM切替え
及びFM強制モノラル切替えを行う。
【0049】従って、前述した(1)の場合のように、
入力セレクタ位置“3”に対応して“AUX−1”接続
端子232にのみMDプレーヤ15を接続しておき、
“AUX1”入力選択スイッチが操作されるとROM9
内における入力セレクタ位置“3”の候補名称中からセ
レクタ名“MD”が優先表示されるようにセットしてお
くことにより、以降、“AUX1”入力選択スイッチが
操作されると、表示装置8の多機能表示部には、入力セ
レクタ名“MD”が優先表示される。
【0050】また、前述のように、入力セレクタ位置番
号“1”〜“4”に対応して、PC内蔵DVDプレー
ヤ、PC内蔵サウンドカード、MDプレーヤ15及びテ
ープデッキ16を各端子21,22,231,24に接
続しておき、文字列データ“DVD−α”,“PC−A
N1”,“MD−1”,“TAPE”をセレクタ名表示
データとして保存すると共に、これらのデータを優先表
示するようにセットしておくと、以降、表示装置8の多
機能表示部8dには、“PC”入力選択スイッチの操作
毎に入力セレクタ名“DVD−α”,“PC−AN1”
が、順次、優先表示され、“AUX1”或いは“AUX
2”入力選択スイッチが操作された場合は、入力セレク
タ名“MD−1”,“TAPE”が優先表示される。
【0051】DSPスイッチ6bがオン操作された場合
には、アップ/ダウンスイッチ6d,6eの操作毎に、
DSPプログラム名を多機能表示部8dにDSPプログ
ラム名が順次表示されDSPスイッチ6bを再度操作す
ることによりDSPプログラムが決定される。さらに、
“TUNER”入力選択スイッチ6a4によりFM/A
Mチューナが選択されているときにチューナ設定スイッ
チ6cが操作された場合には、スイッチ6cの押圧操作
毎に、プリセットメモリページの呼出し切替え及びマニ
ュアル選局動作の切替えを行い、さらに、アップ/ダウ
ンスイッチ6d,6eが操作されると、チューナ設定ス
イッチ6cの操作状態に応じて、プリセットメモリ番号
(ページ)の選択或いは受信周波数のアップ/ダウン
(チューナ動作)を行う。
【0052】また、ステップS3において受信コマンド
がセレクタ名書替えコマンドでないと判断された場合に
は、ステップS6でこの受信コマンドに対応する他の処
理を実行した後ステップS1に戻る。このような他の処
理には、例えば、操作子操作6の操作に代る操作子応答
コマンドや、DSPモード名書替えコマンド、ページ名
書替えコマンド等の名称書替えコマンドがある。操作子
応答コマンドの場合は、外部PC14のキー操作等によ
りステップS5で例示した処理と同様の操作子応答処理
を行い、名称書替えコマンドの場合には、ステップS4
と同様の処理により、RAM10上でのDSPモード名
或いはページ名の登録/更新が実行される。
【0053】〔フロントパネルの他の例〕図8は、この
発明の一実施例によるオーディオシステムのフロントパ
ネルの他の例を示す。この例では、操作子装置6には、
図3の入力選択スイッチ6aに代ってロータリ式の入力
選択スイッチ6hが設けられ、表示装置8には、多機能
表示部8てに加えて、スイッチ6hのセレクタ位置に対
応して複数のソース機器個別表示部8di(i=1,
…,i,…,n)が設けられている。ロータリセレクタ
スイッチ6hは、スイッチ6hのセレクタ位置に応じて
オーディオ信号が入力されるソース機器を回転位置によ
り指示し、各表示部8diは、指示されたソース機器に
対応するセレクタ名を個別的に表示するのに用いられ
る。
【0054】各表示部8diはスイッチ6hの非操作時
は無表示(ブランク)であるが、スイッチ6hのつまみ
操作に応じて、指示された回転位置の各表示器には、当
初、従来の固定(印刷)された表示内容と同じく、例え
ば、入力信号名“PHONO”,“CD”,“TAPE
/MD”,“DVD/LD”,“TV/DBS”,“V
CR”のような既定のセレクタ名が表示される(リアパ
ネルに印刷表示されているような名称がそのまま表示さ
れる)。しかしながら、この発明によりセレクタ名が編
集された後は、この編集によりユーザが任意に設定した
セレクタ名を、スイッチ6hの指示操作に応じて、対応
する各表示器8diに表示させることができる。なお、
各表示部8diは、スイッチ6hの非操作時に無表示
(ブランク)とせず、視認可能な程度の輝度で常時表示
状態としておき、スイッチ6hの操作に応じて、対応す
る表示部に強調表示を行わせてもよい。
【0055】〔DSPモード名編集〕DSPモード名の
表示については、モード設定キー(6b,6d,6e)
の操作に従って、例えば、DSP音場名“HALL”,
“JAZZ”,“GHURCH”,“ENTERTAI
MENT”,“MOVIE THEATER”,“CO
NCERT VIDEO”等が表示装置8に表示される
ように、各モードに対応するモード名表示データをRO
M9内に予め用意しておく。これと共に、PC14を用
いて、前述したようにステップP2においてPCディス
プレイ上の表示されるメインメニューから「DSPモー
ド名編集」の編集項目を選択したときに、各モード名を
ユーザの好みに合わせて「武道館」、「マジソンスクエ
ア」、…等のような任意の名称に編集し、これをモード
名表示データとしてオーディオシステム本体1のRAM
10内に設定する。これによって、モード設定キーを操
作してモードを選択する際に、ユーザの手により自由に
カスタマイズされたモード名を表示装置8の多機能表示
部8dに優先的に表示させることができる。
【0056】〔チューナのページ名編集〕チューナのペ
ージ名の表示については、ページ切替えキー(6a4,
6d,6e)の操作に従って、例えば、ページ名“Pa
ge A”,“Page B”,…が表示装置8に表示
されるように、ページ名表示データをROM9内に予め
用意しておく。これと共に、PC14を用いて、前述し
たようにステップP2においてPCディスプレイ上の表
示されるメインメニューから「ページ名編集」の編集項
目を選択したときに、各ページ名をユーザの好みに合わ
せて“rock”、“jazz”、“j−pop”、…
等のような任意の名称に編集し、これをページ名表示デ
ータとしてオーディオシステム本体1のRAM10内に
設定する。これによって、ページ切替えキーを操作して
ページを選択する際に、ユーザが自由に設定したページ
名を表示装置8の多機能表示部8dに任意に表示させる
ことができる。
【0057】〔発明の効果〕以上説明したように、この
発明によれば、システムに備えられている機能に対応す
る表示データを編集手段により編集した表示データを記
憶手段に格納し、また、表示データを予め記録した記憶
手段が更に設けられるので、表示手段に表示されるデー
タを、ユーザにより、実際の機能に即した名称やお気に
入りの名称に自由に変更することができ、また、変更さ
れない表示データについては、予め用意されている名称
をそのまま使用することができ、さらに、機能選択操作
に応じて両記憶手段に記録又は格納された表示データを
自動的に表示することができる。
【0058】また、この発明は、入力セレクタ、DSP
モード、チューナのページ設定等に適用可能であり、入
力セレクタ名については、実際に接続している機器、も
しくは使用者が好きな名称に自由に変更でき、どの端子
に何を接続しているかを、表示により即座に判断できる
ようになり、各DSPモードについては、ユーザがカス
タマイズした好みの名称をつけることができ、チューナ
のプログラムメモリの各ページについては、内容に即し
た好みの名称をつけることができる等、実際に選択乃至
設定されている具体的な機能に即した表示或いは使用者
の好みに応じた表示が得られる。
【0059】さらに、この発明では、汎用のパーソナル
コンピュータを用いGUI操作により表示データの編集
を行うことにより、GUI上の表示名を編集してシステ
ム本体における各機能の表示に反映させる等、ユーザに
よる表示データ編集作業を極めて簡便なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来技術によるオーディオシステムを
示すブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例によるオーディオ
システムの概略的構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例によるオーディオ
システムのフロントパネルの一例を示す図である。
【図4】図4は、この発明の一実施例によるオーディオ
システムのリアパネルの一例を示す図である。
【図5】図5は、この発明の一実施例によるパーソナル
コンピュータ(PC)側の処理フローを示す図である。
【図6】図6は、この発明の一実施例によるPC側にお
けるセレクタ名編集時の表示画面例を示す図である。
【図7】図7は、この発明の一実施例によるオーディオ
システム本体側の処理フローを示す図である。
【図8】図8は、この発明の一実施例によるオーディオ
システムのフロントパネルの他の例を示す図である。
【符号の説明】
21〜24 外部機器接続端子、 5 スピーカ端子、 6a1〜6a4 入力選択スイッチ、 6b DSPスイッチ、 6c チューナ設定スイッチ、 6d ,6e DSP/チューナ機能設定用アップ/ダ
ウンスイッチ、 6h ロータリ式入力選択スイッチ、 8d,8do 多機能表示部、 8di(i=1〜n) ソース機器個別表示部、 8i1〜8i4 入力インジケータ、 13 外部パーソナルコンピュータ(PC)接続端子、 ER1〜ER4 編集領域。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオシステムに備えられる複数の選
    択可能な機能に対応して、各機能の名称を表わす表示デ
    ータを予め記録した第1の記憶手段と、 これらの機能の少なくとも1つに対応する名称を表わす
    表示データを編集する編集手段と、 編集された表示データを格納する第2の記憶手段と、 これらの機能を選択する選択手段と、 選択された機能に応じて、第1及び第2の記憶手段に記
    録及び格納された表示データの中から、優先表示すべき
    設定がなされた表示データを表示する表示手段とを具備
    することを特徴とする表示変更可能なオーディオシステ
    ム。
  2. 【請求項2】オーディオ信号が入力されるべき複数のソ
    ース機器に対応して、各ソース機器の名称を表わすセレ
    クタ名データを予め記録した第1の記憶手段と、 これらのソース機器の少なくとも1つに対応するセレク
    タ名データを編集する編集手段と、 編集されたセレクタ名データを格納する第2の記憶手段
    と、 オーディオ信号が入力されるソース機器を選択する選択
    手段と、 選択されたソース機器に応じて、第1又は第2の記憶手
    段に記録又は格納されたセレクタ名データを表示する表
    示手段とを具備することを特徴とする表示変更可能なオ
    ーディオシステム。
  3. 【請求項3】オーディオシステムに備えられる複数種の
    音響効果モードに対応して、各音響効果モードの名称を
    表わすモード名データを予め記録した第1の記憶手段
    と、 これらの音響効果モードの少なくとも1つに対応するモ
    ード名データを編集する編集手段と、 編集されたモード名データを格納する第2の記憶手段
    と、 音響効果モードを選択する選択手段と、 選択された音響効果モードに応じて、第1又は第2の記
    憶手段に記録又は格納されたモード名データを表示する
    表示手段とを具備することを特徴とする表示変更可能な
    オーディオシステム。
  4. 【請求項4】オーディオシステムのチューナのプリセッ
    トメモリにおける複数の受信局グループに対応して、各
    受信局グループの名称を表わすグループ名データを予め
    記録した第1の記憶手段と、 これらの受信局グループの少なくとも1つに対応するグ
    ループ名データを編集する編集手段と、 編集されたグループ名データを格納する第2の記憶手段
    と、 プリセットメモリの受信局グループを選択する選択手段
    と、 選択された受信局グループに応じて、第1又は第2の記
    憶手段に記録又は格納されたグループ名データを表示す
    る表示手段とを具備することを特徴とする表示変更可能
    なオーディオシステム。
  5. 【請求項5】前記表示手段は、選択されたソース機器、
    音響効果モード又は受信局グループに応じて、第1及び
    第2の記憶手段に記録及び格納されたセレクタ名デー
    タ、モード名データ又はグループ名データの中から、優
    先表示すべき設定がなされたセレクタ名データ、モード
    名データ又はグループ名データを表示することを特徴と
    する請求項2〜4の何れか1項に記載の表示変更可能な
    オーディオシステム。
  6. 【請求項6】前記編集手段は、パーソナルコンピュータ
    により構成されることを特徴とする請求項1又は5に記
    載の表示変更可能なオーディオシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7236431B2 (en) 2003-10-09 2007-06-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit for audio system

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