JP2002228691A - 組電池の異常検出装置 - Google Patents

組電池の異常検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常セルを確実に検出できる組電池の異常検
出装置を提供する。 【解決手段】 不図示のバッテリコントローラは、組電
池の各セルの電圧検出値を入力し、全セルの電圧に対し
て第1の標準偏差を演算するとともに、その電圧のうち
最大値と最小値を除いた電圧に対して第2の標準偏差を
演算する。第1の標準偏差と第2の標準偏差の差である
差分値を判定基準値と比較し、差分値が判定基準値以下
になるまでは、電圧から順次に最大値と最小値の電圧を
除きながら第1の標準偏差と第2の標準偏差を演算して
比較を繰り返すので、その過程で異常セルが排除され、
異常セルからの影響を受けずに第2の標準偏差を求める
ことができる。この第2の標準偏差に基づいて異常セル
を検出するためのしきい値を設定するから、しきい値が
高い精度を有して、異常セルを確実に検出することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組電池における
単位電池に異常が発生した場合に、それを検出する組電
池の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単位電池に異常が発生した場合、その電
圧がほかの単位電池と異なることになる。このことを利
用して、組電池における異常単位電池の検出は、各単位
電池の電圧を設定したしきい値と比較することによって
行うことができる。従来、このしきい値の設定は、例え
ば組電池を構成する各単位電池の電圧に対して、電圧平
均値Vmeanおよび標準偏差σを求め、得られた電圧
平均値Vmeanおよび標準偏差σで、例えばVmea
n+20×σを演算して、その演算値をしきい値として
設定することが行なわれている。このようにして得られ
たしきい値は組電池を構成する単位電池のばらつきに応
じて変化し、各単位電池の電圧をこのしきい値と比較し
て、例えばしきい値より高い電圧の単位電池が検出され
ると、それを異常単位電池として判定し検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
きい値の演算において、電圧平均値Vmeanおよび標
準偏差σを演算するために、各単位電池の電圧が用いら
れ、異常単位電池があった場合には、当然この異常単位
電池の電圧をも含めた演算となる。この結果、Vmea
nおよびσの演算値に誤差が生じ、σの誤差はさらにし
きい値演算で、拡大され、演算されたしきい値は精度の
低いものとなってしまう。これによって、本来検出され
るべきの異常単位電池がもれて検出できなくなる可能性
が生じる問題があった。本発明は、上記従来の問題点に
鑑み、異常単位電池を確実に検出できる組電池の異常検
出装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、複数の単位電池からなる組電池の異常検出装
置であって、各単位電池の電圧を検出する電圧検出手段
と、各単位電池の電圧の中から、少なくとも最大値また
は最小値を除いた電圧に基づいて、単位電池の状態を判
定するしきい値を演算するしきい値設定手段と、各単位
電池の電圧としきい値とを比較することによって、異常
単位電池を検出する異常単位電池検出手段とを有するも
のとした。
【0005】請求項2記載の発明は、しきい値設定手段
が、各単位電池の電圧の中から、少なくとも最大値また
は最小値を除いた電圧に対して、標準偏差を演算し、そ
の演算値に基づいてしきい値を演算するものとした。
【0006】請求項3記載の発明は、しきい値設定手段
は、すべての単位電池の電圧に対して第1の標準偏差を
演算する第1の標準偏差演算手段と、第1の標準偏差演
算手段での演算に用いた電圧の中から、最大値または最
小値を除いた電圧に対して第2の標準偏差を演算する第
2の標準偏差演算手段と、第1の標準偏差と第2の標準
偏差との差分値を演算する差分値演算手段と、判定基準
値を設定する判定基準値設定手段と、演算された差分値
と判定基準値とを比較し、差分値が判定基準値より大き
い場合は、第2の標準偏差を新たな第2の標準偏差と
し、第2の標準偏差の演算対象の電圧から最大値または
最小値を除いた電圧を第2の標準偏差演算部の新たな演
算対象として、新たな第1の標準偏差と第2の標準偏差
の差分値演算を繰り返させる差分値比較手段と、差分値
が判定基準値以下になった場合、直前に演算された第2
の標準偏差に基づいてしきい値を演算するしきい値演算
手段とを有するものとした。
【0007】請求項4記載の発明は、判定基準値設定手
段が、組電池の充電率を検出し、検出した充電率に基づ
いて、判定基準値を設定するようにしたものとした。
【0008】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、異常が発生し
た単位電池は他のどの単位電池よりも大きいかまたは小
さい電圧を示すから、各単位電池の電圧から少なくとも
最大値または最小値を除くことによって、とくに異常の
程度の大きい単位電池の影響を無くして、しきい値を演
算することができる。これによってしきい値の精度が高
くなり、異常の単位電池を確実に検出することが可能に
なる。
【0009】請求項2記載の発明では、各単位電池の電
圧から少なくとも最大値または最小値を除くことによっ
て、とくに異常の程度の大きい単位電池の影響を無くし
た電圧の標準偏差を演算し、その標準偏差に基づいてし
きい値を演算するようにしたので、しきい値の精度を高
くすることができるとともに、組電池に応じて単位電池
のばらつき度に適するしきい値を得ることができ、組電
池を選ばず、かつ確実に異常単位電池を検出することが
できる。
【0010】請求項3記載の発明では、まず、全単位電
池の電圧に対する第1の標準偏差と、各単位電池の電圧
の中から最大値または最小値を除いた電圧に対する第2
の標準偏差とを演算する。そして、第1の標準偏差と第
2の標準偏差との差分値が判定基準値より大きい場合
は、第2の標準偏差を新たな第1の標準偏差とし、さら
に最大値または最小値を除いたものを新たな第2の標準
偏差の対象とすることを繰り返す。最大値または最小値
が順次に除かれることによって、前回に比べて、第1の
標準偏差および第2の標準偏差の値がともに小さくなる
と同時に差分値が縮小される。差分値が判定基準値以下
になったときの第2の標準偏差に基づいて精度の高いし
きい値が演算されるので、多くの異常単位電池が発生し
た場合でも、それを確実に検出することができる。
【0011】請求項4記載の発明では、上記判定基準値
を組電池の充電率に対応して設定するので、第2の標準
偏差が組電池の充電率と対応関係をもって演算される。
これによって、組電池の充電率にしたがって変化するし
きい値を得ることができ、組電池の使用状況を問わず、
異常単位電池を確実に検出することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態とし
て、電気自動車の駆動源として用いられる組電池におけ
る単位電池(以下セルと呼ぶ)の異常検出装置について
説明する。図1は、組電池の使用状態を示す概略図であ
る。組電池Cは、n個のセルC1、C2、…、Cnを直
列に接続して構成される。電気自動車の駆動源として例
えばn=96(個)とされる。セルC1〜Cnは4個ず
つにまとめられ、モジュールM1、M2、…Mmを構成
する。各モジュールMにセルコントローラCC(CC
1、…、CCm)が設置され、モジュール単位にセルの
充放電を管理する
【0013】セルコントローラCCは、電圧検出部と放
電部を有し、通信線によってバッテリコントローラBC
と連結されている。組電池Cは、インバータIBに接続
され、駆動系に連結された駆動モータMを駆動する。バ
ッテリコントローラBCおよびインバータIBの制御端
は車両コントローラBBに接続されている。車両コント
ローラBBは、運転指令などの情報を受けて、インバー
タIBやバッテリコントローラBBを制御して、車両制
御を行う。
【0014】セルコントローラCCは、組電池Cが充電
されるとき、各セルの電圧を検出し、バッテリコントロ
ーラBCから送信された充電情報とに基づいて、充電進
行の早いセルに対して放電を行う。これによって、各セ
ルがほぼ同じ充電率で充電され、過充電などによるセル
の早期劣化が防止される。バッテリコントローラBC
は、さらに各セルについて異常がある否かを検出する機
能を有している。
【0015】バッテリコントローラBCにおける異常セ
ルの検出は、図2に示すフローチャートに従って実行さ
れる。すなわち、イグニションオンなど車両の起動また
は充電開始の信号が車両コントローラBBから入力され
ると、ステップ101において、各セルコントローラC
Cから、無負荷状態での各セルの電圧を入力し記憶す
る。
【0016】ステップ102においては、第1の電圧平
均値として、全セルの電圧の電圧平均値Vmean1を
演算する。ステップ103において、第1の標準偏差と
して、全セルの電圧の標準偏差σ1を演算する。
【0017】ステップ104においては、全セルの電圧
の和である総電圧を演算して、ステップ105におい
て、演算された総電圧に基づいて、記憶されている充電
率(SOC)と総電圧の対応関係を示す充電率マップか
ら、充電率を読み込む。図2は充電率マップを示す図で
ある。この図によれば、組電池Cの総電圧は、充電率が
高くなるに従って高くなるようになっている。
【0018】その後、ステップ106において、読み込
んだ充電率に基づいて、記憶されている判定基準値マッ
プから、判定基準値Vσを演算する。図3は、判定基準
値マップを示す図である。ここで、充電率(SOC)が
大きくなるにしたがって判定基準値が小さくなるように
なっている。
【0019】ステップ107においては、上記第1の標
準偏差を演算した電圧の中から、最大値と最小値を除い
て、第2の標準偏差を演算するためのセルを設定する。
例えば96個のセルについて第1の標準偏差を演算した
とき、第2の標準偏差を演算するためのセル数は94個
となる。ステップ108において、ステップ107で設
定されたセルの電圧を用いて、第2の電圧平均値として
電圧平均値Vmean2を演算する。ステップ109に
おいて、ステップ107で設定されたセルの電圧を用い
て、第2の標準偏差として標準偏差σ2を演算する。ス
テップ110においては、第1の標準偏差σ1と第2の
標準偏差σ2との差分値Δσを演算する。
【0020】ステップ111においては、上記演算され
た差分値Δσと判定基準値Vσとを比較して、ΔσがV
σより大きい場合は、ステップ112へ進み、ここで、
第2の標準偏差σ2を第1の標準偏差σ1として設定
し、第2の電圧平均値Vmean2を第1の電圧平均値
Vmean1として設定して、ステップ107へ戻る。
再度のステップ107では、前回の第2の標準偏差を演
算した電圧の中から、最大値と最小値が除かれ、ステッ
プ108、109で第2の電圧平均値Vmean2、第
2の標準偏差σ2が新たに演算される。上記処理が繰り
返されることによって、第2の標準偏差と第1の標準偏
差の差は小さくなっていく。
【0021】すなわち、組電池は、長く使用しないこと
で、単位電池の電圧のばらつきが広がる。このように使
用に際して、ばらつきが変化するので、例えばばらつき
が小さい状態で、標準偏差が演算されると、小さい値と
なる。一方ばらつきが大きい状態で、標準偏差を求める
と大きい値となる。したがって、標準偏差はばらつきの
有無すなわち異常セルがあるか否かを良く表わす。そこ
で、両極端の最大値と最小値を除いて母数を小さくして
いくと標準偏差は小さくなるとともにその差分値も小さ
くなるので、差分値が所定の判定基準値になれば異常セ
ルが排除されたものと判断できる。
【0022】ステップ111で、差分値Δσが判定基準
値Vσ以下になったと判定されると、ステップ113へ
進む。こうして充電率に対応した判定基準値Vσを用い
て、差分値が判定基準値以下になった第2の標準偏差を
求めることにより、異常セルを排除した第2の標準偏差
が求められることになる。ステップ113において、今
回演算された第2の標準偏差σ2と第2の電圧平均値V
mean2とで、しきい値Vsを演算する。しきい値V
sは、例えば、次のように、 Vs=Vmean2+20×σ2 で演算することができる。
【0023】その後、ステップ114において、各セル
の電圧としきい値Vsとを比較し、電圧がしきい値以上
のセルを検出すると、ステップ115で車両コントロー
ラBBに警報を行うように指令を出力する。これによっ
て、車両コントローラBBは、接続されているディスプ
レイDsとブザーPzに警報を行うように制御する。運
転者などは、警報によって異常セルの発生を知ることが
できる。そして、ステップ114で、すべてのセルの電
圧がしきい値より小さい場合は、組電池に異常セルがな
いものとして、判定を終了する。
【0024】本実施の形態では、上記のステップ101
が発明の電圧検出手段を構成し、ステップ102〜11
3がしきい値演算手段を、そして、ステップ114が異
常単位電池検出手段を構成している。とくに、ステップ
102、103は第1の標準偏差演算手段を構成し、ス
テップ104〜106は判定基準値設定手段を、ステッ
プ107〜109は第2の標準偏差演算手段を、ステッ
プ110は差分値演算手段を、ステップ111、112
は差分値比較手段を、そして、ステップ113はしきい
値演算手段を構成する。
【0025】以上のように、本実施の形態では、第1の
標準偏差と第2の標準偏差の差分値を演算し、その差分
値が判定基準値と比較され、判定基準値より大きい場合
は、第1の標準偏差と第2の標準偏差を、前回、演算し
た電圧から、それぞれ最大値と最小値を除いて、新たに
演算するから、その過程で異常セルが排除され、異常セ
ルの影響を受けない標準偏差を求めることができる。
【0026】また判定基準値は充電率が増加するにした
がって小さくなっており、ばらつきの小さい充電率が高
いときには小さい判定基準値が設定され、逆に、ばらつ
きの大きい充電率が低いときには大きい判定基準値が設
定されるから、ばらつきの変化に対応して異常セルを排
除することができる。これによって、組電池の充電状態
を問わず、異常セルを検出することができる。また、上
述した実施の形態では、ステップ107で最大値および
最小値を除くようにしたが、いずれか一方を除くように
しても、同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における組電池の使用状態を示す概
略図である。
【図2】異常セルを検出するためのフローチャートであ
る。
【図3】総電圧と充電率の対応関係を示す充電率マップ
である。
【図4】充電率と判定基準値の対応関係を示す判定基準
値マップである。
【符号の説明】
C 組電池 C1…Cn セル CC1…CCm セルコントローラ BC バッテリコントローラ BB 車両コントローラ IB インバータ M 駆動モータ Ds ディスプレイ Pz ブザー
フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA01 AB03 AC16 AD38 AD54 AD64 5G003 BA03 DA07 EA08 FA06 GB06 5H030 AA06 AS08 AS18 DD08 DD12 DD20 FF43 FF67

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位電池からなる組電池の異常検
    出装置であって、各単位電池の電圧を検出する電圧検出
    手段と、前記各単位電池の電圧の中から、少なくとも最
    大値または最小値を除いた電圧に基づいて、前記単位電
    池の状態を判定するしきい値を設定するしきい値設定手
    段と、前記各単位電池の電圧と前記しきい値とを比較す
    ることによって、異常単位電池を検出する異常単位電池
    検出手段とを有することを特徴とする組電池の異常検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値設定手段は、各単位電池の
    電圧の中から、少なくとも最大値または最小値を除いた
    電圧に対して、標準偏差を演算し、その演算値に基づい
    て前記しきい値を演算することを特徴とする請求項1記
    載の組電池の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値設定手段は、すべての単位
    電池の電圧に対して第1の標準偏差を演算する第1の標
    準偏差演算手段と、前記第1の標準偏差演算手段での演
    算に用いた電圧の中から、最大値または最小値を除いた
    電圧に対して第2の標準偏差を演算する第2の標準偏差
    演算手段と、前記第1の標準偏差と第2の標準偏差との
    差分値を演算する差分値演算手段と、判定基準値を設定
    する判定基準値設定手段と、前記演算された差分値と判
    定基準値とを比較し、前記差分値が判定基準値より大き
    い場合は、前記第2の標準偏差を新たな第1の標準偏差
    とし、前記第2の標準偏差の演算対象の電圧から最大値
    または最小値を除いた電圧を前記第2の標準偏差演算部
    の新たな演算対象として、新たな第1の標準偏差と第2
    の標準偏差の差分値演算を繰り返させる差分値比較手段
    と、前記差分値が判定基準値以下になった場合、直前に
    演算された第2の標準偏差に基づいてしきい値を演算す
    るしきい値演算手段とを有することを特徴とする請求項
    1または2記載の組電池の異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記判定基準値設定手段は、前記組電池
    の充電率を検出し、検出した充電率に基づいて、前記判
    定基準値を設定するようにしたことを特徴とする請求項
    3記載の組電池の異常検出装置。
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