JP2002228479A - 道案内生成方法および道案内装置およびサーバ装置および地図情報編集支援装置およびプログラム - Google Patents
道案内生成方法および道案内装置およびサーバ装置および地図情報編集支援装置およびプログラムInfo
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Abstract
案内の生成が可能な道案内生成方法およびそれを用いた
道案内生成装置、サーバ装置を提供する。 【解決手段】指定された出発地から目的地までの経路を
地図情報に基づき選定して、その経路を案内するための
案内情報を生成するものであって、出発点から目的地に
至る経路上の任意地点における案内の必要度を、経路の
直進性と経路上での道路交差の複雑性および道路幅変化
とから評価することにより前記必要度の評価値(案内必
要度)を算出し、少なくとも前記評価値に基づき、前記
出発点から目的地に至る道筋の迷いにくさの観点から最
適な経路を選定し、この選定された経路上で、前記評価
値に基づき案内が必要と判定された地点についての案内
情報を生成する。
Description
道案内を生成するための道案内生成方法およびそれを用
いた道案内装置に関する。
ビゲーションが広く使われている。最近はGPS(Gl
obal Positioning Systems)
などの小型化により、携帯端末を使った歩行者用の道案
内システムも登場してきた。これらのシステムは、GP
SやPHSなどを利用して現在位置を測定し、現在地付
近の地図上にユーザがいる地点と進路を描画して、道案
内をするシステムである。
するインターネットサイトも登場し、携帯電話の小さな
画面に表示できるように従来地図を使って行ってきた道
案内を文章で行うことにより、携帯電話での道案内を可
能にするシステムも登場してきた。
には最短経路を解くアルゴリズムとしてよく知られてい
るDijkstraの方法をベースにしている。本手法
は、ある評価基準にしたがって、コストを最小にする経
路を計算する手法である。経路長は短く、道路幅は広く
といった評価基準にしたがった評価式のコストを最小に
する経路を求めるのがよく使われる。道案内の経路は、
なるべく短く、迷いにくいことが重要であり、前記評価
基準では「道路幅は広く」というのが迷いにくいを代表
していると考えられる。
複雑でわかりにくいところであっても目印が十分にあれ
ば迷いにくく、逆に単純な一本道であっても進路変更を
する地点に適当な目印が無ければ迷いやすい。すなわ
ち、案内が必要な所に案内に必要な情報がある経路の中
でなるべく短い経路を計算することが本来重要である。
しかしながら、従来のシステムの経路計算はこの点で不
十分である。
ーナビのようなシステムでは、決まりきったベース地図
を求めた経路沿いに順に表示していって単純に道案内を
行う。最新のカーナビでは音声によるナビゲーションを
行うものもあるが、進路変更を行う交差点付近に来たと
きに単純に進路方向を指示したり、決まった時間や距離
で進路変更地点までの残りの距離を指示するだけであ
る。これも、迷いにくくするという点で不十分であり、
案内が必要な所では、きめ細かく案内を出し、そうでな
ければ案内を少なくするといった制御をすることがより
望ましい。
を示して道案内をするという手法が使われている。特に
案内を自動生成している一部のシステムでは、ユーザの
利用している端末の種類に応じて略地図のサイズを変更
したり、画面サイズが小さすぎたり画像が表示できない
端末向けにテキストで案内を表示したりといったよう
に、自動生成のメリットを生かした道案内をしているも
のもある。
に目印をたくさん描画できなかったり、わかりやすくす
るには案内はシンプルである方がよいという点から、案
内の中に表現する道路や目印などの情報はなるべく少な
くする必要がある。
ようにするために必要な最小限の情報を満たした道案内
を作成するということが最適な道案内システムである。
しかしながら、従来の道案内ではどこがどの程度迷いや
すい場所かといった評価を行うことなく画一的な処理で
案内を生成している。
は、迷う心配の少ないなるべく短い距離の経路を案内し
てあげることが重要である。しかしながら、従来のシス
テムでは、最短経路という点が重視され、迷いにくいと
いう最も重要な点があまり考慮されていないという問題
点があった。そのため、計算された経路自体も迷いにく
い経路であるとは限らないし、生成される案内も迷いや
すい所はどこであり、すなわち案内を十分に行うべき所
はどこかということを考慮されない画一的な案内が生成
されるだけであった。
たもので、ある地点で案内を必要と感じる度合は、主に
その地点の景観の特徴によって決まることから、この景
観特徴を用いて、迷いにくい経路の選定と、迷いにくい
明確な道案内の生成が可能な道案内生成方法およびそれ
を用いた道案内生成装置、道案内情報を提供するサーバ
装置、プログラムおよび、上記道案内生成方法の実施に
使用する(迷いにくい経路の選択のためと、迷いにくい
明確な道案内の生成のために用いられる)地図情報の編
集を支援する地図情報編集支援装置を提供することを目
的とする。
発地から目的地までの経路を地図情報に基づき選定し
て、その経路を案内するための案内情報を生成するもの
であって、出発点から目的地に至る経路上の任意地点に
おける案内の必要度を、経路の直進性と経路上での道路
交差の複雑性および道路幅変化とから評価することによ
り前記必要度の評価値を算出し、少なくとも前記評価値
に基づき、前記出発点から目的地に至る道筋の迷いにく
さの観点から最適な経路を選定し、この選定された経路
上で、前記評価値に基づき案内が必要と判定された地点
についての案内情報を生成することにより、迷いにくい
わかりやすい経路の選定と、迷いにくい明確な道案内の
生成が可能となる。
出された案内の必要性の高い地点のうち、案内に必要な
データが不足している地点を要調査地点として抽出し、
例えば、この抽出された要調査地点のリストを印刷する
ことにより、調査員は、このリストに基づき効率よく実
地調査が行え、地図情報のメンテナンス作業を効率化す
ることができるとともに、このようにしてメンテナンス
された地図情報を用いることにより、経路選択の性能の
向上と、生成される案内情報の質の向上が図れる。
て、図面を参照して説明する。
態に係る道案内生成装置の全体構成図を示したもので、
経路選定部1,地図情報管理部2、案内必要度計算部
3,案内生成部4,入力部、案内提示部6から構成され
ている。
理手順を記述したプログラムを実行させて、上記道案内
生成装置として機能させることもできる。
内に使用する地図情報を記憶し、入力部5を介して、指
定された地点を含む所定範囲の地図情報を検索する。
の各種入力装置を用いてユーザからの指示が入力され
る。ユーザから出発地と目的地等が入力されると、これ
らを含む道案内生成要求を経路選定部1へ送られる。
ると、地図情報管理部2に記憶されている地図情報を用
いて、出発地から目的地に至る幾つかの経路を探索し、
その中で迷いにくさに重点をおいた最適な経路を選定す
る。
に記憶されている地図情報を用いて、経路計算部1で経
路を選定する際に目安とする探索した経路のコストの計
算に用いたりもする、経路上の要所要所における案内を
必要とする度合を計算する。
されている地図情報を用いて、経路選定部1で選定され
た経路を案内するための案内情報を生成する。
部6により、所定の表示装置の画面上に表示されたり、
音声にて出力したりするようになっている。
報は、道路ネットワークとランドマークのデータであ
る。図2がその例であり、道路ネットワークは、道路上
に適当に設けられた複数のノードの位置情報と、例え
ば、ノードn0からn1まで、n1からn2までといっ
た線分と線分どおしの接続関係を表した情報とから構成
されている。1つ1つの線分には、接続関係、道路種
別、道路名、道路幅、などの道路に関するデータが属性
として付けられ、これら線分の属性情報も地図情報管理
2に記憶されている。
ノードとノードで表される線分を経路線分と言い、n0
とn1で表される経路線分を経路線分laなどと表記す
る。
表しており、名称を付加して、「○郵便局」などと以後
表記する。ランドマークは建物や交差点などの案内の際
に目印となる物であり、1つ1つに種別、名称、位置な
どの属性が付加され、これらランドマークの属性情報も
地図情報管理部2に記憶されている。
報は、案内生成部4で案内情報を生成する際に用いられ
る。
移動手段などのユーザからの入力情報を含む道案内生成
要求に応じて、出発地から目的地までの経路を選定し、
選定した経路を案内生成部4に通知する。
路選定部1の概略動作について説明する。
されている道路ネットワークを用いて、出発地と目的地
付近のノードを選択する。
始点ノードと呼ぶ)から順に、その始点ノードに経路線
分を介して接続するノードを探索して目的地のノード
(以下、終点ノードと呼ぶ)に到る経路を探索する。
もコストの小さい経路を選択し、案内生成部4に出力す
る。
いて、図4に示すフローチャートを参照して、より詳細
に説明する。ここでは、例えば、図2の始点ノードn1
から終点ノードn4への経路を探索する場合を例にとり
説明する。
ードとし、現ノードn1に接続しているノードを道路ネ
ットワーク情報から検索し、配列S[i]に格納する。
現ノードn0に対しては、(n2,n5)がS[i]に
格納される。ここで、変数iは、配列Sの各要素を識別
するために用いる。
クリメントしながら、配列Sに格納された各ノードにつ
いて、順に、ステップS13〜ステップS17の処理を
繰り返し、配列Sの全てのノードに対して処理が終了し
たら、次に、最初のステップS11へ戻り、配列Sの要
素であった各ノードをそれぞれ現ノードに設定し、以下
に説明するステップS12以下の処理を同様に行う。
ードS[i]が、目的地付近のノード、すなわち、終点
ノードであればステップS15へ、そうでなければステ
ップS14へ進む。例えば、ここでは、ノードS[i]
がn2なので、ステップS14へ進む。
必要度を案内必要度計算部3に計算させ、ノードS
[i]の案内必要度Riとして記憶する。他にも現ノー
ドからノードS[i]までの距離Liや、ノードS
[i]地点での案内に必要な目印がある度合Eiなども
計算し、記憶する。
[i]の一定範囲にあるランドマークのランドマーク適
正度Pjの総和を計算することにより求める。
あり、「0」から「1」までのいずれかの値がランドマ
ーク毎に付けられて地図情報管理部2に記憶されている
ものとする。βはデフォルト値である。
だ場合の現ノードからノードS[i]までの経路線分の
コストCiを計算する。経路線分のコストCiは、例え
ば、 Ci=α×Li+Ri/Ei の式で計算される。Liは現ノードとノードS[i]と
の間の距離であり、この距離が長い程コストCiが高く
なる。Ri/Eiは、案内の困難度を表しており、目印
が少なくて案内必要度Riが高い程コストCiが高くな
る。αは距離の値をコスト計算に反映させる比率を調整
するパラメータである。なお、上記コスト計算には、道
路長Liの他に、道路幅も道路長Liと同様、コスト計
算に反映させるようにしてもよい。
S[i]までの経路のコストC(q)を計算し、記憶す
る。この変数qは、経由するノードの違いにより異なる
経路のそれぞれを識別するための識別子である。始点ノ
ードからノードS[i]に至るまでに経由した各経路線
分のコストの総和が、経路のコストC(q)である。
別子(n1、n2、…)を羅列して表記する。
至るまでの経路のコストC(n1、n2)が求まる。次
に、iを1つインクリメントして、ステップS12へ進
み、以下、上記同様、ステップS13〜ステップS17
の処理を行い、ノードn5について、始点ノードn1か
らノードn5に至るまでの経路のコストC(n1,n
5)が求まる。
は終了したので、次に、最初のステップS11へ戻り、
例えば、ノードn2を現ノードに設定し、現ノードn2
に接続しているノードn3を道路ネットワーク情報から
検索し、配列S[i]に格納する。すなわち、例えば、
(n3)がS[i]に格納される。以下、上記同様にし
て、始点ノードn1からノードn2を経由してノードn
3に至るまでの経路のコストC(n1,n2、n3)が
求まる。次に、最初のステップS11へ戻り、ノードn
5を現ノードに設定すると、(n3)がS[i]に格納
され、始点ノードn1からノードn5を経由してノード
n3に至るまでの経路のコストC(n1、n5,n3)
が求まる。
ードn3を現ノードに設定すると、(n4)がS[i]
に格納される。この場合、ノードS[i]は終点ノード
であるので、ステップS13からステップS15ヘ進
む。
ードS[i]までの経路を経路候補として、経路とコス
トを記憶し、iを1つインクリメントした後、ステップ
S12に戻る。例えば、経路(n1,n2,n3,n
4)、コストC(n1,n2,n3,n4)=10、経
路(n1,n5,n3,n4)、コストC(n1,n
5,n3,n4)=18、といった情報を記憶する。
1に設定し、このノードn1に接続するノードn0,n
2,n5までの経路のコストを計算し、さらにn0,n
2,n5のそれぞれを現ノードに設定して、それぞれ、
次の接続ノードに進んだときの経路のコストを同様に計
算していけばよい。経路計算の終了は、経路候補が一定
数求まったり、一定の時間を経過した時点で終了し、利
用目的や運用コストに応じて調整する。
3,n4)と(n1,n2,n3,n4)の2つの経路
が経路候補として求まるが、ノードn5付近には目印が
少ないため、Eiが小さくなり、コストが大きくなる。
したがって、図3のステップS3において、経路として
コストCの値が最も小さい(n1,n2,n3,n4)
が選択される。
説明する。案内必要度計算部3は、ある地点での案内を
必要とする度合を計算する。ある地点で案内を必要と感
じる度合は、主にその地点の景観の特徴によって決ま
る。景観特徴としては様々な要因があるが、ここでは、
地図情報報管理部2に記憶されている地図情報から得ら
れる情報で必要度を計算する手順を例として説明する。
るような景観の特徴(指標)としては、例えば、経路の
直進性、道路の交差の複雑性、道路幅の変化が上げられ
る。それぞれについて順に説明する。
るための図である。経路線分laから経路線分lbへ進
む時のlaとlbの変化角度θにより、例えば 0≦θ<22.5°のとき直進性の評価値を「0」 22.5°≦θ<67.5°のとき直進性の評価値を
「0.3」 67.5°≦θのとき直進性の評価値を「0.5」 と予め定める。この直進性の評価値をここでは、直進度
と呼ぶ。直進度は、θの値が大きくなるにつれ案内を必
要とする度合が大きくなることを表している。
るための図である。経路線分laから経路線分lbへ進
む時に、ノードnで他の経路線分lcとldが交差して
いる場合には、それぞれと経路線分lbとの間の交差角
度θbeとθbdの角度により、例えば 0≦θ<67.5°のとき複雑性の評価値を「0.6」 67.5°≦θ<112.5°のとき複雑性の評価値を
「0.3」 112.5°≦θ<180°のとき複雑性の評価値を
「0」 と予め定める。この複雑性の評価値をここでは、複雑度
と呼ぶ。複雑度は、経路線分lbと方向が近い交差道路
があると進路の判別が難しくなり、案内を必要とする度
合が大きくなることを表している。
るための図である。矢印で示した経路(経路線分la、
lb)と他の線分で表した交差する道路との太さの関係
によって、3通りに分類しており、(a)図は、経路が
交差する他の道路に比べて道路幅が太い場合であり、
(b)図は、経路線分laと経路でない線分ldの連続
した太い道路から経路線分lbの細い道路へ進む場合で
あり、(c)図は、逆に細い経路線分laの道路a太い
経路線分lbの道路へ進む場合であり、(d)図は、太
い道路の連続が無い、単純な太さの変化の場合である。
それぞれのパターン毎に例えば、 (a)図の場合の道路幅の変化の評価値を「−0.3」 (b)図の場合の道路幅の変化の評価値を「0.3」 (c)図の場合の道路幅の変化の評価値を「0.2」 (d)図の場合の道路幅の変化の評価値を「0.2」 と予め定める。この道路幅の変化の評価値をここでは、
道路幅変化度と呼ぶ。道路幅変化度は、(a)図の場合
には、案内を必要とする度合を下げ、(b)(c)
(d)図の場合では、案内を必要とする度合を上げるこ
とを表している。また、経路上の道路幅の変化が無い場
合でも太い道路と交差する場合には案内を必要とする度
合が上昇する。ここでは、これも道路幅変化度とし、こ
のような場合は、例えば、「0.2」とする。
ドでの案内必要度Rを、例えば、以下のように計算す
る。
(道路幅変化度) 上記式において、AとBは、それぞれ複雑度、道路幅変
化度の比率を調整するパラメータである。このパラメー
タを調整することにより、個人差を吸収する例について
は第2の実施形態において説明する。
関関係があり、例えば下記のような場合にはそれぞれの
評価指標の影響の度合が変化する。
がゆるくなる例を示したものである。(a)図のよう
に、複雑度が低い場合には、経路の変化角度θはより大
きな角度まで案内を必要とする度合いが小さくなるの
で、例えば 0≦θ<45°で直進度を「0」 45°≦θ<67.5°で直進度を「0.3」 といった具合に直進度の評価を緩くする。
bの道路幅が、この2つの経路線分la、lbが交差す
るノードnにおいて交差する他の線分lcの道路幅より
太い場合に、複雑性の影響が小さくなる例を示したもの
である。太い道路の連続は、つながりのある道路と一般
的に解釈されるため、道路幅に変化がない場合に比べ、
複雑性の影響が緩和される。したがって、このような場
合には、例えば複雑度の値を 0≦θ<67.5°のとき「0.2」 67.5°≦θ<112.5°のとき「0.1」 112.5°≦θ<180°のとき「0」 と小さくする。
ldの道路幅が、この2つの経路線分la、ldが交差
するノードnにおいて交差する他の線分lc、lbの道
路幅より太い場合に、直進性の影響が小さくなる例であ
る。すなわち、(a)図に示すように、経路線分laか
ら経路線分ldへ進路変更をする時では、太い道路の連
続をつながりのある道路と一般的に解釈されるため、
(a)図方が(b)図の場合より、案内を必要とする度
合が小さくなる。したがって、(a)図の場合には、直
進度を例えば 0≦θ<22.5°のとき「0」 22.5°≦θ<67.5°のとき「0.2」 67.5°≦θのとき「0.4」 と小さくする。
計算のための、上記3つの指標の評価方法は、多数の被
験者からフィールドテストやアンケート調査により収集
したデータを分析することにより決定するものである。
上記は健常者が道路を歩行する際の基準の例であるが、
同様の手法により分析を行い老人向け、障害者向け、自
転車向けなどの場合に調整することが可能である。
内生成部4は、経路選定部1で選定された経路を案内す
るための案内情報を生成するものである。図11に示す
フローチャートを参照して、道案内生成処理動作につい
て説明する。
れた経路情報を配列Sに格納する。図2の例なら、(n
1,n2,n3,n4)が格納される。ここで、変数i
は、配列Sの各要素を識別するために用いる。
クリメントしながら、配列Sに格納された経路上の各ノ
ードについて、順に、ステップS23〜ステップS24
の処理を繰り返し、配列Sの全てのノードに対して処理
が終了したら、生成された案内情報を出力する。
ードS[i]の地点に対して案内が必要かを判定する。
必要と判定された場合には案内を生成するためにステッ
プS24へ進み、必要ないと判定された場合には次のノ
ードに処理を進める。
S[i]の案内必要度で判定する。必要度が高ければ必
要と判定する。案内必要度の値が、案内が必要であると
判定する閾値として予め定められた値以上のときは、案
内情報を生成するが、案内必要度の値が上記閾値に満た
ないときであっても、前後のノード間の距離が離れてい
るとか、前のノードの案内があまり十分ではないなどの
条件の時には必要と判定する。
[i]の地点についての案内情報を作成する。現在処理
中のノードS[i]の直前に案内情報を作成したノード
(例えば、ノードS[i−1])を基点に、主に、ノー
ドS[i]に存在するランドマークを用いて説明する案
内を生成する。
2の仕様や、ユーザの指定により略地図やテキスト、音
声などの様々な出力形式に合わせて作成される。図12
〜図15に案内情報出力部6から出力される案内情報の
提示形態を示す。
あり、図13は文章のみによる提示形態の例であり、図
14は案内必要度の高いノード地点の略地図を順に表示
するラリー図形式の提示形態の例である。
(案内が必要と判定する閾値よりもさらに高い所定値以
上の)地点もしくは、案内の目印となるランドマークが
ないなどの理由により、文章で説明するのが困難な地点
のみ略地図にて案内情報を提示し、それ以外の地点の案
内情報は文章にて提示した文章+略地図による提示形態
の例である。
図情報からある地点の迷いやすさ、すなわち案内を必要
とする度合(案内必要度)を計算し、迷いにくい経路の
選択と案内必要度に合わせた道案内を生成することがで
きる。
出される場所が変更されている例で、(a)図に示した
地図情報に従って、ノードn0からノードn4へ行く場
合に作成された経路(n0、n1、n2、n3、n4)
の案内情報と、ノードn4からノードn0へ行く場合に
作成された経路(n4、n3、n2、n1、n0)の案
内情報を、それぞれ(b)図と(c)図に示している。
ここで案内情報は、テキスト情報の場合を示している。
ノードn4からノードn0へ行く場合とでは、通過する
ノードは同一であるが、ノードn0からn4へ向かう場
合、ノードn2の地点で複雑度が高いため、案内必要度
が高くなり、図16(b)に示すように、「B銀行の所
は直進します」という案内が追加されている。逆方向の
場合には、複雑度は小さく、案内必要度は高くならない
ので、図16(c)に示すような案内はない。
案内情報を生成した場合は、図16(b)に示すような
ノードn2の地点の案内は生成されない。
(直進度)、(複雑度)、(道路幅変化度)の各項目に
注目することにより、ステップS24で生成する案内情
報に案内必要度が高くなっている主要原因についての説
明を追加するように案内情報を生成した例である。すな
わち、図17(a)と図17(c)に示す地図情報に従
って、ともに、ノードn0からノードn4へ行く場合に
生成された経路(n0、n1、n2、n3、n4)の案
内情報を図17(b)、図17(d)にそれぞれ示して
いる。
ドn2で経路より太い道路と交差しているので、ノード
n2の地点は、交差する2本のそれぞれの道路幅によ
り、ユーザは、どう進めばよいか不安になる可能性が高
い迷いやすい地点であり、このノードn2の案内必要度
は、図17(a)に示した地図情報に従って計算された
ノードn2の案内必要度と比較すると、道路幅変化度が
影響を与えてより高い値となっている。すなわち、図1
7(c)によれば、図17(c)の地図情報に従ったノ
ードn2の案内必要度には、道路幅変化度が大きいウエ
イトを示しているために高い値となっている。
案内情報では、ノードn2において、道路幅変化度の影
響が大きいことから判断して、案内に、その説明を付加
して、図17(d)に示すように、「太い道路と交差し
ますが、そのまま直進します」という案内情報が生成さ
れている。
ードの案内必要度の計算要素である、(直進度)、(複
雑度)、(道路幅変化度)の値を参照して、案内情報を
生成することもできる。
必要度Rから、案内情報の提示形態をユーザに提案する
画面の例である。従来の手法による生成された案内情報
は、多くは、その提示形態はユーザに指定させるように
なっている。しかしながら、経路上に案内必要度Rが高
すぎるノードが存在したり、複雑度が高すぎて文章でわ
かりやすく説明するのが困難であったり、といった場合
にはファイルサイズは大きくなるが大きなサイズの略地
図画像を使うべきであったり、文章と略地図を組み合わ
せて利用すべき場合がある。これに対して、従来からあ
る道案内システムでは、ユーザは一度指定した提示形態
による案内情報を確認して、それが役に立たないことを
確認し、もう一度提示形態を指定しなおして最初から道
案内要求をし直さなければならない。
ことができるので、求めた経路の各ノードの案内必要度
Rを調べることにより、(例えば、案内生成部4で案内
情報を生成する際に、)どの提示形態を使うべきかを予
め判定し、生成された案内情報とともに、この提示形態
の判定結果を案内情報出力部6に渡し、案内情報出力部
6は、図18(a)に示すような画面を表示して、ユー
ザに提示形態を提案することがきる。図18(a)で
は、「2.案内文+略地図」が反転表示することによ
り、案内文+略地図の提示形態が適当であることをユー
ザに示している。
例えば案内必要度Rが案内が必要であると判断する基準
となる値を超えるノードの数と、案内の際の目印となる
ランドマークの有無(数であってもよい)に基づき判定
する。例えば、案内の必要のあるノードの全てにランド
マークが存在するときは、案内文のみ、案内の必要のあ
るノードのうちランドマークが存在しないノードが例え
ば、2つまでなら案内文+略地図形式、それ以上なら詳
細地図といったように判定する。さらに、案内の必要の
あるノードの全てにランドマークが存在しても、案内の
必要のあるノードの数が所定値以上のときは、案内文の
量が多くなり、わかりにくいことから、案内案内文+略
地図形式で提示するようにしてもよい。
において、道案内をすることが困難であると判定された
とき、すなわち、案内の必要のある(案内必要度Rがあ
る一定値を超える)ノード数が多いとき(所定値以上の
とき)、案内の必要のあるノードのうち、ランドマーク
が存在しないノードが例えば5箇所以上あるときなど
は、道案内をすることが困難であり、出力する案内情報
が役に立たないかもしれないことをユーザに通知するた
めに、案内情報出力部6から出力される画面表示例であ
る。
であることを通知し、利用を止めるかデータ量は大きく
なるが詳細地図を参照するように指示をしている。
経路のコストCが最も小さい経路を選定するが、その
際、この選定された経路のコストCが、予め定められた
値以上のときも道案内が困難であると判定し、図19に
示すような表示を行うようにしてもよい。
によれば、出発点から目的地に至る経路上の任意地点に
おける案内必要度を、その地点の景観の特徴としての3
つの要素(経路の直進性と経路上での道路交差の複雑性
および道路幅変化)から評価することにより算出し、こ
の案内必要度や、距離、ランドマークの適性度に基づ
き、前記出発点から目的地に至る道筋の迷いにくさの観
点から最適な経路を選定し、この選定された経路上で、
案内必要度に基づき案内が必要と判定された地点につい
ての案内情報を生成することにより、迷いにくい経路の
選定と、迷いにくい明確な道案内の生成が可能となる。
目印の無い場所への道案内をそのまま出力してしまうこ
とにより、ユーザに不満を感じさせてしまう程度をやわ
らげることが可能になる。
必要と判定した際の主要原因となった経路の特徴の説明
を前記案内情報に追加することにより、より明確な道案
内が可能になる。
づく迷いにくさの観点から最適な経路が選定できないと
きや、案内の必要な地点が所定数を越えて案内情報が膨
大になるときなどは、役に立たない案内情報を提示し
て、ユーザに不満感を与えてしまうよりはむしろ、ユー
ザからの信頼を裏切らないためにも、案内情報を生成す
る代わりに、道案内をすることが困難である旨のメッセ
ージを提示する事が望ましい。
判定された地点の案内必要度が所定値以上のときは、そ
の地点の案内情報は略地図にて提示し、それ以外の地点
の案内情報は文章にて提示するなど、案内が必要と判定
された地点の案内情報の提示形態を該地点の案内必要度
に応じて決定することにより、より明確な道案内が可能
になる。
基づき、案内情報を提示するのに適した案内情報の提示
形態を判定して、図18に示したようにユーザに提案す
ることにより、従来のように、例えば、道案内の要求を
行って提示された文章のみの案内情報が、案内の説明が
多すぎて文章のみでわかりにくいので、その提示形態を
文章と略地図からなる提示形態に変更するためにだけ、
再度、道案内の要求を行うといった無駄な操作を繰り返
す必要がない。
内生成装置について説明したが、この場合に限らず、本
発明は、図20に示すように、図1に示した道案内生成
装置の要部の構成をサーバ装置100に持たせ、インタ
ーネット等の所定のネットワークを介して、このサーバ
装置100にアクセスしてきたクライアント端末に道案
内情報を提供する道案内システムの場合も上記第1の実
施形態と同様に適用できる。
置100は、経路選定部1と地図情報管理部2と案内必
要度計算部3と案内生成部4と、さらに、クライアント
端末100との間で通信を行うための送受信部7とから
構成されている。
は同一符号を伏し、異なる部分についてのみ説明する。
ば、携帯型の通信端末であり、携帯電話やPHSなどで
あってもよい。
ertext TransferProtocol)な
どのプロトコルを用いて、クライアント端末101と通
信を行う。
ターネット上のサーバ装置100に接続すると、サーバ
装置100からは、出発地、目的地などの入力画面が提
供される。クライアント端末101で、ユーザが、この
入力画面上に所定の事項を入力して道案内生成要求をサ
ーバ装置200へ送信すると、これを受けて、サーバ装
置100は、第1の実施形態と同様に動作して、案内情
報を生成し、送受信部7を介して、クライアント端末1
01へ返す。
100から案内情報を受信して、これをディスプレイ上
に表示したり、音声にて出力したりする。
話形式で道案内を行う道案内システムの構成図を示した
ものである。なお、図21において、図20と同一部分
には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明す
る。すなわち、図26に示すサーバ装置100の構成で
は、対話部8と案内必要度ユーザ適応部9が追加されて
いる。
ら送信されてくる、ユーザからの問い合わせ(質問)や
現在位置の報告などが入力され、それに応じて案内情報
を出力する、ユーザとの道案内の対話を行う手段であ
る。
どをクライアント端末から音声にて入力して、音声認識
した結果をサーバ装置100に送るようにしてもよい
し、クライアント端末101からキー入力による入力で
あってもよい。
01へ案内情報を出力する際には、音声、画像、テキス
トなどが用いられる。
のユーザとの道案内の対話の履歴を記憶するとともに、
この履歴から、このユーザが案内必要度Rを計算するた
めの式である R=(直進度)+A×(複雑度)+B×(道路幅変化
度) のパラメータA,Bをユーザにより適した値に調整する
手段である。
である。
に従って、ノードn4からノードn0へ至る経路(n
4、n3、n2、n1、n0)を案内する際のユーザと
の対話の例である。図22の左側がサーバ装置100か
らの案内メッセージで、右側がユーザの発話を表してい
る。この例では自然な文章での対話を示しているが、同
様の内容の対話であれば、音声入力、キー入力、メニュ
ー選択などの方法で入力した対話記録でも案内必要度ユ
ーザ適応部9は処理可能である。
は、例えば、ノードn3とノードn1であるため、サー
バ装置100が自動的に生成した案内情報は、この2カ
所についての案内である(ステップS101、ステップ
S103、ステップS105、ステップS109,ステ
ップS111)。
ように、ユーザ側からの質問「B銀行のところは直進で
いいの?」が発生したので、これに応じる形で、ステッ
プS107に示すように、「100m先のA交差点まで
そのまま直進してください」という案内メッセージが発
せられている。
内必要度計算部3が計算した各ノードの案内必要度の中
で、ノードn2での案内必要度がこのユーザに対しては
低かったということが推定される。すなわち、図22に
示した対話から、案内必要度ユーザ適応部9は、案内必
要度Rの計算過程で用いた各計算要素の値を参照して、
ノードn2では、案内必要度Rの計算要素のうち、複雑
度のみが案内必要度に影響を与えている(有効)ので、
このユーザに対しては複雑度の案内必要度に与える影響
力を強くする必要があると判断する。
同様の対話があった場合には、案内必要度ユーザ適応部
9は、道路幅変化度の影響力を強くする必要があると判
断する。
が高く案内が必要と判断し、案内情報を生成したノード
であっても、ユーザが案内を必要無いと指示してもらう
ことにより、案内必要度ユーザ適応部9は、このユーザ
に対しては、そのノードの案内必要度の計算要素のう
ち、そのノードの案内必要度の値を高くした計算要素の
影響力を弱くする必要があると判断する。
は、例えば、サーバ装置100から提供された図22に
示したような案内メッセージをクライアント端末101
で音声にて出力する場合には、案内メッセージを出力し
た後にクライアント端末101が所定の操作を行えばよ
い(例えば、所定のキーを入力するなど)。また、図2
2に示したような案内メッセージをクライアント端末1
01でテキスト文にて出力する場合には、その案内メッ
セージに不要のときには「チェック」印を入力するため
のチェックボックスを設けたり、上記同様、案内メッセ
ージが表示された後に、クライアント端末101が所定
の操作を行うようにしてもよい(例えば、所定のキーを
入力するなど)。
の道を行けばいいの?」とか、「太い道路と交差したけ
どどっちに行くの?」などの案内必要度の計算要素に関
連する内容がある場合には、案内必要度ユーザ適応部9
は、その計算要素の影響力を強くする必要があると判断
する。
して、案内必要度ユーザ適応部9の処理動作について説
明する。
うに、対話の内容を解析して、あるいは、提示した案内
情報に対するユーザからの応答(例えば、当該案内情報
は不要である旨の指示も含む)に従って、案内必要度を
見直すべきノードを検知する(ステップS21)。そし
て、対話の内容や、案内必要度の計算に用いた各計算要
素の値などから当該見直すべきノードの案内必要度の値
に影響を与えた計算要素であって、影響力を調整すべき
と判断した案内必要度の計算要素(調整すべき要素)、
と影響力を強くすべきか弱くすべきかなどの情報を抽出
する(ステップS22)。
り、対話部8を通じて得られた対話などからの抽出情報
の例である。対話部8を通じて得られる対話からリアル
タイムに、あるいは、一時記憶した対話の記録から後に
適当なタイミングで、見直すべきノードがあるか否かチ
ェックする。見直すべきノードが検知される毎に、図2
3に示すようなテーブル形式に対話から抽出された情報
をログとして記録する(ステップS23)。
必要度を見直すべきと判断されたノードの番号Qであ
り、ノードを識別するユニークなIDが表記される。
「進入ノード」と「退出ノード」は、案内必要度を見直
すべきと判断した時の経路で見直しノードの前後にあっ
たノードのノード番号である。「調整すべき要素」は調
整が必要と判断された案内必要度の計算要素であり、
「強弱」は、調整すべき要素の影響を強くすべきか弱く
すべきかであり、修正内容はどうなるように調整すべき
かを表している。
ば、図22に示した対話に対応したログが記録されてい
る。すなわち、ノードn2では複雑度の影響力が強くな
るようにして、ノードn2が案内の必要なノードになる
ようにするというログが記録されている。
したテーブルを参照して、パラメータA、Bの値を計算
するわけだが、その計算方法としては、例えば、上記テ
ーブル上のログの多数決から各計算要素の影響力はぞれ
ぞれ強くすべきか弱くすべきかを決定する。すなわち、
複雑度を強くすべきログの数や、道路幅変化度を弱くす
べきログの数などを集計し、その集計結果を基に、複雑
度を強くするならAを大きくし、道路幅変化度を弱くす
べきならBを小さくし、直進度を強くするならAとBを
小さくする。そしてA,Bを微調整しながら、テーブル
にログとして記録された地点の案内必要度を再計算し、
修正内容に示された通りに結果が改善されたノードの数
が一番多くなるA,Bを求める(ステップS24)。
メータA、Bの値をパラメータ格納部10に格納する。
サーバ装置100は、クライアント端末101からのア
クセス時に、当該クライアント端末101のユーザの識
別情報を受け取るので、これを基に、各ユーザを識別
し、案内必要度計算部3は、当該ユーザに対応したパラ
メータA、Bをユーザ毎パラメータ格納部10から読み
とって、これを基に前述の処理行う。また、案内必要度
ユーザ適応部9では、上記したようにして、パラメータ
格納部10に格納されている各ユーザ対応のパラメータ
A、Bを更新していく。
プS108のように、ユーザからの現在位置の報告に応
じて、ステップS103やステップS109で、報告さ
れた現位置に対応する案内情報を提示しているが、将来
的には、ユーザの(クライアント端末の)現在位置は、
GPS(Global Positioning Sy
stems)、PHS(Personal Handy
−phone System)などにより自動的に取得
されて、サーバ装置100に通知されるであろう。この
場合には、上記したように、対話形式で問い合わせなど
に応じて案内情報を提供するとともに、そのようなクラ
イアント端末の現在位置情報と地図情報管理部2に管理
されている地図情報とを照らし合わせて、経路上のユー
ザ位置を特定した後、その位置に対応する案内情報を提
供するようにしてもよい。
によれば、対話部8は、案内情報をユーザからの問い合
わせや現在位置の報告などに応じて対話形式に提示し、
この提示した案内情報に対してのユーザからの応答や問
い合わせに基づいて、案内必要度ユーザ適応部9は、各
ユーザ対応に、案内必要度に占める直進性と複雑性と道
路幅の変化の影響度を調節するパラメータA、Bを更新
することにより、各ユーザに応じた、迷いにくい経路の
選定と、迷いにくい明確な道案内の生成が可能となる。
ント端末101からの要求に応じて、案内情報を提供す
るサーバ装置の構成として説明したが、この場合に限ら
ず、ノート型パソコンのような携帯可能な情報通信端末
装置などにも適用可能である。すなわち、例えば、図2
1に示した構成のうち、経路選定部1,地図情報管理部
2,案内必要度計算部3,案内生成部4,対話部8,案
内必要度ユーザ適応部9の各機能部の処理手順を記述し
たプログラムを上記情報通信端末装置に実行させて、道
案内生成装置として機能させることもできる。この場合
は、当該情報通信端末装置のユーザのみのパラメータ
A、Bをパラメータ格納部10に格納すればよい。
本発明の道案内生成方法の実施に使用する地図情報編集
支援装置であって、迷いにくい経路の選択のためと、迷
いにくい明確な道案内の生成に適した地図情報をメンテ
ナンスするための地図情報編集支援装置201について
説明する。
な地図情報の更新と、ユーザからのクレームを発端とし
て局所的な修正が行われている。前者は主に地図作成会
社によるしらみつぶしの調査により情報が更新されるた
め、非常に時間とコストがかかる。後者は、多くのユー
ザは間違いがあった時点で不満をかかえただけで止めて
しまうため、多くの問題点は発見されずに繰り返し同じ
間違いが発生してしまう。
点の中から、案内を行うのに情報が不足している部分を
推定することができるので、現地調査における時間とコ
ストの削減と、潜在しているデータの欠如を自主的に改
善していくことが可能になる。
置201は、例えば、サーバ装置100に接続して用い
られる。
管理部2に蓄積された地図情報の中から、案内必要度の
高い場所を調べてリストアップすることにより、道案内
の性能を向上させるのに重要な地点を優先して地図情報
の編集を支援するための手段である。
置201は、要調査地点抽出部202とリストデータ出
力部203とから構成されている。
して、地図情報編集支援装置201の各構成部の処理動
作について説明する。
算したノード毎の案内必要度や、その計算に用いた各計
算要素の値などを履歴として記憶しているものとする。
必要度計算部3から履歴として記憶されているノード毎
の案内必要度を読み出すとともに、地図情報管理部2に
蓄積された地図情報を順に調べ、まず、案内必要度があ
る値より高い場所をリストアップする。また、例えば、
ユーザから、地図上の任意の範囲が指定されたとき、そ
の指定範囲内に存在する全てのノードについて、案内必
要度計算部3に案内必要度を計算させ、地図情報から案
内必要度がある値より高い場所をリストアップするよう
にしてもよい(ステップS31)。
調査内容を抽出する。調査内容は、例えば、地図情報管
理部2に記憶されている地図情報を参照して、要調査場
所と判断されたノード付近のランドマークの有無、数な
ど、線分の属性として記憶されている道路に関するデー
タを参照して、これらの中から道案内に不足しているデ
ータを抽出する(ステップS32)。
の値の高い場所(ノード)であって、道案内に必要なデ
ータが不足している場所を要調査場所として、所定の地
域毎にリストアップし、例えば、各地域毎に各要調査場
所と調査すべき内容を明記したリストデータを出力する
(ステップS33)。例えば、所定の用紙に印刷したり
する。このようなリストデータを印刷した調査用紙など
を用いることで、調査員の調査効率を向上させ、地図情
報のメンテナンス作業を効率化することができる。
一例を示したものである。調査員が調査に行く時に利用
するプリントアウトされた調査用紙もしくは携帯端末の
画面表示の例である。図28において、領域G1の「周
辺地図」は、調査地域の地図であり、領域G2の「調査
内容」は要調査場所とその調査内容についての記載であ
り、領域G3の「調査欄」は、「調査内容」として指定
された調査の結果を記入する欄である。
の目印となるランドマークがないために、ランドマーク
の追加が調査内容として挙げられている。そこで、調査
員は領域G1に表示されている周辺地図上に追加するラ
ンドマークの位置をそのIDとともに記入(あるいは入
力)するとともに、領域G3に表示されている調査欄に
当該ランドマークの名称、種別などの属性情報を記入
(あるいは入力)すればよい。
地図情報に、上記調査用紙あるいは表示画面上に記入あ
るいは入力したデータを追加すればよい。
要度の計算に用いる必要な各計算要素毎にその値が所定
値以上の高いノードについて、例えば、道路幅の調査、
道路交差点の調査などを調査内容として抽出して、図2
8に示したような、それらの調査のためのリストデータ
を出力するようにしてもよい。
情報編集支援装置201の機能構成部(要調査地点抽出
部202、リスト出力部203)と、少なくとも地図情
報管理部2と案内必要度計算部3を有した地図情報編集
支援装置210も実現可能である。
ば、要調査地点抽出部202は、地図上の範囲が指定さ
れたとき、その指定範囲内に存在する全てのノードにつ
いて、案内必要度計算部3に案内必要度を計算させ、地
図情報から案内必要度がある値より高い場所をリストア
ップするようにしてもよい。
01の機能は、コンピュータに実行させることのできる
プログラムとして構成することも可能である。
によれば、案内必要度に基づき地図情報から抽出された
案内の必要性の高い地点のうち、案内に必要なデータが
不足している地点を要調査地点として抽出し、例えば、
この抽出された要調査地点のリストを印刷することによ
り、調査員は、このリストに基づき効率よく実地調査が
行え、地図情報のメンテナンス作業を効率化することが
できるとともに、このようにしてメンテナンスされた地
図情報を図1や、図20,図21に示したような道案内
生成装置や、サーバ装置の地図情報管理部2に登録して
用いることにより、経路選択の性能の向上と、生成され
る案内情報の質の向上が図れる。
めに地図情報のどの部分を改善すればよいか自動的に解
析することが困難であったが、案内必要度を用いること
により、地図情報を改善すべき個所の絞込みができるよ
うになり、性能の向上と、地図情報のメンテナンスコス
トの削減を実現することができる。
法は、コンピュータに実行させることのできるプログラ
ムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディ
スク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−RO
M、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納
して頒布することもできる。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実
施形態には種々の段階の発明は含まれており、開示され
る複数の構成用件における適宜な組み合わせにより、種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくと
も1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている
効果(のなくとも1つ)が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
迷いにくい経路の選定と、迷いにくい明確な道案内の生
成が可能となる。
の全体構成図。
ト。
ト。
の図。
ための図
図。
合を説明するための図。
雑度の影響度が小さくなる場合を説明するための図。
路の幅より太いとき、案内必要度に占める直進性の影響
度が小さくなる場合を説明するための図。
ート。
図。
図。
が変更される場合を説明するための図。
ての説明を案内情報に追加する場合を説明するための
図。
示形態をユーザに提示する場合の提示画面の一例を示し
た図。
ジを提示する場合の提示画面の一例を示した図。
構成例を示した図。
構成例を示した図。
合を説明するための図。
のログデータの記憶例を示した図。
フローチャート。
支援装置の利用方法について説明するための図。
ためのフローチャート。
例を示した図。
図。
Claims (25)
- 【請求項1】 指定された出発地から目的地までの経路
を地図情報に基づき選定して、その経路を案内するため
の案内情報を生成する道案内生成方法において、 出発点から目的地に至る経路上の任意地点における案内
の必要度を、経路の直進性と経路上での道路交差の複雑
性および道路幅変化とから評価することにより前記必要
度の評価値を算出し、 少なくとも前記評価値に基づき、前記出発点から目的地
に至る道筋の迷いにくさの観点から最適な経路を選定
し、 この選定された経路上で、前記評価値に基づき案内が必
要と判定された地点についての案内情報を生成すること
を特徴とする道案内生成方法。 - 【請求項2】 前記複雑性の度合いが低い地点において
は、前記評価値を算出する際、経路が直進であると判断
する前記直進性の判断基準を緩めることを特徴する請求
項1記載の道案内生成方法。 - 【請求項3】 前記経路が他の道路と交差し、前記経路
の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、その
地点の前記評価値に占める前記複雑性の影響度を小さく
することを特徴とする請求項1記載の道案内生成方法。 - 【請求項4】 前記経路が他の道路と交差し、前記経路
の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、その
地点の前記評価値に占める前記直進性の影響度を小さく
することを特徴とする請求項1記載の道案内生成方法。 - 【請求項5】 前記案内情報をユーザからの問い合わせ
や現在位置の報告などに応じて対話形式に提示し、この
提示した案内情報に対してのユーザからの応答や前記問
い合わせに基づいて、前記ユーザ対応に、前記評価値に
占める前記直進性と前記複雑性と前記道路幅の変化のう
ちのいづれかの影響度を調節することを特徴とする請求
項1記載の道案内生成方法。 - 【請求項6】 指定された出発地から目的地までの経路
を地図情報に基づき選定して、その経路を案内するため
の案内情報を生成する道案内生成装置において、 出発点から目的地に至る経路上の任意地点における案内
の必要度を、経路の直進性と経路上での道路交差の複雑
性および道路幅変化とから評価することにより前記必要
度の評価値を算出する算出手段と、 少なくとも前記評価値に基づき、前記出発点から目的地
に至る道筋の迷いにくさの観点から最適な経路を選定す
る経路選定手段と、 前記選定された経路上で、前記評価値に基づき案内が必
要と判定された地点についての案内情報を生成する案内
生成手段と、 この案内生成手段で生成された案内情報を提示する提示
手段と、 を具備したことを特徴とする道案内生成装置。 - 【請求項7】 前記複雑性の度合いが低い地点において
は、前記評価値を算出する際、経路が直進であると判断
する前記直進性の判断基準を緩めることを特徴する請求
項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項8】 前記経路が他の道路と交差し、前記経路
の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、その
地点の前記評価値に占める前記複雑性の影度を小さくす
ることを特徴とする請求項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項9】 前記経路が他の道路と交差し、前記経路
の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、その
地点の前記評価値に占める前記直進性の影響度を小さく
することを特徴とする請求項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項10】 前記提示手段は、前記案内情報をユー
ザからの問い合わせや現在位置の報告などに応じて対話
形式に提示し、 この提示した案内情報に対してのユーザからの応答や前
記問い合わせに基づいて、前記ユーザ対応に、前記評価
値に占める前記直進性と前記複雑性と前記道路幅の変化
のうちのいづれかの影響度を調節することを特徴とする
請求項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項11】 案内が必要と判定した際の主要原因と
なった経路の特徴の説明を前記案内情報に追加すること
を特徴とする請求項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項12】 前記最適な経路が選定できないとき、
あるいは、前記案内が必要と判定された地点の数と、そ
の各地点における道案内の際の目印となるランドマーク
の有無とを基に道案内が困難であると判定したときは、
前記案内情報を生成する代わりに道案内をすることが困
難である旨のメッセージを提示することを特徴とする請
求項6記載の道案内生成装置。 - 【請求項13】 前記案内が必要と判定された地点の前
記案内情報の提示形態を該地点の前記評価値と該地点に
おける道案内の際の目印となるランドマークの有無とに
応じて決定することを特徴とする請求項6記載の道案内
生成装置。 - 【請求項14】 前記案内が必要と判定された地点の数
と、その各地点における道案内の際の目印となるランド
マークの有無とに基づき、前記案内情報を提示するのに
適した前記案内情報の提示形態を判定して、ユーザに提
案することを特徴とする請求項6記載の道案内生成装
置。 - 【請求項15】 クライアント端末からの要求に応じ
て、指定された出発地から目的地までの経路を地図情報
に基づき選定して、その経路を案内するための案内情報
を提供するサーバ装置において、 出発点から目的地に至る経路上の任意地点における案内
の必要度を、経路の直進性と経路上での道路交差の複雑
性および道路幅変化とから評価することにより前記必要
度の評価値を算出する算出手段と、 少なくとも前記評価値に基づき、前記出発点から目的地
に至る道筋の迷いにくさの観点から最適な経路を選定す
る経路選定手段と、 前記選定された経路上で、前記評価値に基づき案内が必
要と判定された地点についての案内情報を生成する案内
生成手段と、 を具備し、 この案内生成手段で生成された案内情報を要求元の前記
クライアント端末に提供することを特徴とするサーバ装
置。 - 【請求項16】 前記複雑性の度合いが低い地点におい
ては、前記評価値を算出する際、経路が直進であると判
断する前記直進性の判断基準を緩めることを特徴する請
求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項17】 前記経路が他の道路と交差し、前記経
路の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、そ
の地点の前記評価値に占める前記複雑性の影響度を小さ
くすることを特徴とする請求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項18】 前記経路が他の道路と交差し、前記経
路の道路幅が前記他の道路の道路幅より太いときは、そ
の地点の前記評価値に占める前記直進性の影響度を小さ
くすることを特徴とする請求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項19】 前記案内情報をクライアント端末のユ
ーザからの案内の問い合わせや現在位置の報告などに応
じて対話形式に提供し、 この提供した案内情報に対してのユーザからの応答や前
記問い合わせに基づいて、前記ユーザ対応に、前記評価
値に占める前記直進性と前記複雑性と前記道路幅の変化
のうちのいづれかの影響度を調節することを特徴とする
請求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項20】 案内が必要と判定した際の主要原因と
なった経路の特徴の説明を前記案内情報に追加すること
を特徴とする請求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項21】 前記最適な経路が選定できないとき、
あるいは、前記案内が必要と判定された地点の数と、そ
の各地点における道案内の際の目印となるランドマーク
の有無とを基に道案内が困難であると判定したときは、
前記案内情報を生成する代わりに道案内をすることが困
難である旨のメッセージを提示することを特徴とする請
求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項22】 前記案内が必要と判定された地点の前
記案内情報の提示形態を該地点の前記評価値と該地点に
おける道案内の際の目印となるランドマークの有無とに
応じて決定することを特徴とする請求項15記載のサー
バ装置。 - 【請求項23】 前記案内が必要と判定された地点の数
と、その各地点における道案内の際の目印となるランド
マークの有無とに基づき、前記案内情報を提示するのに
適した前記案内情報の提示形態を判定して、ユーザに提
案することを特徴とする請求項15記載のサーバ装置。 - 【請求項24】 指定された出発地から目的地までの経
路を案内するための案内情報の生成に用いる地図情報の
編集を支援する地図情報編集支援装置において、 道路の直進性と道路交差の複雑性と道路幅変化とを評価
することにより前記地図情報から抽出された案内の必要
性の高い地点のうち、案内に必要なデータが不足してい
る地点を要調査地点として抽出する抽出手段と、 この抽出手段で抽出された前記要調査地点のリストを出
力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする地図情報編集支援装置。 - 【請求項25】 指定された出発地から目的地までの経
路を地図情報に基づき選定して、その経路を案内するた
めの案内情報を生成する処理をコンピュータに実行させ
るためのプログラムであって、 出発点から目的地に至る経路上の任意地点における案内
の必要度を、経路の直進性と経路上での道路交差の複雑
性および道路幅変化とから評価することにより前記必要
度の評価値を算出するための処理と、 少なくとも前記評価値に基づき、前記出発点から目的地
に至る道筋の迷いにくさの観点から最適な経路を選定す
るための処理と、 前記選定された経路上で、前記評価値に基づき案内が必
要と判定された地点についての案内情報を生成するため
の処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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