JP2002228161A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JP2002228161A JP2002228161A JP2001021162A JP2001021162A JP2002228161A JP 2002228161 A JP2002228161 A JP 2002228161A JP 2001021162 A JP2001021162 A JP 2001021162A JP 2001021162 A JP2001021162 A JP 2001021162A JP 2002228161 A JP2002228161 A JP 2002228161A
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- door
- damper
- hinge
- opening
- heating chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調理器の扉の開閉時にともなう衝撃を解消
し、高品質で、使い勝手の良い調理器を提供する。 【解決手段】 調理器1は扉4と、ヒンジ6と、ダンパ
−10を備え、扉4の開閉動作に対応して作動するダン
パ−10を扉4のヒンジ6に設け、扉4の調理器1への
衝撃を解消させる。
し、高品質で、使い勝手の良い調理器を提供する。 【解決手段】 調理器1は扉4と、ヒンジ6と、ダンパ
−10を備え、扉4の開閉動作に対応して作動するダン
パ−10を扉4のヒンジ6に設け、扉4の調理器1への
衝撃を解消させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉の開閉時に調理
器に加わる衝撃力を緩和させた調理器に関するものであ
る。
器に加わる衝撃力を緩和させた調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調理器としては、例えば
実公昭56−29916号公報に記載されているような
ものがあった。図7は前記公報に記載された従来の調理
器の側面図を示すものである。以下、図面に基づいて説
明する。
実公昭56−29916号公報に記載されているような
ものがあった。図7は前記公報に記載された従来の調理
器の側面図を示すものである。以下、図面に基づいて説
明する。
【0003】従来、この種の調理器1には内部に加熱室
2を配置し、加熱室2の開口部には加熱室2で加熱する
被加熱物3を出し入れする扉4を装着している。扉4は
加熱室2の開口部の加熱室前板5に装備されたヒンジ6
の支点7を支点としてドアア−ム8と、ドアバネ9の付
勢により、開閉自在な構成となっている。そして、加熱
室前板5には扉4の閉成時に扉4と、加熱室前板5の衝
撃を緩和させるためのダンパ−10を設け、調理器1の
外装と加熱室2の空間にある高周波発振器や、ヒ−タ、
制御基板、ランプ等の電気部品11の品質確保と、扉4
を閉じた時の衝撃音の静音化図っている。ダンパ−10
は主にシリンダ−機構を有するエア−式からなり、シリ
ンダ−のストロ−ク、使い勝手上から突起10aが加熱
室前板5より扉4側へ約10mmほど突出して扉4の衝
撃を受ける構成となっている。
2を配置し、加熱室2の開口部には加熱室2で加熱する
被加熱物3を出し入れする扉4を装着している。扉4は
加熱室2の開口部の加熱室前板5に装備されたヒンジ6
の支点7を支点としてドアア−ム8と、ドアバネ9の付
勢により、開閉自在な構成となっている。そして、加熱
室前板5には扉4の閉成時に扉4と、加熱室前板5の衝
撃を緩和させるためのダンパ−10を設け、調理器1の
外装と加熱室2の空間にある高周波発振器や、ヒ−タ、
制御基板、ランプ等の電気部品11の品質確保と、扉4
を閉じた時の衝撃音の静音化図っている。ダンパ−10
は主にシリンダ−機構を有するエア−式からなり、シリ
ンダ−のストロ−ク、使い勝手上から突起10aが加熱
室前板5より扉4側へ約10mmほど突出して扉4の衝
撃を受ける構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
調理器1の構成では、扉4を開いた時には加熱室前板5
に約10mmのダンパ−10の突起10aが存在してい
るため使用中に破損したり、清掃時に突起10aが邪魔
になること、また、扉4を閉じていく時、扉4がダンパ
−10に接合する時に衝撃音が生じたり、扉4の閉成動
作がスム−ズにいかないと言う使い勝手上の課題を有し
ていた。
調理器1の構成では、扉4を開いた時には加熱室前板5
に約10mmのダンパ−10の突起10aが存在してい
るため使用中に破損したり、清掃時に突起10aが邪魔
になること、また、扉4を閉じていく時、扉4がダンパ
−10に接合する時に衝撃音が生じたり、扉4の閉成動
作がスム−ズにいかないと言う使い勝手上の課題を有し
ていた。
【0005】本発明は前記課題を解決するもので、加熱
室前板に突起をなくしダンパ−の破損や、清掃をし易く
するとともに、扉の開閉動作全体の中で制動機能を持た
せることで扉の開閉を衝撃音の発生しない、スム−ズで
使い勝手の良い調理器を提供することを目的とする。
室前板に突起をなくしダンパ−の破損や、清掃をし易く
するとともに、扉の開閉動作全体の中で制動機能を持た
せることで扉の開閉を衝撃音の発生しない、スム−ズで
使い勝手の良い調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の調理器は扉のヒンジ部に回転式ダン
パ−を装着することにより、加熱室前板に突起をなくす
とともに、扉の開閉動作の全域で制動機能を働かせ、一
定スピ−ドで衝撃音のないスム−ズ動作を可能とするこ
とにより、高品質な調理器が提供できのである。
るために、本発明の調理器は扉のヒンジ部に回転式ダン
パ−を装着することにより、加熱室前板に突起をなくす
とともに、扉の開閉動作の全域で制動機能を働かせ、一
定スピ−ドで衝撃音のないスム−ズ動作を可能とするこ
とにより、高品質な調理器が提供できのである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、被加熱
物を収納する加熱室と、前記加熱室の開口部周縁に設け
たヒンジと、前記ヒンジを支点にドアア−ム、ドアバネ
で付勢され前記加熱室の開口部を開閉する扉と、前記ヒ
ンジまたは前記扉に設けられ前記扉の開閉動作に対応し
て作動するダンパ−を備え、前記扉の開閉動作に制動機
能を有する構成とした。この構成により、加熱室前板に
突起物をなくしダンパ−の破損や、清掃をし易くすると
ともに、扉の開閉時の音を解消し、スム−ズで使い勝手
の良い調理器を可能としている。
物を収納する加熱室と、前記加熱室の開口部周縁に設け
たヒンジと、前記ヒンジを支点にドアア−ム、ドアバネ
で付勢され前記加熱室の開口部を開閉する扉と、前記ヒ
ンジまたは前記扉に設けられ前記扉の開閉動作に対応し
て作動するダンパ−を備え、前記扉の開閉動作に制動機
能を有する構成とした。この構成により、加熱室前板に
突起物をなくしダンパ−の破損や、清掃をし易くすると
ともに、扉の開閉時の音を解消し、スム−ズで使い勝手
の良い調理器を可能としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
おいて、ダンパ−は本体を扉またはヒンジに固定すると
ともに、回転軸に装着した歯車が、対向する前記ヒンジ
または扉に形成された歯形に噛み合う構成としたことに
より、ヒンジの支点とダンパ−を分離させることがで
き、ダンパ−を重量の重たい扉の支点から開放させ信頼
性の高いダンパ−構成が可能となった。
おいて、ダンパ−は本体を扉またはヒンジに固定すると
ともに、回転軸に装着した歯車が、対向する前記ヒンジ
または扉に形成された歯形に噛み合う構成としたことに
より、ヒンジの支点とダンパ−を分離させることがで
き、ダンパ−を重量の重たい扉の支点から開放させ信頼
性の高いダンパ−構成が可能となった。
【0009】請求項3に記載の発明は、特に請求項1に
おいて、ダンパ−とヒンジは、ヒンジの支点の同軸上で
結合する構成により、扉の重量が軽く、小型の場合には
省スペ−スでシンプルなダンパ−構成が可能となった。
おいて、ダンパ−とヒンジは、ヒンジの支点の同軸上で
結合する構成により、扉の重量が軽く、小型の場合には
省スペ−スでシンプルなダンパ−構成が可能となった。
【0010】請求項4に記載の発明は、特に請求項1に
おいて、ダンパ−は扉の閉成方向に制動機能を有する一
方向性ダンパ−としたことにより、扉の開成時に抵抗感
のないスム−ズな使い勝手の良い製品とした。
おいて、ダンパ−は扉の閉成方向に制動機能を有する一
方向性ダンパ−としたことにより、扉の開成時に抵抗感
のないスム−ズな使い勝手の良い製品とした。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例と同一構成には同一符号を付し
た。
明する。なお、従来例と同一構成には同一符号を付し
た。
【0012】(実施例1)図1は本発明の一実施例の調
理器の側面図、図2は同調理器の扉閉成時のダンパ−と
ヒンジ部の詳細図、図3は同調理器の扉開成時のダンパ
−とヒンジ部の詳細図、図4は図3における矢視図、図
5はダンパ−の動作特性図を示す。
理器の側面図、図2は同調理器の扉閉成時のダンパ−と
ヒンジ部の詳細図、図3は同調理器の扉開成時のダンパ
−とヒンジ部の詳細図、図4は図3における矢視図、図
5はダンパ−の動作特性図を示す。
【0013】本発明の特徴は、加熱室2内の被加熱物3
を出し入れする扉4の開閉動作に制動機能を持たせ一定
スピ−ドで作動する回転式のダンパ−10をヒンジ部に
搭載した構成である。
を出し入れする扉4の開閉動作に制動機能を持たせ一定
スピ−ドで作動する回転式のダンパ−10をヒンジ部に
搭載した構成である。
【0014】以下、実施例に従い詳細に説明する。図1
ないし図4において、調理器1には内部に加熱室2を配
置し、加熱室2の開口部には加熱室2で電熱や、高周波
で加熱する被加熱物3を出し入れする扉4を装着してい
る。扉4は開口部の加熱室前板5下部に装備、固定した
ヒンジ6の支点7を支点としてドアア−ム8と、ドアバ
ネ9の付勢により、開閉自在な構成としているが、特に
高周波加熱の調理器の場合は扉4と加熱室前板5の接合
は高周波漏洩防止の必要性から強い結合(閉力)となっ
ている。
ないし図4において、調理器1には内部に加熱室2を配
置し、加熱室2の開口部には加熱室2で電熱や、高周波
で加熱する被加熱物3を出し入れする扉4を装着してい
る。扉4は開口部の加熱室前板5下部に装備、固定した
ヒンジ6の支点7を支点としてドアア−ム8と、ドアバ
ネ9の付勢により、開閉自在な構成としているが、特に
高周波加熱の調理器の場合は扉4と加熱室前板5の接合
は高周波漏洩防止の必要性から強い結合(閉力)となっ
ている。
【0015】次に本発明の要部である扉4の開閉時に制
動機能の役目をするダンパ−10の構成について詳細を
説明する。ヒンジ6の支点7を支点に開閉する扉4には
ダンパ−本体12と回転自在で内部に介在する粘性材に
より制動状態で可動する歯車13からなるダンパ−10
が装着されている。このダンパ−10の動作特性は図5
で示す通り、ダンパ−本体12に対して歯車13の回転
スピ−ドが速くなると、回転トルクが大きくなり、逆に
回転スピ−ドが遅くなると、回転トルクが小さくなる特
性を有している。これは上述したようにダンパ−10の
内部封入された粘性材によるもので、この粘性材は特殊
なシリコンオイル等からできており、粘性の度合いを変
えることによりトルク値も自由に選択できるものであ
る。
動機能の役目をするダンパ−10の構成について詳細を
説明する。ヒンジ6の支点7を支点に開閉する扉4には
ダンパ−本体12と回転自在で内部に介在する粘性材に
より制動状態で可動する歯車13からなるダンパ−10
が装着されている。このダンパ−10の動作特性は図5
で示す通り、ダンパ−本体12に対して歯車13の回転
スピ−ドが速くなると、回転トルクが大きくなり、逆に
回転スピ−ドが遅くなると、回転トルクが小さくなる特
性を有している。これは上述したようにダンパ−10の
内部封入された粘性材によるもので、この粘性材は特殊
なシリコンオイル等からできており、粘性の度合いを変
えることによりトルク値も自由に選択できるものであ
る。
【0016】そして、ダンパ−10はダンパ−本体12
を扉4に固定し、歯車13をヒンジ6の支点の同芯の外
周に形成したヒンジ6の歯形14に噛み合い構成させて
いる。この構成により、扉4を閉成する場合は図2の矢
印15のように歯車12が回転し、逆に扉4を開成する
場合は図3の矢印16のように歯車12が回転するが、
この時に上述のように、ダンパ−本体12と歯車13は
粘性材により制動回転となる。従って、ダンパ−10を
固定している扉4の開閉動作は、扉4の自重落下と、加
熱室2側からのドア−アム、ドアバネによる付勢、及び
使用者の操作力に対し、開閉動作が速い時には強い抵
抗、遅い時には軽い抵抗の制動を受け、全体的にスム−
ズでバランスのとれた扉4の開閉動作が可能となるもの
である。
を扉4に固定し、歯車13をヒンジ6の支点の同芯の外
周に形成したヒンジ6の歯形14に噛み合い構成させて
いる。この構成により、扉4を閉成する場合は図2の矢
印15のように歯車12が回転し、逆に扉4を開成する
場合は図3の矢印16のように歯車12が回転するが、
この時に上述のように、ダンパ−本体12と歯車13は
粘性材により制動回転となる。従って、ダンパ−10を
固定している扉4の開閉動作は、扉4の自重落下と、加
熱室2側からのドア−アム、ドアバネによる付勢、及び
使用者の操作力に対し、開閉動作が速い時には強い抵
抗、遅い時には軽い抵抗の制動を受け、全体的にスム−
ズでバランスのとれた扉4の開閉動作が可能となるもの
である。
【0017】なお、調理器1の外装と加熱室2の空間に
は高周波発振器や、ヒ−タ、制御基板等の電気部品11
が配置され調理器1の基本機能の役目を担っている。
は高周波発振器や、ヒ−タ、制御基板等の電気部品11
が配置され調理器1の基本機能の役目を担っている。
【0018】以上のように構成された調理器について、
以下その動作、作用を説明する。
以下その動作、作用を説明する。
【0019】被加熱物3を加熱室2から出し入れする時
などに操作する扉4の開閉動作は、ヒンジ6を支点に開
閉成運動しながら、ダンパ−10の歯車13とヒンジ6
の歯形14の噛み合いでダンパ−10内部に介在する粘
性材により制動を受けることにより、開閉動作の全域で
ほぼ一定のスピ−ドの動作でスム−ズな動きとなる。
などに操作する扉4の開閉動作は、ヒンジ6を支点に開
閉成運動しながら、ダンパ−10の歯車13とヒンジ6
の歯形14の噛み合いでダンパ−10内部に介在する粘
性材により制動を受けることにより、開閉動作の全域で
ほぼ一定のスピ−ドの動作でスム−ズな動きとなる。
【0020】また、シリコンオイルの粘性を変えること
により、扉4の開閉動作スピ−ドの変更や、扉4の大き
さ、重量変化に対する適性化の調整が容易に可能であ
る。このことにより、扉4は開閉動作の全域において、
手荒く扱うなどのいろんな操作に対しても適性な一定ス
ピ−ドの制動を受けるため、扉4が閉成時に加熱室2側
へ柔らかく装着され、衝撃は解消されるものである。ま
た、扉4の開成時においても、扉4が柔らかく開放され
るために振動、衝撃は解消された。そして、扉4の開閉
動作の支点とダンパ−10の歯車13の回転軸を分離し
ているので扉4の開閉動作の負荷がダンパ−10にかか
ることがないため信頼性の高い製品が可能となった。
により、扉4の開閉動作スピ−ドの変更や、扉4の大き
さ、重量変化に対する適性化の調整が容易に可能であ
る。このことにより、扉4は開閉動作の全域において、
手荒く扱うなどのいろんな操作に対しても適性な一定ス
ピ−ドの制動を受けるため、扉4が閉成時に加熱室2側
へ柔らかく装着され、衝撃は解消されるものである。ま
た、扉4の開成時においても、扉4が柔らかく開放され
るために振動、衝撃は解消された。そして、扉4の開閉
動作の支点とダンパ−10の歯車13の回転軸を分離し
ているので扉4の開閉動作の負荷がダンパ−10にかか
ることがないため信頼性の高い製品が可能となった。
【0021】更に、各種の製品化の中では扉4が比較的
大きく、重量の重たい製品の場合は、扉4の閉成時と開
成時に両方に制動機能をもたせた両方向性ダンパ−仕様
を採用し、扉4が比較的小さく、重量の軽い製品の場合
は扉4の閉成時を主体にし、クラッチ等を応用した一方
向性ダンパ−仕様の対応も可能である。
大きく、重量の重たい製品の場合は、扉4の閉成時と開
成時に両方に制動機能をもたせた両方向性ダンパ−仕様
を採用し、扉4が比較的小さく、重量の軽い製品の場合
は扉4の閉成時を主体にし、クラッチ等を応用した一方
向性ダンパ−仕様の対応も可能である。
【0022】以上のように、本実施例においては、回転
式のダンパ−10を扉4に装備して扉4の開閉動作に制
動機能を持たせることにより、加熱室前板5に突起物を
なくしダンパ−10の破損や、清掃をし易くするととも
に、扉4の開閉時の音を解消し、スム−ズで使い勝手の
良い調理器にしている。そして、扉4の大きさ、重量に
対応してダンパ−10の制動方向を選択することによ
り、一層適性な調理器が提供可能となった。
式のダンパ−10を扉4に装備して扉4の開閉動作に制
動機能を持たせることにより、加熱室前板5に突起物を
なくしダンパ−10の破損や、清掃をし易くするととも
に、扉4の開閉時の音を解消し、スム−ズで使い勝手の
良い調理器にしている。そして、扉4の大きさ、重量に
対応してダンパ−10の制動方向を選択することによ
り、一層適性な調理器が提供可能となった。
【0023】尚、本実施例ではダンパ−10を扉4側に
設けたが、取り付け空間があればヒンジ6側に設けた構
成においても同じ効果を得ることができる (実施例2)図6は、本発明の第2の実施例のダンパ−
部の詳細図である。
設けたが、取り付け空間があればヒンジ6側に設けた構
成においても同じ効果を得ることができる (実施例2)図6は、本発明の第2の実施例のダンパ−
部の詳細図である。
【0024】本発明の特徴は、加熱室2内の被加熱物3
を出し入れする扉4の開閉動作に制動機能を持たせ一定
スピ−ドで作動する回転式のダンパ−B18をヒンジ部
に搭載した構成において、実施例1と異なるところは
ダンパ−B18の回転軸17とヒンジ6の支点7を同軸
上で、ロック状態に構成したところである。
を出し入れする扉4の開閉動作に制動機能を持たせ一定
スピ−ドで作動する回転式のダンパ−B18をヒンジ部
に搭載した構成において、実施例1と異なるところは
ダンパ−B18の回転軸17とヒンジ6の支点7を同軸
上で、ロック状態に構成したところである。
【0025】以下、図6に従い詳細に説明する。図6に
おいて、ヒンジ6の支点7を支点に開閉する扉4にダン
パ−本体12と回転自在で内部に介在する粘性材により
制動状態で可動する回転軸17からなるダンパ−B18
を装着している。そして、回転軸17は図6の矢印19
から加熱室前板5下部に固定したヒンジ6の支点7に挿
入して同軸上で結合している。この回転軸17と支点7
の結合はD字状や楕円状の回転不可形状で形成すること
により、回転軸17とヒンジ6の支点7がロック状態で
結合された構成している。このことにより、扉4の開閉
時にはダンパ−本体12と回転軸17が回転制動を受
け、実施例1と同じように、スム−ズでバランスのとれ
た扉4の開閉動作が可能となるものである。
おいて、ヒンジ6の支点7を支点に開閉する扉4にダン
パ−本体12と回転自在で内部に介在する粘性材により
制動状態で可動する回転軸17からなるダンパ−B18
を装着している。そして、回転軸17は図6の矢印19
から加熱室前板5下部に固定したヒンジ6の支点7に挿
入して同軸上で結合している。この回転軸17と支点7
の結合はD字状や楕円状の回転不可形状で形成すること
により、回転軸17とヒンジ6の支点7がロック状態で
結合された構成している。このことにより、扉4の開閉
時にはダンパ−本体12と回転軸17が回転制動を受
け、実施例1と同じように、スム−ズでバランスのとれ
た扉4の開閉動作が可能となるものである。
【0026】以上のように構成された調理器について、
以下その動作、作用を説明する。
以下その動作、作用を説明する。
【0027】被加熱物3を加熱室2から出し入れする時
などに操作する扉4の開閉動作は、ヒンジ6を支点7と
同軸上でダンパ−B18の回転軸17とヒンジ6の支点
7をロック状態にすることにより、ダンパ−本体12と
回転軸17の間でダンパ−B18内部に介在する粘性材
により制動を受けることになり、開閉動作の全域でほぼ
一定のスピ−ドの動作でスム−ズな動きとなり、実施例
1と同様な効果が期待できるものである。
などに操作する扉4の開閉動作は、ヒンジ6を支点7と
同軸上でダンパ−B18の回転軸17とヒンジ6の支点
7をロック状態にすることにより、ダンパ−本体12と
回転軸17の間でダンパ−B18内部に介在する粘性材
により制動を受けることになり、開閉動作の全域でほぼ
一定のスピ−ドの動作でスム−ズな動きとなり、実施例
1と同様な効果が期待できるものである。
【0028】特に本実施例の場合はダンパ−B18の回
転軸17とヒンジ6の支点7を同軸上で構成することに
より、扉4が比較的に軽く、ヒンジ6の支点7に強い負
荷がかからないものや、小型でダンパ−B18塔載のス
ペ−スがとれないものはシンプルな構成となるため塔載
が容易となる利点がある。
転軸17とヒンジ6の支点7を同軸上で構成することに
より、扉4が比較的に軽く、ヒンジ6の支点7に強い負
荷がかからないものや、小型でダンパ−B18塔載のス
ペ−スがとれないものはシンプルな構成となるため塔載
が容易となる利点がある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4の発明によ
れば、加熱室前板にダンパ−を設けることなく扉の開閉
をゆるやかな一定スピ−ドで動作可能となり、信頼性が
高く、静かで、クリ−ンで使い勝手の良い製品が提供可
能となった。
れば、加熱室前板にダンパ−を設けることなく扉の開閉
をゆるやかな一定スピ−ドで動作可能となり、信頼性が
高く、静かで、クリ−ンで使い勝手の良い製品が提供可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における調理器の側面図
【図2】同調理器の扉閉成時のダンパ−とヒンジ部の詳
細図
細図
【図3】同調理器の扉開成時におけるダンパ−とヒンジ
部の詳細図
部の詳細図
【図4】同調理器の扉開成時におけるダンパ−とヒンジ
部の図3における矢視図
部の図3における矢視図
【図5】同調理器のダンパ−の動作特性図
【図6】本発明の第二の実施例における調理器のダンパ
ー部の詳細図
ー部の詳細図
【図7】従来の調理器の側面図
2 加熱室 3 被加熱物 4 扉 6 ヒンジ 7 支点 8 ドアア−ム 9 ドアバネ 10 ダンパ− 12 ダンパ−本体 13 歯車 14 歯形
Claims (4)
- 【請求項1】 被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱
室の開口部周縁に設けたヒンジと、前記ヒンジを支点に
ドアア−ム、ドアバネで付勢され前記加熱室の開口部を
開閉する扉と、前記ヒンジまたは前記扉に設けられ前記
扉の開閉動作に対応して作動するダンパ−を備え、前記
扉の開閉動作に制動機能を有する構成とした調理器。 - 【請求項2】 ダンパ−は本体を扉またはヒンジに固定
するとともに、回転軸に装着した歯車が、対向する前記
ヒンジまたは扉に形成された歯形に噛み合う構成とした
請求項1に記載の調理器。 - 【請求項3】 ダンパ−とヒンジは、前記ヒンジの支点
の同軸上で結合する構成とした請求項1に記載の調理
器。 - 【請求項4】 ダンパ−は扉の閉成方向に制動機能を有
する一方向性ダンパ−とした請求項1に記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021162A JP2002228161A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021162A JP2002228161A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671895B1 (ko) | 2005-03-29 | 2007-01-24 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼 세탁기의 상하 여닫이 도어 구조물 |
JP2016216231A (ja) * | 2015-05-23 | 2016-12-22 | 株式会社ヤスヰ | 車両用リフト装置 |
-
2001
- 2001-01-30 JP JP2001021162A patent/JP2002228161A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671895B1 (ko) | 2005-03-29 | 2007-01-24 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 드럼 세탁기의 상하 여닫이 도어 구조물 |
JP2016216231A (ja) * | 2015-05-23 | 2016-12-22 | 株式会社ヤスヰ | 車両用リフト装置 |
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