JP2002228073A - 計測機器接続用継手 - Google Patents

計測機器接続用継手

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JP2002228073A
JP2002228073A JP2001029780A JP2001029780A JP2002228073A JP 2002228073 A JP2002228073 A JP 2002228073A JP 2001029780 A JP2001029780 A JP 2001029780A JP 2001029780 A JP2001029780 A JP 2001029780A JP 2002228073 A JP2002228073 A JP 2002228073A
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JP
Japan
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measuring instrument
pipe
thermoplastic resin
saddle
joint
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JP2001029780A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ishiyama
均 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管路を切断することなく、管路の管軸と傾斜す
る管軸を有し、計測機器を螺合接続可能な受口を、接合
強度が優れた状態にて容易に形成することができる計測
機器接続用継手を提供する。 【解決手段】熱可塑性樹脂製であって、管路を形成する
熱可塑性樹脂管2の外周面に沿う鞍状をなし、計測口1
11を有するとともに、内周壁部に電熱線112が埋設
されたサドル部11と、該サドル部11の計測口111
の周壁より外方に向けて、前記管路の管軸と傾斜する管
軸を有し、計測機器を螺合接続可能な受口121を備え
た計測機器接続部12が一体的に設けられている計測機
器接続用継手1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路に計測機器を
設置する際に好適に使用される計測機器接続用継手に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂管からなる管路に、
圧力計、温度計、サンプル用バルブ等の計測機器を設置
する場合、例えば、図5(a)に示すような熱可塑性樹
脂製の水栓チーズaを用いることがある。この水栓チー
ズaは、両端部にスリーブ型の主管受口b,cを有し、
中央部に計測機器を螺合接続できる枝管受口dを有する
ものである。
【0003】このような水栓チーズaを用いて、熱可塑
性樹脂管からなる管路に計測機器を設置する場合、図5
(b)にも示すように、熱可塑性樹脂管eを切断し、そ
の端部を水栓チーズaの主管受口b,cに接続した後、
枝管受口dに計測機器を螺合接続する必要がある。しか
し、この方法の場合には、管路を切断する必要があるの
で、作業が煩雑であるという問題点がある。
【0004】又、例えば、図6(a)に示すような熱可
塑性樹脂製の水栓ソケットfを用いることがある。この
水栓ソケットfは、一端部に計測機器を螺合接続できる
受口gを有するものである。このような水栓ソケットf
を用いて、熱可塑性樹脂管からなる管路に計測機器を傾
斜状態にて設置する場合、図6(b)にも示すように、
管路hの上部に傾斜する貫通孔iをあけ、その貫通孔i
内に水栓ソケットfの他端部を挿入し、両者間を溶接す
る必要がある。しかし、この方法の場合には、溶接部の
強度が弱くなる上に、水栓ソケットfの他端部の一部が
管路内に突出し、管路内を流下する流路の邪魔物となる
という問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来の問題点を解消し、管路を切断することなく、管路
に、管路の管軸と傾斜する管軸を有し、計測機器を螺合
接続可能な受口を容易に形成することができる計測機器
接続用継手を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、熱可塑性樹脂製であって、管路を
形成する熱可塑性樹脂管の外周面に沿う鞍状をなし、計
測口を有するサドル部と、該サドル部の計測口の周壁よ
り外方に向けて、前記管路の管軸と傾斜する管軸を有
し、計測機器を螺合接続可能な受口を備えた計測機器接
続部が一体的に設けられている計測機器接続用継手であ
る。
【0007】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、前記サドル部の内周壁部に電熱線が埋設されている
本発明1の計測機器接続用継手である。
【0008】本発明において、熱可塑性樹脂管や計測機
器接続用継手を形成する熱可塑性樹脂としては、特に限
定されないが、例えば、高密度ポリエチレンや中密度ポ
リエチレン等のポリエチレン、ポリプロピレンなどのポ
リオレフィン系樹脂や、耐熱型のポリ塩化ビニル等が挙
げられる。
【0009】
【作用】本発明1の計測機器接続用継手は、管路を形成
する熱可塑性樹脂管の外周面に沿う鞍状をなし、計測口
を有するサドル部と、該サドル部の計測口の周壁より外
方に向けて、前記管路の管軸と傾斜する管軸を有し、計
測機器を螺合接続可能な受口を備えた計測機器接続部が
一体的に設けられていることにより、サドル部の計測孔
を貫通孔に対して一致させるように、サドル部を熱可塑
性樹脂管の貫通孔を設けた頂部の周囲の外周面上に跨が
らせるように載置する際に、サドル部の内周壁部を熱可
塑性樹脂管の貫通孔の周囲の外周部に溶融接合するよう
にして、接続部の接合強度が強く、管路の管軸と傾斜す
る管軸を有し、計測機器を螺合接続可能な受口を管路に
容易に形成することができる。
【0010】本発明2の計測機器接続用継手は、前記サ
ドル部の内周壁部に電熱線が埋設されていることによ
り、サドル部の内周壁部を熱可塑性樹脂管の貫通孔の周
囲の外周部に溶融接合する作業が容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の計測機器接続用
継手の一例の説明図であり、(a)はその断面図、
(b)はその正面図である。図1に示すように、この計
測機器接続用継手1は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂
製であって、サドル部11と計測機器接続部12とが一
体的に設けられたものからなる。
【0012】サドル部11は、管路を形成する熱可塑性
樹脂管2の外周面に沿う鞍状をなしており、略中央部に
計測口111を有している。サドル部11には、その内
周壁部に電熱線112が埋設されており、電熱線112
に通電することにより、その内周部を熱可塑性樹脂管2
の計測機器を接続する部分の外周部に溶融接合できるよ
うにされている。113は電熱線112に通電するため
のターミナルである。
【0013】計測機器接続部12は、サドル部11の計
測口111の周壁より外方に向けて一体的に設けられて
いる。計測機器接続部12には、管路の管軸に対して、
角度θにて傾斜する管軸を有し、内周面に図示しない計
測機器を螺合接続できる雌ねじを有する受口121が設
けられている。尚、受口121の管軸の方向は、管路の
管軸と同一平面を形成できるような方向とされている。
受口121の管路の管軸に対する傾斜角度θとしては、
例えば、60°,45°,30°等が挙げられる。
【0014】次に、図1に示す計測機器接続用継手1の
使用状態の一例を、図2を参照して説明する。まず、熱
可塑性樹脂管2の計測機器を接続すべき頂部に、削孔機
を用いて管壁に貫通孔21をあける。尚、この貫通孔2
1は、計測機器接続部12の管軸の傾斜方向に一致する
ようにあける。次に、熱可塑性樹脂管2上に計測機器接
続用継手1を載置する。そのとき、サドル部11の計測
孔21を貫通孔21に対して一致させるように、サドル
部11を熱可塑性樹脂管2の貫通孔21を設けた頂部の
周囲の外周面上に跨がらせるようにする。
【0015】そして、計測機器接続用継手1のターミナ
ル113より電熱線112に通電することにより、サド
ル部11の内周壁部を、熱可塑性樹脂管2の貫通孔21
の周囲の外周部に溶融接合するようにして、熱可塑性樹
脂管2に計測機器接続用継手1を接続する作業を終了す
る。この接続部では、両者の樹脂が溶融接合されて一体
的に接合されるので、その接合強度が強くて、破損する
おそれがない。最後に、この計測機器接続用継手1の計
測機器螺合接続部12の受口121に、適宜シール材を
介して、計測機器3を螺合するように接続し、熱可塑性
樹脂管2の所定部分への計測機器3を設ける作業を終了
する。
【0016】図3は、本発明の計測機器接続用継手の別
の例の説明図であり、(a)はその断面図、(b)はそ
の正面図である。図3に示すように、この計測機器接続
用継手3は、耐熱型のポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂
製であって、サドル部31と計測機器接続部32とが一
体的に設けられたものからなり、サドル部31の内周壁
部に電熱線が埋設されておらず、ターミナルも設けられ
ていないこと以外は、図1を参照して説明した計測機器
接続用継手1と構造が同じである。従って、図1に対応
する図番を付してその詳細な説明は省略する。
【0017】次に、図3に示す計測機器接続用継手3の
使用状態の一例を、図4を参照して説明する。図4に示
すように、この計測機器接続用継手3を使用した場合に
は、サドル部31の内周壁部を、熱可塑性樹脂管2の貫
通孔21の周囲の外周部に接合するのに、電気融着する
代わりに、バッド融着することにより溶融接合すること
以外は、図2を参照して説明したのと同じである。従っ
て、図2に対応する図番を付してその詳細な説明は省略
する。
【0018】
【発明の効果】本発明の計測機器接続用継手は、上記の
とおりの構成とされているので、管路を切断することな
く、管路を成形する熱可塑性樹脂管の外周面上に、管路
の管軸と傾斜する管軸を有し、計測機器を螺合接続可能
な受口を、接合強度が優れた状態にて容易に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計測機器接続用継手の一例の説明図で
あり、(a)はその断面図、(b)はその正面図であ
る。
【図2】図1に示す計測機器接続用継手の使用状態の一
例の説明図であり、(a)はその断面図、(b)はその
正面図である。
【図3】本発明の計測機器接続用継手の別の例の説明図
であり、(a)はその断面図、(b)はその正面図であ
る。
【図4】図3に示す計測機器接続用継手の使用状態の一
例の説明図であり、(a)はその断面図、(b)はその
正面図である。
【図5】(a)は水栓チーズの一例の断面図であり、
(b)は(a)に示す水栓チーズを用いて管路への計測
機器接続用の受口を形成する従来例を説明する断面図で
ある。
【図6】(a)は水栓ソケットの一例の断面図であり、
(b)は(a)に示す水栓ソケットを用いて管路への計
測機器接続用の受口を形成する従来例を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1,3 計測機器接続用継手 2 熱可塑性樹脂管 11,31 サドル部 12,32 計測機器接続部 21 貫通孔 111,311 計測口 112,312 電熱線 121,321 受口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂製であって、管路を形成す
    る熱可塑性樹脂管の外周面に沿う鞍状をなし、計測口を
    有するサドル部と、該サドル部の計測口の周壁より外方
    に向けて、前記管路の管軸と傾斜する管軸を有し、計測
    機器を螺合接続可能な受口を備えた計測機器接続部が一
    体的に設けられていることを特徴とする計測機器接続用
    継手。
  2. 【請求項2】 前記サドル部の内周壁部に電熱線が埋設
    されていることを特徴とする請求項1に記載の計測機器
    接続用継手。
JP2001029780A 2001-02-06 2001-02-06 計測機器接続用継手 Pending JP2002228073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292526B2 (en) 2003-07-18 2007-11-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile communication system, radio control station, base station and mobile station for the system, and parameter determination method employing parallel combinatory spread-spectrum scheme
JP2019060432A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 積水化学工業株式会社 計器取付部材、および計器の取付方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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