JP2002227714A - 車両振動算出システム及び車両振動算出方法 - Google Patents
車両振動算出システム及び車両振動算出方法Info
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易に車両振動を算出することができる車両
振動算出システムを提供する。 【解決手段】 車両振動算出システム10は、複数の車
両属性それぞれに応じたエンジントルクと車両振動との
関係を記述する複数の車両モデルを格納する格納部12
と、車両属性を入力する車両属性入力部14と、格納部
12に格納されている複数の車両モデルの中から、車両
属性入力部14によって入力された車両属性に応じた車
両モデルを抽出する車両モデル抽出部16と、車両モデ
ル抽出部16によって抽出された車両モデルを用いて、
所定のエンジントルクが入力された場合における車両振
動を算出する車両振動算出部18と、車両振動算出部1
8によって算出された車両振動を出力する車両振動出力
部20とを備えて構成される。
振動算出システムを提供する。 【解決手段】 車両振動算出システム10は、複数の車
両属性それぞれに応じたエンジントルクと車両振動との
関係を記述する複数の車両モデルを格納する格納部12
と、車両属性を入力する車両属性入力部14と、格納部
12に格納されている複数の車両モデルの中から、車両
属性入力部14によって入力された車両属性に応じた車
両モデルを抽出する車両モデル抽出部16と、車両モデ
ル抽出部16によって抽出された車両モデルを用いて、
所定のエンジントルクが入力された場合における車両振
動を算出する車両振動算出部18と、車両振動算出部1
8によって算出された車両振動を出力する車両振動出力
部20とを備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両振動を算出す
る車両振動算出システム及び車両振動算出方法に関する
ものである。
る車両振動算出システム及び車両振動算出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの開発において、当該エンジン
を車両に搭載して駆動させた場合の車両振動を評価する
ことは極めて重要である。かかる車両振動を評価するに
当たっては、試作したエンジンを実車両に搭載して所定
のエンジントルクをかけ、車両振動を計測することが行
われていた。
を車両に搭載して駆動させた場合の車両振動を評価する
ことは極めて重要である。かかる車両振動を評価するに
当たっては、試作したエンジンを実車両に搭載して所定
のエンジントルクをかけ、車両振動を計測することが行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術には、以下に示すような問題点があった。すなわち、
上記従来技術においては、車両振動を評価するに当たっ
て、エンジンを試作し、実車両に搭載し、車両振動を計
測するといったプロセスが必要であり、車両振動を評価
するために多大な費用と労力が必要とされる。
術には、以下に示すような問題点があった。すなわち、
上記従来技術においては、車両振動を評価するに当たっ
て、エンジンを試作し、実車両に搭載し、車両振動を計
測するといったプロセスが必要であり、車両振動を評価
するために多大な費用と労力が必要とされる。
【0004】一方、エンジンモデルや車両モデルを用い
て、シミュレーションにより車両振動を算出することも
考えられる。しかし、車両振動は、車種、ボディーのタ
イプ、トランスミッションのタイプ、タイヤのタイプな
ど、様々な車両属性によって変化する。従って、かかる
車両属性を可変のモデルパラメータとしてシミュレーシ
ョンを行うにあたっては、やはり、多大な費用と労力が
必要とされる。
て、シミュレーションにより車両振動を算出することも
考えられる。しかし、車両振動は、車種、ボディーのタ
イプ、トランスミッションのタイプ、タイヤのタイプな
ど、様々な車両属性によって変化する。従って、かかる
車両属性を可変のモデルパラメータとしてシミュレーシ
ョンを行うにあたっては、やはり、多大な費用と労力が
必要とされる。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決し、簡
易に車両振動を算出することができる車両振動算出シス
テム及び車両振動算出方法を提供することを課題とす
る。
易に車両振動を算出することができる車両振動算出シス
テム及び車両振動算出方法を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両振動算出システムは、複数の車両属性
それぞれに応じたエンジントルクと車両振動との関係を
記述する複数の車両モデルを格納する格納手段と、車両
属性を入力する車両属性入力手段と、上記格納手段に格
納されている上記複数の車両モデルの中から、上記車両
属性入力手段によって入力された上記車両属性に応じた
車両モデルを抽出する車両モデル抽出手段と、上記車両
モデル抽出手段によって抽出された上記車両モデルを用
いて、所定のエンジントルクが入力された場合における
車両振動を算出する車両振動算出手段と、上記車両振動
算出手段によって算出された上記車両振動を出力する車
両振動出力手段とを備えたことを特徴としている。
に、本発明の車両振動算出システムは、複数の車両属性
それぞれに応じたエンジントルクと車両振動との関係を
記述する複数の車両モデルを格納する格納手段と、車両
属性を入力する車両属性入力手段と、上記格納手段に格
納されている上記複数の車両モデルの中から、上記車両
属性入力手段によって入力された上記車両属性に応じた
車両モデルを抽出する車両モデル抽出手段と、上記車両
モデル抽出手段によって抽出された上記車両モデルを用
いて、所定のエンジントルクが入力された場合における
車両振動を算出する車両振動算出手段と、上記車両振動
算出手段によって算出された上記車両振動を出力する車
両振動出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】複数の車両属性それぞれに応じたエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデル
を予め格納手段に格納しておき、入力された車両属性に
応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中から抽
出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出す
ることで、可変のモデルパラメータなどを用いることな
く、簡易に車両振動を算出することができる。
トルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデル
を予め格納手段に格納しておき、入力された車両属性に
応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中から抽
出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出す
ることで、可変のモデルパラメータなどを用いることな
く、簡易に車両振動を算出することができる。
【0008】また、上記課題を解決するために、本発明
の車両振動算出方法は、複数の車両属性それぞれに応じ
たエンジントルクと車両振動との関係を記述する複数の
車両モデルを格納手段に格納しておき、車両属性を入力
する車両属性入力ステップと、上記格納手段に格納され
ている上記複数の車両モデルの中から、上記車両属性入
力ステップにおいて入力された上記車両属性に応じた車
両モデルを抽出する車両モデル抽出ステップと、上記車
両モデル抽出ステップにおいて抽出された上記車両モデ
ルを用いて、所定のエンジントルクが入力された場合に
おける車両振動を算出する車両振動算出ステップと、上
記車両振動算出ステップにおいて算出された上記車両振
動を出力する車両振動出力ステップとを備えたことを特
徴としている。
の車両振動算出方法は、複数の車両属性それぞれに応じ
たエンジントルクと車両振動との関係を記述する複数の
車両モデルを格納手段に格納しておき、車両属性を入力
する車両属性入力ステップと、上記格納手段に格納され
ている上記複数の車両モデルの中から、上記車両属性入
力ステップにおいて入力された上記車両属性に応じた車
両モデルを抽出する車両モデル抽出ステップと、上記車
両モデル抽出ステップにおいて抽出された上記車両モデ
ルを用いて、所定のエンジントルクが入力された場合に
おける車両振動を算出する車両振動算出ステップと、上
記車両振動算出ステップにおいて算出された上記車両振
動を出力する車両振動出力ステップとを備えたことを特
徴としている。
【0009】複数の車両属性それぞれに応じたエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデル
を予め格納手段に格納しておき、入力された車両属性に
応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中から抽
出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出す
ることで、可変のモデルパラメータなどを用いることな
く、簡易に車両振動を算出することができる。
トルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデル
を予め格納手段に格納しておき、入力された車両属性に
応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中から抽
出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出す
ることで、可変のモデルパラメータなどを用いることな
く、簡易に車両振動を算出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる車両振
動算出システムについて図面を参照して説明する。ま
ず、本実施形態にかかる車両振動算出システムの構成に
ついて説明する。図1は、本実施形態にかかる車両振動
算出システムの構成図である。本実施形態にかかる車両
振動算出システム10は、物理的には、CPU(中央処
理装置)、メモリ、マウスやキーボードなどの入力装
置、ディスプレイなどの表示装置、ハードディスクなど
の格納装置などを備えたコンピュータシステムとして構
成されている。
動算出システムについて図面を参照して説明する。ま
ず、本実施形態にかかる車両振動算出システムの構成に
ついて説明する。図1は、本実施形態にかかる車両振動
算出システムの構成図である。本実施形態にかかる車両
振動算出システム10は、物理的には、CPU(中央処
理装置)、メモリ、マウスやキーボードなどの入力装
置、ディスプレイなどの表示装置、ハードディスクなど
の格納装置などを備えたコンピュータシステムとして構
成されている。
【0011】車両振動算出システム10は、また、機能
的な構成要素として、図1に示すように、格納部12
(格納手段)と、車両属性入力部14(車両属性入力手
段)と、車両モデル抽出部16(車両モデル抽出手段)
と、車両振動算出部18(車両振動算出手段)と、車両
振動出力部20(車両振動出力手段)とを備えて構成さ
れる。以下、各構成要素について詳細に説明する。
的な構成要素として、図1に示すように、格納部12
(格納手段)と、車両属性入力部14(車両属性入力手
段)と、車両モデル抽出部16(車両モデル抽出手段)
と、車両振動算出部18(車両振動算出手段)と、車両
振動出力部20(車両振動出力手段)とを備えて構成さ
れる。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0012】格納部12には、実験結果データベース1
2aと車両モデルデータベース12bとが格納されてい
る。図2は、実験結果データベース12aの構成図であ
る。実験結果データベース12aには、図2に示すよう
に、複数の車両属性それぞれの場合におけるエンジント
ルクと車両振動との関係を計測した実験結果が格納され
ている。かかる車両属性としては、例えば、車種、ボデ
ィータイプ、トランスミッション、タイヤ、コンバータ
のストールトルク比、ギア比などが該当する。実験結果
データベース12aには、より具体的には、例えば、車
種がAAAで、ボディータイプがセダンで、トランスミ
ッションが5ATで、タイヤが185/70R14で、
コンバータのストールトルク比が2.1で、ギア比が1
3.56の場合のエンジントルクと車両振動との関係を
計測した実験結果、車種がAAAで、ボディータイプが
セダンで、トランスミッションが5ATで、タイヤが1
85/70R14で、コンバータのストールトルク比が
2.1で、ギア比が8.21の場合のエンジントルクと
車両振動との関係を計測した実験結果というように、種
々の車両属性(の組み合わせ)におけるエンジントルク
と車両振動との関係を計測した実験結果が格納されてい
る。
2aと車両モデルデータベース12bとが格納されてい
る。図2は、実験結果データベース12aの構成図であ
る。実験結果データベース12aには、図2に示すよう
に、複数の車両属性それぞれの場合におけるエンジント
ルクと車両振動との関係を計測した実験結果が格納され
ている。かかる車両属性としては、例えば、車種、ボデ
ィータイプ、トランスミッション、タイヤ、コンバータ
のストールトルク比、ギア比などが該当する。実験結果
データベース12aには、より具体的には、例えば、車
種がAAAで、ボディータイプがセダンで、トランスミ
ッションが5ATで、タイヤが185/70R14で、
コンバータのストールトルク比が2.1で、ギア比が1
3.56の場合のエンジントルクと車両振動との関係を
計測した実験結果、車種がAAAで、ボディータイプが
セダンで、トランスミッションが5ATで、タイヤが1
85/70R14で、コンバータのストールトルク比が
2.1で、ギア比が8.21の場合のエンジントルクと
車両振動との関係を計測した実験結果というように、種
々の車両属性(の組み合わせ)におけるエンジントルク
と車両振動との関係を計測した実験結果が格納されてい
る。
【0013】図3は、車両モデルデータベース12bの
構成図である。複数の車両属性それぞれに応じたエンジ
ントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデ
ルが格納されている。例えば、エンジントルクf(t)
と車両振動x(t)との関係を記述する車両モデルが式
(1)のような微分方程式で記述されるとした場合、車
両モデルデータベース12bには、図3に示すように、
当該車両モデルを規定する係数であるa,b及びcが格
納されている。
構成図である。複数の車両属性それぞれに応じたエンジ
ントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデ
ルが格納されている。例えば、エンジントルクf(t)
と車両振動x(t)との関係を記述する車両モデルが式
(1)のような微分方程式で記述されるとした場合、車
両モデルデータベース12bには、図3に示すように、
当該車両モデルを規定する係数であるa,b及びcが格
納されている。
【0014】
【数1】 より具体的には、例えば、車種がAAAで、ボディータ
イプがセダンで、トランスミッションが5ATで、タイ
ヤが185/70R14で、コンバータのストールトル
ク比が2.1で、ギア比が13.56の場合のエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する車両モデルを規定
する係数としてa1,b1及びc1、車種がAAAで、
ボディータイプがセダンで、トランスミッションが5A
Tで、タイヤが185/70R14で、コンバータのス
トールトルク比が2.1で、ギア比が8.21の場合の
エンジントルクと車両振動との関係を記述する車両モデ
ルを規定する係数としてa2,b2及びc2というよう
に、種々の車両属性(の組み合わせ)におけるエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する車両モデルを規定
する係数が格納されている。ここで、車両モデルデータ
ベース12bに格納されている上記車両モデルを規定す
る係数a,b及びcは、実験結果データベース12aに
格納された実験結果に基づいて予め求められている。
イプがセダンで、トランスミッションが5ATで、タイ
ヤが185/70R14で、コンバータのストールトル
ク比が2.1で、ギア比が13.56の場合のエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する車両モデルを規定
する係数としてa1,b1及びc1、車種がAAAで、
ボディータイプがセダンで、トランスミッションが5A
Tで、タイヤが185/70R14で、コンバータのス
トールトルク比が2.1で、ギア比が8.21の場合の
エンジントルクと車両振動との関係を記述する車両モデ
ルを規定する係数としてa2,b2及びc2というよう
に、種々の車両属性(の組み合わせ)におけるエンジン
トルクと車両振動との関係を記述する車両モデルを規定
する係数が格納されている。ここで、車両モデルデータ
ベース12bに格納されている上記車両モデルを規定す
る係数a,b及びcは、実験結果データベース12aに
格納された実験結果に基づいて予め求められている。
【0015】車両属性入力部14は、車両属性の入力を
受け付ける。より具体的には、車両属性入力部14は、
車種はAAA、ボディータイプはセダン、トランスミッ
ションは5AT、タイヤは185/70R14、コンバ
ータのストールトルク比は2.1、ギア比は13.56
などというように、種々の車両属性(の組み合わせ)の
入力を受け付ける。
受け付ける。より具体的には、車両属性入力部14は、
車種はAAA、ボディータイプはセダン、トランスミッ
ションは5AT、タイヤは185/70R14、コンバ
ータのストールトルク比は2.1、ギア比は13.56
などというように、種々の車両属性(の組み合わせ)の
入力を受け付ける。
【0016】車両モデル抽出部16は、格納部12の車
両モデルデータベース12bに格納されている複数の車
両モデルの中から、車両属性入力部14によって入力さ
れた車両属性に応じた車両モデルを抽出する。より具体
的には、車両モデル抽出部16は、車両属性入力部14
によって入力された車両属性をキーにして格納部12に
格納されている車両モデルデータベース12bを検索
し、該当する車両属性の車両モデルを規定する係数であ
るa,b及びcを抽出する。
両モデルデータベース12bに格納されている複数の車
両モデルの中から、車両属性入力部14によって入力さ
れた車両属性に応じた車両モデルを抽出する。より具体
的には、車両モデル抽出部16は、車両属性入力部14
によって入力された車両属性をキーにして格納部12に
格納されている車両モデルデータベース12bを検索
し、該当する車両属性の車両モデルを規定する係数であ
るa,b及びcを抽出する。
【0017】車両振動算出部18は、車両モデル抽出部
16によって抽出された車両モデルを用いて、所定のエ
ンジントルクが入力された場合における車両振動を算出
する。より具体的には、車両モデル抽出部16によって
抽出された係数であるa,b及びcと上記式(1)とを
用いて、入力されたエンジントルクに対する車両振動を
算出する。
16によって抽出された車両モデルを用いて、所定のエ
ンジントルクが入力された場合における車両振動を算出
する。より具体的には、車両モデル抽出部16によって
抽出された係数であるa,b及びcと上記式(1)とを
用いて、入力されたエンジントルクに対する車両振動を
算出する。
【0018】車両振動出力部20は、車両振動算出部1
8によって算出された車両振動を出力する。より詳細に
は、車両振動出力部20は、車両振動算出部18によっ
て算出された車両振動を、横軸を時刻、縦軸を車両振動
として、図示しないディスプレイにグラフィック表示す
る。この場合、エンジントルクと車両振動とを重ねてグ
ラフィック表示するようにしてもよい。
8によって算出された車両振動を出力する。より詳細に
は、車両振動出力部20は、車両振動算出部18によっ
て算出された車両振動を、横軸を時刻、縦軸を車両振動
として、図示しないディスプレイにグラフィック表示す
る。この場合、エンジントルクと車両振動とを重ねてグ
ラフィック表示するようにしてもよい。
【0019】続いて、本実施形態にかかる車両振動算出
システムの動作について説明し、併せて、本発明の実施
形態にかかる車両振動算出方法について説明する。図4
は、本実施形態にかかる車両振動算出システム10の動
作を示すフローチャートである。
システムの動作について説明し、併せて、本発明の実施
形態にかかる車両振動算出方法について説明する。図4
は、本実施形態にかかる車両振動算出システム10の動
作を示すフローチャートである。
【0020】本実施形態にかかる車両振動算出システム
を動作させるにあたっては、まず、車両属性入力部14
より、車両属性を入力する(S10)。かかる車両属性
の入力は、例えば、車種はAAA、ボディータイプはセ
ダン、トランスミッションは5AT、タイヤは185/
70R14、コンバータのストールトルク比は2.1、
ギア比は13.56などというように、種々の車両属性
(の組み合わせ)の入力を行えばよい。
を動作させるにあたっては、まず、車両属性入力部14
より、車両属性を入力する(S10)。かかる車両属性
の入力は、例えば、車種はAAA、ボディータイプはセ
ダン、トランスミッションは5AT、タイヤは185/
70R14、コンバータのストールトルク比は2.1、
ギア比は13.56などというように、種々の車両属性
(の組み合わせ)の入力を行えばよい。
【0021】車両属性入力部14から車両属性が入力さ
れると、車両モデル抽出部16により、格納部12の車
両モデルデータベース12bに格納されている複数の車
両モデルの中から、車両属性入力部14から入力された
車両属性に応じた車両モデルが抽出される(S12)。
より具体的には、車両属性入力部14によって入力され
た車両属性がキーとされて格納部12に格納されている
車両モデルデータベース12bが検索され、該当する車
両属性の車両モデルを規定する係数であるa,b及びc
が抽出される。
れると、車両モデル抽出部16により、格納部12の車
両モデルデータベース12bに格納されている複数の車
両モデルの中から、車両属性入力部14から入力された
車両属性に応じた車両モデルが抽出される(S12)。
より具体的には、車両属性入力部14によって入力され
た車両属性がキーとされて格納部12に格納されている
車両モデルデータベース12bが検索され、該当する車
両属性の車両モデルを規定する係数であるa,b及びc
が抽出される。
【0022】車両モデル抽出部16によって車両モデル
が抽出されると、車両振動算出部18により、車両モデ
ル抽出部16によって抽出された車両モデルが用いら
れ、所定のエンジントルクが入力された場合における車
両振動が算出される(S14)。より具体的には、車両
モデル抽出部16によって抽出された係数であるa,b
及びcと上記式(1)とが用いられ、入力されたエンジ
ントルクに対する車両振動が算出される。
が抽出されると、車両振動算出部18により、車両モデ
ル抽出部16によって抽出された車両モデルが用いら
れ、所定のエンジントルクが入力された場合における車
両振動が算出される(S14)。より具体的には、車両
モデル抽出部16によって抽出された係数であるa,b
及びcと上記式(1)とが用いられ、入力されたエンジ
ントルクに対する車両振動が算出される。
【0023】車両振動算出部18によって算出された車
両振動は、車両振動出力部20によって出力される。よ
り詳細には、車両振動算出部18によって算出された車
両振動が、横軸を時刻、縦軸を車両振動として、図示し
ないディスプレイにグラフィック表示される。この場
合、エンジントルクと車両振動とを重ねてグラフィック
表示されるようにしてもよい。
両振動は、車両振動出力部20によって出力される。よ
り詳細には、車両振動算出部18によって算出された車
両振動が、横軸を時刻、縦軸を車両振動として、図示し
ないディスプレイにグラフィック表示される。この場
合、エンジントルクと車両振動とを重ねてグラフィック
表示されるようにしてもよい。
【0024】続いて、本実施形態にかかる車両振動算出
システムの作用及び効果について説明する。
システムの作用及び効果について説明する。
【0025】本実施形態にかかる車両振動算出システム
10は、複数の車両属性それぞれに応じたエンジントル
クと車両振動との関係を記述する複数の車両モデルを予
め格納部12の車両モデルデータベース12bに格納し
ておき、車両モデル抽出部16が、車両属性入力部14
によって入力された車両属性に応じた車両モデルをかか
る複数の車両モデルの中から抽出し、車両振動算出部1
8が、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出
し、車両振動出力部20が、算出された車両振動を出力
する。従って、可変のモデルパラメータなどを用いるこ
となく、簡易に車両振動を算出することが可能となる。
10は、複数の車両属性それぞれに応じたエンジントル
クと車両振動との関係を記述する複数の車両モデルを予
め格納部12の車両モデルデータベース12bに格納し
ておき、車両モデル抽出部16が、車両属性入力部14
によって入力された車両属性に応じた車両モデルをかか
る複数の車両モデルの中から抽出し、車両振動算出部1
8が、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算出
し、車両振動出力部20が、算出された車両振動を出力
する。従って、可変のモデルパラメータなどを用いるこ
となく、簡易に車両振動を算出することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明の車両振動算出システム及び車両
振動算出方法は、複数の車両属性それぞれに応じたエン
ジントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モ
デルを予め格納手段に格納しておき、入力された車両属
性に応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中か
ら抽出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算
出する。従って、可変のモデルパラメータなどを用いる
ことなく、簡易に車両振動を算出することが可能とな
る。
振動算出方法は、複数の車両属性それぞれに応じたエン
ジントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モ
デルを予め格納手段に格納しておき、入力された車両属
性に応じた車両モデルをかかる複数の車両モデルの中か
ら抽出し、抽出された車両モデルを用いて車両振動を算
出する。従って、可変のモデルパラメータなどを用いる
ことなく、簡易に車両振動を算出することが可能とな
る。
【図1】車両振動算出システムの構成図である。
【図2】実験結果データベースの構成図である。
【図3】車両モデルデータベースの構成図である。
【図4】車両振動算出システムの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
10…車両振動算出システム、12…格納部、12a…
車両モデルデータベース、12b…実験結果データベー
ス、14…車両属性入力部、16…車両モデル抽出部、
18…車両振動算出部、20…車両振動出力部
車両モデルデータベース、12b…実験結果データベー
ス、14…車両属性入力部、16…車両モデル抽出部、
18…車両振動算出部、20…車両振動出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 110 G01M 17/00 Z (72)発明者 大畠 明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大橋 通宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G064 AA14 BA02 DD09 3G084 EA07 EB09 EC04 FA00 FA06 FA32
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の車両属性それぞれに応じたエンジ
ントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデ
ルを格納する格納手段と、 車両属性を入力する車両属性入力手段と、 前記格納手段に格納されている前記複数の車両モデルの
中から、前記車両属性入力手段によって入力された前記
車両属性に応じた車両モデルを抽出する車両モデル抽出
手段と、 前記車両モデル抽出手段によって抽出された前記車両モ
デルを用いて、所定のエンジントルクが入力された場合
における車両振動を算出する車両振動算出手段と、 前記車両振動算出手段によって算出された前記車両振動
を出力する車両振動出力手段とを備えたことを特徴とす
る車両振動算出システム。 - 【請求項2】 複数の車両属性それぞれに応じたエンジ
ントルクと車両振動との関係を記述する複数の車両モデ
ルを格納手段に格納しておき、 車両属性を入力する車両属性入力ステップと、 前記格納手段に格納されている前記複数の車両モデルの
中から、前記車両属性入力ステップにおいて入力された
前記車両属性に応じた車両モデルを抽出する車両モデル
抽出ステップと、 前記車両モデル抽出ステップにおいて抽出された前記車
両モデルを用いて、所定のエンジントルクが入力された
場合における車両振動を算出する車両振動算出ステップ
と、 前記車両振動算出ステップにおいて算出された前記車両
振動を出力する車両振動出力ステップとを備えたことを
特徴とする車両振動算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022124A JP2002227714A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 車両振動算出システム及び車両振動算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022124A JP2002227714A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 車両振動算出システム及び車両振動算出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227714A true JP2002227714A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18887577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001022124A Pending JP2002227714A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 車両振動算出システム及び車両振動算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002227714A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011529170A (ja) * | 2008-06-09 | 2011-12-01 | ジーイー センシング アンド インスペクション テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | カップリングチェックを使用した改良超音波非破壊検査 |
-
2001
- 2001-01-30 JP JP2001022124A patent/JP2002227714A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011529170A (ja) * | 2008-06-09 | 2011-12-01 | ジーイー センシング アンド インスペクション テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | カップリングチェックを使用した改良超音波非破壊検査 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |