JP2002227370A - 保護シート及びその加工装置 - Google Patents
保護シート及びその加工装置Info
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- JP2002227370A JP2002227370A JP2001029201A JP2001029201A JP2002227370A JP 2002227370 A JP2002227370 A JP 2002227370A JP 2001029201 A JP2001029201 A JP 2001029201A JP 2001029201 A JP2001029201 A JP 2001029201A JP 2002227370 A JP2002227370 A JP 2002227370A
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- Japan
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- sheet
- body frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物内の種々のサイズの内装構造物の傷つき
を簡単かつ見栄えよく防止できるようにする。 【解決手段】 保護シート1は、角部を有する建物の柱
や建具や建具の枠などの内装構造物の傷つきを防止する
ためのシートであって、矩形のシート本体10と、多数
の折り曲げ可能部11とを備えている。折り曲げ可能部
11は、シート本体10の第1方向に沿って形成され第
1方向と交差する第2方向に間隔を隔てて並べて配置さ
れたものである。
を簡単かつ見栄えよく防止できるようにする。 【解決手段】 保護シート1は、角部を有する建物の柱
や建具や建具の枠などの内装構造物の傷つきを防止する
ためのシートであって、矩形のシート本体10と、多数
の折り曲げ可能部11とを備えている。折り曲げ可能部
11は、シート本体10の第1方向に沿って形成され第
1方向と交差する第2方向に間隔を隔てて並べて配置さ
れたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角部を有する建物
の柱や建具や建具の枠などの内装構造物の傷つきを防止
するための保護シート及び矩形の合成樹脂製のシート素
材を内装構造物の傷つきを防止するための柱保護シート
に加工するシート加工装置に関する。
の柱や建具や建具の枠などの内装構造物の傷つきを防止
するための保護シート及び矩形の合成樹脂製のシート素
材を内装構造物の傷つきを防止するための柱保護シート
に加工するシート加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ペットブームの広まりとともに家
の中で犬や猫などのペットを放し飼いで飼う人が増えて
いる。ペットブームの広まりとともに、今までペットを
飼うことが禁止されていた公団住宅などの賃貸住宅のな
かにもペットを飼うことができる住宅が増えてきてい
る。
の中で犬や猫などのペットを放し飼いで飼う人が増えて
いる。ペットブームの広まりとともに、今までペットを
飼うことが禁止されていた公団住宅などの賃貸住宅のな
かにもペットを飼うことができる住宅が増えてきてい
る。
【0003】ペットを家の中で放し飼いするときには、
ペットが家の中を走り回るため、家の内装などが傷つき
やすい。賃貸住宅では、賃貸人が変わる都度、壁紙や畳
等の内装を新たにやり代えることが行われている。この
ため、壁や畳等の比較的取替や補修が容易なものは傷が
ついてもあまり問題がない。しかし、建物の柱や建具や
建具の枠などの内装構造物は取り替えしにくいため、傷
を付けないように細心の注意を払う必要がある。
ペットが家の中を走り回るため、家の内装などが傷つき
やすい。賃貸住宅では、賃貸人が変わる都度、壁紙や畳
等の内装を新たにやり代えることが行われている。この
ため、壁や畳等の比較的取替や補修が容易なものは傷が
ついてもあまり問題がない。しかし、建物の柱や建具や
建具の枠などの内装構造物は取り替えしにくいため、傷
を付けないように細心の注意を払う必要がある。
【0004】従来、内装構造物の傷つきを防止する場
合、サイズがバラバラであるため、各人が適当なシート
を購入し、自分でシートを内装構造物に押さえつけて現
合によって角部での折り曲げや切断を行っている。
合、サイズがバラバラであるため、各人が適当なシート
を購入し、自分でシートを内装構造物に押さえつけて現
合によって角部での折り曲げや切断を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】内装構造物に押さえつ
けてシートを折り曲げ及び切断すると、折り曲げ可能部
分を直線的に折り曲げることが難しくきれいに仕上げに
くい。また、切断部分もきれいに仕上がらずに見栄えが
悪くなる。このため、種々のサイズの内装構造物の傷つ
きを見栄えよく防止するのは困難である。
けてシートを折り曲げ及び切断すると、折り曲げ可能部
分を直線的に折り曲げることが難しくきれいに仕上げに
くい。また、切断部分もきれいに仕上がらずに見栄えが
悪くなる。このため、種々のサイズの内装構造物の傷つ
きを見栄えよく防止するのは困難である。
【0006】本発明の課題は、建物内の種々のサイズの
内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるよ
うにすることにある。
内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る保護シー
トは、角部を有する建物の柱や建具や建具の枠などの内
装構造物の傷つきを防止するためのシートであって、矩
形のシート本体と、多数の折り曲げ可能部とを備えてい
る。折り曲げ可能部は、シート本体の第1方向に沿って
形成され第1方向と交差する第2方向に間隔を隔てて並
べて配置されたものである。
トは、角部を有する建物の柱や建具や建具の枠などの内
装構造物の傷つきを防止するためのシートであって、矩
形のシート本体と、多数の折り曲げ可能部とを備えてい
る。折り曲げ可能部は、シート本体の第1方向に沿って
形成され第1方向と交差する第2方向に間隔を隔てて並
べて配置されたものである。
【0008】この保護シートをたとえば壁から僅かに露
出した柱に取り付ける際には、シート本体の第1方向を
柱の長手方向に沿わせた状態でその端を柱と壁の境界付
近よりやや壁側に当て、折り曲げ可能部を壁と柱との境
界部分に合わせて折り曲げる。そして、露出した柱の角
部に別の折り曲げ可能部を合わせて折り曲げる。ここで
は、予めたとえば、溝や凹みなどにより形成された折り
曲げ可能部をたとえば1mm〜10mm間隔で形成する
ことにより、種々のサイズの内装構造物の別の角部に折
り曲げ可能部のいずれかを合わせることができる。そし
て、角部に配置された折り曲げ可能部を折り曲げるだけ
で、種々の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれ
いにシートを内装構造物に合わせることができる。ま
た、折り曲げ可能部を利用してシートを切断することに
よりシートの切断も簡単かつきれいにできる。このた
め、建物内の種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単
かつ見栄えよく防止できるようになる。
出した柱に取り付ける際には、シート本体の第1方向を
柱の長手方向に沿わせた状態でその端を柱と壁の境界付
近よりやや壁側に当て、折り曲げ可能部を壁と柱との境
界部分に合わせて折り曲げる。そして、露出した柱の角
部に別の折り曲げ可能部を合わせて折り曲げる。ここで
は、予めたとえば、溝や凹みなどにより形成された折り
曲げ可能部をたとえば1mm〜10mm間隔で形成する
ことにより、種々のサイズの内装構造物の別の角部に折
り曲げ可能部のいずれかを合わせることができる。そし
て、角部に配置された折り曲げ可能部を折り曲げるだけ
で、種々の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれ
いにシートを内装構造物に合わせることができる。ま
た、折り曲げ可能部を利用してシートを切断することに
よりシートの切断も簡単かつきれいにできる。このた
め、建物内の種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単
かつ見栄えよく防止できるようになる。
【0009】請求項2に係る保護シートは、請求項1に
記載のシートにおいて、シート本体は、厚みが0.1m
m〜1mmの透光性を有するポリプロピレン樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂からなる
群から選ばれた一つの合成樹脂製である。この場合に
は、シート本体が透光性を有しているので、シートを柱
に装着しても違和感が生じにくくなる。また、シート本
体が比較的薄い合成樹脂製であるので、折り曲げ可能部
の生成が容易であり、かつシートを安価に製造できる。
さらに、建具の枠のように隙間が小さい場合でも、保護
シートを装着可能になる。
記載のシートにおいて、シート本体は、厚みが0.1m
m〜1mmの透光性を有するポリプロピレン樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂からなる
群から選ばれた一つの合成樹脂製である。この場合に
は、シート本体が透光性を有しているので、シートを柱
に装着しても違和感が生じにくくなる。また、シート本
体が比較的薄い合成樹脂製であるので、折り曲げ可能部
の生成が容易であり、かつシートを安価に製造できる。
さらに、建具の枠のように隙間が小さい場合でも、保護
シートを装着可能になる。
【0010】請求項3に係る保護シートは、請求項1又
は2に記載のシートにおいて、折り曲げ可能部は溝形状
に形成されている。この場合には、溝形状に折り曲げ可
能部を形成したので、内装構造物に合わせてシート本体
を両面のいずれの方向にも簡単に折り曲げることができ
る。
は2に記載のシートにおいて、折り曲げ可能部は溝形状
に形成されている。この場合には、溝形状に折り曲げ可
能部を形成したので、内装構造物に合わせてシート本体
を両面のいずれの方向にも簡単に折り曲げることができ
る。
【0011】請求項4に係る保護シートは、請求項1か
ら3のいずれかに記載のシートにおいて、保護シートを
内装構造物の回りに取り付けるための粘着テープをさら
に備える。この場合には、粘着テープを利用して保護シ
ートを内装構造物やその周囲にそれらを傷つけることな
く簡単に固定できる。また、不要になったり傷がついて
汚くなったりしても保護シートの交換が容易である。
ら3のいずれかに記載のシートにおいて、保護シートを
内装構造物の回りに取り付けるための粘着テープをさら
に備える。この場合には、粘着テープを利用して保護シ
ートを内装構造物やその周囲にそれらを傷つけることな
く簡単に固定できる。また、不要になったり傷がついて
汚くなったりしても保護シートの交換が容易である。
【0012】請求項5に係るシート加工装置は、角部を
有する建物の柱や建具や建具の枠などの内装構造物の傷
つきを防止するための保護シートに矩形のシート素材を
加工する装置であって、本体フレームと、シート保持部
材と、目盛部と、折り目形成部材とを備えている。本体
フレームは、シート素材の第1方向長さより長い第1長
さとシート素材の第1方向と交差する第2方向長さより
短い第2長さとを有する加工面が一面に形成された板状
のものである。シート保持部材は、本体フレームの一側
部より内側で加工面上に第1長さに沿って配置され、両
端が本体フレームに着脱自在に固定され、本体フレーム
との間でシート素材を保持する帯状の部材である。目盛
部は、シート保持部材の一側部から本体フレームの他側
部に向かって加工面に所定長さ間隔で形成された多数の
目盛を有するものである。折り目形成部材は、シート保
持部材の長辺に沿って移動してシート素材に折り目を付
けるための部材である。
有する建物の柱や建具や建具の枠などの内装構造物の傷
つきを防止するための保護シートに矩形のシート素材を
加工する装置であって、本体フレームと、シート保持部
材と、目盛部と、折り目形成部材とを備えている。本体
フレームは、シート素材の第1方向長さより長い第1長
さとシート素材の第1方向と交差する第2方向長さより
短い第2長さとを有する加工面が一面に形成された板状
のものである。シート保持部材は、本体フレームの一側
部より内側で加工面上に第1長さに沿って配置され、両
端が本体フレームに着脱自在に固定され、本体フレーム
との間でシート素材を保持する帯状の部材である。目盛
部は、シート保持部材の一側部から本体フレームの他側
部に向かって加工面に所定長さ間隔で形成された多数の
目盛を有するものである。折り目形成部材は、シート保
持部材の長辺に沿って移動してシート素材に折り目を付
けるための部材である。
【0013】このシート加工装置では、シート素材を本
体フレームとシート保持部材との間に挿入してそのシー
ト素材の先端をシート保持部材の一側部から目盛部の目
盛に合わせて所定長さ引き出す。これにより最初の折り
目部分をシート保持部材の一側部に合わせる。この状態
で折り目形成部材の先端をシート素材に当ててシート保
持部材の一側部に沿って移動させると、シート素材に簡
単に折り目ができる。続いて、たとえば柱の幅に合わせ
て目盛部の目盛を参考にしてシート素材をさらに引き出
し次の折り目部分をシート保持部材の一側部に合わせ、
折り目形成部材により折り目を付ける。この動作を繰り
返してシート素材に折り目を付ける。
体フレームとシート保持部材との間に挿入してそのシー
ト素材の先端をシート保持部材の一側部から目盛部の目
盛に合わせて所定長さ引き出す。これにより最初の折り
目部分をシート保持部材の一側部に合わせる。この状態
で折り目形成部材の先端をシート素材に当ててシート保
持部材の一側部に沿って移動させると、シート素材に簡
単に折り目ができる。続いて、たとえば柱の幅に合わせ
て目盛部の目盛を参考にしてシート素材をさらに引き出
し次の折り目部分をシート保持部材の一側部に合わせ、
折り目形成部材により折り目を付ける。この動作を繰り
返してシート素材に折り目を付ける。
【0014】折り目を付け終わると、たとえばカッター
ナイフやはさみなどの切断工具をシート保持部材に当て
てシート素材を切断する。ここでは、加工面を有する本
体フレーム上にシート保持部材を設け、そのシート保持
部材を利用し目盛部の目盛を参考にして折り目を簡単に
形成することができるので、折り目のない矩形のシート
素材を購入しても正確に折り目を形成し切断することが
できる。このため、建物内の種々のサイズの内装構造物
の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるようになる。
しかもシート加工装置の構成が簡素であるので、装置の
製造コストを低減でき、種々のサイズの内装構造物を安
価に保護できる。
ナイフやはさみなどの切断工具をシート保持部材に当て
てシート素材を切断する。ここでは、加工面を有する本
体フレーム上にシート保持部材を設け、そのシート保持
部材を利用し目盛部の目盛を参考にして折り目を簡単に
形成することができるので、折り目のない矩形のシート
素材を購入しても正確に折り目を形成し切断することが
できる。このため、建物内の種々のサイズの内装構造物
の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるようになる。
しかもシート加工装置の構成が簡素であるので、装置の
製造コストを低減でき、種々のサイズの内装構造物を安
価に保護できる。
【0015】請求項6に係るシート加工装置は、請求項
5に記載の装置において、シート保持部材は、中央部分
が本体フレーム側にたわんだ弾性体製である。この場合
には、シート保持部材の弾性を利用してシート素材を確
実に保持できる。
5に記載の装置において、シート保持部材は、中央部分
が本体フレーム側にたわんだ弾性体製である。この場合
には、シート保持部材の弾性を利用してシート素材を確
実に保持できる。
【0016】請求項7に係るシート加工装置は、請求項
5又は6に記載の装置において、シート保持部材から第
2方向に間隔を隔てて本体フレームに第1方向に沿って
成された溝を有し、シートを切断するための切断案内部
をさらに備える。この場合には、シート保護部材の一側
部ではなく別に設けられた溝からなる切断案内部でシー
ト素材を切断できるので、シート保持部材や本体フレー
ムが傷つきにくくなる。
5又は6に記載の装置において、シート保持部材から第
2方向に間隔を隔てて本体フレームに第1方向に沿って
成された溝を有し、シートを切断するための切断案内部
をさらに備える。この場合には、シート保護部材の一側
部ではなく別に設けられた溝からなる切断案内部でシー
ト素材を切断できるので、シート保持部材や本体フレー
ムが傷つきにくくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕図1において、本
発明の一実施形態による保護シート1は、角部を有する
建物の柱や建具や建具の枠などの室内構造物に対する猫
や犬などのペットによる引っ掻き傷を防止するためのシ
ートである。保護シート1は、合成樹脂製の矩形のシー
ト本体10と、シート本体10に形成された多数の折り
曲げ可能部11とを有している。シート本体10は、た
とえば、厚みが0.1mmから1mmの透光性を有する
ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、塩化ビニル樹脂からなる群から選ばれた一つの合成
樹脂製である。シート本体10は着色されていてもよく
また無色であってもよい。また、透光性の度合いは、透
明でもよくまた下地(柱)の色が見える程度に透光性を
有しているものでもよい。シート本体10の厚みは、
0.2mm〜0.6mm程度が折り曲げ可能部11を形
成しやすくかつ引っ掻き傷に対する強度も適当であるの
で好ましい。また、このような厚みであると、建具の枠
などに装着した場合にも、建具との隙間に簡単に装着で
きる。また、シート本体10の第1方向の長さは600
mm〜1500mmが好ましい。通常、室内で飼われる
犬や猫などが柱や建具や建具の枠などの内装構造物を傷
つける範囲は床から600mm〜1500mm程度の範
囲だからである。なお、第1方向の長さを800mm以
内に抑えると、建具や建具の枠などの金具を有する内装
構造物に装着する場合にも、金具に干渉しにくくなる。
発明の一実施形態による保護シート1は、角部を有する
建物の柱や建具や建具の枠などの室内構造物に対する猫
や犬などのペットによる引っ掻き傷を防止するためのシ
ートである。保護シート1は、合成樹脂製の矩形のシー
ト本体10と、シート本体10に形成された多数の折り
曲げ可能部11とを有している。シート本体10は、た
とえば、厚みが0.1mmから1mmの透光性を有する
ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、塩化ビニル樹脂からなる群から選ばれた一つの合成
樹脂製である。シート本体10は着色されていてもよく
また無色であってもよい。また、透光性の度合いは、透
明でもよくまた下地(柱)の色が見える程度に透光性を
有しているものでもよい。シート本体10の厚みは、
0.2mm〜0.6mm程度が折り曲げ可能部11を形
成しやすくかつ引っ掻き傷に対する強度も適当であるの
で好ましい。また、このような厚みであると、建具の枠
などに装着した場合にも、建具との隙間に簡単に装着で
きる。また、シート本体10の第1方向の長さは600
mm〜1500mmが好ましい。通常、室内で飼われる
犬や猫などが柱や建具や建具の枠などの内装構造物を傷
つける範囲は床から600mm〜1500mm程度の範
囲だからである。なお、第1方向の長さを800mm以
内に抑えると、建具や建具の枠などの金具を有する内装
構造物に装着する場合にも、金具に干渉しにくくなる。
【0018】折り曲げ可能部11は、矩形のシート本体
10第1方向(図1の縦方向)に沿って形成され第1方
向と交差する第2方向(図1の横方向)に間隔を隔てて
並べて配置されたものである。折り曲げ可能部11は、
連続的又は断続的な溝や凹み等で形成されたものであ
り、他の部分よりきれいに折り曲げやすいように、たと
えば2mm間隔に形成されている。この折り曲げ可能部
11の間隔は等間隔でもよく、内装構造物の規格などに
合わせた不等間隔でもよい。折り曲げ可能部11の間隔
は1mm〜10mm程度が好ましい。この間隔がそれよ
り小さいと折り曲げ可能部の形成が難しく、それより大
きいと種々のサイズの内装構造物の角部に折り曲げ可能
部を合わせにくくなる。なお、折り曲げ可能部11は、
シート本体10の片面から形成してもよく、両面から交
互に形成してもよい。
10第1方向(図1の縦方向)に沿って形成され第1方
向と交差する第2方向(図1の横方向)に間隔を隔てて
並べて配置されたものである。折り曲げ可能部11は、
連続的又は断続的な溝や凹み等で形成されたものであ
り、他の部分よりきれいに折り曲げやすいように、たと
えば2mm間隔に形成されている。この折り曲げ可能部
11の間隔は等間隔でもよく、内装構造物の規格などに
合わせた不等間隔でもよい。折り曲げ可能部11の間隔
は1mm〜10mm程度が好ましい。この間隔がそれよ
り小さいと折り曲げ可能部の形成が難しく、それより大
きいと種々のサイズの内装構造物の角部に折り曲げ可能
部を合わせにくくなる。なお、折り曲げ可能部11は、
シート本体10の片面から形成してもよく、両面から交
互に形成してもよい。
【0019】この保護シート1を、図2(a)に示すよ
うに、たとえば壁6から僅かに露出した柱5に取り付け
る際には、シート本体10の第1方向(図2の紙面直交
方向)を柱5の長手方向に沿わせた状態でその端を柱5
と壁6の境界より壁6側に当て、折り曲げ可能部11を
境界部分に合わせて折り曲げる。このとき、折り曲げ可
能部が細かい間隔で形成されているので、別の角部に折
り曲げ可能部11のいずれかを簡単に合わせることがで
きる。そして、図2(b),図2(c)に示すように、
角部に合わせた折り曲げ可能部11を順に折り曲げて柱
5の形に保護シート1を合わせる。余分なシート本体1
0は折り曲げ可能部11を利用して切断し、保護部分の
形に適合した保護シート1を作る。
うに、たとえば壁6から僅かに露出した柱5に取り付け
る際には、シート本体10の第1方向(図2の紙面直交
方向)を柱5の長手方向に沿わせた状態でその端を柱5
と壁6の境界より壁6側に当て、折り曲げ可能部11を
境界部分に合わせて折り曲げる。このとき、折り曲げ可
能部が細かい間隔で形成されているので、別の角部に折
り曲げ可能部11のいずれかを簡単に合わせることがで
きる。そして、図2(b),図2(c)に示すように、
角部に合わせた折り曲げ可能部11を順に折り曲げて柱
5の形に保護シート1を合わせる。余分なシート本体1
0は折り曲げ可能部11を利用して切断し、保護部分の
形に適合した保護シート1を作る。
【0020】折り曲げられた保護シート1ができると、
図3に示すように、それにたとえば両面テープ12など
の適宜の固着手段を用いて内装構造物の保護部分に固定
する。これにより、ペットが通常接触する床から所定高
さの部分が保護シート1により保護される。なお、床と
ある程度の隙間をあけて保護シート1を装着するように
してもよい。このように両面テープ12により固定する
と、内装構造物を傷つけることなく保護シート1を簡単
に固定できる。また、不要になったり傷がついて汚くな
ったりしても保護シート1の交換が容易である。なお、
両面テープ12を予めシート本体10の所定部位に貼り
付けておいてもよい。
図3に示すように、それにたとえば両面テープ12など
の適宜の固着手段を用いて内装構造物の保護部分に固定
する。これにより、ペットが通常接触する床から所定高
さの部分が保護シート1により保護される。なお、床と
ある程度の隙間をあけて保護シート1を装着するように
してもよい。このように両面テープ12により固定する
と、内装構造物を傷つけることなく保護シート1を簡単
に固定できる。また、不要になったり傷がついて汚くな
ったりしても保護シート1の交換が容易である。なお、
両面テープ12を予めシート本体10の所定部位に貼り
付けておいてもよい。
【0021】このように構成された保護シート1では、
折り曲げ可能部11が細かい間隔で形成されているの
で、種々の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれ
いに折り曲げ可能部11を角部に合わせることができ
る。また、折り曲げ可能部11を利用して保護シート1
を切断することにより保護シート1の切断も簡単かつき
れいにできる。このため、建物内の種々のサイズの内装
構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるように
なる。また、保護シート1を透光性を有する合成樹脂製
にしたので、保護シート1を内装構造物に装着しても違
和感が生じにくくなる。また、シート本体10が比較的
薄い合成樹脂製であるので、折り曲げ可能部11の生成
が容易であり、かつ保護シート1を安価に製造できる。
折り曲げ可能部11が細かい間隔で形成されているの
で、種々の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれ
いに折り曲げ可能部11を角部に合わせることができ
る。また、折り曲げ可能部11を利用して保護シート1
を切断することにより保護シート1の切断も簡単かつき
れいにできる。このため、建物内の種々のサイズの内装
構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止できるように
なる。また、保護シート1を透光性を有する合成樹脂製
にしたので、保護シート1を内装構造物に装着しても違
和感が生じにくくなる。また、シート本体10が比較的
薄い合成樹脂製であるので、折り曲げ可能部11の生成
が容易であり、かつ保護シート1を安価に製造できる。
【0022】〔実施形態2〕図4及び図5において、本
発明の一実施形態によるシート加工装置20は、折り目
がない市販のシート素材4に折り目を付けて内装構造物
を保護する保護シートに加工するための装置である。シ
ート加工装置20は、本体フレーム21と、シート保持
部材22と、目盛部23と、折り目形成部材24とを備
えている。
発明の一実施形態によるシート加工装置20は、折り目
がない市販のシート素材4に折り目を付けて内装構造物
を保護する保護シートに加工するための装置である。シ
ート加工装置20は、本体フレーム21と、シート保持
部材22と、目盛部23と、折り目形成部材24とを備
えている。
【0023】本体フレーム21は、シート素材4の第1
方向長さL1より長い第1長さL3とシート素材4の第
1方向と交差する第2方向長さL2より短い第2長さL
4とを有する加工面21aが一面に形成された板状のも
のである。第1長さL3は第2長さL4より長い。加工
面21aには、シート素材4を切断するための工具を案
内する切断案内溝25がシート保持部材22の装着部分
の近傍に長手方向(第1長さL3方向)に沿って形成さ
れている。このようにシート保持部材22の近傍に形成
された切断案内溝25で工具を案内してシート素材4を
切断できるので、シート保持部材22や本体フレーム2
1が傷つきにくくなる。また、シート保持部材22にシ
ート素材4を保持した状態でシート素材4を切断でき
る。
方向長さL1より長い第1長さL3とシート素材4の第
1方向と交差する第2方向長さL2より短い第2長さL
4とを有する加工面21aが一面に形成された板状のも
のである。第1長さL3は第2長さL4より長い。加工
面21aには、シート素材4を切断するための工具を案
内する切断案内溝25がシート保持部材22の装着部分
の近傍に長手方向(第1長さL3方向)に沿って形成さ
れている。このようにシート保持部材22の近傍に形成
された切断案内溝25で工具を案内してシート素材4を
切断できるので、シート保持部材22や本体フレーム2
1が傷つきにくくなる。また、シート保持部材22にシ
ート素材4を保持した状態でシート素材4を切断でき
る。
【0024】シート保持部材22は、本体フレーム21
との間でシート素材4を保持する帯状の部材である。シ
ート保持部材22は、本体フレーム21から外したとき
に、中央部分が本体フレーム21側にたわんだ弾性体製
である。このようにシート保持部材22をたわませるこ
とにより、シート保持部材22の弾性を利用してシート
素材4を確実に保持できる。シート保持部材22は、本
体フレーム21の一側部(図4奥側)より内側(図4手
前側)で加工面21a上に長手方向に沿って配置され、
両端が取付ボルト26により本体フレーム21に着脱自
在に固定されている。なお、シート保持部材22の両端
取付部には、本体フレーム21との間にワッシャ27が
介装されており、本体フレーム21との間にわずかな隙
間があいている。シート保持部材22の上面には、折り
目形成部材24を案内するための案内溝22aが形成さ
れている。また、シート保持部材22のシート挿入側
(図5左側)には、シート素材4を挿入しやすくするた
めのテーパ面22bが形成されている。
との間でシート素材4を保持する帯状の部材である。シ
ート保持部材22は、本体フレーム21から外したとき
に、中央部分が本体フレーム21側にたわんだ弾性体製
である。このようにシート保持部材22をたわませるこ
とにより、シート保持部材22の弾性を利用してシート
素材4を確実に保持できる。シート保持部材22は、本
体フレーム21の一側部(図4奥側)より内側(図4手
前側)で加工面21a上に長手方向に沿って配置され、
両端が取付ボルト26により本体フレーム21に着脱自
在に固定されている。なお、シート保持部材22の両端
取付部には、本体フレーム21との間にワッシャ27が
介装されており、本体フレーム21との間にわずかな隙
間があいている。シート保持部材22の上面には、折り
目形成部材24を案内するための案内溝22aが形成さ
れている。また、シート保持部材22のシート挿入側
(図5左側)には、シート素材4を挿入しやすくするた
めのテーパ面22bが形成されている。
【0025】目盛部23は、シート保持部材22の一側
部から本体フレーム21の他側部(図4手前側)に向か
って加工面21aに所定長さ間隔で形成された多数の目
盛23aを有するものである。この実施形態では、目盛
部23は、両端とそれより中心側によった4カ所に設け
られている。また、目盛部23の目盛23aのうち所定
間隔毎(たとえば10mm毎)の目盛23aを両端の目
盛部23を連結するように長く形成されている。目盛部
23は、シート保持部材22の一側部からの出代を簡単
に測定できるように設けられている。これにより、任意
の間隔でシート素材4に折り目を作ることができる。
部から本体フレーム21の他側部(図4手前側)に向か
って加工面21aに所定長さ間隔で形成された多数の目
盛23aを有するものである。この実施形態では、目盛
部23は、両端とそれより中心側によった4カ所に設け
られている。また、目盛部23の目盛23aのうち所定
間隔毎(たとえば10mm毎)の目盛23aを両端の目
盛部23を連結するように長く形成されている。目盛部
23は、シート保持部材22の一側部からの出代を簡単
に測定できるように設けられている。これにより、任意
の間隔でシート素材4に折り目を作ることができる。
【0026】折り目形成部材24は、シート保持部材2
2の長辺に沿って移動してシート素材4に折り目を付け
るための部材である。折り目形成部材24は、図5に示
すように、握り部24aと、握り部24aに立設された
折り曲げ凸部24bとを有している。握り部24aは、
合成樹脂製であり、シート保持部材22の上面に形成さ
れた案内溝22aに係合するガイド突起24cが形成さ
れている。このガイド突起24cを案内溝22aに係合
させると、シート保持部材22の図5右側側面に当たる
ように折り曲げ凸部24bは配置されている。折り曲げ
凸部24bは、金属線材製であり、僅かに丸められた尖
った先端を有しており、その長さはシート保持部材22
の上面から加工面21aまでの距離に略等しい。この折
り曲げ凸部24bによりシート素材4に折り目をつける
ことができる。
2の長辺に沿って移動してシート素材4に折り目を付け
るための部材である。折り目形成部材24は、図5に示
すように、握り部24aと、握り部24aに立設された
折り曲げ凸部24bとを有している。握り部24aは、
合成樹脂製であり、シート保持部材22の上面に形成さ
れた案内溝22aに係合するガイド突起24cが形成さ
れている。このガイド突起24cを案内溝22aに係合
させると、シート保持部材22の図5右側側面に当たる
ように折り曲げ凸部24bは配置されている。折り曲げ
凸部24bは、金属線材製であり、僅かに丸められた尖
った先端を有しており、その長さはシート保持部材22
の上面から加工面21aまでの距離に略等しい。この折
り曲げ凸部24bによりシート素材4に折り目をつける
ことができる。
【0027】このシート加工装置20で、保護シートを
製作する場合には、まず、保護シートを取り付けるため
の内装構造物の寸法取りを行う。寸法取りが終わると、
取付ボルト26をわずかに緩めた状態でシート素材4を
本体フレーム21とシート保持部材22との間に挿入し
てそのシート素材4の先端をシート保持部材22の一側
部(図5右側側面)から引き出し、寸法取りして寸法に
合わせて目盛部23の所定の目盛23aに先端合わせ
る。これにより最初の折り目形成部分をシート保持部材
22の一側部に合わせる。
製作する場合には、まず、保護シートを取り付けるため
の内装構造物の寸法取りを行う。寸法取りが終わると、
取付ボルト26をわずかに緩めた状態でシート素材4を
本体フレーム21とシート保持部材22との間に挿入し
てそのシート素材4の先端をシート保持部材22の一側
部(図5右側側面)から引き出し、寸法取りして寸法に
合わせて目盛部23の所定の目盛23aに先端合わせ
る。これにより最初の折り目形成部分をシート保持部材
22の一側部に合わせる。
【0028】この状態で折り目形成部材24の折り曲げ
凸部24bの先端をシート素材4に当ててシート保持部
材22の一側部に沿って移動させると、シート素材4に
簡単に折り目ができる。続いて、たとえば柱の幅に合わ
せて目盛部23の目盛23aを参考にしてシート素材4
をさらに引き出し、次の折り目部分をシート保持部材2
2の一側部に合わせ、折り目形成部材24により折り目
を付ける。この動作を繰り返してシート素材に折り目を
付ける。折り目をつけ終わると、たとえばカッターナイ
フなどの工具を切断案内溝25に当てて切断案内溝25
に沿って移動させシート素材4を切断する。これによ
り、保護対象の内装構造物にあった保護シートが作製で
きる。作製された保護シートをたとえば両面テープなど
の適宜の固着手段により内装構造物やその周囲に固定す
れば、簡単かつ見栄えよく内装構造物を保護できる。
凸部24bの先端をシート素材4に当ててシート保持部
材22の一側部に沿って移動させると、シート素材4に
簡単に折り目ができる。続いて、たとえば柱の幅に合わ
せて目盛部23の目盛23aを参考にしてシート素材4
をさらに引き出し、次の折り目部分をシート保持部材2
2の一側部に合わせ、折り目形成部材24により折り目
を付ける。この動作を繰り返してシート素材に折り目を
付ける。折り目をつけ終わると、たとえばカッターナイ
フなどの工具を切断案内溝25に当てて切断案内溝25
に沿って移動させシート素材4を切断する。これによ
り、保護対象の内装構造物にあった保護シートが作製で
きる。作製された保護シートをたとえば両面テープなど
の適宜の固着手段により内装構造物やその周囲に固定す
れば、簡単かつ見栄えよく内装構造物を保護できる。
【0029】ここでは、加工面21aを有する本体フレ
ーム21上にシート保持部材22を設け、そのシート保
持部材22を利用し目盛部23の目盛23aを参考にし
て折り目を簡単に形成することができるので、折り目の
ない矩形のシート素材4を購入しても正確かつ簡単に折
り目を形成し切断することができる。このため、建物内
の種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄え
よく防止できるようになる。しかもシート加工装置の構
成が簡素であるので、装置の製造コストを低減でき、種
々のサイズの柱を安価に保護できる。
ーム21上にシート保持部材22を設け、そのシート保
持部材22を利用し目盛部23の目盛23aを参考にし
て折り目を簡単に形成することができるので、折り目の
ない矩形のシート素材4を購入しても正確かつ簡単に折
り目を形成し切断することができる。このため、建物内
の種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄え
よく防止できるようになる。しかもシート加工装置の構
成が簡素であるので、装置の製造コストを低減でき、種
々のサイズの柱を安価に保護できる。
【0030】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、本体フレーム21を一体的
に形成したが、たとえば、1.2m以上の長尺のシート
素材を取り扱うために本体フレーム21が長尺になる場
合、本体フレーム21を分割して折り畳み可能に構成し
てもよい。
に形成したが、たとえば、1.2m以上の長尺のシート
素材を取り扱うために本体フレーム21が長尺になる場
合、本体フレーム21を分割して折り畳み可能に構成し
てもよい。
【0031】(b) 前記実施形態では、折り目形成部
材を特別な形状にしたが、折り目形成部材は千枚通し等
の市販の工具を用いてもよい。 (c) 前記実施形態では、住宅内の柱を例にシートの
装着手順を説明したが、本発明の保護対象は柱に限定さ
れず、住宅内の建具や建具の枠などの全ての内装構造物
に適用できる。たとえば、図6に示すように、扉31な
どの建具が取り付けられた柱32に保護シート33を取
り付ける場合には、柱32と別に扉31も保護シート3
4で保護してもよい。また、扉が枠にはまり込んでいる
場合には、柱と枠を含めて保護カバーで保護してもよ
い。
材を特別な形状にしたが、折り目形成部材は千枚通し等
の市販の工具を用いてもよい。 (c) 前記実施形態では、住宅内の柱を例にシートの
装着手順を説明したが、本発明の保護対象は柱に限定さ
れず、住宅内の建具や建具の枠などの全ての内装構造物
に適用できる。たとえば、図6に示すように、扉31な
どの建具が取り付けられた柱32に保護シート33を取
り付ける場合には、柱32と別に扉31も保護シート3
4で保護してもよい。また、扉が枠にはまり込んでいる
場合には、柱と枠を含めて保護カバーで保護してもよ
い。
【0032】(d) 前記実施形態では、本体フレーム
21やシート保持部材22を合成樹脂製にしたが、これ
らの素材は木材、金属などの比較的硬質のものであれば
どのようなものでもよい。
21やシート保持部材22を合成樹脂製にしたが、これ
らの素材は木材、金属などの比較的硬質のものであれば
どのようなものでもよい。
【0033】(f) 前記実施形態では、切断案内溝2
5を形成して切断工具を案内するようにしたが、切断案
内溝を設けずにシート保護部材22の一側部などを利用
してシート素材4を切断するようにしてもよい。
5を形成して切断工具を案内するようにしたが、切断案
内溝を設けずにシート保護部材22の一側部などを利用
してシート素材4を切断するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る保護シートによれば、予め
たとえば、溝や凹みなどにより形成された折り曲げ可能
部をたとえば1mm〜10mm間隔で形成することによ
り、種々のサイズの内装構造物の別の角部に折り曲げ可
能部のいずれかを合わせることができる。そして、角部
に配置された折り曲げ可能部を折り曲げるだけで、種々
の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれいにシー
トを内装構造物に合わせることができる。また、折り曲
げ可能部を利用してシートを切断することによりシート
の切断も簡単かつきれいにできる。このため、建物内の
種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよ
く防止できるようになる。
たとえば、溝や凹みなどにより形成された折り曲げ可能
部をたとえば1mm〜10mm間隔で形成することによ
り、種々のサイズの内装構造物の別の角部に折り曲げ可
能部のいずれかを合わせることができる。そして、角部
に配置された折り曲げ可能部を折り曲げるだけで、種々
の内装構造物のサイズに合わせて簡単かつきれいにシー
トを内装構造物に合わせることができる。また、折り曲
げ可能部を利用してシートを切断することによりシート
の切断も簡単かつきれいにできる。このため、建物内の
種々のサイズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよ
く防止できるようになる。
【0035】本発明に係るシート加工装置によれば、加
工面を有する本体フレーム上にシート保持部材を設け、
そのシート保持部材を利用し目盛部の目盛を参考にして
折り目を簡単に形成することができるので、折り目のな
い矩形のシート素材を購入しても正確に折り目を形成し
切断することができる。このため、建物内の種々のサイ
ズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止でき
るようになる。しかもシート加工装置の構成が簡素であ
るので、装置の製造コストを低減でき、種々のサイズの
内装構造物を安価に保護できる。
工面を有する本体フレーム上にシート保持部材を設け、
そのシート保持部材を利用し目盛部の目盛を参考にして
折り目を簡単に形成することができるので、折り目のな
い矩形のシート素材を購入しても正確に折り目を形成し
切断することができる。このため、建物内の種々のサイ
ズの内装構造物の傷つきを簡単かつ見栄えよく防止でき
るようになる。しかもシート加工装置の構成が簡素であ
るので、装置の製造コストを低減でき、種々のサイズの
内装構造物を安価に保護できる。
【図1】本発明の一実施形態による保護シートの正面
図。
図。
【図2】その装着手順を示す模式図。
【図3】保護シートを装着した状態を示す斜視図。
【図4】本発明の一実施形態によるシート加工装置の斜
視図。
視図。
【図5】その側面一部断面図。
【図6】保護シートを装着した状態の一例を示す断面模
式図。
式図。
1,33,34 保護シート 5,32 柱 10 シート本体 11 折り曲げ可能部 12 両面テープ 20 シート加工装置 21 本体フレーム 21a 加工面 22 シート保護部材 23 目盛部 23a 目盛 24 折り目形成部材 25 切断案内溝 31 扉
Claims (7)
- 【請求項1】角部を有する建物の柱や建具や前記建具の
枠などの内装構造物の傷つきを防止するための保護シー
トであって、 矩形のシート本体と、 前記シート本体の第1方向に沿って形成され前記第1方
向と交差する第2方向に間隔を隔てて並べて配置された
多数の折り曲げ可能部と、を備えた保護シート。 - 【請求項2】前記シート本体は、厚みが0.1mm〜1
mmの透光性を有するポリプロピレン樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂からなる群から
選ばれた一つの合成樹脂製である、請求項1に記載の保
護シート。 - 【請求項3】前記折り曲げ可能部は溝形状に形成されて
いる、請求項1又は2に記載の保護シート。 - 【請求項4】前記柱保護シートを前記建物の柱の回りに
取り付けるための粘着テープをさらに備える、請求項1
から3のいずれかに記載の保護シート。 - 【請求項5】角部を有する建物の柱や建具や前記建具の
枠などの内装構造物の傷つきを防止するための保護シー
トに矩形のシート素材を加工するシート加工装置であっ
て、 前記シート素材の第1方向長さより長い第1長さと前記
シート素材の前記第1方向と交差する第2方向長さより
短い第2長さとを有する加工面が一面に形成された板状
の本体フレームと、 前記本体フレームの一側部より内側で前記加工面上に前
記第1長さに沿って配置され、両端が前記本体フレーム
に着脱自在に固定され、前記本体フレームとの間で前記
シート素材を保持する帯状のシート保持部材と、 前記シート保持部材の一側部から前記本体フレームの他
側部に向かって前記加工面に所定長さ間隔で形成された
目盛を有する目盛部と、 前記シート保持部材の長辺に沿って移動して前記シート
素材に折り目を付けるための折り目形成部材と、を備え
たシート加工装置。 - 【請求項6】前記シート保持部材は、中央部分が前記本
体フレーム側にたわんだ弾性体製である、請求項5に記
載のシート加工装置。 - 【請求項7】前記シート保持部材から前記第2方向に間
隔を隔てて前記本体フレーム上に前記第1方向に沿って
形成された溝を有し、前記シートを切断するための切断
案内部をさらに備える、請求項5又は6に記載のシート
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029201A JP2002227370A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 保護シート及びその加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029201A JP2002227370A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 保護シート及びその加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227370A true JP2002227370A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18893576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001029201A Pending JP2002227370A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 保護シート及びその加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002227370A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010261254A (ja) * | 2009-05-09 | 2010-11-18 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 内装パネルとその製造方法 |
KR101957408B1 (ko) * | 2018-06-22 | 2019-03-12 | 오창락 | 보양재 및 이의 성형장치 |
JP2020059519A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 日立化成株式会社 | ラップフィルム箱用シール材、及びラップフィルム箱の保護方法 |
-
2001
- 2001-02-06 JP JP2001029201A patent/JP2002227370A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010261254A (ja) * | 2009-05-09 | 2010-11-18 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | 内装パネルとその製造方法 |
KR101957408B1 (ko) * | 2018-06-22 | 2019-03-12 | 오창락 | 보양재 및 이의 성형장치 |
JP2020059519A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 日立化成株式会社 | ラップフィルム箱用シール材、及びラップフィルム箱の保護方法 |
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