JP2002226893A - 洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤 - Google Patents
洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤Info
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- JP2002226893A JP2002226893A JP2001023608A JP2001023608A JP2002226893A JP 2002226893 A JP2002226893 A JP 2002226893A JP 2001023608 A JP2001023608 A JP 2001023608A JP 2001023608 A JP2001023608 A JP 2001023608A JP 2002226893 A JP2002226893 A JP 2002226893A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トイレ、ゴミ箱等に用いられる洗浄剤用組成
物及び固形洗浄剤で、洗浄効果及び効果の持続性に優
れ、また製造工程が簡便で高い生産性が得られるものを
提供する。 【解決手段】 陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
剤及び両性界面活性剤よりなる群から選択される１以上
の界面活性剤からなる徐放化剤及び微生物資材を構成成
分とし、好ましくは微生物資材がバチラス（Ｂａｃｉｌ
ｌｕｓ）属であり、さらに好ましくは、徐放化剤と微生
物資材の配合割合が重量比で９９：１〜５０：５０であ
る洗浄剤用組成物、及び上記洗浄剤用組成物から成形さ
れてなる固形洗浄剤。
物及び固形洗浄剤で、洗浄効果及び効果の持続性に優
れ、また製造工程が簡便で高い生産性が得られるものを
提供する。 【解決手段】 陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
剤及び両性界面活性剤よりなる群から選択される１以上
の界面活性剤からなる徐放化剤及び微生物資材を構成成
分とし、好ましくは微生物資材がバチラス（Ｂａｃｉｌ
ｌｕｓ）属であり、さらに好ましくは、徐放化剤と微生
物資材の配合割合が重量比で９９：１〜５０：５０であ
る洗浄剤用組成物、及び上記洗浄剤用組成物から成形さ
れてなる固形洗浄剤。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤用組成物及び
固形洗浄剤に関し、さらに詳しくは、トイレ、ゴミ箱、
排水口等における、汚れ、汚物、ぬめり等を除去する据
置型の固形洗浄剤として好適に用いられる洗浄剤用組成
物、及び該組成物から成形されてなる固形洗浄剤に関す
る。
固形洗浄剤に関し、さらに詳しくは、トイレ、ゴミ箱、
排水口等における、汚れ、汚物、ぬめり等を除去する据
置型の固形洗浄剤として好適に用いられる洗浄剤用組成
物、及び該組成物から成形されてなる固形洗浄剤に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】微生物を利用して、汚物、生ゴミ、廃油
等を分解し、無臭化あるいは肥料化することにより、こ
れらを無害化し有用化する技術として、従来バチラス属
の微生物や乳酸菌類ならびに放線菌等を利用することが
行われてきた。例えば、炭酸カルシウム等の無機粉末を
担体として、これに微生物を担持させ、悪臭の発生源に
ふりかけて使用する方法である。
等を分解し、無臭化あるいは肥料化することにより、こ
れらを無害化し有用化する技術として、従来バチラス属
の微生物や乳酸菌類ならびに放線菌等を利用することが
行われてきた。例えば、炭酸カルシウム等の無機粉末を
担体として、これに微生物を担持させ、悪臭の発生源に
ふりかけて使用する方法である。
【０００３】この方法は、使用する状況に合わせて担体
を自由に選択できるために、微生物の生存率を高く保つ
ことが可能であるという利点がある。しかし、水洗トイ
レ、排水管又は排水口等で使用すると、微生物が水流に
より流れ出して、効果が持続しない欠点がある。
を自由に選択できるために、微生物の生存率を高く保つ
ことが可能であるという利点がある。しかし、水洗トイ
レ、排水管又は排水口等で使用すると、微生物が水流に
より流れ出して、効果が持続しない欠点がある。
【０００４】このため、例えば３日に１度の頻度で微生
物の散布が必要になる等、維持管理に手間がかかるとい
う問題がある。この問題を解決するには、微生物を徐放
化剤で固めた成形物を用いて、微生物を徐放する方法を
考えることができる。しかし、微生物は熱に弱く、環境
の影響を受けやすいので、例えば、使用場所のｐＨ（水
素イオン濃度）によって安定性が大きく変化する。
物の散布が必要になる等、維持管理に手間がかかるとい
う問題がある。この問題を解決するには、微生物を徐放
化剤で固めた成形物を用いて、微生物を徐放する方法を
考えることができる。しかし、微生物は熱に弱く、環境
の影響を受けやすいので、例えば、使用場所のｐＨ（水
素イオン濃度）によって安定性が大きく変化する。
【０００５】そこで、ｐＨ（水素イオン濃度）が中性に
近く、熱可塑性を有する徐放化剤として、トイレ用固形
脱臭剤に関する特開平８−３３２２１２号公報に示され
ている、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ールの末端水酸基をエーテル化もしくはエステル化した
もの等のほか、ポリプロピレングリコールやエチレング
リコールとプロピレングリコールの共重合体、または、
これらグリコールのアルキルエステル、アルキルエーテ
ル等、いわゆるノニオン系界面活性剤が使用されてき
た。
近く、熱可塑性を有する徐放化剤として、トイレ用固形
脱臭剤に関する特開平８−３３２２１２号公報に示され
ている、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ールの末端水酸基をエーテル化もしくはエステル化した
もの等のほか、ポリプロピレングリコールやエチレング
リコールとプロピレングリコールの共重合体、または、
これらグリコールのアルキルエステル、アルキルエーテ
ル等、いわゆるノニオン系界面活性剤が使用されてき
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者の検討によれば、これらの徐放化剤は熱可塑性ではあ
るが、４０〜１００℃で融解し、粘度が著しく低下して
しまう。このため、ある形状に成形するためには、該徐
放化剤を微生物が担持された担体と加熱混練し型に流し
込んで、その後冷却し型から取り出すという工程を経な
ければならず、多くの手間がかかり生産性が低いという
問題点があった。また、徐放化剤が略中性であるため洗
浄効果が小さいという欠点があった。
者の検討によれば、これらの徐放化剤は熱可塑性ではあ
るが、４０〜１００℃で融解し、粘度が著しく低下して
しまう。このため、ある形状に成形するためには、該徐
放化剤を微生物が担持された担体と加熱混練し型に流し
込んで、その後冷却し型から取り出すという工程を経な
ければならず、多くの手間がかかり生産性が低いという
問題点があった。また、徐放化剤が略中性であるため洗
浄効果が小さいという欠点があった。
【０００７】本発明の目的は、上記のような固形洗浄剤
における従来の問題を解決し、高い洗浄効果を有しなが
らも、その効果が長期間持続する洗浄剤用組成物及び固
形洗浄剤であって、さらに簡便に高い生産性をもって製
造し得る洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤を提供すること
にある。
における従来の問題を解決し、高い洗浄効果を有しなが
らも、その効果が長期間持続する洗浄剤用組成物及び固
形洗浄剤であって、さらに簡便に高い生産性をもって製
造し得る洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤を提供すること
にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の洗浄剤用
組成物は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及
び両性界面活性剤よりなる群から選択される１以上の界
面活性剤からなる徐放化剤と微生物資材を構成成分とす
る。請求項２記載の洗浄剤用組成物は、界面活性剤が陰
イオン界面活性剤であることを特徴とする。請求項３記
載の洗浄剤用組成物は、陰イオン界面活性剤が、石鹸又
は合成洗剤であることを特徴とする。請求項４記載の洗
浄剤用組成物は、微生物資材がバチラス（Ｂａｃｉｌｌ
ｕｓ）属の微生物を含有せしめたものであることを特徴
とする。請求項５記載の洗浄剤用組成物は、バチラス
（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生物が、微生物資材１ｇに
対して１．０×１０7 個以上であることを特徴とする。
請求項６記載の洗浄剤用組成物は、徐放化剤と微生物資
材の配合割合が、重量比で９９：１〜５０：５０である
ことを特徴とする。請求項７記載の固形洗浄剤は、請求
項１〜５のいずれかに記載の洗浄用組成物から成形され
てなることを特徴とする。
組成物は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及
び両性界面活性剤よりなる群から選択される１以上の界
面活性剤からなる徐放化剤と微生物資材を構成成分とす
る。請求項２記載の洗浄剤用組成物は、界面活性剤が陰
イオン界面活性剤であることを特徴とする。請求項３記
載の洗浄剤用組成物は、陰イオン界面活性剤が、石鹸又
は合成洗剤であることを特徴とする。請求項４記載の洗
浄剤用組成物は、微生物資材がバチラス（Ｂａｃｉｌｌ
ｕｓ）属の微生物を含有せしめたものであることを特徴
とする。請求項５記載の洗浄剤用組成物は、バチラス
（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生物が、微生物資材１ｇに
対して１．０×１０7 個以上であることを特徴とする。
請求項６記載の洗浄剤用組成物は、徐放化剤と微生物資
材の配合割合が、重量比で９９：１〜５０：５０である
ことを特徴とする。請求項７記載の固形洗浄剤は、請求
項１〜５のいずれかに記載の洗浄用組成物から成形され
てなることを特徴とする。
【０００９】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本
発明で使用される徐放化剤としては、常温で固体状の陰
イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活
性剤よりなる群から選択される１以上の界面活性剤から
なるもの（液状の界面活性剤であっても添加剤により固
体状になるものであってもよい）であれば特に限定され
るものではなく、陰イオン界面活性剤としては、例え
ば、石鹸、Ｎ−アシルアミノ酸塩、ポリオキシエチレン
又はポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩
等のカルボン酸塩；アルキルスルホン酸塩、アルキルベ
ンゼン又はアルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホコ
ハク酸塩等のスルホン酸塩；アルキル硫酸塩、アルキル
エーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン又はポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩等の硫酸塩；リン酸エス
テル塩などが挙げられ、石鹸、ならびに、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等の合
成洗剤として使用されるものが好ましい。また、陽イオ
ン界面活性剤としては、脂肪族４級アンモニウム塩（長
鎖アルキル基を有するもの）、塩化ベンゼトニウム等の
芳香族４級アンモニウム塩などが挙げられ、両性界面活
性剤としては、例えば、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン等のカルボキシベタイン、アミノカルボン酸塩な
どが挙げられる。
発明で使用される徐放化剤としては、常温で固体状の陰
イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活
性剤よりなる群から選択される１以上の界面活性剤から
なるもの（液状の界面活性剤であっても添加剤により固
体状になるものであってもよい）であれば特に限定され
るものではなく、陰イオン界面活性剤としては、例え
ば、石鹸、Ｎ−アシルアミノ酸塩、ポリオキシエチレン
又はポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩
等のカルボン酸塩；アルキルスルホン酸塩、アルキルベ
ンゼン又はアルキルナフタレンスルホン酸塩、スルホコ
ハク酸塩等のスルホン酸塩；アルキル硫酸塩、アルキル
エーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン又はポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩等の硫酸塩；リン酸エス
テル塩などが挙げられ、石鹸、ならびに、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等の合
成洗剤として使用されるものが好ましい。また、陽イオ
ン界面活性剤としては、脂肪族４級アンモニウム塩（長
鎖アルキル基を有するもの）、塩化ベンゼトニウム等の
芳香族４級アンモニウム塩などが挙げられ、両性界面活
性剤としては、例えば、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン等のカルボキシベタイン、アミノカルボン酸塩な
どが挙げられる。
【００１０】上記石鹸としては、例えば、カルボン酸ア
ルカリ塩等が好適に用いられ、水溶液でのｐＨ（水素イ
オン濃度）は９以上のもの、好ましくは、ｐＨ（水素イ
オン濃度）１０〜１３のものが用いられる。この理由
は、ｐＨ（水素イオン濃度）が低すぎると洗浄効果が小
さくなり、高すぎると微生物資材の効果が損なわれるこ
とがあるからである。また、上記石鹸としては、カルボ
ン酸アルカリ塩と脂肪酸との複塩である酸性石鹸が使用
されてもよい。上記カルボン酸アルカリ塩としては、常
温での溶解速度の点から、好ましくは炭素数１２〜２０
のカルボン酸アルカリ塩が使用される。アルカリ塩とし
ては、入手のし易さ等から、ナトリウム塩が好ましく、
特にオレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、
ラウリン酸ナトリウム及びステアリン酸ナトリウムが好
ましく用いられる。
ルカリ塩等が好適に用いられ、水溶液でのｐＨ（水素イ
オン濃度）は９以上のもの、好ましくは、ｐＨ（水素イ
オン濃度）１０〜１３のものが用いられる。この理由
は、ｐＨ（水素イオン濃度）が低すぎると洗浄効果が小
さくなり、高すぎると微生物資材の効果が損なわれるこ
とがあるからである。また、上記石鹸としては、カルボ
ン酸アルカリ塩と脂肪酸との複塩である酸性石鹸が使用
されてもよい。上記カルボン酸アルカリ塩としては、常
温での溶解速度の点から、好ましくは炭素数１２〜２０
のカルボン酸アルカリ塩が使用される。アルカリ塩とし
ては、入手のし易さ等から、ナトリウム塩が好ましく、
特にオレイン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、
ラウリン酸ナトリウム及びステアリン酸ナトリウムが好
ましく用いられる。
【００１１】上記合成洗剤としては、例えば、スルホコ
ハク酸ラウリル二ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、
ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシ
ルエーテル硫酸ナトリウム等が挙げられ、これらには洗
浄効果を損なわない程度に、例えば、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアミド等が添加されてもよい。
ハク酸ラウリル二ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、
ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシ
ルエーテル硫酸ナトリウム等が挙げられ、これらには洗
浄効果を損なわない程度に、例えば、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアミド等が添加されてもよい。
【００１２】また、上記徐放化剤は、使用場所等の点か
ら溶解速度を調整する必要があるときは、溶解速度調整
剤として、必要に応じて、脂肪酸、主成分である界面活
性剤以外の脂肪酸金属塩、糖類等を適宜添加することが
できる。
ら溶解速度を調整する必要があるときは、溶解速度調整
剤として、必要に応じて、脂肪酸、主成分である界面活
性剤以外の脂肪酸金属塩、糖類等を適宜添加することが
できる。
【００１３】本発明で使用される微生物資材は、微生物
を１種以上含み、さらに、必要により、酵素、培地及び
担体からなる粉体状のものであり、好ましくは微生物を
担持させたもの、微生物を担体に包含させたものが用い
られ、さらに好ましくは、無機の粉末に微生物を担持さ
せたものが用いられる。このようなものとしては、例え
ぱ、炭酸カルシウム、燐酸カルシウムや珪酸カルシウム
等に微生物が担持されたものが用いられ、入手のしやす
さから炭酸カルシウムが賞用される。
を１種以上含み、さらに、必要により、酵素、培地及び
担体からなる粉体状のものであり、好ましくは微生物を
担持させたもの、微生物を担体に包含させたものが用い
られ、さらに好ましくは、無機の粉末に微生物を担持さ
せたものが用いられる。このようなものとしては、例え
ぱ、炭酸カルシウム、燐酸カルシウムや珪酸カルシウム
等に微生物が担持されたものが用いられ、入手のしやす
さから炭酸カルシウムが賞用される。
【００１４】上記微生物としては、悪臭原因分解性を有
するものであれば特に限定されないが、好ましくは好気
的に、汚物、生ごみ及び廃油等を分解し、分解時にアン
モニア、硫化水素、メルカプタン及びメタン等悪臭の原
因となる不完全分解物の放出量が低く、無臭的に分解す
ることができるものが用いられる。このようなものとし
ては、例えば、バクロホルデリア・セパシア（Ｂｕｒｋ
ｈｏｌｄｅｒｉａ ｃｅｐａｃｉａ）、又はバチラス
（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生物があり、さらに好まし
くは、胞子形成能を有するバチラス（Ｂａｃｉｌｌｕ
ｓ）属の微生物がある。
するものであれば特に限定されないが、好ましくは好気
的に、汚物、生ごみ及び廃油等を分解し、分解時にアン
モニア、硫化水素、メルカプタン及びメタン等悪臭の原
因となる不完全分解物の放出量が低く、無臭的に分解す
ることができるものが用いられる。このようなものとし
ては、例えば、バクロホルデリア・セパシア（Ｂｕｒｋ
ｈｏｌｄｅｒｉａ ｃｅｐａｃｉａ）、又はバチラス
（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生物があり、さらに好まし
くは、胞子形成能を有するバチラス（Ｂａｃｉｌｌｕ
ｓ）属の微生物がある。
【００１５】バチラス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生物
としては、例えば、バチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌ
ｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓ）、バチラスナットウ、バチラ
スリライケニホルミス、バチラスコアギュランス、バチ
ラスマセランス、バチラスメガテリアム、バチラスポリ
ミキサ（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｐｏｌｙｍｙｘａ）等が挙
げられ、特に安全性の優れたバチラスズブチルス、バチ
ラスナツトウが好ましく用いられる。
としては、例えば、バチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌ
ｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓ）、バチラスナットウ、バチラ
スリライケニホルミス、バチラスコアギュランス、バチ
ラスマセランス、バチラスメガテリアム、バチラスポリ
ミキサ（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｐｏｌｙｍｙｘａ）等が挙
げられ、特に安全性の優れたバチラスズブチルス、バチ
ラスナツトウが好ましく用いられる。
【００１６】上記バチラス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微
生物を使用するにあたっては胞子を予め形成させた後、
担体に担持させるのが好ましく、胞子を積極的に形成さ
せる培地としては、例えば、ｓｃｈｅｆｆｅｒｓ培地
〔Ｄｉｆｃｏ Ｎｕｔｒｉｅｎｔ ｂｒｏｔｈ（Ｄｉｆ
ｃｏ）社製〕が挙げられる。上記培地としては、例え
ば、肉エキス又は栄養培、ＭｇＳＯ4 、ＫＣｌ、ＦｅＳ
Ｏ4 、Ｃａ（ＮＯ3 ）2 などが含有されているのが好ま
しい。
生物を使用するにあたっては胞子を予め形成させた後、
担体に担持させるのが好ましく、胞子を積極的に形成さ
せる培地としては、例えば、ｓｃｈｅｆｆｅｒｓ培地
〔Ｄｉｆｃｏ Ｎｕｔｒｉｅｎｔ ｂｒｏｔｈ（Ｄｉｆ
ｃｏ）社製〕が挙げられる。上記培地としては、例え
ば、肉エキス又は栄養培、ＭｇＳＯ4 、ＫＣｌ、ＦｅＳ
Ｏ4 、Ｃａ（ＮＯ3 ）2 などが含有されているのが好ま
しい。
【００１７】上記培地でバチラス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）
属の微生物を培養して胞子を形成させる場合、胞子を
１．０×１０7 個以上／培地１ｍｌ形成させるのが好ま
しく、より好ましくは１．０×１０8 個以上／培地１ｍ
ｌである。このときの培養条件としては、３７℃で２４
時間が一般的である。
属の微生物を培養して胞子を形成させる場合、胞子を
１．０×１０7 個以上／培地１ｍｌ形成させるのが好ま
しく、より好ましくは１．０×１０8 個以上／培地１ｍ
ｌである。このときの培養条件としては、３７℃で２４
時間が一般的である。
【００１８】上記担体としては、無機粉末を用いるのが
好ましく、無機粉末としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、燐酸カルシウム、珪酸カルシウム等が挙げられ、炭
酸カルシウムが好ましい。
好ましく、無機粉末としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、燐酸カルシウム、珪酸カルシウム等が挙げられ、炭
酸カルシウムが好ましい。
【００１９】上記微生物の量は、担体に担持して微生物
資材を作製し、徐放化剤と混練して固形洗浄剤として成
形できる範囲であれば特に限定されないが、少なくと
も、汚れ、汚物及びぬめり等を分解除去するのに必要な
程度には使用しなければならないので、微生物資材１ｇ
当たり１．０×１０4 個以上が好ましく、より好ましく
は１．０×１０7 個以上であり、特に好ましくは１．０
×１０8 個以上である。
資材を作製し、徐放化剤と混練して固形洗浄剤として成
形できる範囲であれば特に限定されないが、少なくと
も、汚れ、汚物及びぬめり等を分解除去するのに必要な
程度には使用しなければならないので、微生物資材１ｇ
当たり１．０×１０4 個以上が好ましく、より好ましく
は１．０×１０7 個以上であり、特に好ましくは１．０
×１０8 個以上である。
【００２０】上記徐放化剤と微生物資材の配合割合は、
重量比で９９対１から５０対５０の範囲が好ましく、さ
らに好ましくは９０対１０〜７０対３０である。この理
由は、徐放化剤の割合が多すぎると、汚れ、汚物及びぬ
めり等を分解除去する効果が低下し、徐放化剤の割合が
少なすぎると、固形状に成形することが困難となるため
である。
重量比で９９対１から５０対５０の範囲が好ましく、さ
らに好ましくは９０対１０〜７０対３０である。この理
由は、徐放化剤の割合が多すぎると、汚れ、汚物及びぬ
めり等を分解除去する効果が低下し、徐放化剤の割合が
少なすぎると、固形状に成形することが困難となるため
である。
【００２１】本発明の固形洗浄剤は、大気温下で固形
（流動しなければ半固形であってもよい）であり、上記
徐放化剤と微生物資材とからなる洗浄剤用組成物を用い
て、家庭用化粧石鹸の製造と同様の方法で製造すること
ができる。すなわち、例えば、脂肪酸をアルカリで中和
した後乾燥し粘土状にし、担体に担持した微生物と、必
要に応じ、溶解速度調整剤を添加し、一緒に混練して洗
浄剤用組成物を得る。次いで、得られた洗浄用組成物を
以下の如く成形して固形洗浄剤を得る。
（流動しなければ半固形であってもよい）であり、上記
徐放化剤と微生物資材とからなる洗浄剤用組成物を用い
て、家庭用化粧石鹸の製造と同様の方法で製造すること
ができる。すなわち、例えば、脂肪酸をアルカリで中和
した後乾燥し粘土状にし、担体に担持した微生物と、必
要に応じ、溶解速度調整剤を添加し、一緒に混練して洗
浄剤用組成物を得る。次いで、得られた洗浄用組成物を
以下の如く成形して固形洗浄剤を得る。
【００２２】固形洗浄剤を製造する方法は特に限定され
ないが、例えば、上記洗浄剤用組成物をロールで混練し
た後押出機より棒状に押出し、これを切断し、型打ちし
て、固形洗浄剤を得る方法等が好適に用いられる。この
方法によれば、混練から型打ちまで数１０分の短時間の
うちに行なうことが可能となる。尚、上記固形洗浄剤に
は、必要に応じて色素や香料が添加されて、成形されて
もよい。
ないが、例えば、上記洗浄剤用組成物をロールで混練し
た後押出機より棒状に押出し、これを切断し、型打ちし
て、固形洗浄剤を得る方法等が好適に用いられる。この
方法によれば、混練から型打ちまで数１０分の短時間の
うちに行なうことが可能となる。尚、上記固形洗浄剤に
は、必要に応じて色素や香料が添加されて、成形されて
もよい。
【００２３】（作用）本発明において徐放化剤として、
陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面
活性剤よりなる群から選択される１以上の界面活性剤
（例えば、石鹸や合成洗剤）用いる場合は、通常の使用
状態では１０〜２０％程度の水分を含有しており、ｐＨ
（水素イオン濃度）が１０以上である場合が多く、その
ような環境の下では、通常の微生物は長期間生きられな
い。また、ｐＨが低い場合も同様である。しかし、バチ
ラス属（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）の微生物は上記環境下で
は、胞子を作って冬眠状態になる特性を有する。本発明
においては、この特性を活用することにより、上記界面
活性剤を固形に成形する過程で、上記のような胞子を作
って冬眠状態になる現象を発現させ、微生物が生きたま
ま洗浄剤用組成物の中に封入された状態を作り出すこと
ができる。このため微生物を胞子の状態で長期間にわた
り生きたまま保存することが可能となる。一方、上記組
成物より成形された、固形洗浄剤を使用する際は、まず
固形洗浄剤が水と接し膨潤状態となるが、この時点で
は、ｐＨ（水素イオン濃度）は未だ１０以上、又は６以
下であり、胞子状態はそのまま維持されている。
陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面
活性剤よりなる群から選択される１以上の界面活性剤
（例えば、石鹸や合成洗剤）用いる場合は、通常の使用
状態では１０〜２０％程度の水分を含有しており、ｐＨ
（水素イオン濃度）が１０以上である場合が多く、その
ような環境の下では、通常の微生物は長期間生きられな
い。また、ｐＨが低い場合も同様である。しかし、バチ
ラス属（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）の微生物は上記環境下で
は、胞子を作って冬眠状態になる特性を有する。本発明
においては、この特性を活用することにより、上記界面
活性剤を固形に成形する過程で、上記のような胞子を作
って冬眠状態になる現象を発現させ、微生物が生きたま
ま洗浄剤用組成物の中に封入された状態を作り出すこと
ができる。このため微生物を胞子の状態で長期間にわた
り生きたまま保存することが可能となる。一方、上記組
成物より成形された、固形洗浄剤を使用する際は、まず
固形洗浄剤が水と接し膨潤状態となるが、この時点で
は、ｐＨ（水素イオン濃度）は未だ１０以上、又は６以
下であり、胞子状態はそのまま維持されている。
【００２４】しかし、水が流されることでさらに希釈さ
れると、胞子は発芽し微生物はその活動を開始する。こ
のことにより、洗浄効果の優れた、長期間使用可能な固
形洗浄剤を提供することができる。また、本発明におい
ては、徐放化剤として特定の界面活性剤を用いるので、
簡便に高い生産性をもって、固形洗浄剤を安価に製造す
ることが可能となり、その使用ｐＨ（水素イオン濃度）
領域がアルカリ性又は酸性にあるのでより洗浄作用が高
まる。
れると、胞子は発芽し微生物はその活動を開始する。こ
のことにより、洗浄効果の優れた、長期間使用可能な固
形洗浄剤を提供することができる。また、本発明におい
ては、徐放化剤として特定の界面活性剤を用いるので、
簡便に高い生産性をもって、固形洗浄剤を安価に製造す
ることが可能となり、その使用ｐＨ（水素イオン濃度）
領域がアルカリ性又は酸性にあるのでより洗浄作用が高
まる。
【００２５】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。 〔実施例１〕顆粒状炭酸カルシウム１ｇにバチラスズブ
チルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓ）（ＩＦ
Ｏ１３７１９）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたも
のを２ｋｇと、徐放化剤として石鹸素地（ステアリン酸
ナトリウム）８ｋｇとを、石鹸製造用混練機で混練後ロ
ールで練り込み、洗浄剤用組成物を得た。次に、得られ
た該組成物を押出機を用い、６５℃の成形温度で直径略
２０ｍｍの棒状に成形した後切断し、重さ３０ｇの円筒
状の固形洗浄剤を得た。
説明する。 〔実施例１〕顆粒状炭酸カルシウム１ｇにバチラスズブ
チルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌｉｓ）（ＩＦ
Ｏ１３７１９）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたも
のを２ｋｇと、徐放化剤として石鹸素地（ステアリン酸
ナトリウム）８ｋｇとを、石鹸製造用混練機で混練後ロ
ールで練り込み、洗浄剤用組成物を得た。次に、得られ
た該組成物を押出機を用い、６５℃の成形温度で直径略
２０ｍｍの棒状に成形した後切断し、重さ３０ｇの円筒
状の固形洗浄剤を得た。
【００２６】〔実施例２〕実施例１において、ステアリ
ン酸ナトリウムに代えて合成洗剤（ヤシ油脂肪酸アミド
プロピルベタイン１０重量部、ヤシ油脂肪酸モノエタノ
ールアミド１０重量部及びポリオキシエチレンドデシル
エーテル硫酸ナトリウム）を使用したこと以外は実施例
１と同様にし、重さ３０ｇの円筒状の固形洗浄剤を得
た。
ン酸ナトリウムに代えて合成洗剤（ヤシ油脂肪酸アミド
プロピルベタイン１０重量部、ヤシ油脂肪酸モノエタノ
ールアミド１０重量部及びポリオキシエチレンドデシル
エーテル硫酸ナトリウム）を使用したこと以外は実施例
１と同様にし、重さ３０ｇの円筒状の固形洗浄剤を得
た。
【００２７】〔実施例３〕実施例１において、ステアリ
ン酸ナトリウムに代えて酸性石鹸を使用したこと以外は
実施例１と同様にし、重さ３０ｇの円筒状の固形洗浄剤
を得た。
ン酸ナトリウムに代えて酸性石鹸を使用したこと以外は
実施例１と同様にし、重さ３０ｇの円筒状の固形洗浄剤
を得た。
【００２８】〔比較例１〕顆粒状炭酸カルシウム１ｇに
バチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌ
ｉｓ）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたものを２ｋ
ｇと、ＰＥＧ（ポリエチレングリコール）８ｋｇとを８
０℃に加熱溶融後、内径２０ｍｍの円筒型の容器に流し
込んで冷却固化した。その後固形物を脱型し、３０ｇの
円筒状の固形洗浄剤を得た。
バチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌ
ｉｓ）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたものを２ｋ
ｇと、ＰＥＧ（ポリエチレングリコール）８ｋｇとを８
０℃に加熱溶融後、内径２０ｍｍの円筒型の容器に流し
込んで冷却固化した。その後固形物を脱型し、３０ｇの
円筒状の固形洗浄剤を得た。
【００２９】〔比較例２〕顆粒状炭酸カルシウム１ｇに
パチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌ
ｉｓ）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたものを２ｋ
ｇと、ＰＥＧ（ポリエチレングリコール）８ｋｇとを混
練後ロールで練り込み、洗浄剤用組成物を得た。次に、
得られた該組成物を押出機を用い、７０℃の成形温度で
棒状に成形しようと試みたが、該組成物が粉体のまま押
出され、成形できなかった。
パチラスズブチルス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌ
ｉｓ）を約１．０×１０10個／ｇ担持させたものを２ｋ
ｇと、ＰＥＧ（ポリエチレングリコール）８ｋｇとを混
練後ロールで練り込み、洗浄剤用組成物を得た。次に、
得られた該組成物を押出機を用い、７０℃の成形温度で
棒状に成形しようと試みたが、該組成物が粉体のまま押
出され、成形できなかった。
【００３０】上記の例で得られた固形洗浄剤について、
以下の評価を行った。 〔評価方法〕 （生菌数）実施例１〜３ならびに比較例１及び２の成形
後（比較例２については押出された粉体）のサンプルを
０．１ｇ秤量し、１００ｇのイオン交換水に完全に溶か
してサンプル溶液とした。普通寒天培地（栄研化学製）
をシャーレ（直径９０ｍｍ）に１５ｍｌ注ぎ、固化後、
上記サンプル溶液を１０００倍に希釈し、０．１ｍｌを
塗布し、３５℃で２４時間経過後コロニーをカウント
し、菌数を計算し、表１に示した。
以下の評価を行った。 〔評価方法〕 （生菌数）実施例１〜３ならびに比較例１及び２の成形
後（比較例２については押出された粉体）のサンプルを
０．１ｇ秤量し、１００ｇのイオン交換水に完全に溶か
してサンプル溶液とした。普通寒天培地（栄研化学製）
をシャーレ（直径９０ｍｍ）に１５ｍｌ注ぎ、固化後、
上記サンプル溶液を１０００倍に希釈し、０．１ｍｌを
塗布し、３５℃で２４時間経過後コロニーをカウント
し、菌数を計算し、表１に示した。
【００３１】（使用テスト）実施例１〜３ならびに比較
例１及び２の成形後（比較例２については押出された粉
体）のサンプルを穴のあいたプラスチック製石鹸皿にの
せ、水洗トイレに付随の手洗いつきタンクの手洗い水が
あたるところに置いて、１週間後のトイレ便器の汚染状
況（汚れ、臭い）を以下の基準で評価し、表１に示し
た。なお、上記サンプルについては、成形後１週間経過
したもの、成形後１ヶ月経過したもの及び成形後３ヶ月
経過したものを用いた。
例１及び２の成形後（比較例２については押出された粉
体）のサンプルを穴のあいたプラスチック製石鹸皿にの
せ、水洗トイレに付随の手洗いつきタンクの手洗い水が
あたるところに置いて、１週間後のトイレ便器の汚染状
況（汚れ、臭い）を以下の基準で評価し、表１に示し
た。なお、上記サンプルについては、成形後１週間経過
したもの、成形後１ヶ月経過したもの及び成形後３ヶ月
経過したものを用いた。
【００３２】評価基準 汚れ防止 ○：汚れが付着しない。 △：汚れが一部残った。 ×：汚れが残った。 臭い防止 ○：トイレ臭がしない。 △：トイレ臭が若干する。 ×：トイレ臭がする。
【００３３】
【表１】
【００３４】表１に示すように、本発明の実施例におい
ては、固形洗浄剤を高速で生産することが可能で、使用
状態では充分な生菌数が得られるとともに、効果の長期
持続性に優れることが判明した。
ては、固形洗浄剤を高速で生産することが可能で、使用
状態では充分な生菌数が得られるとともに、効果の長期
持続性に優れることが判明した。
【００３５】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、特定の界面活
性剤からなる徐放化剤と微生物資材とからなるので、該
組成物から成形されてなる固形洗浄剤は、高い洗浄効果
を有し、なおかつ効果が長期間持続される。したがっ
て、水洗トイレや生ものを入れるゴミ箱等に好適に使用
され、便器、排水口及び配管、並びにゴミ容器等に生ず
る汚れ、汚物及びぬめり等を分解することができ、長期
間無臭に保つことができる。また、本発明においては、
上記の如く徐放化剤として特定の界面活性剤を用いるの
で、簡便に高い生産性をもって、固形洗浄剤を安価に製
造することが可能となる。
性剤からなる徐放化剤と微生物資材とからなるので、該
組成物から成形されてなる固形洗浄剤は、高い洗浄効果
を有し、なおかつ効果が長期間持続される。したがっ
て、水洗トイレや生ものを入れるゴミ箱等に好適に使用
され、便器、排水口及び配管、並びにゴミ容器等に生ず
る汚れ、汚物及びぬめり等を分解することができ、長期
間無臭に保つことができる。また、本発明においては、
上記の如く徐放化剤として特定の界面活性剤を用いるの
で、簡便に高い生産性をもって、固形洗浄剤を安価に製
造することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１２Ｒ 1:07） Ｃ１２Ｒ 1:07）
Claims (7)
- 【請求項１】 陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
剤及び両性界面活性剤よりなる群から選択される１以上
の界面活性剤からなる徐放化剤と微生物資材を構成成分
とする洗浄剤用組成物。 - 【請求項２】 界面活性剤が陰イオン界面活性剤である
ことを特徴とする請求項１記載の洗浄剤用組成物。 - 【請求項３】 陰イオン界面活性剤が、石鹸又は合成洗
剤であることを特徴とする請求項１又は２記載の洗浄剤
用組成物。 - 【請求項４】 微生物資材がバチラス（Ｂａｃｉｌｌｕ
ｓ）属の微生物を含有せしめたものであることを特徴と
する請求項１〜３のいずれかに記載の洗浄剤用組成物。 - 【請求項５】 バチラス（Ｂａｃｉｌｌｕｓ）属の微生
物が微生物資材１ｇに対して１．０×１０7 個以上であ
ることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の洗
浄剤用組成物。 - 【請求項６】 徐放化剤と微生物資材の配合割合が、重
量比で９９：１〜５０：５０であることを特徴とする請
求項１〜５のいずれかに記載の洗浄剤用組成物。 - 【請求項７】 請求項１〜６のいずれかに記載の洗浄用
組成物から成形されてなることを特徴とする固形洗浄
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001023608A JP2002226893A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001023608A JP2002226893A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002226893A true JP2002226893A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18888875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001023608A Pending JP2002226893A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 洗浄剤用組成物及び固形洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002226893A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005080539A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Em Research Organization, Inc. | 発酵技術を応用した洗浄剤及びその製造方法 |
| JP2010500030A (ja) * | 2006-08-11 | 2010-01-07 | ノボザイムス バイオロジカルズ，インコーポレイティド | 菌培養液及び菌培養液含有組成物 |
| JP2010522205A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-07-01 | ノボザイムス バイオロジカルズ，インコーポレイティド | バイオフィルム形成及びプランクトン様増殖の予防及び低減 |
| US9228284B2 (en) | 2011-02-15 | 2016-01-05 | Novozymes North America, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| JP2017046795A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | アズマ工業株式会社 | シャワーヘッド |
| JP2017095707A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | チョンス イーアンドエス インコーポレイテッド | 排水管用微生物油脂肪洗浄剤組成物ブロック及びその洗浄剤組成物ブロックの製造方法 |
| US9745597B2 (en) | 2014-05-28 | 2017-08-29 | Bayer Cropscience Lp | Compositions and methods for controlling fungal and bacterial diseases in plants |
-
2001
- 2001-01-31 JP JP2001023608A patent/JP2002226893A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7745202B2 (en) | 2004-02-20 | 2010-06-29 | Em Research Organization, Inc. | Detergent made use of fermentation technology and production method thereof |
| WO2005080539A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Em Research Organization, Inc. | 発酵技術を応用した洗浄剤及びその製造方法 |
| US9193940B2 (en) | 2006-08-11 | 2015-11-24 | Novozymes Biologicals, Inc. | Bacteria cultures and compositions comprising bacteria cultures |
| JP2010500030A (ja) * | 2006-08-11 | 2010-01-07 | ノボザイムス バイオロジカルズ，インコーポレイティド | 菌培養液及び菌培養液含有組成物 |
| US8383097B2 (en) | 2006-08-11 | 2013-02-26 | Novozymes Biologicals, Inc | Bacteria cultures and compositions comprising bacteria cultures |
| US8628765B2 (en) | 2006-08-11 | 2014-01-14 | Novozymes Biologicals, Inc. | Bacteria cultures and compositions comprising bacteria cultures |
| US9809477B2 (en) | 2007-03-23 | 2017-11-07 | Novozymes Biologicals, Inc. | Preventing and reducing biofilm formation and planktonic proliferation |
| JP2010522205A (ja) * | 2007-03-23 | 2010-07-01 | ノボザイムス バイオロジカルズ，インコーポレイティド | バイオフィルム形成及びプランクトン様増殖の予防及び低減 |
| US9228284B2 (en) | 2011-02-15 | 2016-01-05 | Novozymes North America, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| US9404208B2 (en) | 2011-02-15 | 2016-08-02 | Novozymes Biologicals, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| US9982382B2 (en) | 2011-02-15 | 2018-05-29 | Novozymes Biologicals, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| US10577738B2 (en) | 2011-02-15 | 2020-03-03 | Novozymes Biologicals, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| US10968556B2 (en) | 2011-02-15 | 2021-04-06 | Novozymes Biologicals, Inc. | Mitigation of odor in cleaning machines and cleaning processes |
| US9745597B2 (en) | 2014-05-28 | 2017-08-29 | Bayer Cropscience Lp | Compositions and methods for controlling fungal and bacterial diseases in plants |
| JP2017046795A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | アズマ工業株式会社 | シャワーヘッド |
| JP2017095707A (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | チョンス イーアンドエス インコーポレイテッド | 排水管用微生物油脂肪洗浄剤組成物ブロック及びその洗浄剤組成物ブロックの製造方法 |
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