JP2002226188A - アタッチメント付きチェーン及び昇降装置 - Google Patents

アタッチメント付きチェーン及び昇降装置

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JP2002226188A
JP2002226188A JP2001023333A JP2001023333A JP2002226188A JP 2002226188 A JP2002226188 A JP 2002226188A JP 2001023333 A JP2001023333 A JP 2001023333A JP 2001023333 A JP2001023333 A JP 2001023333A JP 2002226188 A JP2002226188 A JP 2002226188A
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chain
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groove
engaging
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JP2001023333A
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English (en)
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Masaru Sakuratani
賢 桜谷
Soshi Sakaguchi
宗士 坂口
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Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 概略コ形をしたアタッチメントを取付けたチ
ェーンにおいて、該アタッチメントを取外すことなく潤
滑油の供給が出来、又アタッチメントは着脱可能なアタ
ッチメント付きチェーンの提供。 【解決手段】 概略コ形のアタッチメント4の両脚部
5,5には係合溝8,8…を有し、該係合溝8,8…を
チェーンの両側から突出したピン9,9…に係合して取
付け、そして脚部5,5にはスリット溝11,11…を
形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアタッチメントを取
付けたチェーン、及び該チェーンを用いた昇降装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】チェーンにアタッチメントを取付け、該
アタッチメントに物を載せて搬送するコンベヤチェーン
は従来から色々知られている。そして該アタッチメント
の取着方法は様々であり、チェーンのリンクプレートに
ネジ止め又は溶接にて固定されたもの、又はチェーンの
両側に突出したピンの先端に係合して取付けたものがあ
る。
【0003】特公昭35−6076号に係る「コンベヤ
装置」もその1例であり、チェーンのピンにアタッチメ
ントを係合して取着している。特開昭52−91279
号に係る「上板係止部材」もチェーンの両側に突出した
ピン先端に係合可能に構成している。同じく特開昭50
−69775号に係る「板コンベヤ鎖」、特開平10−
157821号に係る「ローラチエーン用トッププレー
ト」等は同じように構成している。
【0004】ところで、従来のアタッチメント付きチェ
ーンでは、物を載せて搬送する為の該アタッチメントが
取付けられている為に潤滑油の供給が容易でなく、チェ
ーンは早期に伸びてしまう。そこで、取外すことが出来
る場合には、該アタッチメントを外して定期的な保守点
検をしなくてはならない。チェーンが伸びた状態で使用
したのではスプロケット歯との噛み合いがスムーズに行
うことが出来ず、勿論、物の搬送にも支障を来す。
【0005】一方、チェーンはコンベヤ装置としてアタ
ッチメントを取付けて物を搬送する場合だけでなく、昇
降装置として吊下げ具として使用する場合も多い。すな
わち、パレットをチェーンで吊設し、該チェーンはスプ
ロケットに巻き掛けてスプロケットの回転に伴ってパレ
ットと共に積載した物をは昇降動する。この場合に昇降
高さを所定の位置に定める為に、該チェーンにはアタッ
チメントを取付けてセンサーにて検出することが出来
る。そして、昇降高さを変える場合には、上記アタッチ
メントの位置を自由に変えることが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
タッチメント付きチェーンには上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であ
り、アタッチメントを取外すことなく潤滑油の供給が出
来、又アタッチメントは着脱可能であると共に取付けた
アタッチメントは安定するアタッチメント付きチェーン
を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のアタッチメントチ
ェーンはチェーンの両側に突出したピン先端にアタッチ
メントを係合して構成する。アタッチメントの形状は概
略コ形を成し、両脚部には両ピンが係合することが出来
る係合溝を設け、該係合溝にピンが嵌って取付けられ
る。そして係合溝の入口部はアタッチメントが外れない
ように僅かに狭くなっている。また狭くした入口部から
ピンが係合溝に係合し易いようにスリット溝を形成して
いる。
【0008】ところで、物を載せて搬送するコンベヤチ
ェーンとして構成する場合であれば、該アタッチメント
を所定の間隔でチェーンに取付けられる。そしてアタッ
チメントの両脚間の上板には穴が貫通して設けられ、ア
タッチメントを取外すことなく該穴から給油することが
出来る。ここで穴の形状及び個数は特に限定しないこと
にする。
【0009】一方、昇降装置として使用するチェーンの
場合、チェーンにて吊設したパレットの昇降高さを検出
する為にアタッチメントを取付けることが出来る。この
場合にはチェーンの適当な位置に1個又は2個が取付け
られ、アタッチメントの基本形態は概略コ形を成すと共
に羽根を側方へ延ばしている。チェーンへの取付けは前
記の場合と同じく、脚部に形成した係合溝にピンが係合
する。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の昇降装置の概略図を示してい
る実施例であって、1a,1bはチェーン、2はパレッ
ト、3a,3bはスプロケットを夫々表している。チェ
ーン1a,1bはスプロケット3a,3bに巻き掛けら
れ、下端にはパレット2が連結して吊設されている。両
スプロケット3a,3bは互いに連動して回転し、スプ
ロケット3a,3bの回転に伴ってパレット2は昇降動
することが出来、該パレット2が所定の高さで停止する
ように制御され、その為に該チェーン1aにはアタッチ
メントが取付けられている。
【0011】図2はチェーン1にアタッチメント4を取
付けた場合を示している。アタッチメント4は両脚部
5,5と上板6を有すコ形を成し、そして上板6の一部
は両側方へ延長して羽根7,7を形成している。上記脚
部5,5にはその先端から係合溝8,8…が形成され、
該係合溝8,8…にはチェーン1の両側に突出したピン
9,9…が係合している。すなわち、ピン9,9…に係
合溝8,8…を嵌めることでアタッチメント4が取付け
られている。そして係合溝8,8…は入口部の幅が僅か
に小さく成っている為に、ピン9,9…から独りでに外
れることはない。
【0012】又図3は本発明のアタッチメント付きチェ
ーンを示している他の実施例である。基本的な形態は前
記図2に示した場合と同じであるが、該チェーン1のア
タッチメント4に形成している係合溝8の底にはスリッ
ト溝10を有している。従って、該アタッチメント4を
ピン9に取付ける場合、該アタッチメント4の上板6を
押圧することで嵌合溝8の入口が拡大してピン9に嵌り
易くなる。
【0013】図4は本発明のさらに別の実施例を示して
いる。このチェーン1に取付けられているアタッチメン
ト4の脚部5にはスリット溝11,11…が係合溝8と
平行して形成され、係合溝8にピン9が嵌合する際に該
係合溝8の入口幅が拡大して嵌り易くなっている。又こ
れらスリット溝10,11を形成することで係合溝8の
入口幅をより小さくしてもピン9が嵌合することが可能
と成り、その結果、取付けたアタッチメント4は安定す
る。
【0014】図5は羽根7に特徴があるアタッチメント
4を取付けているチェーン1を示している。羽根7は上
板6の中央部を打抜き、この部分を曲げて外方向へ延ば
している。脚部5の形態は前記図2に示した場合と同じ
である。また図6に示しているアタッチメント付きチェ
ーンは、該アタッチメント4に設けている羽根6をチェ
ーン1の片側へ延ばしている。該アタッチメント4は上
板6の中央部を打抜き、この部分を曲げて外方向延ばし
ている。
【0015】このようにアタッチメント4に設ける羽根
7の形態、大きさ、及び位置は特に限定しないことにす
る。一方、図7は別形状の係合溝12を設けたアタッチ
メント4を示している。該アタッチメント4の係合溝1
2はチェーン1のピッチ線上に形成され、2本のピン
9,9が同一係合溝12に嵌っている。
【0016】ところで該チェーン1は前記図1に示して
いるように昇降装置の吊下げ具として使用され、チェー
ン1がスプロケット3に巻き付くことで該チェーン1に
取付けたアタッチメント4が上昇し、所定の高さに設け
ているリミットスイッチに羽根7が接して停止すること
が出来る。そして、該アタッチメント4は着脱自在であ
る為に、チェーン1への取付け位置は自由に変更するこ
とが簡単に出来る。
【0017】ここで、アタッチメントの位置を検出する
手段は何もリミットスイッチに限定しない。又チェーン
を昇降動する手段もスプロケットに巻き掛けて回転する
場合に限らず、シリンダーのピストンロッドの伸縮動に
て行うことも出来る。さらにチェーンとしては同図に示
すローラチェーンでなく、重ね合わせたプレートをピン
で連結して構成するリーフチェーンであってもよい。
【0018】一方、図8はコンベヤ装置に使用するアタ
ッチメント付きチェーンを示す実施例である。チェーン
1への取付け形態は前記実施例で示したものと同じであ
るが、コンベヤ用のチェーンである為に、アタッチメン
ト13は各ピッチ毎に取付けられている。そして該アタ
ッチメント13の上板14には穴15が形成されてい
る。該穴15は貫通している為に、アタッチメント13
を取外すことなく穴15から潤滑油を給油することが出
来る。
【0019】ここで、穴15の形状及び個数は限定され
ず自由であり、又概略コ形のアタッチメント13の形状
も限定しないことにする。前記実施例で示したアタッチ
メント4のように、羽根7を設けて別の部材を取付ける
ように構成する場合もある。以上述べたように、本発明
のチェーンは概略コ形のアタッチメントを取付けたもの
であり、そしてこの場合の取付け方法は脚部に形成した
係合溝をピンに係合したものであり、次のような効果を
得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】本発明のアタッチメント付きチェーン
は、該チェーンに概略コ形のアタッチメントを取付けて
構成したものであり、そして該アタッチメントの脚部に
は係合溝を有すと共にスリット溝を形成している。従っ
て、アタッチメントはチェーンの両側から突出したピン
に係合して簡単に着脱でき、しかも安定して取付けられ
る。又、アタッチメントの上板には穴を設けている為
に、該穴からチェーンの摺動面に給油することが出来、
保守・点検が容易である。
【0021】一方、該チェーンの適当な箇所にアタッチ
メントを取付け、アタッチメントには側方へ延びる羽根
を形成して成る昇降装置の吊下げ具として使用する場
合、該羽根がリミットスイッチ等のセンサーに接した
り、接近することで昇降高さを制御することが出来る。
そして該アタッチメントは簡単に着脱出来る為に、昇降
高さは自由に調整可能と成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェーンを用いた昇降装置。
【図2】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図3】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図4】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図5】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図6】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図7】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【図8】本発明のアタッチメント付きチェーンの実施
例。
【符号の説明】
1 チェーン 2 パレット 3 スプロケット 4 アタッチメント 5 脚部 6 上板 7 羽根 8 係合溝 9 ピン 10 スリット溝 11 スリット溝 12 係合溝 13 アタッチメント 14 上板 15 穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略コ形をしたアタッチメントを取付け
    たチェーンにおいて、アタッチメントの両脚部には係合
    溝を有し、該係合溝をチェーンの両側から突出したピン
    に係合して取付け、そして脚部にはスリット溝を形成し
    たことを特徴とするアタッチメント付きチェーン。
  2. 【請求項2】 上記スリット溝を係合溝の底に形成した
    請求項1記載のアタッチメント付きチェーン。
  3. 【請求項3】 上記スリット溝を係合溝と平行して形成
    した請求項1記載のアタッチメント付きチェーン。
  4. 【請求項4】 上記アタッチメントの上板には貫通した
    穴を形成した請求項1記載のアタッチメント付きチェー
    ン。
  5. 【請求項5】 チェーンを介して吊設すると共に該チェ
    ーンを上下動する昇降装置において、上記チェーンには
    概略コ形をしたアタッチメントを取付け、アタッチメン
    トの両脚部には係合溝を有し、該係合溝をチェーンの両
    側から突出したピンに係合し、さらにアタッチメントに
    はセンサーにて高さを検出する為に側方へ延びる羽根を
    設けたことを特徴とする昇降装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105485253A (zh) * 2016-01-18 2016-04-13 太仓钛克工贸有限公司 带有保护装置的链条

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