JP2002225732A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2002225732A JP2001027515A JP2001027515A JP2002225732A JP 2002225732 A JP2002225732 A JP 2002225732A JP 2001027515 A JP2001027515 A JP 2001027515A JP 2001027515 A JP2001027515 A JP 2001027515A JP 2002225732 A JP2002225732 A JP 2002225732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動パワーステアリング装置において、電動
モータの回転軸にトルクリミッタを介してアシスト軸を
結合するに際し、使用軸受点数を少なくしてもそれらの
回転軸とアシスト軸を同軸化できるようにし、軸の加工
工数、組付工数を削減すること。 【解決手段】 電動モータ30の回転軸32にトルクリ
ミッタ60を介してアシスト軸33を結合してなる電動
パワーステアリング装置10において、トルクリミッタ
60の駆動側部材61に、従動側部材62をインロー結
合するとともに、該従動側部材62と同一軸上にて回転
軸32をがたなく一体回転可能に結合し、更に、従動側
部材62に、回転軸32と同一軸上にてアシスト軸33
を一体回転可能に結合してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動パワーステアリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリング装置として、特
開平9-84300号公報に記載の如く、電動モータをハウジ
ングに固定し、該ハウジングに操舵装置のアシスト軸を
支持し、電動モータの回転軸にトルクリミッタを介して
アシスト軸を結合したものがある。トルクリミッタは、
電動モータの回転軸に結合した駆動側部材と、アシスト
軸に結合した従動側部材とを所定のリミットトルクで相
対回転可能に連結し、リミットトルクを越えない通常の
トルク伝達時には電動モータの出力トルクをアシスト軸
に伝達し、操舵中にタイヤが縁石に乗り上げる等の非常
時にはリミットトルクを越える電動モータの衝撃的な慣
性トルクを駆動側部材と従動側部材の相対回転によって
吸収し、トルク伝達経路の損傷を防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、電動モータの回転軸を駆動側部材に圧入して固
定する一方、アシスト軸を従動側部材にスプライン結合
している。従って、電動モータの回転軸が駆動側部材に
がたなく結合されたとしても、駆動側部材と従動側部材
とに径方向のがたを伴い、更に従動側部材とアシスト軸
のスプライン部での径方向のがたを伴う。このため、電
動モータの回転軸とアシスト軸の同軸化を図るため、ア
シスト軸の両端部をそれらに設けた軸受を介してハウジ
ングに2点支持するとともに、電動モータの回転軸の両
端部もそれらに設けた軸受を介してモータケースに2点
支持する必要があって、使用軸受点数が多く、軸の加工
工数、組付工数も多くなる。
【0004】本発明の課題は、電動パワーステアリング
装置において、電動モータの回転軸にトルクリミッタを
介してアシスト軸を結合するに際し、使用軸受点数を少
なくしてもそれらの回転軸とアシスト軸を同軸化できる
ようにし、軸の加工工数、組付工数を削減することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
モータをハウジングに固定し、該ハウジングに操舵装置
のアシスト軸を支持し、電動モータの回転軸にトルクリ
ミッタを介してアシスト軸を結合してなり、トルクリミ
ッタが電動モータの回転軸に結合した駆動側部材と、ア
シスト軸に結合した従動側部材とを所定のリミットトル
クで相対回転可能に連結してなる電動パワーステアリン
グ装置において、前記駆動側部材に、従動側部材をイン
ロー結合するとともに、該従動側部材と同一軸上にて回
転軸をがたなく一体回転可能に結合し、従動側部材に、
回転軸と同一軸上にてアシスト軸を一体回転可能に結合
してなるようにしたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記アシスト軸の両端部をハウジングに2点支
持し、前記電動モータの回転軸をトルクリミッタが結合
される側と反対側の端部だけをモータケースに1点支持
してなるようにしたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば下記の作用がある。 トルクリミッタの駆動側部材に、従動側部材をインロ
ー結合するとともに、該従動側部材と同一軸上にて回転
軸をがたなく一体回転可能に結合し、従動側部材には、
回転軸と同一軸上にてアシスト軸を一体回転可能に結合
した。従って、電動モータの回転軸とアシスト軸は、駆
動側部材に最小の組付がたで互いに同一軸上にて結合さ
れ得るものとなる。これにより、電動モータの回転軸の
両端部のうちでトルクリミッタが結合される側の端部
と、アシスト軸の両端部のうちでトルクリミッタが結合
される側の端部のいずれか一方を不支持構造としても、
それらの回転軸とアシスト軸を同軸化でき、使用軸受点
数を少なくし、軸の加工工数、組付工数を削減できる。
【0008】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 上述により、アシスト軸の両端部をそれらに設けた
軸受を介してハウジングに2点支持するとともに、駆動
モータの回転軸をトルクリミッタが結合される側と反対
側の端部だけを軸受を介してモータケースに1点支持す
ることができ、電動モータの構成を簡素化して軽量化で
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は電動パワーステアリング装
置を一部破断して示す正面図、図2は図1のII−II線に
沿う断面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図
4はトルクリミッタを示す断面図、図5はトルクリミッ
タの変形例を示す断面図である。
【0010】電動パワーステアリング装置10は、図
1、図2に示す如く、不図示のブラケットにより車体フ
レーム等に固定されるギヤハウジング11(第1〜第3
のギヤハウジング11A〜11C)を有する。そして、
ステアリングホイールが結合されるステアリング軸12
にトーションバー13を介してピニオン軸14を連結
し、このピニオン軸14にピニオン15を設け、このピ
ニオン15に噛合うラック16Aを備えたラック軸16
を第1ギヤハウジング11Aに左右動可能に支持してい
る。ステアリング軸12とピニオン軸14の間には、操
舵トルク検出装置17を設けてある。尚、ステアリング
軸12とピニオン軸14は軸受12A、14A、14B
を介してギヤハウジング11に支持される。
【0011】操舵トルク検出装置17は、図2に示す如
く、ステアリング軸12、ピニオン軸14に係合してい
る円筒状のコア17Cを囲む2個の検出コイル17A、
17Bを第3ギヤハウジング11Cに設けている。コア
17Cは、ピニオン軸14のガイドピン17Dに係合す
る縦溝17Eを備えて軸方向にのみ移動可能とされると
ともに、ステアリング軸12のスライダピン17Fに係
合するスパイラル溝17Gを備える。これにより、ステ
アリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸
12に付与され、トーションバー13の弾性ねじり変形
により、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に回
転方向の相対変位を生ずると、ステアリング軸12とピ
ニオン軸14の回転方向の変位がコア17Cを軸方向に
変位させるものとなり、このコア17Cの変位による検
出コイル17A、17Bの周辺の磁気的変化に起因する
検出コイル17A、17Bのインダクタンスが変化す
る。即ち、コア17Cがステアリング軸12側へ移動す
ると、コア17Cが近づく方の検出コイル17Aのイン
ダクタンスが増加し、コア17Cが遠ざかる方の検出コ
イル17Bのインダクタンスが減少し、このインダクタ
ンスの変化により操舵トルクを検出できる。
【0012】第1ギヤハウジング11A内でラック軸1
6の一端を挟んでピニオン15と相対する部分に設けら
れているシリンダ部18には、図2に示す如く、ラック
ガイド19が内蔵され、ラックガイド19(ブッシュ1
9A)はシリンダ部18に被着されるキャップ20によ
り背面支持されるばね21によりラック軸16の側に弾
発され、ラック軸16のラック16Aをピニオン15に
押し付けるとともに、ラック軸16の一端を摺動自在に
支持する。尚、ラック軸16の他端側は軸受22により
支持される。また、ラック軸16の中間部には連結ボル
ト22A、22Bにより左右のタイロッド23A、23
Bが連結される。
【0013】第2ギヤハウジング11Bには、図3に示
す如く、電動モータ30のモータケース31が固定さ
れ、電動モータ30の回転軸32にはトルクリミッタ6
0を介してアシスト軸33が結合され、アシスト軸33
はボールベアリング等の軸受34、35により第2ギヤ
ハウジング11Bに両端支持されている。軸受34の内
輪はストッパリング36Aにより、外輪はロックナット
36Bにより保持される。そして、アシスト軸33の中
間部にウォームギヤ37を一体に備え、このウォームギ
ヤ37に噛合うウォームホイール38をピニオン軸14
の中間部に固定してある。電動モータ30の発生トルク
は、ウォームギヤ37とウォームホイール38の噛合
い、ピニオン15とラック16Aの噛合いを介してラッ
ク軸16に操舵アシスト力となって付与され、運転者が
ステアリング軸12に付与する操舵力をアシストする。
【0014】ここで、電動モータ30は第2ギヤハウジ
ング11Bに以下の如くに固定される。即ち、ギヤハウ
ジング11Bに内設した第1インロー部41に、電動モ
ータ30のモータケース31そのものに外設した第2イ
ンロー部42をインロー結合し、両者をそのインロー結
合部で圧入、かしめ固定する等により緊結固定した。こ
のとき、第1インロー部41の軸方向略中間部と、第2
インロー部42の軸方向略中間部との間にOリング43
を介装した。Oリング43は、第2インロー部42の軸
方向略中間部の環状溝42Aに装着される。尚、第1イ
ンロー部41の軸方向略中間部にOリング装着のための
環状溝を設けても良い。
【0015】また、電動モータ30の回転軸32は一端
部をボールベアリング等の軸受44を介してモータケー
ス31に支持され、他端部をトルクリミッタ60に後述
する如くに支持される。
【0016】尚、電動モータ30は以下の如くに構成さ
れている。即ち、電動モータ30は、モータケース31
の内周に設置される固定子51と、回転軸32に支持さ
れて固定子31の内側に設置される回転子52と、回転
子52のコンミテータ53に接触せしめられるブラシ5
4とを備える。また、電動モータ30は、ブラシ54及
び該ブラシ54をコンミテータ53に押設するばね55
を保持するブラシ保持部54Aを備えたつば付短円筒状
のブラシホルダ56を有し、このブラシホルダ56の周
方向の一部において、短円筒部56Aから外方に突出す
る給電コネクタ57と、つば部56Bから突き出る横断
面円弧板状の舌片部58とを備える。ブラシホルダ56
は、モータケース31の内周に短円筒部56Aを液密に
挿着されるとともに、モータケース31の周方向の一部
に設けた凹状切欠部(不図示)に給電コネクタ57と舌
片部58を液密に嵌合し、舌片部58の外周面をモータ
ケース31の第2インロー部42の外周面に同一曲率で
連続した組立状態とされ、モータケース31の第2イン
ロー部42とともにギヤハウジング11Bの第1インロ
ー部41にインロー結合される。ブラシホルダ56の舌
片部58にはOリング43のための装着溝58Aが設け
られる。ブラシホルダ56は、給電コネクタ57と舌片
部58をモータケース31の周方向の凹状切欠部に嵌合
したことにより、モータケース31に設けた固定子51
の磁石51Aに対するブラシ54の配置(ブラシ保持部
54Aの位置)の相対的な位相を適正状態に位置決め
し、モータ30の回転性能が正転方向と逆転方向で異な
るものになること等性能のバラツキを防止する。
【0017】また、トルクリミッタ60は以下の如くに
構成されている。即ち、トルクリミッタ60は、電動モ
ータ30の回転軸32の先端部に設けた嵌合軸部(又は
嵌合孔部)32Aに圧入にて結合したハブ61Aを備え
るカップ状の駆動側部材61と、アシスト軸33の先端
部に設けた嵌合軸部(又は嵌合孔部)33Aにスプライ
ン(セレーション)結合したハブ62Aを備える略円板
状の従動側部材62とを有する。トルクリミッタ60
は、駆動側部材61の外周部にカバー63の基部をかし
め固定し、カバー63の側板部と駆動側部材61の側板
部の間に順次、板ばね64、プレッシャプレート65、
摩擦板66A、従動側部材62の円板部67、摩擦板6
6Bを挟圧し、プレッシャプレート65の係合片65A
をカバー63に設けた係合孔63Aに係合させてプレッ
シャプレート65の自由な回転を阻止している。68は
ハブ61Aの外周とハブ62Aの内周の間に挟着される
Oリング等のシール材である。これにより、トルクリミ
ッタ60は、通常の操舵時には、板ばね64の加圧力に
よる摩擦板66A、66Bに基づく摩擦によって駆動側
部材61と従動側部材62を一体回転させ、所定のリミ
ットトルクの作用時には駆動側部材61と従動側部材6
2の間にすべりを生じさせて相対回転させ、両者に過大
衝撃トルクが作用するのを防止する。
【0018】しかるに、トルクリミッタ60にあって
は、駆動側部材61のハブ61Aの外周部61Bに、従
動側部材62のハブ62Aの内周部62Bをインロー結
合するとともに、駆動側部材61のハブ61Aにおいて
その外周部61Bと同軸をなす孔部61Cに、従動側部
材62と同一軸上にて電動モータ30の回転軸32の嵌
合軸部32Aを前述の如くに圧入して固定し、がたなく
一体回転可能に結合した。更に、従動側部材62のハブ
62Aの内周部62Bには、回転軸32(及び駆動側部
材61)と同軸上にてアシスト軸33の嵌合軸部33A
を前述の如くに嵌合し一体回転可能に結合した。
【0019】即ち、トルクリミッタ60にあっては、駆
動側部材61のハブ61Aの外周部61Bと従動側部材
62のハブ62Aの内周部62Bをインロー結合するこ
とにより、駆動側部材61のハブ61Aの外周部61B
と同軸をなすその孔部61Cと従動側部材62の内周部
62Bとを同軸化した。そして、電動パワーステアリン
グ装置10にあっては、電動モータ30の回転軸32の
両端部のうちで、トルクリミッタ60が結合される側の
端部(嵌合軸部32A)を駆動側部材61の孔部61C
に圧入固定し、アシスト軸33の両端部のうちでトルク
リミッタ60が結合される側の端部(嵌合軸部33A)
を従動側部材62の内周部62Bに嵌合したから、結果
として回転軸32とアシスト軸33の相突き合されるそ
れらの端部(嵌合軸32A、33A)同士をトルクリミ
ッタ60の駆動側部材61(孔部61C)と従動側部材
62(内周部62B)を介して同軸結合するものとな
る。これにより、電動モータ30の回転軸32において
トルクリミッタ60が結合される側の端部はモータケー
ス31に対し軸受を介さない不支持構造とし、アシスト
軸33の両端部を前述の如く軸受34、35を介してハ
ウジング11Bに2点支持し、電動モータ30の回転軸
32は一端部だけを前述の如く軸受44を介してモータ
ケース31に1点支持するものとした。
【0020】本実施形態によれば、以下の作用がある。 トルクリミッタ60の駆動側部材61に、従動側部材
62をインロー結合するとともに、該従動側部材62と
同一軸上にて回転軸32をがたなく一体回転可能に結合
し、従動側部材62には、回転軸32と同一軸上にてア
シスト軸33を一体回転可能に結合した。従って、電動
モータ30の回転軸32とアシスト軸33は、駆動側部
材61に最小の組付けがたで互いに同一軸上にて結合さ
れ得るものとなる。これにより、電動モータ30の回転
軸32の両端部のうちでトルクリミッタ60が結合され
る側の端部と、アシスト軸33の両端部のうちでトルク
リミッタ60が結合される側の端部のいずれか一方を不
支持構造としても、それらの回転軸32とアシスト軸3
3を同軸化でき、使用軸受点数を少なくし、軸の加工工
数、組付工数を削減できる。
【0021】上述により、アシスト軸33の両端部
をそれらに設けた軸受34、35を介してハウジング1
1Bに2点支持するとともに、駆動モータの回転軸32
をトルクリミッタ60が結合される側と反対側の端部だ
けを軸受44を介してモータケース31に1点支持する
ことができ、電動モータ30の構成を簡素化して軽量化
できる。
【0022】図5のトルクリミッタ60が図4のトルク
リミッタ60と異なる点は、下記(1)、(2)を採用したこ
とにある。
【0023】(1)駆動側部材61のハブ61Aの孔部6
1Cに電動モータ30の回転軸32をがたなく一体回転
可能に結合する構造として、圧入によらず、回転軸32
の嵌合軸部32Aの軸方向の一部をハブ61Aの孔部6
1Cにインロー部71Aにてインロー結合し、他の一部
をハブ61Aの孔部61Cにスプライン部71Bにてス
プライン(セレーション)結合した。
【0024】(2)従動側部材62のハブ62Aの内周部
62Bにアシスト軸33をがたなく一体回転可能に結合
する構造として、圧入によらず、アシスト軸33の嵌合
軸部33Aの軸方向の一部をハブ62Aの内周部62B
にインロー部72Aにてインロー結合し、他の一部をハ
ブ62Aの内周部62Bにスプライン部72Bにてスプ
ライン(セレーション)結合した。この場合は、電動モ
ータ30の回転軸32からアシスト軸33が一体に全て
インロー係合されよりがたなく組付け可能となる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を図面により記
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動パワ
ーステアリング装置において、電動モータの回転軸にト
ルクリミッタを介してアシスト軸を結合するに際し、使
用軸受点数を少なくしてもそれらの回転軸とアシスト軸
を同軸化できるようにし、軸の加工工数、組付工数を削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は電動パワーステアリング装置を一部破断
して示す正面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図4はトルクリミッタを示す断面図である。
【図5】図5はトルクリミッタの変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 電動パワーステアリング装置 11B ハウジング 30 電動モータ 31 モータケース 32 回転軸 32A 嵌合軸部 33 アシスト軸 33A 嵌合軸部 34、35、44 軸受 60 トルクリミッタ 61 駆動側部材 62 従動側部材 71A、72A インロー部 71B、72B スプライン部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータをハウジングに固定し、該ハ
    ウジングに操舵装置のアシスト軸を支持し、電動モータ
    の回転軸にトルクリミッタを介してアシスト軸を結合し
    てなり、 トルクリミッタが電動モータの回転軸に結合した駆動側
    部材と、アシスト軸に結合した従動側部材とを所定のリ
    ミットトルクで相対回転可能に連結してなる電動パワー
    ステアリング装置において、 前記駆動側部材に、従動側部材をインロー結合するとと
    もに、該従動側部材と同一軸上にて回転軸をがたなく一
    体回転可能に結合し、 従動側部材に、回転軸と同一軸上にてアシスト軸を一体
    回転可能に結合してなることを特徴とする電動パワース
    テアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記アシスト軸の両端部をハウジングに
    2点支持し、前記電動モータの回転軸をトルクリミッタ
    が結合される側と反対側の端部だけをモータケースに1
    点支持してなる請求項1に記載の電動パワーステアリン
    グ装置。
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