JP2002225626A - 車両緊急時警告表示灯 - Google Patents

車両緊急時警告表示灯

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JP2002225626A
JP2002225626A JP2001028542A JP2001028542A JP2002225626A JP 2002225626 A JP2002225626 A JP 2002225626A JP 2001028542 A JP2001028542 A JP 2001028542A JP 2001028542 A JP2001028542 A JP 2001028542A JP 2002225626 A JP2002225626 A JP 2002225626A
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JP
Japan
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vehicle
character string
emergency
warning
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Application number
JP2001028542A
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English (en)
Inventor
Hiroki Sasaki
宏樹 佐々木
Akira Yano
陽 矢野
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Patlite Corp
Original Assignee
Patlite Corp
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低価格で、省スペースに自動車の車体に設置で
きるとともに、車両外部に対して、緊急事態であること
をはっきりと分かりやすく表示することができる車両緊
急時警告表示灯を実現する。 【解決手段】複数の表示素子を有する表示ランプ1a
と、操作スイッチ2と、前記操作スイッチ2の操作をき
っかけにして、前記表示ランプ1aの各表示素子を、警
告文字列を表す態様で発光駆動する表示制御部1bとを
備え、前記表示ランプ1aは、車体外面に取り付けら
れ、前記表示制御部1bは、警告文字列を構成する文字
を1文字ずつ、時間推移して表示させる。 【効果】操作スイッチ2の操作1つで、警告文字列を構
成する文字を1文字ずつ、時間推移して表示させること
ができる。したがって、車内の人間に気づかれることな
く、車両外部に対して、緊急事態であることを分かりや
すく知らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に取り付けら
れ、緊急時に警告文字列を車両外部に表示することので
きる車両緊急時警告表示灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗り合いバス等の自動車の走行中、緊急
事態(例えばバスジャック、車両火災)が発生したと
き、外部に知らせて救助を求める必要がある。外部に知
らせる簡単で確実な手段として、自動車に緊急時警告表
示灯を設置することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような緊急時警告
表示灯を設置するときの課題として、低価格で、省スペ
ースに自動車の車体に設置できることが求められる。ま
た、車内の人間に気づかれることなく、車両外部に対し
て、緊急事態であることをはっきりと分かりやすく表示
できることが好ましい。そこで、本発明は、低価格で、
省スペースに自動車の車体に設置できるとともに、車両
外部に対して、緊急事態であることをはっきりと分かり
やすく表示することができる車両緊急時警告表示灯を実
現することを目的とする。
【0004】また、本発明は、車内の人間に気づかれる
ことなく、緊急事態であることを表示することができる
車両緊急時警告表示灯を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両緊急時警告
表示灯は、複数の表示素子を有する表示ランプと、操作
スイッチと、前記操作スイッチの操作をきっかけにし
て、前記表示ランプの各表示素子を、警告文字列を表す
態様で発光駆動する表示制御部とを備え、前記表示ラン
プは、車体外面に取り付けられ、前記表示制御部は、警
告文字列を構成する文字を1文字ずつ、時間推移して表
示させるものである。
【0006】前記の構成によれば、スイッチの操作1つ
で、警告文字列を構成する文字を1文字ずつ、時間推移
して表示させることができる。したがって、車内の人間
に気づかれることなく、車両外部に対して、緊急事態で
あることをはっきりと分かりやすく知らせることができ
る。前記表示制御部は、警告文字列を、一定間隔をおい
て、繰り返し表示させることが好ましい。これによれ
ば、警告文字の理解を深め、緊急状態であることを早く
知らせることができる。
【0007】警告文字列及び他の文字列を、交代して表
示できることが好ましい。これによれば、表示できる情
報の種類が増える。前記表示ランプは、車体背面の、ス
トップランプの近くに取り付けられていることが好まし
い。ストップランプの近くに取り付けることで、発見が
容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、車両緊
急時警告表示灯を設置した乗り合いバスを示している。
運転席の近くには、非常操作スイッチ2が取り付けられ
ている。車両緊急時警告表示灯の表示ランプ1aは、車
体後方に取り付けられ、表示ランプ1aを制御する表示
制御回路1bがバスの中の所定位置に設置されている。
表示制御回路1bの設置場所は、特に制限がなく、バス
の中の任意の場所に設置することが可能である。
【0009】図2は、バスの背面図であり、表示ランプ
1aは、バスの後方のバックアップランプ(後退灯)
8、ストップランプ(停止灯)9の近くの位置に取り付
けられている。ただし、表示ランプ1aの取り付け位置
は、車体後部に限定されず、バスの外から見える場所で
あればどこでもよい。表示ランプ1aは、車体に2箇所
取り付けられていて、同じ内容が同時に表示されるよう
になっている。したがって、以後の説明では、1つの表
示ランプ1aの表示制御についてのみ説明する。
【0010】なお、表示ランプ1aは、車体に1箇所だ
け取り付けてもよい。図3は、車両緊急時警告表示灯1
及び非常操作スイッチ2を含む回路図である。非常操作
スイッチ2のオンにより、リレー3が作動し、接点が閉
じ、表示制御回路1bにバッテリBの電源が供給され
る。リレー3を介在させた理由は、スイッチオン時に、
電源から流れる不慮の突発電流を緩和するためである。
図4は、表示ランプ1aの正面図(a)及び側断面図(b)で
ある。正面図(a)は、カバーレンズ21を取り外したと
ころを表示している。発光ダイオード14は、「S」
「O」「S」という文字を表示するために、基板に配列
されている。文字「S」を表示するときだけ点灯する発
光ダイオード列を14a、文字「O」を表示するときだ
け点灯する発光ダイオード列を14b、文字「S」,
「O」を表示するときに共通に点灯する発光ダイオード
列を14cとする。基板22には、それぞれの発光ダイ
オード列14a〜14cごとに電源線23が引かれてい
る。したがって、電源線23に電源を供給するパターン
を制御することにより、文字「S」,「O」のいずれか
を表示させることができる。
【0011】前記カバーレンズ21は、点灯時、発光ダ
イオード14の光を拡散させ、表示文字の面積を広げる
働きをする。消灯時は、光源の存在を見せないようにす
る働きをする。よって、消灯時、外光の加減によって点
灯しているかのような誤認を与えるのを防止することが
できる。ゴムスカート24は、表示ランプ1aと車体後
部壁面4との隙間をなくして、防水するために設けられ
ている。
【0012】この表示ランプ1aを車体に取り付けるに
は、車体後部壁面4の所定箇所に孔を開け、表示ランプ
1aの取り付けネジ25をはめ込み、壁面4を挟んで裏
からボルト止めして固定する。表示ランプ1aの厚さH
(図4(b)参照)は、バンパーの厚みより薄いことが必
要である。バンパーの厚みより出ると、バスの全長が変
わってしまうからである。
【0013】図5は、表示制御回路1bの詳細な回路図
である。バッテリBの電源線に定電圧回路11、発光ダ
イオード列14a〜14cがつながれている。定電圧回
路11は、電圧を24V一定にして次の回路に送るとと
もに、ノイズ遮断やバッテリBの逆接続対策をするため
の回路である。発振回路12は、一定周波数の高周波信
号(クロック信号)を出力する。カウンタ回路13は、
発振回路12のクロック信号を受けて、出力ポートQ1
またはQ2から順次、所定のパターンの矩形波信号を出
力する。
【0014】矩形波信号は、それぞれスイッチングトラ
ンジスタTr1,Tr2を経て、発光ダイオード列14
a〜14cに入力される。D1,D2は電流の逆流を防
止するダイオードである。具体的にいえば、スイッチン
グトランジスタTr1のコレクタは、発光ダイオード列
14aに接続され、スイッチングトランジスタTr2の
コレクタは、発光ダイオード列14bに接続される。発
光ダイオード列14cは、ダイオードD1,D2を通し
てスイッチングトランジスタTr1,Tr2のコレクタ
に接続される。
【0015】発光ダイオード列14aは、前述したよう
に、文字「S」を表示するときだけ点灯させる発光ダイ
オード列、発光ダイオード列14bは、文字「O」を表
示するときだけ点灯させる発光ダイオード列、発光ダイ
オード列14cは、文字「S」,「O」を表示するとき
に共通に点灯させる発光ダイオード列である。図6は、
カウンタ回路13の出力ポートQ1,Q2から出力され
る2種類の矩形波信号、及び共通信号(論理和信号)の
時間波形を図示したグラフである。
【0016】出力ポートQ1の出力が高くなるときは、
発光ダイオード列14a,14cが点灯され、文字
「S」が表示される。出力ポートQ2の出力が高くなる
ときは、発光ダイオード列14b,14cが点灯され、
文字「O」が表示される。図6に示したように、文字
「S」「O」「S」を、比較的短い時間差で表示させ、
しばらく間をおいて、文字「S」「O」「S」の表示を
繰り返す。これによって、バス外部に緊急事態が発生し
ていることを確実に知らせることができる。
【0017】以上で、本発明の実施の形態を説明した
が、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものでは
ない。例えば、表示される文字列は、1種類に限らず、
複数種類の文字列を交代して表示させることができる。
図7は、「S」及び「O」からなる文字列を表示させる
とともに、「1」及び「O」からなる文字列を表示させ
ることのできる表示ランプ1aの正面図である。図4
(a)の表示ランプ1aの正面図と比較して、数字「1」
の表示に対応する発光ダイオードが追加されている。
【0018】カウンタ回路13の出力ポートは、図示し
ないが、数字「1」を表示するときだけ点灯させる発光
ダイオード列に対応する分の追加が必要となる。この追
加ポートをQ3とする。図8は、カウンタ回路13の出
力ポートQ1〜Q3から出力される3種類の矩形波信
号、及び共通信号(論理和信号)の時間波形推移を図示
したグラフである。
【0019】出力ポートQ3の出力が高くなるときは、
数字「1」を表示するときだけ点灯させる発光ダイオー
ド列と、共通の発光ダイオード列とが点灯され、数字
「1」が表示される。したがって、文字「S」「O」
「S」を、比較的短い時間差で表示させ、しばらく間を
おいて、数字「1」「1」「O」の表示をさせることが
できる。この後者の数字「110」によって、警察に通
報してほしいという情報をバス外部に知らせることがで
きる。
【0020】また、文字「S」「O」「S」、数字
「1」「1」「O」に限らず、他の警告表示、例えば
「バスジャック」、「バス火災」、「緊急警告」といっ
た文字、「119」や、所定の電話番号(例えば「TE
L××××××××」(×は数字を表す))といった数
字等の表示をすることもできる。これらの文字表示は、
単独で、または複数組み合わせて表示させることができ
るのは、もちろんである。例えば、(1)「SOS」と
「緊急警告」とを交代して表示させることもでき、(2)
「バス火災」と「119」とを交代して表示させること
もできる。
【0021】また、前記の例では、非常操作スイッチ2
は1つしか設けていなかった。これは、緊急時に操作す
るスイッチであるから1つだけにすることが好ましいと
の理由によるものである。しかし、1つに限定するとい
う趣旨ではなく、複数スイッチを設け、各スイッチに、
別々の表示を対応させてもよい。このためには、スイッ
チ及び表示制御回路が複数系統必要となる。例えば、ス
イッチを2つ設け、1つのスイッチを操作すると「バス
ジャック」、「SOS」を交代表示させ、他のスイッチ
を操作すると「バス火災」、「119」を交代表示させ
るようにすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の車両緊急時警告表
示灯によれば、薄型の表示ランプを車体に取り付けると
いう簡単な作業で、車体に設置できるので、低価格、省
スペースで、車両外部に対して、緊急事態であることを
はっきりと早く知らせることができる。また、操作スイ
ッチの操作1つで表示することができるので、車内の人
間に気づかれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両緊急時警告表示灯を設置したバスを示す図
である。
【図2】車両緊急時警告表示灯を設置したバスの背面図
である。
【図3】車両緊急時警告表示灯1及び非常操作スイッチ
2を含む回路図である。
【図4】(a)は表示ランプ1aの正面図、(b)は側断面図
である。
【図5】表示制御回路1bの詳細な回路図である。
【図6】カウンタ回路13の出力ポートQ1,Q2から
出力される2種類の矩形波信号、及び共通信号(論理和
信号)の時間波形を図示したグラフである。
【図7】「S」及び「O」からなる文字列を表示させる
とともに、「1」及び「O」からなる文字列を表示させ
ることのできる表示ランプ1aの正面図である。
【図8】カウンタ回路13の出力ポートQ1〜Q3から
出力される3種類の矩形波信号、及び共通信号(論理和
信号)の時間波形を図示したグラフである。
【符号の説明】
1 車両緊急時警告表示灯 1a 表示ランプ 1b 表示制御回路 2 非常操作スイッチ 11 定電圧回路 12 発振回路 13 カウンタ回路 14 発光ダイオード 14a〜14c 発光ダイオード列

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示素子を有する表示ランプと、 操作スイッチと、 前記操作スイッチの操作をきっかけにして、前記表示ラ
    ンプの各表示素子を、警告文字列を表す態様で発光駆動
    する表示制御部とを備え、 前記表示ランプは、車体外面に取り付けられ、 前記表示制御部は、警告文字列を構成する文字を1文字
    ずつ、時間推移して表示させることを特徴とする車両緊
    急時警告表示灯。
  2. 【請求項2】前記表示制御部は、警告文字列を、一定間
    隔をおいて、繰り返し表示させることを特徴とする請求
    項1記載の車両緊急時警告表示灯。
  3. 【請求項3】前記表示制御部は、警告文字列及び他の文
    字列を、交代して表示させることを特徴とする請求項1
    記載の車両緊急時警告表示灯。
  4. 【請求項4】前記表示ランプは、車体背面の、ストップ
    ランプの近くに取り付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の車両緊急時警告表示灯。
JP2001028542A 2001-02-05 2001-02-05 車両緊急時警告表示灯 Pending JP2002225626A (ja)

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