JP2002224768A - ハニカム状ローターとその製造方法 - Google Patents

ハニカム状ローターとその製造方法

Info

Publication number
JP2002224768A
JP2002224768A JP2001060937A JP2001060937A JP2002224768A JP 2002224768 A JP2002224768 A JP 2002224768A JP 2001060937 A JP2001060937 A JP 2001060937A JP 2001060937 A JP2001060937 A JP 2001060937A JP 2002224768 A JP2002224768 A JP 2002224768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb
shaped
plate
face
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001060937A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Matsumoto
壽夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUMOTO GIKEN KK
Original Assignee
MATSUMOTO GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUMOTO GIKEN KK filed Critical MATSUMOTO GIKEN KK
Priority to JP2001060937A priority Critical patent/JP2002224768A/ja
Publication of JP2002224768A publication Critical patent/JP2002224768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
    • F24F3/1423Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1004Bearings or driving means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1032Desiccant wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1048Geometric details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1068Rotary wheel comprising one rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】中央部の強度が特に弱いディスク状のハニカム
ローターを、簡易な方法でコストを掛けずに強化する。
35%もの表面積が失効されるといわれる従来の波板シ
ートの稜線部上接着法を止め、他の接合法を開発する。 【解決手段】ハニカムの端面を直径方向に横断して軸方
向に中央部が深くなるように切断、該切断部に中央部が
長い板状スポークを嵌装して中心軸と外筒とを接合、必
要に応じて前記ハニカムの切断部とも接合する。このと
き中心軸に外接してハニカムの巻芯となる中空巻芯を使
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転しながら連続して再
生することができる吸着装置、除湿装置、脱臭装置、触
媒装置等に用いるハニカム状ローターとその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、触媒装置、ガスや湿気を吸着
・吸収することで、有機溶剤・臭気等の濃縮除去機や吸
着型除湿機として用いられる再生ができる回転可能なハ
ニカム状ローターがある。このものは、有機または無機
繊維から成る不織布の平板シートと波板に加工したシー
トとを重ねて巻回することによってハニカム状ローター
を形成し、該ハニカム状ローターにゼオライト・炭素・
シリカゲル等の吸着剤、又は塩化リチュウム等の吸収剤
を、コロイダルシリカ、アルミナゾル等無機バインダー
に分散含浸又は接着したもの、或いは吸着剤又は吸収剤
を分散含浸又は接着したハニカム状の触媒、濃縮、吸
収、吸着等ができるローターである。(以下吸着ロータ
ーとして説明する)
【0003】かかる吸着ローターは、図5に示すよう
に、吸着ゾーン20と再生ゾーン21とに分割されたチ
ャンバー24内に収納され、ガス等を含んだ空気を回転
しながら吸着ゾーン20を通過させることによって、連
続的に空気中のガス等を吸着する。チャンバー24内の
再生ゾーン21では、加熱された空気で、ガス等を吸着
したハニカム状ローター23の当該部分を加熱し、吸着
したガス等を分離放出させる。この吸着ゾーン20と再
生ゾーン21との間にはシール部材22が設けられて各
ゾーン間に空気が漏れて連通しないようになされ、ハニ
カム状ローター23の端面はシール部材22と摺接しな
がら回転する。
【0004】前記従来のハニカム状ローターに用いる平
板と波板のシートは、有機又は無機繊維の不織布を、有
機又は無機のバインダーで接着して構成したものであ
る。そしてそのハニカム状ローターの端面はシール材と
接触しながら回転するため、端面が摩耗しないように強
化しなければならない問題があった。この強化には通
常、ハニカムの端面に樹脂を塗布する手段がとられてい
る。かかる場合、当然ながら塗布した樹脂がハニカム状
ローター表面の吸着剤を覆い且つ浸透して、吸着剤の活
性表面積及び機能の一部を削減する問題がある。
【0005】更に塗布した樹脂25によって図6に示す
ように端部26が膨れ、端面15の開口面積を削減し通
気抵抗を増加する(通気抵抗が増加すると送風の為のエ
ネルギーコストが増大する)問題がある。
【0006】この問題に対して提案された特開平12−
33225号は、図7に示すようにハニカム状ローター
の端面15をシール部材と直接摺接させないために、ハ
ニカム状ローターを通気孔27を有する中空円筒状ケー
ス28に収納するようにしている。この対案はポリブチ
レンテレフタレート(PET)等のケース28が大きく
嵩張るばるばかりでなく、シール材を介してガスが連通
してシール部材が働かなくなる怖れがあり、更に通気孔
27と通気孔27との間に形成された放射状のスポーク
29が、ハニカム状ローターの有効面積を削減する問題
がある。
【0007】従来、活性カーボン繊維およびまたは活性
炭微粒子を含有又は表面に接着した等、ガス吸着機能を
有する平板シートと波板シートで構成されたハニカム状
ローターは、該波板シートの稜線部上に接着剤を塗布し
て積層していたが、このものは稜線部線上に塗布された
接着剤30が、図8に示すように平板シート2と波板シ
ート3との両シートに浸透、シート内外の吸着剤等機能
剤の表面にまで覆着してしまうので、接着剤30を塗布
した部分はかかる機能剤が無効になったのと同然にな
る。然してその失効する表面積はハニカム状ローターの
約35%にも及んでいた。
【0008】これを改良するものとして特開昭56−2
4016号は、波板シートの稜線部に接着剤を間欠的に
塗布することで前記機能剤の失効面積が減少するのを抑
えようとするもの。
【0009】更に特開平5−137937号は、波板シ
ートの稜線部線上に塗布される接着剤に、前記機能剤の
粒子を混入使用することで機能剤の機能を維持しようと
するものであった。
【0010】上記平板シートと波板シートを用い、波板
シートの稜線部上に接着剤を塗布してハニカム状ロータ
ーを作成する場合。平板シートと波板シートとを交互に
積み重ねる積層方式では特開昭56−24016号、特
開平5−137937号はその目的を達成できるかもし
れない。然し乍ら、平板シートと波板シートとを多数巻
回して構成する円筒形ハニカム状ローターは、波板シー
トの稜線部8上に塗布した接着剤30が、巻回・巻締め
する過程で接触する平板シート2上に擦れて広がるため
に、平板シート2上の機能剤の有効面積を更に削減し、
全体で40%以上の広い面積を減少する問題がある。
【0011】また近頃、触媒、濃縮、吸収、吸着等機能
剤の性能が向上し、直径に対して軸方向の長さ(厚さ)
が極端に小さい図1に示すディスク状のハニカム状ロー
ター1が提案されている。(例えば直径が267mm、
厚さが30mmのハニカムである。) このものは中心軸9で支承し、外筒6側で力を加えた際
に、中央部7(中心軸9)付近で受ける圧力、衝撃に対
して極めて脆く、簡単に座屈、破壊される大きな問題が
ある。これはハニカムを構成する材料が、押出しで作成
されるセラミックハニカム状ローターであっても、ナイ
ロン・ガラス繊維等有機無機繊維を有機無機バインダー
で結合したハニカム状ローターであっても、またアルミ
ニューム箔・ステンレス箔等を素材とするメタルハニカ
ムのローターあって免れることがない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにシール
材を必要とし、これと摺接するものはハニカムの端面を
強化しなくてはならない問題がある。この摺接の深さ
(程度)はハニカム状ローターの回転体としての寸法精
度が悪いことに起因するものである。具体的には端面の
平面度(凹凸)・平行度(面の捻じれ等)の不良、回転
軸・外筒のブレ等が関わっている。更に大きな問題はハ
ニカム状ローターの中央部付近7の強度が特に低いこと
である。
【0013】本発明者はメタルハニカムとその製造方法
に関して先に特開平6−269477号を提示した。即
ち金属箔製の平板と波板とを多数回巻回して作成する、
円筒状のメタルハニカム触媒担体とその製造方法であっ
て、その要旨は、メタルハニカムの端面を直径方向に横
断してその軸方向に少し切断し、その切断した処に板状
の結合材を挿入してメタルハニカムと外筒とを一体に結
合するものである。
【0014】
【目的】本発明は円筒状のハニカム状ローターに於い
て、ケースの不具合がある特開平12−33225号、
機能剤の機能面積が減少する特開昭56−24016
号、特開平5−137937号・中心軸を持たない特開
平6−269477号等の上記諸問題を解決すると共
に、回転体としての精度が良く、且つ中央部の強度が特
に強化されたディスク形のハニカム状ローターとその製
造方法を提供することである。
【0015】
【問題を解決するための手段】本発明は先願に対し、中
心軸を設けたメタルのハニカム状ローターに於て、メタ
ルハニカム端面の平面度(凹凸)・平行度(面の捻じれ
等)の不良を無くし、回転軸・外筒のブレ等が無いメタ
ルのハニカム状ローターを提供すると同時に、中央部の
強度が特に大きいハニカム状ローターを提供すること企
図したもので、ハニカムに設けた中心軸に、端面を直径
方向に横断して軸方向に中央部の1部が深くなるように
切断し、該切断部に中心軸との接合幅が大きい板状スポ
ークを嵌装して中心軸と外筒とを3次元の精度で強化結
合するようにしたことを要旨とするものである。
【0016】
【実施例】以下実施例によって本発明の詳細を説明する
が、本発明がこれらの実施例に限定されるものではな
い。またこの実施例では、同一構成要素には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0017】
【実施例1】以下本発明の1実施例を示した図面につい
て詳細を説明する。図1のハニカム状ローター1は、厚
さ0.1mm、幅30mmのテープ状のアルミニューム
箔を平板2のまま、と波板3に加工したものとを重ね合
わせて、内径31mm×厚さ0.5mmの中空巻芯4に
多数回巻回してメタルハニカム5とし、外径267mm
×肉厚5mmの外筒6の中に巻き込んでいる。図1は平
面図、図2は図1のA−A線縦断側面図である。7は中
央部、9は中心軸である。尚、波板の稜線部8には接着
剤が塗布されここで平板と接合されている。
【0018】これを図3(イ)に示すように、台10に
乗せてその一部、特に中央部7を山形11に押し出して
から、図3(ロ)に示すように丸鋸12で切断13す
る。この切断は回転する丸鋸、円盤或いはワイヤーカツ
ター、その他何でも使用できる。
【0019】次にこれを台から外して、図3(ハ)に示
すように元に戻しすと、切断面13は中央部7で深くな
るように切断されている。そして図3(ニ)に示すよう
に該切断面13に、板状スポーク14と、内径20mm
×厚さ5mmの中心軸9が挿入される。このとき板状ス
ポーク14と端面15が揃えられる。挿入された板状ス
ポーク14と中心軸9は、適宜接着剤、半田付け等で外
筒6、メタルハニカム5に接合一体化される。この実施
例での中心軸9は中空である。
【0020】上記板状スポーク14は、一方向だけより
も2方向即ち十文字に挿入されることが好ましい。勿論
それ以上であっても良い。本発明の板状スポーク14
は、中心軸9に対して軸方向に幅広く、外筒6に向かっ
て腕を支えるように構成されているので、薄いディスク
形のハニカム状ローター1であっても中央部7で座屈破
損する恐れが著しく低減する。
【0021】そして接合に際しては、端面15を基準と
し、3元的に芯を出した状態で中心軸9をハニカム状ロ
ーター1に固定する。
【0022】メタルハニカムのハニカム状ローター1
は、洗浄乾燥してから、活性炭、モルデナイト、ゼオラ
イト等の粉末を無機バインダーに適宜分散した混合液
に、数分間浸漬してから120℃の熱風で1.5時間乾
燥してコーティングして吸着機能を持つハニカム状ロー
ターを得た。
【0023】
【実施例2】この実施例は、先ず実施例1の平板と波板
の夫々を、別々に単独でゼオライト等の粉末を無機バイ
ンダーに適宜分散した混合液でコーティングして、実施
例1に示した吸着機能を持つ平板2と波板3を作成す
る。次いで、前記吸着機能を持つ平板2と波板3とを重
ね合わせて中空巻芯4に多数回巻回して外筒7内に巻き
込んでから、実施例1と同様に端面15を直径方向に一
部切断、この切断部13に、板状スポーク14を挿入し
て外筒6、中心軸9、メタルハニカム5とをエポキシ樹
脂で接合し、ハニカム状ローター1を得た。
【0024】実施例1では板状スポー14及び、波板3
の稜線部全部が無機バインダーで平板2と接合している
が、実施例2では板状スポーク14だけで接合してい
る。しかし吸着機能性については、実施例2の方が安定
しており又、平板2にはゼオライト粉末、波板3にはシ
リカゲル粉末等、別個の吸着剤を好適に用いることがで
きる。
【0025】
【実施例3】この実施例は、実施例1又は実施例2の金
属箔の代わりに、有機繊維又は無機繊維、或いはそれ等
の混合体を有機又は無機或いはそれ等の混合体より成る
バインダーで結合して作成した不織布のシートを用いて
いる。
【0026】この実施例のシートは多孔質で吸着剤とし
ての機能が優れている。然し、実施例1のディスク状の
薄いハニカム状ローターを、シートが通常の厚さ0.1
〜0.5mmで作成したとき、その中央部7の強度は甚
だ不安であったが、本発明の板状スポーク14を用いる
ことで剛性が増した。
【0027】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、以下に列挙するような種々の効果が得られる。 (1)直径が大きいわりに、厚さが薄いディスク形のハ
ニカム状ローターであっても、その中央部の強度が大き
くなる。 (2)板状スポークは中央部で強度を増し、且つ中央部
の強度を上げている、然もハニカムからはみ出ることが
無い。 (3)波板シートの稜線部に接着剤を用いないので、表
面にある吸着剤等機能剤の機能を35%も損じることが
無いから、全体として30%は小型化できる。 (4)ハニカム状ローターの端面を整備し、且つ端面を
基準として、3次元の軸芯を設定しているから精度が良
く、ハニカム状ローターがブレず、端面をシール部材で
摺接シールする必要がなく、例え摺接してもその押しつ
け圧力が少なくて済むのでハニカム状ローターが長寿命
で端面の補強やケースの必要がなくなる。 (6)一つのハニカムに1種類の機能剤などと限定する
ことなく、平板と波板、夫々に、別途の機能剤を塗布す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はディスク形のハニカム状ローターの平面
図。
【図2】図1のA−A線縦断側面図である。
【図3】図3〜図4はこの発明を具体化した1実施例
で、実施例1及び実施例2の製作工程を順に図1のA−
A線の縦断側面図で示したものである。図3(イ)はデ
ィスク状のハニカムを、台に乗せて外筒からハニカムを
一部押出したもの、中央部が山形に突き出ている。図3
(ロ)は、(イ)の端面上部の一部を直径方向に丸鋸で
切断する工程図3(ハ)は、(ロ)で切断したのち、外
筒に押込んで元の状態に戻し、中央部が下方に深く切断
されている。図3(ニ)は、(ハ)のハニカムに、中心
軸、板状スポークを嵌合した状態を示す。
【図4】図4は図3の(ニ)を斜視図で示したものであ
る。
【図5】図5〜図8は従来技術を示し図5は従来からの
再生機能を備えたハニカム状ローターの斜視図である。
【図6】図6は従来技術ハニカムの端面を示す拡大断面
図である。
【図7】図7は従来技術、特開平12−33225号を
示す斜視図である。
【図8】図8は従来技術のハニカムで、その波板シート
の稜線上に接着剤を塗布して、平板と接合したものを断
面図で示す。
【符号の説明】
1 ディスク形のハニカム状ローター 2 平板 3 波板 4 中空巻芯 5 ハニカム 6 外筒 7 中央部 8 稜線部 9 中心軸 10 台 11 山形 12 丸鋸 13 切断 14 板状スポーク 15 端面 20 吸着ゾーン 21 再生ゾーン 22 シール部材 23 ハニカム状ローター 24 チャンバー 25 樹脂 26 端部 27 通気孔 28 ケース 29 スポーク 30 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカムの端面を直径方向に横断して軸方
    向に中央部が深くなるように切断、該切断部に中央部側
    の幅が広い板状スポークを嵌装して中心軸と外筒とを接
    合、かつ前記ハニカムの切断部とも接合されていること
    を特徴とするハニカム状ローター。
  2. 【請求項2】中空巻芯に平板と波板とを多数回巻回して
    構成したハニカムの端面を、直径方向に横断して軸方向
    に前記中空巻芯と共に切断、該切断部に板状スポークを
    嵌装して前記中空巻芯と中心軸と外筒とハニカムの切断
    部とも接合されていることを特徴とする請求項1に記載
    のハニカム状ローター。
  3. 【請求項3】中空巻芯に平板と波板、或いは波板と波板
    とを多数回巻回して構成したハニカムの端面を、外筒か
    ら軸方向に一部押し出し、中央部は山形になるように更
    に押出す工程と、この押出された部分を直径方向に横断
    して軸方向に切断する工程と、この押し出された山形の
    端面を元の外筒内に押し戻す工程と、前記切断部に中央
    部側の幅が広い板状スポークを嵌装、嵌装した板状スポ
    ークをハニカム切断部・中空巻軸・中心軸・外筒と接合
    する工程よりなることを特徴とする請求項1〜2に記載
    のハニカム状ローターの製造方法。
  4. 【請求項4】前記切断部に板状スポークを嵌装、嵌装し
    た板状スポークをハニカムと中空巻軸、又は中空巻軸と
    中心軸、及び外筒とに接合する工程が、外筒を基準とし
    てなされ、中心軸の軸芯がこれに従うようになしたこと
    を特徴とする請求項1〜3に記載のハニカム状ローター
    の製造方法。
JP2001060937A 2001-01-29 2001-01-29 ハニカム状ローターとその製造方法 Pending JP2002224768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001060937A JP2002224768A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ハニカム状ローターとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001060937A JP2002224768A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ハニカム状ローターとその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002224768A true JP2002224768A (ja) 2002-08-13

Family

ID=18920300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001060937A Pending JP2002224768A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 ハニカム状ローターとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002224768A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202082A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nichias Corp ロータ素子構造体及び回転式ガス処理装置
JP2009202083A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nichias Corp ロータ素子構造体および乾燥空気供給装置
KR20220025546A (ko) * 2020-08-24 2022-03-03 주식회사 휴마스터 로터리 방식의 열물질교환장치
JP7373112B2 (ja) 2019-05-14 2023-11-02 日本エクスラン工業株式会社 気体フィルター
WO2023234216A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 株式会社村田製作所 Voc吸着ロータ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009202082A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nichias Corp ロータ素子構造体及び回転式ガス処理装置
JP2009202083A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Nichias Corp ロータ素子構造体および乾燥空気供給装置
JP7373112B2 (ja) 2019-05-14 2023-11-02 日本エクスラン工業株式会社 気体フィルター
KR20220025546A (ko) * 2020-08-24 2022-03-03 주식회사 휴마스터 로터리 방식의 열물질교환장치
KR102411586B1 (ko) 2020-08-24 2022-06-21 주식회사 휴마스터 로터리 방식의 열물질교환장치
WO2023234216A1 (ja) * 2022-06-03 2023-12-07 株式会社村田製作所 Voc吸着ロータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7022158B2 (en) Adsorption element and methods
US20100018396A1 (en) Method of Using Adsorptive Filter Element
EP1508359A1 (en) Dehumidification system and dehumidification method
JP2010533571A (ja) 充填ポートを持つ汚染物の抑制フィルタ
JP2950453B2 (ja) 発熱体を有するシート状収着体、発熱体を有する収着用積層体および発熱体を有する収着用積層体を用いた除湿装置
JP6632005B1 (ja) ガス吸着体とその製法及び二酸化炭素ガス濃縮装置
EP1341605B1 (en) Adsorbent sheet and process for preparing the sheet
TW200539931A (en) Shaped composite adsorbent material
JP2002224768A (ja) ハニカム状ローターとその製造方法
JP2018515325A (ja) パターン被覆されたフィルター及び方法
KR101487053B1 (ko) 공기청정기능을 갖는 제습로터 및 상기 제습로터의 제작방법
JP2003025034A (ja) ハニカム状ローターとその製造方法
JP3755708B2 (ja) ガス吸着素子およびガス吸着装置
JP3862161B2 (ja) 吸着シートの製造方法及びこれを用いた吸着素子の製造方法
JP4674009B2 (ja) ガス交換装置
JP4159145B2 (ja) ガス吸着素子
JP2000218127A (ja) 乾式吸着装置およびその吸着材
JP2013202504A (ja) ハニカム状吸着素子、その使用方法及びデシカント空調装置
JP3597724B2 (ja) 吸着処理用部材の製造方法
JP2000084408A (ja) 吸着シートおよび吸着素子
JP2012170832A (ja) コルゲートシート及び吸着素子
JPH11182237A (ja) 排気ガス浄化用コンバ−タ−
JP2005533643A (ja) 電気加熱されて脱着再生する収着収集器
JP2022161410A (ja) 脱臭用フィルター積層体
JP2000210523A (ja) ケミカルフィルタとその製造方法