JP2002224032A - 携帯内視鏡 - Google Patents

携帯内視鏡

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JP2002224032A
JP2002224032A JP2001026859A JP2001026859A JP2002224032A JP 2002224032 A JP2002224032 A JP 2002224032A JP 2001026859 A JP2001026859 A JP 2001026859A JP 2001026859 A JP2001026859 A JP 2001026859A JP 2002224032 A JP2002224032 A JP 2002224032A
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JP
Japan
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portable endoscope
circuit
battery
leds
boosting
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JP2001026859A
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Kunikiyo Kaneko
邦清 金子
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯内視鏡に着脱自在に装着されるバッテリ
ユニットから供給される電力を効率よく利用する。 【解決手段】 携帯内視鏡に設けられる回路基板に昇圧
回路101を形成する。バッテリユニットが携帯内視鏡
に装着されると昇圧回路101はバッテリユニットに設
けられるバッテリ100に接続される。昇圧回路101
はバッテリ100より発生される電圧を所定の電圧値ま
で昇圧する。LED51〜56を直列に接続し、そのア
ノード側を昇圧回路101に接続し電源を供給する。上
述の回路基板にトランジスタ102を設け、LED51
〜56のカソード側をトランジスタ102のコレクタ端
子に接続する。トランジスタ102のベース端子を定電
流制御回路103を介して昇圧回路101に接続し、定
電流を供給する。昇圧回路101の昇圧レベルは携帯内
視鏡に配設するLEDの個数に対応して設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバースコー
プとして構成される携帯内視鏡における、照明手段への
電力供給に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイバースコープとして構成さ
れ、自由に持ち運ぶことができる携帯内視鏡が知られて
いる。携帯内視鏡には、生体内に挿入される挿入部の先
端に、前方を照明するための半導体発光素子であるLE
D(light emitting diode)が配設されるタイプのもの
がある。このタイプの携帯内視鏡の操作部には、電池が
配設された電源ユニットが着脱自在に接続され、この電
池がLEDの駆動電流を供給する電源として用いられ
る。したがって、このような携帯内視鏡は商用電源の供
給が得られない場所においても操作が可能となる。
【0003】一般に、携帯内視鏡の挿入部の外径はその
携帯内視鏡がどの消化管を対象としているかによって異
なり、挿入部の先端に配設されるLEDの数もそれぞれ
の外径に応じて異なる。したがって、LEDを点灯させ
るのに必要とされる電圧値も携帯内視鏡の種類(挿入部
が挿入される消化管が何であるか)によって異なる。一
方、携帯内視鏡の利便性を考慮すると、電源ユニットの
ような備品は共有化されるのが望ましい。したがって、
電源ユニットが多種類の携帯内視鏡に対応できるよう、
配設されるLEDの数が相対的に多い携帯内視鏡に合わ
せて、電源ユニットの出力電圧のレベルを高めに設定す
ることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、配設される
LEDの数が多い携帯内視鏡に対応させて出力電圧のレ
ベルが高く設定された電源ユニットが、挿入部の外径が
相対的に小さく配設されるLEDの数が少ない携帯内視
鏡に接続される場合、電源ユニットから供給される電力
は効率的に利用されない。すなわち、電力が浪費され甚
だ不経済である。また、定格電圧を大幅に越える電圧が
LEDに印加されることによりLEDに不必要な発熱を
生じ、安全性の面でも問題がある。
【0005】本発明は以上の問題を解決するものであ
り、電源ユニットを共通化すると共に電源ユニットから
供給される電力を効率的に活用する携帯内視鏡を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯内視鏡
は、照明用の少なくとも1つの半導体発光素子を挿入部
の先端に有する携帯内視鏡であって、携帯内視鏡に着脱
自在に接続される電源装置に設けられた電池から給電さ
れる直流出力を所定の電圧値まで昇圧させる昇圧回路
と、昇圧回路により昇圧された電圧により半導体発光素
子に定電流を供給する定電流制御回路とを備えることを
特徴とする。
【0007】好ましくは、昇圧回路により昇圧される所
定の電圧値は、半導体発光素子の単体の最大順方向電圧
値に配設されている半導体発光素子の個数を乗じて得ら
れる値を超えるよう設定される。
【0008】以上のように、本発明によれば、電源ユニ
ットから生成される電圧を所定のレベルまで昇圧する昇
圧回路が携帯内視鏡に設けられる。したがって、設けら
れる半導体発光素子の個数に応じて、携帯内視鏡ごとに
半導体発光素子に印加される電圧が昇圧される。すなわ
ち、電源ユニットから供給される電力が効率よく利用さ
れると共に、電源ユニットの共有化が図られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る実施形態が適
用される携帯内視鏡の外観を概略的に示す図である。携
帯内視鏡10は、剛性構造を有する操作部11と、操作
部11から延在する可撓性導管である挿入部12を備え
る。携帯内視鏡10内には、内視鏡像を観察するための
不図示のイメージガイド・ファイバー・バンドル(以
下、イメージガイド)が設けられている。イメージガイ
ドの先端部は挿入部12の先端まで延びており、基端部
は操作部11に設けられた接眼部13まで延びている。
【0010】操作部11において挿入部12側には、鉗
子チャンネル挿通口15が設けられ、操作部11におい
て接眼部13側には、挿入部12の先端部近傍の湾曲部
の向きを遠隔操作するための操作稈16が設けられる。
操作部11において操作稈16の近傍には、鉗子チャン
ネルを通して吸引操作を行なうための吸引操作部17が
設けられている。
【0011】装着口14には、バッテリユニット20が
装着されている。バッテリユニット20は円筒状のハウ
ジング21と装着ナット23を備える。バッテリユニッ
ト20は、図2に示されるように、装着ナット23を回
転させることにより装着口14に対して着脱自在であ
る。
【0012】図3は挿入部12の先端を拡大して示す断
面図である。図3において、上述のイメージガイドは参
照符号40で示される。挿入部12の先端の開口部には
適当な剛性材料、例えば耐腐食性金属から形成される先
端部30が固着されている。先端部30にはイメージガ
イド40の先端を収容するための貫通孔31が形成され
ている。イメージガイド40の先端には対物光学系41
が配設される。貫通孔31の開口部には、対物光学系4
1を保護すると共に貫通孔31内部への異物の侵入を防
止するための観察窓42が固定されている。
【0013】さらに、先端部30には断面に沿って貫通
孔32、33が形成されている。貫通孔32、33の開
口端近傍にはそれぞれLED51、52が配設される。
貫通孔32、33においてLED51、52の出射光の
光路上には発散光学系53、54が設けられる。配線W
11、W12、W21、W22はLED51、52に駆
動電流を供給するための配線であり、バッテリユニット
20が装着されると、バッテリユニット20内の回路基
板に電気的に接続される。
【0014】図4は、先端部30の正面図であり、各部
の相対的位置関係が模式的に示される。吐出孔43は挿
入部12内に形成された送水/送気通路と連通されてお
り、圧縮空気、洗浄水が噴出され、観察窓42の曇りの
除去や、洗浄が行なわれる。また、鉗子チャンネル44
からは処置具、例えば生検鉗子のカップ部が露出され、
患部の組織片の切り取り等が行なわれる。先端部30に
は、図3に示されたLED51、52のほか、観察窓4
2、吐出孔43および鉗子チャンネル44を除く領域に
複数のLED53〜56が配設される。尚、LED53
〜56の先端部30における構成は、上述のLED5
1、52の構成と同様である。
【0015】図5はLED51〜56を駆動するための
回路構成を示す図である。バッテリユニット20内には
1個のバッテリ100が設けられる。バッテリ100に
は例えば出力電圧が3V(ボルト)〜5Vであるマンガ
ン電池若しくはリチウム電池が用いられる。バッテリユ
ニット20が携帯内視鏡10の装着口14に接続される
と、操作部11内の回路基板に構成される昇圧回路10
1に電気的に接続される。バッテリ100から発生され
る電圧は昇圧回路101により所定の電圧値まで昇圧さ
れる。昇圧回路101は、スイッチングにより入力電圧
を昇圧させて出力する回路として構成されればよく、例
えば汎用の昇圧型チョッパICが用いられる。
【0016】携帯内視鏡10側において、LED51〜
56は直列に接続される。直列に接続されたLED51
〜56のアノード側は昇圧回路101に接続され、上述
の電圧値まで昇圧された電圧が印加される。LED51
〜56のカソード側はバイポーラ型のトランジスタ10
2のコレクタ端子に接続される。トランジスタ102の
ベース端子と昇圧回路101の間には定電流制御回路1
03が接続される。定電流制御回路103は基準電圧I
Cと電流検出用の抵抗を用いた公知の回路として構成さ
れ、基準電圧ICとして例えば、汎用の可変型シャント
・レギュレータTL431等が用いられる。定電流制御
回路103によりLED51〜56は定電流駆動され
る。
【0017】尚、昇圧回路101及び定電流制御回路1
03は公知のICを用いて構成されるため詳細な回路構
成の説明は省略する。
【0018】バッテリユニット20において、スイッチ
104はバッテリ100と昇圧回路101の間に介在す
るよう接続されている。スイッチ104はバッテリーユ
ニット20の照明ボタン22の回動操作に連動してON
/OFFが制御される。スイッチ104がONされる
と、上述の回路を介して駆動電流が供給されLED51
〜56は点灯し、スイッチ104がOFFされると駆動
電流の供給は停止しLED51〜56は消灯する。
【0019】ここで、昇圧回路101により昇圧される
電圧値のレベルについて説明する。昇圧される電圧値
は、携帯内視鏡の挿入部の先端部に配設されるLEDの
個数に合わせて設定される。すなわち、LED単体の仕
様における順方向電圧の最大値に、直列に接続されるL
EDの個数を乗じて得られる値を幾分超えるレベル(例
えば、トランジスタ102のコレクタ−エミッタ間の飽
和電圧であるVCE電圧と定電流制御回路103を構成す
る電流検知抵抗(図示せず)の両端電圧分を加算した分
超えるレベル)まで昇圧されるよう、昇圧回路101は
構成される。上述のように、本実施形態の携帯内視鏡1
0は6個のLEDを有する。最大順方向電圧値が約3.
6VのLEDを用いたとすると、バッテリ100の出力
電圧(3〜5V)は昇圧回路101により21.6
(3.6×6)Vを超えるレベルまで昇圧される。ま
た、10個のLEDが挿入部の先端に配設された携帯内
視鏡の場合、昇圧回路101の昇圧レベルは36.0
(3.6×10)Vを幾分超えるレベルに設定される。
【0020】以上のように、本実施形態によれば、バッ
テリ100から発生される電圧が昇圧回路101によ
り、適切な電圧値まで昇圧されてLED51〜56に印
加される。したがって、バッテリ100から供給される
電力が効率よく利用され経済的であり、定格電圧を超え
る電圧を印加することによるLEDの発熱という問題も
回避される。
【0021】また、昇圧回路101は携帯内視鏡10側
の回路基板に設けられるため、個々の携帯内視鏡ごとに
昇圧回路101の昇圧レベルは設定できる。したがっ
て、種類の異なる携帯内視鏡に同一のバッテリユニット
20を装着することが可能である。換言すれば、バッテ
リユニット20の共有化が図られる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電池か
ら発生される電圧が、携帯内視鏡に設けられる照明用の
半導体発光素子の数に応じて、携帯内視鏡内に設けた昇
圧回路により適切なレベルまで昇圧され、半導体発光素
子に印加される。したがって、電池から供給される電力
が効率よく利用され経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態が適用される携帯内視鏡
にバッテリユニットが装着された状態の外観図である。
【図2】携帯内視鏡からバッテリユニットが取り外され
た状態を示す外観図である。
【図3】携帯内視鏡の挿入部の先端の拡大断面図であ
る。
【図4】携帯内視鏡の挿入部の先端を正面から模式的に
示す図である。
【図5】携帯内視鏡の挿入部の先端に配設されるLED
に駆動電流を供給するための回路構成を示す図である。
【符号の説明】
10 携帯内視鏡 11 操作部 12 挿入部 13 接眼部 14 装着口 20 バッテリユニット 51、52、53、54、55、56 LED 101 昇圧回路 103 定電流制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用の少なくとも1つの半導体発光素
    子を挿入部の先端に有する携帯内視鏡であって、 前記携帯内視鏡に着脱自在に接続される電源装置に設け
    られた電池から給電される直流出力を所定の電圧値まで
    昇圧させる昇圧回路と、 前記昇圧回路により昇圧された電圧により前記半導体発
    光素子に定電流を供給する定電流制御回路とを備えるこ
    とを特徴とする携帯内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記所定の電圧値は、前記半導体発光素
    子の単体の最大順方向電圧に配設されている前記半導体
    発光素子の個数を乗じて得られる値を超えるよう設定さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の携帯内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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