JP2002223405A - 映像記録再生装置、及び映像記録再生プログラム - Google Patents

映像記録再生装置、及び映像記録再生プログラム

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JP2002223405A
JP2002223405A JP2001017897A JP2001017897A JP2002223405A JP 2002223405 A JP2002223405 A JP 2002223405A JP 2001017897 A JP2001017897 A JP 2001017897A JP 2001017897 A JP2001017897 A JP 2001017897A JP 2002223405 A JP2002223405 A JP 2002223405A
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Kimito Saijo
公人 西條
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SWING NETWORK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 練習者のスイングフォーム等、対象物の動き
を容易に認識させることができる映像記録再生装置を提
供する。 【解決手段】 映像記録再生装置1は、移動可能な対象
物を含む第一被写体及び第二被写体を、夫々連続的に撮
像するカメラ2と、撮像された第一被写体の第一映像、
及び第二被写体の第二映像を記憶する映像記憶手段12
と、第一映像及び第二映像を任意のフレームで停止させ
第一被写体及び第二被写体の静止画を同一画面上に表示
させる静止画制御部42と、第三再生指示手段34によ
り再生の指示があると、第一映像及び第二映像による動
画を撮像開始時点から同時に再生する動画制御部43と
を具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像記録再生装
置、及び映像記録再生プログラムに関するものであり、
特に、ゴルフ、野球、またはテニス等のスイングフォー
ムを撮像し、映像を静止画及び動画によって表示するこ
とが可能な映像記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴルフスクール等では、ゴルフ
のスイングフォーム(以下、「フォーム」と称す)を解
析する装置として、映像記録再生装置が用いられる場合
がある。この装置は、ビデオカメラ等の撮像手段により
練習者のフォームを撮像し、それを映像データとして記
録するとともに、記録された映像データに基づいてフォ
ームの映像をディスプレイに表示するものである。
【0003】具体的には、練習者がスイングする際、練
習者を含む被写体を連続的に撮像し、フォームの映像を
動画として再生するもの(以下、従来例1という)や、練
習者を含む被写体を所定時間毎に連続的に撮像し、各時
点における一連の画像、すなわち複数の静止画像を、同
一画面上に同時に表示させるもの(以下、従来例2とい
う)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
1のものでは、ディスプレイの画面上に、二つの映像を
同時に表示させることができないことから、練習者のフ
ォームの変化、例えば現在のフォームと過去のフォーム
との違いを認識させるためには、二つの映像を順に再生
しなければならなかった。つまり、二つのフォームを同
時に見せることができないため、練習者等は、フォーム
の変化を容易に認識することができなかった。
【0005】また、所定の練習者のフォームと他人(例
えば別の練習者または上達者(プロ))のフォームとを
比較するようにすれば、練習者のフォームの欠点を認識
することが可能となるが、この場合においても、二つの
映像を順に再生しなければならず、上記と同様の課題を
有していた。
【0006】一方、上記の従来例2は、撮像開始時点か
ら撮像終了時点まで、すなわち一連のフォームにおける
全ての画像を同一画面上に表示するものであることか
ら、撮像間隔すなわち時間的な間引き間隔が比較的長く
なるように設定されていた。このため、練習者の体の振
れやゴルフクラブの振れ等細かな動きについて認識する
ことが困難であった。特に、複数の画像を比較して観察
しなければならないため、解析の困難さが助長されてい
た。
【0007】そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、練
習者のフォーム等、被写体の中における対象物の動きを
容易に認識させることができる映像記録再生装置、及び
そのプログラムの提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
映像記録再生装置は、移動可能な対象物を含む第一被写
体及び第二被写体を、夫々連続的に撮像する撮像手段
と、該撮像手段によって撮像された前記第一被写体の第
一映像、及び前記第二被写体の第二映像を記憶する映像
記憶手段と、該映像記憶手段から前記第一映像及び前記
第二映像を読出すとともに、前記第一映像及び前記第二
映像を任意のフレームで停止させ前記第一被写体及び前
記第二被写体の静止画を同一画面上に表示させる第一表
示制御手段と、前記第一映像及び前記第二映像の再生を
指示するための再生指示手段と、該再生指示手段により
再生の指示があると、前記映像記憶手段から前記第一映
像及び前記第二映像を読出すとともに、前記第一映像及
び前記第二映像による動画を撮像開始時点から同時に再
生する第二表示制御手段とを具備するものである。
【0009】したがって、請求項1の発明の映像記録再
生装置によれば、撮像手段によって第一被写体及び第二
被写体が夫々撮像され、第一被写体の第一映像と第二被
写体の第二映像が映像記憶手段に記憶される。これらの
被写体には、移動可能な対象物(例えば、ゴルフのスイ
ングを行う練習者)が含まれており、背景とともに撮像
される。
【0010】画像を表示させる手段として、第一表示制
御手段と第二表示制御手段とを備えている。第一表示制
御手段は、第一映像及び第二映像を夫々任意のフレー
ム、すなわち使用者が観察したい所望のフレームで停止
させ、第一被写体及び第二被写体の静止画を同一画面上
に表示させる。一方、第二表示制御手段は、映像を再生
させる旨の指示があると、第一映像と第二映像とを撮像
開始時点から同時に再生し、動画を表示させる。
【0011】請求項2の発明にかかる映像記録再生装置
は、請求項1に記載の映像記録再生装置において、前記
画面上の座標の中から、任意の水平位置及び垂直位置を
指定するための位置指定手段と、該位置指定手段により
前記水平位置が指定されると、前記静止画上または前記
動画上に前記水平位置を通る縦線を描き、前記位置指定
手段により前記垂直位置が指定されると、前記静止画上
または前記動画上に前記垂直位置を通る横線を描く描画
手段とをさらに備えるものである。
【0012】したがって、請求項2の発明の映像記録再
生装置によれば、請求項1の発明の作用に加え、画面上
の座標に対して水平位置が指定されると、その水平位置
を通る縦線を静止画上または動画上に表示する。また、
画面上の座標に対して垂直位置が指定されると、その垂
直位置を通る横線を静止画上または動画上に表示する。
つまり、縦線及び横線により十字形状の図形が描画され
る。このため、十字形状の交点を、動きを観察したい対
象物に合わせるようにすれば、対象物の上下方向及び左
右方向の動きを容易に認識することが可能となる。
【0013】請求項3の発明にかかる映像記録再生装置
は、請求項1または請求項2に記載の映像記録再生装置
において、前記第一表示制御手段により表示された前記
第一被写体及び前記第二被写体の静止画を、互いに合成
させることが可能な複数種類の画像合成手段を有する合
成手段群と、該合成手段群の中から任意の前記画像合成
手段を選択するための合成選択手段と、該合成選択手段
により選択された前記画像合成手段を用いて、前記第一
映像における任意の第一画像、及び前記第二映像におけ
る任意の第二画像を合成し合成画像を表示させる第三表
示制御手段とをさらに備えるものである。
【0014】したがって、請求項3の発明の映像記録再
生装置によれば、請求項1または請求項2の発明の作用
に加え、第三表示制御手段は、合成手段群の中から任意
の画像合成手段が選択されると、選択された画像合成手
段を用いて第一画像と第二画像とを合成し、合成画像を
表示させる。
【0015】請求項4の発明にかかる映像記録再生装置
は、請求項3に記載の映像記録再生装置において、前記
第一画像及び前記第二画像を合成する際に、前記第一画
像及び前記第二画像の重み付けを設定するための重付設
定手段と、該重付設定手段によって設定された重み付け
に基づいて、前記第一画像及び前記第二画像の相対的な
明るさが変わるように、各画像の輝度データを補正する
データ補正手段とをさらに備えるものである。
【0016】したがって、請求項4の発明の映像記録再
生装置によれば、請求項3の発明の作用に加え、第一画
像及び第二画像の重み付けが設定されると、第一画像の
輝度データ及び第二画像の輝度データの少なくとも一方
を補正する。なお、両方の輝度データを補正する場合に
は相反方向、すなわち一方の画像が明るくなり他方の画
像が暗くなる方向に補正する。そして、このように補正
された形で合成されると、輝度データの大きな方の画像
が強調される。
【0017】請求項5の発明にかかる映像記録再生装置
は、移動可能な対象物を含む被写体を連続的に撮像する
撮像手段と、該撮像手段によって撮像された前記被写体
の映像を記憶する映像記憶手段と、該映像記憶手段から
前記映像を読出すとともに、該映像を再生する第四表示
制御手段と、前記映像の分解写真を表示させることを指
示するための分解指示手段と、一連の前記映像を構成す
る複数のフレーム画像の中から分解開始フレームを選択
するためのフレーム選択手段と、前記分解指示手段によ
り分解写真を表示する旨が指示されると、前記フレーム
選択手段により選択された前記分解開始フレームから所
定の間引き間隔で間引いた所定数のフレーム画像を順次
切出し、同一画面上に表示させる分解写真切出手段とを
具備するものである。
【0018】したがって、請求項5の発明の映像記録再
生装置によれば、撮像手段によって被写体が撮像され、
この映像が映像記憶手段に記憶される。第四表示制御手
段は、映像を再生させる旨の指示があると、映像を再生
し動画を表示させる。
【0019】一方、分解写真切出手段は、分解開始フレ
ームが選択され、且つ分解写真を表示させる旨が指示さ
れると、所定数のフレーム画像を順次切出し、同一画面
上に表示させる。ここで、所定数のフレーム画像は、選
択された分解開始フレームから始まり、所定の間引き間
隔で間引いたものであるため、分解開始フレームを適宜
選択することにより、一連の映像の中で、所望の範囲に
対して所定数の分解写真を切出すことが可能となる。
【0020】請求項6の発明にかかる映像記録再生装置
は、請求項5に記載の映像記録再生装置において、前記
分解写真切出手段により切出された所定数のフレーム画
像の中から任意の第三画像及び第四画像を選択するため
の画像選択手段と、複数種類の画像合成手段を有する合
成手段群と、該合成手段群の中から任意の前記画像合成
手段を選択するための合成選択手段と、該合成選択手段
により選択された前記画像合成手段を用いて、前記第三
画像及び前記第四画像を合成し合成画像を表示させる第
五表示制御手段とをさらに備えるものである。
【0021】したがって、請求項6の発明の映像記録再
生装置によれば、請求項5の発明の作用に加え、第五表
示制御手段は、合成手段群の中から任意の画像合成手段
が選択されると、選択された画像合成手段を用いて第三
画像と第四画像とを合成し、合成画像を表示させる。
【0022】請求項7の発明にかかる映像記録再生プロ
グラムは、撮像手段によって撮像された第一被写体の第
一映像、及び第二被写体の第二映像を記憶する映像記憶
手段と、該映像記憶手段から前記第一映像及び前記第二
映像を読出すとともに、前記第一映像及び前記第二映像
を任意のフレームで停止させ前記第一被写体及び前記第
二被写体の静止画を同一画面上に表示させる第一表示制
御手段と、再生が指示されると、前記映像記憶手段から
前記第一映像及び前記第二映像を読出すとともに、前記
第一映像及び前記第二映像による動画を撮像開始時点か
ら同時に再生する第二表示制御手段としてコンピュータ
を機能させるものである。なお、このプログラムには、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプロ
グラム、及びサーバーに記憶されたプログラムが含まれ
る。
【0023】したがって、請求項7の発明の映像記録再
生プログラムによれば、コンピュータにおいて実行させ
ると、コンピュータを利用して請求項1と同様の作用を
奏することが可能になる。
【0024】請求項8の発明にかかる映像記録再生プロ
グラムは、請求項7に記載の映像記録再生プログラムに
おいて、複数の画像合成手段の中から任意の画像合成手
段が選択されると、選択された前記画像合成手段を用い
て、前記第一映像における任意の第一画像、及び前記第
二映像における任意の第二画像を合成し合成画像を表示
させる第三表示制御手段として前記コンピュータを機能
させるものである。
【0025】したがって、請求項8の発明の映像記録再
生プログラムによれば、請求項7の発明の作用に加え、
コンピュータを利用して請求項3と同様の作用を奏する
ことが可能になる。
【0026】請求項9の発明にかかる映像記録再生プロ
グラムは、撮像手段によって撮像された被写体の映像を
記憶する映像記憶手段と、該映像記憶手段から前記映像
を読出すとともに、該映像を再生する第四表示制御手段
と、一連の前記映像を構成する複数のフレーム画像の中
から分解開始フレームが選択され、且つ分解写真を表示
する旨が指示されると、前記分解開始フレームから所定
の間引き間隔で間引いた所定数のフレーム画像を順次切
出し、同一画面上に表示させる分解写真切出手段として
コンピュータを機能させるものである。
【0027】したがって、請求項9の発明の映像記録再
生プログラムによれば、コンピュータにおいて実行させ
ると、コンピュータを利用して請求項5と同様の作用を
奏することが可能になる。
【0028】請求項10の発明にかかる映像記録再生プ
ログラムは、請求項9に記載の映像記録再生プログラム
において、前記分解写真切出手段により切出された所定
数のフレーム画像の中から任意の第三画像及び第四画像
が選択され、且つ複数種類の画像合成手段の中から任意
の画像合成手段を選択されると、選択された前記画像合
成手段を用いて、前記第三画像及び前記第四画像を合成
し合成画像を表示させる第五表示制御手段として前記コ
ンピュータを機能させるものである。
【0029】したがって、請求項10の発明の映像記録
再生プログラムによれば、請求項9の発明の作用に加
え、コンピュータを利用して請求項6と同様の作用を奏
することが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
映像記録再生装置について、図1乃至図15に基づき説
明する。図1は本発明の一実施形態である映像記録再生
装置1の構成を示す説明図であり、図2は映像記録再生
装置1の機能的構成を示すブロック図であり、図3は映
像記録再生装置1における画像合成手段の方法を示す説
明図である。また、図4乃至図9は映像記録再生装置1
における表示画面の具体例を示す説明図であり、図10
乃至図15は映像記録再生装置1における処理の流れを
示すフローチャートである。
【0031】本実施形態の映像記録再生装置1は、図1
に示すように、練習者Rのフォームを撮像するカメラ2
と、撮像された映像を処理し表示させるためのコンピュ
ータ3とを具備している。コンピュータ3は汎用のパソ
コンであり、コンピュータ本体4と、キーボード5及び
マウス6等の入力装置と、ディスプレイ7及びプリンタ
8等の出力装置とを備えている。なお、カメラ2によっ
て撮像された映像は、フロッピー(登録商標)ディスク
等の記録媒体を介してコンピュータ本体4に取り込まれ
るが、カメラ2とコンピュータ本体4とを専用ケーブル
で接続した場合には、このケーブルを介して送信するこ
とも可能である。ここで、カメラ2が本発明の撮像手段
に相当する。
【0032】カメラ2は、デジタルカメラであり、撮像
レンズ、光学系、CCD撮像デバイス、電子回路、及び
ビデオデコーダ等から構成されている。光学系とは、撮
像レンズで取入れた光学像をCCD撮像デバイスで変換
しやすいように光学的処理を行うものである。CCD撮
像デバイスは、光学像の明暗の変化に対して電気信号の
振幅を変化させるものであり、感光面に微小のフォトダ
イオードを縦横規則正しく配列している。また、電子回
路は、スイッチング素子でフォトダイオードを順次走査
することによりアナログ映像信号を出力するものであ
り、ビデオデコーダは、このアナログ映像信号を映像デ
ータに変換するものである。なお、映像データは連続的
に出力され、AVIファイルやMPGファイルの動画フ
ァイルとして記録される。
【0033】コンピュータ本体4は、主記憶装置、演算
装置、及び制御装置からなる中央処理装置(CPU)を
有する。また、コンピュータ本体4には映像記録再生プ
ログラムがインストールされており、図2に示すように
機能的構成として、映像記憶手段12、操作手段15、
表示制御手段16、合成手段群17、及び描画手段18
等の機能的構成を有する。
【0034】具体的に、映像記憶手段12は、カメラ2
によって撮像された被写体の映像を記憶するものであ
り、複数の映像を記憶することが可能である。なお、本
実施形態では、練習者Rのフォームを撮像した映像を第
一映像13とし、上達者のフォームを撮像した映像を第
二映像14として説明する。
【0035】操作手段15は、表示画面上の指定の位置
でマウス6をクリック操作(以下、「クリック」と称
す)することにより、その位置に対応した指示信号を表
示制御手段16に送出するものである。本実施形態の映
像記録再生装置1では、第一乃至第三再生指示手段3
2,33,34及び位置指定手段35は第一画面21
(図4参照)に対応し、合成選択手段36及び重付設定
手段37は第二画面22(図5参照)に対応し、分解指
示手段38及びフレーム選択手段39は第三画面23
(図6参照)に対応し、画像選択手段40は第五画面2
5(図8参照)に対応している。ここで、第三再生指示
手段34が本発明の再生指示手段に相当する。
【0036】表示制御手段16は、静止画制御部42及
び動画制御部43を有する。静止画制御部42は、本発
明の第一表示制御手段に相当するものであり、映像記憶
手段12から第一映像13及び第二映像14を読出すと
ともに、第一映像13及び第二映像14を夫々任意のフ
レームで停止させ、練習者Rのフォームと上達者のフォ
ームとを夫々静止画で表示させる。動画制御部43は、
本発明の第二表示制御手段及び第四表示制御手段に相当
するものであり、第一乃至第三再生指示手段32,3
3,34の操作に応じて映像記憶手段12から第一映像
13及び/または第二映像14を読出すとともに、第一
映像13及び/または第二映像14による動画を再生す
る。なお、静止画の表示中、位置指定手段35によっ
て、画面上の座標の中から任意の水平位置及び垂直位置
がそれぞれ指定されると、描画手段18は、静止画及び
動画上に、水平位置を通る縦線と垂直位置を通る横線と
を描く。
【0037】また、表示制御手段16は、第一合成制御
部44及びデータ補正部45を有する。第一合成制御部
44は本発明の第三表示制御手段に相当するものであ
り、合成手段群17の中から合成選択手段36によって
選択された画像合成手段を用いて、第一映像13におけ
る任意の画像(第一画像)と、第二映像14における任意
の画像(第二画像)を合成し、合成された画像を表示す
る。また、データ補正部45は、二つの画像を合成する
際に、重付設定手段37によって第一画像と第二画像の
重み付けが変更されると、それに基づいて各画像の輝度
データを補正し、第一画像と第二画像の相対的な明るさ
を変える。
【0038】なお、合成手段群17には、四種類の画像
合成手段49,50,51,52が設けられている。第
一画像合成手段49(残像合成)は、第一画像と第二画
像とのビットマップデータを夫々三原色(赤,緑,青)
の成分に分解し、夫々の成分において輝度データの大き
い方(輝度の高い方)を有効にしたり、その中間値を出
力したりすることにより二つの画像を合成するものであ
る。これによれば、半透明の画像が形成され、フォーム
を残像として見せることができる。
【0039】第二画像合成手段50(透過合成)は、第
一画像と第二画像とのビットマップデータを夫々三原色
(赤,緑,青)の成分に分解し、一方の画像における所
定の成分(赤成分)と、他方の画像における他の成分
(緑成分及び青成分)とを用いて合成画像を作成するも
のである。これによれば、被写体の中で動いていない部
分、例えば背景や練習者Rの頭部等は、三原色が全て揃
うため自然色で表現されるが、動いた部分については赤
成分のみ、または、緑成分及び青成分のみで表現され
る。つまり、第一画像と第二画像との違いを、赤い抜け
殻のように透過させて見せることができる。
【0040】第三画像合成手段51(垂直合成)は、図
3(a)に示すように、第一画像と第二画像とのビット
マップデータを夫々ピクセル単位で垂直方向に分解し、
第一画像の奇数列のデータと、第二画像の偶数列のデー
タとを夫々抽出して合成するものである。これによれ
ば、二つの画像の輪郭を同時に認識させることができる
とともに、一連のフォームにおける上下方向の動きを容
易に認識させることができる。
【0041】第四画像合成手段52(水平合成)は、図
3(b)に示すように、第一画像と第二画像とのビット
マップデータを夫々ピクセル単位で水平方向に分解し、
第一画像の奇数行のデータと、第二画像の偶数行のデー
タとを夫々抽出して合成するものである。これによれ
ば、二つの画像の輪郭を同時に認識させることができる
とともに、一連のフォームにおける左右方向の動きを容
易に認識させることができる。
【0042】図2に示すように、表示制御手段16は、
さらに第一映像13または第二映像14のいずれか一方
から分解写真を切出す分解写真切出部46と、切出した
分解写真を合成する第二合成制御部47とを有する。分
解写真切出部46は、本発明の分解写真切出手段に相当
するものであり、映像を構成する複数のフレーム画像の
中からフレーム選択手段39によって分解開始フレーム
が選択され、且つ分解指示手段38によって分解写真を
表示させる旨が指示されると、分解開始フレームから所
定の間引き間隔で間引いた所定数のフレーム画像を順次
切出し、同一画面上に表示させる。また、第二合成制御
部47は、本発明の第五表示制御手段に相当するもので
あり、切出された所定数のフレーム画像の中から二つの
画像(第三画像及び第四画像とする)が画像選択手段4
0によって選択されると、合成手段群17の中から合成
選択手段36によって選択された画像合成手段を用い
て、第三画像と第四画像とを合成し、合成された画像を
表示する。
【0043】ところで、これらの表示制御手段16から
出力された映像データまたは画像データは、ビデオエン
コーダ19によってアナログ信号に変換され、ディスプ
レイコントローラ20に出力される。
【0044】次に、本実施形態の映像記録再生装置1に
おける処理の流れについて、図10乃至図15に示すフ
ローチャート、及び図4乃至図9に示す表示画面に基づ
いて説明する。まず、映像を取得する旨の指示があると
(ステップS1においてYES)、映像取得処理ルーチ
ンを実行する(ステップS2)。この処理ルーチンで
は、図11に示すように、映像データが入力される毎に
(ステップS21においてYES)、その映像データを
映像記憶手段12に記憶する(ステップS22)。
【0045】一方、映像を再生させる旨の指示があると
(ステップS3においてYES)、映像表示処理ルーチ
ンを実行する(ステップS4)。この処理ルーチンで
は、第一画面21(図4参照)が表示される。そして、図
12に示すように、映像記憶手段12に記憶された複数
の映像データの中から、第一映像13とすべき映像デー
タが選択されると(ステップS41においてYES)、
第一映像13における基本フレーム(例えば撮像開始時
のフレーム)の画像を、第一画面21の左側の出力領域
61に表示する(ステップS42)。また、第二映像1
4とすべき映像データが選択された場合には(ステップ
S43においてYES)、第二映像14における基本フ
レームの画像を、右側の出力領域62に表示する(ステ
ップS44)。
【0046】なお、この表示画面において、出力領域6
1,62の上方には夫々座標バー63が設けられてお
り、この上の任意の位置でクリックされると、その位置
を通る縦線を描く。また、出力領域61,62の左側に
は夫々座標バー64が設けられており、この上の任意の
位置でクリックされると、その位置を通る横線を描く。
つまり、座標バー63,64とマウス6とを組合せたも
のが位置指定手段35に相当する。
【0047】その後、入力領域66a上でクリック(第
一再生指示手段32が操作)されると(ステップS45
においてYES)、第一映像13を動画として再生する
(ステップS46)。これにより、練習者Rにおける一
連のフォームを観察することが可能になる。また、入力
領域66b上でクリック(第二再生指示手段33が操
作)されると(ステップS47においてYES)、第二映
像14を動画として再生する(ステップS48)。これ
により、上達者における一連のフォームを観察すること
が可能になる。
【0048】なお、第一画面21には、各映像13,1
4の再生中に画像を停止させ、その時点のフレーム画像
を静止画として表示させるための入力領域67や、映像
を構成する複数のフレーム画像の中から所望の時点の画
像を抽出して表示させるための入力領域68、及び予め
定めた時点のフレーム画像を抽出して表示させるための
入力領域群69等が設けられている。なお、図4の入力
領域群69には、三つの入力領域しか示していないが、
実際には九つの入力領域が設けられている。
【0049】また、入力領域71上でクリック(第三再
生指示手段34が操作)されると(ステップS49にお
いてYES)、第一映像13及び第二映像14を動画と
して同時に再生する(ステップS50)。これにより、
練習者Rと上達者とにおける一連のフォームを比較しな
がら観察することが可能になる。なお、入力領域71の
近傍には、同時に再生している途中で両方の映像13,
14をともに停止させ、フレーム画像を表示させるため
の入力領域72や、両方の映像13,14に対して予め
定めた時点のフレーム画像を夫々抽出して表示させるた
めの入力領域群73等が設けられている。
【0050】第一画面21において、入力領域74がク
リックされることにより、二つの画像を合成させる旨の
指示があると(ステップS5においてYES)、第一合
成処理ルーチンを実行する(ステップS6)。この処理
ルーチンでは、第二画面22(図5参照)が表示される。
図13に示すように、出力領域75に第一映像13の第
一画像が表示され、且つ出力領域76に第二映像14の
第二画像が表示されていることを前提として(ステップ
S61においてYES)、合成手段群17の中から所望
の画像合成手段が選択されると(ステップS62におい
てYES)、選択された画像合成手段を用いて、第一画
像と第二画像とを合成し、合成画像を出力領域77に表
示させる(ステップS63)。なお、画像合成手段の選
択は、四つの入力領域78のいずれかの上でクリックす
ることにより行われる。
【0051】また、第二画面22には、夫々の出力領域
75,76に対応して、第一画像及び第二画像を、上下
方向に移動させるための入力領域79と左右方向に移動
させるための入力領域80とが設けられている。なお、
入力領域79,80によっていずれかの画像を移動させ
ると、移動された状態で合成される。つまり、第一画像
(練習者R)と第二画像(上達者)における頭部の位置
が互いに一致していなくても、これらの入力領域79,
80によって位置を調整することにより、頭部を重ねた
形で合成することができる。さらに、夫々の出力領域7
5,76に対応して、第一画像及び第二画像の大きさを
変更させるための入力領域群81が設けられている。こ
の入力領域81によっていずれかの画像が拡大または縮
小されると、その状態で合成される。つまり、第一画像
(練習者R)及び第二画像(上達者)における体格が互
いに異なっていても、画像の大きさを調整することによ
り、体格を一致させた状態で合成させることができる。
【0052】また、出力領域77に対して入力領域82
が設けられている。この入力領域82は、重付設定手段
37として機能するものであり、操作することにより、
第一画像の輝度データと、第二画像の輝度データとが相
反方向に補正される。このため、一方の画像のみを強調
した形で合成することができ、さらに強調度合を連続的
に調整することも可能である。また、合成された画像に
対して、その上から図形等を描くための入力領域群83
も設けられている。
【0053】一方、第一画面21(図4参照)におい
て、入力領域84がクリックされることにより、映像を
分解させる旨の指示があると(ステップS7においてY
ES)、分解処理ルーチンを実行する(ステップS
8)。この処理ルーチンでは、第三画面23(図6参照)
が表示される。そして、図14に示すように、入力領域
群85上で分解開始フレームが選択され(ステップS8
1においてYES)、さらに入力領域86によって分解
の開始が指示されると(ステップS82においてYE
S)、分解開始フレームから所定の間引き間隔で所定数
のフレーム画像を順に切出す(ステップS84)ととも
に、切出した所定数のフレーム画像(分解写真)を複数
の出力領域87に夫々表示する。(ステップS85)。
なお、ステップS81において、分解開始フレームが選
択されることなく、分解を開始する指示があった場合に
は、基本フレーム(例えば撮像開始フレーム)を分解開
始フレームとする(ステップS83)。
【0054】なお、各出力領域87の中には、出力領域
88に表示されている画像を強制的に出力領域87に取
込むための入力領域89が設けられている。また、切出
された所定数の分解写真を拡大し、第四画面(図7参
照)として表示させるための入力領域90も設けられて
いる。なお、第四画面24には、第一画面21と同じよ
うに、出力領域87全体の上方及び左側に、座標バー9
2,93が設けられており、座標バー92上の任意の位
置でクリックされると、この位置を通る縦線94を描
く。また、座標バー93上の任意の位置でクリックされ
ると、この位置を通る横線95を描く。ここで、この縦
線94及び横線95は、表形式で配列された所定数の分
解写真にわたって描かれることから、一連のフォームに
おいて僅かな動きも認識することが可能になる。
【0055】一方、第三画面23(図6参照)におい
て、入力領域97上でクリックされることにより、分解
写真を合成させる旨の指示があると(ステップS9にお
いてYES)、第二合成処理ルーチンを実行する(ステ
ップS10)。この処理ルーチンでは、第五画面25
(図8参照)が表示される。そして、図15に示すよう
に、分解写真の切出しが完了していることを前提として
(ステップS101においてYES)、合成手段群17
から所望の画像合成手段が選択され(ステップS102
においてYES)、さらに、切出した所定数の分解写真
の中から二つの画像が選択されると(ステップS103
においてYES)、選択された画像合成手段を用いて二
つの画像を合成し、合成された画像を出力領域98に表
示する(ステップS104)。なお、画像合成手段の選
択は、入力領域群99のいずれかの上でクリックするこ
とにより行われ、画像の選択は、合成写真に対応するフ
レームの番号を示した入力領域群100上でクリックす
ることにより行われる。
【0056】なお、第五画面25には、画面上に図形を
描くための入力領域101が設けられており、この入力
領域101上でクリックすると、第六画面26(図9参
照)が表示される。そして、入力領域群102から所望
の図形を選択し、その出力画面103上でマウス6操作
することにより、選択された図形を所望の大きさで描く
ことができる。例えば、出力領域103上で、ゴルフボ
ールの位置と練習者Rの首の位置とを通るように傾斜し
た楕円104または半円を描けば、ゴルフクラブのヘッ
ドの軌道が正しいか否かを容易に判断することができ
る。特に、出力領域103に、練習者Rの背面から撮像
した画像を表示すれば、楕円104または半円の描写を
より有効に活用することができる。また、アドバイスと
して画像に図形を書込むことも可能である。
【0057】なお、この第六画面26において、入力領
域105上でクリックすると、第五画面25(図8参
照)に戻り、出力領域98に画像及び図形が表示され
る。さらに、第五画面25に設けられた入力領域106
をクリックすると、図形が表示された状態で第一映像1
3が再生される。
【0058】このように、上記の映像記録再生装置1で
は、第一映像13及び第二映像14を、第一画面21
(図4参照)上で同時に再生することができるため、自
分のフォームと上達者のフォームとを見比べながら再生
することが可能である。また、夫々の映像を任意のフレ
ームで停止させ、静止画として表示させることもできる
ため、練習者R等は、任意の状態における画像同士を見
比べ、違いを詳細に解析することが可能である。
【0059】また、上記の映像記録再生装置1では、縦
線94及び横線95を表示させながら再生することがで
きるため、フォームの細かい動きを容易に認識させるこ
とができる。このため頭部の上下動や、腰部の前後動
等、練習者Rの細かい動きを容易に認識させることがで
きる。
【0060】また、上記の映像記録再生装置1では、第
一画像と第二画像とを合成することができるため、任意
の状態における画像同士を一層容易に比較することがで
きる。特に、練習者R等は、合成手段群17の中から、
フォームの解析に適した画像合成手段を選択することに
より、違いを確実に認識することが可能になる。
【0061】さらに、上記の映像記録再生装置1では、
任意のフレームから所定数の分解写真を切出すため、撮
像の間引き間隔を短くすることが可能となる。このた
め、練習者Rの体の振れやゴルフクラブの振れ等、細か
な動きについても認識させることができる。特に、分解
写真を合成することや図形を描くことも可能であるた
め、極めて容易に認識させることができる。
【0062】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0063】すなわち、上記実施形態の映像記録再生装
置1では、別の人物のフォームを互いに比較するものを
示したが、同一人物の過去及び現在のフォームを互いに
比較することも可能である。さらに、野球やテニス等、
ゴルフ以外のスポーツにおいても同様に使用することが
可能である。
【0064】また、上記実施形態の映像記録再生装置1
では、主に、ディスプレイ7に表示される画像について
説明したが、表示された画像をプリンタ8によって紙媒
体に印刷できることは言うまでもない。また、表示され
た画像のデータをフロッピーディスク等の記憶媒体に保
存することも可能である。さらに、テレビ表示用コンバ
ータを接続すれば、大型のテレビ画面に表示させること
も可能である。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の映像記
録再生装置は、二つの映像を同一画面上で同時に再生す
ることができるため、例えば、現在のフォームと過去の
フォームとを同時に再生したり、自分のフォームと他人
のフォームとを同時に再生することが可能である。この
ため、利用者は、違いを見比べながら細かい動きを認識
することができる。また、夫々の映像を任意のフレーム
で停止させ、静止画として表示させることもできるた
め、利用者は、任意の状態における画像同士を見比べ、
違いを詳細に解析することが可能である。
【0066】請求項2の発明の映像記録再生装置は、請
求項1の発明の効果に加えて、縦線及び横線を表示させ
ながら再生することにより、対象物の細かい動きを容易
に認識させることができる。
【0067】請求項3の発明の映像記録再生装置は、請
求項1または請求項2の発明の効果に加えて、第一映像
における任意の第一画像と、第二映像における任意の第
二画像とを合成することができるため、任意の状態にお
ける画像同士を一層容易に比較することができる。特
に、利用者は、合成手段群の中から、被写体に応じた最
適な画像合成手段を選択することにより、違いを確実に
認識することが可能になる。
【0068】請求項4の発明の映像記録再生装置は、請
求項3の発明の効果に加えて、重み付けを変更すること
により、画像の強調度合いを変えることができる。この
ため、画像の合成により不明確な部分が生じても、強調
度合いを調整することにより、明確にすることが可能で
ある。
【0069】請求項5の発明の映像記録再生装置は、任
意のフレームから所定数の分解写真を切出すため、撮像
の間引き間隔を短くすることが可能となる。このため、
対象物の細かな動きについても認識させることができ
る。
【0070】請求項6の発明の映像記録再生装置は、請
求項5の発明の効果に加えて、一連の映像において、観
察したい場面の画像を重ね合わせることにより、刻々と
変化する対象物の動きを極めて容易に認識させることが
可能である。
【0071】請求項7〜10の発明の映像記録再生プロ
グラムは、コンピュータを利用して、映像の同時再生、
画像の合成、及び分解写真の切出し等を行うことがで
き、これにより対象物の動きを容易に解析させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である映像記録再生装置の
構成を示す説明図である。
【図2】上記映像記録再生装置の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】上記映像記録再生装置における画像合成手段の
方法を示す説明図である。
【図4】上記映像記録再生装置における第一画面を示す
説明図である。
【図5】上記映像記録再生装置における第二画面を示す
説明図である。
【図6】上記映像記録再生装置における第三画面を示す
説明図である。
【図7】上記映像記録再生装置における第四画面を示す
説明図である。
【図8】上記映像記録再生装置における第五画面を示す
説明図である。
【図9】上記映像記録再生装置における第六画面を示す
説明図である。
【図10】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図11】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図12】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図13】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図14】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【図15】上記映像記録再生装置における処理の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 映像記録再生装置 2 カメラ(撮像手段) 3 コンピュータ 7 ディスプレイ 12 映像記憶手段 13 第一映像 14 第二映像 17 合成手段群 18 描画手段 34 第三再生指示手段(再生指示手段) 35 位置指定手段 36 合成選択手段 37 重付設定手段 38 分解指示手段 39 フレーム選択手段 40 画像選択手段 42 静止画制御部(第一表示制御手段) 43 動画制御部(第二表示制御手段,第四表示制御手
段) 44 第一合成制御部(第三表示制御手段) 45 データ補正部(データ補正手段) 46 分解写真切出部(分解写真切出手段) 47 第二合成制御部(第五表示制御手段) 49 第一画像合成手段 50 第二画像合成手段 51 第三画像合成手段 52 第四画像合成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/91 L 7/18 N 5/93 Z Fターム(参考) 5C025 BA25 BA27 BA28 CA06 CA09 CB10 DA10 5C053 FA06 FA14 HA22 JA16 KA24 LA01 LA03 LA06 LA11 5C054 AA01 AA05 CA04 CC02 CH01 EA05 ED11 EH01 EH07 FB03 FC03 FC08 FC13 FC14 FE18 FE19 FE23 GA00 GB01 GC03 HA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な対象物を含む第一被写体及び
    第二被写体を、夫々連続的に撮像する撮像手段と、 該撮像手段によって撮像された前記第一被写体の第一映
    像、及び前記第二被写体の第二映像を記憶する映像記憶
    手段と、 該映像記憶手段から前記第一映像及び前記第二映像を読
    出すとともに、前記第一映像及び前記第二映像を任意の
    フレームで停止させ前記第一被写体及び前記第二被写体
    の静止画を同一画面上に表示させる第一表示制御手段
    と、 前記第一映像及び前記第二映像の再生を指示するための
    再生指示手段と、 該再生指示手段により再生の指示があると、前記映像記
    憶手段から前記第一映像及び前記第二映像を読出すとと
    もに、前記第一映像及び前記第二映像による動画を撮像
    開始時点から同時に再生する第二表示制御手段とを具備
    することを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記画面上の座標の中から、任意の水平
    位置及び垂直位置を指定するための位置指定手段と、 該位置指定手段により前記水平位置が指定されると、前
    記静止画上または前記動画上に前記水平位置を通る縦線
    を描き、前記位置指定手段により前記垂直位置が指定さ
    れると、前記静止画上または前記動画上に前記垂直位置
    を通る横線を描く描画手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第一表示制御手段により表示された
    前記第一被写体及び前記第二被写体の静止画を、互いに
    合成させることが可能な複数種類の画像合成手段を有す
    る合成手段群と、 該合成手段群の中から任意の前記画像合成手段を選択す
    るための合成選択手段と、 該合成選択手段により選択された前記画像合成手段を用
    いて、前記第一映像における任意の第一画像、及び前記
    第二映像における任意の第二画像を合成し合成画像を表
    示させる第三表示制御手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の映像記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第一画像及び前記第二画像を合成す
    る際に、前記第一画像及び前記第二画像の重み付けを設
    定するための重付設定手段と、 該重付設定手段によって設定された重み付けに基づい
    て、前記第一画像及び前記第二画像の相対的な明るさが
    変わるように、各画像の輝度データを補正するデータ補
    正手段とをさらに備えることを特徴とする請求項3に記
    載の映像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 移動可能な対象物を含む被写体を連続的
    に撮像する撮像手段と、 該撮像手段によって撮像された前記被写体の映像を記憶
    する映像記憶手段と、 該映像記憶手段から前記映像を読出すとともに、該映像
    を再生する第四表示制御手段と、 前記映像の分解写真を表示させることを指示するための
    分解指示手段と、 一連の前記映像を構成する複数のフレーム画像の中から
    分解開始フレームを選択するためのフレーム選択手段
    と、 前記分解指示手段により分解写真を表示する旨が指示さ
    れると、前記フレーム選択手段により選択された前記分
    解開始フレームから所定の間引き間隔で間引いた所定数
    のフレーム画像を順次切出し、同一画面上に表示させる
    分解写真切出手段とを具備することを特徴とする映像記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記分解写真切出手段により切出された
    所定数のフレーム画像の中から任意の第三画像及び第四
    画像を選択するための画像選択手段と、 複数種類の画像合成手段を有する合成手段群と、 該合成手段群の中から任意の前記画像合成手段を選択す
    るための合成選択手段と、 該合成選択手段により選択された前記画像合成手段を用
    いて、前記第三画像及び前記第四画像を合成し合成画像
    を表示させる第五表示制御手段とをさらに備えることを
    特徴とする請求項5に記載の映像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 撮像手段によって撮像された第一被写体
    の第一映像、及び第二被写体の第二映像を記憶する映像
    記憶手段と、 該映像記憶手段から前記第一映像及び前記第二映像を読
    出すとともに、前記第一映像及び前記第二映像を任意の
    フレームで停止させ前記第一被写体及び前記第二被写体
    の静止画を同一画面上に表示させる第一表示制御手段
    と、 再生が指示されると、前記映像記憶手段から前記第一映
    像及び前記第二映像を読出すとともに、前記第一映像及
    び前記第二映像による動画を撮像開始時点から同時に再
    生する第二表示制御手段としてコンピュータを機能させ
    ることを特徴とする映像記録再生プログラム。
  8. 【請求項8】 さらに、複数の画像合成手段の中から任
    意の画像合成手段が選択されると、選択された前記画像
    合成手段を用いて、前記第一映像における任意の第一画
    像、及び前記第二映像における任意の第二画像を合成し
    合成画像を表示させる第三表示制御手段として前記コン
    ピュータを機能させることを特徴とする請求項7に記載
    の映像記録再生プログラム。
  9. 【請求項9】 撮像手段によって撮像された被写体の映
    像を記憶する映像記憶手段と、 該映像記憶手段から前記映像を読出すとともに、該映像
    を再生する第四表示制御手段と、 一連の前記映像を構成する複数のフレーム画像の中から
    分解開始フレームが選択され、且つ分解写真を表示する
    旨が指示されると、前記分解開始フレームから所定の間
    引き間隔で間引いた所定数のフレーム画像を順次切出
    し、同一画面上に表示させる分解写真切出手段としてコ
    ンピュータを機能させることを特徴とする映像記録再生
    プログラム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記分解写真切出手段により
    切出された所定数のフレーム画像の中から任意の第三画
    像及び第四画像が選択され、且つ複数種類の画像合成手
    段の中から任意の画像合成手段を選択されると、選択さ
    れた前記画像合成手段を用いて、前記第三画像及び前記
    第四画像を合成し合成画像を表示させる第五表示制御手
    段として前記コンピュータを機能させることを特徴とす
    る請求項9に記載の映像記録再生プログラム。
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